JP7233640B2 - ステッチング装置およびステッチング方法 - Google Patents
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タイヤの形状に膨張した1stカバーの外周面に貼り付けられて、前記1stカバーと共に回転する2ndカバーの外表面を、押圧手段を用いて押圧することにより、前記1stカバーと前記2ndカバーとを圧着させるステッチング装置であって、
2つのステッチングローラーのそれぞれが、回転軸の一端に挿通して保持されて、互いに対向するように配置されている1組の押圧手段が、前記1stカバーの周方向に沿うように、複数組設けられ、
各組の前記押圧手段のそれぞれの前記ステッチングローラーが、互いに同期して、前記2ndカバーの中央部から側縁部に向けて横方向へ移動することにより、前記2ndカバーを前記1stカバーに押圧するように構成され、
前記1組の押圧手段の2つのステッチングローラーが、径が同じで幅の異なるステッチングローラーであり、
隣り合う2組の前記押圧手段において、幅広の前記ステッチングローラー同士の押圧面の一部が互いに重なり合うように、前記ステッチングローラーが配置されていることを特徴とするステッチング装置である。
前記押圧手段が、前記1stカバーの周方向に沿うように、2組設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステッチング装置である。
前記ステッチングローラーの各々が、角が面取り加工されたステッチングローラーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステッチング装置である。
前記面取り加工が、R加工であることを特徴とする請求項3に記載のステッチング装置である。
隣り合う2組の前記押圧手段において、前記押圧手段の総幅をT、それぞれの幅広のステッチングローラーの側面から押圧面の幅狭のステッチングローラー側の端部までの距離をW1、W2としたとき、下記式を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のステッチング装置である。
W1+W2>T
隣り合う2組の前記押圧手段における幅広の前記ステッチングローラー同士の押圧面の互いの重なり量が、5~20mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のステッチング装置である。
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のステッチング装置を用いて、タイヤの形状に膨張した1stカバーの外周面に貼り付けられて、前記1stカバーと共に回転する2ndカバーの外表面を、押圧手段を用いて押圧することにより、前記1stカバーと前記2ndカバーとを圧着させるステッチング方法であって、
前記2ndカバーの外周面に、前記ステッチング装置を、前記1stカバーの周方向に沿うように配置し、
各組の前記押圧手段のそれぞれのステッチングローラーを、互いに同期して、前記2ndカバーの中央部から側縁部に向けて横方向へ移動させことにより、前記2ndカバーを前記1stカバーに押圧することを特徴とするステッチング方法である。
レース用タイヤのローカバーをステッチングすることを特徴とする請求項7に記載のステッチング方法である。
図1~図3は、それぞれ、本実施の形態に係るステッチング装置に設けられた2組の押圧手段を模式的に示す側面図(図1)、正面図(図2)、斜視図(図3)である。
次に、上記したステッチング装置を用いた本実施の形態に係るステッチング方法について説明する。
本実施の形態を採用することによる効果について、既に説明した効果を含めて、以下の通り整理して説明する。
2ステージ成形法によりレース用タイヤのローカバーを作製した。
作製された各ローカバーにおけるベアの発生(中央部およびショルダー部)、トレッドエッジにおける波打ちの発生、トレッドの浮き(ブロン)の発生を観察し、その状況を以下の3段階で評価した。
良 :発生なし
可 :不具合が発生したが、製品上問題とはならない
不可:製品上問題となる不具合が発生
2 ローカバー成形装置
11、31 第1の押圧手段
11a、12b 幅広のステッチングローラー
11b、12a 幅狭のステッチングローラー
11c、11d、12c、12d 回転軸
12、32 第2の押圧手段
21 クランプ
31a、31b、32a、32b ステッチングローラー
31c、31d、32c、32d 回転軸
Brk ブレーカー
c 隙間
CL センターライン
N 押圧できない箇所
P 1stカバー
Sh ショルダー部
S1、S2 幅広のステッチングローラーの押圧面
S3、S4 幅狭のステッチングローラーの押圧面
T 総幅
TR トレッド
W1、W2 ステッチングローラー側面から押圧面端部までの距離
Claims (8)
- タイヤの形状に膨張した1stカバーの外周面に貼り付けられて、前記1stカバーと共に回転する2ndカバーの外表面を、押圧手段を用いて押圧することにより、前記1stカバーと前記2ndカバーとを圧着させるステッチング装置であって、
2つのステッチングローラーのそれぞれが、回転軸の一端に挿通して保持されて、互いに対向するように配置されている1組の押圧手段が、前記1stカバーの周方向に沿うように、複数組設けられ、
各組の前記押圧手段のそれぞれの前記ステッチングローラーが、互いに同期して、前記2ndカバーの中央部から側縁部に向けて横方向へ移動することにより、前記2ndカバーを前記1stカバーに押圧するように構成され、
前記1組の押圧手段の2つのステッチングローラーが、径が同じで幅の異なるステッチングローラーであり、
隣り合う2組の前記押圧手段において、幅広の前記ステッチングローラー同士の押圧面の一部が互いに重なり合うように、前記ステッチングローラーが配置されていることを特徴とするステッチング装置。 - 前記押圧手段が、前記1stカバーの周方向に沿うように、2組設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステッチング装置。
- 前記ステッチングローラーの各々が、角が面取り加工されたステッチングローラーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステッチング装置。
- 前記面取り加工が、R加工であることを特徴とする請求項3に記載のステッチング装置。
- 隣り合う2組の前記押圧手段において、前記押圧手段の総幅をT、それぞれの幅広のステッチングローラーの側面から押圧面の幅狭のステッチングローラー側の端部までの距離をW1、W2としたとき、下記式を満足することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のステッチング装置。
W1+W2>T - 隣り合う2組の前記押圧手段における幅広の前記ステッチングローラー同士の押圧面の互いの重なり量が、5~20mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のステッチング装置。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のステッチング装置を用いて、タイヤの形状に膨張した1stカバーの外周面に貼り付けられて、前記1stカバーと共に回転する2ndカバーの外表面を、押圧手段を用いて押圧することにより、前記1stカバーと前記2ndカバーとを圧着させるステッチング方法であって、
前記2ndカバーの外周面に、前記ステッチング装置を、前記1stカバーの周方向に沿うように配置し、
各組の前記押圧手段のそれぞれのステッチングローラーを、互いに同期して、前記2ndカバーの中央部から側縁部に向けて横方向へ移動させことにより、前記2ndカバーを前記1stカバーに押圧することを特徴とするステッチング方法。 - レース用タイヤのローカバーをステッチングすることを特徴とする請求項7に記載のステッチング方法。
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