JP2010234707A - タイヤ成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法であって、押出機のダイ内部構造が単純でありながら、巻き付け開始部と巻き付け終了部でのゴムの厚みを非常に薄くすることが可能なタイヤ成形方法を提供する。
【解決手段】第1押出機1から連続的に押し出した非汚染ゴムBを成形ドラム4に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法であって、第1押出機1を成形ドラム4に近接させ、押し出した非汚染ゴムBの先端部を成形ドラム4に貼り付けて巻き付けを開始する工程と、非汚染ゴムBの巻き付け開始後、第1押出機1を成形ドラム4から徐々に離隔させながら、非汚染ゴムBの押出量を徐々に増加させる工程と、非汚染ゴムBの巻き付け終了直前、非汚染ゴムBの押出量を徐々に減少させる工程と、を少なくとも備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法に関するものである。
従来より、生産性や作業効率の観点から、成形ドラム(回転支持体)にストリップゴムを順次巻き付けることでタイヤを構成するゴム部材を形成するための連続成型設備及び連続成型方法が提案されている(例えば、下記特許文献1)。ストリップゴムを順次巻き付けて行なうゴム部材を形成する方法では、薄い帯状のストリップゴムを積層することから、従来のシート貼りによる形成方法に比べて、所望形状のゴム部材を容易に得ることができる。
下記特許文献1に開示される設備では、回転駆動する成形ドラム上に、ドラム軸と平行に移動可能な供給装置を有し、この供給装置は、ベース上にドラム軸と平行に横送り装置を介して移動可能なコラム等を備えている。これにより、回転駆動する成形ドラム上に、ストリップゴムを往復移動させながら連続して精度よく自動巻き付けを行なうことができる。
しかし、このようにストリップゴムを順次巻き付けてゴム部材を形成する場合、成型時間が長くなる上、巻き付け開始部と巻き付け終了部では、ゴム部材の厚みが不均一になりやすく、ユニフォミティの悪化に繋がる。
下記特許文献2では、未加硫ゴムをダイを介して管状断面に押し出して、内部空洞を有するゴムチューブを形成し、得られたゴムチューブを平らにしてストリップゴムとし、それを受け面上に接着させている。ダイがノズルと卵形体とを有し、ノズルと卵形体との間に環状間隙を形成しており、この環状間隙より未加硫ゴムを押し出すことでゴムチューブを形成している。ノズル内での卵形体の相対位置を変えることによって間隙寸法を変えることができるので、押し出されるゴムチューブの厚みを変えることができ、その結果、ストリップゴムの厚みを変えることができる。この装置によれば、ストリップゴムの巻き付け開始部と巻き付け終了部での厚さを薄くすることができ、厚みの不均一を少なくすることができる。
特開2004−358738号公報 特開2002−160282号公報
しかしながら、引用文献2の成形方法では、ダイは、ノズルと卵形体を有しており、ダイの内部構造が非常に複雑である。また、ゴムチューブを押圧して平らにすることでストリップゴムを形成しているので、非常に薄いストリップゴムを形成することは困難である。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その課題は、押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法であって、押出機のダイ内部構造が単純でありながら、巻き付け開始部と巻き付け終了部でのゴムの厚みを非常に薄くすることが可能なタイヤ成形方法を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るタイヤ成形方法は、
押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法であって、
押出機を回転支持体に近接させ、押し出したゴムの先端部を回転支持体に貼り付けて巻き付けを開始する工程と、
ゴムの巻き付け開始後、押出機を回転支持体から徐々に離隔させながら、ゴムの押出量を徐々に増加させる工程と、
