JP6492837B2 - 液滴吐出方法および液滴吐出装置 - Google Patents
液滴吐出方法および液滴吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6492837B2 JP6492837B2 JP2015059150A JP2015059150A JP6492837B2 JP 6492837 B2 JP6492837 B2 JP 6492837B2 JP 2015059150 A JP2015059150 A JP 2015059150A JP 2015059150 A JP2015059150 A JP 2015059150A JP 6492837 B2 JP6492837 B2 JP 6492837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- nozzle
- nozzle row
- dots
- pass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
図1は、実施形態1に係る液滴吐出装置としてのインクジェットプリンター100の内部構成を示す斜視図、図2は、ブロック図である。
なお、図に付記するXYZ軸において、インクジェットプリンター100はX−Y平面上に設置されている。また、±X方向(X軸方向)を後述する走査方向、+Y方向を後述する搬送方向、Z方向を高さ方向として説明する。
まず、インクジェットプリンター100の基本構成について説明する。
インクジェットプリンター100(以下プリンター100と言う)は、「搬送部」としての搬送ユニット20、「走査移動部」としてのキャリッジユニット30、ヘッドユニット40、およびコントローラー60を有する。外部装置であるパーソナルコンピューター110(以下PC110と言う)から印刷データ(画像形成データ)を受信したプリンター100は、コントローラー60によって各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラー60は、PC110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、「印刷媒体」としての用紙10に画像を印刷(画像形成)する。
ヘッド41は、2つのヘッド(第1ノズル群41Aおよび第2ノズル群41B)を備えている。ヘッド41の構成については、後述する。
CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。
図3は、ヘッド41が有するノズルの配列の一例を示す説明図である。ヘッド41は、2つのヘッド(ノズル群)として第1ノズル群41Aおよび第2ノズル群41Bを備えている。各ノズル群には、8個のノズル列が設けられており、ヘッド41の下面には、これらノズルの吐出口が開口している。8個のノズル列は、それぞれシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、淡シアン(LC)、淡マゼンタ(LM)、淡ブラック(LK)、極淡ブラック(LLK)のインクを吐出する。
また、第1ノズル群41Aと第2ノズル群41Bとの間で同一のインク(同じ組成で構成されるインク)を吐出するノズル列同士の組み合わせを「ヘッドセット」という。
ドットの形成方法を説明する前に、ノズル列およびノズルの表記方法について説明する。
図5は、ヘッドセットを仮想ヘッドセット42Xとして表記する説明図である。
第1ヘッド42Aの各ノズル列における搬送方向上流側の4個のノズル(ノズル♯12A〜ノズル♯15A)と、第2ヘッド42Bの各ノズル列における搬送方向下流側の4個のノズル(ノズル♯1B〜ノズル♯4B)は、搬送方向の位置が重複している。以下の説明では、各ノズル列のこれらの4個のノズルのことを、重複ノズルと呼ぶ。
ここでは、第1ヘッド42Aの重複ノズルのうち、ノズル♯12Aおよびノズル♯13Aはインクを吐出し、ノズル♯14Aおよびノズル♯15Aはインクを吐出しない。また、第2ヘッド42Bの重複ノズルのうち、ノズル♯1Bおよびノズル♯2Bはインクを吐出せず、ノズル♯3Bおよびノズル♯4Bはインクを吐出する。
このような場合、図5の中央部に記載されたように、ヘッドセットを構成する2個のヘッド(第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42B)を1個の仮想ヘッドセット42Xとして表すことができる。以下の説明では、2個のヘッドを別々に描く代わりに、1個の仮想ヘッドセット42Xを用いてドット形成の様子を説明する。
図6は、通常処理の例の説明図である。通常処理とは、用紙10の中央部(用紙10の上端部でも下端部でもない領域)を印刷するときに行われる処理(吐出動作および搬送動作)である。コントローラー60は、各ユニットを制御することによって、以下に説明する通常処理を行う。
通常処理では、パスとパスとの間に行われる搬送動作において、9個のドット分の搬送量9Dにて用紙10が搬送される。例えば、図6の領域A(用紙10上の領域)には、パス1〜 パス6によりドットが形成され、領域Bには、パス2〜 パス7によりドットが形成されることを示している。
図7の左側には、各パスにおけるノズルの相対位置が示されている。黒く塗り潰されたノズルは、そのパスにおいて、1画素に1つの割合でドットを形成する。例えば、パス2のノズル♯8Bは、2つのドット位置に対して1つの割合でドットを形成する。斜線によるハッチングがなされたノズルは、2画素に1つの割合でドットを形成する。例えば、パス4のノズル♯10Aは、4つのドット位置に対して1つの割合でドットを形成する。
以下に、複数のヘッド間で部分オーバーラップ制御された画像が形成できない場合の上端処理の例について説明する。上端処理とは、用紙10の上端領域(+Y側の端部領域)を印刷するときに行われる処理(吐出動作および搬送動作)である。コントローラー60は、各ユニットを制御することによって、以下に説明する上端処理を行う。
図8(b):(1)〜(6)は、パス1〜パス6で用紙10に形成されるドットを示している。つまり、図8(a):(1)〜(6)のインク滴の位置を重ねた結果が図8(b):(1)〜(6)になっている。
