JP5436199B2 - 液体洗浄剤組成物の製造方法 - Google Patents
液体洗浄剤組成物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5436199B2 JP5436199B2 JP2009297225A JP2009297225A JP5436199B2 JP 5436199 B2 JP5436199 B2 JP 5436199B2 JP 2009297225 A JP2009297225 A JP 2009297225A JP 2009297225 A JP2009297225 A JP 2009297225A JP 5436199 B2 JP5436199 B2 JP 5436199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- liquid detergent
- detergent composition
- mass
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
粉末洗浄剤は、洗浄剤中に含まれる水分が少ないため、水に不安定な機能素材や、水中で反応する機能素材を安定に配合する点で有利であり、この特徴を活用した様々な特性を有する製品が開発されている。
しかし、液体洗浄剤は、洗浄剤中の酵素の安定性が粉末洗浄剤に比べて低く、満足できるレベルには到達していない。そのため、洗浄剤中における酵素の安定性の向上は、高い洗浄力の確保のための重要な課題である。
このコンパクト型の液体洗浄剤は界面活性剤を高濃度に含有するので、その分水の割合が少ない。このため、コンパクト型の液体洗浄剤に配合した酵素は溶けにくくなり、析出したり変性したりしやすかった。特に、酵素としてプロテアーゼを用いた場合、自己消化により酵素活性が低下しやすくなるという問題もあった。
X−R1−COOH ・・・(I)
(式(I)中、R1は炭素数1〜4の二価の炭化水素基、またはアリーレン基であり、Xは−H、−OH、−CH3、または−COOHである。)
さらに、前記(C)成分がプロテアーゼであることが好ましい。
また、液体洗浄剤組成物中の前記(B)成分の含有量が0.1〜5.0質量%、前記(C)成分の含有量が0.01〜2.00質量%であり、かつ(B)成分と(C)成分の質量比((B)成分/(C)成分)が0.1〜15.0であることが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法においては、下記(A)〜(D)成分を含有する液体洗浄剤組成物を製造する。
なお、本発明において、これら各成分の含有量は、当該液体洗浄剤組成物の総質量に対する割合である。また、各成分の含有量を「濃度」ということがある。
(A)成分は、界面活性剤であり、液体洗浄剤組成物に洗浄力を付与するために用いられる。
(A)成分の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の(A)成分の含有量は、30〜75質量%が好ましく、より好ましくは45〜65質量%である。(A)成分の含有量が30質量%以上であれば、液体洗浄剤組成物に優れた洗浄力を付与できる。一方、(A)成分の含有量が75質量%以下であれば、液体洗浄剤組成物に高い保存安定性を付与できる。特に低温での液体洗浄剤組成物の粘度の増大が抑制される。
また、(A)成分の含有量が45〜65質量%の範囲内であれば、(A)成分が高濃度で含有されることになるので、本発明により得られる液体洗浄剤組成物をコンパクト型の洗浄剤として好適に用いることができると共に、酵素に由来する外観の濁りの発生を抑制できる。
しかし、本発明は後述するように、(B)成分と、(C)成分と、(D)成分の一部または全部とを混合した後に、残りの成分を混合することで液体洗浄剤組成物を製造するので、(B)成分と(C)成分とで複合体を形成しやすく、(C)成分が安定化されやすい。従って、本発明によれば、(A)成分を高濃度に含有したり、長期間保存したりしても、酵素活性を低下させることなく、かつ酵素の保存安定性を良好に維持でき、優れた洗浄力を発揮できる液体洗浄剤組成物を製造できる。
(A−1)成分は、ノニオン界面活性剤である。
(A−1)成分としては特に制限されないが、例えば下記一般式(II)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤が好適に用いられる。
R2−Y−(EO)s/(PO)t−R3 ・・・(II)
−Y−は、−O−、−COO−、−CONH−等の官能基である。
EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドである。
sはEOの平均付加モル数を表し、3〜20、好ましくは5〜18である。
tはPOの平均付加モル数を表し、0〜6、好ましくは0〜3である。
R3は水素原子、または炭素数1〜6のアルキル基もしくはアルケニル基であり、好ましくは水素原子、または炭素数1〜3のアルキル基もしくはアルケニル基である。
EOの平均付加モル数sが3未満であると臭気が発生したり液体洗浄剤組成物が劣化したりしやすくなる傾向にある。一方、EOの平均付加モル数sが20を超えると、HLB値が高くなりすぎて、特に皮脂洗浄に不利となるために洗浄機能が低下する傾向にある。
POの平均付加モル数tが6を超えると、液体洗浄剤組成物の高温下での保存安定性が低下する傾向にある。
ここで「HLB値」とは、界面活性剤の分子がもつ親水性と親油性の相対的な強さのことであり、その親水親油バランスを数量的に表したものをいう。
その他のノニオン界面活性剤としては、例えばアルキルフェノール、高級脂肪酸又は高級アミン等のアルキレンオキサイド付加体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、脂肪酸アルカノールアミン、脂肪酸アルカノールアミド、多価アルコール脂肪酸エステル又はそのアルキレンオキサイド付加体、多価アルコール脂肪酸エーテル、アルキル(またはアルケニル)アミンオキサイド、硬化ヒマシ油のアルキレンオキサイド付加体、糖脂肪酸エステル、N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルキルグリコシド等が挙げられる。
なお、界面活性剤を高濃度で含有させれば、少量の使用量で洗濯が行える、洗剤容器をコンパクトに出来るといった利点が得られる。このような場合、界面活性剤を高濃度で含有する観点から、(A−1)成分としては、第1級および第2級アルコールに酸化エチレンと酸化プロピレンが付加された化合物、第2級アルコールに酸化エチレンが付加された化合物(第2級のアルコールエトキシレート、日本触媒社製のソフタノールシリーズ)や、脂肪酸メチルに酸化エチレンが付加された化合物(MEE)など、高濃度においてもゲル化領域が小さい界面活性剤を用いるのが好ましい。
MEEとしては、後述のナロー率が30質量%以上のエチレンオキサイド付加体が好ましく、より好ましくはナロー率が55質量%以上であり、特に好ましくはナロー率が65質量%以上である。ナロー率は高いほど好ましいが、上限値としては実質的には80質量%以下である。ナロー率が30質量%以上、好ましくは55質量%以上であることにより、洗浄力、濯ぎ性、香気(臭気)、および液安定性が向上した液体洗浄剤組成物が得られやすくなる。
(A−2)成分は、アニオン界面活性剤である。
(A−2)成分としては特に制限されず、公知のアニオン界面活性剤を用いることができ、市場において容易に入手することができる。
(A−2)成分としては、例えば直鎖アルキルベンゼンスルホン酸またはその塩;α−オレフィンスルホン酸塩;直鎖または分岐鎖のアルキル硫酸エステル塩;アルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルケニルエーテル硫酸エステル塩;アルキル基を有するアルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸エステル塩などが挙げられる。
これらの塩としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、マグネシウムなどのアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミン塩などが挙げられる。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸またはその塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものが特に好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
アルキルエーテル硫酸エステル塩またはアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキサイドを付加したもの(すなわち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩またはポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩)が好ましい。
アルカンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20、好ましくは14〜17のアルキル基を有し、2級アルカンスルホン酸塩が特に好ましい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、炭素数10〜20のものが好ましい。
これらの中でも、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸またはその塩、アルカンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、およびα−オレフィンスルホン酸塩が特に好ましい。
その他のアニオン界面活性剤としては、例えば高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩、アルキル(またはアルケニル)アミドエーテルカルボン酸塩、アシルアミノカルボン酸塩等のカルボン酸型、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型アニオン界面活性剤等が挙げられる。
(A−2)成分の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物の製造に使用する(A)成分100質量%中の割合は、0〜40質量%が好ましく、0〜30質量%がより好ましく、0〜10質量%が特に好ましい。
(A−3)成分は、カチオン界面活性剤である。
(A−3)成分としては、例えばアルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩のカチオン界面活性剤等が挙げられる。
(A−3)成分の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物の製造に使用する(A)成分100質量%中の割合は、0〜20質量%が好ましく、0〜10質量%がより好ましい。
(A−4)成分は、両性界面活性剤である。
(A−4)成分としては、例えばアルキルベタイン型、アルキルアミドベタイン型、イミダゾリン型、アルキルアミノスルホン型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルアミドカルボン酸型、アミドアミノ酸型、リン酸型両性界面活性剤等が挙げられる。
(A−4)成分の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物の製造に使用する(A)成分100質量%中の割合は、0〜20質量%が好ましく、0〜10質量%がより好ましい。
(B)成分は、ギ酸および下記一般式(I)で表されるカルボン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種のカルボン酸および/またはその塩である。(B)成分は、界面活性剤を高濃度で含有したり、液体洗浄剤組成物を長期間保存したりしても酵素活性を低下させることなく、酵素の保存安定性を良好に維持させ、優れた洗浄力を発揮させるための安定化剤として用いられる。
X−R1−COOH ・・・(I)
また、炭素数1〜4の二価の炭化水素基は、飽和であってもよく不飽和であってもよいし、直鎖状であっても分岐鎖状であっても環状であってもよい。このような炭素数1〜4の二価の炭化水素基としては、炭素数1〜4のアルキル基から1個の水素原子を除去した二価基、炭素数1〜4のアルケニル基から1個の水素原子を除去した二価基、炭素数1〜4のアルキニル基から1個の水素原子を除去した二価基などが挙げられる。
Xは−H、−OH、−CH3、または−COOHである。
また、カルボン酸の塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩などが挙げられる。
(C)成分は、酵素である。ここで「酵素」とは、酵素製剤のことを示す。
(C)成分としては、洗浄剤に用いられる一般的な酵素であれば特に制限されないが、本発明の液体洗浄剤組成物を衣料用の洗浄剤として用いる場合、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼなどが挙げられる。具体的には、以下に示すものが挙げられる。
アミラーゼとしては、ノボザイムズ社から入手できるアミラーゼ製剤:商品名Termamyl 300L、Termamyl Ultra 300L、Duramyl 300L、Stainzyme 12L、Stainzyme Plus 12L、ジェネンコア社から入手できるアミラーゼ製剤:商品名Purastar ST L、Purastar HP Am、天野エンザイム社から入手できるアミラーゼ製剤:商品名プルラナーゼアマノ、生化学工業社から入手できるアミラーゼ製剤:商品名DB−250等が挙げられる。
リパーゼとしては、ノボザイムズ社から入手できるリパーゼ製剤:商品名Lipex 100L、Lipolase 100L等が挙げられる。
セルラーゼとして、ノボザイムズ社から入手できるセルラーゼ製剤:商品名Endolase 5000L、Celluzyme 0.4L、Carzyme 4500L、ジェネンコア社から入手できるセルラーゼ製剤:商品名Puradux EG L等が挙げられる。
マンナナーゼとして、ノボザイムズ社から入手できるマンナナーゼ製剤:商品名Mannaway 4L等が挙げられる。
しかし、本発明により得られる液体洗浄剤組成物であれば、(B)成分との強固な複合体を形成することによって酵素活性の経時での低下を抑制でき、プロテアーゼが有する酵素機能を十分に発揮することができるので、プロテアーゼを配合しても十分な効果が得られる。
