JP5439624B1 - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃の発生を抑制可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置100は、ワークWを搬送路に沿って水平方向に搬送する水圧シリンダ10を有する。水圧シリンダ10は、搬送路に沿って平行に延設され軸方向に固定されるピストンロッド21と、ピストンロッド21に連結されるピストン22と、ピストン22を摺動自在に収容し、ピストン22によって内部の圧力室が第1圧力室R1と第2圧力室R2とに区画されるシリンダチューブ23と、を有し、搬送路の幅方向に間隔をあけて平行に一対配置される。シリンダチューブ23は、第1圧力室R1に水圧が供給され第2圧力室R2から水圧が排出されることでシリンダチューブ23が第1圧力室R1側に摺動し、第2圧力室R2に水圧が供給され第1圧力室R1から水圧が排出されることでシリンダチューブ23が第2圧力室R2側に摺動する。ワークWは、一対のシリンダチューブ23によって支持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送装置に関する。
医薬品や食品等は異物の混入を避けるため、空気清浄度の高いクリーンルーム内において製造される。クリーンルーム内でベルトコンベア等の通常の搬送装置を使用すると、発塵によって空気清浄度が低下する。
特許文献1には、クリーンルームで使用することを想定した搬送装置が開示されている。この搬送装置は、複数のローラ間にループ状のベルトを張設し、ローラをモータによって回転駆動することでベルトを送るベルトコンベアである。搬送物は、上面のベルトに載置されて水平方向に搬送される。
特開平9−142629号公報
上記従来の技術では、モータやローラ等の摺動部から摩耗粉等の塵埃が発生したり、この塵埃がグリースとともに漏出したりする可能性がある。したがって、クリーンルーム内の空気清浄度を高く保つことが困難となる。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、塵埃の発生を抑制可能な搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、ワークを搬送路に沿って水平方向に搬送する水圧シリンダを有する搬送装置であって、水圧シリンダは、搬送路に沿って平行に延設され軸方向に固定されるピストンロッドと、ピストンロッドに連結されるピストンと、ピストンを摺動自在に収容し、ピストンによって内部の圧力室が第1圧力室と第2圧力室とに区画されるシリンダチューブと、を有し、搬送路の幅方向に間隔をあけて平行に一対配置され、シリンダチューブは、第1圧力室に水圧が供給され第2圧力室から水圧が排出されることでシリンダチューブが第1圧力室側に摺動し、第2圧力室に水圧が供給され第1圧力室から水圧が排出されることでシリンダチューブが第2圧力室側に摺動し、一対のシリンダチューブによってワークを支持し、一対の水圧シリンダは、ピストンロッドの両端が支持部に支持されピストンがピストンロッドの中央に連結される両ロッド型シリンダであり、ピストンロッドは、内部に穿設されピストンロッドの一端から第1圧力室までを連通する第1連通孔と、内部に穿設されピストンロッドの他端から第2圧力室までを連通する第2連通孔と、を有し、第1連通孔を介して第1圧力室に水圧が給排され、第2連通孔を介して第2圧力室に水圧が給排され、一対の水圧シリンダから構成され、搬送方向に沿って設けられる第1シリンダ対と、一対の水圧シリンダから構成され、搬送方向に沿ってかつ第1シリンダ対より搬送方向下流側に設けられるとともに第1シリンダ対とオーバーラップして配置される第2シリンダ対と、水圧の給排に応じて支持部を上下に昇降させる昇降機構と、をさらに備え、第1シリンダ対の支持部が上昇してから第1シリンダ対のシリンダチューブが第1圧力室側に摺動することで、ワークが搬送方向下流側に搬送され、第1シリンダ対の支持部が下降して第2シリンダ対の支持部が上昇することで、ワークが第1シリンダ対から第2シリンダ対へと受け渡され、第2シリンダ対の支持部が上昇してから第2シリンダ対のシリンダチューブが第1圧力室側に摺動することで、ワークが搬送方向下流側に搬送される、ことを特徴とする。
また、本発明の他の態様によれば、ワークを搬送路に沿って水平方向に搬送する水圧シリンダを有する搬送装置であって、水圧シリンダは、搬送路に沿って平行に延設され軸方向に固定されるピストンロッドと、ピストンロッドに連結されるピストンと、ピストンを摺動自在に収容し、ピストンによって内部の圧力室が第1圧力室と第2圧力室とに区画されるシリンダチューブと、を有し、搬送路の幅方向に間隔をあけて平行に一対配置され、シリンダチューブは、第1圧力室に水圧が供給され第2圧力室から水圧が排出されることでシリンダチューブが第1圧力室側に摺動し、第2圧力室に水圧が供給され第1圧力室から水圧が排出されることでシリンダチューブが第2圧力室側に摺動し、一対のシリンダチューブによってワークを支持し、一対の水圧シリンダは、ピストンロッドの一端のみが支持部に支持されピストンがピストンロッドの他端に連結される片ロッド型シリンダであり、ピストンロッドは、内部に穿設されピストンロッドの一端から第1圧力室までを連通する第1連通孔と、内部であって第1連通孔の外周側に環状に穿設されピストンロッドの一端から第2圧力室までを連通する第2連通孔と、を有し、第1連通孔を介して第1圧力室に水圧が給排され、第2連通孔を介して第2圧力室に水圧が給排される、ことを特徴とする。
