JP4586174B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Description
テンキー211は、0から9までの数字キーを含む。カーソルキー(十字キー)212は、カーソルを四方向に移動させることができるキーであり、例えば、表示部11に比較的制限された幾つかの選択肢を含む機能選択メニューが表示されている場合に、その中から、ユーザに所望の選択肢を選んでもらう等といった用途に利用されると便利である。また、決定キー213は、カーソルキー212で選択された選択肢を決定する際等に利用するキーである。
なお、操作部21は、上記の他、各種のアルファベットキー、エンターキー、ファンクションキー等の各種機能の実現を担うキーをも含み得る。
なお、図4においては、これら切り欠き部(51a,51b)の存在を強調するため、当該切り欠き部が仮に存在しないとした場合における輪郭形状を破線でもって示している。
また、この金属板51には、前述の凸部514と同様の、凸部512,513が形成されている。これら凸部512,513は、例えば、前記電気回路基板111に含まれる比較的肉厚となる諸要素の配置等に応じて設けることができる。つまり、これら凸部512,513が金属板51のどこに設置されるべきかは、当該要素の配置等に応じて、基本的に自由に設定されうる(かかる事情は、前記凸部514についてもあてはまる。)。
いずれにせよ、上述の凸部512乃至514の存在によると、単純平坦な金属板を想定すると明らかなように、金属板51の強度が増加するという効果が得られる。
この封止部521は、浸水を防止するための主要な役割を担う。この点については、後述する。
排水溝522Gは、この帯状突起部522の一部が、4箇所において断絶されることによって形成されている。この排水溝522Gの存在によって、金属板51が存在する場所と、帯状突起部522を挟んで当該場所と反対側の場所(図3乃至図5では、図中上方に位置する場所)とは空間的に連通される(図2も参照)。
この場合、これらシート状パッキン52及び金属板51を接合するためには、インサート成形法を用いるのが最適な手段の一つである。ここでインサート成形とは、所定の形状をもつ金型内に金属素材等を挿入した後、樹脂を注入することで、当該金属素材と樹脂素材とを一体化した成形品を得る方法である。本実施形態に関して言えば、前記金属素材として、予め図4に示すような形状に形作った金属板51を用意するとともに、前記金型の所定の形状を、図4に示すようなシート状パッキン52の形状にほぼ合致するように形作っておけばよい。この場合、金型内における前記係合壁515の配置関係を適当に定めておけば、図9に示すように、係合壁515の形成部分とシート状パッキン521の形成部分とを接合部分として、金属板51及びシート状パッキン52間の接合を図ることができる。
排水溝182Gは、これら複数のリブ182L間の間隙として、当該リブ182Lの形成とともに形成される。したがって、排水溝182Gは一定の長さをもって延在する溝であり、その方向は前記排水方向に一致する。
また、リブ182L及び排水溝182Gは、例えば図8に示すように、窓511が存在すべき場所その他の当該携帯電話に必要な要素が配置されるべき場所においては一部形成されていない。
まず、本実施形態に係る携帯電話に、防水板5を組み付けるためには、図2に示すように、当該防水板5を、電気回路基板111が設置済みであるフロントケース181の内面の上に載置する。この場合、防水板5の封止部521が、フロントケース181の封止用溝181aの上に位置付けられるように載置し、封止部521を指で封止用溝181aに押し込む(図9参照)。続いて、リアケース182を、フロントケース181上の防水板5の上に重ねるように配置する。この場合、リアケース182の封止用突起182Kが、前記封止部521及び封止用溝181aの上に位置付けられるようにする。
すなわち、第1に、封止部521の図中上端では、当該封止部521を下に押さえ付けるような力が働く。この結果、前記の第1の力は封止用溝181aの底によって受け止められ、且つ、封止部521は上述のように弾性変形可能な樹脂材料から作られているので、当該封止部521の下端付近では、図9に示すように、径方向へ拡散するかのような力が作用する。このようにして、封止部521が径方向に圧縮される結果、封止部521と封止用溝181aとの間の密着性は高められることになる。
