JP2015220965A - 樹脂充填装置 - Google Patents

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浦野 広暁
Hiroaki Urano
広暁 浦野
文夫 野溝
Fumio Nomizo
文夫 野溝
裕介 沼田
Yusuke Numata
裕介 沼田
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Abstract

【課題】より安価かつ効率が良い樹脂充填装置を提供すること。【解決手段】本発明にかかる樹脂充填装置1は、円環状鉄心を積層して形成した円筒形状の積層鉄心12に設けられた磁石挿入穴121に磁石固定用の溶解樹脂を充填する。積層鉄心12の中心の穴の形状に対応する円柱部141と円錐台部142とを組み合わせた磁石支持部14と、磁石支持部14の円錐台部142に対応する形状の凹部112と凹部112に連通し溶解樹脂を送出するための送出穴111とを備えた下型部11と、下型部11との間に積層鉄心12を挟持するための上型部10と、下型部11を介して磁石挿入穴121に溶解樹脂を送出するプランジャ部15と、を有し、円錐台部142の側面及び凹部112の側面のうちいずれか一方、又は両方に、溶解樹脂を磁石挿入穴に送出するための溝が設けられたものである。【選択図】図1

Description

本発明は樹脂充填装置に関する。
電動機用ロータの積層鉄心に設けられた磁石挿入穴に、磁石固定用の樹脂を挿入する樹脂充填装置が知られている。樹脂充填装置においては、樹脂の充填位置を決定するために、積層鉄心の端面と充填装置との間にゲートプレートを設ける方法が知られている。
特許文献1には、樹脂送出型と、対向型と、樹脂送出型と対向型との間に保持された積層鉄心を挟持し圧縮力を付与する押圧機構部と、を備え、積層鉄心の端面に当接する側に着脱可能に設けられた板状のゲートを有する樹脂充填装置が記載されている。
特開2012−235697号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、着脱可能なゲートプレートを使用している。そのため、ゲートプレート自体を製造しなくてはならず、部品点数が増加するという問題があった。さらに、樹脂の充填作業の際には、ゲートプレートを組み付ける工程が必要であり、組み付けのための作業コストが増加する、という問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、より安価かつ効率が良い樹脂充填装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる樹脂充填装置は、円環状鉄心を積層して形成した円筒形状の積層鉄心に設けられた磁石挿入穴に前記磁石固定用の溶解樹脂を充填する充填装置であって、前記積層鉄心の中心の穴の形状に対応する円柱部と、下面の円の直径が上面の円の直径より小さい円錐台部と、を組み合わせた磁石支持部と、前記磁石支持部の円錐台部に対応する形状の凹部と、前記凹部に連通し、前記溶解樹脂を送出するための送出穴と、を備えた下型部と、前記下型部との間に前記積層鉄心を挟持するための上型部と、前記下型部を介して前記磁石挿入穴に前記溶解樹脂を送出するプランジャ部と、を有し、前記円錐台部の側面及び前記凹部の側面のうち一方、又は両方に、前記溶解樹脂を前記磁石挿入穴に送出するための溝が設けられたものである。これにより、ゲートプレートを用いることなく、積層鉄心への樹脂の充填を行うことができる。
本発明によれば、より安価かつ効率が良い樹脂充填装置を提供することができる。
実施の形態にかかる充填装置を示す図である。 実施の形態にかかる充填装置を示す図である。
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる樹脂充填装置1を示す図である。樹脂充填装置1は、円環状鉄心を積層して形成した円筒形状の積層鉄心12に設けられた磁石挿入穴121に、矩形の磁石13を固定するための溶解樹脂16を充填する充填装置である。
充填装置1は、上型部10と、下型部11と、下型部11と、磁石支持部14と、プランジャ部15と、と有する。対向部10と下型部11との間に、積層鉄芯12と磁石支持部14が保持されている。
積層鉄心12は、略円環形状の金属製の板を、複数枚重ねた形状である。積層鉄心12は、円環の部分に複数の磁石挿入穴121を有する。なお、ここでは、磁石挿入穴121は、積層鉄心12に2つ設けられている。磁石挿入穴121は、積層鉄心12を貫通している。
上型部10は、凹部101を有する。上型部10は、積層鉄心12の上側の端面に対して当接し、かつ、磁石支持部14の上部がはめ込まれるように配置される。上型部10と下型部11との間に積層鉄心12を挟持する。また、上型部10は、磁石挿入穴121を塞ぐように、押圧される。
下型部11は、略直方体形状であり、積層鉄心14を中心として、上型部10と対向するように設けられる。図2(a)は、下型部11と、磁石支持部14の斜視図である。下型部11は、複数の送出穴111と、凹部112と、1つ以上の送出溝113と、を有する。
凹部112は、磁石支持部14を保持するための、下面が上面より直径の小さい略円錐台形状の凹みである。送出溝113は、凹部112の、円錐台形状の側面に対応する部分に設けられる。
送出穴111は、溶解樹脂16がプランジャ部15から送出されるための穴である。送出穴111の断面は略円形であり、凹部112の下面から鉛直下方向に貫通するように設けられる。また、送出穴111の数と、プランジャ部15の数と、は磁石挿入穴121の数と対応するため、実施の形態においては、送出穴111は下型部11に2つ設けられている。
磁石支持部14は、円柱部141と、円錐台部142と、を有する。円柱部141は、積層鉄心12の中心の穴の形状に対応する大きさの略円柱形状である。円錐台部142は、下面の円の直径が上面の円の直径より小さい円錐台部142と、を組み合わせた形状である。
次に、樹脂充填装置1が樹脂充填する際の工程について説明する。まず、磁石支持部14に対して、円錐台部142上に積層鉄心12を配置する。また、磁石支持部14は、磁石挿入穴121に配置された磁石13を、円錐台部142で支持する。次に、磁石挿入穴121に磁石13を挿入する。このとき、磁石支持部14は、円柱部141が積層鉄心12の中心の穴の形状に対応する形状であるために、積層鉄心12の中心を合わせることが容易である。
製造工程においては、磁石支持部14に積層鉄心12と磁石13とを支持した状態で、磁石支持部14の円柱部141の上端部をロボット(不図示)で把持・搬送するようにしてもよい。即ち、磁石支持部14は、上記搬送時、磁石13が積層鉄心12から抜け落ちないように、磁石13の下面の一部を円錐台部142で支えることを意図した形状である。
次に、磁石支持部14に積層鉄心12と磁石13とを支持した状態で、磁石支持部14を下型部11に配置する。これにより、送出溝113と円錐台部142の円錐台部分の側面とで溶解樹脂の送出径路が形成される。次に、上型部10を配置して、最後に、プランジャ部15により、送出穴111と送出溝113とを介して、磁石挿入穴121に溶解樹脂16を充填する。
本実施の形態にかかる樹脂充填装置1では、円柱部141と円錐台部142とを組み合わせた形状の磁石支持部14を用いることにより、充填工程がより簡易になり、結果としてより容易に溶解樹脂16の充填を行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、送出溝113を、下型部11の凹部112に形成したが、円錐台部142の側面に形成するようにしてもよいし、凹部112と円錐台部142との両方に形成するようにしてもよい。
図2(b)は、円錐台部142に送出溝143が形成された場合の、下型部11と磁石支持部14とを示す斜視図である。円錐台部142に送出溝143が設けられた場合、送出溝143と凹部112とで樹脂の送出経路が形成される。
図2(c)は、凹部112に送出溝113が形成され、かつ円錐台部142に送出溝143が形成された場合の型部11と磁石支持部14とを示す斜視図である。送出溝113と送出溝142とは、下型部11と磁石支持部14とが組み合わされることにより、断面が略円形の送出溝を形成する。
また、凹部11に形成される送出溝112の数は、1つの磁石挿入穴121に対して1つ以上であればよく、数は限定されない。同様に、磁石支持部14に形成される送出溝143は、1つの磁石挿入穴121に対して1つ以上であればよく、数は限定されない。送出溝113と送出溝143とが組み合わされて送出経路を形成する場合であっても、同様に数は限定されない。
1 充填装置
10 上型部
11 下型部
111 送出穴
112 凹部
12 積層鉄心
121 磁石挿入穴
13 磁石
14 磁石支持部
141 円柱部
142 円錐台部
143 送出溝
15 プランジャ部
16 溶解樹脂

Claims (1)

  1. 円環状鉄心を積層して形成した円筒形状の積層鉄心に設けられた磁石挿入穴に前記磁石固定用の溶解樹脂を充填する充填装置であって、
    前記積層鉄心の中心の穴の形状に対応する円柱部と、下面の円の直径が上面の円の直径より小さい円錐台部と、を組み合わせた磁石支持部と、
    前記磁石支持部の円錐台部に対応する形状の凹部と、前記凹部に連通し、前記溶解樹脂を送出するための送出穴と、を備えた下型部と、
    前記下型部との間に前記積層鉄心を挟持するための上型部と、
    前記下型部を介して前記磁石挿入穴に前記溶解樹脂を送出するプランジャ部と、を有し、
    前記円錐台部の側面及び前記凹部の側面のうち一方、又は両方に、前記溶解樹脂を前記磁石挿入穴に送出するための溝が設けられた、充填装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019071713A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 株式会社三井ハイテック 樹脂ガイドユニット及び鉄心製品の製造方法

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