上端処理では、奇数番目のパスでは、各ノズルは、奇数番目のラスタラインの位置になる。奇数番目のパスの後、1個のドット分の搬送量にて用紙10が搬送されるため、偶数番目のパスでは、各ノズルは、偶数番目のラスタラインの位置になる。このように、上端処理においても、各ノズルの位置は、パスごとに交互に、奇数番目または偶数番目のラスタラインの位置になる。
ここまでは、分かり易くするために、ドットが視認できる範囲で図示し説明してきた。そのため、図9に示すように、各ヘッドの使用率の変化(ラスタ番号方向の違い)が階段的に示されるが、実際の使用においては、数ピコリットルのインク滴で形成される無数のドットにより画像が形成されるため、各ヘッドの使用率は、以降の図で示すように、その変化を直線あるいは曲線に近似して示すことができる。
例えば、図10(a)は、6個のノズルを有する2つのヘッドを用いて、1回のパスでノズル当たり最大3個のドットを形成する通常処理を示している。この通常処理では、図10(a)の右側に示すように、それぞれのヘッドにより形成されるドットが4つ、つまり各ヘッドの使用率が50%のベタパターン(ドットの配置は、図10(a)の上方に示すように千鳥格子状に配列されている。)が形成される。
数ピコリットルのインク滴で形成される無数のドットによって画像を形成する場合には、ドット数を各ノズルの使用率に置き換え、図10(a)の各パスに描かれるピラミッド状に積まれたブロックは、図10(b)に示す三角形(あるいは台形)で表現することができる。
以下では、この三角形(あるいは台形)を用いた表現で、各パスにおけるノズルの使用率(つまりは、ラスタライン毎の各ヘッドの使用率)の分布を表現して説明する。
図11では、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bによるヘッドセットを図5に示す仮想ヘッドセット42Xのように+Y方向に並ぶ一列の第1ヘッド42Aと第2ヘッド42Bで表記している。また、図6と同様に、搬送ユニット20による用紙10の移動による相対位置を第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bが重ならないように斜め方向に配置して示している。つまり、図11では第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bが用紙10に対して移動しているように描かれているが、実際には用紙10が搬送方向(+Y方向)に移動する。また、図11において、+X方向における第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bの位置関係は意味を成さない。また、それぞれのヘッドの使用率(ラスタライン毎のそれぞれのヘッドに属するノズル毎の使用率)を図9と同様に示している。
図12は、図11と同様に、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bのヘッドセットを図5に示す仮想ヘッドセット42Xのように+Y方向に並ぶ一列の第1ヘッド42Aと第2ヘッド42Bで表記している。また、図6と同様に、搬送ユニット20による用紙10の移動による相対位置を第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bが重ならないように斜め方向に配置して示している。つまり、図12では第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bが用紙10に対して移動しているように描かれているが、実際には用紙10が搬送方向(+Y方向)に移動する。また、図12において、+X方向における第1ヘッド42A、第2ヘッド42Bの位置関係は意味を成さない。また、それぞれのヘッドの使用率(ラスタライン毎のそれぞれのヘッドに属するノズル毎の使用率)を図9と同様に示している。
第2領域に対しては、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bを使用してドットを形成し、+X方向に並ぶドットの列(ラスタライン)において、第1ヘッド42Aを使用して形成するドット数と第2ヘッド42Bを使用して形成するドット数の総和のドット数に対する第2ヘッド42Bを使用して形成するドット数の割合を第2ヘッド使用率としたとき、+X方向に並ぶドットの複数の列において(つまり複数のラスタラインに亘って)、第2ヘッド使用率を、−Y方向に、徐々に増加させる。
第3領域に対しては、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bを使用してドットを形成し、第2ヘッド使用率を一定(50%)とする。
以下に具体的に説明する。
第2ヘッド42Bが備える複数のノズルにより1回のパスで形成される+X方向に並ぶドットの複数の列(つまりは1回のパスで形成される複数のラスタライン)において、第2ヘッド1パス使用率を、−Y方向に、0%から25%まで増加させ、また25%から0%まで減少するように設定している。
パス9以降は通常処理によるパスである。
図12の右側に、これら(パス1〜パス9以降)を重ね合わせた結果として、第2ヘッド42Bの使用率のグラフを示す。
第1ヘッド42Aのみで形成された第1領域、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bを使用して形成され、第2ヘッド42Bの使用率がラスタライン毎に−Y方向に0%から50%まで増加する第2領域、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bをそれぞれ50%ずつ使用する第3領域が形成される。
下端処理においても、上述した上端処理の場合と同様に、第1ヘッド42Aの使用率が徐々に減少するように構成されるため、例えば、第1ヘッド42Aの特性と第2ヘッド42Bの特性との間に差異がある場合であっても、その変化が滑らかになる。
しかしながら、図13に示すように、第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42Bの使用率の変化を滑らかにするために、上端領域からの移行領域(パス5,6の部分)に加え、下端領域への移行処理においても、同様に、第1ヘッド42Aによるインク滴の吐出に空き時間(パス15,16の部分)が発生している。
図14は、このバンディング(むら)を軽減したヘッド使用率の遷移を示すグラフである。
図14に示すように、パス3における第2ヘッド42Bの使用をパス2に、パス7における第2ヘッド42Bの使用をパス6に、パス14における第1ヘッド42Aの使用をパス15に、それぞれシフトしている。このようにすることで、パス5,6およびパス15,16のパス2回分に当たる空き時間をパス1回分ずつとなるように分散させることができる。その結果、連続したパスの空き時間が無くなり、インク滴の乾燥時間の差が少なくなることで、バンディング(むら)を軽減することができる。
本願発明の実施形態1では、以下に説明する方法(実施例1,2)によってこれを改善している。
図15は、実施形態1に係るインクジェットプリンター100が備える第1ヘッド42Aと第2ヘッド42Bそれぞれのヘッド使用率の遷移を示す実施例1のグラフである。図15を参照し、本発明を具体化した実施形態の一例(実施例1)としての液滴吐出方法を説明する。
本実施形態の液滴吐出方法は、用紙10を搬送方向に移動する搬送動作と、複数のノズルが搬送方向に並んだ複数のノズル列(第1ヘッド42Aおよび第2ヘッド42B)を搬送方向と交差する走査方向に移動する走査動作と、走査動作を行いつつノズル列から用紙10に液滴を吐出する吐出動作と、2回の吐出動作の間に所定時間のインターバルを設ける不吐出動作とを有し、吐出動作と不吐出動作との組み合わせによって画像を形成する。不吐出動作を組み合わせることによって、インク滴を吐出する吐出動作のインターバルを制御することができる。すなわち、用紙10に吐出されたインク滴が乾燥する時間の差やその変化の度合いが少なくなるように制御することができる。その結果、この乾燥の度合いの差によって生じる印刷むらを抑制することができる。
図16は、本実施形態の実施例2に係るインクジェットプリンター101を示す斜視図である。
インクジェットプリンター101は、インクジェットプリンター101の動作状態を表示することで報知する表示パネル70を備えている。表示パネル70は、例えば液晶表示パネルであり、図16に示すように、インクジェットプリンター101の筐体前面に設置されている。インクジェットプリンター101の動作状態は、コントローラー60が把握し、その状態に応じた表示を表示パネル70に行う。
また、インクジェットプリンター101は、「不吐出動作」を、走査動作を停止させる動作として行い、不吐出動作中にインクジェットプリンター101が不吐出動作を行っていることを表示パネル70に表示する。
以上の点を除き、インクジェットプリンター101は、インクジェットプリンター100と同じである。以下に具体的に説明する。
また、走査動作を停止し待機させるタイミングは、下端処理の範囲に限定するものではない。例えば、通常処理から移行処理に移る範囲および移行処理の範囲において、徐々に各パス間の待機時間を長くし、下端処理の領域に挿入する待機時間まで滑らかに変化させる方法であっても良い。
不吐出動作は、走査動作を停止する動作である。そのため、走査動作を停止させる所定時間をよりフレキシブルに設定することができ、その結果、液滴を吐出する吐出動作のインターバルをよりフレキシブルに、またより適切に設定することができる。
また、不吐出動作中に不吐出動作を行っていることが表示パネル70に表示されるため、インク滴を吐出しない動作が所定の動作であることをより容易に認識することができる。つまり、例えば、インクジェットプリンター101の故障による不吐出ではないことが容易に認識され、ユーザーに不安を与えることが無い。
なお、不吐出動作中に不吐出動作を行っていることの報知は、表示パネル70への表示に限定するものではない。例えば、正常動作を示すパイロットランプなどにより表現する方法であっても良い。また、表示に限定するものではなく、例えばメロディーやブザーなどの報知音であっても良い。
上記の実施形態は、インクジェットプリンターについて記載しているが、この記載には、印刷装置、記録装置、液体の吐出装置、印刷方法、記録方法、液体の吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピューターシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法などの開示を含めている。
前述の実施形態では、インクジェットプリンターが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルター製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の液体吐出装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。このような分野に本技術を適用しても、液体を対象物に向かって直接的に吐出(直描)することができるという特徴があるので、従来と比較してより高品位の印刷、記録、画像形成などができる。
前述の実施形態は、インクジェットプリンターであるため、吐出する液滴はインクとして説明した。しかし、ノズルから吐出する液体は、インクに限られるものではない。例えば、金属材料、有機材料(特に高分子材料)、磁性材料、導電性材料、配線材料、成膜材料、電子インク、加工液、遺伝子溶液などを含む液体(水も含む)であっても良い。
前述の実施形態では、インク滴を吐出させるための駆動素子としてピエゾ素子を用いる例で説明したが、ヘッドの方式はこれに限定するものではなく、インクを液滴状に噴射させ、印刷(記録)媒体上にドット群を形成する他の印刷(記録)方式であってもよい。例えば、ノズルとノズルの前方に置いた加速電極間の強電界でノズルからインクを液滴状に連続噴射させ、インク滴が飛翔する間に偏向電極から印刷情報信号を与えて記録する方式、またはインク滴を偏向することなく印刷情報信号に対応して噴射させる方式(静電吸引方式)、小型ポンプでインクに圧力を加え、ノズルを水晶振動子などで機械的に振動させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方式、インクを印刷情報信号に従って微小電極で加熱発泡させ、インク滴を噴射し記録する方式(サーマルジェット方式)などであってもよい。
上記の実施形態では、ヘッドセットを構成するヘッドの数は2個であるが、3個以上であっても良い。仮にヘッドの数が3個以上であっても、上端処理や通常処理、下端処理を行えば、1個のヘッドだけでドットが形成される上端領域や下端領域、複数個のヘッドでドットが形成される通常領域が存在する。そして、ヘッドの数が3個以上の場合においても、上記の実施形態と同様の処理を行えば、バンディング(むら)が目立ちにくくなる。
本発明において、「ノズルが配列される方向」は、必ずしも物理的に形成された吐出口が並ぶ方向に限定しない。
例えば、吐出口の開口径に対して隣り合う(列内で前後する)吐出口のピッチを短く配列する場合などにおいては、ノズルを斜めに配列する場合がある。ノズルを斜めに配列した場合には、キャリッジユニット30によるX軸方向の走査速度に対して、インクを吐出するタイミングをずらすことで、見かけ上、Y軸方向に並んでいるように構成することができる。例えば、+X方向への走査において、長さ−dずれた位置に配置された吐出口は、吐出のタイミングをtd(=d/走査速度)だけ遅らせることで、そのずれが補正される。
このような場合においても、つまり、物理的にY軸方向に配列されておらず、仮想的にY軸方向に配列された場合であっても、本発明の「ノズルが配列される方向」として同様に見なすことができる。
Claims (6)
- 印刷媒体を搬送方向に移動する搬送工程と、
液滴を吐出する複数のノズルを有し、前記搬送方向に沿って異なる位置に配置される第1のノズル列および第2のノズル列を、前記搬送方向と交差する走査方向に沿った一方向に移動する走査工程と、
前記第1のノズル列および前記第2のノズル列から液滴を吐出する吐出工程と、
前記第1のノズル列および前記第2のノズル列から液滴を吐出しない不吐出工程と、
を有し、
前記印刷媒体の前記搬送方向の端部の処理において、すべての前記吐出工程の後に前記不吐出工程が実行されることを特徴とする液滴吐出方法。 - 前記不吐出工程は、前記走査工程の実行に掛かる時間だけ実行されることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出方法。
- 前記不吐出工程は、前記走査工程に伴われて実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の液滴吐出方法。
- 前記不吐出工程の実行中に、所定動作実行中であることを報知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液滴吐出方法。
- 印刷媒体を搬送方向に移動する搬送部と、
液滴を吐出する複数のノズルを有し、前記搬送方向に沿って異なる位置に配置される第1のノズル列および第2のノズル列と、
前記第1のノズル列および前記第2のノズル列を、前記搬送方向と交差する走査方向に移動する走査移動部と、
前記第1のノズル列および前記第2のノズル列から、液滴の吐出および不吐出を制御する制御部と、
を備え、
前記走査移動部が、前記第1のノズル列および前記第2のノズル列を前記走査方向に沿った一方向に移動するのに伴い、前記制御部は、前記第1のノズル列および前記第2のノズル列から液滴を吐出させ、前記走査移動部が、前記第1のノズル列および前記第2のノズル列を複数回移動する間に、前記制御部は、前記第1のノズル列および前記第2のノズル列を不吐出とする期間を設定可能であり、
前記印刷媒体の前記搬送方向の端部の処理において、すべての前記吐出の後に前記不吐出が実行されることを特徴とする液滴吐出装置。 - 前記第1のノズル列および前記第2のノズル列は、それぞれ異なるヘッドに備えられていることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015059150A JP6492837B2 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 |
US15/067,535 US9802421B2 (en) | 2015-03-19 | 2016-03-11 | Liquid droplet ejecting method and liquid droplet ejecting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015059150A JP6492837B2 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016175373A JP2016175373A (ja) | 2016-10-06 |
JP6492837B2 true JP6492837B2 (ja) | 2019-04-03 |
Family
ID=57069596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015059150A Active JP6492837B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-23 | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6492837B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6977329B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2021-12-08 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及び画像記録方法 |
JP7552268B2 (ja) | 2020-11-11 | 2024-09-18 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷物生産方法 |
JP2022171042A (ja) | 2021-04-30 | 2022-11-11 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、および、コンピュータプログラム |
JP2022171038A (ja) | 2021-04-30 | 2022-11-11 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、および、コンピュータプログラム |
JP2022184022A (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-13 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、および、コンピュータプログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998008686A1 (fr) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Citizen Watch Co., Ltd. | Appareil et procede d'impression en couleur |
JP3414217B2 (ja) * | 1997-09-01 | 2003-06-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成方法および画像形成制御装置 |
JP4343481B2 (ja) * | 2001-02-06 | 2009-10-14 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
JP2010184442A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Canon Inc | 記録装置、及び、記録制御方法 |
JP2015042452A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | セイコーエプソン株式会社 | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 |
-
2015
- 2015-03-23 JP JP2015059150A patent/JP6492837B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016175373A (ja) | 2016-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6492837B2 (ja) | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 | |
US9764551B2 (en) | Ink-jet head and printer | |
US9315024B2 (en) | Droplet discharging method and droplet discharging apparatus | |
JP2006264268A (ja) | 液体吐出ヘッド | |
US10493770B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
US9802421B2 (en) | Liquid droplet ejecting method and liquid droplet ejecting apparatus | |
KR100846793B1 (ko) | 잉크젯 프린터 | |
US9272530B2 (en) | Droplet discharging method and droplet discharging apparatus | |
JP5157703B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、ラスタライン形成方法 | |
JP6488803B2 (ja) | 液滴吐出装置、マスクパターン及び液滴吐出方法 | |
JP5157680B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、画像形成方法 | |
JP2017087431A (ja) | 液滴吐出装置および液滴吐出方法 | |
CN107020811B (zh) | 液体喷出装置、液体喷出方法 | |
JP6341648B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
CN105538910B (zh) | 图像形成装置及图像形成方法 | |
JP2014200971A (ja) | インクジェット印刷方法およびインクジェットプリンター | |
JP2004243574A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録方法 | |
JP4631474B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、及び、液滴吐出装置 | |
JP2016175215A (ja) | 液滴吐出方法および液滴吐出装置 | |
JP6724966B2 (ja) | 画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP3956393B2 (ja) | 液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
JP5560679B2 (ja) | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 | |
EP3377323B1 (en) | Inkjet printer and method of controlling inkjet printer | |
JP2005289053A (ja) | 液吐出装置及び打滴制御方法 | |
JP2009208222A (ja) | 液滴噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180124 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20180904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181030 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6492837 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |