JP2011025419A - 未加硫タイヤの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラム上のカーカスプライをステッチングするときに、カーカスプライのコードに生じる捻れを抑制する。
【解決手段】ドラム2の回転が停止した状態で、ドラム周方向に沿って順に配置された複数の押圧ローラ21をカーカスプライPに押し付け、複数の押圧ローラ21を、互いにカーカスプライPの押圧範囲の側部同士を重ねてドラム軸線方向に移動させる。移動に伴い回転する複数の押圧ローラ21により、ドラム2を回転させずに、カーカスプライPを押圧してドラム軸線方向にステッチングする。押圧ローラ21によるカーカスプライPの押圧終了時に、未押圧領域があるとき、カーカスプライPの押圧範囲に応じてドラム2を回転させて停止し、ドラム2の回転と押圧ローラ21の押圧とを繰り返して、カーカスプライPの全体をステッチングする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドラム上に配置したカーカスプライを押圧してステッチングし、未加硫タイヤを製造する未加硫タイヤの製造装置及び製造方法に関する。
未加硫タイヤの成形工程では、ドラムの外周にカーカスプライを巻き付けて配置した後、カーカスプライを押圧してステッチングし、部材間のエアを抜きながらカーカスプライを内側の部材に圧着することが行われている。また、このカーカスプライを押圧する装置(ステッチング装置)として、従来、回転自在なローラを押し付けてカーカスプライを順に押圧してステッチングする装置が知られている(特許文献1参照)。
図4は、このような従来のステッチング装置を備えた未加硫タイヤの製造装置の例を模式的に示す要部正面図である。
この従来の未加硫タイヤの製造装置100は、図示のように、カーカスプライPが配置される円筒状のドラム101と、カーカスプライPのステッチング装置110とを備えている。また、ステッチング装置110は、一対の回転自在な押圧ローラ111と、押圧ローラ111をカーカスプライPに押し付ける押付手段112と、それらを一体にドラム軸線方向(図では左右方向)に移動させる移動手段(図示せず)とを有する。ステッチング時には、ドラム101を回転させて、一対の押圧ローラ111を回転するカーカスプライPに押し付け、一対の押圧ローラ111をドラム軸線方向の中央部から外側に向けて逆方向に同期して移動させる。これにより、回転する押圧ローラ111を、カーカスプライPの周方向に沿って螺旋状に相対移動させ、カーカスプライPを押圧してステッチングする。
ここで、カーカスプライPは、表面のゴム内に複数の並列したコードを有し、それらがドラム軸線方向に沿って延びるようにドラム101に配置される。これらカーカスプライP内のコードは、押圧ローラ111の周方向への相対移動により、回転する押圧ローラ111から、その回転及び移動方向に応じた同じ方向の力が繰り返し作用する。そのため、カーカスプライPは、コードが同一方向に次第に捻られて、ステッチング後のコードに捻れが発生し、その影響により、両側部に向かってコードやカーカスプライPに変形(図4の二点鎖線W)が生じ易くなる虞がある。また、捻れの程度によっては、カーカスプライPの側部をビードコア周りに折り返した折り返し部がウェーブするとともに、コードの捻れが大きくなるのに伴い、折返し部のウェーブの程度や角度も大きくなる虞もある。従って、製品タイヤにおいて、カーカスプライPの折り返し部に発生するウェーブ等の変形を低減する観点から、コードの捻れを抑制することが求められている。
特開2000−167945号公報
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、ドラム上のカーカスプライをステッチングして未加硫タイヤを製造するときに、カーカスプライのコードに生じる捻れを抑制して、カーカスプライの折り返し部に発生する変形を低減することである。
本発明は、カーカスプライが配置されるドラムと、ドラム上に配置されたカーカスプライを押圧してステッチングするステッチング装置と、ドラムを回転させる回転手段と、を備えた未加硫タイヤの製造装置であって、ステッチング装置が、カーカスプライを押圧してドラム軸線方向に移動可能な押圧ローラと、ドラムの回転が停止した状態で、押圧ローラをドラム軸線方向に移動させる移動手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ドラム上に配置したカーカスプライを押圧ローラで押圧してステッチングし、未加硫タイヤを製造する未加硫タイヤの製造方法であって、ドラムを回転させずに、押圧ローラをドラム軸線方向に移動させてカーカスプライを押圧する工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、ドラム上のカーカスプライをステッチングして未加硫タイヤを製造するときに、カーカスプライのコードに生じる捻れを抑制して、カーカスプライの折り返し部に発生する変形を低減することができる。
本実施形態の未加硫タイヤの製造装置の要部を模式的に示す平面図である。 本実施形態のステッチング装置の要部を示す模式図である。 複数の押圧ローラによるカーカスプライの押圧について説明するための平面図である。 従来のステッチング装置を備えた未加硫タイヤの製造装置の例を模式的に示す要部正面図である。
以下、本発明の未加硫タイヤの製造装置(以下、タイヤ製造装置という)及び製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のタイヤ製造装置の要部を模式的に示す平面図である。
タイヤ製造装置1は、図示のように、カーカスプライPが配置されるドラム2と、カーカスプライPを押圧してステッチングするステッチング装置10とを備え、ステッチング装置10によりカーカスプライPをステッチングして未加硫タイヤを製造(成形)する。
ドラム2は、未加硫タイヤの成形時に、カーカスプライPを支持する軸線回りに回転可能な支持体、例えば拡縮可能な成形ドラムや、一部が断面トロイダル状に膨出変形する成形ドラムである。ここでは、ドラム2は、円筒状をなし、その外周の所定範囲にカーカスプライPが巻き付けられて円筒状に配置され、カーカスプライPを同芯状に保持する。また、ドラム2は、モータ等の駆動源や、その回転動力の伝達機構等からなる回転手段(図示せず)により回転駆動され、カーカスプライPを軸線回りに所定速度で回転させて任意の回転角で停止させる。
ここで、カーカスプライPは、ドラム2の軸線方向(ドラム軸線方向)に延びる複数の並列したコードを有し、例えば、複数のコードを並列させて両面を未加硫ゴムで被覆することでシート状に形成され、所定長さに切断されてドラム2に供給される。また、カーカスプライPは、回転するドラム2の外周に巻き付けられて配置され、内側の部材に貼り付けられてドラム2により保持される。なお、カーカスプライPは、製造するタイヤや各タイヤの成形工程に応じて、ドラム2の外周にインナーライナ等のタイヤ構成部材を配置してから、それらを挟んでドラム2の外周に配置される。その後、カーカスプライPは、ステッチング装置10によりステッチングされる。
ステッチング装置10は、ドラム2の半径方向(ドラム半径方向)外側に配置された一対の押圧ユニット20を備え、未加硫タイヤ成形の所定段階(ステッチング工程)で、押圧ユニット20により、ドラム2上に配置されたカーカスプライPをステッチングする。一対の押圧ユニット20は、それぞれ回転自在な円盤状の押圧ローラ21(ステッチャー)を1以上(ここでは6つ)有し、各押圧ローラ21をカーカスプライPの外周面に当接させ、全ての押圧ローラ21によりカーカスプライPを押圧する。また、押圧ローラ21は、カーカスプライPを押圧して、その外面に沿ってドラム軸線方向に回転しつつ移動(転動)可能になっており、それぞれの移動経路のカーカスプライPを押圧してステッチングする。その際、本実施形態では、ドラム2の回転を停止した状態で、ステッチング装置10によりカーカスプライPのステッチングを実行する。
図2は、ステッチング装置10の要部を示す模式図であり、図2Aは一方の押圧ユニット20をドラム軸線方向から見た正面図、図2Bは図2Aの矢印X方向から見た側面図である。
押圧ユニット20は、図示のように、複数の押圧ローラ21を回転自在に支持する支持部材22を有し、それらが一体にドラム軸線方向(図2Bでは左右方向)に移動して、支持部材22の外部に位置する押圧ローラ21によりカーカスプライPを押圧する。
また、この押圧ユニット20には、ドラム2の周方向(ドラム周方向)に所定間隔で並べた3つの押圧ローラ21が、ドラム軸線方向に隣接して2列配置(図2B参照)されるとともに、各列の押圧ローラ21がドラム周方向にずらせて、それぞれ相手の間のドラム周方向位置に配置(図2A参照)されている。これにより、複数の押圧ローラ21をドラム周方向に沿って順に、かつ、ドラム軸線方向の両方向に交互に配置(図1参照)し、互いの押圧範囲をずらせて、各押圧ローラ21をドラム軸線方向に転動させる。更に、複数の押圧ローラ21(図2A参照)は、カーカスプライPに当接する外周面が、円筒状のカーカスプライPの外面に沿うように、位置を順次変化させて配置され、それらの外周面の全体をカーカスプライPに略均等に当接させて押圧する。
ステッチング装置10は、この押圧ユニット20をドラム2に向けて押し付ける押付手段11と、押圧ユニット20をカーカスプライPの外面に沿ってドラム軸線方向の両方向に移動させる移動手段(図示せず)とを有する。押付手段11は、ピストン・シリンダ機構からなり、シリンダ11Sからピストンロッド11Pを進退させて、その先端に取り付けられた押圧ユニット20をカーカスプライPに接近及び離間させ、複数の押圧ローラ21をカーカスプライPに所定圧力で押し付ける。移動手段は、例えばドラム軸線方向に平行なガイドレールと、ガイドレールに沿ってスライドする、シリンダ11Sが固定されたスライダと、スライダの駆動手段とを有する。移動手段は、ガイドレールに沿ってスライドするスライダを介して、押付手段11と押圧ユニット20をドラム軸線方向の両方向に所定速度で移動させて任意の位置で停止させる。
ステッチング装置10は、押付手段11により複数の押圧ローラ21をカーカスプライPに押し付け、その状態を維持して、複数の押圧ローラ21を移動手段によりドラム軸線方向に移動させ、回転する各押圧ローラ21によりカーカスプライPを押圧する。その際、ステッチング装置10は、一対の押圧ユニット20(図1参照)を、それぞれが連結された押付手段11と移動手段とにより移動させ、一対の押圧ユニット20により同期してステッチングを行う。また、タイヤ製造装置1は、ドラム2の回転を停止させて、ドラム2の回転が停止した状態で、カーカスプライPを押圧する押圧ローラ21を移動手段によりドラム軸線方向に移動させ、停止したカーカスプライPをドラム軸線方向にステッチングする。
図3は、一方の押圧ユニット20に設けられた複数の押圧ローラ21によるカーカスプライPの押圧について説明するための平面図であり、カーカスプライPに対する各押圧ローラ21の押圧範囲の一部を抜き出して模式的に示している。
このステッチング装置10では、複数の押圧ローラ21は、上記のように、互いに位置をずらせてドラム周方向に沿って順に配置され、かつ、図示のように、カーカスプライPの押圧範囲H1〜H6がドラム周方向(図では上下方向)に並べて設定されている。また、複数の押圧ローラ21は、互いに押圧範囲H1〜H6の側部(ドラム周方向の縁部)同士が重なるように配置され、カーカスプライPを、一部を重複(図の斜線を付したJ領域)させてドラム軸線方向に押圧する。タイヤ製造装置1は、ドラム2の回転と停止とを繰り返して、ドラム2の回転停止毎に、ステッチング装置10の一対の押圧ユニット20(図1参照)によりステッチングする。
次に、このタイヤ製造装置1により、ドラム2上に配置したカーカスプライPを押圧ローラ21で押圧してステッチングし、未加硫タイヤを製造する手順や動作について説明する。以下の手順等は、制御装置(図示せず)により制御され、装置各部を予め設定されたタイミングや条件で関連動作させて実行される。この制御装置は、例えばマイクロプロセッサ(MPU)、各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びMPUが直接アクセスするデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)等を備えたコンピュータから構成され、接続手段を介して装置各部が接続されている。これにより、制御装置は、装置各部と制御信号や各種データを送受信して各動作を各々実行させる。また、制御装置は、上記したドラム2の回転手段が接続されており、回転手段を制御してドラム2を回転及び停止させる回転制御手段としても機能する。
ステッチング工程(図1参照)では、まず、カーカスプライPを配置したドラム2の回転を停止する。続いて、ステッチング装置10を作動させて、一対の押圧ユニット20をドラム2に接近させ、それぞれ複数の押圧ローラ21を、ドラム軸線方向中央部のカーカスプライPに押し付け、一対の押圧ユニット20をドラム軸線方向外側に向けて互いに逆方向に同期して移動させる。このように、ドラム2を回転させずに、押圧ローラ21をドラム軸線方向に移動させて、カーカスプライPの外面上を端部まで転動させ、カーカスプライPを順に押圧してステッチングする。これにより、部材間のエアを抜きながら、カーカスプライPを内側の部材等に密着させて、押圧範囲の各部材の対向面同士を圧着する。
また、ここでは、各押圧ユニット20のドラム周方向に沿って順に配置された複数の押圧ローラ21を、互いにカーカスプライP(図3参照)の押圧範囲の側部同士を重ねてドラム軸線方向に移動させ、カーカスプライPの所定範囲を隙間なく一度に押圧する。次に、ステッチング装置10は、一対の押圧ユニット20をカーカスプライPから離間させて、それぞれドラム軸線方向内側に移動させ、押圧開始位置で停止させて次の押圧によるステッチング作業まで待機させる。
続いて、タイヤ製造装置1は、ステッチング装置10の押圧ローラ21によるカーカスプライPの押圧終了時に、カーカスプライPに押圧していない領域(未押圧領域)があるとき、上記した回転制御手段により制御してドラム2を回転させる。その際、押圧ローラ21によるカーカスプライPの押圧範囲(ここでは、図3のH1〜H6を合わせた押圧範囲)に応じてドラム2を回転させ、ドラム2を、押圧ローラ21の押圧範囲に対応する周方向距離(又は所定角度)だけ回転させて停止させる。これにより、複数の押圧ローラ21を押し付ける位置に、カーカスプライPの次に押圧する範囲(押圧済みの範囲に隣接する範囲)を配置し、押圧範囲の側部同士を順次重ねてカーカスプライPを押圧する。タイヤ製造装置1は、このように、カーカスプライPの押圧が終了する毎にドラム2を回転させ、その回転停止とステッチング装置10によるステッチングとを繰り返し、ドラム周方向の全体に亘りカーカスプライPをステッチングする。その後、他のタイヤ構成部材を組み合わせる等して未加硫タイヤを成形し、未加硫タイヤを加硫成型して空気入りタイヤ等の各種のタイヤが製造される。
以上説明したように、本実施形態では、ドラム2の回転が停止した状態で、押圧ローラ21をドラム軸線方向に移動させてカーカスプライPを押圧し、ドラム2を回転させずにステッチングを行う。そのため、カーカスプライP内のコードを長手方向に沿って押圧できるとともに、各コードに同じ方向の力が繰り返し作用せず、コードが同一方向に捻られてステッチング後のコードに捻れが発生するのを抑制することができる。これに伴い、カーカスプライPやコードに発生する変形、及び、ビードコア周りに折り返したカーカスプライPの折り返し部に発生するウェーブも抑制でき、その形状精度を向上させることができる。
従って、本実施形態によれば、ドラム2上のカーカスプライPをステッチングして未加硫タイヤを製造するときに、カーカスプライPのコードに生じる捻れを抑制して、カーカスプライPの折り返し部に発生する変形を低減できる。また、このステッチング装置10では、複数の押圧ローラ21を、互いにカーカスプライPの押圧範囲の側部同士を重ねてドラム軸線方向に移動させるため、一度に隙間なく広い範囲を押圧でき、エア入りを防止しつつ、ステッチング作業の効率を向上させることができる。更に、ステッチング装置10による一回の押圧が終了したときに、押圧ローラ21の押圧範囲に応じてドラム2を回転させるため、カーカスプライPの全体を隙間なく押圧して確実にステッチングできる。同時に、カーカスプライPを無駄なく効率的に押圧できるとともに、複数の押圧ローラ21により所定範囲(例えば1/4周範囲)ずつステッチングすることで、設備コストの低減を図りながら作業効率を向上させることもできる。
なお、カーカスプライPは、連続した1枚の部材(プライ素材)をドラム2の外周に1周又は複数周巻き付けて配置してもよい。また、カーカスプライPは、複数の短冊状の部材を、ドラム2の外周にドラム軸線方向に沿って貼り付け、それらをドラム周方向の全体に亘り順に並べて配置して、ドラム2上で形成するようにしてもよい。このように、本実施形態のステッチング装置10は、ドラム2上に配置されるカーカスプライPを、その種類や形成手順、或いは、形状等を問わず、所定段階で適宜押圧してステッチングすることができる。
1・・・タイヤ製造装置、2・・・ドラム、10・・・ステッチング装置、11・・・押付手段、20・・・押圧ユニット、21・・・押圧ローラ、22・・・支持部材、P・・・カーカスプライ。

Claims (6)

  1. カーカスプライが配置されるドラムと、ドラム上に配置されたカーカスプライを押圧してステッチングするステッチング装置と、ドラムを回転させる回転手段と、を備えた未加硫タイヤの製造装置であって、
    ステッチング装置が、カーカスプライを押圧してドラム軸線方向に移動可能な押圧ローラと、ドラムの回転が停止した状態で、押圧ローラをドラム軸線方向に移動させる移動手段と、を有することを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  2. 請求項1に記載された未加硫タイヤの製造装置において、
    ステッチング装置が、互いにカーカスプライの押圧範囲の側部同士を重ねて、ドラム周方向に沿って順に配置された複数の押圧ローラを有することを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載された未加硫タイヤの製造装置において、
    ステッチング装置によるカーカスプライの押圧終了時に、カーカスプライに未押圧領域があるとき、押圧ローラによるカーカスプライの押圧範囲に応じてドラムを回転させる回転制御手段を備えたことを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  4. ドラム上に配置したカーカスプライを押圧ローラで押圧してステッチングし、未加硫タイヤを製造する未加硫タイヤの製造方法であって、
    ドラムを回転させずに、押圧ローラをドラム軸線方向に移動させてカーカスプライを押圧する工程を有することを特徴とする未加硫タイヤの製造方法。
  5. 請求項4に記載された未加硫タイヤの製造方法において、
    カーカスプライを押圧する工程が、ドラム周方向に沿って順に配置された複数の押圧ローラを、互いにカーカスプライの押圧範囲の側部同士を重ねてドラム軸線方向に移動させる工程を有することを特徴とする未加硫タイヤの製造方法。
  6. 請求項4又は5に記載された未加硫タイヤの製造方法において、
    押圧ローラによるカーカスプライの押圧終了時に、カーカスプライに未押圧領域があるとき、押圧ローラによるカーカスプライの押圧範囲に応じてドラムを回転させる工程を有することを特徴とする未加硫タイヤの製造方法。
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