JP5446189B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施例に係る携帯電話機100の開放状態を示す外観斜視図である。同図に示すように、本実施例の携帯電話機100は、固定部2と、この固定部2とほぼ同等サイズの可動部5とを備える。固定部2と可動部5とはともに偏平直方体箱状であり、互いの一方の短辺を連結部である2軸ヒンジ部1にて連結されている。2軸ヒンジ部1は、固定部2と可動部5とを折り畳み自在に連結する。
図2は、2軸ヒンジ部(連結部)1及びこの2軸ヒンジ部1を貫通する細線同軸ケーブル32の構造を示す斜視図である。なお、図2においては、2軸ヒンジ部1及び細線同軸ケーブル32の構造がよく解るように図1に示す連結部カバー1a,1bを外した状態を示している。2軸ヒンジ部(連結部)1は、第1の回転機構部1Aと第2の回転機構部1Bとから構成されている。第1の回転機構部1Aは固定部2の一方の端部に、短辺に沿って延びる回転中心軸を有し、固定部2に対して、可動部5を、両者が重なる折りたたみ状態から、図1に開放状態として示す所定角度まで回転中心軸を中心に回動させる。
図3は、可動部5の内部構成を示す分解斜視図である。図3において、可動メインケース20は、プレス等により打ち抜かれた概略平板状の第1の板金部材21が、樹脂材料22によりインサート成型されて作製されており金属と樹脂のハイブリット構造になっている。第1の板金部材21の材料は比較的剛性の高い、ステンレス鋼SUS301である。そして、可動メインケース20は、平板状の第1の板金部材21が、外縁部を樹脂材料22により所定の幅分だけ封止されて構成されている。すなわち、可動メインケース20は、中央部に第1の板金部材21が露呈して、この第1の板金部材21の外縁部を埋め込むようにして所定厚さ及び所定幅の枠部22aが形成された構成となっている。
図4は、可動メインケース20の分解斜視図である。図5は、第1の板金部材21の第1の板金部材21の樹脂材料22に覆われる端辺が全長にわたって二段付き曲げ形状部(クランプ形状)21bとなっている様子を示す斜視図である。図6は、可動部5の短辺方向の部分的な断面図である。なお、図4は完成部品として樹脂材料22に埋め込まれる第1の板金部材21を樹脂から抜いた様子を示している。なお、図6において、LCDユニット26のうち、アクリル層26A、タッチパネル26B及び液晶表示パネル26Cの部分は、ガラスを示すハッチングにて記載している。
図5及び図6において、第1の板金部材21は、枠部22aに埋め込まれた対向する2つの長辺は、可動メインケース20の曲げや捻りに対する剛性を向上させる目的で、全長にわたって二段付き曲げ形状部(クランプ形状部)21bとなっている。この二段付き曲げ形状部21bは、第1の板金部材21の端部が平板状の主面から直角方向に断面L字型に所定の曲率半径で湾曲する第1の湾曲部C1と、この第1の湾曲部C1に続いて概略同じ曲率半径で断面U字状に折り返すように湾曲する第2の湾曲部C2を含んだ断面形状になっている。つまり、本実施例の二段付き曲げ形状部21bは、第1の板金部材21の主面に対して直角と180度と2度湾曲し最終的に端部は第1の板金部材21の主面と直角となっている。
図7は、可動メインケース20にLCDユニット26を取り付ける工程を示す斜視図である。図8は、第1の板金部材21に穿孔された係合穴を貫通する係合爪26bが可動メインケース20に係合する様子を示す斜視図である。図9は、可動部5の係合爪26b部分の断面図である。LCDユニット26は、上記のように可動メインケース20の前面側に設けられた表側凹部20aに嵌め込まれて装着されている(図3)。このように、LCDユニット26が、可動メインケース20の前面に形成された第1の板金部材21を底面とする表側凹部20aに装着されることで、薄型化が促進されるとともに意匠性が向上する。
図10から図12は本実施例の変形例を示す。図10は、第1の板金部材21に穿孔された係合穴を貫通する係合爪26bを外方に付勢する楔34を挟み込む工程を示す斜視図である。図11は、楔34を挟み込んだ様子を示す図10に示すB領域の部分拡大図である。図12は、楔34により可動部5の係合爪26bが湾曲した状態を示す断面図である。この例においては、第1の板金部材21の係合穴21a内に楔34が差し込まれている。楔34は、樹脂を材料とする平板状の小片で、先端部には先に向かって薄くなる傾斜面が形成されている。楔34は、係合穴21a内の係合穴21aの開口縁と係合爪26bとの間に圧入されて、係合爪26bを係合穴21aの反対側の開口縁に押圧する。
また、携帯電話機100の分解時には、携帯電話機100の背面から背面意匠パネル30及び第2の板金部材28を取り外すと、係合爪26bが露呈するので、この係合爪26bをそれぞれ先端部を内方方向に撓ませると、係合爪26bの係合穴21aへの係合が外れて、LCDユニット26を容易に取り外すことができる。
1A 第1の回転機構部
1B 第2の回転機構部
3 固定リアケース
4 固定フロントケース
5 可動部
8 操作キー
9a 表示部
10 受話部
20 可動メインケース(メインケース)
20a 表側凹部
20b 裏側凹部
21 第1の板金部材
21a 係合穴
21b 二段付き曲げ形状部(クランプ形状部)
21c 面取り
22 樹脂材料
22a 枠部
25,27,29 両面粘着シート
26 LCDユニット(液晶表示ユニット)
26A アクリル層
26B タッチパネル
26C 液晶表示パネル
26a 表示部
26b 係合爪
26c 面取り
28 第2の板金部材
30 背面意匠パネル
32 細線同軸ケーブル
34 楔
100 携帯電話機(携帯端末装置)
C1 第1の湾曲部
C2 第2の湾曲部
Claims (5)
- 係合穴が穿孔された平板状の第1の板金部材が樹脂材料とモールド成型により一体に成型され、前記第1の板金部材の外縁部に前記樹脂材料により枠部が形成され、裏面に前記第1の板金部材の裏面を底面として裏側凹部が形成されたメインケースと、
前記メインケースの前面に配設された第1の両面粘着シートと
裏面に立設させた係合爪を前記係合穴に係合させるとともに、前記第1の両面粘着シートで前記メインケースの前面に貼着される液晶表示ユニットと、
前記メインケースの裏面に前記裏側凹部を覆うように配設され、前記メインケースと共に電子部品の収納空間を形成する平板状の第2の板金部材とを備え、
前記枠部に埋め込まれた前記第1の板金部材の外縁部には、前記第1の板金部材の平板状の主面である基端部に対して第1の方向に湾曲する第1の湾曲部と、前記第1の湾曲部に連続して前記第1の方向と異なる第2の方向に湾曲する第2の湾曲部とを含むクランプ形状部が設けられ、
前記第1の板金部材を埋め込む前記枠部の外面形状は、前記第1の板金部材の平板状の主面である基端部に直交する方向に2分割可能な湾曲面とされており、
前記クランプ形状部に含まれる前記第1の湾曲部の基端部に前記係合穴が配置されている
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記液晶表示ユニットは、液晶表示パネルとタッチパネルの複合体である
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記メインケースの前面に前記第1の板金部材の表面を底面とする表側凹部が形成され、前記液晶表示ユニットは、前記表側凹部に嵌め込まれて装着されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記係合穴と前記係合爪との間に圧入され、前記係合爪を前記係合穴に押圧する楔を備えた
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。 - 前記楔は、前記第2の板金部材に前記係合穴に向けて突設されている
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
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