JP4436520B2 - 空気入りタイヤおよびそれの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイヤの軽量化を実現してなお、タイヤへの充填空気圧等に起因するタイヤの形状変化を有効に防止した空気入りタイヤおよび、寸法精度にすぐれたタイヤを製造することができる空気入りタイヤの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの軽量化をもたらすとともに、生産時間の短縮化を可能とし、併せて、カーカスコードのエッジセパレーションを防止して耐久性の向上をもたらすことを目的として提案された従来の空気入りタイヤとしては、たとえば特開平10−226203号公報に開示されたものがある。
【0003】
このタイヤは、トレッド部にベルト層を埋設するとともに、該ベルト層のタイヤ幅方向両端部と左右一対のビード部との間の左右の領域に、それぞれカーカスコードを連続的にジグザグ状に往復させて形成したカーカス層を分設し、該左右のカーカス層の端部を前記ベルト層端部の下側に、好ましくは20mm以上オーバーラップさせたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来技術にあっては、ベルト層の内周側で左右に分設されたそれぞれのカーカス層が相互に不連続であるため、たとえば、タイヤへの充填空気圧によるそれのクリープ歪等によりタイヤを所定のトロイダル形状に維持できなくなるという問題があった。
【0005】
また、このようなタイヤを、従来から広く一般に行われている製造方法に従って成型ドラム上で成型する場合には、ベルト層の分離構造の故に、グリーンケース等の取り扱いが困難であり、また、シェーピング等に当って左右のベルト層の間隔を所期した通りの寸法とすることができず、いずれにしてもタイヤを所定のトロイダル形状に成型することが難しいという問題があった。
【0006】
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、タイヤのクリープ歪等に起因するそれの形状変化を十分に防止できる空気入りタイヤおよび、タイヤの成型方法のいかんにかかわらず、タイヤの成型精度を十分に確保できる空気入りタイヤの製造方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の空気入りタイヤは、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具えるものであり、カーカスの、ベルトとの重なり域で、トレッド周方向に間隔をおいた複数個所に、それら両者の重なり幅の一部もしくは全体にわたってカーカスコードが延在しない中抜き部を設け、各中抜き部の幅を前記ベルトの幅以下としたものである。
【0008】
この空気入りタイヤ、なかでもカーカス構造によれば、カーカスの中抜き部をもってタイヤ重量の低減を図ることができ、また、それ以外の、カーカスコードが対をなすビードコア間に延在する部分の耐張力および耐伸長力によってタイヤの形状を、長期間にわたって所定のトロイダル形状に確実に維持して、タイヤに、所期した通りの性能を常に十分に発揮させることができ、しかも、200Hz近辺でのタイヤの共鳴音を低減させて、走行時の騒音を軽減できることがテストにより実証されている。
【0009】
かかるタイヤにおいて、カーカスを形成するカーカスコードを、カーカスの配設域のそれぞれの端部分で折返してジグザグ状に延在させた場合には、カーカスコードの切断端を極力少ならしめて、その切断端でのコードのセパレーションのおそれを十分に取り除くことができる。
【0010】
また、上述したところに代えて、カーカスを形成する多数本の引き揃えカーカスコードの延在を、前述した中抜き部で中断させた場合にも、同様の効果を達成することができ、併せて、カーカスコードの折返し部が不要になることに基づく、タイヤの一層の軽量化を実現することができる。
【0011】
そして、上述したような空気入りタイヤを製造するための、この発明の空気入りタイヤの製造方法は、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当り、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコアの割出し運動に併せて、コードの糸道開口を、成型ドラムもしくはコアの軸線方向に往復運動させて、カーカスコードをジグザグ状に連続させて敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位置に応じて糸道開口の往復ストローク量を選択することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を、該中抜き部の幅が前記ベルトの幅以下になるように形成するものである。
【0012】
この場合、一のコード糸道を適用したときは、成型ドラムもしくはコアを二回転させることで、また、相互に反対側で作用する二個のコード糸道を適用したときは、成型ドラムもしくはコアを一回転させることで、それの全周にわたって、所要の領域にカーカスコードを敷設することができ、さらに、カーカスコードに位相差を付与して成型ドラムもしくはコアを継続回転させた場合には、カーカスコードを二層以上に積層敷設することができる。
【0013】
この方法に従えば、カーカスコードをコア上に敷設する場合はもちろん、成型ドラム上に敷設する場合にあっても、それの一側部から他側部へ連続して延びるカーカスコードの存在の故に、たとえば、グリーンケース等の取り扱いに際するそれの寸法変化、および、シェーピングその他のインフレート時の不測の伸長変形等を、連続カーカスコードの耐張力その他によって防止して、タイヤの成型精度を十分に高めることができる。
【0014】
なおこの方法で、糸道開口の運動方向の変更に先だって、カーカスコードに折返し部を形成するピンを成型ドラムもしくはコアに押し当てるとともに、糸道開口のその後の運動に基づいて、カーカスコードにU字状の折返し部を形成した後、その折返し部を、たとえば押圧ブロックをもって、ピンの相対後退の下に、成型ドラムもしくはコアに圧着させた場合には、カーカスコードの折返し部を、所期した通りの位置に確実に位置決めすることができ、カーカスコードの延在方向を常に適正ならしめることができる。
【0015】
そして、この発明の他の方法は、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当り、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコアの割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、成型ドラムもしくはコアの軸線方向の一方側から他方側へ、平面視で直線運動させて多数本のカーカスコードを直線状に敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位置に応じて、糸道開口の一の直線運動中に糸道へ送給するカーカスコードの長さ、本数および送給タイミングを調整することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成するものである。
【0016】
ここで、糸道へ送給するカーカスコードの長さ、本数および送給タイミングを、糸道へカーカスコードを供給するフィードローラとカッタとの相互作用によって調整する場合には、糸道の特殊なUターン動作が不要である。
【0017】
このような方法によれば、先の場合と同様に、タイヤの成型精度を十分に高めることができ、その上、カーカスコードにU字状の折返し部を形成することが不要であるので、糸道の動作がシンプルになり、装置が簡単化され、併せて、サイクルタイムの短縮が図れる。
また製品タイヤに関しては、上記折返し部を設ける場合に比して軽量化を実現することができる。
【0018】
ところで、これらのいずれの寸法にあっても、糸道開口を成型ドラムもしくはコアに沿わせて、より好ましくはそれに十分近接させて往復もしくは直線運動させることで、カーカスコードの敷設乱れを有利に除去することができる。
【0019】
さらに他の方法は、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当って、多数本のカーカスコードを、長さ方向と直交する向きに、相互の引き揃え状態で整列配置させるとともに、長さ方向に所定の間隔をおいて複数の穴部を設けてなるシート状体を、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上に貼着することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成するにある。
【0020】
ここで、シート状体は、多数本のカーカスコードを、長さ方向と直交する向きに整列させて配置してなる、好ましくは、それらのコードをゴムに埋設してなる帯状体に、長さ方向に間隔をおいて打抜き加工を施すとともに、その帯状体を所定の長さに切断することにより構成することができる。
【0021】
この方法によれば、所要の長さのシート状体を予め製造し準備することで、成型ドラムもしくはコア上へのそれの配設を簡易迅速に行うことができ、これにより、タイヤの成型作業能率を、前述の方法に比して大きく高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下のこの発明の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明する。
図1は、この発明に係る空気入りタイヤの実施の形態をタイヤの半部について示す部分断面傾斜図であり、図中1はトレッドを、2は、トレッド1の両側に連続して半径方向内方へ延びるサイドウォールを、そして3は、サイドウォール2の内周側に設けたビード部をそれぞれ示し、4は、ビード部3に埋設したビードコアを示す。
【0023】
ここでは、トレッド1の内周側に、たとえば二層のベルト層からなるベルト5を配設するとともに、このベルト5のさらに内周側に、対をなすビードコア間に、たとえばタイヤ赤道面に対してほぼ直角に延在するカーカスコード6からなるカーカス7を配置し、このカーカス7の、ベルト5との重なり域に、カーカスコード6が延在しない中抜き部8を、トレッド周方向に所定の間隔をおいて設ける。
【0024】
ここで、各中抜き部8の幅および周方向長さは所要に応じて適宜に選択することができるも、その幅については、ベルト幅以下とすることが、バットレス部、サイドウォール等における大きな剛性段差を取り除く上で必要である
【0025】
そして、この図に示すところでは、カーカス7を形成するカーカスコード6を、カーカス配設域のそれぞれの端部分、いいかえれば、中抜き部8の側部に隣接する部分および、カーカスコア4の周りに巻返した巻上げ端部分のそれぞれでほぼU字状に折返してジグザグ状に連続させて延在させる。これによれば、一本もしくは複数本のカーカスコードを単位として、それをタイヤの全周にわたって延在させることができるので、セパレーションの発生のおそれのある、カーカスコードの切断端の存在を極力少なくすることができる。
【0026】
図2は、他の実施形態を示す図であり、多数本のカーカスコード6を並列配置して構成したカーカス7において、前記中抜き部8でカーカスコード6の延在を中断させたものである。
従ってここでは、カーカスコード6の巻上げ端は、図示のような切断端とする他、図1に示すようなU字状の折返し部とすることもでき、後者によれば、変形量の多いサイドウォール2からビード部3でのコード切断端のセパレーションのおそれを有効に取り除くことができる。
【0027】
ところで、カーカスコード6の折返し部分、コード切断端部分等のビード部3での固定は、図1,2に示すように、ビードコア4の周りでそれを高く巻上げることの他、図3に例示するように、カーカスコード6のU字状折返し部分もしくは、コード切断端部分を、ビードコア4を分割構成してなる一対以上のビードリング9a,9b間に挟持することによっても行うことができる。
【0028】
また、とくに、カーカスコード6をほぼU字状に折返してジグザグ状に延在させることでカーカス7を構成する場合には、コード間隔、すなわちコードピッチを小さくする要求に対しては、図4に例示するように、カーカスコード6をタイヤの二周以上にわたって、相互に位相差をつけて延在させることにより対処することができ、これによれば、周回数の増加につれてコードピッチを漸減させることができる。
【0029】
このように構成してなる空気入りタイヤによれば、一方のビードコア4から他方のビードコア4まで連続して延びるカーカスコード6の、耐張力および耐伸長力の発揮の下に、タイヤの形状を、そこへの空気圧の充填、負荷の作用等に対しても、長期間にわたって所定のトロイダル形状に確実に維持することができ、また、カーカス7の中抜き部8の存在の故に、タイヤ重量を有効に低減させることができる。
【0030】
以上のような構造、なかでもカーカス構造を有する空気入りタイヤは、従来の一般的な、平坦な成型ドラム上でのグリーンケースの成型と、そのグリーンケースの、その後に続く、フォーマーリング上でのシェーピングに基づくグリーンタイヤの成型とを経て製造することができる他、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有する、通常は剛性のコアの周面上で、各種のタイヤ構成部材を順次に巻回積層してグリーンタイヤを構成することにより製造することもできる。
【0031】
ここで、前者の場合におけるカーカス7の形成は、図5に示すように、カーカスコード6を連続的に繰り出すコード糸道11、ひいては、それの先端開口11aを、成型ドラム12の一定角度ずつの割出し運動に伴って、そのドラム12の軸線方向に往復運動させて、繰出されたカーカスコード6を、成型ドラム上にジグザグ状に連続させて貼着敷設するとともに、このときの糸道先端開口11aの往復ストローク量を、成型ドラム12の割出し位置に応じて選択して、前述した中抜き部8の形成領域にては、その往復ストロークを成型ドラム12の一方の端部近傍のみにて行わせ、その他の部分では、一方の端部分と他方の端部分との間でストロークさせることにより行う。
【0032】
ところで、図5に示すところは、一のコード糸道11だけを用いてカーカス7を形成するものであり、これによれば、コード糸道11が、成型ドラム12の一方の端部近傍でのみ往復ストロークするときは、ドラム12の他方の端部近傍にはカーカスコード6を敷設することができないので、この場合には、たとえば、図6に展開して示すように、成型ドラム12の一回転目には、図に実線で示すように、そして二回転目に、図に仮想線示すようにそれぞれカーカスコード6を敷設することで、所期した通りのカーカス7をもたらすことができ、カーカス7の、ベルト5との重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコード6が延在しない中抜き部8を形成することができる。
【0033】
従って、たとえば二個のコード糸道11を適用して、一方のコード糸道11で図6に実線で示すように、そして他方のコード糸道11で、同図に仮想線で示すように、カーカスコード6をジグザグ状に連続させて敷設する場合には、成型ドラム12の一回転で所要のカーカス7を形成することができる。
【0034】
このようしてカーカス7を形成する場合において、カーカスコード6のU字状の折返しを、所期した通りの位置で、所期した通りの形状に形成し、そして、所定の位置に正確に貼着するためには、カーカスコード6の、それぞれの所要の折返し位置と対応するそれぞれの位置に、押圧ブロック作動シリンダ13を、成型ドラム12に対して昇降変位可能に配設することが好ましい。
【0035】
ここで、押圧ブロック作動シリンダ13は、たとえば図7(a)に示すように、ドラム12に向けて進退変位される押圧ブロック13aと、たとえばばねをもって、押圧ブロック13aの先端から突出する方向に付勢されるピン13bとを具えてなり、好ましくは、押圧ブロック13aにヒータを内蔵してなる。
【0036】
このような押圧ブロック作動シリンダ13によれば、コード糸道11、ひいては、それの先端開口11aの一方向へのストロークが終了した後、反対方向へのストロークが始まる前に、その作動シリンダ13を下降変位させて、押圧ブロック13aから突出するピン13bを成型ドラム12の表面に当接させ、かかる状態で、ドラム12の割出し運動と、先端開口11aの、反対方向へのストロークとを行わせることで、図7(b)に示すように、カーカスコード6をピン13bの周りに巻き掛けて折返すことができ、これにより、U字状折返し部の位置および形状を正確に特定することができる。
【0037】
そしてその後は、押圧ブロック13aを、シリンダの作用下で進出作動させ、これに伴って、ピン13bをそれに対して相対的に後退変位させるとともに、そのブロック13aで、カーカスコード6の折返し部を、図7(c)に示すように、加熱下で成型ドラム12に圧着させることで、その折返し部を、所定の位置に確実に貼着させることができ、これらによって、カーカスコード6の各U字状折返し部の敷設精度、ひいては、カーカス7の配設精度を十分に高めることができる。
【0038】
このようにしてタイヤを成型する場合には、とくには、成型ドラム12の一方の端部分から他方の端部分まで連続して延在するカーカスコード6の存在により、グリーンケースの取り扱いに際するそれの寸法変化を十分に防止することができ、また、シェーピング等に際する、ビードコア間の子午線方向長さの不測の増加その他のおそれを十分に除去して所期した通りのトロイダル形状を実現することができる。
【0039】
図8は、これも成型ドラムを用いる前者の場合についての他の方法を示すものであり、これはとくに、コード糸道11、ひいては、その先端開口を、成型ドラム12の割出し運動に伴って、それの軸線方向で、ドラム12の一方の端部分から他方の端部分へ直線運動させて、多数本のカーカスコード6を直線状に順次に貼着敷設するものであり、その直線運動中に糸道11へ送給するカーカスコード6の長さ、本数および送給タイミングを、成型ドラム12の割出し位置に応じて調整することで、カーカス7の、ベルト5との重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコード6が延在しない中抜き部8を所定の間隔をおいて成型するものである。
【0040】
なお、図に示すところでは、コード糸道11の、図の右行ストロークおよび左行ストロークの少なくとも一方で、カーカスコード6を直線状に敷設することとしているも、左右のそれぞれのストロークで、ともにほぼ等しい条件の下にカーカスコード6を敷設するためには、コード糸道11の先端開口を、ドラム軸線を含む面もしくはそれと平行な面内に位置させることが好ましい。
【0041】
ここで、糸道11へ送給するカーカスコード6の長さ、本数および送給タイミングの調整は、たとえば図9に示すように、長尺のカーカスコード6を糸道11へ向けて供給するフィードローラ14の回転速度および停止時間と、そのフィードローラ14と糸道11との間に配設したカッタ15の作動タイミングとを相互の関連の下にコントロールすることにより行うことができる。
【0042】
このような方法によってもまた、成型ドラム12の一端部分から他端部分へ連続して延びるカーカスコード6の存在により、先の場合と同様の作用効果をもたらすことができ、併せて、カーカスコードの折返し部の形成が不要であるため、カーカスコード敷設作業のサイクルタイムを短くできる。また、装置の、折返し部形成機構部を不要とするとともに、タイヤ重量を低減させることもできる。
【0043】
図10は、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有する剛性コア上にカーカスを形成する後者の場合について示す部分断面斜視図である。これは、コード糸道11およびその先端開口11aを、コア16の子午線方向へ、それに十分近接させて往復運動させることによってカーカスコード6をジグザグ状に連続させて敷設してカーカス7を形成するものであり、コード糸道11の往復運動、押圧ブロック作動シリンダ13の作動等は図5について述べたところとほぼ同様にて行わせるものである。
なお、それぞれの押圧ブロック作動シリンダ13は、実際には、コード糸道11の往復運動個所の極く近傍に位置することになるも、ここでは、それらのシリンダ13の配設態様等を解り易くするため、それらをコード糸道から離隔させて図示している。
【0044】
この方法によれば、カーカス7は、タイヤの加硫成型が終了するまでコア16上に位置するので、カーカス7の移行、トロイダル状への変形等が不要となり、寸法安定性および精度が向上する。
またカーカスコード6の切断が不要であることにより、切断ミス等の装置トラブルのおそれを低減できる。
【0045】
そして図11は、図8に示す成型ドラム12をコア16に代えた場合の方法を示すものであり、これは、コード糸道11をコア16の子午線方向へ、それに十分近接させた状態の下で、平面視で直線運動させる点を除き、図18で述べたところと同様にしてカーカス7を形成するものであり、この方法によれば、三次元成型の利点はそのままに、U字状の折返し部を形成しないことに基づく、前記各効果をもたらすことができる。
【0046】
ところで、以上に述べた方法はいずれも、成型ドラム12上またはコア16上にカーカスコード6を順次に敷設しながらカーカス7を次第に形成するものであるが、たとえば、図12に示すように、多数本のカーカスコード6を、シート状体17の長さ方向と直交する向きに、相互の引揃え状態で整列配置させるとともに、長さ方向に所定の間隔をおいて位置する穴部18を有するそのシート状体17をもって成型ドラム12もしくはコア16の周面を覆うことで、所要の中抜き部8を有するカーカス7を形成することもでき、この方法によれば、シート状体17の予めの製造・準備に基づき、カーカス7の形成を極めて短時間のうちに行うことができる。
【0047】
ここで、このようなシート状体17の予めの製造は、たとえば図13に示すように、多数本のカーカスコード6を、長さ方向と直交する向きに整列させて配置したすだれ織り帯状体または、それらのカーカスコード6をすだれ織りにして、もしくは、することなしにゴムに埋設してなる帯状体19を、たとえばコンベア20によって間欠的に搬送しつつ、そのコンベア20の途中に設けた少なくとも一の打抜き手段21をもって、コンベア20の停止中に、帯状体19の幅方向中央部分に打抜き加工を施して、長さ方向に所定の間隔をおく複数個の穴部18を形成するとともに、その帯状体19を所定の長さに切断することによって行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
かくして、この発明の係る空気入りタイヤによれば、ビードコア間に延在するカーカスコードの耐張力、耐伸長力等により、タイヤへの充填空気圧、負荷荷重等に起因する、タイヤへのクリープ歪その他の発生を十分に防止して、タイヤの形状変化を長期間にわたって有効に阻止することができ、また、カーカスに設けた中抜き部をもって、200Hz近辺でのタイヤの共鳴を防止するとともに、タイヤの軽量化を実現し、さらに、バットレス部、サイドウォール等における大きな剛性段差を取り除くことができる。
【0049】
そしてこの発明に係る製造方法にあって、カーカスを成型ドラム上に形成するものでは、たとえば、グリーンケースの一端部から他端部まで連続して延びるカーカスコードの存在により、そのグリーンケースの取り扱い中におけるそれの伸長変形等の寸法変化および、それの、シェーピング等に際するビードコア間の子午線方向長さの変化等の発生を、連続カーカスコードの耐張力等をもって防止して所期した通りの形状のタイヤを製造することができる。
【0050】
また、カーカスをコア上に形成する方法にあっては、未加硫状態における生タイヤ形成部材の変形を十分に防止して、タイヤの寸法精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るタイヤの実施の形態を、タイヤの半部について示す部分断面斜視図である。
【図2】 他の実施の形態を示す図1と同様の図である。
【図3】 カーカスコードの他の固定例を示す部分断面斜視図である。
【図4】 カーカスコードの他の敷設例を示す部分断面斜視図である。
【図5】 この発明に係る方法の実施形態を示す略線斜視図である。
【図6】 カーカスの形成例を示す展開図である。
【図7】 押圧ブロック作動シリンダおよびその作用を示す図である。
【図8】 発明に係る方法の他の実施形態を示す略線斜視図である。
【図9】 カーカスコードの敷設長さ、本数等の調整機構を示す略線図である。
【図10】 この発明に係る方法の他の実施形態を示す略線斜視図である。
【図11】 この発明に係る方法のさらに他の実施形態を示す略線斜視図である。
【図12】 シート状体を示す斜視図である。
【図13】 シート状体の製造方法を例示する略線斜視図である。
【符号の説明】
1 トレッド
2 サイドウォール
3 ビード部
4 ビードコア
5 ベルト
6 カーカスコード
7 カーカス
8 中抜き部
9a,9b ビードリング
11 コード糸道
11a 先端開口
12 成型ドラム
13 押圧ブロック作動シリンダ
13a 押圧ブロック
13b ピン
14 フィードローラ
15 カッタ
16 コア
17 シート状体
18 穴部
19 帯状体
20 コンベア
21 打抜き手段

Claims (10)

  1. トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤにおいて、
    カーカスの、ベルトとの重なり域で、トレッド周方向に間隔をおいた複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を設け、各中抜き部の幅を前記ベルトの幅以下としてなる空気入りタイヤ。
  2. カーカスを形成するカーカスコードを、カーカスの配設域のそれぞれの端部分で折返してジグザグ状に延在させてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. カーカスを形成する多数本のカーカスコードの延在を、前記中抜き部で中断させてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当り、
    成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコアの割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、成型ドラムもしくはコアの軸線方向に往復運動させて、カーカスコードをジグザグ状に連続させて敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位置に応じて糸道開口の往復ストローク量を選択することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を、該中抜き部の幅が前記ベルトの幅以下になるように形成する空気入りタイヤの製造方法。
  5. 糸道開口の運動方向の変更に先だって、カーカスコードに折返し部を形成するピンを成型ドラムもしくはコアに押し当てるとともに、U字状の折返し部の形成後、その折返し部を成型ドラムもしくはコアに圧着させる請求項4に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当り、
    成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコアの割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、成型ドラムもしくはコアの軸線方向の一方側から他方側へ、平面視で直線運動させて多数本のカーカスコードを直線状に敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位置に応じて、糸道開口の一の直線運動中に糸道へ送給するカーカスコードの長さ、本数および送給タイミングを調整することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成する空気入りタイヤの製造方法。
  7. 糸道へ送給するカーカスコードの長さ、数および送給タイミングを、糸道へカーカスコードを供給するフィードローラと、カッタとの相互作用により調整する請求項6に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  8. 糸道開口を成型ドラムもしくはコアの周面に沿わせて運動させる請求項4〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  9. トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型するに当り、
    多数本のカーカスコードを長さ方向と直交する向きに整列配置させるとともに、長さ方向に所定の間隔をおく複数の穴部を形成してなるシート状体を、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上に貼着することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成する空気入りタイヤの製造方法。
  10. 多数本のカーカスコードを、長さ方向と直交する向きに整列させて配置した帯状体に、長さ方向に間隔をおいて打抜き加工を施すとともに、その帯状体を所定の長さに切断してシート状体とする請求項9に記載の空気入りタイヤの製造方法。
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