JP2020015182A - 空気入りタイヤの製造方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストリップゴムを巻き付けてサイドウォールゴムを形成する工法であっても、エア入りの発生を確実に防止する。【解決手段】クラウン部12と、クラウン部12の両側に位置するサイド部13とを有し、クラウン部12の外周にトレッドゴム16を備えたケース本体5に対し、サイド部13に、第1サイドウォール部17と第2サイドウォール部18とを順次形成するサイドウォール形成工程を含む。サイドウォール形成工程は、サイド部13に、螺旋状にストリップゴム26を巻き付けることにより第1巻付体18aを形成する第1巻付工程と、第1巻付体18aの外面にストリップゴム26を巻き付けて第2巻付体18bを形成する第2巻付工程と、第2巻付体18bの中間部から一端側に向かってストリップゴム26を押し付ける第1押付工程と、第2巻付体18bの一端側で方向変換して他端側に向かってストリップゴム26を押し付ける第2押付工程とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤの製造方法及び装置に関する。
従来、空気入りタイヤの製造方法として、リボン巻き工法にて、ドラムに保持したトレッドゴムを有するケース本体に対して、帯状のストリップゴムを螺旋状に巻き付けてサイドウォールオントレッド(SWOT)構造を得る際、ストリップゴムに圧着部材を押し当てるようにしたものが公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、前記従来の方法では、ケース本体に対するストリップゴムの貼付状態が不十分となりやすい。また、巻き付けるストリップゴムの間に空気が混入する、いわゆるエア入りが発生しやすいという問題もある。
特表2014−512992号公報 特開2004−338626号公報
本発明は、ストリップゴムを巻き付けてサイドウォールゴムを形成する工法であっても、ケース本体との圧着状態を良好なものとして、その後の加硫成型をスムーズに行わせることができる空気入りタイヤの製造方法及び装置を提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、エア入りを効果的に防止できる空気入りタイヤの製造方法及び装置を提供することを第2の課題とする。
本発明は、前記第1の課題を解決するための手段として、
クラウン部と、前記クラウン部の両側に位置するサイド部とを有し、前記クラウン部の外周にトレッドゴムを備えたケース本体に対し、前記サイド部に第1サイドウォール部と第2サイドウォール部とを順次形成するサイドウォール形成工程を含み、
前記第2サイドウォール部を形成する工程は、
前記サイド部に、螺旋状にストリップゴムを巻き付けることにより第1巻付体を形成する第1巻付工程と、
前記第1巻付体の外面に、螺旋状にストリップゴムを巻き付けて第2巻付体を形成する第2巻付工程と、
前記第2巻付体の中間部から一端側に向かってストリップゴムを押し付ける第1押付工程と、
前記第2巻付体の一端側で方向変換して他端側に向かってストリップゴムを押し付ける第2押付工程と、
を含む、空気入りタイヤの製造方法を提供する。
これによれば、ケース本体と、このケース本体に対して巻き付けたストリップゴムとの接触面を適切に圧着状態とすることができる。すなわち、第2巻付体の中間部から一端側に向かってストリップゴムを押し付けて行くことにより、ストリップゴムに皺等を発生させることなく、サイド部にストリップゴムを圧着することができる。また、ストリップゴムを巻き付けていく方向を逆向きにしてトレッドゴム側に向かってストリップゴムを押し付けていくことにより、ストリップゴムに皺等を発生させることなく、トレッドゴムにストリップゴムを圧着することができる。これにより、その後の加硫成型をスムーズに行うことが可能となる。
前記第1押付工程で巻き付けたストリップゴムの外表面にエア抜き溝を形成する第1エア抜き溝形成工程を含むのが好ましい。
