JP4534225B2 - ゴム部材成形設備及びゴム部材成形方法 - Google Patents

ゴム部材成形設備及びゴム部材成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、ゴムストリップを回転支持体に巻き付けて、所望の断面形状を有するゴム部材を成形するためのゴム部材成形設備及びゴム部材成形方法に関する。
従来、リボン状のゴムストリップを周方向に巻き付けてゴム部材を成形する、いわゆるストリップビルド法が知られている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。かかるストリップビルド法によれば、ゴムストリップを成形ドラム等の回転支持体に巻き付け、順次積層することにより、所望の断面形状を有するゴム部材を成形することができる。かかるゴム部材は、例えば空気入りタイヤのサイドウォール部を構成するゴム部材として用いられる。
ゴムストリップは、押出機のスクリューにより混練したゴム材料を、所定の断面形状を有する成型用口金を介して押し出すことにより連続的に成型される。これに関し、ゴムストリップの吐出量のばらつきを抑えることを目的として、ギアポンプを用いて成型用口金にゴム材料を供給するように構成された押出装置が知られている(下記特許文献4参照)。
図3(a)〜(d)は、ストリップビルド法によるゴム部材の成形開始時の様子を示す概略図である。まず、押出装置1を成形ドラム7に近付け、成型用口金4と成形ドラム7の外周面との間に数ミリ程度の間隔を設ける。次に、押出機2のスクリューを回転させてゴム材料を混練すると共に、ギアポンプ3を駆動してゴムストリップSを吐出する。ある程度の量のゴムストリップSが吐出され、それが成形ドラム7の外周面に貼り付いたら、成形ドラム7をR方向に回転させ、ゴムストリップSを周方向に沿って巻き付ける。そして、押出装置1を少し後退させた後、所望の断面形状が得られるように成形ドラム7を軸方向に往復動させ、ゴム部材を成形する。
上記のとおり、成形ドラムの回転を開始する際には、その外周面にゴムストリップが貼り付いている必要がある。従来、かかるゴムストリップの貼り付き状態は、ゴムストリップの吐出時間を制御することで確保していた。即ち、例えば、設定時間を5秒間とした場合、ゴムストリップを吐出し始めてからギアポンプを5秒間駆動させた時点で、吐出されたゴムストリップが成形ドラムの外周面に貼り付いているものとして、成形ドラムの回転を開始するように制御していた。
しかしながら、上記のような制御によると、ゴム材料の種類や混練条件等が変化した場合、温度や粘度等のゴム性状の変化に起因して、ゴムストリップの吐出時間が一定であってもゴムストリップの吐出量が変動することがあった。また、ギアポンプ内にゴム材料が十分に充填されていない場合には、ゴムストリップの吐出量が不足することがあった。更に、そのような吐出量不足を避けるため、ゴムストリップの吐出時間を長めに設定すると、ゴムストリップの吐出量が過剰になる場合もあった。これらの理由によりゴムストリップの吐出量が不足した場合、成形ドラムの外周面にゴムストリップが貼り付かないことがあり、図4に示すように、成形ドラム7を回転させたときにゴムストリップSが巻き付かないという不具合があった。一方、ゴムストリップの吐出量が過剰である場合、図5に示すように、吐出開始時のゴムストリップSが塊状となり、ゴム部材のユニフォミティや重量バランスを悪化させることがあった。
なお、下記特許文献4には、ギアポンプの入口側の圧力を圧力センサにより検出し、その検出結果に基づいて押出機のスクリュー回転数を制御するという構成が開示されているが、かかる構成は、押出機によるゴム材料の供給量を安定させるものであり、成形開始時にゴムストリップの吐出量が変動するという問題を解消しうるものではない。
特開平9−29858号公報 特開2002−178415号公報 特開2002−205512号公報 特開2003−266523号公報
そこで、本発明の目的は、回転支持体にゴムストリップを巻き付けることによってゴム部材を成形する際に、成形開始時のゴムストリップを過不足なく吐出することができるゴム部材成形設備及びゴム部材成形方法を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明に係るゴム部材成形設備は、ゴム材料を混練して送り出す押出機と、その押出機から供給されるゴム材料を成型用口金へと送り出すギアポンプと、その成型用口金を介して押し出されたゴムストリップが巻き付けられる回転支持体と、前記ギアポンプを駆動する第1駆動装置と、前記回転支持体を回転駆動する第2駆動装置と、前記第1駆動装置および前記第2駆動装置の制御を行う制御装置と、を備えるゴム部材成形設備において、前記ギアポンプ内の出口側圧力を検出する圧力センサを備え、前記制御装置は、前記ギアポンプの駆動開始後に前記圧力センサが検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、前記ギアポンプを所定時間駆動してから前記回転支持体の回転を開始するように制御を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、まず、ギアポンプ内の出口側圧力を検出する圧力センサを備えることにより、ギアポンプの出口側におけるゴム材料の充填具合を確認することができる。そして、制御装置が、ギアポンプの駆動開始後にその圧力センサが検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、ギアポンプを所定時間駆動してから回転支持体の回転を開始するように制御を行うことにより、ギアポンプ内にゴム材料が充填された状態になった時点を基準として、一定量のゴムストリップを吐出してから回転支持体の回転を開始することができる。このとき、ギアポンプ内の圧力に基づいて制御を行うため、温度や粘度等のゴム性状が変化した場合であっても、一定量のゴムストリップを吐出することができる。その結果、ゴム部材の成形開始時においてゴムストリップが過不足なく吐出され、吐出開始時のゴムストリップが塊状にならずに、回転支持体の外周側に貼り付いている状態が確保される。
なお、本明細書において、「回転支持体にゴムストリップを巻き付ける」という表現は、回転支持体の外周面にゴムストリップを直接巻き付ける場合に限られず、すでに回転支持体の外周面にゴムストリップを巻き付けてある場合は、その外周側から重ねて巻き付けるという態様も含まれる。
また、本発明に係るゴム部材成形方法は、成型用口金を介して押し出したゴムストリップを、回転支持体に巻き付けることによってゴム部材を成形するゴム部材成形方法において、押出機によりゴム材料を混練し、ギアポンプに供給する工程と、前記ギアポンプに供給されたゴム材料を、前記成型用口金に向けて前記ギアポンプの出口側に送り出す工程と、前記ギアポンプ内の出口側圧力を検出する工程と、その検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、前記ギアポンプを所定時間駆動してから前記回転支持体の回転を開始する工程と、を備える。
上記構成によれば、まず、ギアポンプ内の出口側圧力を検出する工程を備えることにより、ギアポンプの出口側におけるゴム材料の充填具合を確認することができる。そして、その検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、ギアポンプを所定時間駆動してから回転支持体の回転を開始する工程を備えることにより、ギアポンプ内にゴム材料が充填された状態になった時点を基準として、一定量のゴムストリップを吐出してから回転支持体の回転を開始することができる。このとき、ゴム性状が変化した場合でも一定量のゴムストリップが吐出されることや、吐出開始時のゴムストリップが塊状にならずに、回転支持体の外周側に貼り付いている状態が確保されることは上述のとおりである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<ゴム部材成形設備の構成>
図1は、本発明に係るゴム部材成形設備の構成の一例を示す模式図である。図1に示すゴム部材成形設備は、押出装置1と、成形ドラム7(前記回転支持体に相当する。)と、制御装置8とを備えている。
押出装置1は、押出機2と、押出機2の押出方向先端側に接続されたギアポンプ3と、更にその先端側に接続された成型用口金4とを備えている。押出機2は、円筒形のバレル2aと、バレル2aの供給口に接続されたホッパー2bと、ゴム材料を混練して先端側に送り出すスクリュー2cと、スクリュー2cを回転駆動させる駆動装置としての第3サーボモータ2dとを有する。第3サーボモータ2dの回転数は、制御装置8が有する第3サーボモータ制御手段15により制御される。
ギアポンプ3は、一対のギア5を有しており、成型用口金4に向けて出口側にゴム材料を送り出す機能を有する。ギア5は、それぞれ第1サーボモータ6(前記第1駆動装置に相当する。)によって回転駆動され、それらの回転数は、制御装置8が有する第1サーボモータ制御手段13により制御される。なお、図示の都合上、一対のギア5は図1の上下方向に並べられているが、実際は平面方向(ギア5の回転軸が図1の上下となる方向) に並べられる。
ギアポンプ3の出口側には圧力センサ11が設けられており、ギアポンプ3内の出口側圧力、即ちギアポンプ3がゴム材料を送り出すときの圧力を検出する。また、ギアポンプ3の入口側には圧力センサ12が設けられており、ギアポンプ3内の入口側圧力、即ち押出機2からギアポンプ3にゴム材料が供給されるときの圧力を検出する。
本実施形態では、圧力センサ12による検出結果が制御装置8の圧力調整手段16に送られる。圧力調整手段16は、圧力センサ12により検出された圧力の値が、予め設定された圧力値(第1設定値)と一致するように、第3サーボモータ制御手段15に指令を与える。かかる第1設定値は、不図示の入力手段を介して適宜に設定することができる。圧力調整手段16は、例えば、圧力センサ12から受け取った信号に対応してアナログ電圧値を出力する圧力支持調節計を有し、その電圧値に応じた速度指令を、第3サーボモータ制御手段15を介して第3サーボモータ2dに送るように構成してもよい。つまり、第3サーボモータ制御手段15は、ギアポンプ3内の入口側圧力に応じて、スクリュー2cを駆動する第3サーボモータ2dの回転数を制御する。これにより、ギアポンプ3内の入口側圧力が一定に保持され、押出機2によるゴム材料の供給量の安定化が図られる。
成型用口金4は所定の断面形状を有し、ギアポンプ3から成型用口金4に供給されたゴム材料は、所定の断面形状を有するゴムストリップSの形態で連続的に押出成型される。ゴムストリップSは、小幅かつ小厚さでリボン状をなし、タイヤの種類等に応じて種々のサイズのものが採用できる。また、ゴムストリップSの断面形状は、特定のものに限られず、例えば三角形や三日月形、円形、矩形など、仕上げ断面形状に応じて種々の且つ好ましい形状が採用できる。
成形ドラム7は、第2サーボモータ9(第2駆動装置に相当する。)によりR方向に回転可能に構成されている。第2サーボモータ9の回転数は、制御装置8が有する第2サーボモータ制御手段14により制御される。成形ドラム7には、成型用口金4を介して押出成型されたゴムストリップSが直接供給され、ゴムストリップSが貼り付いた状態で成形ドラム7をR方向に回転駆動することにより、ゴムストリップSを周方向に沿って巻き付けることができる。圧着ローラ10は、成形ドラム7に供給されたゴムストリップSを圧着する機能を有する。
ギアポンプ3に設けられた圧力センサ11による検出結果は、制御装置8の圧力比較手段17に送られる。圧力比較手段17は、ギアポンプ3の駆動開始後に、圧力センサ11により検出された圧力の値を、予め設定された圧力値(第2設定値)と比較し、その検出された圧力の値が第2設定値以上になった時点を基準として、所定時間が経過してから、第2サーボモータ制御手段14に成形ドラム7の回転を開始するための指令を与える。即ち、成形ドラム7は、ギアポンプ3内の出口側圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、ギアポンプ3を所定時間駆動してから回転を開始する。かかる所定圧力(第2設定値)および所定時間は、不図示の入力手段を介して適宜に設定することができる。
成形ドラム7は、不図示の駆動装置により軸方向(図1において紙面に垂直な方向)に往復動可能に構成されており、かかる往復移動は制御装置8によって制御される。回転する成形ドラム7を押出装置1に対して軸方向に相対移動させることにより、ゴムストリップSを周方向に沿ってらせん状に巻き付けて、所望の断面形状を有するゴム部材を成形することができる。一方、押出装置1は、不図示の駆動装置により押出方向の前後に移動可能に構成されており、かかる移動も制御装置8によって制御される。
<ゴム部材成形方法>
次に、上記のゴム部材成形設備を用いてゴム部材を成形する方法について説明する。図2は、ゴム部材を成形する際の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、押出装置1が前進し(#1)、図3(a)に示すように成形ドラム7に近づけられる。このとき、成型用口金4と成形ドラム7の外周面との間には、所定の間隔が設けられる。なお、押出装置1が成形ドラム7に近づけられるタイミングは、ゴムストリップSが吐出されるまでに前記の所定間隔が設けられるものであれば、特に制限されない。
次に、前工程にて調整されたゴム材料が、押出機2のホッパー2bに投入される。ここで、ゴム材料としては特に制限がなく、例えば、天然ゴム、スチレンーブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)などの汎用のゴム原料に、配合材料を常法にて混練し、加熱架橋を可能に調製したものが挙げられる。また、投入されるゴム材料の形状としては、特に制限がなく、例えば、リボン状、シート状、ペレット状などの形状が挙げられる。投入されたゴム材料は、押出機2のスクリュー2cによって混練され、押出方向先端側に送り出されてギアポンプ3に供給される(#2、3)。そして、ギアポンプ3に供給されたゴム材料は、回転する一対のギア5によって、成型用口金4に向けて出口側に送り出される(#4)。
ギアポンプ3の出口側にゴム材料が送り出されると、圧力センサ11によりギアポンプ3内の出口側圧力が検出される(#5)。かかる検出結果は制御装置8に送られ、圧力比較手段17によって予め設定された圧力値(第2設定値)と比較される。そして、検出された圧力の値が第2設定値以上になった場合、その時点より所定時間が経過してから第2サーボモータ制御手段14に指令が与えられ、成形ドラム7の回転が開始される(#6、7)。
即ち、検出された圧力の値が所定圧力値以上になった時点を基準として、ギアポンプ3を所定時間駆動してから成形ドラム7の回転が開始される。かかるギアポンプ3の所定時間の駆動によって、図3(b)に示すように成形ドラム7に対して一定量のゴムストリップSが吐出される。更に、その後に成形ドラム7の回転が開始されることによって、図3(c)に示すように、吐出開始時のゴムストリップSが塊状にならずに、成形ドラム7に貼り付いた状態が確保される。
押出装置1は、成形ドラム7が数周回転された後または1周回転する前に後退し(#8)、成形ドラム7と押出装置1との間には所定の間隔が設けられる。成形ドラム7は、R方向に回転駆動されつつ、所望のゴム部材の断面形状に合わせて軸方向に往復移動される(#9)。これにより、ゴムストリップSは、周方向に沿ってらせん状に巻き付けられる。かかる成形ドラム7および押出装置1の駆動は、制御装置8により制御され、そのための制御プログラムは制御装置8に予め入力される。
ゴムストリップSが連続的に押出成型される間、圧力センサ12によりギアポンプ3内の入口側圧力が検出される。かかる検出結果は制御装置8に送られ、圧力調整手段16によって、検出された圧力の値が予め設定された圧力値(第1設定値)と一致するように第3サーボモータ制御手段15に指令が与えられ、第3サーボモータの回転数が制御される。ゴムストリップSの巻き付けが終了すると、押出機2、ギアポンプ3および成形ドラム7の駆動が停止される。そして、成型用口金4から成形ドラム7に架け渡されたゴムストリップSがカットされ、成形されたゴム部材が次工程に移される。
次のゴム部材を続けて成形する場合、前記#1に戻り、押出装置1が成形ドラム7に近づけられ、上述した手順に沿ってゴム部材の成形が行われる。かかる場合、ギアポンプ3の出口側にはゴム材料がある程度充填された状態となっているが、そのような状態においても、本発明に係るゴム部材成形方法によれば、ゴム部材の成形開始時においてゴムストリップSを過不足なく吐出することができる。
以上のように、本発明のゴム部材成形方法は、いわゆるストリップビルド法での成形開始時において、ゴムストリップSを吐出して成形ドラム7の回転を開始する際の制御に関するものであり、成形ドラム7の回転開始後は、従来のストリップビルド法と同様にしてゴム部材を成形することができる。なお、本発明によって成形されるゴム部材としては、空気入りタイヤのトレッド部やサイドウォール部等を構成するゴム部材、ソリッドタイヤ、空気入りゴムローラ等が例示されるが、これらに限られるものではない。
本発明に係るゴム部材成形設備の構成の一例を示す模式図 ゴム部材を成形する際の手順の一例を示すフローチャート ストリップビルド法によるゴム部材の成形開始時の様子を示す概略図 従来のゴム部材成形設備を用いた場合に生じる不具合を説明する図 従来のゴム部材成形設備を用いた場合に生じる不具合を説明する図
符号の説明
1 押出装置
2 押出機
2c スクリュー
2d 第3サーボモータ
3 ギアポンプ
4 成型用口金
5 ギア
6 第1サーボモータ
7 成形ドラム
8 制御装置
9 第2サーボモータ
11 圧力センサ
12 圧力センサ
16 圧力調整手段
17 圧力比較手段

Claims (2)

  1. ゴム材料を混練して送り出す押出機と、その押出機から供給されるゴム材料を成型用口金へと送り出すギアポンプと、その成型用口金を介して押し出されたゴムストリップが巻き付けられる回転支持体と、前記ギアポンプを駆動する第1駆動装置と、前記回転支持体を回転駆動する第2駆動装置と、前記第1駆動装置および前記第2駆動装置の制御を行う制御装置と、を備えるゴム部材成形設備において、
    前記ギアポンプ内の出口側圧力を検出する圧力センサを備え、
    前記制御装置は、前記ギアポンプの駆動開始後に前記圧力センサが検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、前記ギアポンプを所定時間駆動してから前記回転支持体の回転を開始するように制御を行うことを特徴とするゴム部材成形設備。
  2. 成型用口金を介して押し出したゴムストリップを、回転支持体に巻き付けることによってゴム部材を成形するゴム部材成形方法において、
    押出機によりゴム材料を混練し、ギアポンプに供給する工程と、
    前記ギアポンプに供給されたゴム材料を、前記成型用口金に向けて前記ギアポンプの出口側に送り出す工程と、
    前記ギアポンプ内の出口側圧力を検出する工程と、
    その検出した圧力が所定圧力以上になった時点を基準として、前記ギアポンプを所定時間駆動してから前記回転支持体の回転を開始する工程と、を備えることを特徴とするゴム部材成形方法。
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