JP5444915B2 - 高周波モジュール及び高周波モジュールの製造方法 - Google Patents
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Description
しかも、モジュールケース本体内にチップマウントベースプレート及びカップリングプローブ基板が平面的に配置されている。そのため、やはり高周波モジュールを小型化、低背化することができない。
本実施の形態の高周波モジュールは、マイクロ波ミリ波帯用の高周波モジュールに適用したものである。高周波モジュール1は、図1に示すように、パッケージ2と、回路基板3と、導電接続部4(41、42)と、を備える。
しかも、パッケージ2と回路基板3とを積層するので、やはり高周波モジュールを小型で、薄くすることができる。
さらに、パッケージ2で発生する熱は第1のスルーホール54を介して第2の導体53に伝えられる。これにより、高周波モジュール1はパッケージ2の上面から放熱することができる構成となり、信頼性の高い高周波モジュールを実現することができる。
第1の実施の形態の第2の導体53は、少なくとも平面線路−導波管変換器522の上方に配置されているが、この限りでない。すなわち、図6に示すように、第2の導体53を誘電体51の略全面に形成することが好ましい。これにより、パッケージ2の上面からの放熱効果を高めることができる。
このとき、隣接する第1のスルーホール54の導体間の間隔は、高周波信号の1/4波長より小さいことが好ましく、さらに1/5波長より小さいことが好ましい。
第2の実施の形態は、第1のスルーホール54を用いて不要輻射を抑制しているが、この限りでない。すなわち、本実施形態の高周波モジュールは、図7に示すように、第2の導体53を誘電体51の上面の略全面に形成し、かつ第2の導体53はパッケージ2の周囲を覆う導電性樹脂9を介して回路基板3のグランドに接続している。これにより、パッケージ2の周囲はグランドに接続する導体によって囲まれているため、半導体6や平面線路521、平面線路−導波管変換器522で発生する不要輻射を抑制することが可能となる。よって、第2の実施の形態と同様に、構造上金属ケースが不要となり、部品点数を削減しても不要輻射を抑制することができるため、高周波モジュールのコストダウンを計ることができる。
第1の実施の形態は、パッケージ基板5の厚さについて特に触れていないが、パッケージ基板5はその厚さが誘電体51の誘電率を加味した実効波長で高周波信号の1/4波長以上となる厚さであることが好ましい。ここで、「誘電体51の誘電率を加味」とは、誘電体51は空気より誘電率が大きいため、それを考慮して当該誘電体51の厚さを設定することである。
2 パッケージ
3 回路基板、31 第2のスルーホール、32 誘電体、311 導体
4(41、42) 導電接続部
5 パッケージ基板、51 誘電体、52 第1の導体、521 平面線路、522 平面線路−導波管変換器、523 接合手段、53 第2の導体、531 接合手段、54 第1のスルーホール
6 半導体、61 信号入出力端子
7 部品
8 表面実装部品
9 導電性樹脂
10 導波管ショートスタブ
Claims (10)
- 一方の面に半導体が搭載され、半導体搭載面と同じ面に前記半導体の信号入出力端子が接続される平面線路、及び平面線路−導波管変換器を備える第1の導体を有し、他方の面において前記平面線路−導波管変換器を覆う第2の導体を有し、前記第2の導体は第1のスルーホールを介して前記第1の導体が有するグランド部分と接続されているパッケージと、
略方形の第2のスルーホールを有し、前記第2のスルーホールは前記パッケージの平面線路−導波管変換器に対向して配置されている回路基板と、
前記パッケージにおける前記第1の導体のグランド部分と、前記回路基板が有するグランドとを接続し、前記第2のスルーホールの周囲を囲むように配置されている導電接続部と、
を備える高周波モジュール。 - 前記第2の導体は、前記パッケージの他方の面における略全面に形成されており、前記第2の導体は、前記パッケージの周縁内方を囲むように形成された第1のスルーホールを介して前記第1の導体のグランド部分と接続され、
前記第1の導体のグランド部分は、前記パッケージの周縁内方を囲むように配置された導電接続部を介して前記回路基板のグランドと接続されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波モジュール。 - 前記第1のスルーホールは、高周波信号の1/4波長以下の間隔で隣接することを特徴とする請求項2に記載の高周波モジュール。
- 前記第2の導体は、前記パッケージの他方の面における略全面に形成されており、前記第2の導体は、前記パッケージの周囲を覆う導電性部材を介して前記回路基板のグランドと接続されていることを特徴とする請求項1の高周波モジュール。
- 前記パッケージの厚さは、高周波信号の1/4波長以上の厚さを有し、前記第1のスルーホールは導波管ショートスタブとされることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波モジュール。
- 一方の面に半導体を搭載し、半導体搭載面と同じ面に前記半導体の信号入出力端子が接続される平面線路、及び平面線路−導波管変換器を備える第1の導体を有し、他方の面において前記平面線路−導波管変換器を覆う第2の導体を有し、前記第2の導体は第1のスルーホールを介して前記第1の導体が有するグランド部分と接続されているパッケージを形成し、
略方形の第2のスルーホールを有し、前記第2のスルーホールは前記パッケージの平面線路−導波管変換器に対向して配置される回路基板を形成し、
前記パッケージにおける前記第1の導体のグランド部分と、前記回路基板が有するグランドとを、前記第2のスルーホールの周囲を囲むように配置された導電接続部を介して接続する高周波モジュールの製造方法。 - 前記第2の導体は、前記パッケージの他方の面における略全面に形成し、前記パッケージの周縁内方を囲むように形成された第1のスルーホールを介して前記第1の導体のグランド部分と接続し、
前記第1の導体のグランド部分は、前記パッケージの周縁内方を囲むように配置された導電接続部を介して前記回路基板のグランドと接続することを特徴とする請求項6に記載の高周波モジュールの製造方法。 - 前記第1のスルーホールは、高周波信号の1/4波長以下の間隔で隣接させることを特徴とする請求項7に記載の高周波モジュールの製造方法。
- 前記第2の導体は、前記パッケージの他方の面における略全面に形成し、
前記第2の導体は、前記パッケージの周囲を覆う導電性部材を介して前記回路基板のグランドと接続することを特徴とする請求項6に記載の高周波モジュールの製造方法。 - 前記パッケージの厚さは、高周波信号の1/4波長以上の厚さとし、前記第1のスルーホールは導波管ショートスタブとすることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の高周波モジュールの製造方法。
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