これによれば、ストリップゴムの重なり部分に空気が残留しようとしても、エア抜き溝を介してスムーズに排出することができ、前記第2の課題を解決することができる。
前記第1エア抜き溝形成工程は、外周面に軸心方向に沿う突条が周方向に所定間隔で全周に亘って並設されたギザローラを前記ストリップゴムに押し付けて回転させることにより行うのが好ましい。
これによれば、ギザローラをストリップゴムに押し付けるだけで、ギザローラの外周面に形成した突条により、順次、ストリップゴムに対してエア抜き溝を形成することができる。
前記ストリップゴムは横断面略三角形の帯状であるのが好ましい。
これによれば、ケース本体にトレッドゴムを貼り付けることにより形成されたサイド部との境界部分の窪みであっても、隙間無くストリップゴムを貼り付けることができる。
この場合、前記第1サイドウォール部を形成する工程は、
前記ストリップゴムの最も厚みの大きい中央領域に第1エア抜き溝を形成する第1溝付け工程と、
前記ストリップゴムの外面に、前記第1溝付け工程で形成した中央領域のエア抜き溝に対して位置をずらせた側方領域に第2エア抜き溝を形成する第2溝付け工程と、
を含むのが好ましい。
これによれば、ストリップゴムの薄くなった部分にもエア抜き溝を形成して、より一層エア抜き効果を高めることができる。
前記サイドウォール形成工程を経て形成されたグリーンタイヤを加硫成型する際、金型内を真空引きするのが好ましい。
これによれば、完全には潰れていないエア抜き溝から確実に空気を排出することができる。したがって、加硫成型でのエア入りを確実に防止することが可能となる。
前記溝付け工程では、ローレット加工されたロールを使用するのが好ましい。
これによれば、ストリップゴムを巻き付けて行く際、種々の方向に空気を排出することができ、より一層エア入りを効果的に防止できる。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
外周部を構成するクラウン部と、両側面部を構成するサイド部とを有し、前記クラウン部の外周にトレッドゴムを備えたケース本体を保持するドラムと、
前記ドラムを回転駆動する駆動手段と、
前記サイド部及び前記トレッドゴムの一部に、帯状のストリップゴムを供給する供給手段と、
前記ケース本体にストリップゴムを巻き付けるストリップゴムの外面を押圧するステッチャーと、
前記ドラムに対して前記供給手段を相対的に、前記ドラムの軸心方向に移動させる移動手段と、
前記駆動手段及び前記移動手段を駆動制御することにより、前記トレッドゴムに向かう巻付方向である第1方向又は前記ケース本体に向かう巻付方向である第2方向に向かって、前記ストリップゴムを巻き付け、前記第1巻付体の外面に前記ストリップゴムを巻き付けて第2巻付体を形成する一方、前記ステッチャーを駆動制御することにより、前記ストリップの外面の幅方向中央部にステッチャーを押し当てて、前記第1方向又は前記第2方向に向かって移動させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする空気入りタイヤの製造装置を提供する。
本発明によれば、ストリップゴムの押付を第2巻付体の中間部から開始するようにしたので、両端部でストリップゴムに皺等を発生させることなく押し付けることができる。これにより、ストリップゴムをケース本体に確実に圧着してその後の加硫成型をスムーズに行うことが可能となる。
本実施形態に係るグリーンタイヤの子午線部分断面図である。 図1のグリーンタイヤを加硫成型することにより得られる空気入りタイヤの子午線半断面図である。 本実施形態に係るサイドウォール形成工程に使用する製造装置の概略説明図である。 図3に使用する溝付けローラの正面図である。 図4に示す溝付けローラによってエア抜き溝を形成されたストリップゴムの部分斜視図である。 図3の製造装置によるストリップゴムの巻き付け状態を示す断面図である。 本実施形態に係るタイヤケースの子午線部分断面図である。 図7に第1サイドウォール部を形成した状態を示す子午線部分断面図である。 図8に第1巻付体を形成した状態を示す子午線部分断面図である。 図9に第2巻付体を形成した状態を示す子午線部分断面図である。 図10のグリーンタイヤをステッチャーで押圧する状態を示す子午線部分断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの製造装置(図示せず)によって形成されるグリーンタイヤ1の子午線部分断面図を示す。また、図2は、このグリーンタイヤ1を加硫成型することにより得られる製品タイヤ2の子午線半断面図を示す。
