JP5339431B2 - タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴムストリップを被成形体の外面に巻き付けて積層し、未加硫タイヤを製造するタイヤ製造装置及びタイヤ製造方法に関する。
空気入りタイヤは、未加硫ゴム等からなる各タイヤ構成部材を被成形体に順次配置等して未加硫タイヤを成形した後、加硫成型して製造される。この未加硫タイヤの成形時に、従来、成形ドラムにゴムストリップを積層ローラにより積層し、トレッドゴム等のゴム部材を形成することが行われている(特許文献1参照)。
この従来のタイヤ製造装置では、積層ローラと、その下方に配置したゴムストリップの押圧ローラとを同じプレートに取り付け、両ローラを一体に移動させて、押圧ローラにより、成形ドラムに巻き付けて積層したゴムストリップを押圧する。これにより、ゴムストリップを、成形ドラムへの積層と同期してステッチングし、ゴムストリップ間のエアを排出しながら互いに圧着する。
ところが、この従来のタイヤ製造装置では、ステッチング中の押圧ローラが積層ローラに遮られて確認し難く、ゴムストリップの押圧状態を正確に把握できないことがある。また、両ローラが一体に移動するため、押圧ローラによる押圧の位置や角度の調整、及び押圧のタイミングの設定等が自由に行えず、かつ、押圧ローラの幅や押圧位置等によっては、ゴムストリップの全体を、又は適切な範囲を押圧できない恐れがある。その結果、この従来のタイヤ製造装置では、ゴムストリップを適宜押圧できず、積層したゴムストリップ間やゴムストリップと下層部材との間の層間エアが確実に排出されずに、部材内にエアがシールされて残留し、タイヤにエア入りが生じる恐れがある。
これに対し、例えば、積層ローラの積層とは独立に、押圧ローラによりゴムストリップの表面を順に押圧して全体に亘ってステッチングし、層間エアを順次排出させてエアの残留を抑制することが考えられる。しかしながら、このようにすると、ゴムストリップの幅方向の複数箇所で重ねて押圧を行う必要が生じ、積層ローラの移動速度(ゴムストリップの積層速度)に対して、押圧ローラの移動速度(ゴムストリップのステッチング速度)が遅くなる。そのため、両動作を同時に開始したとしても、積層終了後もステッチングを続行することになり、ゴムストリップの積層と圧着に要する全体のサイクルタイムが長くなる。また、ゴムストリップを重ねて複数層積層するときには、1層目の積層が終了して2層目の積層に折り返す積層ローラを、1層目の積層済みのゴムストリップのステッチングが終了するまで待機させる必要がある。その結果、ゴムストリップの全積層終了までの総時間が長くなるとともに、ゴムストリップの積層と圧着のサイクルタイムも積層数に応じて長くなる、という問題が生じる。
加えて、従来は、例えばゴムストリップを積層してトレッドゴムを形成する際、その内層側のベースゴム(ベーストレッド)と外層側のキャップゴム(キャップトレッド)の端部で、ゴムストリップを充分に押圧して強く圧着できないことがある。従って、続いてタイヤ側部のサイドウォールゴムを積層する前に、各端部を中心に、一旦積層及び押圧したゴムストリップを再び押圧して圧着させることが行われており、その作業時間に応じて、サイクルタイムが長くなる傾向がある。
特開2003−1723号公報
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、未加硫タイヤを成形するときに、ゴムストリップの積層と圧着に要するサイクルタイムが長くなるのを防止しつつ、層間エアを確実に排出してエアの残留を抑制することである。
本発明は、ゴムストリップの供給手段と、供給されるゴムストリップを被成形体の外面に沿って順に巻き付けて積層する積層手段とを備え、ゴムスリップを少なくとも積層方向後方側で重ね合わせて被成形体に積層し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、被成形体に巻き付けられたゴムストリップを押圧して圧着する押圧部材と、押圧部材をゴムストリップの積層方向後方側の縁部に押し付けて縁部に沿って相対移動させる移動手段と、を備え、移動手段が、積層方向後方側の縁部に対して、押圧部材をゴムストリップの押圧する表面と直交する方向に押し付けることを特徴とする。
