JP5445021B2 - 射出成形方法及び射出成形装置 - Google Patents

射出成形方法及び射出成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5445021B2
JP5445021B2 JP2009242731A JP2009242731A JP5445021B2 JP 5445021 B2 JP5445021 B2 JP 5445021B2 JP 2009242731 A JP2009242731 A JP 2009242731A JP 2009242731 A JP2009242731 A JP 2009242731A JP 5445021 B2 JP5445021 B2 JP 5445021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
outer shell
iron core
restraining
elevating plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009242731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011088329A (ja
Inventor
慶明 増渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2009242731A priority Critical patent/JP5445021B2/ja
Publication of JP2011088329A publication Critical patent/JP2011088329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5445021B2 publication Critical patent/JP5445021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • H02K1/2766Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets

Description

本発明は、例えば永久磁石同期型のモータに用いられる回転子積層鉄心の磁石挿入孔に永久磁石を樹脂で封止するための射出成形方法及び射出成形装置に関する。
前記回転子積層鉄心の磁石挿入孔に収容された永久磁石は、該磁石挿入孔の内面と永久磁石の表面との間の隙間に溶融状態の合成樹脂を圧入して封止されるようになっていた。この永久磁石の樹脂封止装置として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この樹脂封止装置は、図9に示すように、テーブル61に取り付けられた下型62の上面に回転子積層鉄心63が支持される。油圧シリンダ64によって昇降される補助テーブル65の上面には、複数に分割された外筒66が支持される。各外筒66の内部にはテーパ面を有する中芯部67が収容され、油圧シリンダ68によって上下方向に往復動されるようになっている。そして、前記油圧シリンダ64によって、図10に示すように、前記テーブル65を上昇させて、前記外筒66及び中芯部67を回転子積層鉄心63の軸孔63aに挿入する。その後、前記油圧シリンダ68によって前記中芯部67を下方に移動させ、この中芯部67のテーパ面の楔作用により、前記各外筒66を矢印方向に移動して拡径させる。この結果、回転子積層鉄心63の軸孔63aの内周面に前記各外筒66の外面が押し付けられて、下型62の上面に支持された回転子積層鉄心63が所定位置に拘束されるようになっている。この状態において、図示しない上型が前記回転子積層鉄心63の上端面に接触され、該上型に装着された溶融樹脂の圧入装置によって、回転子積層鉄心63の磁石挿入孔に溶融樹脂を圧入して、回転子積層鉄心63に永久磁石を樹脂により封止するようになっていた。
特開2008−199890号公報(明細書の段落0044〜0047、図8及び図9参照)
ところが、上記従来の封止装置は、前記外筒66及び中芯部67を昇降動作させるために、専用の油圧シリンダ64及び補助テーブル65が必要となるばかりでなく、前記中芯部67を上下方向に作動させるために専用の油圧シリンダ68も必要となる。このため、装置の部品点数が多くなって、装置の製造及び組付作業が面倒で、装置コストを低減することができないという問題があった。又、油圧シリンダ64,68を作動させるために動力が必要となるため、ランニングコストを低減することもできないという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、部品点数を低減して、製造及び組付作業を容易に行い、装置コスト及びランニングコストを低減することができる射出成形方法及び射出成形装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、開閉可能な第1型と第2型との間において、円筒状の外殻体に形成された空間の内部に合成樹脂を射出する射出方法であって、前記第1型及び第2型の少なくとも一方に設けられるとともに複数の拘束部材と該複数の拘束部材を押圧する押圧部材とを含んで構成される拘束機構を、型閉め動作を利用して作動させて、前記外殻体の移動を拘束し、前記外殻体を第1型上にセットし、ゲートを備えた第2型に設けられた前記押圧部材により、第1型に設けられた前記複数の拘束部材を動作させて前記外殻体の内周面から拘束し、前記拘束機構に設けられた位置変位機構により、前記外殻体の高さ寸法の変化に対応して、前記押圧部材を変位させることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記外殻体は、複数枚の鉄心片を積層した鉄心であって、その鉄心の磁石収容孔に樹脂を射出することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、円筒状の外殻体の下端面を支持する第1型と、前記外殻体の上端面に接離可能に装設された第2型と、前記第2型に設けられ、外殻体に形成された空間に溶融樹脂を供給する樹脂供給機構とを有し、前記外殻体の内周面と接離可能に対向するように、前記第1型又は第2型に装設された複数の拘束部材と、前記第1型及び第2型の型閉め動作を利用して、前記各拘束部材を、前記外殻体の内周面に押圧して外殻体を所定位置に拘束する動作を行う拘束機構とを備え、前記拘束機構には、前記外殻体の高さ寸法の変化に対応して、各拘束部材の押圧部材を変位させる位置変位機構が設けられていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記拘束部材の外殻体と反対側の被押圧面には、前記外殻体の内周面の中心軸線に対して傾斜する傾斜面が形成され、前記第2型又は第1型には、前記傾斜面に接触される斜状の押圧面を有する前記押圧部材が上下方向に往復動可能に支持され、前記第2型又は第1型と前記押圧部材との間には、付勢部材が介在され、該付勢部材によって前記押圧部材の位置を変位させる前記位置変位機構が構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項3又は4において、前記各拘束部材は、退避位置復帰機構によって、第1型が第2型から離隔しているときには外殻体の内周面から離隔した退避位置に復帰されるように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか1項において、流体圧シリンダによって昇降動作される第1昇降板には、第2昇降板が所定のストローク範囲内で昇降可能に装着され、同じく前記第1昇降板には所定のストローク範囲内で第3昇降板が昇降可能に装着され、該第3昇降板には第2型が装着され、前記第1昇降板にはスプルーブッシュが下向きに取り付けられ、前記第2昇降板、第3昇降板及び第2型には、前記第1〜第3昇降板、第2型及び第1型が互に接触された型閉め状態において、前記スプルーブッシュから供給される溶融樹脂を、前記外殻体の空間の内部に供給するためのスプルーが形成されるように構成されていることを要旨とする。
(作用)
この発明は、第1型及び第2型の少なくとも一方に設けられた拘束機構を、型閉め動作を利用して作動させ、その拘束機構の中の複数の拘束部材により外殻体の移動をその内周面において拘束する。このため、各拘束部材を作動させるための専用の作動機構が不要となり、装置の部品点数が低減され、製造及び組付作業が容易となる。又、各拘束部材を作動させるための専用の動力も不要となる。
本発明によれば、部品点数を低減して、製造及び組付作業を容易に行い、装置コスト及びランニングコストを低減することができる。
この発明を、モータの回転子積層鉄心への永久磁石の樹脂封止装置として具体化した一実施形態を示す型閉め状態の中央部縦断面図。 回転子積層鉄心の支持しを支持する下型ユニットを示す平面図。 樹脂封止装置の型開き状態を示す中央部縦断面図。 下型ユニットの拡大縦断面図。 図4の1−1線断面図。 鉄心拘束部材及び退避位置復帰機構を示す分解斜視図。 上型把持体、上型及び押圧ピン等の分解斜視図。 樹脂封止装置の型閉め完了直前の状態を示す縦断面図。 従来の樹脂封止装置の回転子積層鉄心の非拘束状態を示す正面図。 同じく回転子積層鉄心の拘束状態を示す正面図。
以下、本発明の樹脂封止装置を具体化した一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図3に示すように、ベット11の上面には下型ユニット12が取り外し可能に装着されている。下型ユニット12の下部を構成する載置台13の上面には、リング状をなす取付台座14が設けられ、該取付台座14の上面には図6に示すように、下型ユニット12の着脱の際にハンドルとなる複数の把持部材15が固定されている。前記載置台13は、図3に示すように、前記ベット11の上面にクランプ金具16によって所定位置に締め付け固定されている。
前記載置台13の上面には、前記取付台座14の内側に位置するように第1型としての円環状の下型17(図6参照)が図示しないボルトによって載置台13の所定位置に締め付け固定されている。この下型17の上面17aには、外殻体としてのモータの回転子積層鉄心(以下単に鉄心18という)が載置される。この鉄心18は、多数枚のリング状の鉄心片18aを積層することにより全体として円筒状をなすように形成されている。なお、各鉄心片18aには隣接する他の鉄心片18aと嵌り合う小さな凹凸(図示しない)が形成され、各鉄心片18a間に位置関係が決定されるようになっている。鉄心18の中央に形成された軸孔18bの内周面18cには、図2に示すように、一対の位置決め突起18dが形成されている。前記鉄心18には複数の縦孔状の収容空間19が同一円周上に所定間隔をおいて多数箇所に貫設され、各収容空間19には、細長い板状をなす永久磁石20がそれぞれ収容されている。前記収容空間19の下端開口は、前記下型17の上面17aに鉄心18の下端面が接触されることによって閉塞されている。
図4及び図5に示すように、前記載置台13の上面には、前記鉄心18の内側に位置するように複数(この実施形態では4)本の棒状をなすガイド部材21が立設状態でボルト22によって固定されている。前記各ガイド部材21の前記鉄心18側の表面は円弧状をなす位置規制面21aとなっていて、各位置規制面21aは前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cに接触されるようになっている。前記4つのガイド部材21の位置規制面21aのうち2つの位置規制面21aの中央部には、図2に示すように、前記鉄心18の位置決め突起18dを係合するための係合溝21bが上下方向に形成されている。この突起18dと係合溝21bとの係合により、前記鉄心18が前記下型17の上面17a上で回動しないようになっている。前記ガイド部材21の位置規制面21aと反対側の側面には2つの案内面21cが形成され、次に述べる鉄心拘束部材23を案内するようにしている。
前記載置台13の上面には、前記下型17及び鉄心18の内側に位置するように、かつ前記各ガイド部材21の間に位置するように、拘束部材としての複数(この実施形態では4つ)の鉄心拘束部材23が載置されている。前記各鉄心拘束部材23の円周方向の両側面には、前記ガイド部材21の一対の案内面21cによって鉄心18の半径方向に案内される互いに平行な被案内面23aが形成されている。各鉄心拘束部材23の外周面には、図6に示すように前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cに押圧接触される円弧状の押圧面23bが形成され、内周側には断面円弧状の被押圧面としての傾斜面23cが形成されている。前記各鉄心拘束部材23の傾斜面23cは、全体として上端から下端に行くに従い小径となるように傾斜している。そして、前記各鉄心拘束部材23の4つの傾斜面23cに後述する押圧ピン47のテーパ面47aが接触された状態で、押圧ピン47が下方に移動されると、前記各鉄心拘束部材23が鉄心18の軸孔18bの内周面18cに押し付けられて、鉄心18が所定位置に拘束保持されるようになっている。
前記下型17と鉄心拘束部材23との間には、前記各鉄心拘束部材23を常(上型ユニット31が下型ユニット12から離隔したとき)には前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cから内方に離隔した退避位置に付勢保持するための退避位置復帰機構24が設けられている。この機構24について以下に説明する。
前記下型17と各鉄心拘束部材23との間にはコイルばね25が介在され、このコイルばね25の弾性力によって、前記鉄心拘束部材23が鉄心18の軸孔18bの内周面18cから離隔された退避位置に付勢されるようになっている。前記下型17には、前記各鉄心拘束部材23と対応するように複数箇所に挿入孔17bが形成されている。前記各鉄心拘束部材23の下端部には、ストローク設定ピン26が螺着され、各挿入孔17bにこれらのストローク設定ピン26が挿入されている。このストローク設定ピン26の一端部には頭部26aが一体に形成され、該頭部26aは前記挿入孔17bの端部に形成されたストッパ部17cに対応されている。
次に、前記鉄心18の収容空間19と永久磁石20との間の隙間に溶融状態の合成樹脂を圧入するための上型ユニット31について説明する。
図3に示すように、第1昇降板32は、所定位置に設けられた図示しない流体圧シリンダによって上下方向に往復動可能に装着されている。該第1昇降板32には、複数本(この実施形態では4本であるが1本のみ図示)の案内ロッド33が吊下されている。
前記第1昇降板32には、図3に示すように段付き孔32aが複数(この実施形態では4箇所であるが一箇所のみ図示)箇所に形成され、各段付き孔32aには、段付きボルト36の頭部36aが下方への離脱不能に、かつ上下方向に移動可能に貫通されている。各段付きボルト36の段差部36bは、第2昇降板34の上面に当接され、下端雄ネジ部は第2昇降板34の下面から下方に突出されている。第3昇降板35に前記各段付きボルト36と対応して形成された複数の各貫通孔35aには、該第3昇降板35を支持するための頭部37aを有する支持ロッド37が貫通され、該支持ロッド37の上端雌ネジが前記段付きボルト36に螺着されている。前記段付きボルト36の段差部36bと支持ロッド37の上端との間に第2昇降板34が締め付け固定されている。そして、前記第2昇降板34は案内ロッド33により案内されると共に、前記段付きボルト36によって所定のストローク範囲内で上下方向に往復動される。前記第3昇降板35は前記案内ロッド33及び支持ロッド37に沿って所定のストローク範囲内で上下方向に往復移動される。
前記第3昇降板35の中心部に形成された段部を有する取付孔35bには、円盤状をなす上型把持体42が嵌合され、締付リング43を介して固定されている。前記上型把持体42の下面には、円筒状をなす位置規制筒44が固定されている。前記位置規制筒44が前記鉄心18の外周面を覆う位置に下降されることによって、該鉄心18の位置が規制されるようになっている。
前記上型把持体42の下面には、前記位置規制筒44の内側に位置するように第2型としてのリング状の上型45(図7参照)が固定されている。この上型45の下面45aが前記鉄心18の上端面に接触されることによって、収容空間19の上端開口部が閉塞されるようになっている。上型45の中央部に形成された段付き孔45bには、円環状の案内リング46が嵌入固定されている。該案内リング46の内部には、下端ほど小径となるテーパ面47aを有する押圧部材としての押圧ピン47がその上端部の円筒状部47bにおいて上下方向に往復動可能に嵌入されている。前記押圧ピン47の中心部に上下方向に貫通された貫通孔47cには、支持ロッド48が貫通され、該支持ロッド48は前記上型把持体42の下面45aに螺着されている。前記支持ロッド48の下端部の頭部48aによって、前記押圧ピン47が支持されている。前記支持ロッド48の頭部48aに押圧ピン47が支持された状態において、前記押圧ピン47の上端面と、前記上型把持体42の下面との間に所定の隙間gが形成されている。前記押圧ピン47は付勢部材としてのコイルバネ49により下方に付勢されている。
この実施形態では、前記鉄心拘束部材23、コイルばね25、ストローク設定ピン26、押圧ピン47、支持ロッド48及びコイルバネ49等によって、鉄心18を下型17上の所定位置に拘束する拘束機構51が構成されている。
この実施形態では、前記支持ロッド48、コイルバネ49及び隙間g等によって、前記鉄心18の積層高さ寸法が製造工程における寸法誤差等によって変化した場合に、前記押圧ピン47を各鉄心拘束部材23の押圧を適正に行う位置に変位させる位置変位機構K1が構成されている。
又、この実施形態では、図示しない流体圧シリンダによって昇降動作される前記第1昇降板32、案内ロッド33、第2昇降板34、第3昇降板35、段付きボルト36、支持ロッド37及び上型把持体42等によって、上型45及び押圧ピン47を昇降動作させるための昇降機構K2が構成されている。
次に、前記鉄心18の収容空間19に溶融状態の合成樹脂を圧入するための樹脂供給機構K3について説明する。この実施形態においては、合成樹脂として熱可塑性樹脂が用いられる。
前記第1昇降板32の中央部には、スプルーブッシュ52が取り付けられている。前記第1昇降板32の下面には、前記スプルーブッシュ52の下端を下方に突出させる貫通孔53aを有する案内板53が取り付けられている。前記第2昇降板34の下面側に形成された取付孔34aには、後述するスプルー55の一部を形成するスプルー形成板54が固定されている。前記スプルー形成板54の中心部には前記スプルーブッシュ52の先端部を上下方向にスライド可能に挿入する挿入孔54aが貫通形成されている。
一方、前記上型把持体42の上面42aには、図7に示すように、スプルーブッシュ52の先端部から供給された溶融状態の合成樹脂を、該上型把持体42の中心部から放射状に外側へ分流させるためのスプルー溝42bが形成されている。前記上型把持体42には、各スプルー溝42bの先端部とそれぞれ連通するように上下方向にランナー42cが貫通形成されている。図1に示すように、前記スプルー形成板54の下面54bが上型把持体42の上面42aに接触された状態で、前記スプルー溝42bと前記下面54bとによってスプルー55が形成されている。前記ランナー42cの下端には、前記回転子積層鉄心18の各収容空間19とそれぞれ対応するようにゲート45cが形成されている。
次に、前記のように構成された樹脂封止装置の動作について説明する。
図3は下型ユニット12の下型17の上面17aに鉄心18が支持され、各鉄心拘束部材23が鉄心18の軸孔18bの内周面18cから離隔した退避位置に保持されると共に、上型ユニット31が下型ユニット12から上方へ離隔した退避位置に保持された状態を示す。又、上型ユニット31の第2昇降板34が第1昇降板32から下方に離隔した下限位置に保持され、第3昇降板35が第2昇降板34から下方に離隔した下限位置に保持されている。
この状態において、昇降機構K2の図示しない流体圧シリンダが作動されて、前記上型ユニット31が下方に移動されると、図8に示すように位置規制筒44が鉄心18の外周面を被覆する位置に移動され、該位置規制筒44によって鉄心18の外周面が位置規制される。又、前記上型45と共に押圧ピン47が下降され、前記上型45の下面45aが前記鉄心18の上端面に接触される直前、つまり図8に示すように上型45の下面45aと鉄心18の上面との間に若干の隙間eが形成された状態で、前記押圧ピン47のテーパ面47aが前記各鉄心拘束部材23の押圧面23bに接触される。この状態において、前記隙間eと隙間gとの間には、g>eの関係が成立し、前記鉄心18の上端面に、上型45の下面45aが接触される以前に、上型把持体42の下面に押圧ピン47の上端面が接触しないように、拘束機構51を構成する各部品の寸法が設定されている。
その後、前記第1昇降板32、案内ロッド33及び第2昇降板34が下方に移動され、図1に示すように、前記案内ロッド33がベット11に設けた案内筒56の内部に挿入されるとともに、第2昇降板34及びスプルー形成板54の下面54bが前記第3昇降板35及び上型把持体42の上面42aに接触され、上型把持体42のスプルー溝42bとスプルー形成板54の下面54bとによってスプルー55が形成される。又、前記スプルーブッシュ52の下端面が前記上型把持体42の上面42aに接触され、スプルーブッシュ52のノズル孔52aが前記放射状のスプルー55の中心部に連通される。さらに、前記第3昇降板35、上型把持体42及び上型45が下降されて、上型45の下面45aが鉄心18の上端面に押付けられ、前記隙間eが零になる過程(図1では隙間eが零である)で、上型把持体42によってコイルバネ49を介して前記押圧ピン47が下方に移動される。この動作によって押圧ピン47のテーパ面47aの楔作用によって前記各鉄心拘束部材23の押圧面23bが前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cに押圧される。この結果、前記各鉄心拘束部材23によって鉄心18が所定位置に拘束保持される。前記押圧ピン47の下方への移動が停止された状態で、前記上型把持体42及び上型45とともに前記支持ロッド48が若干(前記隙間eと同じ)下方に移動されるので、前記押圧ピン47の下端面と前記頭部48aの上面との間に隙間sが形成される。
この状態において、スプルーブッシュ52に溶融状態の合成樹脂が供給されると、前記スプルー55からランナー42c及び上型45のゲート45cを通して、鉄心18の収容空間19の内周面と永久磁石20の外周面との隙間に溶融樹脂が圧入され、鉄心18の収容空間19に対する永久磁石20の樹脂封止が行われる。
溶融樹脂が硬化して、永久磁石20の樹脂封止が完了すると、前記昇降機構K2による上型ユニット31の型閉め動作と逆の動作により、下型ユニット12から上型ユニット31が離隔される。この離型動作によって、第2昇降板34の下面から第3昇降板35の上面が離隔され、さらに、第1昇降板32の下面から第2昇降板34の上面が離隔され、スプルー形成板54の挿入孔54aに挿入されていたスプルーブッシュ52の先端部が上方に移動される。この結果、スプルー55やランナー42c内に残留していた余剰硬化樹脂(図3の鎖線参照)が引き出されて分離される。
なお、下型17の上面に載置された鉄心18は、下型17の上面から取り出され、後工程に送られる。
上記実施形態の鉄心18の樹脂封止装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記下型ユニット12を構成する載置台13の上面に前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cに押圧接触される複数の鉄心拘束部材23を支持するとともに、前記上型45を把持する上型把持体42の下面に押圧ピン47を支持した。そして、前記上型ユニット31の下降動作を利用して、前記押圧ピン47のテーパ面47aを前記各鉄心拘束部材23の押圧面23bに押圧接触させることにより、前記鉄心18を所定位置に拘束保持するようにした。従って、鉄心18を所定位置に拘束するために、例えば油圧シリンダ等の専用の駆動機構を不要にすることができ、部品点数を低減して、樹脂封止装置の製造及び組付作業を容易に行うことができ、装置コストを低減することができる。又、鉄心18の収容空間19に収容された永久磁石20の樹脂封止を行う際に、専用の駆動源が不要となるため、消費動力を低減して、ランニングコストを低減することもできる。
(2)上記実施形態では、前記上型把持体42の下面に、押圧ピン47を支持ロッド48及びコイルバネ49によって上下方向に移動可能に支持し、常には前記コイルバネ49によって、前記押圧ピン47を下方に押圧付勢する位置変位機構K1を設けた。このため、前記鉄心18の積層高さ寸法が例えば鉄心18の製造工程における寸法誤差等によって変動した場合に、前記押圧ピン47を上下方向に変位させて、前記鉄心18の上端面に上型45の下面を適正に接触した状態で、前記押圧ピン47によって鉄心拘束部材23を適正に前記鉄心18の軸孔18bの内周面18cに押圧することができる。
(3)上記実施形態では、前記鉄心拘束部材23を退避位置復帰機構24によって退避位置に復帰するようにしたので、次の樹脂封止工程において、手動で鉄心拘束部材23を退避位置に復帰させる面倒な作業が不要となり、下型17の上面に次の鉄心18を容易に載置することができる。
(4)上記実施形態では、前記第1昇降板32に第2昇降板34及びスプルー形成板54を上下方向に相対移動可能に装着し、前記第2昇降板34及びスプルー形成板54に前記第3昇降板35及び上型45の上型把持体42を上下方向に相対移動可能に装着した。このため、前記スプルーブッシュ52のノズル孔52a、スプルー55、ランナー42c及びゲート45cに残留して硬化された余剰硬化樹脂を容易に取り出すことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、載置台13の上面に鉄心拘束部材23を装着し、前記上型把持体42の下面に前記押圧ピン47及び支持ロッド48を装着した。これに代えて、載置台13の上面に前記押圧ピン47、支持ロッド48及びコイルバネ49を装着し、前記上型把持体42の下面に前記鉄心拘束部材23及び退避位置復帰機構24を装着するようにしてもよい。
・前記実施形態では、鉄心拘束部材23を押圧ピン47によって鉄心18の拘束位置に移動するようにしたが、押圧ピン47に代えて、例えば前記鉄心拘束部材23に形成されたカム孔に前記上型把持体42に取り付けられた棒状のカムを挿入することにより、鉄心拘束部材23を退避位置から拘束位置に移動するようにしてもよい。又、その他の押圧手段を用いてもよい。
・前記下型ユニット12及び上型ユニット31の少なくとも一方に拘束機構を設けてもよい。
・前記位置変位機構K1として、例えば、消費動力の小さい位置切換シリンダを用いてもよい。
・前記実施形態では、鉄心拘束部材23を4箇所に設けたが、例えば、2箇所、3箇所あるいは5〜10箇所にしてもよい。
・前記実施形態では、上型ユニット31側に樹脂供給機構K3を設けたが、下型ユニット12側に樹脂供給機構K3を設けでもよい。
K1…位置変位機構、K2…昇降機構、K3…樹脂供給機構、17…下型、18…鉄心、18a…鉄心片、18c…内周面、19…空間、23…鉄心拘束部材、23b…押圧面、23c…被押圧面としての傾斜面、24…退避位置復帰機構、32…第1昇降板、34…第2昇降板、35…第3昇降板、45…上型、45c…ゲート、47…押圧部材としての押圧ピン、48…支持ロッド、49…付勢部材としてのコイルバネ、51…拘束機構、52…スプルーブッシュ、55…スプルー。

Claims (6)

  1. 開閉可能な第1型と第2型との間において、円筒状の外殻体に形成された空間の内部に合成樹脂を射出する射出方法であって、
    前記第1型及び第2型の少なくとも一方に設けられるとともに複数の拘束部材と該複数の拘束部材を押圧する押圧部材とを含んで構成される拘束機構を、型閉め動作を利用して作動させて、前記外殻体の移動を拘束し、
    前記外殻体を第1型上にセットし、ゲートを備えた第2型に設けられた前記押圧部材により、第1型に設けられた前記複数の拘束部材を動作させて前記外殻体の内周面から拘束し、
    前記拘束機構に設けられた位置変位機構により、前記外殻体の高さ寸法の変化に対応して、前記押圧部材を変位させることを特徴とする射出成形方法。
  2. 請求項において、前記外殻体は、複数枚の鉄心片を積層した鉄心であって、その鉄心の磁石収容孔に樹脂を射出することを特徴とする射出成形方法。
  3. 円筒状の外殻体の下端面を支持する第1型と、
    前記外殻体の上端面に接離可能に装設された第2型と、
    前記第2型に設けられ、外殻体に形成された空間に溶融樹脂を供給する樹脂供給機構とを有し、
    前記外殻体の内周面と接離可能に対向するように、前記第1型又は第2型に装設された複数の拘束部材と、
    前記第1型及び第2型の型閉め動作を利用して、前記各拘束部材を、前記外殻体の内周面に押圧して外殻体を所定位置に拘束する動作を行う拘束機構と
    を備え、
    前記拘束機構には、前記外殻体の高さ寸法の変化に対応して、各拘束部材の押圧部材を変位させる位置変位機構が設けられていることを特徴とする射出成形装置。
  4. 請求項において、前記拘束部材の外殻体と反対側の被押圧面には、前記外殻体の内周面の中心軸線に対して傾斜する傾斜面が形成され、前記第2型又は第1型には、前記傾斜面に接触される斜状の押圧面を有する前記押圧部材が上下方向に往復動可能に支持され、前記第2型又は第1型と前記押圧部材との間には、付勢部材が介在され、該付勢部材によって前記押圧部材の位置を変位させる前記位置変位機構が構成されていることを特徴とする射出成形装置。
  5. 請求項3又は4において、前記各拘束部材は、退避位置復帰機構によって、第1型が第2型から離隔しているときには外殻体の内周面から離隔した退避位置に復帰されるように構成されていることを特徴とする射出成形装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項において、流体圧シリンダによって昇降動作される第1昇降板には、第2昇降板が所定のストローク範囲内で昇降可能に装着され、同じく前記第1昇降板には所定のストローク範囲内で第3昇降板が昇降可能に装着され、該第3昇降板には第2型が装着され、前記第1昇降板にはスプルーブッシュが下向きに取り付けられ、前記第2昇降板、第3昇降板及び第2型には、前記第1〜第3昇降板、第2型及び第1型が互に接触された型閉め状態において、前記スプルーブッシュから供給される溶融樹脂を、前記外殻体の空間の内部に供給するためのスプルーが形成されるように構成されていることを特徴とする射出成形装置。
JP2009242731A 2009-10-21 2009-10-21 射出成形方法及び射出成形装置 Active JP5445021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242731A JP5445021B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 射出成形方法及び射出成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242731A JP5445021B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 射出成形方法及び射出成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011088329A JP2011088329A (ja) 2011-05-06
JP5445021B2 true JP5445021B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=44107046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009242731A Active JP5445021B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 射出成形方法及び射出成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5445021B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106533086A (zh) * 2016-09-28 2017-03-22 大族激光科技产业集团股份有限公司 灌胶方法及其装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5998733B2 (ja) * 2012-08-08 2016-09-28 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用ロータの樹脂充填装置
KR101558777B1 (ko) 2014-05-29 2015-10-07 현대자동차주식회사 모터 회전자 몰딩용 금형장치
CN105576917B (zh) * 2016-03-08 2018-06-05 合肥巨一动力系统有限公司 电机转子铁芯磁钢灌胶装置
CN106300834A (zh) * 2016-10-18 2017-01-04 合肥工业大学 一种用于混合动力汽车电机转子磁钢束封的灌胶装置及其灌胶方法
CN106357030B (zh) * 2016-10-21 2019-04-05 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 转子铁芯、压缩机及空调器
JP2019071713A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 株式会社三井ハイテック 樹脂ガイドユニット及び鉄心製品の製造方法
EP3813233A1 (en) 2018-03-16 2021-04-28 Mitsui High-Tec, Inc. Method of manufacturing iron core product and iron core product

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0586518U (ja) * 1992-04-30 1993-11-22 エヌティエヌ株式会社 リング部材の樹脂モールド装置
JP2003084172A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Yamaichi Seiko Kk 光コネクタ用ファイバー支持体の製造方法及び金型
JP4137962B2 (ja) * 2006-01-11 2008-08-20 株式会社三井ハイテック 回転子積層鉄心への永久磁石の樹脂封止方法
KR101030482B1 (ko) * 2006-01-11 2011-04-25 가부시키가이샤 미츠이하이테크 회전자 적층 코어에 영구 자석을 수지 밀봉하는 방법
JP5128892B2 (ja) * 2007-10-05 2013-01-23 株式会社山城精機製作所 インサートコアの位置決め機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106533086A (zh) * 2016-09-28 2017-03-22 大族激光科技产业集团股份有限公司 灌胶方法及其装置
CN106533086B (zh) * 2016-09-28 2019-01-29 大族激光科技产业集团股份有限公司 灌胶方法及其装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011088329A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5445021B2 (ja) 射出成形方法及び射出成形装置
KR101310478B1 (ko) 렌즈 제조용 사출 금형
CN105398001A (zh) 一种汽车转向灯固定座注塑模具
US20030138513A1 (en) Die changing apparatus of molding die
KR101558777B1 (ko) 모터 회전자 몰딩용 금형장치
CN102200070A (zh) 机油控制阀的阀体
US10207441B2 (en) Molding die and die-exchanging method
JP4782556B2 (ja) クリアランス指定ガイドセット
CN108381153B (zh) 电动转向器导磁环注塑总成压装装置
EP3461612B1 (en) Undercut processing mechanism and molding die assembly
JP4902619B2 (ja) 射出成形用金型
CN203622768U (zh) 线轮注射成型模具
CN210791860U (zh) 一种内螺纹注塑件用的注塑模具
CN109531919B (zh) 一种带有金属嵌件的马达外壳注塑方法及其注塑模具
KR20090114915A (ko) 사출장치 및 그 사출물
US8739592B2 (en) Device for the production of molded parts
KR101551330B1 (ko) 자동차용 회전자의 인서트 성형금형
JP6440973B2 (ja) 型開閉機構及び射出成形機
CN201143740Y (zh) 新型重载卡紧装置
CN205185185U (zh) 带导柱保护装置的泡塑成型机
CN215039424U (zh) 一种模具镶件镶拼结构
CN210817471U (zh) 一种模具
CN100556646C (zh) 新型重载卡紧装置
CN214562587U (zh) 一种快速模结构
CN211803517U (zh) 一种成型圆筒薄壁件的模具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5445021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250