(1) 本実施形態に係る携帯電話では、極めて実効的な防水機能が発揮される。これは、上述のように、封止部521と封止用溝181aとの密着が好適な態様でもって実現されることによる。
すなわち、封止部521は、上述のように、組み付け時、その一端において封止用突起182Kの力を受ける結果、その他端部が、径方向に拡散し、且つ、それによって封止用溝181aの側壁から径方向に圧縮される反作用力を受ける。封止部521と封止用溝181aとは、このようにして密着性が高められることから、実効的な防水機能が発揮されることになるのである。
特に、上述のような径方向の圧縮作用は、第2筐体2が捻れ等の変形を受けるときであっても、封止部521及び封止用溝181a間の密着性を維持する可能性を高める。つまり、本実施形態においては、第2筐体2の変形があっても、浸水の生じるおそれが極めて低減されているのである。
また、同じ理由から、量産される携帯電話間で防水板5の組み付けについて、ばらつきが生じるおそれも殆どなく、防水機能に関する品質維持も容易となるという効果も得られる。
また、このリアケース182の強度向上という結果は、当該リアケース182、更には第2筐体2全体に、捻れ等の変形を生じさせがたくすることを意味するから、前記の防水効果の増大を、効果的にアシストするという付随的効果をも引き寄せる。
第1に、金属板51の存在によって、防水板5全体の薄型化が可能である。また、この金属板51の存在は、防水板51全体の剛性付与にも当然資している。これは、仮に、図3のような板状の防水板をすべて樹脂材料から構成する場合から比べると、より明瞭である。このような場合、当該防水板に、前記(1)の組み付け容易性を確保するため適当な剛性を与えようとすれば、該防水板は比較的厚めになってしまうおそれが大きくなるからである。
以上のように、金属板51は、防水板5、あるいは第1筐体1の薄型化、ひいては携帯電話全体の小型化の達成を容易にし、更には、前記(1)の組み付け容易性という効果を、更に実効的に享受可能とする。
したがって、本実施形態に係る携帯電話は、ノイズ等の影響を受けずに、より正確に動作しうることになる。
なお、このような効果を、より実効的に享受可能とするためには、金属板51は、適当な手段によって、接地されているとよい。
なお、切り欠き部51bについても、例えばダイバーシティ受信用のサブアンテナとして第1筐体1又は第2筐体2の内部に配置され得る帯状のアンテナエレメント(不図示)に関して、上述と同様の効果が奏される。この場合、当該帯状のアンテナエレメントが、図1の軸Axに沿うような直線要素を含む場合、当該切り欠き部51bの作用効果が最大限発揮され得る。
(1) 上記実施形態では、第1筐体1及び第2筐体2の2つの筐体をもつ携帯電話に、本発明に係る「板状防水手段」を適用する例について説明しているが、本発明はかかる形態に限定されるわけでは勿論ない。例えば、筐体が1つしかない場合であっても、当然、本発明の適用は可能である。
Claims (4)
- 第1ケース及び第2ケースを含む筐体と、
前記第1ケースの輪郭をなぞるように且つ該第1ケースの内面に形成された溝と、
前記第2ケースの内面に形成され、且つ、前記溝に対向する突起と、
前記第1ケース及び前記第2ケースによって挟まれる板状防水手段と、
前記板状防水手段の一部として含まれ、前記溝及び前記突起間に挟まれる封止部と、
前記筐体内のアンテナと、
前記板状防水手段の一部に設けられた金属板とを備え、
前記金属板は、前記アンテナの設置場所から距離をとるように切り欠き部を設けたことを特徴とする携帯型電子機器。 - 前記第2ケースの内面には、所定の方向に延在する第1排水溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
- 前記板状防水手段には、前記第1排水溝が延在する方向と同じ方向に延在する第2排水溝が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子機器。
- 前記第2ケースの内面には、前記所定の方向に延在するリブが複数形成されており、前記第1排水溝は、前記リブ間の間隙として形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯型電子機器。
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