JP5441501B2 - 自転車用カラータイヤの製造方法及びその製造方法に用いる削り装置 - Google Patents

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二色から構成される車輌用カラータイヤとその製造方法及びその製造方法に用いる削り装置に関するものである。
従来、車輌用タイヤを形成するゴムには、タイヤの耐久性を向上させるために、通常、カーボンブラックが配合される場合が多く、したがって、車輌用タイヤは黒色のものが多く提供されている。
しかし、消費者の好みは多様化して、黒色以外に種々の着色を施した車輌用カラータイヤの需要が高まっている。
そこで、従来、車輌用カラータイヤの製造方法として、車輌用タイヤを形成するゴムに顔料を混入する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、概略、以下のことが開示されている。
まず、全ゴム成分の100重量部中に平均粒度200μまでの小板状雲母を5〜20重量部、着色顔料を0.05〜10重量部含むゴム混合物を作製する。
ついで、このゴム混合物を密閉型混練機で混練りし、混練後、表層ゴム部及び内層ゴム部に耐摩耗配合物を含むメタリック色調のタイヤトレッドを押し出す。
このタイヤトレッドには、ビードワイヤ、カーカスを貼り合わせ成型してプレス加硫を行う。
これにより、耐摩耗性、耐候性、耐オゾン性及び外観の色彩光沢に優れた自転車用カラータイヤが得られる。
しかし、上記特許文献1に開示の方法によれば、使用する着色顔料は、それぞれ一種類の顔料、例えばジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー、アゾ系有機顔料などを単独で使用し、あるいはこれらを組合せて使用しても、単色(一色)のカラータイヤしか製造できない。
したがって、単色(一色)のカラータイヤでは、意匠的色彩に乏しく、ファッション性に欠けるという問題が残る。
また、従来、車輌用カラータイヤの別の製造方法として、車輌用タイヤに塗料を塗布する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2には、概略、以下のことが開示されている。
タイヤ表面に着色を施すための塗料であって、鱗片状の金属薄片と、油膜形成成分とを含有するタイヤ着色用塗料、およびそれを用いたタイヤの着色方法。
しかし、上記特許文献2に開示の方法によれば、タイヤ着色用塗料に使用する鱗片状の金属薄片として、それぞれ一種類の金属片、例えば、アルミニウム製金属片,真鍮製金属片、ステンレス製金属片などを単独で使用しているため、単色(一色)のカラータイヤしか製造できない。
したがって、上記特許文献1に開示のものと同様に、単色(一色)のカラータイヤでは、意匠的色彩に乏しく、ファッション性に欠けるという問題が残る。
特開2002−128959号公報 特開2003−171617号公報
そこで、本発明は、より一層ファッション性及び外観意匠性に優れた二色から構成される車輌用カラータイヤとその製造方法及びその製造方法に用いる削り装置を提供することを課題とするものである。
すなわち、本発明は、()、二色から構成される自転車用カラータイヤの製造方法であって、第1色に着色された表側ゴム層と第2色に着色された内側ゴム層が重なった状態で押し出し機により同時に押し出、前記表側ゴム層と前記内側ゴム層とが貼り合わせてグリーンタイヤ形成、該グリーンタイヤトレッドパターン成形用金型内にセットして加硫行ない、外周面に弧状のトレッドパターンが成形されたタイヤ形成し、該外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ、扁平な状態に延ばして張架して移動させ、次に、前記表側ゴム層のトレッド部の扁平にされた表面に、回転するカッターを平行な状態で当接させて削ることにより、前記内側ゴム層の表面露出させ、これにより、第1色と第2色の二色から構成される自転車用カラータイヤ製造自転車用カラータイヤの製造方法に存する。
また、本発明は、()、上記(1)記載の自転車用カラータイヤの製造方法に用いる削り装置であって、駆動ローラとこれに対向する移動ローラとからなる一対のローラと、タイヤを構成する表側ゴム層のトレッド部の外表面を削るカッターと、該カッターを回転させる減速機付きモータとを備え、駆動ローラとこれに対向する移動ローラとの間でタイヤが張架され、該タイヤの表面にカッターが平行に当たるように位置決め可能となっている削り装置に存する。
