JP5436382B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5436382B2 JP5436382B2 JP2010217384A JP2010217384A JP5436382B2 JP 5436382 B2 JP5436382 B2 JP 5436382B2 JP 2010217384 A JP2010217384 A JP 2010217384A JP 2010217384 A JP2010217384 A JP 2010217384A JP 5436382 B2 JP5436382 B2 JP 5436382B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- nozzle
- drum
- recording medium
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/001—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
- B41J25/006—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for oscillating, e.g. page-width print heads provided with counter-balancing means or shock absorbers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/20—Modules
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/21—Line printing
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
ここでは、用紙の搬送方向をy方向、搬送方向(y方向)に直交する用紙の幅方向をx方向とし、2次元配列ノズルを例に説明する。用紙のx方向描画範囲の全域を記録可能なラインヘッド(ページワイドヘッド、或いはフルライン型ヘッドとも呼ばれる)の2次元配列ノズルを例に説明する。2次元配列ノズルを持つヘッドでは、用紙上でx方向に隣接するドット(またはドットがy方向に連続して繋がって描かれるラスター)を形成するノズル対において、ヘッドのノズルレイアウト上、y方向に距離を隔てたノズル位置関係となるノズル対(以下、「yオフセット隣接ノズル対」と呼ぶ。)が存在する。
まず、振動ムラの発生原因について説明する。振動ムラの原因は、主に以下の2つである。
インクジェット記録装置内には、固定の周波数で振動する部品や部位が存在する。例えば、ヘッドユニットの固有振動、用紙搬送用のドラムを保持する支持フレーム(側板)の固有振動、モータの回転をプーリに伝達するベルトの固有振動、ドラムへの用紙の吸引吸着などに使用する真空ポンプの振動、などがあり得る。
つまり、搬送速度に依らず固定の振動数(fv)で振動源が揺れているとき、その揺れに起因して用紙上に現れる振動の周期Pv(y方向のピッチ)は、搬送速度(vp)に依存して異なる。搬送速度(vp)が速くなれば、用紙上に現れる振動の周期(Pv)は長くなる。逆に、搬送速度(vp)が遅いほど、用紙上に現れる振動の周期(Pv)は短く(ピッチが細かく)なる。
ヘッドのノズル配列に起因した「yオフセット隣接ノズル対」のy方向のオフセット量(「オフセット距離」に相当)OSyと、用紙上におけるx方向相対振動の周期Pv(固定の振動周波数fvと相対走査の速度vpから式1により定まる周期)との関係により、「yオフセット隣接ノズル対」で記録される2本の走査線(ラスター)間のx方向間隔変動ΔD(y)の程度が変わる。
ΔD(y)=Av ・ [ sin{θ(y)}−sin{θ(y)+2π・OSy/Pv} ]
=2・Av・sin{−π・OSy/Pv} ・ cos{θ(y)+π・OSy/Pv} …(式2)
また、(式1)からラスター間隔変動の最大値ΔDmaxは、次のように表される。
ΔDmax=max|ΔD(y)|=2・Av・|sin{π・OSy/Pv}| …(式3)
ここで、ΔDmax はラスター間隔変動の振幅となるが、Av、及び、OSy、Pvの関係で決まる値である。つまり、ΔDmax はyに対して定数成分(yに依存しない値)となる。一方、(式2)におけるcos{θ(y)+π・OSy/Pv}の要素は、yにより変化する変動成分となる。
用紙とヘッドとの間に相対的な振動があると、当該ヘッドのyオフセット隣接ノズル対で用紙上に描かれるラスターは、その相対振動の周期で揺らぐ(波打つ)。その結果、図2に示すように、ラスター間のx方向間隔D(y)は用紙送り方向の位置yに応じて変化する(yの関数となる)。
同様に、注目するyオフセット隣接ノズル対の他方のノズルBによって記録されるラスターの位置(x方向位置)は、理想的な位置(基準位置x2)を中心として片振幅Avで変動し、更に、ノズルAとノズルBとの間にはy方向のオフセット量OSyに相当する初期位相差(2π・OSy/Pv)があるため、ノズルBによるラスター位置XBの変動量ΔXBはyの関数として以下のように表せる。