グリーンタイヤ1は、タイヤケース3のサイド部13にサイドウォール4を一体化したものである。
タイヤケース3は、ケース本体5とトレッドリング6とからなる。
ケース本体5は、ビードコア7、ビードフィラー8、カーカスプライ9、インナーライナー10及びリムストリップゴム11を備える。ケース本体5は、全体として円筒状となっており、外周部分を構成するクラウン部12と、その両側面部のサイド部13とを備える。
ビードコア7は、複数本のワイヤを束ねたものを環状とし、左右に間隔を空けて配置されている(図1では、一方のビードコア7のみ図示)。ビードフィラー8は、ビードコア7に連接され、この部分の剛性を高める役割を果たす。カーカスプライ9はトロイド状で、カーカスコードをゴムで被覆した少なくとも1枚のプライで構成されている。カーカスプライ9の両側部はビードコア7及びビードフィラー8に巻き上げられている。但し、カーカスプライ9の巻き上げ高さは図示のものには限定されない。インナーライナー10は、カーカスプライ9の内側に配置されている。リムストリップゴム11は、ビードコア7及びビードフィラー8の外側に配置されている。クラウン部12には、トレッドリング6が一体化される。
トレッドリング6は、内周側からベルト14及びベルト補強層15を備え、外周部にはトレッドゴム16が配置されている。トレッドリング6は、ケース本体5のクラウン部12の外周面に一体化される。
サイドウォール4は、第1サイドウォール部17と第2サイドウォール部18とからなる。第1サイドウォール部17は、図3に示す第1サイドウォール形成装置19によって形成される。第2サイドウォール部18は、詳細については図示しないが、第2サイドウォール形成装置20(図7参照)によって形成される。
第1サイドウォール形成装置19は、第1ドラム21、ゴム供給部22、圧着部材23、第1溝付け部材24、第2溝付け部材25等を備える。
第1ドラム21は、軸心Oを中心とする円筒状に形成されている。第1ドラム21の外周面は径方向に拡縮可能な金属セグメントやブラダー等で構成されている。また第1ドラム21は、図示しないモータ等の駆動手段によって軸心Oを中心として、図3中、反時計回り方向に回転する。
ゴム供給部22は帯状のストリップゴム26を供給するためのもので、押出機27の先端部分に口金28を有するダイ29を備える。ゴム供給部22は、図示しないモータ等の駆動手段(移動手段)によって第1ドラム21の外周面に対して口金28を第1ドラム21の径方向に接離し、第1ドラム21の軸心方向に沿って往復移動する(第1ドラム21をその軸心方向に移動させてもよいが、第1ドラム21とゴム供給部22とが相対的に移動できればよい。)。口金28には、ストリップゴム26を押し出すための開口が形成されている。開口の断面形状は、中央部から両端に向かって、この方向と直交する高さ方向の幅寸法が徐々に小さくなった扁平状である。これにより、口金28から押し出されるストリップゴム26は、全体としては扁平状であるが、厳密には、中央部分が最も厚く、両側に向かうに従って徐々に薄くなる横断面三角形状に形成される。具体的には、幅が15〜35mmで、中央の最大厚みが1.0〜3.0mmに形成されている。好ましくは、幅が20〜25mmで、中央の最大厚みが2.0〜3.0mmである。
圧着部材23は、シリンダ30によって進退可能なピストン31の先端に回転軸32aを中心として、円筒状の圧着ローラ32を回転可能に取り付けたものである。圧着ローラ32は、その回転軸32aの軸心方向が第1ドラム21の軸心方向と平行となるように配置される。シリンダ30を駆動してピストン31を前進させることにより、圧着ローラ32の外周面で、ゴム供給部22から供給されたストリップゴム26をタイヤケース3の外面に押し付けて貼り付けることができるようになっている。
第1溝付け部材24は、第1シリンダ33によって進退可能な第1ピストン34の先端に第1ギザローラ35を回転可能に取り付けたものである。図3に示すように、第1ギザローラ35は、第1ピストン34の先端に、回転軸35aを中心として、軸心方向に若干の隙間を有して配置される一対で構成されている。第1ギザローラ35の外周面には、軸心方向に沿う突条35bが周方向に所定間隔で全周に亘って並設されている。各突条35bは横断面略三角形状である。外径側に最も突出した部分は鋭角ではなく、平坦面又は湾曲面で構成されている。第1ギザローラ35は、前記圧着部材23と同様に、その回転軸35aの軸心方向が第1ドラム21の軸心方向と平行となるように配置される。そして、第1シリンダ33を駆動して第1ピストン34を前進させ、第1ギザローラ35の外周面で、タイヤケース3の外面に貼り付けたストリップゴム26を押圧し、エア抜き溝36(図5では、第1エア抜き溝として符号36aで示す。)を形成する。第1ギザローラ35によるストリップゴム26の押圧位置は、後述するように、中央の厚肉部である。なお、第1ギザローラ35は一体物の1つで構成してもよい。また、第1ギザローラ35の外周面の形状は、ローレット加工や溝加工により形成すればよい。
第2溝付け部材25は、前記第1溝付け部材24と同様な構成である。すなわち、第2シリンダ37によって進退可能な第2ピストン38の先端に、回転軸39aを中心として円筒状の第2ギザローラ39を回転可能に取り付けたものである。但し、第2ギザローラ39によるストリップゴム26の押圧位置は、中央部から側方に位置をずらせた薄肉部としている。これにより、第1ギザローラ35では形成できない部分にもエア抜き溝36(図5では、第2エア抜き溝として符号36bで示す。)を形成できる。
第2サイドウォール形成装置20は、第2ドラム40(シェーピングドラム)、ゴム供給部22、圧着部材23、第1ギザローラ35、第2ギザローラ39及びステッチャー41(図11参照)、等を備える。これらの構成部品は、前記第1サイドウォール形成装置19の構成部品とそれぞれ同様な構成である。
(グリーンタイヤ1の形成方法)
次に、グリーンタイヤ1の形成方法について説明する。グリーンタイヤ1の形成は、タイヤケース3を形成する第1工程、第1サイドウォール部17となる第1ケースを形成する第2工程、トレッドリング6となる第2ケースを形成する第3工程、タイヤケース3に第1ケースと第2ケースを合体する第4工程、さらにタイヤケース3に第2サイドウォール部18を形成する第5工程により行う。以下、これら各工程について説明する。
(第1工程)
まず、バンドドラム(図示せず)の外周面にインナーライナー10、次いでカーカスプライ9を巻き付けて円筒状とする。カーカスプライ9の幅方向両側にビードコア7及びビードフィラー8を配置する。カーカスプライ9の両端部を折り返して(ターンアップして)、ビードコア7及びビードフィラー8の外面を覆う。折り返し部分を含む領域にリムストリップゴム11を貼り付けてタイヤケース3が得られる。
(第2工程)
続いて、図3に示すように、第1ドラム21に、ゴム供給部22からストリップゴム26を供給し、第1サイドウォール部17となる第1ケースを形成する。
供給するストリップゴム26は、第1ドラム21に螺旋状に巻き付ける。このとき、圧着部材23によりストリップゴム26をタイヤケース3の外面に押し付ける。ストリップゴム26の1周目の巻付では、第1ドラム21は軸心方向には移動させずに回転方向と平行に行う。ストリップゴム26の2周目以降の巻付では、ゴム供給部22を第1ドラム21の軸心方向の一方に向かって所定の送り速度で移動させる。ここでは、図6に示すように、ゴム供給部22の送り量エアトリップゴム26の幅寸法の1/2の値(例えば、5.0mm〜15.0mm)となるように1回転当たりの送り量を決定する。つまり、先に巻き付けたストリップゴム26aの中央位置Cと、次に巻き付けるストリップゴム26bの一方の側縁位置Eとを一致させた状態で螺旋状に巻回する。
ストリップゴム26を巻回している間、第1ギザローラ35と第2ギザローラ39による押し付けを行う。
第1ギザローラ35によるストリップゴム26の押し付けは、圧着部材23によってストリップゴム26をタイヤケース3の外面に押し付けた直後に行う。これにより、ストリップゴム26の外表面に複数本のエア抜き溝36が形成される。ここでは、ストリップゴム26に対する第1ギザローラ35の押し付けを、中央の最も厚みの大きい部分としている。これにより、ストリップゴム26には、その幅方向に延びるエア抜き溝36が巻付方向に向かって一定間隔で複数形成される。
第2ギザローラ39によるストリップゴム26の押し付けは、第1ギザローラ35による押し付け位置に対して、第1ドラム21の回転中心を中心とした反対側で行う。また、ストリップゴム26への押し付けは、第1ギザローラ35の押し付け位置から位置をずらせて行う。第2ギザローラ39による溝付けは、1巻き目のストリップゴム26では、最も厚みの大きい中央部ではなく、片側の2巻き目を巻き付ける部分に位置をずらせて行う。また、第2ギザローラ39による溝付けは、2巻き目以降も同様に、次にストリップゴム26を巻き付ける部分に位置をずらせて行う。これにより、第1ギザローラ35によっては形成することが難しい厚みの薄い部分へもエア抜き溝36を形成できる。
第1ドラム21に巻き付けられ、圧着部材23によって押し付けられ、第1ギザローラ35及び第2ギザローラ39によってエア抜き溝36を形成されたストリップゴム26は、順次、部分的に重なるように巻き付けられる。巻き付ける2巻き目のストリップゴム26に圧着部材23を押し付けると、1巻き目のストリップゴム26に圧着する。1巻き目には2巻き目との重なり部分にエア抜き溝36が形成されているため、重なり部分の空気はエア抜き溝36を介して外部へと排出され、行き場を失ってエア溜まりを発生させることがない。また、エア抜き溝36に空気が残留したとしても、後述する加硫成型時には金型内が真空引きされているため、残留したままとなることはなく、確実に排出することができる。このようにして所定位置までストリップゴム26が巻き付けられれば、トレッドゴム16をタイヤ径方向の同一円周上に1周巻き付ける。これにより、第1ケースが得られる。
なお、第1ケースが得られた時点で、ギザローラをストリップゴム26から離間させ、ストリップゴム26の外表面へのエア抜き溝36の作成を停止する。
(第3工程)
ベルトドラム(図示せず)の外周面にベルト14及びベルト補強層15を巻き付ける。そして、ベルト補強層15の外周面にトレッドゴム16を形成することにより円筒状のトレッドリング6となる第2ケースを得る。トレッドゴム16は、例えば、帯状のストリップゴム26をタイヤ周方向に沿って螺旋状に複数回巻き付けるリボン巻き工法により形成できる。
(第4工程)
タイヤケース3、第1ケース及び第2ケースを第2ドラム40の外周側に配置する。この状態で、第2ドラム40によってタイヤケース3を外径側に拡張し、その外周面を第1ケース及び第2ケースの内周面に密着させて変形させる。これにより、図7に示すように、タイヤケース3に対して、トレッドリング6と第1サイドウォール部17とが形成され、第2サイドウォール部18を除くグリーンタイヤ1の主要部分が得られる。
(第5工程)
第2ドラム40を回転させながら、図示しないゴム供給部22からストリップゴム26を供給する。供給したストリップゴム26は、1巻き目はトレッドゴム16の両端側で同一円周上に巻き付ける。詳しくは、図8に示すように、ストリップゴム26の中心位置Cと、トレッドゴム16とケース本体5との境界位置Bとが合致するようにして巻き付ける。2巻き目からは、ゴム供給部22を移動させることにより、ストリップゴム26をリムストリップゴム11の上端側(第1方向FD)に向かって螺旋状に巻き付ける(送り量は、例えば、ストリップゴム26の幅寸法の1/2の値となるように送り速度を決定することができる。)。このとき、圧着部材23によってストリップゴム26をタイヤケース3側へと押し付ける。また、巻き付けたストリップゴム26の外表面にギザローラを押し付けてエア抜き溝36を形成する。そして、図9に示すように、ストリップゴム26がリムストリップゴム11の上端部に至ることにより、第1巻付体18aが得られる(第1巻付工程)。
ストリップゴム26がリムストリップゴム11の上端部に至れば、ゴム供給部22の送り方向を逆向き(第2方向SD)とし、所定の送り速度で移動させることにより螺旋状に巻回する(このときの送り量も、前記同様、ストリップゴム26の幅寸法の1/2の値となるように送り速度を決定することができる。)。ストリップゴム26は、少なくともトレッドゴム16とケース本体5との境界位置Bを超えた第1巻付体18aを覆う位置まで巻き付ける。ここでは、ストリップゴム26をトレッドゴム16の両側の厚みが薄くなり始める外表面の側縁16aまで巻き付けている。ここでも、前記第1巻付工程と同様にして、先に巻き付けたストリップゴム26のうち、少なくともこれから巻き付けようとするストリップゴム26によって覆われる部分にステッチャー41のギザローラを押し付ける。ここでは、ストリップゴム26の巻付方向側の半分にエア抜き溝36を形成するが、全体に形成するようにしてもよい。これにより、図10に示すように、第1巻付体18aを覆う第2巻付体18bが形成され、第2サイドウォール部18が得られる(第2巻付工程)。このようにして得られた第2サイドウォール部18には、さらにステッチャー41を押し付ける。
ストリップゴム同士が重なった中間部ではストリップゴム26間が圧着状態となって位置ずれすることはない。しかし、上下端部ではトレッドゴム16やリムストリップゴム11との接触部分があり、圧着状態が不十分となりやすい。また、上下端部にはストリップゴム26の厚みの薄い部分が位置する。このため、ステッチャー41の押付けを、第2サイドウォール部18の上端部又は下端部から行うと、トレッドゴム16又はリムストリップゴム11との接触部分で、ストリップゴム26が変形して皺等を発生させる恐れがある。そこで、図11に示すように、ステッチャー41の押付けは、第2サイドウォール部18の外表面のうち、(上端部でも下端部でもない)中間部、ここでは最初にストリップゴム26を巻き付けた位置に対応する部分から開始する。そして、ステッチャー41を、ストリップゴム26をリムストリップゴム11側へと移動させる。(第1押付工程)。これにより、ストリップゴム26間の圧着状態がより強固なものとなると共に、ステッチャー41がリムストリップゴム11の端部まで到達することにより、ストリップゴム26がリムストリップゴム11に対して位置ずれすることなく適切に圧着される。ステッチャー41がリムストリップゴム11の端部に至れば、方向変換して今度はトレッドゴム16側へと向かわせる(第2押付工程)。これにより、ストリップゴム26間の圧着状態がより強固なものとなる。また、ステッチャー41がトレッドゴム16の端部に到達することにより、ストリップゴム26がトレッドゴム16に対して位置ずれすることなく適切に圧着され、グリーンタイヤ1が完成する。
このように、前記押付工程では、ステッチャー41による圧着方法を工夫し、第2サイドウォール部18の外表面の中間部から開始し、リムストリップゴム11側へと移動させた後、方向変換してトレッドゴム16側へと向かわせている。このため、不十分となりやすいトレッドゴム16やリムストリップゴム11との接触部分での圧着状態を良好なものとすることができる。
なお、ステッチャー41は、第1押付処理では第1方向FDに向かってストリップゴム26の側縁を越えて移動させてもよいし、第2押付処理では、第2方向SDに向かってストリップゴム26の側縁を越えて移動させてもよい。
前記工程により形成されたグリーンタイヤ1は、次のような特徴を有する。
サイドウォール4を形成する際、ストリップゴム26の外表面にタイヤ周方向に延びるエア抜き溝36を形成し、ステッチャー41で押し付けるようにしたので、第1巻付体18a及び第2巻付体18bのいずれを形成する場合であっても、ストリップゴム26の間でのエア入りを抑制できる。
ステッチャー41をストリップゴム26の外表面の中間部に押し付けた後、リムストリップゴム11側へと移動させるようにしているので、ストリップゴム26とリムストリップゴム11とを良好な圧着状態とすることができる。また、ストリップゴム26をリムストリップゴム11の端部から折り返して移動させ、トレッドゴム16の端部に押し付けるようにしているので、ストリップゴム26とトレッドゴム16の間にも良好な圧着状態を得ることができる。
完成したグリーンタイヤ1を加硫金型のモールドにセットして加硫成型することにより、図2に示す空気入りタイヤが得られる。このとき、加硫金型のモールド内を真空引きし、エア抜き溝36内の残留空気を排出する。エア抜き溝36は、ストリップゴム26の重なり部分から外部に連通するように形成されている。したがって、加硫成型によりエア溜まりを発生させることがない。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、ギザローラ35、39によりタイヤ幅方向に延びるエア抜き溝36を形成する構成としたが、突条35bを格子状等に形成することにより、タイヤ幅方向のみならず、タイヤ周方向にも延びるエア抜き溝36を形成するようにしてもよい。エア抜き溝36は互いに直交している必要はなく、斜めに交差していてもよい。
前記実施形態では、ストリップゴム26を、一定の送り量が得られるように送り速度を決定するようにしたが、ドラム21が1回転する毎に1ピッチ分(例えば、ストリップゴム26の幅寸法の1/2の値)ずらせるようにしてもよい。
前記実施形態では、ストリップゴム26を同一の送り量で巻き付けるようにしたが、サイドウォール4の厚みの違い等に応じて適宜変更すればよい。例えば、トレッドゴム16とケース本体5との境界位置Bよりもタイヤ外径側であれば、第1巻付体18aに巻き付けるストリップゴム26の送り量を大きく設定し、タイヤ内径側であれば逆に小さく設定すればよい。
前記実施形態では、第1巻付体18aと第2巻付体18bを繋がった1本のストリップゴム26で形成するようにしたが、別個のストリップゴム26でそれぞれを形成するようにしてもよい。この場合、各ストリップゴム26は、同種材料で構成してもよいし、異種材料で構成してもよい。また、第1巻付体18aを形成してから第2巻付体18bを形成してもよいが、工程時間の短縮化のため、第1巻付体18aを形成しつつ、第2巻付体18bを形成してもよい。すなわち、第1巻付体18aの外面側に第2巻付体18bを形成するのであれば、例えば、第1巻付体18aの巻き付けが完了する前に第2巻付体18bの巻き付けを開始してもよいし、第1巻付体18aの巻き付けと第2巻付体18bの巻き付けを同時に開始してもよい。
前記実施形態では、ストリップゴム26の巻き付けを1回のみ折り返すことで、第1巻付体18aと第2巻付体18bとを形成するようにしたが、2回以上折り返すことにより、第2巻付体18bの外側にさらに巻付体を形成するようにしてもよい。
前記実施形態では、サイドウォール4を形成する際、ストリップゴム26をケース本体5側からトレッドゴム16側へと巻き付けた後、トレッドゴム16側からケース本体5側へと巻き付けるようにしたが、逆に行うようにしてもよい。すなわち、スタート地点はトレッドゴム16とケース本体5との境界位置Bで同じであるエアトリップゴム26を、トレッドゴム16側からケース本体5側へと巻き付けた後、ケース本体5側からトレッドゴム16側へと巻き付けるようにしてもよい。
1…グリーンタイヤ
2…製品タイヤ
3…タイヤケース
4…サイドウォール
5…ケース本体
6…トレッドリング
7…ビードコア
8…ビードフィラー
9…カーカスプライ
10…インナーライナー
11…リムストリップゴム
12…クラウン部
13…サイド部
14…ベルト
15…ベルト補強層
16…トレッドゴム
16a…側縁
17…第1サイドウォール部
18…第2サイドウォール部
18a…第1巻付体
18b…第2巻付体
19…第1サイドウォール形成装置
20…第2サイドウォール形成装置
21…第1ドラム
22…ゴム供給部
23…圧着部材
24…第1溝付け部材
25…第2溝付け部材
26…ストリップゴム
27…押出機
28…口金
29…ダイ
30…シリンダ
31…ピストン
32…圧着ローラ
33…第1シリンダ
34…第1ピストン
35…第1ギザローラ
36…エア抜き溝
37…第2シリンダ
38…第2ピストン
39…第2ギザローラ
40…第2ドラム
41…ステッチャー

Claims (7)

  1. クラウン部と、前記クラウン部の両側に位置するサイド部とを有し、前記クラウン部の外周にトレッドゴムを備えたケース本体に対し、前記サイド部に第1サイドウォール部と第2サイドウォール部とを順次形成するサイドウォール形成工程を含み、
    前記第2サイドウォール部を形成する工程は、
    前記サイド部に、螺旋状にストリップゴムを巻き付けることにより第1巻付体を形成する第1巻付工程と、
    前記第1巻付体の外面に、螺旋状にストリップゴムを巻き付けて第2巻付体を形成する第2巻付工程と、
    前記第2巻付体の中間部から一端側に向かってストリップゴムを押し付ける第1押付工程と、
    前記第2巻付体の一端側で方向変換して他端側に向かってストリップゴムを押し付ける第2押付工程と、
    を含む、空気入りタイヤの製造方法。
  2. 前記第1押付工程で巻き付けたストリップゴムの外表面にエア抜き溝を形成する第1エア抜き溝形成工程を含む、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記第1エア抜き溝形成工程は、外周面に軸心方向に沿う突条が周方向に所定間隔で全周に亘って並設されたギザローラを前記ストリップゴムに押し付けて回転させることにより行う、請求項2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 前記ストリップゴムは横断面略三角形の帯状である、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. 前記第1サイドウォール部を形成する工程は、
    前記ストリップゴムの最も厚みの大きい中央領域に第1エア抜き溝を形成する第1溝付け工程と、
    前記ストリップゴムの外面に、前記第1溝付け工程で形成した中央領域のエア抜き溝に対して位置をずらせた側方領域に第2エア抜き溝を形成する第2溝付け工程と、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 前記サイドウォール形成工程を経て形成されたグリーンタイヤを加硫成型する際、金型内を真空引きする、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  7. クラウン部と、前記クラウン部の両側に位置するサイド部とを有し、前記クラウン部の外周にトレッドゴムを備えたケース本体を、軸心を中心として回転可能に保持するドラムと、
    前記ドラムを回転駆動する駆動手段と、
    前記サイド部に、帯状のストリップゴムを供給する供給手段と、
    前記ドラムに対して前記供給手段を、前記ドラムの軸心方向に相対的に移動させる移動手段と、
    前記ケース本体に巻き付けたストリップゴムの外面を押圧する圧着部材と、
    前記圧着部材によって押圧したストリップゴムの外表面にギザローラを押し付けてエア抜き溝を形成するステッチャーと、
    前記駆動手段、前記供給手段及び前記移動手段を駆動制御することにより、前記サイド部に、螺旋状に前記ストリップゴムを巻き付けることにより第1巻付体を形成する第1巻付工程と、前記第1巻付体の外面に、螺旋状に前記ストリップゴムを巻き付けて第2巻付体を形成する第2巻付工程と、前記第2巻付体の中間部から一端側に向かって前記ストリップゴムを押し付ける第1押付工程と、前記第2巻付体の一端側で方向変換して他端側に向かって前記ストリップゴムを押し付ける第2押付工程とを実行する制御手段と、
    を備えている、空気入りタイヤの製造装置。
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