請求項に記載の発明によれば、自転車用カラータイヤの製造方法は、第1色に着色された表側ゴム層と第2色に着色された内側ゴム層が重なった状態で押し出し機により同時に押し出し、前記表側ゴム層と前記内側ゴム層とを貼り合わせグリーンタイヤを形成し、該グリーンタイヤをトレッドパターン成形用金型内にセットして加硫を行な、外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤを形成し、外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤを、扁平な状態に延ばして張架して移動させ、次に、前記表側ゴム層のトレッド部の扁平にされた表面に、回転するカッターを平行な状態で当接させて削ることにより、前記内側ゴム層の表面を露出させ、これにより、第1色と第2色の二色から構成される自転車用カラータイヤ製造るので、前記表側ゴム層のトレッド部の外表面を削るだけで、簡単に、第1色と第2の二色からから構成される自転車用カラータイヤを製造することができ、作業が安定したものとなる。
また、請求項に記載の発明によれば、上記自転車用カラータイヤの製造方法に用いる削り装置であって、駆動ローラとこれに対向する移動ローラとからなる一対のローラと、タイヤを構成する表側ゴム層のトレッド部の外表面を削るカッターと、該カッターを回転させる減速機付きモータとを備え、駆動ローラとこれに対向する移動ローラとの間でタイヤが張架され、該タイヤの表面にカッターが平行に当たるように位置決め可能となっているので、この削り装置を用いることにより、表側ゴム層のトレッド部の外表面を削る工程が手作業に比べ安定し、量産に適したものとなる。
図1は、本発明の実施の形態に係る二色から構成される自転車用カラータイヤの一部の断面図である。 図2は、図1に示す自転車用カラータイヤに用いる表側ゴム層と内側ゴム層とを貼り合わせた状態の横断面図である。 図3は、図2に示す表側ゴム層と内側ゴム層とカーカスとを貼り合わせた状態の横断面図である。 図4は、図3に示す表側ゴム層と内側ゴム層とカーカスとを貼り合わせたものをトレッドパターン成形用金型内にセットし、内側から加熱・加圧する状態を示す要部の断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る車輌用カラータイヤの製造方法に用いる削り装置の概略図である。 図6は、各ローラの外形を示した図であり、(A)は駆動ローラを、(B)は移動ローラを示す。 図7は、削り装置を示す概略図であり、(A)は削り装置にタイヤが装着された状態を示す図であり、(B)は削っている状態を示す図である。 図8は、トレッド部を示す図であり、(A)はトレッド部の表面が削れる前の状態を示し、(B)は削れて内側ゴム層が露出した状態を示す。 図9は、カッター周囲にフードを設けた削り装置の一部を示す。 図10は、トレッド部のトレッドパターンの一例を示す。
本発明の実施の形態に係る自転車用カラータイヤについて説明する。
本発明の実施の形態に係る自転車用カラータイヤ1は、二色から構成される車輌用カラータイヤ1であって、ゴム層が表側ゴム層2と内側ゴム層3が積層されている。
そして、表側ゴム層2内には第1色(白色)に着色する酸化チタンが含有されている。また、内側ゴム層3内には第2色(赤色)に着色する赤色顔料が含有されている。
表側ゴム層2と内側ゴム層3が積層されており、さらに内側ゴム層3の裏面にカーカス4が貼り合わせされている。
カーカス4は、ナイロンコードを簾状に編んだものをゴムで被覆し、さらに、その平行する縁部にビードワイヤ6を配置しゴムで被覆してビード部5を形成している。
表側ゴム層2と内側ゴム層3にはトレッド部7にトレッドパターンが形成されている。
そして、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削ることにより、内側ゴム層3の表面を露出させている。
したがって、自転車用カラータイヤ1は、第1色(白色)と第2色(赤色)の二色から構成される。
すなわち、自転車用カラータイヤ1は、トレッド部7の外表面が第2色(赤色)で、それ以外のサイドウォール部8を含む全ての部分が第1色(白色)である、二色から構成される。
そのため、自転車用カラータイヤ1は、従来の単色(一色)のカラータイヤに比較して、より一層ファッション性及び外観意匠性に優れている。
また、トレッド部7の外表面が摩耗しても、摩耗により第2色(赤色)が劣化することはない。
次に、本発明の実施の形態に係る自転車用カラータイヤ1の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、表側ゴム層2と内側ゴム層3を重なった状態で押し出し機により同時に押し出し、表側ゴム層2と内側ゴム層3が積層された板状体を形成する。
この際、予め、表側ゴム層2内には第1色(白色)に着色する酸化チタンが含有されている。
また、予め、内側ゴム層3内には第2色(赤色)に着色する赤色顔料が含有されている。
次に、図3に示すように、表側ゴム層2と内側ゴム層3が積層された板状体の裏面にカーカス4を貼り合わせる。
カーカス4は、ナイロンコードを簾状に編んだものをゴムで被覆し、さらに、その平行する縁部にビードワイヤ6を配置しゴムで被覆してビード部5を形成している。
次に、表側ゴム層2と内側ゴム層3とカーカス4とを貼り合わせた平板状のものを、図示はしないが、エアーバックに押し付けて丸くし、タイヤの形状にする。
この状態では、表面にはまだトレッドパターンは形成されていない。
次に、図4に示すように、表側ゴム層2と内側ゴム層3とカーカス4とを貼り合わせてさらにタイヤの形状にしたグリーンタイヤを形成し、このグリーンタイヤをトレッドパターン成形用金型11内にセットし、その内側にトレッドパターン成形用チューブ12を配置する。
そして、このトレッドパターン成形用チューブ12内に高圧の蒸気を供給して、熱を加える。
これにより加硫が行われ、トレッドパターン成形用金型11を開き、トレッドパターン成形用チューブ12を取り外すと、外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ1’(すなわち外表面を削る工程を施されていないタイヤ)ができる。
そして、外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ1’は、トレッド部7及びサイドウォール部8を含めて全体が表側ゴム層2で覆われているので、第1色(白色)に着色されている。
次に、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削ることにより、内側ゴム層3の表面を露出させる。
ところで、前述のように、表側ゴム層2は第1色(白色)に着色されており、内側ゴム層3は第2色(赤色)に着色されている。
したがって、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削ることで内側ゴム層3の表面を露出させると、第1色(白色)と第2色(赤色)の二色から構成される車輌用カラータイヤ1を製造することができる。
そのため、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削るだけで、簡単に、第1色(白色)と第2色(赤色)の二色から構成される車輌用(自転車用)カラータイヤ1を製造することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る自転車用カラータイヤ1の製造方法に用いる削り装置Aについて説明する。
削り装置Aは表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削るために使用されるものである。
図5に示すように、削り装置Aは、機枠21と駆動ローラ22とこれに対向する移動ローラ23とからなる一対のローラと、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削るディスク状のカッター24と、(カッター24を覆うフード29と)、カッター24を回転させる減速機付きモータ25と、該減速機付きモータ25を前後移動調整可能に設けた調整台26と該調整台26を支持する支持台27とよりなる。
支持台27は上下移動の調節が可能であり、且つ機枠21に対して枢着部Pを基点として回動し傾斜することができる。
また移動ローラ23は機枠21に形成された案内溝Sに沿って移動可能である。
駆動ローラ22は図示しない駆動モータにより回転し、移動ローラは自由回転する。
この駆動ローラ22と移動ローラ23の間にタイヤ1’を張った状態にしてその表面を削ることができる。
減速機付きモータ25はカッター24と共に調整台26により、前後方向に固定位置を変えることができる。支持台27には、ストッパ27Aが設けられており、このストッパ27Aが機枠の一部に当たることにより支持台が傾斜した待機状態となる。
タイヤ1’を削る場合は、支持台27を傾いた待機状態から立てた状態にして切削する。
この場合、タイヤ1’の表面に平行にカッター24を当接するが、丁度、駆動ローラ22の接線に相当するようにカッター24をタイヤ1’に当てることとなる。
ところで移動ローラ23と駆動ローラ22は、タイヤ1’を的確に保持する必要があり、独特の形状をしている。
図6は、その各外形を示した図であり、(A)は駆動ローラを示し、(B)は移動ローラを示す。
移動ローラ23は、トレッド部7が当接する部分は僅かな曲率を持つ凸状の曲面23Aとなっており、その外側はテーパ部23Bとなっている。
更にその外側は鍔部23Cが形成されている。
他方の駆動ローラ22は、トレッド部7が当接する部分は僅かな曲率を持つ凹状の曲面22Aとなっており、その外側はテーパ部22Bとなっている。
更にその外側はやや立ち上がり面22Cを有している。
移動ローラ23はタイヤ1’が外れないように保持する役割を果たす。すなわち、トレッド部7のタイヤの裏側を凸状の曲面23Aで支え、サイドウォール部8をテーパ部23Bで支え、鍔部23Cが、回転中、サイドウォール部8を外側に逃げないように阻止する。
他方、駆動ローラ22は、切削時に、タイヤ1’のトレッド部7が平坦な状態に保持する役割を果たす。
すなわち、トレッド部7のタイヤの裏側を凹状の曲面22Aで支え、サイドウォール部8を凹状の曲面22Aの両端で吊張るようにして支えトレッド部7の表面を平坦な状態に保持する。
またサイドウォール部8をテーパ部22Bで支える。
切削する際、タイヤ1’を扁平にする必要上、及びタイヤ1’を外れないようにする必要上、このような各ローラの形状とする。
次に、 上記の削り装置Aを用いて、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削る工程について説明する。
なお、削り装置Aの制御は、制御ユニット28で行われる。
まず、図7(A)に示すように、 駆動ローラ22とこれに対向する移動ローラ23に、外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ1’を装着する。
その後、図7(B)に示すように、移動ローラ23を左方向に移動させる。
すると、タイヤ1’( 少なくともトレッド部7)は扁平な状態に延ばされて駆動ローラ22と移動ローラ23の間で張架された状態となる。
その後、駆動ローラ22と移動ローラ23を回転させることで、扁平な状態に延ばされたタイヤ1’を循環させる。
続いて、扁平な状態に延ばされて張架されたタイヤ1’の扁平な表面に、回転するカッター24を平行な状態で当接させ、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削る。
図8(A)は、トレッド部7の表側ゴム層が削れる前の状態を示し、図8(B)はトレッド部の表側ゴム層が削れて内側ゴム層が露出した状態を示す。
これにより、第1色(白色)と第2色(赤色)の二色から構成される自転車用カラータイヤ1を製造することができる。
そのため、この削り装置Aを用いることで、表側ゴム層2のトレッド部7の外表面を削る工程が手作業に比べて安定した作業を行うことができ、しかも、量産に適している。
以上、本発明を実施の形態を示して説明してきたが、本発明は実施の形態に限らず、種々の変更が可能である。
例えば削り装置Aの場合、図9に示すように、カッター24による削粉を飛散しないために、フード29を設けることが好ましい。
上記の本発明の実施の形態についての説明においては、第1色を白色とし、第2色を赤色としているが、本発明においては、第1色を白色と限定するものでもなく、また、第2色を赤色と限定するものでもなく、第1色と第2色とが異なる色彩であればよい。
トレッド部のトレッドパターンは、本発明の方法ではトレッドパターン成形用金型の選択により種々なものが可能であるが、その一例を図10に示す。
本発明は自転車用カラータイヤに限定されず、これと同様な車輌、例えば乳母車、三輪車、自動二輪車、あるいは自動車等のタイヤにも幅広く適用することが可能である。
1…自転車用カラータイヤ(車輌用カラータイヤ)
1’…外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ
2…表側ゴム層
3…内側ゴム層
4…カーカス
5…ビード部
6…ビードワイヤ
7…トレッド部
8…サイドウォール部
11…トレッドパターン成形用金型
12…トレッドパターン成形用チューブ
21…機枠
22…駆動ローラ
22A…凹状の曲面
22B…テーパ部
22C…立ち上がり面
23…移動ローラ
23A…凸状の曲面
23B…テーパ部
22C…鍔部
24…カッター
25…減速機付きモータ
26…調整台
27…支持台
27A…ストッパ
28…制御ユニット
29…フード
A…削り装置
S…案内溝

Claims (2)

  1. 二色から構成される自転車用カラータイヤの製造方法であって
    第1色に着色された表側ゴム層と第2色に着色された内側ゴム層が重なった状態で押し出し機により同時に押し出
    前記表側ゴム層と前記内側ゴム層とが貼り合わせてグリーンタイヤ形成、該グリーンタイヤトレッドパターン成形用金型内にセットして加硫行ない、外周面に弧状のトレッドパターンが成形されたタイヤ形成し、
    外周面にトレッドパターンが成形されたタイヤ、扁平な状態に延ばして張架して移動させ、
    次に、前記表側ゴム層のトレッド部の扁平にされた表面に、回転するカッターを平行な状態で当接させて削ることにより、前記内側ゴム層の表面露出させ、
    これにより、第1色と第2色の二色から構成される自転車用カラータイヤ製造ることを特徴とする自転車用カラータイヤの製造方法
  2. 請求項1記載の自転車用カラータイヤの製造方法に用いる削り装置であって、
    駆動ローラとこれに対向する移動ローラとからなる一対のローラと、タイヤを構成する表側ゴム層のトレッド部の外表面を削るカッターと、該カッターを回転させる減速機付きモータとを備え、駆動ローラとこれに対向する移動ローラとの間でタイヤが張架され、該タイヤの表面にカッターが平行に当たるように位置決め可能となっていることを特徴とする削り装置。
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