したがって、ノズルAとノズルBからなる「yオフセット隣接ノズル対」によるラスター間のx方向間隔の変動量ΔD(y)はノズルAのラスター変動(ΔXA)とノズルBのラスター変動(ΔXB)と差で表すことができ、[数2]のように表される。なお、式の変形に際して、加法定理から派生する積和の公式を用いた。また、yオフセット隣接ノズル対について、どちらのノズルをノズルA或いはノズルBと定めるかについては、本質的な問題ではなく、両者の関係を入れ替えても同様の議論が成立する。
振動ムラの視認性を低減するために、振動そのものを抑制する手段(主要因への対策)を講じるとともに、ノズル配列と振動周期の関係に起因する副要因への対策を施す。本発明の実施形態では、描画ドラム(圧胴)とラインヘッド間のx方向相対振動を低減のために、主として以下の構成が採用される。
図8は本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の描画部の概略構成図である。本実施の形態のインクジェット記録装置は、いわゆるラインプリンタであり、ラインヘッドを用いて枚葉紙(以下「用紙」という)にシングルパスで印刷する。図8に示すように、描画部10において、用紙12は、描画ドラム14によってドラム搬送される。そして、この描画ドラム14によってドラム搬送される用紙12に対して、4台のラインヘッド16C、16M、16Y、16KからC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ)、K(クロ)の各インク滴が吐出されて、記録面にカラー画像が描画される。
ラインヘッドのロック機構は、図9、図12に示すように、キャリッジ30を本体フレーム20にロックするキャリッジロック装置110(「キャリッジ固定手段」に相当)と、本体フレーム20にロックされたキャリッジ30に対して各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kをロックするラインヘッドロック機構120とで構成される。
上記の如く構成された描画部の作用は以下のとおりである。
図18は、ドラム軸の固定構造の第1例を示す断面図である。ここでは、描画ドラム14を例に説明するが、渡しドラム26、28など、他のドラムやローラについても同様の軸固定構造が採用される。
図19は、ドラム軸の固定構造の第2例を示す図である。図19において、描画ドラム14の回転軸140の一方の端部(図19の左側)は、ベアリング152を介して本体フレーム20に取り付けられている。ベアリング152は、本体フレーム20に熱圧入により固定されている。
図8〜17で説明したロック機構の構成や、図18〜図19で説明したドラム軸の固定構造により、ヘッドユニットとドラムのx方向相対振動の振幅は数μmオーダーに抑制されている。振動ムラの主要因である振動発生源の振動量を低減することには限界があるため、副要因である振動周期とノズル配列との関係を最適化することで、振動ムラの低減を行う。具体的には、固有の振動周期fvと相対走査の速度vpから規定される用紙上における振動周期Pv(「式1」参照)と、ラインヘッド16の共振周波数の関係を適切に設定する。
また、固有の振動周期fvと相対走査の速度vpから規定される用紙上における振動周期Pv(「式1」参照)と、ノズル配列で決まる「yオフセット隣接ノズル対」のオフセット量Osyとの関係を、表1の条件[1]又はこれに近い条件となるように装置を構成する。
これは、式1を利用して、次の(関係式1’)に書き替えることができる。
一方、(式3)からΔDmaxは、0〜2Avの値をとり得る。ΔDmaxの値によってムラ低減の効果の程度が異なり、ΔDmaxの値が小さいほど、ムラによる画質劣化が抑制される。固有の振動周期fvと相対走査速度vpに対応する周期で生じる相対振動のx方向方振幅がAvであることを考慮すると、実効性ある望ましいレベルで振動ムラの低減効果を得る観点から、ΔDmaxがAv/2以下であることが好ましく、より好ましくは、Av/4以下であることが好ましい。
より好ましくは、以下に示す(関係式3)を満たすことが好ましい。
これらの関係式2,3はそれぞれ(式1)を利用して、次の関係式2’、3’に書き書き換えることができる。
|sin{π・OSy・fv/vp}|≦1/8…(関係式3’)
図29で説明した2行×N列のノズル配列の場合、yオフセット隣接ノズル対のオフセット量OSyは一定の値であるが、図32で示した6行×N列のノズル配列のように、yオフセット隣接ノズル対のオフセット量が異なる値をもつ場合がある。つまり、1行目(最下行)のノズルと2行目のノズルのオフセット量は100pix、2行目と3行目、3行目と4行目、4行目と5行目もそれぞれオフセット量は100pixであるが、6行目と1行目のオフセット量は500pixである。
次に、図1〜図20で説明した技術を採用したインクジェット記録装置の全体構成の例を説明する。
給紙部412には、枚葉紙である記録媒体424(「被描画媒体」に相当)が積層されており、給紙部412の給紙トレイ450から記録媒体424が一枚ずつ処理液付与部414に給紙される。記録媒体424として、紙種や大きさ(用紙サイズ)の異なる複数種類の記録媒体424を使用することができる。記録媒体424として、枚葉紙(カット紙)を用いるが、連続用紙(ロール紙)から必要なサイズに切断して給紙する構成も可能である。
処理液付与部414は、記録媒体424の記録面に処理液を付与する機構である。処理液は、描画部416で付与されるインク中の色材(本例では顔料)を凝集させる色材凝集剤を含んでおり、この処理液とインクとが接触することによって、インクは色材と溶媒との分離が促進される。
