JP2001233016A - 空気入りタイヤおよびそれの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤおよびそれの製造方法

Info

Publication number
JP2001233016A
JP2001233016A JP2000051349A JP2000051349A JP2001233016A JP 2001233016 A JP2001233016 A JP 2001233016A JP 2000051349 A JP2000051349 A JP 2000051349A JP 2000051349 A JP2000051349 A JP 2000051349A JP 2001233016 A JP2001233016 A JP 2001233016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carcass
pneumatic tire
belt
core
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000051349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4436520B2 (ja
Inventor
Yuichiro Ogawa
裕一郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000051349A priority Critical patent/JP4436520B2/ja
Publication of JP2001233016A publication Critical patent/JP2001233016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4436520B2 publication Critical patent/JP4436520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/10Building tyres on round cores, i.e. the shape of the core is approximately identical with the shape of the completed tyre
    • B29D30/16Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D2030/1664Details, accessories or auxiliary operations not provided for in the other subgroups of B29D30/00
    • B29D2030/1678Details, accessories or auxiliary operations not provided for in the other subgroups of B29D30/00 the layers being applied being substantially continuous, i.e. not being cut before the application step

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤのクリープ歪等に起因するそれの形状
変化を防止する。 【解決手段】 ベルト5の内周側に配設されて、対をな
すビードコア4間に延在するカーカスコード6よりなる
カーカス7を具えるものであり、カーカス7の、ベルト
5との重なり域で、トレッド周方向に間隔をおいた複数
個所に、カーカスコード6が延在しない中抜き部8を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤの軽量化
を実現してなお、タイヤへの充填空気圧等に起因するタ
イヤの形状変化を有効に防止した空気入りタイヤおよ
び、寸法精度にすぐれたタイヤを製造することができる
空気入りタイヤの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤの軽量化をもたらすとともに、生
産時間の短縮化を可能とし、併せて、カーカスコードの
エッジセパレーションを防止して耐久性の向上をもたら
すことを目的として提案された従来の空気入りタイヤと
しては、たとえば特開平10−226203号公報に開
示されたものがある。
【0003】このタイヤは、トレッド部にベルト層を埋
設するとともに、該ベルト層のタイヤ幅方向両端部と左
右一対のビード部との間の左右の領域に、それぞれカー
カスコードを連続的にジグザグ状に往復させて形成した
カーカス層を分設し、該左右のカーカス層の端部を前記
ベルト層端部の下側に、好ましくは20mm以上オーバ
ーラップさせたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来技術にあっては、ベルト層の内周側で左右に分設さ
れたそれぞれのカーカス層が相互に不連続であるため、
たとえば、タイヤへの充填空気圧によるそれのクリープ
歪等によりタイヤを所定のトロイダル形状に維持できな
くなるという問題があった。
【0005】また、このようなタイヤを、従来から広く
一般に行われている製造方法に従って成型ドラム上で成
型する場合には、ベルト層の分離構造の故に、グリーン
ケース等の取り扱いが困難であり、また、シェーピング
等に当って左右のベルト層の間隔を所期した通りの寸法
とすることができず、いずれにしてもタイヤを所定のト
ロイダル形状に成型することが難しいという問題があっ
た。
【0006】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題点を解決することを課題とするものであり、それの
目的とするところは、タイヤのクリープ歪等に起因する
それの形状変化を十分に防止できる空気入りタイヤおよ