本発明によれば、水圧の給排によってシリンダチューブが摺動する水圧シリンダを用いてワークを搬送するので、モータやローラ等の摺動部がなく、またエアシリンダや油圧シリンダのように摩耗粉が外部に漏出することがなく、搬送装置からの塵埃の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る搬送装置を示す上面図である。 図1の搬送装置を矢印A方向から見た状態を示す側面図である。 図1の搬送装置を矢印B方向から見た状態を示す側面図である。 水圧シリンダを示す断面図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 水圧シリンダの変形例を示す断面図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。 搬送装置の動作について説明するための図である。
図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における搬送装置100を示す上面図である。図2は、図1の搬送装置100を矢印A方向から見た状態を示す側面図である。図3は、図1の搬送装置100を矢印B方向から見た状態を示す側面図である。なお、図2では、説明の明確化のため架台2を省略している。
搬送装置100は、医薬品や食品の製造工場等、高い空気清浄度が要求されるクリーンルーム内において原料等を搬送するための装置である。搬送される原料等は、コンテナ等の容器に収納された状態でクリーンルーム内を略水平方向に移動する。以下の説明において、このコンテナ等の容器を「ワークW」と称する。
図1に示すように、搬送装置100は、クリーンルームの床面1に固定される矩形の架台2と、架台2の内側に架台2の長手方向に沿って一対ずつ配置される三対の水圧シリンダ10と、を備える。
架台2は、長手方向をワークWの搬送方向に向けて配置され、上面には、載置されたワークWの四隅に当接してワークWのズレを防止するL字型のガイド部材3が所定間隔で配設される。
三対の水圧シリンダ10は、第1シリンダ対11と、第2シリンダ対12と、第3シリンダ対13と、から構成される。各シリンダ対11、12、13は、2本の水圧シリンダ10から構成され、搬送路に沿って連続して平行に設けられる。
第1シリンダ対11と第2シリンダ対12とは、後述するシリンダチューブ23の最大ストローク量だけオーバーラップしながら、互いが干渉しない程度に搬送路の幅方向にずれて配置される。第2シリンダ対12と第3シリンダ対13とは、同様に、シリンダチューブ23の最大ストローク量だけオーバーラップしながら、互いが干渉しない程度に搬送路の幅方向にずれて配置される。
すなわち、架台2の内側には、合計6本の水圧シリンダ10が2本ずつ搬送方向及び搬送路の幅方向にずれて配置される。
ここで、1本の水圧シリンダ10について説明する。図4は、水圧シリンダ10を示す断面図である。
水圧シリンダ10は両ロッド型であり、搬送路に沿って平行に配置されるピストンロッド21と、ピストンロッド21に一体的に連結されるピストン22と、ピストン22を摺動自在に収容してピストン22によって内部の圧力室が第1圧力室R1と第2圧力室R2とに区画されるシリンダチューブ23と、を有する。
ピストンロッド21は、両端が支持部24によって支持され軸方向に固定される円柱状部材である。ピストン22は、ピストンロッド21より大径の円柱部であり、ピストンロッド21の中央に一体的に連結される。シリンダチューブ23は、ピストンロッド21を覆うようにピストンロッド21の外周に設けられる円筒状部材であり、内周がピストン22の外周に摺接する。
シリンダチューブ23の両端部には、それぞれ端部側から順に、シールケース26、ブッシュ27、ブッシュ押え28、が嵌装される。シールケース26は、スナップリング29によって固定され、外周がシリンダチューブ23の内周と密接してOリング30によって封止されるとともに内周がピストンロッド21の外周と密接してロッドパッキン31によって封止される。ブッシュ押え28は、皿ネジ32によってシリンダチューブ23と固定され、シールケース26との間にブッシュ27を保持する。
これにより、シリンダチューブ23の両端のブッシュ押え28間には空間が画成され、この空間がピストン22によって第1圧力室R1と第2圧力室R2とに区画される。前述のように、ピストン22はピストンロッド21に一体的に連結され、ピストンロッド21は支持部24に固定されるので、ピストン22及びピストンロッド21は軸方向に移動せず、シリンダチューブ23が第1圧力室R1と第2圧力室R2との差圧に応じて軸方向に摺動する。
ピストンロッド21には、一端から第1圧力室R1近傍まで軸方向に穿設され先端から径方向に延びて第1圧力室R1に連通する第1連通孔21Aと、他端から第2圧力室R2近傍まで軸方向に穿設され先端から径方向に延びて第2圧力室R2に連通する第2連通孔21Bと、が形成される。ピストンロッド21の両端部、すなわち第1連通孔21Aの出口及び第2連通孔21Bの出口の内周には、後述するヘッドプラグ33が螺設されるねじ溝21Cが形成される。
ピストンロッド21の両端に配置されピストンロッド21を支持する支持部24は、それぞれ片ロッド型のリフトシリンダ40のヘッド50に形成される。
片ロッド型のリフトシリンダ40は、床面1に対して垂直に設けられるリフトロッド41と、リフトロッド41の上端に一体的に連結されるリフトピストン42と、リフトピストン42を摺動自在に収容してリフトピストン42によって内部の圧力室が下側圧力室R5と上側圧力室R6とに区画されるリフトチューブ43と、を有する。
リフトロッド41は、床面1に埋設されるボトムプラグ44の上面から鉛直方向上方に延びる円柱状部材である。リフトロッド41は、軸方向下端から上端までを貫通するように形成される軸心孔41Aと、リフトロッド41の上部に径方向に形成されリフトロッド41の内外を連通する連通孔41Bと、を有する。
ボトムプラグ44は、軸心孔41Aに形成されたねじ溝41Cに螺設されることでリフトロッド41に密着固定される。ボトムプラグ44は、リフトロッド41の軸心孔41Aと同心状に形成される軸心孔44Aを有する円筒状に形成され、円筒部を径方向に貫通する貫通孔44Bを有する。
リフトピストン42は、リフトロッド41より大径の円柱部であり、リフトロッド41の上部に一体的に連結される。リフトピストン42は、下側から順に、内径がリフトロッド41の外径より大きくリフトロッド41の連通孔41Bが対向する大径部42Aと、大径部42Aより上方に配置され内径が大径部42Aより小さい縮径部42Cと、を有する。
リフトチューブ43は、リフトロッド41を覆うようにリフトロッド41の外周に設けられる円筒状部材であり、内周がリフトピストン42の外周に摺接する。
リフトチューブ43の下端部には、端部側から順に、リフトケース45及びリフトブッシュ46が嵌装される。リフトケース45は、スナップリング47によって固定され、外周がリフトチューブ43の内周と密接してOリング48によって封止されるとともに内周がリフトロッド41の外周と密接してロッドパッキン49によって封止される。
リフトチューブ43の上端部には、リフトチューブ43の上端を閉塞する円柱状のヘッド50が連結される。
これにより、リフトチューブ43のリフトブッシュ46とヘッド50との間には空間が画成され、この空間がリフトピストン42によって下側圧力室R5と上側圧力室R6とに区画される。前述のように、リフトピストン42はリフトロッド41に一体的に連結され、リフトロッド41は床面1に固定されるので、リフトピストン42及びリフトロッド41は上下方向に移動せず、リフトチューブ43が下側圧力室R5と上側圧力室R6との差圧に応じて上下方向に摺動する。
リフトロッド41及びボトムプラグ44の軸心孔41Aには、給水パイプ52が挿通される。給水パイプ52は、上端がリフトピストン42の縮径部42Cに嵌装され、他端がボトムプラグ44の下端まで延設される。給水パイプ52の外径は、リフトロッド41及びボトムプラグ44の軸心孔41Aの内径より小さくなるように設定される。これにより、軸心孔41Aの内部であって給水パイプ52より外側に環状通路53が形成される。
一方、ヘッド50の上部にはピストンロッド21を支持する支持部24が形成される。支持部24は、水平方向に形成されてピストンロッド21の端部が挿入される挿入部24Aと、挿入部24Aに挿入されたピストンロッド21の第1連通孔21A及び第2連通孔21Bと同心状に形成される挿通孔24Bと、を有する。
ピストンロッド21は、挿入部24Aに挿入された状態で支持部24のピストンロッド21とは反対側から挿通されるヘッドプラグ33によって支持部24にねじ固定される。ヘッドプラグ33には、ピストンロッド21の第1連通孔21A及び第2連通孔21Bと同心状に形成される軸心孔が形成される。
水圧シリンダ10の動作について説明する。
水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、ヘッドプラグ33及び第1連通孔21Aを介して第1圧力室R1に供給するとともに、第2圧力室R2の水圧を第2連通孔21B及びヘッドプラグ33を介して排出すると、第1圧力室R1が拡大するとともに第2圧力室R2が縮小する。これにより、シリンダチューブ23が第1圧力室R1側(ピストンロッド21の一端側)に摺動してピストン22の第2圧力室R2側とブッシュ押え28とが当接する。
反対に、水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、ヘッドプラグ33及び第2連通孔21Bを介して第2圧力室R2に供給するとともに、第1圧力室R1の水圧を第1連通孔21A及びヘッドプラグ33を介して排出すると、第2圧力室R2が拡大するとともに第1圧力室R1が縮小する。これにより、シリンダチューブ23が第2圧力室R2側(ピストンロッド21の他端側)に摺動してピストン22の第1圧力室R1側とブッシュ押え28とが当接する。
このように、水圧を第1圧力室R1及び第2圧力室R2に対して給排することでシリンダチューブ23をピストンロッド21に沿って軸方向に摺動させることができる。なお、シリンダチューブ23が第1圧力室R1側の端部にある状態から第2圧力室R2側の端部にある状態までのストローク量が、シリンダチューブ23の最大ストローク量である。
リフトシリンダ40の動作について説明する。
水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、給水パイプ52を介して上側圧力室R6に供給するとともに、下側圧力室R5の水圧を連通孔41B、環状通路53及び貫通孔44Bを介して排出すると、上側圧力室R6が拡大するとともに下側圧力室R5が縮小する。これにより、リフトチューブ43が上側圧力室R6側(リフトロッド41の上端側)に摺動してリフトピストン42の下側圧力室R5側とブッシュ27とが当接する。
反対に、水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、貫通孔44B、環状通路53及び連通孔41Bを介して下側圧力室R5に供給するとともに、上側圧力室R6の水圧を給水パイプ52を介して排出すると、下側圧力室R5が拡大するとともに上側圧力室R6が縮小する。これにより、リフトチューブ43が下側圧力室R5側(リフトロッド41の下端側)に摺動してリフトピストン42の上側圧力室R6側とヘッド50とが当接する。
以上のように、水圧シリンダ10は、鉛直方向に向けて配置される2つのリフトシリンダ40のヘッド50間に水平方向に延設され、2つのリフトシリンダ40の伸縮に応じて昇降する。
図1〜図3に示すように、各シリンダチューブ23の外周には、ワークWの底面に当接する4つの当接部4が所定の間隔をあけて設けられる。所定の間隔は、ワークWの搬送方向の寸法と略同一に設定される。
図2に示すように、ワークWの搬送方向前方に配置される当接部4は、前方側が隆起するように形成され、ワークWの搬送方向後方に配置される当接部4は、後方側が隆起するように形成される。これにより、ワークWを載置した状態でシリンダチューブ23が摺動する際にワークWが当接部4から滑落することを防止することができる。
図3に示すように、リフトシリンダ40が収縮している場合には、ワークWは架台2に載置され、ガイド部材3によって前後左右方向へのズレが防止される。ワークWを搬送する際には、第1シリンダ対11を上昇させて、一対のシリンダチューブ23によってワークWを架台2から持ち上げ、シリンダチューブ23の摺動に伴ってワークWを搬送方向に搬送する。その後、一対のシリンダチューブ23を下降させると、ワークWが再び架台2に載置される。
ここで、ワークWを搬送する工程について図5A〜図5Fを参照しながら説明する。図5A〜図5Fは、搬送装置100を図1の矢印A方向から見た状態を示す平面図であり、架台2を省略して示している。
第1シリンダ対11のリフトシリンダ40の上側圧力室R6に水圧を供給するとともに下側圧力室R5から水圧を排出すると、リフトチューブ43が上昇し、シリンダチューブ23に載置されたワークWがともに上昇する(図5A)。これにより、第1シリンダ対11の水圧シリンダ10は、第2シリンダ対12及び第3シリンダ対13の水圧シリンダ10より高い位置に保持される。
第1シリンダ対11の水圧シリンダ10の第1圧力室R1に水圧を供給するとともに第2圧力室R2から水圧を排出すると、シリンダチューブ23が搬送方向に摺動し、ワークWがシリンダチューブ23とともに搬送方向に移動する(図5B)。
第1シリンダ対11の水圧シリンダ10のシリンダチューブ23がストローク端まで摺動すると、リフトシリンダ40の下側圧力室R5に水圧を供給するとともに上側圧力室R6から水圧を排出する。これにより、第1シリンダ対11のリフトチューブ43が下降し、ワークWが架台2に載置される。
第1シリンダ対11のリフトチューブ43がストローク端まで下降すると、第2シリンダ対12のリフトシリンダ40の上側圧力室R6に水圧を供給するとともに下側圧力室R5から水圧を排出する。これにより、リフトチューブ43が上昇し、シリンダチューブ23に載置されたワークWがともに上昇する(図5C)。さらに、第1シリンダ対11の水圧シリンダ10の第2圧力室R2に水圧を供給するとともに第1圧力室R1から水圧を排出して、第1シリンダ対11のシリンダチューブ23を搬送方向後方に戻す。
続いて、第2シリンダ対12の水圧シリンダ10の第1圧力室R1に水圧を供給するとともに第2圧力室R2から水圧を排出すると、シリンダチューブ23が搬送方向に摺動し、ワークWがシリンダチューブ23とともに搬送方向に移動する(図5D)。
第2シリンダ対12の水圧シリンダ10のシリンダチューブ23がストローク端まで摺動すると、リフトシリンダ40の下側圧力室R5に水圧を供給するとともに上側圧力室R6から水圧を排出する。これにより、第2シリンダ対12のリフトチューブ43が下降し、ワークWが架台2に載置される。
第2シリンダ対12のリフトチューブ43がストローク端まで下降すると、第3シリンダ対13のリフトシリンダ40の上側圧力室R6に水圧を供給するとともに下側圧力室R5から水圧を排出する。これにより、リフトチューブ43が上昇し、シリンダチューブ23に載置されたワークWがともに上昇する(図5E)。さらに、第2シリンダ対12の水圧シリンダ10の第2圧力室R2に水圧を供給するとともに第1圧力室R1から水圧を排出して、第2シリンダ対12のシリンダチューブ23を搬送方向後方に戻す。
続いて、第3シリンダ対13の水圧シリンダ10の第1圧力室R1に水圧を供給するとともに第2圧力室R2から水圧を排出すると、シリンダチューブ23が搬送方向に摺動し、ワークWがシリンダチューブ23とともに搬送方向に移動する(図5F)。
第3シリンダ対13の水圧シリンダ10のシリンダチューブ23がストローク端まで摺動すると、リフトシリンダ40の下側圧力室R5に水圧を供給するとともに上側圧力室R6から水圧を排出する。これにより、第3シリンダ対13のリフトチューブ43が下降し、ワークWが架台2に載置される。
以上のようにして、搬送装置100はワークWを搬送方向へと搬送することができる。なお、本実施形態では、搬送装置100が三対の水圧シリンダ10を有する場合について例示しているが、二対又は四対以上の水圧シリンダ10を有する場合も上記したのと同様の工程によりワークWを搬送することができる。
次に、本実施形態における水圧シリンダ10の変形例について説明する。図6は、水圧シリンダ10の変形例を示す断面図である。
この水圧シリンダ60は片ロッド型であり、搬送路に沿って平行に配置されるピストンロッド61と、ピストンロッド61に一体的に連結されるピストン62と、ピストン62を摺動自在に収容してピストン62によって内部の圧力室が第3圧力室R3と第4圧力室R4とに区画されるシリンダチューブ63と、を有する。
ピストンロッド61は、一端が支持部64によって支持され軸方向に固定される円柱状部材である。ピストン62は、ピストンロッド61より大径の円柱部であり、ピストンロッド61の他端に一体的に連結される。シリンダチューブ63は、ピストンロッド61を覆うようにピストンロッド61の外周に設けられる円筒状部材であり、内周がピストン62の外周に摺接する。
シリンダチューブ63の一端には、端部側から順に、シールケース65及びブッシュ66が嵌装される。シールケース65は、スナップリング67によって固定され、外周がシリンダチューブ63の内周と密接してOリング68によって封止されるとともに内周がピストンロッド61の外周と密接してロッドパッキン69によって封止される。ブッシュ66は、ピストンロッド61の内周面に形成される段部70とシールケース65との間に保持される。シリンダチューブ63の他端には、キャップ71が嵌装される。
これにより、シリンダチューブ63のキャップ71とブッシュ66との間には空間が画成され、この空間がピストン62によって第3圧力室R3と第4圧力室R4とに区画される。前述のように、ピストン62はピストンロッド61に一体的に連結され、ピストンロッド61は支持部64に固定されるので、ピストン62及びピストンロッド61は移動せず、シリンダチューブ63が第3圧力室R3と第4圧力室R4との差圧に応じて軸方向に摺動する。
ピストンロッド61は、一端から他端までを軸方向に貫通するように形成される軸心孔61Aと、ピストンロッド61の他端側に径方向に形成されピストンロッド61の内外を連通する連通孔61Bと、を有する。軸心孔61Aの一端側出口の内周には、後述するヘッドプラグ73が螺設されるねじ溝61Cが形成される。
ピストンロッド61の軸心孔61Aには、給水パイプ72が挿通される。給水パイプ72は、ピストン62側端部がピストン62の軸心孔62Aに嵌装され、ピストンロッド61の一端に螺設されるヘッドプラグ73の外側まで延設される。給水パイプ72の外径は、ピストンロッド61の軸心孔61Aの内径より小さくなるように設定される。これにより、軸心孔61Aの内部であって給水パイプ72より外側に環状通路74が形成される。
ピストンロッド61の一端に配置されピストンロッド61を支持する支持部64は、片ロッド型のリフトシリンダ40のヘッド50に形成される。リフトシリンダ40のヘッド50以外の構造は、図4に示すリフトシリンダ40と同一であるので、その説明を省略する。
ヘッド50の上部にはピストンロッド61を支持する支持部64が形成される。支持部64は、水平方向に形成されてピストンロッド61の端部が挿入される挿入部64Aを有する。ピストンロッド61は、挿入部64Aに挿入された状態で支持部64のピストンロッド61とは反対側から挿通されるヘッドプラグ73によって支持部64にねじ固定される。ヘッドプラグ73は、ピストンロッド61の軸心孔61Aと同心状に形成される軸心孔73Aを有する円筒状に形成され、円筒部を径方向に貫通する貫通孔73Bと、軸心孔73Aより小径で給水パイプ72が挿通される挿通孔73Cと、を有する。
水圧シリンダ60の動作について説明する。
水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、給水パイプ72を介して第3圧力室R3に供給するとともに、第4圧力室R4の水圧を連通孔61B、環状通路74及びヘッドプラグ73の貫通孔73Bを介して排出すると、第3圧力室R3が拡大するとともに第4圧力室R4が縮小する。これにより、シリンダチューブ63が第3圧力室R3側(ピストンロッド61の他端側)に摺動してピストン62の第4圧力室R4側とブッシュ66とが当接する。
反対に、水圧ポンプ(図示せず)から供給される水圧を、ヘッドプラグ73の貫通孔73B及び環状通路74を介して第4圧力室R4に供給するとともに、第3圧力室R3の水圧を給水パイプ72を介して排出すると、第4圧力室R4が拡大するとともに第3圧力室R3が縮小する。これにより、シリンダチューブ63が第4圧力室R4側(ピストンロッド61の一端側)に摺動してピストン62の第3圧力室R3側とキャップとが当接する。
このように、水圧を第3圧力室R3及び第4圧力室R4に対して給排することでシリンダチューブ63をピストンロッド61に沿って軸方向に摺動させることができる。なお、シリンダチューブ63が第3圧力室R3側の端部にある状態から第4圧力室R4側の端部にある状態までのストローク量が、シリンダチューブ63の最大ストローク量である。
ここで、ワークWの搬送路が直角に屈曲する屈曲部80を有し、屈曲部80を介してワークWを搬送する場合について図7Aを参照しながら説明する。
搬送装置100は、搬送路の屈曲部80に配置されワークWを載置する載置台81と、載置台81にワークWを搬送する第4シリンダ対14と、第4シリンダ対14と直角に配置され載置台81からワークWを搬送する第5シリンダ対15と、をさらに備える。すなわち、直線状の搬送路どうしが直交する箇所に載置台81が設けられ、当該載置台81に対して第4シリンダ対14と第5シリンダ対15とが隣接配置される。
これにより、図1に示すような直線状の搬送路を有する搬送装置100の端部に第4シリンダ対14を配置し、載置台81を介して第5シリンダ対15へとワークWを受け渡すことでワークWの搬送路を屈曲させることができる。
ワークWを屈曲部80を介して搬送する工程について図7A〜図7Eを参照しながら説明する。
第4シリンダ対14のリフトチューブ43を上昇させると、シリンダチューブ63に載置されたワークWがともに上昇する(図7A)。これにより、第4シリンダ対14の水圧シリンダ60は、載置台81より高い位置に保持される。
第4シリンダ対14の水圧シリンダ60の第3圧力室R3に水圧を供給するとともに第4圧力室R4から水圧を排出すると、シリンダチューブ63が搬送方向に摺動し、ワークWがシリンダチューブ63とともに搬送方向に移動する。
第4シリンダ対14の水圧シリンダ60のシリンダチューブ63がストローク端まで摺動すると、リフトチューブ43を下降させる。これにより、ワークWが載置台81に載置される(図7B)。
第4シリンダ対14のリフトチューブ43がストローク端まで下降すると、第4シリンダ対14の水圧シリンダ60の第4圧力室R4に水圧を供給するとともに第3圧力室R3から水圧を排出して、第4シリンダ対14のシリンダチューブ63を搬送方向後方に戻す(図7C)。
続いて、第5シリンダ対15の水圧シリンダ60の第3圧力室R3に水圧を供給するとともに第4圧力室R4から水圧を排出すると、シリンダチューブ63が載置台81へ向けて摺動する。
第5シリンダ対15の水圧シリンダ60のシリンダチューブ63がストローク端まで摺動すると、リフトチューブ43を上昇させる。これにより、ワークWがシリンダチューブ63に支持される(図7D)。
第5シリンダ対15のリフトチューブ43がストローク端まで上昇すると、第5シリンダ対15の水圧シリンダ60の第4圧力室R4に水圧を供給するとともに第3圧力室R3から水圧を排出して、第5シリンダ対15のシリンダチューブ63を載置台81から離間する方向、すなわち搬送方向に搬送する(図7E)。
以上のように、変形例の水圧シリンダ60を、図1に示すような直線状の搬送路の端部に配置することで、互いに直交する直線状の搬送路間でワークWを受け渡すことができ、途切れることなくワークWを搬送することができる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
水圧の給排によって伸縮する水圧シリンダ10、60を用いてワークWを搬送するので、エア圧や油圧を用いるシリンダを用いる場合と比べて摩耗粉などの塵埃がシリンダ外へと漏出することを抑制することができる。
さらに、シリンダチューブ23、63によってワークWを搬送するので、ピストンロッド21によってワークWを搬送する場合と比べてストローク量をより多く確保することができる。
さらに、水圧シリンダ10が両ロッド型シリンダであるので、シリンダチューブ23の摺動量にかかわらず両端が常にブッシュ27によって支持され、ワークWを支持するシリンダチューブ23の剛性を高く保持することができる。
さらに、ピストンロッド21が第1連通孔21A及び第2連通孔21Bを有するので、第1圧力室R1及び第2圧力室R2へ水圧を供給する配管をシリンダチューブ23の外側に別途設けることなくシリンダチューブ23を摺動させることができる。
さらに、一対の水圧シリンダ10を互いにオーバーラップするように連続して平行に配置したので、配置するシリンダ対の数を調整することで搬送路の長さを自由に設定することができる。
さらに、各シリンダ対11、12、13を順に上昇させてシリンダチューブ23を摺動させるので、ワークWを搬送中のシリンダ対11、12、13が他のシリンダ対11、12、13と干渉することを防止してより確実にワークWを搬送することができる。
さらに、変形例の水圧シリンダ60は片ロッド型であり、屈曲部80には載置台81が設けられるので、シリンダ対14、15どうしが直交する搬送路の屈曲部80において、互いの水圧シリンダ60が干渉することなくワークWを受け渡すことができる。
さらに、両ロッド型の水圧シリンダ10と片ロッド型の水圧シリンダ60とを組み合わせて搬送路を形成することで、直線状の搬送路どうしを直角に屈曲させて接続することができる。よって、クリーンルーム内において自由な形状の搬送路を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態において、シリンダチューブ23の水平方向の摺動位置及びリフトチューブ43の上下方向の摺動位置を検出するセンサ等を設けてもよい。この場合、図4に示すように、リフトシリンダ40のヘッド50にシリンダチューブ23が当接したことを検出する近接スイッチ54が設けられ、リフトチューブ43の下端が当接するベースフランジ55にリフトチューブ43が当接したことを検出する近接スイッチ56が設けられる。
ヘッド50に設けられる近接スイッチ54は、シリンダチューブ23が第1圧力室R1側端まで摺動したこと及び第2圧力室R2側端まで摺動したことを検出する。また、ベースフランジ55に設けられる近接スイッチ54は、リフトチューブ43が下端にあること及び上端にあることを検出する。
これらの近接スイッチ54、56の検出結果に応じて、水圧シリンダ10及びリフトシリンダ40への水圧の給排を行うことで、シリンダチューブ23及びリフトチューブ43の摺動タイミングを精度よく同期させることができ、より確実にワークWを搬送することができる。
上記実施形態では、ピストン22がピストンロッド21の一部であるとして説明したが、ピストン22とピストンロッド21とが別部材であってもよい。同様に、ピストン62がピストンロッド61の一部であるとして説明したが、ピストン62とピストンロッド61とが別部材であってもよい。
10 水圧シリンダ
11 第1シリンダ対
12 第2シリンダ対
13 第3シリンダ対
14 第4シリンダ対
15 第5シリンダ対
21 ピストンロッド
21A 第1連通孔
21B 第2連通孔
22 ピストン
23 シリンダチューブ
24 支持部
40 リフトシリンダ(昇降機構)
54 近接スイッチ(水平位置検出器)
56 近接スイッチ(上下位置検出器)
61 ピストンロッド
64 支持部
80 屈曲部
81 載置台
100 搬送装置
W ワーク
R1 第1圧力室
R2 第2圧力室

Claims (5)

  1. ワークを搬送路に沿って水平方向に搬送する水圧シリンダを有する搬送装置であって、
    前記水圧シリンダは、前記搬送路に沿って平行に延設され軸方向に固定されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに連結されるピストンと、前記ピストンを摺動自在に収容し、前記ピストンによって内部の圧力室が第1圧力室と第2圧力室とに区画されるシリンダチューブと、を有し、前記搬送路の幅方向に間隔をあけて平行に一対配置され、
    前記シリンダチューブは、前記第1圧力室に水圧が供給され前記第2圧力室から水圧が排出されることで前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動し、前記第2圧力室に水圧が供給され前記第1圧力室から水圧が排出されることで前記シリンダチューブが前記第2圧力室側に摺動し、
    一対の前記シリンダチューブによって前記ワークを支持し、
    前記一対の水圧シリンダは、前記ピストンロッドの両端が支持部に支持され前記ピストンが前記ピストンロッドの中央に連結される両ロッド型シリンダであり、
    前記ピストンロッドは、内部に穿設され前記ピストンロッドの一端から前記第1圧力室までを連通する第1連通孔と、内部に穿設され前記ピストンロッドの他端から前記第2圧力室までを連通する第2連通孔と、を有し、
    前記第1連通孔を介して前記第1圧力室に水圧が給排され、前記第2連通孔を介して前記第2圧力室に水圧が給排され、
    前記一対の水圧シリンダから構成され、搬送方向に沿って設けられる第1シリンダ対と、前記一対の水圧シリンダから構成され、前記搬送方向に沿ってかつ前記第1シリンダ対より前記搬送方向下流側に設けられるとともに前記第1シリンダ対とオーバーラップして配置される第2シリンダ対と、水圧の給排に応じて前記支持部を上下に昇降させる昇降機構と、をさらに備え、
    前記第1シリンダ対の前記支持部が上昇してから前記第1シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動することで、前記ワークが搬送方向下流側に搬送され、
    前記第1シリンダ対の前記支持部が下降して前記第2シリンダ対の前記支持部が上昇することで、前記ワークが前記第1シリンダ対から第2シリンダ対へと受け渡され、
    前記第2シリンダ対の前記支持部が上昇してから前記第2シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動することで、前記ワークが搬送方向下流側に搬送される、
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. ワークを搬送路に沿って水平方向に搬送する水圧シリンダを有する搬送装置であって、
    前記水圧シリンダは、前記搬送路に沿って平行に延設され軸方向に固定されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに連結されるピストンと、前記ピストンを摺動自在に収容し、前記ピストンによって内部の圧力室が第1圧力室と第2圧力室とに区画されるシリンダチューブと、を有し、前記搬送路の幅方向に間隔をあけて平行に一対配置され、
    前記シリンダチューブは、前記第1圧力室に水圧が供給され前記第2圧力室から水圧が排出されることで前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動し、前記第2圧力室に水圧が供給され前記第1圧力室から水圧が排出されることで前記シリンダチューブが前記第2圧力室側に摺動し、
    一対の前記シリンダチューブによって前記ワークを支持し、
    前記一対の水圧シリンダは、前記ピストンロッドの一端のみが支持部に支持され前記ピストンが前記ピストンロッドの他端に連結される片ロッド型シリンダであり、
    前記ピストンロッドは、内部に穿設され前記ピストンロッドの一端から前記第1圧力室までを連通する第1連通孔と、内部であって前記第1連通孔の外周側に環状に穿設され前記ピストンロッドの一端から前記第2圧力室までを連通する第2連通孔と、を有し、
    前記第1連通孔を介して前記第1圧力室に水圧が給排され、前記第2連通孔を介して前記第2圧力室に水圧が給排される、
    ことを特徴とする搬送装置。
  3. 前記一対の水圧シリンダから構成され、搬送方向に沿って設けられる第1シリンダ対と、
    前記一対の水圧シリンダから構成され、前記搬送方向に沿ってかつ前記第1シリンダ対より前記搬送方向下流側に設けられるとともに前記第1シリンダ対とオーバーラップして配置される第2シリンダ対と、
    水圧の給排に応じて前記支持部を上下に昇降させる昇降機構と、
    をさらに備え、
    前記第1シリンダ対の前記支持部が上昇してから前記第1シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動することで、前記ワークが搬送方向下流側に搬送され、
    前記第1シリンダ対の前記支持部が下降して前記第2シリンダ対の前記支持部が上昇することで、前記ワークが前記第1シリンダ対から第2シリンダ対へと受け渡され、
    前記第2シリンダ対の前記支持部が上昇してから前記第2シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動することで、前記ワークが搬送方向下流側に搬送される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送路が直角に屈曲する屈曲部に設けられ前記ワークを載置する載置台と、
    前記一対の水圧シリンダから構成され、前記屈曲部に隣接する第4シリンダ対と、
    前記一対の水圧シリンダから構成され、前記第4シリンダ対と直角に配置され前記屈曲部に隣接する第5シリンダ対と、
    水圧の給排に応じて前記支持部を上下に昇降させる昇降機構と、
    をさらに備え、
    前記第4シリンダ対の前記支持部が上昇し、前記第4シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動してから、前記第4シリンダ対の前記支持部が下降することで前記ワークが前記載置台に載置され、
    前記第4シリンダ対の前記支持部が下降してから前記第5シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第1圧力室側に摺動し、前記第5シリンダ対の前記支持部が上昇することで前記ワークが前記第4シリンダ対から第5シリンダ対へと受け渡され、
    前記第5シリンダ対の前記支持部が上昇してから前記第5シリンダ対の前記シリンダチューブが前記第2圧力室側に摺動することで、前記ワークが搬送方向下流側に搬送される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  5. 前記シリンダチューブが第1圧力室側端まで摺動したこと及び第2圧力室側端まで摺動したことを検出する水平位置検出器と、
    前記支持部が下端まで摺動したこと及び上端まで摺動したことを検出する上下位置検出器と、
    をさらに備え、
    前記水平位置検出器及び前記上下位置検出器の検出結果に基づいて、前記シリンダチューブの摺動及び前記支持部の上下動が行われる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の搬送装置。
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