描画部416は、描画ドラム(「描画胴」或いは「ジェッティング胴」とも言う)470、用紙抑えローラ474、及びインクジェットヘッド472M,472K,472C,472Yを備えている。描画ドラム470は、処理液ドラム454と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)471を備える。
乾燥部418は、色材凝集作用により分離された溶媒に含まれる水分を乾燥させる機構であり、乾燥ドラム(「乾燥胴」とも言う)476、及び溶媒乾燥装置478を備えている。乾燥ドラム476は、処理液ドラム454と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)477を備え、この保持手段477によって記録媒体424の先端を保持できるようになっている。
定着部420は、定着ドラム(「定着胴」とも言う)484、ハロゲンヒータ486、定着ローラ488、及びインラインセンサ490で構成される。定着ドラム484は、処理液ドラム454と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)485を備え、この保持手段485によって記録媒体424の先端を保持できるようになっている。
定着部420に続いて排紙部422が設けられている。排紙部422は、排出トレイ492を備えており、この排出トレイ492と定着部420の定着ドラム484との間に、これらに対接するように渡し胴494、搬送ベルト496、張架ローラ498が設けられている。記録媒体424は、渡し胴494により搬送ベルト496に送られ、排出トレイ492に排出される。搬送ベルト496による用紙搬送機構の詳細は図示しないが、印刷後の記録媒体424は無端状の搬送ベルト496間に渡されたバー(不図示)のグリッパーによって用紙先端部が保持され、搬送ベルト496の回転によって排出トレイ492の上方に運ばれてくる。
図22に示したようにインクジェット記録装置400には、用紙搬送系の動力源としてのモータ(「動力発生手段」に相当、以下「ドラム回転用モータ」という。)502が設けられている。該ドラム回転用モータ502の動力はタイミングベルト(無端状の歯付きベルト)504を介してプーリ506に伝えられる。プーリ506には歯車508が同軸で一体に連結されおり、プーリ506と共に歯車508が回転する。この歯車508と噛合する歯車510が図22上で歯車508の左上に設けられており、該歯車510はプレコート部(処理液付与部414)における処理液ドラム454の端部に直結された歯車(ギア)514と噛合している。処理液ドラム454の歯車514は、中間搬送部426を構成する渡し胴の端部に設けられた歯車516と噛み合い、この歯車516は描画部416における描画ドラム470の端部に設けられた歯車520と噛み合っている。以下、歯車520は中間搬送部428を構成する渡し胴の歯車522と噛み合い、更に、乾燥ドラム476の歯車524、中間搬送部430の渡し胴の歯車526、定着ドラム484の歯車528の順に順次噛合している。
本例のインクジェット記録装置400は、例えば最大菊半サイズの記録媒体(記録用紙)までの記録が可能であり、圧胴(描画ドラム)470として、記録媒体幅720mmに対応した直径約500mmのドラムが用いられる。また、各インクジェットヘッド472M,472K,472C,472Yのインク吐出体積は、例えば2plであり、記録密度は主走査方向(記録媒体424の幅方向)及び副走査方向(記録媒体424の搬送方向)ともに例えば1200dpiである。
次に、インクジェットヘッドの構造について説明する。各色に対応するインクジェットヘッド472M,472K,472C,472Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号550によってヘッドを示すものとする。
図25(a)に例示したように、2次元配列ノズルを有する複数のヘッドモジュールを千鳥配列で並べて一つの長尺ヘッドを構成した場合、同一のヘッドモジュール内におけるyオフセット隣接ノズル対のみならず、異なるヘッドモジュール間にまたがるyオフセッット隣接ノズル対についても同様に振動ムラの課題があり、同様の手段で解決できる。
図28は、千鳥配列ヘッドの他の構成例を示す模式図である。図28に示すように、一次元ノズル配列を有するヘッドモジュール371、372、373を千鳥状に配置したラインヘッドについても、モジュール繋ぎ部(ノズル繋ぎ部)のノズル間のy方向空間距離(y方向のオフセット量OSy)に依存した濃淡ムラ(振動ムラ)が発生し得る。したがって、ヘッドモジュール間にまたがるyオフセット隣接ノズル対(図28におけるノズル381とノズル382のノズル対、及びノズル383とノズル384のノズル対)のオフセット量OSyと、相対振動周波数と、用紙搬送速度とに依存する振動ムラを低減する手段として、上記同様の手段を適用できる。
本発明の実施に際して、記録媒体の材質や形状等は、特に限定されず、連続用紙、カット紙、シール用紙、OHPシート等の樹脂シート、フイルム、布、配線パターン等が形成されるプリント基板、ゴムシート、その他材質や形状を問わず、様々な媒体に適用できる。
上述した本実施の形態では、用紙をドラム搬送するインクジェット記録装置を例に説明したが、用紙の搬送手段は、これに限定されるものではない。例えば、ベルト搬送するインクジェット記録装置やローラ搬送するインクジェット記録装置にも同様に適用することができる。この場合、ベルトが巻き掛けられるローラや、用紙搬送用のローラについて、描画ドラムと同様の軸固定構造が採用される。
上記の実施形態では、グラフィック印刷用のインクジェッット記録装置への適用を例に説明したが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。例えば、電子回路の配線パターンを描画する配線記録装置、各種デバイスの製造装置、吐出用の機能性液体として樹脂液を用いるレジスト印刷装置、カラーフィルター製造装置、マテリアルデポジション用の材料を用いて微細構造物を形成する微細構造物形成装置など、液状機能性材料を用いて様々な形状やパターンを得るインクジェット方式の画像形成装置にも広く適用できる。
。
Claims (10)
- 液滴を吐出する複数のノズルが二次元配列された吐出面を有する液体吐出ヘッド、又は液滴を吐出する複数のノズルを備えた複数個のヘッドモジュールが千鳥状に配置された液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記ノズルから吐出された液滴を付着させる記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を支持する本体フレームと、
前記本体フレームに対して前記液体吐出ヘッドを移動可能に支持するヘッド移動手段と、
前記移動可能な前記液体吐出ヘッドを前記記録媒体への液滴吐出位置で前記本体フレームに固定するヘッド固定手段と、
を備え、
前記ヘッド固定手段は、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送方向に対して直交する前記記録媒体の幅方向に前記液体吐出ヘッドを付勢するヘッド固定用の与圧付与手段を有し、
前記ヘッド固定用の与圧付与手段のばね定数と前記液体吐出ヘッドの質量から規定される共振周波数が、前記液体吐出ヘッドのノズル配列における前記搬送方向のノズル間距離のうち、前記記録媒体上の前記幅方向に隣接するドットを形成するノズル並びの繋ぎ部に該当するノズル対の前記搬送方向の空間距離と、前記記録媒体の搬送時における前記搬送手段と前記液体吐出ヘッドの前記幅方向の相対振動周波数と、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度と、に依存する振動ピッチの周波数成分と異なるように構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記液体吐出ヘッドを前記搬送手段に接近させた前記液滴吐出位置と、当該液滴吐出位置よりも前記液体吐出ヘッドを前記搬送手段から遠ざけた退避位置とに前記液体吐出ヘッドを移動させる昇降手段と、
前記昇降手段による前記液体吐出ヘッドの前記搬送手段に対する接近動作に連動して前記液体吐出ヘッドを前記幅方向に押し、前記昇降手段による前記液体吐出ヘッドの前記液滴吐出位置からの退避動作に連動して前記液体吐出ヘッドの前記幅方向の押し付けを解除するカム機構と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2において、
前記カム機構は、前記液体吐出ヘッドの側面部に設けられた傾斜カム面と、
前記本体フレームに設けられ、前記傾斜カム面に当接して従動回転する回転体と、を含んで構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記搬送手段としてドラム又はローラが用いられ、
当該ドラム又はローラの軸方向に与圧を付与して当該ドラム又はローラを前記本体フレームに固定する搬送部固定手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4において、
前記搬送部固定手段は、前記本体フレームに対して前記ドラム又はローラを前記軸方向に付勢する搬送部固定用の与圧付与手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5において、
前記搬送部固定用の与圧付与手段のばね定数と前記ドラム又はローラの質量から規定される共振周波数が、前記振動ピッチの周波数成分と異なるように構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項において、
前記ヘッド移動手段は、
前記本体フレームに移動可能に設けられたキャリッジと、
前記キャリッジに設けられ、前記液体吐出ヘッドが載置される載置台と、
前記本体フレームに架設されたガイドレールと、を含んで構成され、
前記キャリッジは、前記ガイドレールにガイドされて、前記液体吐出ヘッドを前記搬送手段に対面させる第1位置と、前記液体吐出ヘッドを前記搬送手段による前記記録媒体の搬送領域外の第2位置との間を移動可能に設けられ、
前記キャリッジを前記第1位置で前記本体フレームに固定するキャリッジ固定手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7において、
前記キャリッジ固定手段として、電磁石と、該電磁石に磁着される被固定部材と、が用いられ、