び、タイヤの成型方法のいかんにかかわらず、タイヤの
成型精度を十分に確保できる空気入りタイヤの製造方法
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の空気入りタイ
ヤは、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの
内周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在する
カーカスコードよりなるカーカスとを具えるものであ
り、カーカスの、ベルトとの重なり域で、トレッド周方
向に間隔をおいた複数個所に、それら両者の重なり幅の
一部もしくは全体にわたってカーカスコードが延在しな
い中抜き部を設けたものである。
【0008】この空気入りタイヤ、なかでもカーカス構
造によれば、カーカスの中抜き部をもってタイヤ重量の
低減を図ることができ、また、それ以外の、カーカスコ
ードが対をなすビードコア間に延在する部分の耐張力お
よび耐伸長力によってタイヤの形状を、長期間にわたっ
て所定のトロイダル形状に確実に維持して、タイヤに、
所期した通りの性能を常に十分に発揮させることがで
き、しかも、200Hz近辺でのタイヤの共鳴音を低減
させて、走行時の騒音を軽減できることがテストにより
実証されている。
【0009】かかるタイヤにおいて、カーカスを形成す
るカーカスコードを、カーカスの配設域のそれぞれの端
部分で折返してジグザグ状に延在させた場合には、カー
カスコードの切断端を極力少ならしめて、その切断端で
のコードのセパレーションのおそれを十分に取り除くこ
とができる。
【0010】また、上述したところに代えて、カーカス
を形成する多数本の引き揃えカーカスコードの延在を、
前述した中抜き部で中断させた場合にも、同様の効果を
達成することができ、併せて、カーカスコードの折返し
部が不要になることに基づく、タイヤの一層の軽量化を
実現することができる。
【0011】そして、上述したような空気入りタイヤを
製造するための、この発明の空気入りタイヤの製造方法
は、トレッドの内周側に配設したベルトと、ベルトの内
周側に配設されて、対をなすビードコア間に延在するカ
ーカスコードよりなるカーカスとを具える空気入りタイ
ヤを成型するに当り、成型ドラムまたは、製品タイヤの
内面形状とほぼ対応する周面形状を有するコア上で、成
型ドラムもしくはコアの割出し運動に併せて、コードの
糸道開口を、成型ドラムもしくはコアの軸線方向に往復
運動させて、カーカスコードをジグザグ状に連続させて
敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位
置に応じて糸道開口の往復ストローク量を選択すること
で、カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数
個所に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成す
るものである。
【0012】この場合、一のコード糸道を適用したとき
は、成型ドラムもしくはコアを二回転させることで、ま
た、相互に反対側で作用する二個のコード糸道を適用し
たときは、成型ドラムもしくはコアを一回転させること
で、それの全周にわたって、所要の領域にカーカスコー
ドを敷設することができ、さらに、カーカスコードに位
相差を付与して成型ドラムもしくはコアを継続回転させ
た場合には、カーカスコードを二層以上に積層敷設する
ことができる。
【0013】この方法に従えば、カーカスコードをコア
上に敷設する場合はもちろん、成型ドラム上に敷設する
場合にあっても、それの一側部から他側部へ連続して延
びるカーカスコードの存在の故に、たとえば、グリーン
ケース等の取り扱いに際するそれの寸法変化、および、
シェーピングその他のインフレート時の不測の伸長変形
等を、連続カーカスコードの耐張力その他によって防止
して、タイヤの成型精度を十分に高めることができる。
【0014】なおこの方法で、糸道開口の運動方向の変
更に先だって、カーカスコードに折返し部を形成するピ
ンを成型ドラムもしくはコアに押し当てるとともに、糸
道開口のその後の運動に基づいて、カーカスコードにU
字状の折返し部を形成した後、その折返し部を、たとえ
ば押圧ブロックをもって、ピンの相対後退の下に、成型
ドラムもしくはコアに圧着させた場合には、カーカスコ
ードの折返し部を、所期した通りの位置に確実に位置決
めすることができ、カーカスコードの延在方向を常に適
正ならしめることができる。
【0015】そして、この発明の他の方法は、トレッド
の内周側に配設したベルトと、ベルトの内周側に配設さ
れて、対をなすビードコア間に延在するカーカスコード
よりなるカーカスとを具える空気入りタイヤを成型する
に当り、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほ
ぼ対応する周面形状を有するコア上で、成型ドラムもし
くはコアの割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、
成型ドラムもしくはコアの軸線方向の一方側から他方側
へ、平面視で直線運動させて多数本のカーカスコードを
直線状に敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの
割出し位置に応じて、糸道開口の一の直線運動中に糸道
へ送給するカーカスコードの長さ、本数および送給タイ
ミングを調整することで、カーカスの、ベルトとの重な
り域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延在し
ない中抜き部を形成するものである。
【0016】ここで、糸道へ送給するカーカスコードの
長さ、本数および送給タイミングを、糸道へカーカスコ
ードを供給するフィードローラとカッタとの相互作用に
よって調整する場合には、糸道の特殊なUターン動作が
不要である。
【0017】このような方法によれば、先の場合と同様
