JP5570368B2 - タイヤ構成部材の圧着装置、タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法 - Google Patents

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本発明は、タイヤ構成部材を押圧して被成形体に圧着するタイヤ構成部材の圧着装置と、このタイヤ構成部材の圧着装置を備えたタイヤ製造装置及びタイヤ製造方法に関する。
空気入りタイヤ等の各種のタイヤは、一般に、複数のタイヤ構成部材により未加硫タイヤを成形した後、加硫モールド内で未加硫タイヤを加硫して製造される。この未加硫タイヤの成形工程では、被成形体の外周面にタイヤ構成部材を配置した後、圧着装置に設けられた押圧ローラにより、タイヤ構成部材を押圧してステッチングし、被成形体にタイヤ構成部材を圧着する。
図5は、従来のタイヤ構成部材の圧着装置の例を示す要部側面図である。また、図6は、図5に示すタイヤ構成部材の圧着装置に設けられた各押圧ローラを示す平面図であり、被成形体を断面で示している。図5、図6では、被成形体である生タイヤのタイヤケース110の外周に、タイヤ構成部材である環状のトレッド部材(トップトレッド)111を配置して、トレッド部材111を押圧する例を示している。
この従来の圧着装置100は、図示のように、互いに形状が異なる回転自在な第1〜第4の押圧ローラ101〜104を備えている。圧着装置100は、4種類の押圧ローラ101〜104を、タイヤケース110の周方向にずらして配置し、各押圧ローラ101〜104により、トレッド部材111の幅方向の異なる領域を押圧する。ここでは、第1〜第4の押圧ローラ101〜104(図6A〜6D参照)は、トレッド部材111の幅方向(図6では上下方向)の中央部から外側に向かって順に配置され、それぞれトレッド部材111の各設定領域を押圧する。その際、例えば、第3の押圧ローラ103は、トレッド部材111の内側に設けられたベルト部材(図示せず)の端部付近を押さえる。また、第4の押圧ローラ104は、第3の押圧ローラ103が押圧する領域から幅方向外側に向かって移動して、トレッド部材111を端部まで押圧する。
このように、従来の圧着装置100は、各押圧領域に応じた機能を有する少なくとも4種類の押圧ローラ101〜104を設け、それらによりトレッド部材111を押圧してタイヤケース110に圧着する。そのため、この圧着装置100は、装置の構成が増加して複雑になり、設置コストが高くなるとともに、トレッド部材111を圧着する動作も複雑になる傾向がある。また、装置が大型化して、設置場所が制約される、という問題もある。従って、従来の圧着装置100は、より少ない種類の押圧ローラと簡易な動作により、トレッド部材111を確実に圧着することが求められている。
これに対し、従来、一対の第1及び第2ローラを、ドラム周方向にずらして配置し、各ローラをトレッドの中央部から両縁部に向かって同時に移動させて、トレッドをカーカスに圧着するタイヤ成形装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この従来のタイヤ成形装置は、各ローラを広い範囲で移動させて押圧を実行するため、各ローラを移動させる構成と各ローラの押圧動作が複雑になり、トレッドの圧着に必要な時間も長くなる。また、ローラを、広い移動範囲の全体に亘って、トレッドの表面形状等に合わせて適宜移動させるのが難しく、トレッドをより確実に押圧して圧着する観点から、改良の余地がある。
なお、従来、複数の帯状部材を成型体に並べて貼り付け、第1〜第3押圧部により複数の帯状部材を押圧して、生タイヤを成型する成型装置が知られている(特許文献2参照)。
ただし、この従来の成型装置は、第1押圧部を帯状部材の接合部を押圧するために使用しており、第1押圧部を複数の帯状部材間の各接合部に移動させて、各接合部を第1押圧部で押圧する。また、成型装置は、第1押圧部で接合部を押圧した後、接合部側に移動させた第2押圧部で接合部を押圧しつつ、第3押圧部をセンター領域からショルダー領域に移動させて、第3押圧部で帯状部材を押圧する。これにより、成型装置は、帯状部材の各接合部が広がるのを防止して、複数の帯状部材を押圧する。
このように、従来の成型装置は、複数の押圧部を各接合部に移動させて、各接合部から複数の帯状部材を押圧しており、接合部の数に応じて、押圧の手間や時間が増加するとともに、押圧の動作や工程が複雑になる傾向がある。また、成型装置は、接合部の広がりを防止して複数の帯状部材を押圧することを目的に、第1〜第3押圧部を、それぞれ接合部を中心に移動等させて複数の帯状部材を押圧する。そのため、この成型装置では、タイヤ構成部材を、簡易な構成と動作で被成形体に圧着し、或いは、タイヤ構成部材を各押圧領域に応じて適宜押圧するのは難しい。更に、この成型装置は、第3押圧部の移動範囲が広くなるため、上記した特許文献1に記載されたタイヤ成形装置と同様に改良の余地がある。
特開平5−293911号公報 特開2010−94902号公報
本発明は、これら従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、簡易な構成と動作により、タイヤ構成部材を被成形体に確実に圧着することである。
本発明は、被成形体に配置されたタイヤ構成部材を押圧して被成形体に圧着するタイヤ構成部材の圧着装置であって、タイヤ構成部材の幅方向の中央領域を押圧する第1の押圧ローラと、タイヤ構成部材の中央領域を挟んだ幅方向両側の中間領域を押圧する第2の押圧ローラと、タイヤ構成部材の中間領域から幅方向外側に向かって移動しつつタイヤ構成部材の外側領域を押圧する第3の押圧ローラと、第2の押圧ローラを、タイヤ構成部材の幅方向に移動させて、タイヤ構成部材に設定された中間領域に移動させる移動手段と、を備えたタイヤ構成部材の圧着装置である。
また、本発明は、被成形体にタイヤ構成部材を圧着して未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、タイヤ構成部材の圧着装置を備えたタイヤ製造装置である。
更に、本発明は、被成形体に配置されたタイヤ構成部材を押圧して被成形体に圧着し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、タイヤ構成部材の幅方向の中央領域に第1の押圧ローラを押し付けて、タイヤ構成部材の中央領域を押圧する工程と、タイヤ構成部材の幅方向に第2の押圧ローラを移動させる工程と、タイヤ構成部材の中央領域を挟んだ幅方向両側の中間領域に第2の押圧ローラを押し付けて、タイヤ構成部材の中間領域を押圧する工程と、第3の押圧ローラを、タイヤ構成部材に押し付けた状態で、タイヤ構成部材の中間領域から幅方向外側に向かって移動させて、タイヤ構成部材の外側領域を押圧する工程と、を有し、第2の押圧ローラを移動させる工程が、第2の押圧ローラをタイヤ構成部材に設定された中間領域に移動させる工程を有するタイヤ製造方法である。
本発明によれば、簡易な構成と動作により、タイヤ構成部材を被成形体に確実に圧着することができる。
本実施形態のタイヤ製造装置の要部を示す側面図である。 タイヤ製造装置の圧着装置に設けられた第1〜第3の押圧ローラを示す平面図である。 第3の押圧ローラと移動手段を示す平面図である。 第3の押圧ローラの変形例を示す平面図である。 従来のタイヤ構成部材の圧着装置の例を示す要部側面図である。 図5に示すタイヤ構成部材の圧着装置に設けられた各押圧ローラを示す平面図である。
以下、本発明のタイヤ構成部材の圧着装置(以下、圧着装置という)の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の圧着装置は、未加硫タイヤの成形工程で、被成形体に配置されたタイヤ構成部材を押圧して、被成形体にタイヤ構成部材を圧着するステッチング装置である。また、圧着装置は、被成形体の支持手段等とともに、未加硫タイヤを成形(製造)するタイヤ製造装置を構成する。
図1は、本実施形態のタイヤ製造装置の要部を示す側面図である。
タイヤ製造装置1は、図示のように、被成形体Hが配置された支持体2と、その半径方向外側に設置された圧着装置10とを備え、圧着装置10により、被成形体Hにタイヤ構成部材70を圧着して未加硫タイヤを成形する。この圧着装置10により圧着するタイヤ構成部材70は、被成形体Hに配置されてタイヤ各部を構成する部材であり、1又は複数の部材からなる。本実施形態では、タイヤ構成部材70として、タイヤ外周面を構成するトレッド部材(トップトレッド)を例に採り説明する。
支持体2は、未加硫タイヤの成形時に、被成形体Hを回転軸回りに回転可能に支持する支持手段、及び、被成形体Hを回転させる回転手段であり、例えば拡縮可能な成形ドラムや、未加硫タイヤの内面形状に応じた外面形状の剛体コアからなる。ここでは、支持体2は、円筒状の成形ドラムからなり、外周にタイヤ構成部材が巻き付けや配置されて被成形体Hが形成され、環状の被成形体Hを外周に保持する。また、支持体2は、駆動装置(図示せず)が備えるモータ等の駆動源と、その回転動力の伝達機構により回転駆動され、被成形体Hを所定の回転速度で回転させて任意の回転角で停止させる。
ここで、被成形体Hは、タイヤ構成部材70を圧着して成形する成形対象物であり、例えば、支持体2上に配置された成形途中段階の未加硫タイヤ、又は、各種タイヤ構成部材からなる中間成形体やタイヤケースからなる。ただし、被成形体Hは、タイヤからトレッドを除いた台タイヤであってもよく、未加硫タイヤを成形する所定段階でタイヤ構成部材70が配置される。ここでは、被成形体Hは、カーカスプライ等からなる筒状のバンドの中央部を膨張させたタイヤケースであり、成形ドラムである支持体2により膨張した形状で保持される。
タイヤ製造装置1は、トレッド部材であるタイヤ構成部材70を、ベルト部材を間に挟む等して被成形体Hの外周全体に配置し、被成形体Hに環状のタイヤ構成部材70を合体させる。タイヤ製造装置1は、タイヤ構成部材70を配置した後、支持体2を回転させて、被成形体Hとタイヤ構成部材70を一体に回転させ、圧着装置10により、タイヤ構成部材70を回転する被成形体Hに圧着する。
圧着装置10は、タイヤ構成部材70を押圧する第1の押圧ローラ11、第2の押圧ローラ12、及び、第3の押圧ローラ13と、各押圧ローラ11〜13を回転軸回りに回転自在に支持するホルダ14〜16とを備えている。また、圧着装置10は、第1〜第3の押圧ローラ11〜13をタイヤ構成部材70に押し付ける第1〜第3の押付手段20、30、40を備えている。
第1〜第3の押圧ローラ11〜13は、タイヤ構成部材70をステッチングする回転自在なステッチャーであり、互いに異なる形状に形成されて、被成形体Hの周方向にずらして配置されている。ここでは、被成形体Hの周方向に沿って、第2の押圧ローラ12と第3の押圧ローラ13が、第1の押圧ローラ11を挟んだ両側に配置されている。また、第3の押圧ローラ13が、第1の押圧ローラ11の上方に近接して配置されるとともに、第2の押圧ローラ12が、第1の押圧ローラ11の下方に所定距離を開けて配置されている。これら3種類の押圧ローラ11〜13は、第1〜第3の押付手段20、30、40により、それぞれ被成形体H(支持体2)の回転軸に向けて、タイヤ構成部材70に押し付けられる。
第1〜第3の押付手段20、30、40は、それぞれホルダ14〜16が取り付けられ、ホルダ14〜16を介して、第1〜第3の押圧ローラ11〜13をタイヤ構成部材70に所定圧力で押し付ける。第1〜第3の押付手段20、30、40は、ピストン・シリンダ機構からなり、互いに被成形体Hの周方向にずれた位置でフレーム(図示せず)に固定されて、被成形体Hの回転軸に向けて配置されている。第1〜第3の押付手段20、30、40は、シリンダ21、31、41からピストンロッド22、32、42を進退させ、その先端に設けられた第1〜第3の押圧ローラ11〜13をタイヤ構成部材70に接触、離間させる。
圧着装置10は、第1〜第3の押付手段20、30、40を作動させて、第1〜第3の押圧ローラ11〜13の外周面(押圧面)をタイヤ構成部材70の外周に接触させて、各押圧ローラ11〜13をタイヤ構成部材70に押し付ける。各押圧ローラ11〜13は、被成形体H及びタイヤ構成部材70の回転に応じて回転し、タイヤ構成部材70の周方向に沿って相対移動(転動)する。圧着装置10は、回転する各押圧ローラ11〜13により、タイヤ構成部材70の外周を連続して押圧し、タイヤ構成部材70を被成形体Hに向かって押圧してステッチングする。これにより、圧着装置10は、タイヤ構成部材70と被成形体Hを、それらの間のエアを排出しつつ密着させて、タイヤ構成部材70を被成形体Hの外周に圧着する。その際、圧着装置10は、第1〜第3の押圧ローラ11〜13により、タイヤ構成部材70の幅方向の異なる領域を押圧する。
図2は、圧着装置10に設けられた第1〜第3の押圧ローラ11〜13を示す平面図であり、各押圧ローラ11〜13とホルダ14〜16を、被成形体Hの周方向から見て示している。また、図2では、被成形体Hとタイヤ構成部材70を断面で示している。
第1の押圧ローラ11は、図2Aに示すように、円筒状をなし、他の押圧ローラ12、13に比べて、回転軸方向(図2では上下方向)に長く形成されて幅が広くなっている。第1の押圧ローラ11は、タイヤ構成部材70の幅方向(図2では上下方向)の中央部に押し付けられ、被成形体Hの回転軸方向に移動せずに、タイヤ構成部材70の幅方向の同じ領域を押圧する。即ち、第1の押圧ローラ11は、タイヤ構成部材70の幅方向中央部の中央領域R1を被成形体Hに向けて押圧し、タイヤ構成部材70の中央領域R1を被成形体Hに圧着する。また、この圧着装置10は、第1の押圧ローラ11により、被成形体Hの幅方向の中央面(赤道面)Mから、タイヤ構成部材70の内側に設けたベルト部材(図示せず)の両端(以下、ベルト部材の端をベルト端という)近傍までの領域で、タイヤ構成部材70を押圧する。ここでは、タイヤ構成部材70の中央領域R1は、タイヤ中央部の平らな領域からなり、円筒状の第1の押圧ローラ11により全体が押圧される。
第2の押圧ローラ12は、図2Bに示すように、圧着装置10に一対設けられて、それぞれホルダ15に取り付けられ、被成形体Hの中央面Mの両側に配置されている。また、一対の第2の押圧ローラ12は、被成形体Hの中央面Mを挟んで対称な状態で配置されている。第2の押圧ローラ12は、直径が、タイヤ構成部材70の幅方向の内側(中央面M側)から外側に向かって次第に大きくなり、全体形状が円錐台状に、かつ、断面形状が台形状に形成されている。このように、第2の押圧ローラ12は、外周に傾斜部12Aを有し、傾斜部12Aでタイヤ構成部材70を押圧する。傾斜部12Aの周面は、被成形体H上におけるタイヤ構成部材70の外面形状に応じて傾斜して形成されている。
一対の第2の押圧ローラ12は、タイヤ構成部材70の中央領域R1を挟んで両側に配置され、それぞれタイヤ構成部材70の中間領域R2でタイヤ構成部材70に押し付けられる。また、第2の押圧ローラ12は、被成形体Hの回転軸方向に移動せず、タイヤ構成部材70の幅方向の同じ領域を押圧する。即ち、第2の押圧ローラ12は、タイヤ構成部材70の中間領域R2を被成形体Hに向けて押圧して、タイヤ構成部材70の中間領域R2を被成形体Hに圧着する。タイヤ構成部材70の中間領域R2は、タイヤ構成部材70の中央領域R1を挟んだ幅方向両側の領域であり、中央領域R1と境界を接して、又は、中央領域R1と一部重複して、中央領域R1とタイヤ構成部材70の幅方向の端部71との間に設定される。或いは、中間領域R2は、中央領域R1との間に隙間を開けて設定してもよい。圧着装置10は、第2の押圧ローラ12により、両ベルト端において、ベルト端を挟んだ所定範囲のタイヤ構成部材70を押圧する。ここでは、中間領域R2は、中央領域R1に続く平らな領域と、その外側の傾斜した領域とを有し、第2の押圧ローラ12の傾斜部12Aにより傾斜領域が押圧される。
第3の押圧ローラ13は、図2Cに示すように、圧着装置10に一対設けられて、それぞれホルダ16に取り付けられ、被成形体Hの中央面Mの両側に配置されている。また、一対の第3の押圧ローラ13は、被成形体Hの中央面Mを挟んで対称な状態で配置されている。第3の押圧ローラ13は、第2の押圧ローラ12と同様に、円錐台状(断面台形状)に形成され、タイヤ構成部材70の外側領域R3を押圧する外周面(押圧面)に傾斜部13Aを有する。傾斜部13Aは、第3の押圧ローラ13の回転軸に対して傾斜する傾斜周面であり、タイヤ構成部材70の幅方向内側から外側に向かって直径が次第に大きくなり、内側が小径部、外側が大径部になっている。このように、第3の押圧ローラ13は、タイヤ構成部材70の押圧面が傾斜部13Aからなり、その周面が、タイヤ構成部材70の外面形状や、被成形体Hのショルダ部の形状に応じて、所定角度で傾斜している。
一対の第3の押圧ローラ13は、タイヤ構成部材70の中間領域R2の幅方向外側に配置され、それぞれタイヤ構成部材70の外側領域R3でタイヤ構成部材70に押し付けられる。第3の押圧ローラ13は、被成形体Hの回転軸方向に移動可能に構成され、タイヤ構成部材70の中間領域R2から幅方向外側に向かって移動しつつ、タイヤ構成部材70に押し付けられる。これにより、第3の押圧ローラ13は、タイヤ構成部材70の外側領域R3を被成形体Hに向けて押圧して、タイヤ構成部材70の外側領域R3を被成形体Hに圧着する。その際、一対の第3の押圧ローラ13は、被成形体Hの中央面Mを中心に対称に移動して、タイヤ構成部材70の端部71側の広範囲を押圧する。また、第3の押圧ローラ13は、外周面の傾斜部13Aの部分がタイヤ構成部材70に押し付けられて、傾斜部13Aでタイヤ構成部材70を押圧する。
なお、タイヤ構成部材70の外側領域R3は、タイヤ構成部材70の中間領域R2よりも幅方向外側の領域であり、中間領域R2と境界を接して、又は、中間領域R2と一部重複して、タイヤ構成部材70の中間領域R2から端部71までの範囲に設定される。或いは、外側領域R3は、中間領域R2との間に隙間を開けて設定してもよい。圧着装置10は、第3の押圧ローラ13により、上記したベルト部材の両側において、タイヤ構成部材70を、ベルト端の部分から端部71まで押圧する。ここでは、外側領域R3は、中間領域R2に続く傾斜した領域からなり、第3の押圧ローラ13の傾斜部13Aにより全体が押圧される。また、圧着装置10は、第3の押圧ローラ13による押圧を行うため、第3の押圧ローラ13(図1参照)と第3の押付手段40の間に、第3の押圧ローラ13を移動させる移動手段50を備えている。
図3は、第3の押圧ローラ13と移動手段50を示す平面図であり、図1の上方から見た第3の押付手段40も示している。
移動手段50は、図示のように、ピストンロッド42の先端に固定されたガイドレール51と、ガイドレール51に案内されて移動する一対のスライダ52とを備え、各スライダ52にホルダ16及び第3の押圧ローラ13が取り付けられている。また、移動手段50は、ガイドレール51の両側面に固定された一対の側板53、54と、一対の側板53、54間に取り付けられたネジ軸55と、ネジ軸55の駆動装置60とを備えている。
ネジ軸55は、両端部が一対の側板53、54に回転自在に支持され、ガイドレール51と平行に配置されている。また、ネジ軸55は、長手方向の中央を挟んだ両側に、ネジ溝が逆向きの一対の雄ネジ部55A、55Bが形成され、各雄ネジ部55A、55Bに、スライダ52が取り付けられている。スライダ52は、雄ネジ部55A、55Bが貫通するネジ孔(雌ネジ部)を有し、ネジ軸55が回転すると、雄ネジ部55A、55Bから雌ネジ部に作用する力により、ネジ軸55の長手方向に移動する。
駆動装置60は、一方の側板53に取り付けられたモータ61と、モータ61の回転軸に固定された駆動プーリ62と、ネジ軸55の一端部に固定された従動プーリ63と、両プーリ62、63に架け渡された無端状のベルト64とを有する。駆動装置60は、駆動プーリ62、ベルト64、及び、従動プーリ63により、モータ61の回転動力をネジ軸55に伝達し、モータ61を作動させてネジ軸55を回転軸回りの両方向に回転させる。
移動手段50は、駆動装置60によりネジ軸55を回転させて、一対のスライダ52を、ガイドレール51により案内して同期して逆方向に移動させる。これにより、移動手段50は、一対の第3の押圧ローラ13を、被成形体Hの回転軸方向に沿って両方向に移動させる。また、移動手段50は、一対の第3の押圧ローラ13を、タイヤ構成部材70の幅方向に所定速度で移動させて、被成形体Hの中央面Mを中心に対称に接近、離間させる。
タイヤ構成部材70の押圧時には、圧着装置10は、移動手段50により、第3の押圧ローラ13をタイヤ構成部材70への押付位置に移動させる。続いて、第3の押付手段40により、ガイドレール51を被成形体Hに向かって移動させて、第3の押圧ローラ13をタイヤ構成部材70の所定位置に押し付ける。また、圧着装置10は、第3の押付手段40により、第3の押圧ローラ13をタイヤ構成部材70に押し付けた状態に維持しつつ、移動手段50により、第3の押圧ローラ13を被成形体Hの回転軸方向の外側に向かって移動させる。その際、移動手段50は、第3の押圧ローラ13を、タイヤ構成部材70の中間領域R2(図2C参照)から幅方向外側に向かって、タイヤ構成部材70の端部71まで移動させる。圧着装置10は、この移動する第3の押圧ローラ13により、タイヤ構成部材70の外側領域R3を押圧する。
次に、圧着装置10により、タイヤ構成部材70を被成形体Hに圧着する手順や、タイヤ製造装置1により、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法について説明する。以下の手順や動作は、タイヤ製造装置1が備える、コンピュータ等からなる制御装置(図示せず)により制御されて実行される。
タイヤ製造装置1(図1参照)は、まず、被成形体Hにタイヤ構成部材70を配置して、それらを合体させる。続いて、支持体2を回転させて、被成形体H及びタイヤ構成部材70を回転させ、圧着装置10により、タイヤ構成部材70を被成形体Hに押圧する。
圧着装置10(図2参照)は、まず、第1の押付手段20により、第1の押圧ローラ11を、タイヤ構成部材70の幅方向の中央領域R1に押し付けて、タイヤ構成部材70の中央領域R1を押圧する。その際、第1の押圧ローラ11を、タイヤ構成部材70の中央領域R1に所定時間(例えば、1〜10秒)押し付けて、タイヤ構成部材70の中央から両ベルト端近傍までの領域を被成形体Hに圧着する。次に、圧着装置10は、第1の押圧ローラ11による押圧動作が終了する所定時間前(例えば、1〜5秒前)に、一対の第2の押圧ローラ12による押圧動作を開始する。圧着装置10は、第2の押付手段30により、第2の押圧ローラ12を、それぞれタイヤ構成部材70の中央領域R1を挟んだ幅方向両側の中間領域R2に押し付けて、タイヤ構成部材70の中間領域R2を押圧する。その際、第2の押圧ローラ12を、タイヤ構成部材70の中間領域R2に所定時間(例えば、1〜10秒)押し付けて、タイヤ構成部材70の両ベルト端を含む所定範囲を被成形体Hに圧着する。
続いて、圧着装置10は、第2の押圧ローラ12による押圧動作が終了する所定時間前(例えば、1〜5秒前)に、一対の第3の押圧ローラ13による押圧動作を開始する。圧着装置10は、第3の押付手段40により、一対の第3の押圧ローラ13をタイヤ構成部材70に押し付けた状態で、移動手段50により、第3の押圧ローラ13を、それぞれタイヤ構成部材70の中間領域R2から幅方向外側に向かって移動させる。圧着装置10は、この移動する第3の押圧ローラ13により、タイヤ構成部材70の外側領域R3を押圧して、タイヤ構成部材70の両ベルト端から端部71までの範囲を被成形体Hに圧着する。タイヤ製造装置1は、圧着装置10により、被成形体Hに配置されたタイヤ構成部材70を押圧してタイヤ構成部材70の全体を被成形体Hに圧着し、他のタイヤ構成部材を配置する等して未加硫タイヤを成形する。その後、未加硫タイヤを加硫してタイヤを製造する。
本実施形態の圧着装置10は、第1〜第3の押圧ローラ11〜13によりタイヤ構成部材70の各設定領域を押圧するとともに、第3の押圧ローラ13を移動させて、タイヤ構成部材70の外側領域R3を押圧する。このように、移動する第3の押圧ローラ13により外側領域R3の全体を押圧して、タイヤ構成部材70の端部71まで押圧できるため、3種類の押圧ローラ11〜13により、各設定領域(押圧領域)に応じてタイヤ構成部材70を適宜押圧できる。その結果、従来よりも少ない種類の押圧ローラ11〜13により、簡易な動作で、被成形体Hにタイヤ構成部材70を確実に圧着でき、圧着工程の効率を向上させることができる。また、圧着装置10の機構や構成も簡易になるため、装置の小型化と設置場所の制約緩和とが図れる。併せて、圧着装置10の設置コストも低減できる。
更に、第3の押圧ローラ13を、タイヤ構成部材70の外側領域R3で移動させればよいため、第3の押圧ローラ13の移動範囲が広くなるのを抑制できる。そのため、第3の押圧ローラ13による押圧動作も比較的単純にできるとともに、タイヤ構成部材70の圧着に必要な時間を短縮させて、圧着工程の効率を向上できる。従って、本実施形態によれば、簡易な構成と動作により、タイヤ構成部材70を被成形体Hに確実に圧着することができる。
なお、タイヤ構成部材70の外側領域R3や、外側領域Rを圧着する部分の被成形体Hが傾斜や湾曲するときには、それらの形状に応じて、第3の押圧ローラ13に上記した傾斜部13Aを設けるのが望ましい。このようにすると、傾斜部13Aがタイヤ構成部材70に確実に接触するため、第3の押圧ローラ13により、タイヤ構成部材70を被成形体Hに精度よく押圧できる。また、第3の押圧ローラ13(図2C参照)は、押圧するタイヤ構成部材70や被成形体Hの形状、又は、押圧の仕方に対応して、外周形状や配置角度等を種々変化させてもよい。
図4は、第3の押圧ローラ13の変形例を示す平面図であり、一対の第3の押圧ローラ80〜85を左右に並べて示している。以下、図4に示す6種類の第3の押圧ローラ80〜85について順に説明する。
上記した円錐台状の第3の押圧ローラ13に対し、図4Aに示すように、第3の押圧ローラ80は、複数の円錐台を組み合わせた形状に形成され、各円錐台の周面の傾斜角度の差により、外周面に屈曲部を有する。図4Bに示すように、第3の押圧ローラ81は、円筒と円錐台を組み合わせた形状に形成され、タイヤ構成部材70の幅方向(図4では左右方向)の外側と内側に、それぞれ円筒部と円錐台部を有する。
また、図4Cに示すように、第3の押圧ローラ82は、円筒と円錐台を組み合わせた形状に形成され、回転軸方向(図では左右方向)に複数(ここでは2つ)に分割されている。即ち、この第3の押圧ローラ82は、複数の分割ローラ82A、82Bからなり、分割ローラ82A、82Bが同軸上に配置されて互いに独立して回転軸回りに回転する。図4Dに示すように、第3の押圧ローラ83は、複数の円錐台を組み合わせた形状に形成され、円錐台毎に回転軸方向に分割されて、複数(ここでは3つ)の分割ローラ83A、83B、83Cからなる。
第3の押圧ローラ82、83を、回転軸方向に分割されて、互いに独立して回転する複数の分割ローラから構成すると、複数の分割ローラが、それぞれ接触するタイヤ構成部材70の周速度に応じた速度で独立して回転する。そのため、タイヤ構成部材70の外側領域R3に、直径の差による周速度差があるときでも、各分割ローラが、接触位置のタイヤ構成部材70の周速度に応じて回転する。これに伴い、各分割ローラとタイヤ構成部材70との擦れを低減できるため、タイヤ構成部材70が周方向に変形するのを抑制して、タイヤ構成部材70を被成形体Hに精度よく圧着できる。
図4E、4Fに示すように、第3の押圧ローラ84、85は、それぞれの回転軸が、被成形体Hの回転軸に対して、逆方向に傾斜して配置されている。このように、第3の押圧ローラ13、80〜85の回転軸は、タイヤ構成部材70の外側領域R3を圧着する被成形体Hの表面形状に応じて、被成形体Hの回転軸に対して平行に、又は、所定角度で傾斜させて配置される。第3の押圧ローラ13、80〜85は、回転軸の配置角度、タイヤ構成部材70を押圧する外周面の形状、分割の有無が、各状況に合わせて設定されて、タイヤ構成部材70を適宜押圧する。
以上、タイヤ構成部材70がトレッド部材であるときの例を説明したが、この圧着装置10によれば、トレッド部材と同様に押圧して被成形体Hに圧着する他のタイヤ構成部材70も圧着できる。
また、第2の押圧ローラ12は、例えば上記した移動手段50(図3参照)と同じ移動手段を設けて、第3の押圧ローラ13と同様に、タイヤ構成部材70の幅方向(被成形体Hの回転軸方向)に移動するようにしてもよい。このようにすることで、第2の押圧ローラ12を、各タイヤ構成部材70に設定された所定の中間領域R2に移動させて、複数種類のタイヤ構成部材70を適宜押圧できる。或いは、第2の押圧ローラ12を、第3の押圧ローラ13と同様に、タイヤ構成部材70の幅方向に移動させながら、中間領域R2を押圧することもできる。この場合には、第2の押圧ローラ12は、タイヤ構成部材70の中央領域R1から幅方向外側に向かって移動しつつ、タイヤ構成部材70の中間領域R2を押圧する。
1・・・タイヤ製造装置、2・・・支持体、10・・・圧着装置、11・・・第1の押圧ローラ、12・・・第2の押圧ローラ、12A・・・傾斜部、13・・・第3の押圧ローラ、13A・・・傾斜部、14〜16・・・ホルダ、20・・・第1の押付手段、21・・・シリンダ、22・・・ピストンロッド、30・・・第2の押付手段、31・・・シリンダ、32・・・ピストンロッド、40・・・第3の押付手段、41・・・シリンダ、42・・・ピストンロッド、50・・・移動手段、51・・・ガイドレール、52・・・スライダ、53、54・・・側板、55・・・ネジ軸、55A、55B・・・雄ネジ部、60・・・駆動装置、61・・・モータ、62・・・駆動プーリ、63・・・従動プーリ、64・・・ベルト、70・・・タイヤ構成部材、71・・・端部、80〜85・・・第3の押圧ローラ、H・・・被成形体、M・・・中央面、R1・・・中央領域、R2・・・中間領域、R3・・・外側領域。

Claims (6)

  1. 被成形体に配置されたタイヤ構成部材を押圧して被成形体に圧着するタイヤ構成部材の圧着装置であって、
    タイヤ構成部材の幅方向の中央領域を押圧する第1の押圧ローラと、
    タイヤ構成部材の中央領域を挟んだ幅方向両側の中間領域を押圧する第2の押圧ローラと、
    タイヤ構成部材の中間領域から幅方向外側に向かって移動しつつタイヤ構成部材の外側領域を押圧する第3の押圧ローラと、
    第2の押圧ローラを、タイヤ構成部材の幅方向に移動させて、タイヤ構成部材に設定された中間領域に移動させる移動手段と、
    を備えたタイヤ構成部材の圧着装置。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ構成部材の圧着装置において、
    第3の押圧ローラが、回転軸方向に分割され、互いに独立して回転する複数の分割ローラからなるタイヤ構成部材の圧着装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたタイヤ構成部材の圧着装置において、
    第3の押圧ローラが、タイヤ構成部材を押圧する外周面に、タイヤ構成部材の幅方向内側から外側に向かって直径が次第に大きくなる傾斜部を有するタイヤ構成部材の圧着装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載されたタイヤ構成部材の圧着装置において、
    第3の押圧ローラの回転軸が、被成形体の回転軸に対して平行に、又は、傾斜させて配置されるタイヤ構成部材の圧着装置。
  5. 被成形体にタイヤ構成部材を圧着して未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、
    請求項1ないし4のいずれかに記載されたタイヤ構成部材の圧着装置を備えたタイヤ製造装置。
  6. 被成形体に配置されたタイヤ構成部材を押圧して被成形体に圧着し、未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、
    タイヤ構成部材の幅方向の中央領域に第1の押圧ローラを押し付けて、タイヤ構成部材の中央領域を押圧する工程と、
    タイヤ構成部材の幅方向に第2の押圧ローラを移動させる工程と、
    タイヤ構成部材の中央領域を挟んだ幅方向両側の中間領域に第2の押圧ローラを押し付けて、タイヤ構成部材の中間領域を押圧する工程と、
    第3の押圧ローラを、タイヤ構成部材に押し付けた状態で、タイヤ構成部材の中間領域から幅方向外側に向かって移動させて、タイヤ構成部材の外側領域を押圧する工程と、を有し、
    第2の押圧ローラを移動させる工程が、第2の押圧ローラをタイヤ構成部材に設定された中間領域に移動させる工程を有するタイヤ製造方法。
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