本発明の効果が特に顕著に現れるプロテアーゼとしては、具体的に商品名Savinase16L、Savinase Ultra 16L、Savinase Ultra 16XL、Everlase 16L、Everlase Ultra 16L、Liquanase 2.5L、Liquanase Ultra 2.5L、Liquanase Ultra 2.5XL、Coronase 48Lが挙げられ、Everlase 16L、Savinase 16L、Coronase 48Lが特に顕著である。
(D)成分は、水である。(D)成分としては、例えば精製水、蒸留水、イオン交換水、純水、超純水などが挙げられる。
(D)成分の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の(D)成分の含有量は、15〜65質量%が好ましく、より好ましくは25〜60質量%であり、特に好ましくは20〜40質量%である。(D)成分の含有量が15質量%以上であれば、(C)成分がより析出しにくくなる。一方、(D)成分の含有量が65質量%以下であれば、洗浄性能を維持しつつ、(B)成分による(C)成分の安定化を十分に図ることができる。
なお、(D)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物中の全水分量を意味し、水単独で配合される量と、原料(各成分)が溶液として配合される際の該溶液中の水の量との合計として記す。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法には、前記(A)〜(D)成分以外に必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で液体洗浄剤に用いられる通常の任意成分を使用することができる。
任意成分としては、以下に示すものが挙げられる。
水混和性有機溶媒としては、例えばエタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールなどのアルコール類、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールなどのグリコール類、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、平均分子量約200のポリエチレングリコール、平均分子量約400のポリエチレングリコール、平均分子量約1000のポリエチレングリコール、ジプロピレングリコールなどのポリグリコール類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのアルキルエーテル類等が挙げられる。
これらの中でも、臭気や液体洗浄剤組成物の低温での安定性向上の面から、エタノール、ポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。
水混和性有機溶剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の水混和性有機溶剤の含有量は、0.1〜15質量%が好ましい。
減粘剤および可溶化剤としては、芳香族スルホン酸またはその塩が挙げられる。具体的にはトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、クメンスルホン酸塩、置換もしくは非置換ナフタレンスルホン酸塩が挙げられる。
塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、またはアルカノールアミン塩等が挙げられる。
これらの中でも、臭気、減粘効果、可溶化効果からパラトルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウムが好ましい。
これら減粘剤および可溶化剤は、1種または2種以上混合して用いることができる。
減粘剤および可溶化剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の減粘剤および可溶化剤の含有量は、0.01〜15質量%が好ましい。上記範囲内であれば、液体洗浄剤組成物の液表面において、該液体洗浄剤組成物がゲル化することにより形成される皮膜の生成を抑制する効果が向上する。
アルカリ剤として、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。これらアルカリ剤は、1種または2種以上混合して用いることができる。
アルカリ剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中のアルカリ剤の含有量は、0.5〜5質量%が好ましい。
金属イオン捕捉剤は、水道水中の金属を捕捉し、これら金属との複合体形成によるアニオン界面活性剤の活性能の低下を抑制できる。また、液体洗浄剤組成物に含まれる色素の安定性向上、pH緩衝能の向上などの目的からも、液体洗浄剤組成物に一般的に用いられるものである。但し、金属の関与する(C)成分に対しては活性を低下させる傾向にあることが知られている。