ゴムの巻き付け終了直前、ゴムの押出量を徐々に減少させる工程と、を少なくとも備えることを特徴とする。
かかる構成によるタイヤ成形方法の作用・効果を説明する。押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付ける場合、初めに押出機を回転支持体に近接させ、押し出したゴムの先端部を回転支持体に貼り付け、回転支持体を回転させることで、ゴムの巻き付けを開始する。巻き付けを開始した後、押出機を回転支持体から徐々に離隔させながら、ゴムの押出量を徐々に増加させることで、回転支持体に巻き付けられるゴムの幅は一定に保ちながら、ゴムの厚みを徐々に厚くすることができる。また、ゴムの巻き付けを終了する直前に、ゴムの押出量を徐々に減少させることで、回転支持体に巻き付けられるゴムの厚みを徐々に薄くすることができる。本発明によれば、押出機のダイは従来公知のものを使用することができ、その内部構造は単純である。さらに、巻き付け開始部のゴムの厚みは徐々に厚くし、かつ、巻き付け終了部のゴムの厚みは徐々に薄くしているので、巻き付け開始部と巻き付け終了部でのゴムの厚みを非常に薄くすることができる。
なお、本発明において、ゴムを回転支持体に巻き付ける周回数は、1周であっても、複数周であってもよい。また、押し出したゴムの先端部を回転支持体に直接貼り付けて巻き付けるだけではなく、すでに回転支持体に別のゴムまたはタイヤ構成部材が巻き付けられている場合には、その別のゴムまたはタイヤ構成部材の外表面に貼り付けて巻き付けていくこともできる。
本発明に係るタイヤ成形方法において、ゴムの巻き付け終了直前、押出機を回転支持体に近接させ、巻き付け開始部のゴムに対して巻き付け終了部のゴムを擦り付けることにより接合部を成形することが好ましい。
巻き付け開始部のゴムに対して巻き付け終了部のゴムを擦り付けることにより接合部を成形することで、上記のようにゴムの厚みが徐々に厚くなった巻き付け開始部と、ゴムの厚みが徐々に薄くなった巻き付け終了部とが重なり、接合部に段差がなくなる。その結果、接合部における加硫時のエア入り、接合部の割れや剥離などが発生しにくくなる。また、従来の成形方法では、ゴムの巻き付け終了時、押し出したゴムを切断装置により切断し、巻き付け終了部を巻き付け開始部と接合しているが、切断装置により切断すると切断部付近で応力緩和が起こり、寸法変化が発生しユニフォミティの悪化に繋がる。これに対し、本発明の成形方法では、切断装置を用いず、巻き付け開始部のゴムに対して巻き付け終了部のゴムを擦り付けるようにして、巻き付けを終了するので、ユニフォミティの悪化を防止することができる。さらに、従来の成形方法では、押出機から押し出したゴムを一端貯蔵する貯蔵部が必要であったが、本発明の成形方法では、押出機から押し出したゴムを回転支持体に直接巻き付けているため貯蔵部は必要ない。貯蔵部が不要になると、押し出したゴムに不具合があった場合にも、貯蔵分を廃棄する必要がなくなり、生産性の向上に繋がる。
本発明に係るタイヤ成形方法において、ゴムの巻き付け開始後、回転支持体との距離が所望のゴム厚み以上となるまで押出機を回転支持体から徐々に離隔させることが好ましい。
ゴムの巻き付け開始後は、回転支持体との距離が所望のゴム厚み以上となるまで押出機を回転支持体から徐々に離隔させることで、押し出されたゴムを一定幅と所望のゴム厚みで回転支持体に巻き付けていくことができる。
本発明に係るタイヤ成形方法において、回転支持体との距離が1mm以下となるまで押出機を回転支持体に近接させ、ゴムの巻き付けを開始することが好ましい。
ゴムの巻き付けを開始するときに、押出機を回転支持体との距離が1mm以下となるように近接させることで、巻き付け開始部の先端のゴム厚みを2mm以下にすることができる。巻き付け開始部の先端のゴム厚みを2mm以下にすることで、接合部における加硫時のエア入りを確実に防止することができる。
空気入りタイヤの一例を示す正面図および断面図 空気入りタイヤを成形するための成形設備の構成の一例を示す模式図 成形設備の制御システムの機能を示すブロック図 サイドウォール部を成形する際の手順の一例を示すフローチャート ゴム材料を成形ドラムに巻き付ける様子を示す概略図 (a)は成形ドラムの回転角度と押出量との関係を示すグラフ、(b)は成形ドラムの回転角度と、第1成型用口金から成形ドラムの外表面までの距離との関係を示すグラフ サイドウォール部を成形する様子を示す概略図 別の実施形態を示すグラフ 別の実施形態を示すグラフ 実施例の評価結果を示すグラフ