また、本発明は、ゴムストリップを被成形体の外面に沿って順に巻き付けて積層する工程を有し、ゴムスリップを少なくとも積層方向後方側で重ね合わせて被成形体に積層し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、被成形体に巻き付けたゴムストリップの積層方向後方側の縁部に押圧部材を押し付ける工程と、積層方向後方側の縁部に押し付けた押圧部材を縁部に沿って相対移動させてゴムストリップを順に押圧して圧着する工程と、を有し、圧着する工程が、積層方向後方側の縁部に対して、押圧部材をゴムストリップの押圧する表面と直交する方向に押し付けて相対移動させることを特徴とする。
本発明によれば、未加硫タイヤを成形するときに、ゴムストリップの積層と圧着に要するサイクルタイムが長くなるのを防止しつつ、層間エアを確実に排出してエアの残留を抑制することができる。
本実施形態のタイヤ製造装置の概略構成を模式的に示す要部側面図である。 積層したゴムストリップとステッチング中の押圧ローラの状態を模式的に示す要部断面図である。 ゴムストリップを積層中のタイヤ製造装置を図1の上方から見た要部平面図である。 ステッチングしたゴムストリップを模式的に示す要部断面図である。
以下、本発明のタイヤ製造装置とタイヤ製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤ製造装置及び製造方法は、ゴムストリップの少なくとも一部を重ね合わせて被成形体に巻き付けて積層し、例えばトレッドゴムやサイドウォールゴム等、タイヤ各部を構成するゴム部材を形成して未加硫タイヤを製造(成形)する。その際、このタイヤ製造装置及び製造方法では、積層されたゴムストリップの所定位置を押圧してステッチングし、順次圧着してゴム部材を形成する。
図1は、このタイヤ製造装置の概略構成を模式的に示す要部側面図である。
タイヤ製造装置1は、図示のように、軸線が水平(図では紙面前後方向)に配置された支持体2と、その半径方向の両外側(図では左右側)に設けられたゴムストリップGの供給手段10及びステッチング装置20と、支持体2と供給手段10との間に配置されたゴムストリップGの積層手段40と、を備えている。また、このタイヤ製造装置1では、供給手段10とステッチング装置20が独立しており、支持体2を挟んで互いに反対側(ここでは支持体2を中心に180°離れた位置)に、それぞれ支持体2に対向して配置されている。
支持体2は、未加硫タイヤの成形時に、被成形体Hを軸線周りに回転可能に支持する、例えば拡縮可能な円筒状の成形ドラムや、未加硫タイヤの内面形状に応じた外面形状を有する剛体コア等からなる。ここでは、支持体2は、軸線周りに回転可能な成形ドラムであり、その外周側に、タイヤ構成部材やゴムストリップGが順に配置や積層等されて被成形体Hが形成され、被成形体Hを膨張させた状態で同芯状に保持する。また、支持体2は、モータ等の駆動源や、その回転動力の伝達機構等からなる回転駆動手段(図示せず)を有し、これにより回転駆動されて、被成形体Hを軸線周りに所定の回転速度で回転(図の矢印K)させて任意の回転角で停止させる。
ここで、ゴムストリップGは、リボン状や帯状等に形成された長尺なゴム部材であり、供給手段10から積層手段40を経由して被成形体Hに供給される。また、被成形体Hは、未加硫タイヤの成形時に、ゴムストリップGが巻き付けられて積層される対象物であり、支持体2上の成形途中段階の未加硫タイヤや仕掛かり品、又は中間成形体を含む。或いは、ゴムストリップGを支持体2上へ直接積層するときには、成形ドラムや剛体コアが被成形体Hを構成する。
供給手段10は、未加硫ゴムを加熱混練して押し出す押出機11(図では先端側のみ示す)と、そのゴム押出先端部(ゴム吐出口)にギアポンプや押出ヘッド等(図示せず)を介して取り付けられた口金12とを有し、口金12の先端を、積層手段40を挟んで、被成形体Hの外面に対向させて配置している。供給手段10は、押出機11を稼動して、口金12の開口部から未加硫ゴムを押し出し(図の矢印D)、その開口形状に応じた所定の断面形状にゴムストリップGを形成して、被成形体Hに連続して所定速度で供給する。また、供給手段10は、押出機11を、積層手段40と共に、被成形体Hの軸線方向や半径方向等に移動させて、被成形体Hの外面に沿って周囲を移動させる移動手段(図示せず)を有する。これにより、供給手段10は、押出機11と積層手段40を、ゴムストリップGの押出速度や被成形体Hへの積層位置に応じて一体に移動させ、積層手段40を介して、回転する被成形体Hの所定位置にゴムストリップGを供給する。
積層手段40は、ここでは、押出機11に連結されたローラヘッドであり、軸線周りに回転可能に支持された一対のローラ41、42と、それらの回転駆動手段(図示せず)とを有し、供給されるゴムストリップGを、回転する一対のローラ41、42間を通過させ、一方のローラ41により被成形体Hに巻き付ける。また、ローラ41、42は、それぞれ円筒状又は円盤状をなし、より大径な下ローラ41が支持体2の外面近傍に対向して配置され、その上方に、より小径な上ローラ42が、互いの外周部間に所定間隔を開けて対向して配置されている。これらローラ41、42は、それぞれゴムストリップGの巻付(積層)及び圧延ローラであり、軸線を互いに平行にして支持され、それらの間の一方側(図では右側)のゴム入口側に、口金12から押し出されたゴムストリップGが導かれて連続して供給される。
積層手段40は、これらローラ41、42を互いに逆方向に同期して回転(図の矢印)させ、供給されるゴムストリップGをローラ41、42間で圧延して、その外周部間隔に応じた厚さの所定の断面形状に形成する。続けて、積層手段40は、ローラ41、42間を通過したゴムストリップGを回転する下ローラ41の外周面で保持し、連動して回転する被成形体Hの所定の巻付位置まで移動させて、その外面に押し付けて貼り付ける。このようにして、積層手段40は、供給手段10から供給されるゴムストリップGを、被成形体H、例えば支持体2の外面や下層のゴムストリップG、又は配置済みのタイヤ構成部材に貼り付け、連続して周方向に螺旋状に巻き付けて積層する。その際、タイヤ製造装置1は、上記した移動手段により、積層手段40を、押出機11と共に被成形体Hの外面に沿って次第に移動させ、供給されるゴムストリップGを、被成形体Hの外面に沿って順に巻き付けて、その半径方向や軸線方向等の所定方向に向かって積層する。
ステッチング装置20は、ゴムストリップGを押圧する押圧部材(ここでは、円盤状や円筒状の押圧ローラ)21と、押圧ローラ21をゴムストリップGの所定位置に押し付けて移動させる移動手段30とを有し、押圧ローラ21により、被成形体Hに巻き付けられて積層されたゴムストリップGを押圧して圧着する。また、この移動手段30は、押圧ローラ21を軸線周りに回転自在に支持するホルダ31と、ホルダ31を介して、押圧ローラ21を被成形体Hに押し付ける押付手段32とを有する。更に、移動手段30は、押付手段32を被成形体Hの軸線方向に変位させて、押圧ローラ21を被成形体Hの外面に沿って移動させる変位機構と、押付手段32を水平面内で回動させて、被成形体Hに対する押圧ローラ21の押付角度を任意に変更する回動機構(それぞれ図示せず)とを有する。
具体的には、押付手段32は、支持体2の半径方向(図では左右方向)に沿って軸線に向けて配置されたピストン・シリンダ機構を有し、そのシリンダ32Sから進退(図の矢印J)するピストンロッド32Pの先端にホルダ31が取り付けられている。ステッチング装置20は、この押付手段32を作動させて押圧ローラ21を被成形体Hに接近及び離間させ、かつ、押圧ローラ21の外周面(押圧面)を被成形体Hへ接触させて軸線に向けて所定圧力で押し付ける。これにより、ステッチング装置20は、積層したゴムストリップGを押圧してステッチングし、ゴムストリップG間やゴムストリップGと下層部材間の層間エアを排出し、ゴムストリップG同士やゴムストリップGと下層側の他の部材とを圧着する。
また、ステッチング装置20は、移動手段30の上記した各機構により、押付手段32を、被成形体Hを中心に変位させつつ回動させる。これにより、被成形体Hに押し付けた押圧ローラ21を被成形体Hの外面に沿って移動させ、支持体2による被成形体Hの回転と併せて、押圧ローラ21を、被成形体Hの周方向に沿って螺旋状に相対移動(転動)させる。同時に、ステッチング装置20は、押圧ローラ21の角度を、被成形体Hへの押付位置や積層したゴムストリップGの表面の傾斜等に応じて適宜変更し、移動する押圧ローラ21を所定角度でゴムストリップGに押し付ける。このようにして、ステッチング装置20は、押圧ローラ21を、ゴムストリップGの積層に同期して、被成形体Hの外面の所定範囲を押圧しながら移動させ、積層されたゴムストリップGの全体又は必要範囲をステッチングして圧着する。
図2は、積層したゴムストリップGとステッチング中の押圧ローラ21の状態を模式的に示す要部断面図であり、図では、被成形体Hの幅方向断面の一部を示しており、ゴムストリップGの下側に被成形体Hが位置している。
押圧ローラ21は、図示のように、外周面が所定の曲率でなだらかに湾曲する凸曲面形状に形成され、この外周面が積層されたゴムストリップGの所定位置に押し付けられてゴムストリップGを押圧する。これにより、ゴムストリップGは、押圧範囲が押圧ローラ21の外周面に合わせて押圧方向(図の矢印P)に変形し、下層のゴムストリップG等に押し付けられて、層間エアが部材間から外部に排出(図の矢印F)されて圧着する。
ここで、本実施形態では、ゴムストリップGを被成形体Hの外面に沿う所定方向に向かって積層(図の矢印S)するとき、積層手段40により、ゴムストリップGを、その少なくとも積層方向Sの後方側(被成形体Hに対する積層手段40の移動方向後方側)(図では左側)で重ね合わせて被成形体Hに積層する。即ち、タイヤ製造装置1は、ゴムストリップGを、少なくとも積層方向Sの後方側が重なるように積層方向Sに次第に変位させて巻き付け、積層方向Sの後方側の縁部G1(幅方向の側部であり、以下、後方側縁部という)を含む一部又は全部(ここでは一部)を互いに重ね合わせて順次積層する。このようにして、タイヤ製造装置1は、ゴムストリップGを被成形体Hに1層又は複数層積層する等して所定形状のゴム材を形成し、所定の手順で未加硫タイヤを成形する。
その際、タイヤ製造装置1は、移動手段30により、押圧ローラ21をゴムストリップGの後方側縁部G1に押し付けて押圧し、その状態で、ゴムストリップGの被成形体Hへの積層及び、被成形体Hの回転に同期して、押圧ローラ21を積層方向Sに移動させる。これにより、ゴムストリップGを、押圧の圧力で変形させて対向する押圧ローラ21の外周面に当接させ、同時に、押圧ローラ21を後方側縁部G1に沿って相対移動させる。ゴムストリップGは、この押圧ローラ21の外周面により、後方側縁部G1を含む積層方向Sの後方側の所定範囲が押圧され、ここでは、少なくとも後方側の半分の範囲が押圧されて、後方側縁部G1に沿ってステッチングされる。
また、このタイヤ製造装置1では、押圧ローラ21の幅や外面形状、又は押付位置が、ゴムストリップGの少なくとも積層方向Sの後方側の重ね合わせた範囲を押圧するように設定されており、ゴムストリップGの重ね合わせた範囲を長手方向に沿って順次押圧する。ゴムストリップGは、この押圧に応じて、層間エアが積層方向Sの前方側に主に移動し、部材間から、ゴムストリップGが積層されていない積層方向Sの前方に向かって順に排出され、重なり合う範囲を中心に圧着する。加えて、ここでは、移動手段30により押圧ローラ21の押付角度を調整し、押圧ローラ21を、その半径方向とゴムストップGの表面との角度が直角になるように配置して、押圧ローラ21を、後方側縁部G1に対して、ゴムストリップGの押圧する表面と直交する方向に押し付ける。
次に、このタイヤ製造装置1により、ゴムストリップGを被成形体Hに積層してタイヤ各部のゴム部材を形成し、未加硫タイヤを成形してタイヤを製造する手順や動作について説明する。以下の手順等は、制御装置(図示せず)により制御され、所定のプログラムに基づいて接続された装置各部を予め設定されたタイミングや条件で関連動作させて実行される。この制御装置は、例えばマイクロプロセッサ(MPU)、各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びMPUが直接アクセスするデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)等を有するコンピュータから構成され、接続手段を介して装置各部が接続されている。これにより、制御装置は、装置各部と制御信号や各種データを送受信し、未加硫タイヤ成形に関する各動作を各々実行させる。
図3は、ゴムストリップGを積層中のタイヤ製造装置1を図1の上方から見た要部平面図である。また、図4は、ステッチングしたゴムストリップGを模式的に示す要部断面図であり、被成形体Hの幅方向断面の一部を示している。
タイヤ製造装置1は、図3に示すように、積層手段40を被成形体Hの外面に沿って次第に移動(図3では移動前を点線で示す)させ、連続して供給されるゴムストリップGを、被成形体Hの外面に沿って順に巻き付けて積層する。ここでは、ゴムストリップGを、被成形体Hのショルダ部H1からトレッド部H2まで螺旋状に巻き付け、タイヤ幅方向(図3では上方向)に向かって、少なくとも積層方向Sの後方側で重ね合わせて被成形体Hに順次積層する。
同時に、タイヤ製造装置1は、被成形体Hに巻き付けて積層したゴムスリップGを、積層に同期して、ステッチング装置20によりステッチングする。具体的には、上記したように、まず、押圧ローラ21を、被成形体Hに巻き付けたゴムストリップGの後方側縁部G1に押し付ける。続いて、押圧ローラ21を、ゴムストリップGの所定範囲を押圧しつつ、その積層速度や位置に合わせて、被成形体Hの外面に沿って次第に移動(図3では移動前を点線で示す)させ、積層方向Sの最前方に位置するゴムストリップGを押圧する。その際、後方側縁部G1に押し付けた押圧ローラ21を後方側縁部G1に沿って相対移動させ、ゴムストリップGを積層に合わせて順に押圧(図4では、矢印T1からT6の順に押圧)して圧着する。ここでは、押圧ローラ21により、少なくともゴムストリップGの積層方向Sの後方側の重ね合わせた範囲を押圧するとともに、後方側縁部G1に対して、押圧ローラ21を、ゴムストリップGの押圧する表面と直交する方向に押し付けて、その状態で後方側縁部G1に沿って相対移動させる。
タイヤ製造装置1は、このようにゴムストリップGを押圧し、ゴムストリップGを変形させつつ層間エアを順次排出して、ゴムストリップG同士及び、ゴムストリップGと下層部材とを隙間なく密着させて圧着する。また、タイヤ製造装置1は、以上と同様の手順を繰り返して、1又は複数のゴム部材を所定の順序で形成し、他のタイヤ構成部材を組み付ける等して未加硫タイヤを成形する。その後、未加硫タイヤを支持体2から取り外し、加硫成型して製品タイヤが製造される。
ここで、ゴムストリップGのステッチング時には、その積層方向Sの後方側の互いに重なり合う部分が、下側のゴムストリップGの縁部に沿う段差部(図2のG2)を含めて、特に層間エアを排出するのが難く、エアが残留する傾向がある。これに対し、本実施形態では、押圧ローラ21を、ゴムストリップGの後方側縁部G1に押し付けた状態で、後方側縁部G1に沿って相対移動させて、積層したゴムストリップGをステッチングする。これにより、ゴムストリップGが押圧に伴い変形して、押圧ローラ21がゴムストリップGの後方側縁部G1を含む互いに重なり合う範囲に当接するため、押圧ローラ21により、隣接するゴムストリップG同士の重ね合わせた範囲を常に押圧することができる。そのため、重ね合わせたゴムストリップG間から層間エアを排出して、エアの残留を効果的に抑制でき、押圧範囲や周囲の部材間の隙間を埋めて確実に圧着することができる。
また、層間エアが、ゴムストリップGが積層されておらず、容易に排出が可能な積層方向Sの前方に向かって移動して順に排出するため、その排出を、排出方向を揃えて円滑かつ確実に行え、ゴムストリップG間の途中にエアがシールされて残留するのも防止できる。併せて、ゴムストリップGの後方側縁部G1を押圧するため、その付近を下側のゴムストリップGに確実に圧着でき、積層した表面に、そりが生じるのを防止することもできる。一方、積層方向Sの前方側の押圧されないゴムストリップGは、その下側の部材との間にエアが残留したとしても、その上に積層されたゴムストリップGの押圧時に同時に押圧されて層間エアが排出するため、エアが残留することなく下側の部材に圧着する。
更に、このタイヤ製造装置1では、積層したゴムストリップGのステッチングと圧着を、その幅方向の一箇所を長手方向に沿って順次押圧することで行える。そのため、積層手段40の移動速度(ゴムストリップGの積層速度)と、押圧ローラ21の移動速度(ゴムストリップGのステッチング速度)とが一致して、両動作を同期して同じ時間で実行でき、それらを同時に終了させることができる。これに伴い、ゴムストリップGを複数層積層して都度圧着するときでも、積層手段40を待機させずに連続して積層とステッチングの動作を続行でき、その層数に関わらず、ゴムストリップGの積層と圧着に要するサイクルタイムが長くなるのを防止することもできる。加えて、ゴムストリップGを積層して形成したゴム部材(例えば、ベースゴムやキャップゴム)を、その端部まで充分に圧着できるため、上記した従来必要であった形成後の再度のステッチング作業を省略でき、その時間に応じて、サイクルタイムを短縮することができる。
以上のように、本実施形態によれば、未加硫タイヤを成形するときに、ゴムストリップGの積層と圧着に要するサイクルタイムが長くなるのを防止しつつ、層間エアを確実に排出してエアの残留を抑制でき、タイヤの品質を向上させることができる。また、このタイヤ製造装置1のステッチング装置20は、積層手段40等と独立して別個に作動し、かつ、押圧ローラ21の押付角度を変更できる。そのため、押圧ローラ21による押圧の位置や角度の調整、及び押圧のタイミングの設定等が、ゴムストリップGの積層時の他の動作に影響されずに、自由に行え、ゴムストリップGの積層位置や状態等に合わせて、ゴムストリップGを全体に亘って適宜押圧できる。その結果、ゴムストリップGを積層して形成するゴム部材の種類や、製造するタイヤのサイズや形状等によらず、各ゴムストリップGを適切にステッチングでき、それぞれ層間エアを確実に排出させてエア入りを効果的に防止でき、ゴムストリップGを強固に圧着できる。加えて、ステッチング装置20と積層手段40とを支持体2を挟んで反対側に配置したため、ステッチング中の押圧ローラ21を目視により容易に確認でき、ゴムストリップGの押圧状態を正確に把握して、押圧ローラ21の位置や角度等を適切に調整できる。
なお、ステッチング時に、押圧ローラ21により、少なくともゴムストリップGの積層方向Sの後方側の重ね合わせた範囲を押圧することで、その範囲内の層間エアを排出してエアの残留を防止する充分な効果を確実に確保することができる。また、押圧ローラ21は、後方側縁部G1に対して、ゴムストリップGの押圧する表面と直交する方向に押し付けて相対移動させるのが望ましい。このようにすると、押圧ローラ21の押圧力をゴムストリップGに直角に効率よく作用させて、層間エアを一層確実に排出できるとともに、ゴムストリップGの幅方向のずれを防止して、皺や剥離の発生を抑制することもできる。
以上、1つの押圧ローラ21を有するステッチング装置20を例に説明したが、この押圧ローラ21に加えて、1以上の他の押圧ローラを設けて、これら複数の押圧ローラにより同期してゴムストリップGを押圧してもよい。また、このタイヤ製造装置1は、生タイヤ(グリーンタイヤ)以外に、ゴムストリップGを積層してトレッドゴム等を形成する未加硫の更生タイヤ等、加硫前の各種タイヤの成形に使用することができる。従って、本発明の未加硫タイヤには、生タイヤに加えて、ゴムストリップGを被成形体Hに積層して成形する各種タイヤを含む。
(未加硫タイヤの成形試験)
本発明の効果を確認するため、押圧ローラ21により、以上説明したようにゴムストリップGを押圧してゴム部材を形成し、未加硫タイヤを成形(以下、実施例という)した。また、この実施例の結果を、従来と同様に押圧ローラ21と積層手段40とを一体に構成し、それらを同時に移動させてゴムストリップGを押圧してゴム部材を形成し、未加硫タイヤを成形(以下、従来例という)した結果と比較した。実施例と従来例では、それぞれJATMA YEAR BOOK(2009、日本自動車タイヤ協会規格)で定めるタイヤサイズ225/45R17の乗用車用ラジアルプライタイヤを複数製造して、1つのゴム部材(ここでは、サイドウォールゴム)の形成に要したサイクルタイムと、タイヤ内へのエア残留の発生率を調査した。
その結果、サイクルタイムの平均値は、従来例の結果を100とした指数で比較すると、実施例では91であり、サイクルタイムを短縮できることが分かった。また、エア残留の発生率は、従来例に対し、実施例では54%向上してエアの残留を大幅に抑制できることが分かった。これより、本発明により、未加硫タイヤを成形するときに、ゴムストリップGの積層と圧着に要するサイクルタイムが長くなるのを防止しつつ、層間エアを確実に排出してエアの残留を抑制できることが証明された。
1・・・タイヤ製造装置、2・・・支持体、10・・・供給手段、11・・・押出機、12・・・口金、20・・・ステッチング装置、21・・・押圧ローラ、30・・・移動手段、31・・・ホルダ、32・・・押付手段、40・・・積層手段、G・・・ゴムストリップ、H・・・被成形体。

Claims (4)

  1. ゴムストリップの供給手段と、供給されるゴムストリップを被成形体の外面に沿って順に巻き付けて積層する積層手段とを備え、ゴムスリップを少なくとも積層方向後方側で重ね合わせて被成形体に積層し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、
    被成形体に巻き付けられたゴムストリップを押圧して圧着する押圧部材と、
    押圧部材をゴムストリップの積層方向後方側の縁部に押し付けて縁部に沿って相対移動させる移動手段と、を備え、
    移動手段が、積層方向後方側の縁部に対して、押圧部材をゴムストリップの押圧する表面と直交する方向に押し付けることを特徴とするタイヤ製造装置。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ製造装置において、
    押圧部材が、少なくともゴムストリップの積層方向後方側の重ね合わせた範囲を押圧することを特徴とするタイヤ製造装置。
  3. ゴムストリップを被成形体の外面に沿って順に巻き付けて積層する工程を有し、ゴムストリップを少なくとも積層方向後方側で重ね合わせて被成形体に積層し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、
    被成形体に巻き付けたゴムストリップの積層方向後方側の縁部に押圧部材を押し付ける工程と、
    積層方向後方側の縁部に押し付けた押圧部材を縁部に沿って相対移動させてゴムストリップを順に押圧して圧着する工程と、を有し、
    圧着する工程が、積層方向後方側の縁部に対して、押圧部材をゴムストリップの押圧する表面と直交する方向に押し付けて相対移動させることを特徴とするタイヤ製造方法
  4. 請求項3に記載されたタイヤ製造方法において、
    圧着する工程が、押圧部材により少なくともゴムストリップの積層方向後方側の重ね合わせた範囲を押圧することを特徴とするタイヤ製造方法。
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