金属イオン捕捉剤としては、例えばマロン酸、コハク酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、酒石酸、クエン酸等が挙げられる。
これらの中でも、クエン酸、リンゴ酸が好ましい。
金属イオン捕捉剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の金属イオン捕捉剤の含有量は、0.1〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜10質量%であり、さらに好ましくは0.1〜5質量%である。
酸化防止剤としては、特に限定はされないが、洗浄力と液安定性とが良好であることから、フェノール系酸化防止剤が好ましく、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等のモノフェノール系酸化防止剤、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール等のビスフェノール系酸化防止剤、dl−α−トコフェロール等の高分子型フェノール系酸化防止剤がより好ましく、モノフェノール系酸化防止剤、高分子型酸化防止剤が更に好ましい。
モノフェノール系酸化防止剤のなかでは、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。高分子型フェノール酸化防止剤のなかでは、dl−α−トコフェロールが特に好ましい。
酸化防止剤は、1種または2種以上を混合して用いることができる。
酸化防止剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の酸化防止剤の含有量は、0.01〜2質量%が好ましい。
防腐剤としては、例えばローム・アンド・ハース社製:商品名ケーソンCG等が挙げられる。
防腐剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の防腐剤の含有量は、0.001〜1質量%が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法には、さらに風合い向上を目的としてジメチルシリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーンを0〜5質量%、白色衣類の白度向上を目的としてジスチリルビフェニル型等の蛍光増白剤を0〜1質量%、移染防止を目的としてポリビニルピロリドン等、再汚染防止性の向上を目的としてポリアクリル酸、アクリル酸−マレイン酸共重合体、カルボキシメチルセルロース等の再汚染防止剤を0〜2質量%、パール剤、ソイルリリース剤等を使用してもよい。
着香剤としては、代表的な例として、特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A、B、C、Dなどが使用できる。
着香剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の着香剤の含有量は、0.1〜1質量%が好ましい。
着色剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の着色剤の含有量は、0.00005〜0.005質量%程度が好ましい。
乳濁剤の配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中の乳濁剤の含有量は、0.01〜0.5質量%が好ましい。
天然物などのエキスの配合量、すなわち、液体洗浄剤組成物100質量%中のエキスの含有量は、0〜0.5質量%程度が好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法は、20℃における液体洗浄剤組成物のpHが4〜9になるように調整するのが好ましく、より好ましくは6〜9である。pHが上記範囲内になるように調整すれば、得られる液体洗浄剤組成物の保存安定性を良好に維持できる。
液体洗浄剤組成物のpHは、pH調整剤により調整できる。pH調整剤としては、本発明の効果を損なわない限りにおいて随意であるが、塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカノールアミン(モノエタノールなど)、パラトルエンスルホン酸等が安定性の面から好ましい。
なお、液体洗浄剤組成物(20℃に調温)のpHは、pHメーター等により測定される値を示す。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法は、上述した(B)成分と、(C)成分と、(D)成分の一部または全部とを混合(事前混合)して事前混合物を調製した後に、該事前混合物と残りの成分((A)成分と、必要に応じて任意成分)とを混合する方法である。