に、タイヤの成型精度を十分に高めることができ、その
上、カーカスコードにU字状の折返し部を形成すること
が不要であるので、糸道の動作がシンプルになり、装置
が簡単化され、併せて、サイクルタイムの短縮が図れ
る。また製品タイヤに関しては、上記折返し部を設ける
場合に比して軽量化を実現することができる。
【0018】ところで、これらのいずれの寸法にあって
も、糸道開口を成型ドラムもしくはコアに沿わせて、よ
り好ましくはそれに十分近接させて往復もしくは直線運
動させることで、カーカスコードの敷設乱れを有利に除
去することができる。
【0019】さらに他の方法は、トレッドの内周側に配
設したベルトと、ベルトの内周側に配設されて、対をな
すビードコア間に延在するカーカスコードよりなるカー
カスとを具える空気入りタイヤを成型するに当って、多
数本のカーカスコードを、長さ方向と直交する向きに、
相互の引き揃え状態で整列配置させるとともに、長さ方
向に所定の間隔をおいて複数の穴部を設けてなるシート
状体を、成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほ
ぼ対応する周面形状を有するコア上に貼着することで、
カーカスの、ベルトとの重なり域で、周方向の複数個所
に、カーカスコードが延在しない中抜き部を形成するに
ある。
【0020】ここで、シート状体は、多数本のカーカス
コードを、長さ方向と直交する向きに整列させて配置し
てなる、好ましくは、それらのコードをゴムに埋設して
なる帯状体に、長さ方向に間隔をおいて打抜き加工を施
すとともに、その帯状体を所定の長さに切断することに
より構成することができる。
【0021】この方法によれば、所要の長さのシート状
体を予め製造し準備することで、成型ドラムもしくはコ
ア上へのそれの配設を簡易迅速に行うことができ、これ
により、タイヤの成型作業能率を、前述の方法に比して
大きく高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下のこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1は、この発明
に係る空気入りタイヤの実施の形態をタイヤの半部につ
いて示す部分断面傾斜図であり、図中1はトレッドを、
2は、トレッド1の両側に連続して半径方向内方へ延び
るサイドウォールを、そして3は、サイドウォール2の
内周側に設けたビード部をそれぞれ示し、4は、ビード
部3に埋設したビードコアを示す。
【0023】ここでは、トレッド1の内周側に、たとえ
ば二層のベルト層からなるベルト5を配設するととも
に、このベルト5のさらに内周側に、対をなすビードコ
ア間に、たとえばタイヤ赤道面に対してほぼ直角に延在
するカーカスコード6からなるカーカス7を配置し、こ
のカーカス7の、ベルト5との重なり域に、カーカスコ
ード6が延在しない中抜き部8を、トレッド周方向に所
定の間隔をおいて設ける。
【0024】ここで、各中抜き部8の幅および周方向長
さは所要に応じて適宜に選択することができるも、その
幅については、ベルト幅以下とすることが、バットレス
部、サイドウォール等における大きな剛性段差を取り除
く上で好ましい。
【0025】そして、この図に示すところでは、カーカ
ス7を形成するカーカスコード6を、カーカス配設域の
それぞれの端部分、いいかえれば、中抜き部8の側部に
隣接する部分および、カーカスコア4の周りに巻返した
巻上げ端部分のそれぞれでほぼU字状に折返してジグザ
グ状に連続させて延在させる。これによれば、一本もし
くは複数本のカーカスコードを単位として、それをタイ
ヤの全周にわたって延在させることができるので、セパ
レーションの発生のおそれのある、カーカスコードの切
断端の存在を極力少なくすることができる。
【0026】図2は、他の実施形態を示す図であり、多
数本のカーカスコード6を並列配置して構成したカーカ
ス7において、前記中抜き部8でカーカスコード6の延
在を中断させたものである。従ってここでは、カーカス
コード6の巻上げ端は、図示のような切断端とする他、
図1に示すようなU字状の折返し部とすることもでき、
後者によれば、変形量の多いサイドウォール2からビー
ド部3でのコード切断端のセパレーションのおそれを有
効に取り除くことができる。
【0027】ところで、カーカスコード6の折返し部
分、コード切断端部分等のビード部3での固定は、図
1,2に示すように、ビードコア4の周りでそれを高く
巻上げることの他、図3に例示するように、カーカスコ
ード6のU字状折返し部分もしくは、コード切断端部分
を、ビードコア4を分割構成してなる一対以上のビード
リング9a,9b間に挟持することによっても行うこと
ができる。
【0028】また、とくに、カーカスコード6をほぼU
字状に折返してジグザグ状に延在させることでカーカス
7を構成する場合には、コード間隔、すなわちコードピ
ッチを小さくする要求に対しては、図4に例示するよう
に、カーカスコード6をタイヤの二周以上にわたって、
相互に位相差をつけて延在させることにより対処するこ
とができ、これによれば、周回数の増加につれてコード
ピッチを漸減させることができる。
【0029】このように構成してなる空気入りタイヤに
よれば、一方のビードコア4から他方のビードコア4ま
で連続して延びるカーカスコード6の、耐張力および耐
伸長力の発揮の下に、タイヤの形状を、そこへの空気圧
の充填、負荷の作用等に対しても、長期間にわたって所
定のトロイダル形状に確実に維持することができ、ま
た、カーカス7の中抜き部8の存在の故に、タイヤ重量
を有効に低減させることができる。
【0030】以上のような構造、なかでもカーカス構造
を有する空気入りタイヤは、従来の一般的な、平坦な成
型ドラム上でのグリーンケースの成型と、そのグリーン
ケースの、その後に続く、フォーマーリング上でのシェ
ーピングに基づくグリーンタイヤの成型とを経て製造す
ることができる他、製品タイヤの内面形状とほぼ対応す
る周面形状を有する、通常は剛性のコアの周面上で、各
種のタイヤ構成部材を順次に巻回積層してグリーンタイ
ヤを構成することにより製造することもできる。
【0031】ここで、前者の場合におけるカーカス7の
形成は、図5に示すように、カーカスコード6を連続的
に繰り出すコード糸道11、ひいては、それの先端開口
11aを、成型ドラム12の一定角度ずつの割出し運動
に伴って、そのドラム12の軸線方向に往復運動させ
て、繰出されたカーカスコード6を、成型ドラム上にジ
グザグ状に連続させて貼着敷設するとともに、このとき
の糸道先端開口11aの往復ストローク量を、成型ドラ
ム12の割出し位置に応じて選択して、前述した中抜き
部8の形成領域にては、その往復ストロークを成型ドラ
ム12の一方の端部近傍のみにて行わせ、その他の部分
では、一方の端部分と他方の端部分との間でストローク
させることにより行う。
【0032】ところで、図5に示すところは、一のコー
ド糸道11だけを用いてカーカス7を形成するものであ
り、これによれば、コード糸道11が、成型ドラム12
の一方の端部近傍でのみ往復ストロークするときは、ド
ラム12の他方の端部近傍にはカーカスコード6を敷設
することができないので、この場合には、たとえば、図
6に展開して示すように、成型ドラム12の一回転目に
は、図に実線で示すように、そして二回転目に、図に仮
想線示すようにそれぞれカーカスコード6を敷設するこ
とで、所期した通りのカーカス7をもたらすことがで
き、カーカス7の、ベルト5との重なり域で、周方向の
複数個所に、カーカスコード6が延在しない中抜き部8
を形成することができる。
【0033】従って、たとえば二個のコード糸道11を
適用して、一方のコード糸道11で図6に実線で示すよ
うに、そして他方のコード糸道11で、同図に仮想線で
示すように、カーカスコード6をジグザグ状に連続させ
て敷設する場合には、成型ドラム12の一回転で所要の
カーカス7を形成することができる。
【0034】このようしてカーカス7を形成する場合に
おいて、カーカスコード6のU字状の折返しを、所期し
た通りの位置で、所期した通りの形状に形成し、そし
て、所定の位置に正確に貼着するためには、カーカスコ
ード6の、それぞれの所要の折返し位置と対応するそれ
ぞれの位置に、押圧ブロック作動シリンダ13を、成型
ドラム12に対して昇降変位可能に配設することが好ま
しい。
【0035】ここで、押圧ブロック作動シリンダ13
は、たとえば図7(a)に示すように、ドラム12に向
けて進退変位される押圧ブロック13aと、たとえばば
ねをもって、押圧ブロック13aの先端から突出する方
向に付勢されるピン13bとを具えてなり、好ましく
は、押圧ブロック13aにヒータを内蔵してなる。
【0036】このような押圧ブロック作動シリンダ13
によれば、コード糸道11、ひいては、それの先端開口
11aの一方向へのストロークが終了した後、反対方向
へのストロークが始まる前に、その作動シリンダ13を
下降変位させて、押圧ブロック13aから突出するピン
13bを成型ドラム12の表面に当接させ、かかる状態
で、ドラム12の割出し運動と、先端開口11aの、反
対方向へのストロークとを行わせることで、図7(b)
に示すように、カーカスコード6をピン13bの周りに
巻き掛けて折返すことができ、これにより、U字状折返
し部の位置および形状を正確に特定することができる。
【0037】そしてその後は、押圧ブロック13aを、
シリンダの作用下で進出作動させ、これに伴って、ピン
13bをそれに対して相対的に後退変位させるととも
に、そのブロック13aで、カーカスコード6の折返し
部を、図7(c)に示すように、加熱下で成型ドラム1
2に圧着させることで、その折返し部を、所定の位置に
確実に貼着させることができ、これらによって、カーカ
スコード6の各U字状折返し部の敷設精度、ひいては、
カーカス7の配設精度を十分に高めることができる。
【0038】このようにしてタイヤを成型する場合に
は、とくには、成型ドラム12の一方の端部分から他方
の端部分まで連続して延在するカーカスコード6の存在
により、グリーンケースの取り扱いに際するそれの寸法
変化を十分に防止することができ、また、シェーピング
等に際する、ビードコア間の子午線方向長さの不測の増
加その他のおそれを十分に除去して所期した通りのトロ
イダル形状を実現することができる。
【0039】図8は、これも成型ドラムを用いる前者の
場合についての他の方法を示すものであり、これはとく
に、コード糸道11、ひいては、その先端開口を、成型
ドラム12の割出し運動に伴って、それの軸線方向で、
ドラム12の一方の端部分から他方の端部分へ直線運動
させて、多数本のカーカスコード6を直線状に順次に貼
着敷設するものであり、その直線運動中に糸道11へ送
給するカーカスコード6の長さ、本数および送給タイミ
ングを、成型ドラム12の割出し位置に応じて調整する
ことで、カーカス7の、ベルト5との重なり域で、周方
向の複数個所に、カーカスコード6が延在しない中抜き
部8を所定の間隔をおいて成型するものである。
【0040】なお、図に示すところでは、コード糸道1
1の、図の右行ストロークおよび左行ストロークの少な
くとも一方で、カーカスコード6を直線状に敷設するこ
ととしているも、左右のそれぞれのストロークで、とも
にほぼ等しい条件の下にカーカスコード6を敷設するた
めには、コード糸道11の先端開口を、ドラム軸線を含
む面もしくはそれと平行な面内に位置させることが好ま
しい。
【0041】ここで、糸道11へ送給するカーカスコー
ド6の長さ、本数および送給タイミングの調整は、たと
えば図9に示すように、長尺のカーカスコード6を糸道
11へ向けて供給するフィードローラ14の回転速度お
よび停止時間と、そのフィードローラ14と糸道11と
の間に配設したカッタ15の作動タイミングとを相互の
関連の下にコントロールすることにより行うことができ
る。
【0042】このような方法によってもまた、成型ドラ
ム12の一端部分から他端部分へ連続して延びるカーカ
スコード6の存在により、先の場合と同様の作用効果を
もたらすことができ、併せて、カーカスコードの折返し