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<空気入りタイヤ>
図1は、空気入りタイヤの一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。空気入りタイヤTは、ビード部、サイドウォール部、トレッド部など複数の構成部材により構成される。
以下の実施形態では、タイヤのサイドウォール部を成形する例を示す。ただし、本発明の成形方法は、タイヤの種類、およびタイヤ構成部材を限定するものではなく、例えば、一般乗用車、トラック、バスなどのタイヤの成形に適用することができ、また、タイヤのトレッド、サイドウォール部などのタイヤ構成部材の成形に適用することができる。
図1のように、本実施形態に係る空気入りタイヤTのサイドウォール部には、非汚染ゴムB、白色ゴムW、黒色のカバーゴムSが層状に一定幅でタイヤ周方向に沿って連続して配されている。この空気入りタイヤTを加硫した後、カバーゴムSをバフ研磨などで部分的に削り落とし、白色ゴムWを露出させることで、サイドウォール部に白色の文字やライン等を形成し、いわゆるホワイトレタータイヤ、ホワイトラインタイヤ、ホワイトリボンタイヤ等を製造することができる。なお、白色ゴムWは、必ずしも両側のサイドウォール部に配されている必要はなく、少なくとも装着時に車両外側となる側に配されていればよい。
<空気入りタイヤ成形設備の構成>
図2は、空気入りタイヤTを成形するための成形設備の構成の一例を示す模式図である。図2に示す成形設備は、第1押出機1、第2押出機2、第3押出機3、成形ドラム(回転支持体に相当)4及び制御装置5を備えている。
第1押出機1は、円筒形の第1バレル1aと、第1バレル1aの供給口に接続された第1ホッパー1bと、非汚染ゴムBを混練して先端側に送り出す第1スクリュー1cと、第1スクリュー1cを回転駆動させる第1スクリュー用モータ1dとを有する。また、第2押出機2は、円筒形の第2バレル2aと、第2バレル2aの供給口に接続された第2ホッパー2bと、白色ゴムWを混練して先端側に送り出す第2スクリュー2cと、第2スクリュー2cを回転駆動させる第2スクリュー用モータ2dとを有する。同様に、第3押出機3は、円筒形の第3バレル3aと、第3バレルの供給口に接続された第3ホッパー3bと、黒色のカバーゴムSを混練して先端側に送り出す第3スクリュー3cと、第3スクリュー3cを回転駆動させる第3スクリュー用モータ3dとを有する。第1〜第3スクリュー用モータ1d、2d、3dは、後述するように制御装置5により回転数が制御される。
第1押出機1の押出方向先端側には第1ギアポンプ10が接続され、第1ギアポンプ10の先端側は第1成型用口金11に接続されている。第2押出機2の押出方向先端側には第2ギアポンプ20が接続され、第2ギアポンプ20の先端側は第2成型用口金21に接続されている。また、第3押出機3の押出方向先端側には第3ギアポンプ30が接続され、第3ギアポンプ30の先端側は第3成型用口金31に接続されている。
第1押出機1、第2押出機2、第3押出機3は、図2のように成形ドラム4の回転方向に順にずらして配置されている。これにより、第1成型用口金11、第2成型用口金21、第3成型用口金31も、成形ドラム4の回転方向に順にずれている。
第1、第2、第3ギアポンプ10,20,30は、それぞれ1対の第1ギア10a、第2ギア20a、第3ギア30aを有しており、第1成型用口金11、第2成型用口金21、第3成型用口金31に向けて出口側にそれぞれ非汚染ゴムB、白色ゴムW、カバーゴムSを送り出す機能を有する。一対の第1ギア10aは、それぞれ第1ギア用モータ(不図示)によって回転駆動され、一対の第2ギア20aは、それぞれ第2ギア用モータ(不図示)によって回転駆動され、一対の第3ギア30aは、それぞれ第3ギア用モータ(不図示)によって回転駆動され、それらの回転数は、制御装置5により制御される。第1〜第3ギア10a,20a,30aの回転数、及び第1〜第3スクリュー用モータ1d、2d、3dの回転数を制御装置5により連動させて制御することで、各押出機1〜3から押し出されるゴムの押出量を制御することができる。なお、図示の都合上、1対の第1ギア10a、第2ギア20a、第3ギア30aは、図2の上下方向に並べられているが、実際は平面方向(第1ギア10a、第2ギア20a、及び第3ギア30aの回転軸が図2の上下となる方向)に並べられる。
なお、本実施形態では、各押出機1〜3の押出方向先端側に各ギアポンプ10〜30が接続された、いわゆる外付けギアポンプを用いる例を示している。ただし、これに替えて、押出機内にギアポンプを内蔵したギアポンプ内蔵型押出機を用いるようにしてもよい。ギアポンプ内蔵型押出機は、図9の模式図に示すように、スクリュー1cの先端部にギア溝1eがあり、このギア溝1eとギアポンプ10のギア10aが噛み合うことにより、スクリュー1cの回転に伴ってギアポンプ10のギア10aが回転する構造になっており、スクリュー1cの回転を制御するだけでギアポンプ10の回転を制御することができ、定量で押し出すことができる。本発明において、ギアポンプ内蔵型押出機は、外付けギアポンプを接続した押出機に比べ、押出量を容易に制御することができ、なおかつギア用モータが不要なので押出機先端部がコンパクトになりより好ましい。
第1成型用口金11、第2成型用口金21、第3成型用口金31は所定の断面形状を有しており、第1〜第3ギアポンプ10,20,30から第1成型用口金11、第2成型用口金21、第3成型用口金31に供給された非汚染ゴムB、白色ゴムW、カバーゴムSは、それぞれ所定の断面形状となって連続的に押出成型される。
成形ドラム4は、サーボモータ40(図3参照)によりR方向に回転可能に構成されている。サーボモータ40の回転数は、制御装置5により制御される。成形ドラム4には、第1成型用口金11を介して押出成型された非汚染ゴムBが供給され、非汚染ゴムBが貼り付いた状態で成形ドラム4をR方向に回転駆動することにより、非汚染ゴムBを周方向に沿って巻き付けることができる。なお、成形ドラム4に供給された非汚染ゴムBを圧着する不図示の圧着ローラを設けてもよい。また、非汚染ゴムBの外表面に白色ゴムWが貼り付いた状態で成形ドラム4をR方向に回転駆動することにより、白色ゴムWを周方向に沿って巻き付けることができ、同様に、白色ゴムWの外表面にカバーゴムSが貼り付いた状態で成形ドラム4をR方向に回転駆動することにより、カバーゴムSを周方向に沿って巻き付けることができる。
次に、本実施形態に係る成形設備の制御システムの機能に関して、図3のブロック図により説明する。制御装置5は、第1〜第3押出機1,2,3、第1〜第3ギアポンプ10,20,30、成形ドラム4を制御するものであるが、ここでは、第3押出機3、第3ギアポンプ30、成形ドラム4の制御について説明する。
第3押出機3の第3スクリュー用モータ3dの回転数は、制御装置5が有する第3スクリュー用モータ制御手段51により制御される。第3ギア用モータ32の回転数は、制御装置5が有する第3ギア用モータ制御手段52により制御される。サーボモータ40は、制御装置5が有するサーボモータ制御手段53により制御される。
第3押出機3、第3ギアポンプ30及び第3成型用口金31は、一体として前後駆動装置33により押出方向の前後に移動可能に構成されており、成形ドラム4に対して近付いたり遠ざかったりすることができる。かかる前後の移動も、制御装置5の前後駆動装置制御手段54によって制御される。
<サイドウォール部成形方法>
次に、上記の成形設備を用いてサイドウォール部を成形する方法について説明する。本実施形態のサイドウォール部成形工程は、第1押出機1により押し出された非汚染ゴムBを成形ドラム4に巻き付ける工程と、第2押出機2により押し出された白色ゴムWを非汚染ゴムBの外表面に巻き付ける工程と、第3押出機3により押し出されたカバーゴムSを白色ゴムWの外表面に巻き付ける工程とを備える。初めに、第1押出機1により押し出された非汚染ゴムBを成形ドラム4に巻き付ける工程のみについて説明する。
なお、本実施形態では、成形ドラム4に対して、非汚染ゴムB、白色ゴムW、カバーゴムSの順に巻き付ける例を示す。これは、いわゆるクラウンドラムと呼ばれる成形ドラム4を用いてグリーンタイヤを成形する場合の例である。これに対し、いわゆるフラットドラムと呼ばれる成形ドラム4を用いてグリーンタイヤを成形する場合には、カバーゴムS、白色ゴムW、非汚染ゴムBの順で巻き付ける。フラットドラムによる成形では、ドラムに貼り付けたカバーゴムS、白色ゴムW、非汚染ゴムBを、ドラム上に立ててセットされたビードフィラーの外表面に巻き付けるようにする。これにより、図1(b)に示すようにカバーゴムSがサイドウォール部の最表面に配置するようになる。なお、このフラットドラムを用いてグリーンタイヤを成形する場合には、第1押出機1によりカバーゴムSを押し出し、第2押出機2により白色ゴムWを押し出し、第3押出機3により非汚染ゴムBを押し出すこととなる。
図4は、ゴム材料を成形ドラムに巻き付けてサイドウォール部を成形する際の手順の一例を示すフローチャートである。図5は、ゴム材料を成形ドラムに巻き付ける様子を示す概略図である。また、成形ドラム4の回転角度と非汚染ゴムBの押出量との関係を図6(a)に示す。また、成形ドラム4の回転角度と、第1成型用口金11から成形ドラム4の外表面までの距離との関係を図6(b)に示す。この図6では、非汚染ゴムBを巻き付け開始した時点での成形ドラム4の回転角度を0度としている。
まず、第1押出機1、第1ギアポンプ10及び第1成型用口金11を一体として前進させ(#1)、図5(a)に示すように第1成型用口金11を成形ドラム4に近接させる。このとき、第1成型用口金11と、成形ドラム4との間には、所定の間隔D1が設けられる。D1は、1mm以下が好ましい。なお、第1成型用口金11を成形ドラム4に近接させるタイミングは、非汚染ゴムBが第1成型用口金11から吐出されるまでに前記の所定間隔が設けられるものであれば、特に制限されない。
次に、前工程にて調整された非汚染ゴムBのゴム材料が、第1押出機1の第1ホッパー1bに投入される。ここで、ゴム材料としては特に制限がなく、例えば、天然ゴム、スチレンーブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)などの汎用のゴム原料に、配合材料を常法にて混練し、加熱架橋を可能に調製したものが挙げられる。また、投入されるゴム材料の形状としては、特に制限がなく、例えば、リボン状、シート状、ペレット状などの形状が挙げられる。
第1ホッパー1bに投入されたゴム材料は、第1押出機1の第1スクリュー1cによって混練され、押出方向先端側に送り出されて第1ギアポンプ10に供給される(#2、3)。そして、第1ギアポンプ10に供給されたゴム材料は、回転する一対の第1ギア10aによって、第1成型用口金11に向けて出口側に送り出される(#4)。
第1成型用口金11に供給されたゴム材料は、所定の断面形状を有する非汚染ゴムBとして押し出される。図5(b)のように押し出した非汚染ゴムBの先端部を成形ドラム4の外表面に貼り付け、非汚染ゴムBの巻き付け開始部B1が固定された状態となると、成形ドラム4の回転駆動を開始する(#5)。
また、成形ドラム4の回転駆動の開始とほぼ同時に、第1スクリュー1cの回転数及び第1ギア用モータ12の回転数を制御することで、第1成型用口金11から押し出される非汚染ゴムBの押出量を徐々に増加させる(#6)。さらに、非汚染ゴムBの押出量の増加とともに、図5(c)のように第1成型用口金11を徐々に後退させ(#6)、第1成型用口金11を成形ドラム4から徐々に離隔させる。
より具体的には、図6(a)のように、成形ドラム4の回転角度がθ1度となるまで、非汚染ゴムBの押出量を徐々に増加させ、Q1とする。また、図6(b)のように、成形ドラム4の回転角度がθ2度となるまで第1成型用口金11を徐々に後退させ、第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離をD1から徐々に増加させてD2とする。ここで、D2は、成形される所望のゴム部材の厚みよりも大きくなっている。その後は、押出量、距離の両者を一定の値Q1,D2に保つ。これにより、非汚染ゴムBの巻き付け開始部B1の先端形状は斜めになり、その後は、非汚染ゴムBの厚みが一定となる(図5(c),(d)を参照)。
そして、非汚染ゴムBの厚みを一定に保ったまま成形ドラム4の回転駆動を続け、図5(e)に示すように、非汚染ゴムBの巻き付け開始部B1が第1成型用口金11に近づくと、第1成型用口金11を前進させ(#7)、第1成型用口金11を成形ドラム4に近接させ、第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離を所望の非汚染ゴムBの厚み程度とする。これにより、巻き付け開始部B1に巻き付け終了部のゴムを擦り付けるようにすることができる。また、第1スクリュー1cの回転数及び第1ギア用モータ12の回転数を制御することで、第1成型用口金11から押し出される非汚染ゴムBの押出量を徐々に減少させる(#7)。
より具体的には、図6(a)のように、成形ドラム4の回転角度が360°となるまでは非汚染ゴムBの押出量をQ1に保ち、回転角度が(360+θ1)度になるまでに、非汚染ゴムBの押出量を徐々に減少させる。また、図6(b)のように、成形ドラム4の回転角度が360°となる直前に、第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離をD2からD3に変化させる。D3は、非汚染ゴムBの厚みとほぼ同じとなっている。これらの動作により、図5(f)に示すように、巻き付け終了時には、第1成型用口金11から押し出された非汚染ゴムBを巻き付け開始部B1に擦り付けるようにして接合する。また、非汚染ゴムBの巻き付け終了部は、終端形状が斜めとなり、先端形状が斜めとなっている巻き付け開始部B1と重なることで接合部の厚みがその他の部分の厚みとほぼ同じとなる。
最後に、図5(g)に示すように、第1成型用口金11は後退して(#8)、成形ドラム4への非汚染ゴムBの巻き付けが終了する。
次いで、サイドウォール部成形工程全体を説明する。サイドウォール部成形工程は、第1押出機1により押し出された非汚染ゴムBを成形ドラム4に巻き付ける工程と、第2押出機2により押し出された白色ゴムWを非汚染ゴムBの外表面に巻き付ける工程と、第3押出機3により押し出されたカバーゴムSを白色ゴムWの外表面に巻き付ける工程とを備えており、これらの工程を1工程ずつ順次行なうことでサイドウォール部を成形することもできる。
しかしながら、これらの工程を同時に行なうことにより、より短時間でサイドウォール部を成形することができる。なお、白色ゴムWを巻き付ける工程も、カバーゴムSを巻き付ける工程も、上述した非汚染ゴムBを巻き付ける工程とほぼ同じである。
図7は、サイドウォール部を成形する様子を示す概略図である。初めに、第1押出機1により押し出された非汚染ゴムBを巻き付ける工程を開始する(図7(a)参照)。次いで、非汚染ゴムBの巻き付け開始部B1が、第2押出機2(第2成型用口金21)の前を通過した後に、第2押出機2から押し出された白色ゴムWを非汚染ゴムBの外表面に巻き付ける工程を開始する(図7(b)参照)。次いで、白色ゴムWの巻き付け開始部W1が、第3押出機3(第3成型用口金31)の前を通過した後に、第3押出機3から押し出されたカバーゴムSを白色ゴムWの外表面に巻き付ける工程を開始する(図7(c)参照)。
その後、上述した巻き付け終了時の工程に従って、順に非汚染ゴムB、白色ゴムW、カバーゴムSの巻き付けを終了することで、図1に示すように、非汚染ゴムBの巻き付け開始部B1と、白色ゴムWの巻き付け開始部W1と、カバーゴムSの巻き付け開始部S1とが、タイヤ周方向にそれぞれずれたサイドウォール部を成形することができる。
なお、上記のθ1,θ2,Q1,D1,D2の値は、ゴムの種類や硬さ、成型用口金の断面形状、成形ドラム4の回転数などとの関係、または相互の関係など種々の要因によって決定されるものであり、適宜設定される。例えば、θ1の値を小さくしすぎると、押出量がQ1に素早く達してしまい、成形ドラム4に巻き付けたゴムの幅や厚みが大きくなりすぎるため、第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離をD1からD2に素早く変化させる、すなわちθ2を小さくする必要がある。
<別実施形態>
上記の実施形態では、巻き付け開始後すぐに第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離をD1からD2に徐々に変化させたが、図8に示すように、巻き付け開始後しばらくの間(図8のθ3までの間)、第1成型用口金11から成形ドラム4までの距離をD1のままにしておき、巻き付け開始部B1が確実に成形ドラム4に貼り付くようにしてもよい。
上記の実施形態では、第1〜第3押出機の3台を使用する例を示したが、本発明は1台、2台、もしくは4台以上の押出機を使用する場合にも適用することができる。
<実施例>
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。成型用口金の断面形状は、幅47mm、高さ3mmの矩形状とした。成形ドラムの回転数は、2rpmとした。押出機は、上述したギアポンプ内蔵型押出機を用いた。
本発明のタイヤ成形方法を用いて、押出機から押し出したゴムを成形ドラムに巻き付け、貼り付けたゴムの厚みと幅を評価した。その評価結果を図10に示す。
図10の上段のグラフに示すように、押出機を成形ドラムに0.3mmまで前進させ、押し出したゴムの先端部を成形ドラムに貼り付けて巻き付けを開始し、成形ドラムが5°回転した時点で押出機を成形ドラムから0.9mm/sの速度で後退させた。押出機は、成形ドラムとの距離が4.5mmとなるまで後退させた。また、スクリュー回転数を3秒間かけて0rpmから150rpmに変化させることで、ゴムの押出量を徐々に増加させた。その後は、スクリュー回転数を150rpmに保った。押出機と成形ドラムとの距離が4.5mm、スクリュー回転数が150rpmの状態を、以下では定常状態と称する。
その後、図10の下段のグラフに示すように、ゴムの巻き付け終了直前の、成形ドラムが345°回転した時点で、押出機を成形ドラムに4.0mm/sの速度で前進させ、成形ドラムとの距離を3.3mmとした。また、スクリュー回転数を3秒間かけて150rpmから0rpmに変化させることで、ゴムの押出量を徐々に減少させた。巻き付け開始部と巻き付け終了部の接合後は、成形ドラムが404°回転した時点で、押出機を3.0mm/sの速度で後退させて、巻き付けを終了した。
その結果、図10のように、貼り始め部分でゴムの厚みが徐々に増加し、定常状態では一定(約3.4mm)となった。このとき、貼り始め部分でのゴムの幅は、定常状態でのゴムの幅(約48mm)とほぼ同じとなった。また、接合部でのゴムの厚みは、定常状態でのゴムの厚みとほぼ同じとなり、接合部でのゴムの幅も、定常状態でのゴムの幅とほほ同じとなった。
1 第1押出機
2 第2押出機
3 第3押出機
4 成形ドラム
5 制御装置
10 第1ギアポンプ
11 第1成型用口金
20 第2ギアポンプ
21 第2成型用口金
30 第3ギアポンプ
31 第3成型用口金
B 非汚染ゴム
W 白色ゴム
S カバーゴム

Claims (4)

  1. 押出機から連続的に押し出したゴムを回転支持体に巻き付けることでタイヤを成形するタイヤ成形方法であって、
    押出機を回転支持体に近接させ、押し出したゴムの先端部を回転支持体に貼り付けて巻き付けを開始する工程と、
    ゴムの巻き付け開始後、押出機を回転支持体から徐々に離隔させながら、ゴムの押出量を徐々に増加させる工程と、
    ゴムの巻き付け終了直前、ゴムの押出量を徐々に減少させる工程と、を少なくとも備えるタイヤ成形方法。
  2. ゴムの巻き付け終了直前、押出機を回転支持体に近接させ、巻き付け開始部のゴムに対して巻き付け終了部のゴムを擦り付けることにより接合部を成形することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形方法。
  3. ゴムの巻き付け開始後、回転支持体との距離が所望のゴム厚み以上となるまで押出機を回転支持体から徐々に離隔させることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ成形方法。
  4. 回転支持体との距離が1mm以下となるまで押出機を回転支持体に近接させ、ゴムの巻き付けを開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ成形方法。
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