前記電磁石及び前記被固定部材のうち、一方が前記本体フレームに設けられ、他方が前記キャリッジに設けられることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7又は8において、
前記第2位置に前記液体吐出ヘッドをメンテナンスするメンテナンス手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項において、
前記液体吐出ヘッドは、前記記録媒体の前記幅方向に長いラインヘッドであり、
前記液体吐出ヘッドに対して前記記録媒体を前記搬送方向へ1回だけ相対移動させて当該記録媒体上に画像を形成するシングルパス方式の描画が行われることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010217384A JP5436382B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 画像形成装置 |
US13/246,531 US8540343B2 (en) | 2010-09-28 | 2011-09-27 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010217384A JP5436382B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012071473A JP2012071473A (ja) | 2012-04-12 |
JP5436382B2 true JP5436382B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=45870224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010217384A Expired - Fee Related JP5436382B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8540343B2 (ja) |
JP (1) | JP5436382B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6008091B2 (ja) * | 2012-04-26 | 2016-10-19 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッド駆動機構および印刷装置 |
JP6321920B2 (ja) * | 2012-05-02 | 2018-05-09 | 株式会社小森コーポレーション | シートデジタル印刷機 |
JP2014046563A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置 |
JP6052617B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2016-12-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インクジェット装置 |
JP6183092B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2017-08-23 | セイコーエプソン株式会社 | 画像記録装置 |
US9688071B2 (en) | 2015-06-11 | 2017-06-27 | Ricoh Company, Ltd. | Head array and image forming apparatus incorporating same |
JP2017001385A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | ラインヘッドアレイ及び、これを用いた画像形成装置 |
US10807367B2 (en) | 2018-03-16 | 2020-10-20 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge device and liquid discharge apparatus including liquid discharge device |
JP7346557B2 (ja) * | 2018-10-05 | 2023-09-19 | メムジェット テクノロジー リミテッド | スケーラブルプリンタのための統合インクジェットモジュール |
JP2023074202A (ja) | 2021-11-17 | 2023-05-29 | 株式会社リコー | 収容体、レーザー加工装置、及びレーザー加工方法 |
CN117049177A (zh) * | 2023-09-14 | 2023-11-14 | 江苏宏芯亿泰智能装备有限公司 | 喷码设备 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04110154A (ja) | 1990-08-31 | 1992-04-10 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
US5488396A (en) * | 1994-03-07 | 1996-01-30 | Tektronix, Inc. | Printer print head positioning apparatus and method |
JP3328109B2 (ja) * | 1994-07-14 | 2002-09-24 | 富士通株式会社 | インクジェットプリンタ |
JP4460875B2 (ja) | 2003-11-05 | 2010-05-12 | オリンパス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2006212927A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Olympus Corp | 画像形成装置の位置決め構造 |
JP2009292044A (ja) | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置 |
-
2010
- 2010-09-28 JP JP2010217384A patent/JP5436382B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-09-27 US US13/246,531 patent/US8540343B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20120075382A1 (en) | 2012-03-29 |
US8540343B2 (en) | 2013-09-24 |
JP2012071473A (ja) | 2012-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5436382B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4396559B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
US20060098070A1 (en) | Recording apparatus | |
JP2010208250A (ja) | 画像形成装置 | |
CN1868744A (zh) | 喷墨成像装置及用于补偿故障喷嘴的方法 | |
US9010925B2 (en) | Air film support device for an inkjet printer | |
US20140111573A1 (en) | Method for analyzing positional deviation of head modules, recording medium, and method for adjusting inkjet head | |
US9895880B2 (en) | Method for adjusting recording head, and image forming apparatus | |
JP5393561B2 (ja) | インクジェット描画装置及びその設計方法並びに描画品質改善方法 | |
JP2012035573A (ja) | 液体吐出ヘッド、画像記録装置及び方法 | |
JP5393560B2 (ja) | インクジェット描画装置及びその設計方法並びに描画品質改善方法 | |
JP2023105083A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5393562B2 (ja) | インクジェット描画装置及びその設計方法並びに描画品質改善方法 | |
JP2015096317A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2010194893A (ja) | ヘッド洗浄装置及び画像記録装置並びにヘッド洗浄方法 | |
JP5458592B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びノズルプレートの製造方法 | |
JP2011218748A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011025463A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012139987A (ja) | 液体吐出ヘッド及び画像記録装置 | |
JP5649460B2 (ja) | 記録ヘッド、画像形成装置及び液体吐出装置 | |
JP3956807B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2009226602A (ja) | 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置並びに液体吐出装置の設計方法 | |
US20190134978A1 (en) | Printhead design that mounts at different angles to print at multiple resolutions | |
JP2014058172A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2005035166A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5436382 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |