JP2015096317A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の低下を抑制し、好適な画質の画像を記録することができる、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】インクジェットヘッドは、インクを吐出する複数の第一ノズル321と、インクを吐出する複数の第二ノズル322を含む。第一ノズル321と第二ノズル322は同一直径である。複数の第一ノズル321は、ノズル密度が25npi以下となる第一間隔で第一方向に整列されて第一ノズル列を形成する。複数の第二ノズル322は、第一間隔で第一方向に整列されて第二ノズル列を形成する。第一ノズル列と第二ノズル列は、第一間隔以上の第二間隔で、第一方向に直交する第二方向に隣り合った状態で設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェットヘッドとインクジェット記録装置に関する。
インクジェットに関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、インクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置では、複数種類のインクが少なくとも2つ以上のインクグループに分類され、記録ヘッド内における、隣接するノズル列には、異なるインクグループに属するインクが交互に配置される。特許文献2には、インクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置では、印字部のヘッドは、記録紙の送り方向と略直交する方向に記録紙の全幅に対応する長さにわたって複数のノズルが一直線上に並べられたノズル列を有する。1インチ当たり300個(300npi)以上のノズル密度でノズルが配置される。出願人は、特許文献3でインクジェット記録方法に関する技術を提案している。
特開2011−46061号公報 特開2005−313626号公報 特開2012−87504号公報
インクジェット記録装置は、記録媒体に画像を高品質に記録することができる。そのため、インクジェット記録装置は、家庭用途の他、産業分野においても利用されている。発明者は、インクジェットヘッドでノズル密度を高め隣り合うノズルの間隔を狭くした状態で、各ノズルから連続的にインクを吐出し画像を記録すると、吐出されたインクの着弾位置が目標位置からずれてしまい、画質が低下する場合があることを認識した。発明者は、駆動周波数を高め、インクの吐出間隔が短くなる程、画質が低下することを認識した。更に、発明者は、インクジェットヘッドでノズルが形成された吐出面と記録媒体の記録面の間隔が大きくなる程、画質が低下することを認識した。例えば、厚みにばらつきがある又は記録面に突出物がある記録媒体が対象とされる場合、吐出面と記録媒体の接触を防止するため、吐出面と記録面の間隔が大きくされる。例えば、記録媒体が毛羽立ちのある布帛である場合、吐出面と記録面の間隔は、数mm〜10mm程度又はこれ以上に設定されることもある。
本発明は、画質の低下を抑制し、好適な画質の画像を記録することができる、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、インクを吐出する複数の第一ノズルと、前記インクを吐出する、前記第一ノズルと同一直径の複数の第二ノズルと、を含み、前記複数の第一ノズルは、ノズル密度が25npi以下となる第一間隔で第一方向に整列されて第一ノズル列を形成し、前記複数の第二ノズルは、前記第一間隔で前記第一方向に整列されて第二ノズル列を形成し、前記第一ノズル列と前記第二ノズル列とは、前記第一間隔以上の第二間隔で、前記第一方向に直交する第二方向に隣り合った状態で設けられる、インクジェットヘッドである。
これによれば、駆動周波数及び吐出面と記録面の間隔(第三間隔)に関わらず、吐出されたインクの着弾位置ずれを抑制することができる。これに伴い、インクを目標位置に精度よく着弾させることが可能となる。発明者は、上述したような課題について検討を行った結果、次のような考えに至った。即ち、所定の1本のノズル列を形成する各ノズルから同時又は同様のタイミングでそれぞれ吐出されたインクにより、このノズル列に対応した気流の壁が形成される場合がある。この気流の壁は、複数のノズル列のそれぞれに対応して複数形成される。更に、例えば、画像の記録時の所定の動作により、各ノズル列の気流の壁によって仕切られた領域内で渦流が発生する場合がある。吐出されたインクは、飛翔中に、このインクを吐出したノズル付近に発生した渦流の影響を受けると考えられる。気流の壁間に発生した渦流の影響は、インク滴量が少ない程受け易く、この影響を受けたインクは、異なる方向に流され、目標位置からずれた位置に着弾する。この点に関し、複数の第一ノズルと複数の第二ノズルを、ノズル密度が25npi(nozzles per inch)以下となる第一間隔で第一方向にそれぞれ整列させ、第一ノズル列と第二ノズル列を第一間隔以上の第二間隔で第二方向に隣り合った状態で設けることで、気流の壁の形成と渦流の発生を抑制することが可能となり、吐出後のインクをスムーズに飛翔させることができる。「ノズル密度が25npi以下となる第一間隔」は、「1inch=25.4mm」とした場合、1.016mm(第一間隔=1(inch)×25.4(mm)/25個)以上となる。
本発明の他の側面は、上記のインクジェットヘッドと、画像が記録される記録媒体が載せ置かれる載置面を含む載置部と、を備える、インクジェット記録装置である。これによれば、上述した機能が得られるインクジェット記録装置とすることができる。
このインクジェット記録装置において、前記インクジェットヘッドは、前記複数の第一ノズルと前記複数の第二ノズルとが形成された前記インクジェットヘッドの吐出面と、前記載置面に載せ置かれた前記記録媒体の記録面と、の第三間隔が3mm以上となる、前記載置面の上方に設けられる、ようにしてもよい。これによれば、記録媒体が吐出面に接することを防止しつつ、記録面に画像を記録することができる。
本発明によれば、画質の低下を抑制し、好適な画質の画像を記録することができる、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を得ることができる。
インクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 インクジェットヘッドをノズルが形成された吐出面の側から視た図である。 画質の判定基準を示す写真である。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
<インクジェット記録装置>
インクジェット記録装置10について、図1及び図2を参照して説明する。インクジェット記録装置10では、記録媒体14が搬送され、記録媒体14の記録面15に画像が記録される。インクジェット記録装置10では、各種の記録媒体14を対象として画像が記録される。記録媒体14としては、例えば、布帛又は建築用資材が挙げられる。本実施形態では、記録媒体14が長尺状の布帛である場合を例に説明する。また、画像の記録に用いられるインク色は、ブラック、マゼンタ、イエロー及びシアンの4色とする。インク色は、これら以外の色であってもよい。インク色数は、3色以下又は5色以上としてもよい。図1で搬送方向の下流側に図示された記録媒体14の部分に付した網点模様は、記録媒体14に記録された画像に対応する。
インクジェット記録装置10は、図1に示すように、搬送部20と、記録部30と、移動部40と、メインタンク50K,50M,50Y,50Cを備える。搬送部20は、搬送面21に載せ置かれた記録媒体14を、記録媒体14の長手方向に沿って搬送する。即ち、搬送面21を含む搬送部20は、画像が記録される記録媒体14を載せ置く載置面を含む載置部としての側面を有する。
本実施形態では、搬送部20によって記録媒体14が搬送される方向を「搬送方向」という。搬送方向は、記録媒体14の長手方向に沿った方向であって、記録媒体14の短手方向に直交する方向である。記録媒体14の短手方向は、記録媒体14の幅方向であって、後述するように記録部30が移動部40により往復移動される方向(主走査方向)に一致する。本実施形態では、搬送方向及びこれと反対方向を、記録媒体14の長手方向に準じ「長手方向」という。なお、搬送方向及びこれと反対方向は、前述した主走査方向に対して「副走査方向」と称されることもある。搬送方向及びこれと反対方向のそれぞれに直交する方向を、記録媒体14の短手方向に準じ「短手方向」という。
記録部30は、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cと、キャリッジ34を備える。インクジェットヘッド31Kは、ブラックインクを吐出し、ブラックインクにより画像を記録するインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド31Kには、ブラックインクを吐出するノズル32が複数形成される(図2参照)。インクジェットヘッド31Mは、マゼンタインクを吐出し、マゼンタインクにより画像を記録するインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド31Mには、マゼンタインクを吐出するノズル32が複数形成される(図2参照)。
インクジェットヘッド31Yは、イエローインクを吐出し、イエローインクにより画像を記録するインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド31Yには、イエローインクを吐出するノズル32が複数形成される(図2参照)。インクジェットヘッド31Cは、シアンインクを吐出し、シアンインクにより画像を記録するインクジェットヘッドである。インクジェットヘッド31Cには、シアンインクを吐出するノズル32が複数形成される(図2参照)。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cは、同様の構成を有する。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cは、複数のヘッドユニットを、長手方向、又は、長手方向及び短手方向に配列してそれぞれ形成するようにしてもよい。
インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、複数のノズル32は、複数の第一ノズル321と、複数の第二ノズル322に分類される(図2参照)。第一ノズル321と第二ノズル322は、同一直径のノズルである。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、複数の第一ノズル321と複数の第二ノズル322は、千鳥状に配置される。複数の第一ノズル321は、ノズル密度が25npi以下となる第一間隔W1で第一方向に整列されて第一ノズル列LAを形成する。複数の第二ノズル322は、第一間隔W1で第一方向に整列されて第二ノズル列LBを形成する。記録部30を短手方向に往復移動させて画像を記録するタイプのインクジェット記録装置10では、「第一方向」は、長手方向となる。
本実施形態では、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、複数のノズル32を、第一ノズル321と第二ノズル322に分類し、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれに、2列のノズル列が形成された構成を例に説明する。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cにそれぞれ形成されるノズル列は、複数のノズル32を3以上に分類し、3列以上とするようにしてもよい。本実施形態において、「ノズル32」は、第一ノズル321と第二ノズル322を区別せず、又は、これらを総称するものである。図2では、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、複数のノズル32(第一ノズル321及び第二ノズル322)の数及び配置は、簡略化して図示されている。そして、図2では、複数の第一ノズル321と複数の第二ノズル322は、上述したような25npi以下のノズル密度では図示されていない。
インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、第一ノズル列LAと第二ノズル列LBは、第二間隔W2で第二方向に隣り合った状態で設けられる。複数の第一ノズル321と複数の第二ノズル322を千鳥状に配置した場合、第一ノズル列LAと第二ノズル列LBは、第一方向に所定量だけずれた位置関係となる。第二方向は、第一方向に直交する方向である。記録部30を短手方向に往復移動させて画像を記録するタイプのインクジェット記録装置10では、「第一方向」は、上述した通り、長手方向となる。従って、「第二方向」は、短手方向となる。以下、第一方向を長手方向とし、第二方向を短手方向として説明する。
第一間隔W1は、長手方向に隣り合うノズル32の中心間距離であり、第二間隔W2は、短手方向に隣り合う第一ノズル列LAと第二ノズル列LBの中心間距離である。第一間隔W1は、ノズル密度が25npiである場合、1.016mm(第一間隔W1=1(inch)×25.4(mm)/25)となる。第二間隔W2は、第一間隔W1以上の間隔である。従って、第二間隔W2は、ノズル密度が25npiである場合の第一間隔W1「1.016mm」以上の範囲に設定される。第二間隔W2は、ノズル列数の他、後述する気流の壁の影響を考慮して設定される。図2に示す状態は、「第二間隔W2=第一間隔W1」となる状態である。
キャリッジ34には、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cが所定の位置に位置決めされた状態でそれぞれ搭載される。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cは、図1に示すように、短手方向に隣り合った状態でキャリッジ34に搭載される。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの配列順序は、図1とは異なる順序としてもよい。これらの配列順序は、諸条件を考慮して適宜決定される。
記録部30は、搬送部20の搬送面21の上方に設けられる。このとき、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの各吐出面33と記録媒体14の記録面15の第三間隔G3(図1参照)は、例えば、2mmより広く、具体的には、3mm以上に設定される。第三間隔G3は、記録媒体14の厚みのばらつき及び/又は記録面15の状態(毛羽立ち等)を考慮し、適宜設定される。例えば、記録面15に毛羽立ちがある布帛が記録媒体14となる場合、第三間隔G3を10mmとすることもある。但し、第三間隔G3は、最大で20mm程度とされる。吐出面33は、ノズル32が形成されたインクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの各面である。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの各吐出面33は、同一の仮想平面(水平面)内に含まれる。搬送部20によって搬送される記録媒体14は、第三間隔G3を隔てて記録面15が吐出面33と対向した状態で、記録部30を通過する。
移動部40は、記録部30を短手方向に往復移動させる。移動部40は、図1に示すように、2個のプーリ41,42と、タイミングベルト43を含む。2個のプーリ41,42は、搬送部20を基準として、短手方向の両側にそれぞれ設けられる。例えば、プーリ41にはモータ(不図示)が連結され、プーリ42は、回転自在に支持される。プーリ41は、モータの回転に伴い回転する。タイミングベルト43は、張力が作用した状態でプーリ41,42に架け渡される。タイミングベルト43には、キャリッジ34に固定された支持部46を介して記録部30が取り付けられる。
インクジェット記録装置10で画像の記録が行われる場合、プーリ41に連結されたモータが時計回りと反時計回りに往復して回転する。そして、モータの回転に伴い、プーリ41が左右両側に往復して回転する(プーリ41の回転方向については、図1でプーリ41の内側に示す「弧状の矢印」参照)。モータが所定の方向に回転することでプーリ41が左回転すると、タイミングベルト43も左回転する。プーリ42は、左回転するタイミングベルト43に従動して回転する。これに伴い、記録部30は、短手方向の第二側から第一側に移動する。記録部30が短手方向の第一側の移動端に到達すると、モータの回転方向は反転し、プーリ41は、右回転する。プーリ41が右回転すると、タイミングベルト43も右回転する。プーリ42は、右回転するタイミングベルト43に従動して回転する。これに伴い、記録部30は、短手方向の第一側から第二側に移動する。記録部30が短手方向の第二側の移動端に到達すると、モータの回転方向は再度反転し、プーリ41は、再度左回転する。移動部40による記録部30の短手方向への往復移動は、画像の記録が終了するまで繰り返される。
メインタンク50Kは、ブラックインクを貯留するタンクである。ブラックインクは、メインタンク50Kから流出し、供給チューブ51Kを流れて、インクジェットヘッド31Kに供給される。メインタンク50Mは、マゼンタインクを貯留するタンクである。マゼンタインクは、メインタンク50Mから流出し、供給チューブ51Mを流れて、インクジェットヘッド31Mに供給される。メインタンク50Yは、イエローインクを貯留するタンクである。イエローインクは、メインタンク50Yから流出し、供給チューブ51Yを流れて、インクジェットヘッド31Yに供給される。メインタンク50Cは、シアンインクを貯留するタンクである。シアンインクは、メインタンク50Cから流出し、供給チューブ51Cを流れて、インクジェットヘッド31Cに供給される。
図1では、供給チューブ51K,51M,51Y,51Cの図示を簡略化している。供給チューブ51K,51M,51Y,51Cは、記録部30の短手方向への往復移動に対応可能な状態で設けられる。
インクジェット記録装置10で、記録部30を短手方向に往復移動させて記録媒体14に画像が記録される場合、記録媒体14は、搬送部20によって搬送方向に搬送される。搬送部20による記録媒体14の搬送は、記録部30の短手方向への移動に応じて間欠的に行われる。各色のインクは、記録部30が短手方向に移動している所定のタイミングで、インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cにそれぞれ形成されたノズル32から、記録媒体14に向けて吐出される。インクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの各ノズル32から吐出された各色のインクは、記録媒体14の記録面15に着弾する。着弾した各色のインクにより記録媒体14の記録面15に画像が記録される。
<実施例>
本実施形態のインクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cの有効性を確認するため、実験を行った。以下、今回の実験方法及び実験結果について、図3及び表1〜表5を参照して説明する。
<実験方法>
今回の実験では、上記のインクジェット記録装置10と同様、インクジェットヘッドを含む記録部を往復移動させて画像の記録を行うタイプのインクジェット記録装置を用いた。実験では、1つのインクジェットヘッドから1色のインクを吐出し、記録媒体の記録面にその1色によるベタ画像を記録した。記録媒体としては、コート紙を用いた。インクジェット記録の条件は、次の条件(1)〜(4)とした。
(1)吐出面と記録面の間隔:1mm,2mm,3mm,5mm,10mm
(2)インク滴量:45pl/滴,90pl/滴
(3)ノズル密度:100npi,50npi,33.3npi,25npi
(4)駆動周波数:1kHz,2kHz,3kHz,5kHz,10kHz,20kHz
インクジェットヘッドに形成されたノズルの直径は、50μmとした。条件(3)に関し、1本のノズル列において隣り合うノズルの間隔(図2の「第一間隔W1」参照 上記同様「第一間隔W1」という)は、ノズル密度が100npiの場合、0.254mmとなる(1inch=25.4mm 以下同じ)。同じく、ノズル密度が50npiの場合、0.508mmとなる。ノズル密度が33.3npiの場合、0.762mmとなる。ノズル密度が25npiの場合、1.016mmとなる。実験に用いたインクジェット記録装置が備える記録部のインクジェットヘッドには、複数のノズル列が形成されており、隣り合うノズル列の間隔(図2の「第二間隔W2」参照 上記同様「第二間隔W2」という)は、25npiの第一間隔W1に相当する1.016mmで一定とした。隣り合うノズル列の間隔は、ノズルの直径「50μm」に対して、20.32倍(1.016/0.05)となる。
そして、記録された画像の画質を、良好(判定結果:○)、やや不良(判定結果:△)及び不良(判定結果:×)の3段階に分類した。記録された画像に風紋が認められない場合、判定結果を「良好(○)」とした(図3の「画質:良好」参照)。記録された画像に風紋が僅かに認められる場合、判定結果を「やや不良(△)」とした(図3の「画質:やや不良」参照)。記録された画像に風紋が明確に認められる場合、判定結果を「不良(×)」とした(図3の「画質:不良」参照)。
<実験結果1>
吐出面と記録面との間隔(図1の「第三間隔G3」参照 上記同様「第三間隔G3」という)が1mmである場合の実験結果1を表1に示す。第三間隔G3が1mmである場合、ノズル密度、インク滴量及び駆動周波数の各条件に関わらず、記録された画像に風紋は認められず、画質は良好であった。
<実験結果2>
第三間隔G3が2mmである場合の実験結果2を表2に示す。第三間隔G3が2mmである場合、ノズル密度、インク適量及び駆動周波数の各条件に関わらず、記録された画像に風紋は認められず、画質は良好であった。
<実験結果3>
第三間隔G3が3mmである場合の実験結果3を表3に示す。第三間隔G3が3mmである場合、100npi、50npi及び33.3npiの各ノズル密度では、風紋が確認され、画質の低下が認められた。100npiの場合、駆動周波数が2kHz以上になると、画質は「不良」に低下した。このことは、インク滴量が45pl及び90plの何れについても同じであった。
50npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が3kHz以上になった場合、又は、インク滴量が90plで駆動周波数が10kHz以上になった場合、画質は「やや不良」に低下した。33.3npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が10kHz以上になると、画質は「やや不良」に低下した。
これに対して、ノズル密度が25npiではインク滴量及び駆動周波数に関わらず、記録された画像に風紋は認められず、画質は良好であった。
<実験結果4>
第三間隔G3が5mmである場合の実験結果4を表4に示す。第三間隔G3が5mmである場合、100npi、50npi及び33.3npiの各ノズル密度では、風紋が確認され、画質の低下が認められた。100npiでは、駆動周波数が2kHz以上になると、画質は「不良」に低下した。このことは、インク滴量が45pl及び90plの何れについても同じであった。
50npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が2kHz以上になった場合、又は、インク滴量が90plで駆動周波数が3kHz以上になった場合、画質は「不良」に低下した。インク滴量が90plで駆動周波数が2kHzの場合、画質は「やや不良」に低下した。
33.3npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が3kHz及び5kHzになると、画質は「やや不良」に低下し、10kHz以上になった場合、「不良」に低下した。インク滴量が90plで駆動周波数が10kHz以上の場合、画質は「やや不良」に低下した。
これに対して、ノズル密度が25npiではインク滴量及び駆動周波数に関わらず、記録された画像に風紋は認められず、画質は良好であった。
<実験結果5>
第三間隔G3が10mmである場合の実験結果5を表5に示す。第三間隔G3が10mmである場合、100npi、50npi及び33.3npiの各ノズル密度では、風紋が確認され、画質の低下が認められた。100npiでは、駆動周波数が2kHz以上になると、画質は「不良」に低下した。このことは、インク滴量が45pl及び90plの何れについても同じであった。
50npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が2kHz以上になった場合、又は、インク滴量が90plで駆動周波数が3kHz以上になった場合、画質は「不良」に低下した。インク滴量が90plで駆動周波数が2kHzの場合、画質は「やや不良」に低下した。
33.3npiでは、インク滴量が45plで駆動周波数が2kHzになると、画質は「やや不良」に低下し、3kHz以上になった場合、「不良」に低下した。インク滴量が90plで駆動周波数が3kHz以上の場合、画質は「不良」に低下した。
これに対して、ノズル密度が25npiではインク滴量及び駆動周波数に関わらず、記録された画像に風紋は認められず、画質は良好であった。
<考察>
風紋は、気流の壁が原因となって生じるものと考えられる。気流の壁は、所定の1本のノズル列を形成する各ノズルから同時又は同様のタイミングでそれぞれ吐出されたインクにより、このノズル列に対応して形成される。ノズル列が複数である場合、気流の壁は、複数のノズル列のそれぞれに対応して複数形成される。更に、例えば、記録媒体の搬送及び/又は記録部の往復移動といった、画像の記録時の所定の動作により、各ノズル列の気流の壁によって仕切られた領域内で渦流が発生する。吐出されたインクは、例えば、このインクを吐出したノズル付近に発生した渦流の影響を受ける。上記の結果からも明らかな通り、風紋は、ノズル密度を高密度化し、駆動周波数を高め、第三間隔G3が広くなる程、発生し易くなる。第三間隔G3を3mm以上とした場合、条件によっては、画質の低下が認められた(表3〜表5参照)。しかし、ノズル密度を25npiとし、且つ、隣り合うノズル列の第二間隔W2を25npiに相当する1.016mmとした場合、第三間隔G3を3mm以上としても、良好な画質が実現された。ノズル密度を25npiとし、且つ、隣り合うノズル列の第二間隔W2を25npiに相当する1.016mmとすることで、第三間隔G3(1mm〜10mm)、インク滴量及び駆動周波数の各条件に関わらず、風紋の発生を抑制し、画質の低下を防ぐことができる。
ノズルの直径が50μmである場合、ノズル密度を25npiとしたノズル列では、第一間隔W1は、ノズルの直径の20.32倍(1.016/0.05)となる。1本のノズル列を基準とすると、風紋の発生を抑制するためには、第一間隔W1は、ノズルの直径の20.32倍以上とするとよい。複数のノズル列が形成される場合、第二間隔W2は、ノズルの直径の20.32倍以上とするとよい。
<本実施形態の効果>
第一ノズル列LAと第二ノズル列LBが形成されたインクジェットヘッド31K,31M,31Y,31Cのそれぞれにおいて、複数の第一ノズル321をノズル密度が25npi以下となる第一間隔W1で長手方向に整列させて第一ノズル列LAを形成し、複数の第二ノズル322をノズル密度が25npi以下となる第一間隔W1で長手方向に整列させて第二ノズル列LBを形成することとした(図2参照)。第一ノズル列LAと第二ノズル列LBは、第一間隔W1以上の第二間隔W2で、短手方向に隣り合った状態で設けられる(図2参照)。
そのため、駆動周波数及び第三間隔G3に関わらず、吐出されたインクの着弾位置ずれを抑制することができる。これに伴い、インクを目標位置に精度よく着弾させることが可能となる。ノズル密度を高密度化した場合、吐出されたインクは、飛翔中に、このインクを吐出したノズル付近に発生した渦流の影響を受けると考えられる。気流の壁間に発生した渦流の影響は、インク滴量が少ない程受け易く、この影響を受けたインクは、異なる方向に流され、目標位置からずれた位置に着弾する。この点に関し、複数の第一ノズル321と複数の第二ノズル322をノズル密度が25npi以下となる第一間隔W1で長手方向にそれぞれ整列させ、第一ノズル列LAと第二ノズル列LBを第一間隔W1以上の第二間隔W2で短手方向に隣り合った状態で設けることで、気流の壁の形成と渦流の発生を抑制することが可能となり、その結果、吐出後のインクをスムーズに飛翔させることができる。画質の低下を抑制し、好適な画質の画像を記録することができる。
また、第三間隔G3を広くする、具体的には、3mm以上とすることができるため、各種の記録媒体14に対して、高品質な画像を記録することができる。厚みにばらつきがあり、及び/又は、記録面15に突出物があるような記録媒体14であっても、記録媒体14の吐出面33への接触を防止しつつ、画像の記録を実行することができる。
<変形例>
本実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下の構成を採用したインクジェット記録装置によっても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。以下では上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は適宜省略する。
(1)上記では、インクジェット記録装置10が、記録部30を短手方向に往復移動させて画像を記録するタイプの記録装置である場合を例に説明した(図1参照)。ノズル密度を25npi以下とした複数の第一ノズルによる第一ノズル列と、ノズル密度を25npi以下とした複数の第二ノズルによる第二ノズル列が形成されたインクジェットヘッドは、ライン型のインクジェットヘッドに採用することもできる。ライン型のインクジェットヘッドでは、短手方向に各色のインクを吐出するノズルが配列される。例えば、各色用のライン型のインクジェットヘッドでは、複数のノズルは、短手方向において、記録媒体14の幅W4(図1参照)以上の範囲に形成される。
ライン型のインクジェットヘッドでも、複数のノズルは、複数の第一ノズルと、複数の第二ノズルに分類される。各色用のインクジェットヘッドにおいて、複数の第一ノズルと複数の第二ノズルは、千鳥状に配置される。複数の第一ノズルは、ノズル密度が25npi以下となる第一間隔で第一方向に整列されて第一ノズル列を形成する。複数の第二ノズルは、第一間隔で第一方向に整列されて第二ノズル列を形成する。第一ノズル列と第二ノズル列は、第二間隔で第二方向に隣り合った状態で設けられる。ライン型のインクジェットヘッドでは、前述した「第一方向」は、短手方向となり、前述した「第二方向」は、長手方向となる。換言すれば、ライン型のインクジェットヘッドでは、「第一方向」は、第一ノズル列と第二ノズル列がそれぞれ延在する主走査方向となり、「第二方向」は、第一ノズル列と第二ノズル列がそれぞれ延在する方向に直交する副走査方向となる。第一ノズル列と第二ノズル列の第二間隔は、上記同様、第一間隔以上に設定される。各色用のインクジェットヘッドに形成されるノズル列は、複数のノズルを3以上に分類し、3列以上とするようにしてもよい。
ライン型のインクジェットヘッドによる記録部を備えるインクジェット記録装置では、移動部40及び支持部46は省略される。搬送部20による記録媒体14の搬送は、連続的に行われる。
(2)上記では、搬送部20によって記録媒体14を搬送方向に搬送し、搬送途中に記録部30を通過させて、画像を記録するインクジェット記録装置10を例に説明した(図1参照)。長手方向における、記録媒体と記録部の移動は相対的に行われればよい。例えば、記録媒体が所定の長さの短冊状であるとする。インクジェット記録装置は、テーブル状の載置部を備え、記録媒体は、このテーブル状の載置部の上面(載置面)に載せ置かれる。インクジェット記録装置は、上述した移動部40に対応する移動部の他、記録部を長手方向に移動する別の移動部を備える。この別の移動部は、記録部の往復移動に応じて、記録部を長手方向に間欠的に移動する。別の移動部は、記録部が取り付けられた移動部40に対応する移動部を長手方向に移動することで、記録部を長手方向に移動するようにしてもよい。
10 インクジェット記録装置
14 記録媒体
15 記録面
20 搬送部
21 搬送面
30 記録部
31K,31M,31Y,31C インクジェットヘッド
32 ノズル
33 吐出面
34 キャリッジ
40 移動部
41,42 プーリ
43 タイミングベルト
46 支持部
50K,50M,50Y,50C メインタンク
51K,51M,51Y,51C 供給チューブ
321 第一ノズル
322 第二ノズル
G3 第三間隔
LA 第一ノズル列
LB 第二ノズル列
W1 第一間隔
W2 第二間隔
W4 幅

Claims (3)

  1. インクを吐出する複数の第一ノズルと、
    前記インクを吐出する、前記第一ノズルと同一直径の複数の第二ノズルと、を含み、
    前記複数の第一ノズルは、ノズル密度が25npi以下となる第一間隔で第一方向に整列されて第一ノズル列を形成し、
    前記複数の第二ノズルは、前記第一間隔で前記第一方向に整列されて第二ノズル列を形成し、
    前記第一ノズル列と前記第二ノズル列とは、前記第一間隔以上の第二間隔で、前記第一方向に直交する第二方向に隣り合った状態で設けられる、インクジェットヘッド。
  2. 請求項1に記載のインクジェットヘッドと、
    画像が記録される記録媒体が載せ置かれる載置面を含む載置部と、を備える、インクジェット記録装置。
  3. 前記インクジェットヘッドは、前記複数の第一ノズルと前記複数の第二ノズルとが形成された前記インクジェットヘッドの吐出面と、前記載置面に載せ置かれた前記記録媒体の記録面と、の第三間隔が3mm以上となる、前記載置面の上方に設けられる、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
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