部の形成が不要であるため、カーカスコード敷設作業の
サイクルタイムを短くできる。また、装置の、折返し部
形成機構部を不要とするとともに、タイヤ重量を低減さ
せることもできる。
【0043】図10は、製品タイヤの内面形状とほぼ対
応する周面形状を有する剛性コア上にカーカスを形成す
る後者の場合について示す部分断面斜視図である。これ
は、コード糸道11およびその先端開口11aを、コア
16の子午線方向へ、それに十分近接させて往復運動さ
せることによってカーカスコード6をジグザグ状に連続
させて敷設してカーカス7を形成するものであり、コー
ド糸道11の往復運動、押圧ブロック作動シリンダ13
の作動等は図5について述べたところとほぼ同様にて行
わせるものである。なお、それぞれの押圧ブロック作動
シリンダ13は、実際には、コード糸道11の往復運動
個所の極く近傍に位置することになるも、ここでは、そ
れらのシリンダ13の配設態様等を解り易くするため、
それらをコード糸道から離隔させて図示している。
【0044】この方法によれば、カーカス7は、タイヤ
の加硫成型が終了するまでコア16上に位置するので、
カーカス7の移行、トロイダル状への変形等が不要とな
り、寸法安定性および精度が向上する。またカーカスコ
ード6の切断が不要であることにより、切断ミス等の装
置トラブルのおそれを低減できる。
【0045】そして図11は、図8に示す成型ドラム1
2をコア16に代えた場合の方法を示すものであり、こ
れは、コード糸道11をコア16の子午線方向へ、それ
に十分近接させた状態の下で、平面視で直線運動させる
点を除き、図18で述べたところと同様にしてカーカス
7を形成するものであり、この方法によれば、三次元成
型の利点はそのままに、U字状の折返し部を形成しない
ことに基づく、前記各効果をもたらすことができる。
【0046】ところで、以上に述べた方法はいずれも、
成型ドラム12上またはコア16上にカーカスコード6
を順次に敷設しながらカーカス7を次第に形成するもの
であるが、たとえば、図12に示すように、多数本のカ
ーカスコード6を、シート状体17の長さ方向と直交す
る向きに、相互の引揃え状態で整列配置させるととも
に、長さ方向に所定の間隔をおいて位置する穴部18を
有するそのシート状体17をもって成型ドラム12もし
くはコア16の周面を覆うことで、所要の中抜き部8を
有するカーカス7を形成することもでき、この方法によ
れば、シート状体17の予めの製造・準備に基づき、カ
ーカス7の形成を極めて短時間のうちに行うことができ
る。
【0047】ここで、このようなシート状体17の予め
の製造は、たとえば図13に示すように、多数本のカー
カスコード6を、長さ方向と直交する向きに整列させて
配置したすだれ織り帯状体または、それらのカーカスコ
ード6をすだれ織りにして、もしくは、することなしに
ゴムに埋設してなる帯状体19を、たとえばコンベア2
0によって間欠的に搬送しつつ、そのコンベア20の途
中に設けた少なくとも一の打抜き手段21をもって、コ
ンベア20の停止中に、帯状体19の幅方向中央部分に
打抜き加工を施して、長さ方向に所定の間隔をおく複数
個の穴部18を形成するとともに、その帯状体19を所
定の長さに切断することによって行うことができる。
【0048】
【発明の効果】かくして、この発明の係る空気入りタイ
ヤによれば、ビードコア間に延在するカーカスコードの
耐張力、耐伸長力等により、タイヤへの充填空気圧、負
荷荷重等に起因する、タイヤへのクリープ歪その他の発
生を十分に防止して、タイヤの形状変化を長期間にわた
って有効に阻止することができ、また、カーカスに設け
た中抜き部をもって、200Hz近辺でのタイヤの共鳴
を防止するとともに、タイヤの軽量化を実現することが
できる。
【0049】そしてこの発明に係る製造方法にあって、
カーカスを成型ドラム上に形成するものでは、たとえ
ば、グリーンケースの一端部から他端部まで連続して延
びるカーカスコードの存在により、そのグリーンケース
の取り扱い中におけるそれの伸長変形等の寸法変化およ
び、それの、シェーピング等に際するビードコア間の子
午線方向長さの変化等の発生を、連続カーカスコードの
耐張力等をもって防止して所期した通りの形状のタイヤ
を製造することができる。
【0050】また、カーカスをコア上に形成する方法に
あっては、未加硫状態における生タイヤ形成部材の変形
を十分に防止して、タイヤの寸法精度を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るタイヤの実施の形態を、タイ
ヤの半部について示す部分断面斜視図である。
【図2】 他の実施の形態を示す図1と同様の図であ
る。
【図3】 カーカスコードの他の固定例を示す部分断面
斜視図である。
【図4】 カーカスコードの他の敷設例を示す部分断面
斜視図である。
【図5】 この発明に係る方法の実施形態を示す略線斜
視図である。
【図6】 カーカスの形成例を示す展開図である。
【図7】 押圧ブロック作動シリンダおよびその作用を
示す図である。
【図8】 発明に係る方法の他の実施形態を示す略線斜
視図である。
【図9】 カーカスコードの敷設長さ、本数等の調整機
構を示す略線図である。
【図10】 この発明に係る方法の他の実施形態を示す
略線斜視図である。
【図11】 この発明に係る方法のさらに他の実施形態
を示す略線斜視図である。
【図12】 シート状体を示す斜視図である。
【図13】 シート状体の製造方法を例示する略線斜視
図である。
【符号の説明】
1 トレッド 2 サイドウォール 3 ビード部 4 ビードコア 5 ベルト 6 カーカスコード 7 カーカス 8 中抜き部 9a,9b ビードリング 11 コード糸道 11a 先端開口 12 成型ドラム 13 押圧ブロック作動シリンダ 13a 押圧ブロック 13b ピン 14 フィードローラ 15 カッタ 16 コア 17 シート状体 18 穴部 19 帯状体 20 コンベア 21 打抜き手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドの内周側に配設したベルトと、
    ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に
    延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空
    気入りタイヤにおいて、 カーカスの、ベルトとの重なり域で、トレッド周方向に
    間隔をおいた複数個所に、カーカスコードが延在しない
    中抜き部を設けてなる空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスを形成するカーカスコードを、
    カーカスの配設域のそれぞれの端部分で折返してジグザ
    グ状に延在させてなる請求項1に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 カーカスを形成する多数本のカーカスコ
    ードの延在を、前記中抜き部で中断させてなる請求項1
    に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 トレッドの内周側に配設したベルトと、
    ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に
    延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空
    気入りタイヤを成型するに当り、 成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応す
    る周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコア
    の割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、成型ドラ
    ムもしくはコアの軸線方向に往復運動させて、カーカス
    コードをジグザグ状に連続させて敷設するとともに、成
    型ドラムもしくはコアの割出し位置に応じて糸道開口の
    往復ストローク量を選択することで、カーカスの、ベル
    トとの重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコー
    ドが延在しない中抜き部を形成する空気入りタイヤの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 糸道開口の運動方向の変更に先だって、
    カーカスコードに折返し部を形成するピンを成型ドラム
    もしくはコアに押し当てるとともに、U字状の折返し部
    の形成後、その折返し部を成型ドラムもしくはコアに圧
    着させる請求項4に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 【請求項6】 トレッドの内周側に配設したベルトと、
    ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に
    延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空
    気入りタイヤを成型するに当り、 成型ドラムまたは、製品タイヤの内面形状とほぼ対応す
    る周面形状を有するコア上で、成型ドラムもしくはコア
    の割出し運動に伴って、コードの糸道開口を、成型ドラ
    ムもしくはコアの軸線方向の一方側から他方側へ、平面
    視で直線運動させて多数本のカーカスコードを直線状に
    敷設するとともに、成型ドラムもしくはコアの割出し位
    置に応じて、糸道開口の一の直線運動中に糸道へ送給す
    るカーカスコードの長さ、本数および送給タイミングを
    調整することで、カーカスの、ベルトとの重なり域で、
    周方向の複数個所に、カーカスコードが延在しない中抜
    き部を形成する空気入りタイヤの製造方法。
  7. 【請求項7】 糸道へ送給するカーカスコードの長さ、
    数および送給タイミングを、糸道へカーカスコードを供
    給するフィードローラと、カッタとの相互作用により調
    整する請求項6に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  8. 【請求項8】 糸道開口を成型ドラムもしくはコアの周
    面に沿わせて運動させる請求項4〜7のいずれかに記載
    の空気入りタイヤの製造方法。
  9. 【請求項9】 トレッドの内周側に配設したベルトと、
    ベルトの内周側に配設されて、対をなすビードコア間に
    延在するカーカスコードよりなるカーカスとを具える空
    気入りタイヤを成型するに当り、 多数本のカーカスコードを長さ方向と直交する向きに整
    列配置させるとともに、長さ方向に所定の間隔をおく複
    数の穴部を形成してなるシート状体を、成型ドラムまた
    は、製品タイヤの内面形状とほぼ対応する周面形状を有
    するコア上に貼着することで、カーカスの、ベルトとの
    重なり域で、周方向の複数個所に、カーカスコードが延
    在しない中抜き部を形成する空気入りタイヤの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 多数本のカーカスコードを、長さ方向
    と直交する向きに整列させて配置した帯状体に、長さ方
    向に間隔をおいて打抜き加工を施すとともに、その帯状
    体を所定の長さに切断してシート状体とする請求項9に
    記載の空気入りタイヤの製造方法。
JP2000051349A 2000-02-28 2000-02-28 空気入りタイヤおよびそれの製造方法 Expired - Fee Related JP4436520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051349A JP4436520B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 空気入りタイヤおよびそれの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051349A JP4436520B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 空気入りタイヤおよびそれの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001233016A true JP2001233016A (ja) 2001-08-28
JP4436520B2 JP4436520B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=18573011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000051349A Expired - Fee Related JP4436520B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 空気入りタイヤおよびそれの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4436520B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1447209A2 (en) * 2003-02-11 2004-08-18 The Goodyear Tire & Rubber Company A method and an apparatus for manufacturing carcass plies for a tire
JP2005199459A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Bridgestone Corp タイヤの製造方法およびそれに用いるタイヤ製造装置
JP2007109463A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池発電装置システム
US7686053B2 (en) 2005-12-01 2010-03-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Cord tensioning and feed mechanism for a tire cord applicator head
DE102009046412A1 (de) 2008-11-05 2010-05-12 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
US7740039B2 (en) 2005-12-01 2010-06-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Cord cutting mechanism and method for a tire cord applicator head
US7753098B2 (en) 2005-12-01 2010-07-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Spring loaded tooling head and method for tire cord application
CN102452179A (zh) * 2010-10-22 2012-05-16 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎的制造方法
US8578994B2 (en) 2006-12-19 2013-11-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Applicator head for tire cord construction

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004243770A (ja) * 2003-02-11 2004-09-02 Goodyear Tire & Rubber Co:The 改良された、タイヤ用のカーカスプライを製造する方法および装置
EP1447209A3 (en) * 2003-02-11 2005-10-05 The Goodyear Tire & Rubber Company A method and an apparatus for manufacturing carcass plies for a tire
EP1447209A2 (en) * 2003-02-11 2004-08-18 The Goodyear Tire & Rubber Company A method and an apparatus for manufacturing carcass plies for a tire
JP2005199459A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Bridgestone Corp タイヤの製造方法およびそれに用いるタイヤ製造装置
JP2007109463A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池発電装置システム
US7686053B2 (en) 2005-12-01 2010-03-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Cord tensioning and feed mechanism for a tire cord applicator head
US7740039B2 (en) 2005-12-01 2010-06-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Cord cutting mechanism and method for a tire cord applicator head
US7753098B2 (en) 2005-12-01 2010-07-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Spring loaded tooling head and method for tire cord application
US8578994B2 (en) 2006-12-19 2013-11-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Applicator head for tire cord construction
DE102009046412A1 (de) 2008-11-05 2010-05-12 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
DE102009046412B4 (de) * 2008-11-05 2013-08-08 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
DE102009046412B8 (de) * 2008-11-05 2014-02-06 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
US9096098B2 (en) 2008-11-05 2015-08-04 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire
CN102452179A (zh) * 2010-10-22 2012-05-16 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎的制造方法
CN102452179B (zh) * 2010-10-22 2016-01-20 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4436520B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1140478B1 (en) Method for manufacturing a tyre and tyre obtained thereby
US20060162848A1 (en) Method for manufacturing carcass plies for a tire
EP0557615A1 (en) Method and apparatus for forming cord reinforced elastomeric strips
US5705007A (en) Method for forming cord-reinforced elastomeric stripe
JP4294803B2 (ja) 自動車用タイヤのカーカス構造体の製造方法及び自動車の車輪用タイヤのカーカス構造体
JPH11254906A (ja) 車両の車輪用タイヤ
JP5419683B2 (ja) 空気タイヤ用のトレッドを製造するための方法
JP2001145960A (ja) タイヤカーカスの形成装置および形成方法
US7431063B2 (en) Method for producing a belt structure for a vehicle tyre and vehicle tyre including the belt structure
JP2001233016A (ja) 空気入りタイヤおよびそれの製造方法
JP5255635B2 (ja) タイヤの製造方法および装置
EP2000291B1 (en) Method of manufacturing pneumatic tire
EP1133389B1 (en) Method for manufacturing a carcass structure for vehicle tyres, and a carcass structure obtained thereby
EP2136988B1 (en) Process for manufacturing pneumatic tyres
US6972061B1 (en) Compound apex for vehicle tire
US20090008012A1 (en) Pneumatic tire, arrangement structure and manufacturing method of the same
EP1461199B1 (en) Method of forming a pneumatic tyre for vehicles and tyre obtained thereby.
JP3735445B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
RU2746368C2 (ru) Способ и установка для сборки шин для колес транспортных средств
JP3910835B2 (ja) タイヤ用のプライ材料の製造方法、及びそのプライ材料を用いた空気入りタイヤ
JP2001252991A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP3774541B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2005212278A (ja) タイヤの製造方法
KR20050123168A (ko) 차량 바퀴용 타이어 및 이의 제조 방법
JP2008284754A (ja) タイヤ構成部材の製造方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4436520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees