JP2019071713A - 樹脂ガイドユニット及び鉄心製品の製造方法 - Google Patents
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[1]本実施形態の一つの例に係る樹脂ガイドユニットは、厚さ方向において互いに重なり合う第1のガイド部材及び第2のガイド部材を備える。第1のガイド部材には、溶融樹脂が流通可能なランナ溝が設けられている。第2のガイド部材には、ランナ溝の一端部と連通し且つ厚さ方向に貫通するゲート孔が設けられている。第1のガイド部材の硬さと第2のガイド部材の硬さとが異なる。
以下に、本開示に係る実施形態の一例について、図面を参照しつつより詳細に説明する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
樹脂注入装置1は、鉄心本体における所定の樹脂形成領域に溶融樹脂を注入する機能を有する。本実施形態では、樹脂注入装置1が、回転子積層鉄心2(図2参照)の製造に用いられる。
続いて、図1及び図2を参照して、回転子積層鉄心2の製造方法について説明する。ここでは、積層体3を形成する工程の説明は省略する。以下で説明される各工程は、図示しないコントローラ(制御手段)が樹脂注入装置1又はその周辺の装置を制御して、自動的に行われてもよいし、人手で行われてもよい。
以上のような本実施形態では、プレート21がプレート22よりも硬い材料で構成されている。そのため、貫通孔21bにおける摩耗が抑制される。従って、樹脂ガイドユニット20における溶融樹脂の流動性が変化し難くなる。従って、積層体3の磁石挿入孔6に注入される溶融樹脂の均一性を高めることが可能となる。しかも、摩耗が進行しやすい貫通孔21bが設けられているプレート21がより硬い材料で構成されているので、プレート21,22の双方がより硬い材料で構成される場合と比較して、より安価な樹脂ガイドユニット20を実現することが可能となる。
以上、本開示に係る実施形態について詳細に説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。
Claims (9)
- 厚さ方向において互いに重なり合う第1のガイド部材及び第2のガイド部材を備え、
前記第1のガイド部材には、溶融樹脂が流通可能なランナ溝が設けられており、
前記第2のガイド部材には、前記ランナ溝の一端部と連通し且つ厚さ方向に貫通するゲート孔が設けられており、
前記第1のガイド部材の硬さと前記第2のガイド部材の硬さとが異なる、樹脂ガイドユニット。 - 前記第2のガイド部材の厚さは前記第1のガイド部材の厚さよりも薄い、請求項1に記載の樹脂ガイドユニット。
- 厚さ方向において互いに重なり合う第1のガイド部材及び第2のガイド部材を備え、
前記第1のガイド部材には、溶融樹脂が流通可能なランナ溝が設けられており、
前記第2のガイド部材には、前記ランナ溝の一端部と連通し且つ厚さ方向に貫通するゲート孔が設けられており、
前記第2のガイド部材の厚さは前記第1のガイド部材の厚さよりも薄い、樹脂ガイドユニット。 - 前記ゲート孔の断面積は前記ゲート孔の延在方向において略一定である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂ガイドユニット。
- 前記ゲート孔と連通する前記ランナ溝の一端部の断面積は前記第2のガイド部材側に向かうにつれて小さくなっている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂ガイドユニット。
- 前記第2のガイド部材のうち前記ゲート孔を構成する部分の硬さは、前記第2のガイド部材のうち他の部分及び前記第1のガイド部材の硬さよりも硬い、請求項1〜5のいずれか一項に記載の樹脂ガイドユニット。
- 環状を呈する第1のガイド部材と、
前記第1のガイド部材の内側に取り付け可能な第2のガイド部材とを備え、
溶融樹脂が流通可能なランナ溝が、前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材の一方に設けられており、
前記ランナ溝の一方の端部と連通し且つ厚さ方向に貫通するゲート孔が、前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材の境界部に設けられており、
前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材のうち前記ランナ溝が設けられている一方の硬さと他方の硬さとが異なる、樹脂ガイドユニット。 - 環状を呈する第1のガイド部材と、
前記第1のガイド部材の内側に取り付け可能な第2のガイド部材とを備え、
溶融樹脂が流通可能なランナ溝が、前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材にわたって延びるように設けられており、
前記ランナ溝の一方の端部と連通し且つ厚さ方向に貫通するゲート孔が、前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材の一方に設けられており、
前記第1のガイド部材及び前記第2のガイド部材のうち前記ゲート孔が設けられている一方の硬さと他方の硬さとが異なる、樹脂ガイドユニット。 - 溶融樹脂の注入により樹脂が形成される対象の領域である樹脂形成領域を有する鉄心本体と、請求項1〜8のいずれか一項に記載の樹脂ガイドユニットとを、前記ゲート孔の開口が前記樹脂形成領域と連通するように一対の金型で挟持することと、
溶融樹脂を前記ランナ溝及び前記ゲート孔を通じて前記樹脂形成領域に注入することと、
前記樹脂形成領域に注入された溶融樹脂を硬化させることとを含む、鉄心製品の製造方法。
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