事前混合における(D)成分の量は、(B)成分に対して質量比で1〜18倍が好ましく、より好ましくは1〜10倍量であり、最も好ましくは1〜3倍量である。1倍以上であれば、(B)成分を十分に溶解させることができる。一方、18倍以下であれば、(C)成分の周りに(B)成分が取り巻き、ほぼ不可逆的なシールドが形成されるものと考えられ、液体洗浄剤組成物を長期間保存しても(C)成分の活性を良好に保ち、酵素活性の低下による洗浄力低下を抑制することができる。
従って、本発明によれば、界面活性剤を高濃度に含有したり、長期間保存したりする場合であっても、酵素活性を低下させることなく、かつ酵素の保存安定性を良好に維持でき、優れた洗浄力を発揮できる液体洗浄剤組成物を製造できる。
特に、(D)成分の配合量、すなわち液体洗浄剤組成物100質量%中の(D)成分の含有量が15〜65質量%のときに、事前混合することによる効果が得られやすい。
(A)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・A−1−1:C11H23CO(OCH2CH2)mOCH3と、C13H27CO(OCH2CH2)mOCH3との質量比で8/2の混合物、m=平均15、ナロー率33%、合成品。
A−1−1は、特開2000−144179号公報に記載の実施例における製造例1に準じて製造した。
すなわち、化学組成が2.5MgO・Al2O3・nH2Oである水酸化アルミナ・マグネシウム(協和化学工業社製、商品名キョーワード300)を、600℃で1時間、窒素雰囲気下で焼成して得られた焼成水酸化アルミナ・マグネシウム(未改質)触媒2.2gと、0.5規定の水酸化カリウムエタノール溶液2.9mLと、ラウリン酸メチルエステル280gおよびミリスチン酸メチルエステル70gとを4リットルオートクレーブに仕込み、オートクレーブ内で触媒の改質を行った。
ついで、オートクレーブ内を窒素で置換した後、昇温を行い、温度を180℃、圧力を0.3MPaに維持しつつ、エチレンオキサイド1052gを導入し、撹拌しながら反応させた。
さらに、反応液を80℃に冷却し、水159gと、濾過助剤として活性白土および珪藻土をそれぞれ5g添加した後、触媒を濾別し、A−1−1を得た。なお、触媒に対するアルカリ添加量をコントロールすることにより、A−1−1のナロー率は33%であった。A−1−1のナロー率は、以下のようにして求めた。
(HPLCによるエチレンオキシド付加体の分布の測定条件)
装置 :LC−6A(株式会社島津製作所製)。
検出器 :SPD−10A。
測定波長:220nm。
カラム :Zorbax C8 (デュポン社製)。
移動相 :アセトニトリル/水=60/40(体積比)。
流速 :1mL/分。
温度 :20℃。
A−1−2は、ラウリン酸メチルエステル280gおよびミリスチン酸メチルエステル70gを用い、エチレンオキサイド1052gを導入し、触媒に対するアルカリ添加量をナロー率が65%となるように調整した以外は、上記A−1−1の合成方法と同様にして製造した。
A−1−3は、ラウリン酸メチルエステル350gを用い、エチレンオキサイド1079gを導入し、触媒に対するアルカリ添加量をナロー率が33%となるように調整した以外は、上記A−1−1の合成方法と同様にして製造した。
A−1−4は、以下のようにして製造した。
すなわち、P&G社製の天然アルコールCO−1270を224.4g、30%NaOH水溶液2.0gを耐圧型反応容器中に採取し、容器内を窒素置換した。次に温度100℃、圧力2.0kPa以下で30分間脱水してから、温度を160℃まで昇温した。アルコールを攪拌しながらエチレンオキサイド(ガス状)760.4gを、吹き込み管を使って、反応温度が180℃を超えないように添加速度を調整しながらアルコールの液中に徐々に加えた。
エチレンオキサイドの添加終了後、温度180℃、圧力0.3MPa以下で30分間熟成した後、温度180℃、圧力6.0kPa以下で10分間未反応のエチレンオキサイドを留去した。次に温度を100℃以下まで冷却した後、反応物の1%水溶液のpHが約7になるように、70%p−トルエンスルホン酸を加えて中和し、A−1−4を得た。
A−1−5は、P&G社製の天然アルコールCO−1270を224.4g用い、エチレンオキサイドを610.2g用いた以外は、A−1−4と同様にして製造した。
・B−1:安息香酸ナトリウム(東亞合成社製:商品名安息香酸ナトリウム)。
・B−2:ギ酸ナトリウム(関東化学社製)。
・B−3:乳酸(関東化学社製)。
・C−1:エバラーゼ16L(ノボザイムズ社製、商品名Everlase 16L TypeEX)。
・C−2:サビナーゼ16L(ノボザイムズ社製、商品名Savinase 16L)。
・C−3:コロナーゼ48L(ノボザイムズ社製、商品名Coronase 48L)。
また、任意成分として、以下に示す試薬を用いた。
・クエン酸:(扶桑化学工業社製、商品名液体クエン酸)。
・パラトルエンスルホン酸:(協和発酵工業社製、商品名PTS酸)。
・パルミチン酸:(日本油脂社、商品名NAA−160)。
・モノエタノールアミン:(日本触媒社製)。
・ジブチルヒドロキシトルエン:(住友化学社製、商品名SUMILZER BHT−R)。
・エタノール:(日本アルコール販売社製、商品名特定アルコール95度合成)。
・ポリエチレングリコール:(ライオン社製、商品名PEG#1000)。
・香料:特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A。
・着色剤:緑色3号(癸巳化成社製、商品名緑色3号)。
<保存安定性(組成物外観)の評価>
透明のガラス瓶(広口規格びん、PS−NO.11)に、液体洗浄剤組成物100mLを加え、蓋を閉めて密封した。この状態で35℃の恒温槽中に置いて30日間保存した後、液の外観を目視で観察し、下記基準に基づいて保存安定性を評価した。
○:ガラス瓶の底部に沈殿物質が認められない。
△:ガラス瓶の底部に沈殿物が認められるが、軽く振ることで沈殿が消失(溶解)した。
×:ガラス瓶の底部に沈殿物質が認められ、軽く振っても沈殿は消失しない、または液体洗浄剤組成物の製造直後にゲル化、白濁した。
製造直後の液体洗浄剤組成物のタンパク汚れの洗浄力と、35℃で30日間保存した後の液体洗浄剤組成物をタンパク汚れの洗浄力を以下の方法で比較し、洗浄力の持続性を評価した。
各例の液体洗浄剤組成物としては、製造直後のものと、35℃で30日間保存した後のものとをそれぞれ用いた。
タンパク汚れ布であるEMPA117(EMPA TESTMATERIALIEN社製)を5×5cmに裁断したものをタンパク汚れ布とした。
洗浄試験器として、Terg−O−tometer(UNITED STATES TESTING社製)を用いた。
洗濯液として、水900mLに対して、液体洗浄剤組成物300μLを加え、30秒間撹拌して調製したものを用いた。
未汚れ布、および洗浄前後のタンパク汚れ布について、それぞれ反射率を色差計(日本電色社製:製品名SE2000型)で測定し、下記式により洗浄率(%)を求めた。ただし、K/Sは、(1−R/100)2/(2R/100)である(Rは、未汚れ布、および洗浄前後のタンパク汚れ布の反射率(%)を示す。)。
洗浄率(%)=(洗浄前のタンパク汚れ布のK/S−洗浄後のタンパク汚れ布のK/S)/(洗浄前のタンパク汚れ布のK/S−未汚れ布のK/S)×100
洗浄力の低下抑制率(%)={(保存後の液体洗浄剤組成物の洗浄率の平均値)/(製造直後の液体洗浄剤組成物の洗浄率の平均値)}×100
◎:低下抑制率が80%以上。
○:低下抑制率が70%以上、80%未満。
△:低下抑制率が60%以上、70%未満。
×:低下抑制率が60%未満。
<液体洗浄剤組成物の調製>
50mLのビーカーに、表2〜4に示す種類と配合量(%)の(B)成分と、(B)成分に対して3倍量(%)の(D)成分を投入し、マグネットスターラー(MITAMURA RIKEN KOGYO INC.)を用い、液量はビーカーの底から約1cm〜3cm程度にし、長さ25mm、直径8mmのスターラーチップで20分間攪拌し溶解させた後、表2〜4に示す種類と配合量(%)の(C)成分を加え、さらに攪拌することで事前混合し、事前混合物を得た。なお、事前混合物の調製においては、酵素の分解を抑制するため、調製中の混合物の温度が20℃±5℃の範囲になるように保持した。
別途、500mLのビーカーに、(D)成分を20.0%と、表1に示す配合量の任意成分と、表2〜4に示す種類と配合量(%)の(A)成分を投入して攪拌し、これらの成分を溶解させた。その際、必要に応じて加温溶解し、最終的に混合液の温度が20℃±5℃になるように調整した。
ついで、pHメーター(東亜ディーケーケー社製:製品名HM−30G)を用い、溶液の20℃におけるpHが7になるようにpH調整剤としてモノエタノールアミンおよびパラトルエンスルホン酸を用いて調整した。これに、事前混合物を添加し、最終生成物である液体洗浄剤組成物の総量が100%になるように配合量を調整した(D)成分を添加することで液体洗浄剤組成物を得た。
得られた液体洗浄剤組成物について、保存安定性、および洗浄力の持続性の評価を行った。結果を表2〜4に示す。
なお、実施例7、16は参考例である。
<液体洗浄剤組成物の調製>
500mLのビーカーに、(D)成分を20.0%、表1に示す配合量の任意成分と、表4に示す種類と配合量(%)の(A)成分および(B)成分を投入して攪拌し、これらの成分を溶解させた。その際、必要に応じて加温溶解し、最終的に混合液の温度が20℃±5℃になるように調整した。
ついで、pHメーター(製品名:HM−30G、東亜ディーケーケー(株)製)を用い、溶液の20℃におけるpHが7になるようにpH調整剤としてモノエタノールアミンおよびパラトルエンスルホン酸を用いて調整した。その後、表4に示す種類と配合量(%)の(C)成分を加えてさらに攪拌し、最終生成物である液体洗浄剤組成物の総量が100%になるように配合量を調整した(D)成分を添加することで液体洗浄剤組成物を得た。
得られた液体洗浄剤組成物について、保存安定性、および洗浄力の持続性の評価を行った。結果を表4に示す。
また、表2〜4において、「ノニオン含有量」とは、(A)成分100%中のノニオン界面活性剤の割合のことである。
また、長期間保存しても洗浄力の持続性を維持できた。これは、液体洗浄剤組成物中の酵素の活性が維持され、洗浄力の低下を抑制できたことを意味する。
従って、本発明によれば、界面活性剤を高濃度に含有したり、長期間保存したりする場合であっても、酵素活性を低下させることなく、かつ酵素の保存安定性を良好に維持でき、優れた洗浄力を発揮できる液体洗浄剤組成物を製造できる。
比較例3の液体洗浄剤組成物は、(B)成分と(C)成分と(D)成分を事前混合して調製したものの、(A)成分中のノニオン界面活性剤の割合が43%であったため、保存安定性が各実施例に比べて劣っていた。また、洗浄力の持続性も各実施例に比べて劣っていた。これは、液体洗浄剤組成物を長期間保存したことによって、酵素活性が低下し、その結果、洗浄力が低下したことによるものと考えられる。
Claims (4)
- (A)成分:界面活性剤(ただし、ノニオン界面活性剤を(A)成分中60質量%以上含む。)45〜65質量%と、(B)成分:安息香酸、乳酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種0.1〜5.0質量%と、(C)成分:酵素0.01〜2.00質量%と、(D)成分:水20〜40質量%とを含有し、前記(B)成分と前記(C)成分の質量比((B)成分/(C)成分)が0.1〜15.0である液体洗浄剤組成物の製造方法であって、
(B)成分と、(C)成分と、(D)成分の一部または全部とを混合して事前混合物を調製し、該事前混合物を残りの成分と混合することを特徴とする液体洗浄剤組成物の製造方法。 - 前記(C)成分がプロテアーゼであることを特徴とする請求項1に記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
- 前記事前混合物における前記(D)成分の量は、前記(B)成分に対して質量比で1〜10倍量であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
- 前記(A)成分として、ノニオン界面活性剤およびアニオン界面活性剤を併用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009297225A JP5436199B2 (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009297225A JP5436199B2 (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011137074A JP2011137074A (ja) | 2011-07-14 |
JP5436199B2 true JP5436199B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=44348807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009297225A Active JP5436199B2 (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5436199B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5805383B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2015-11-04 | 花王株式会社 | 衣料用液体洗浄剤組成物 |
JP6002479B2 (ja) * | 2012-07-05 | 2016-10-05 | ライオン株式会社 | 液体洗浄剤組成物およびその製造方法 |
KR102093985B1 (ko) * | 2013-01-11 | 2020-03-25 | 라이온 가부시키가이샤 | 액체 세정제 |
JP6188239B2 (ja) * | 2014-07-08 | 2017-08-30 | ライオン株式会社 | 液体洗浄剤 |
JP6688639B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2020-04-28 | ライオン株式会社 | 繊維製品用の液体洗浄剤 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811196B2 (ja) * | 1979-11-09 | 1983-03-01 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 安定な水性酵素組成物 |
FR2474051A1 (fr) * | 1980-07-30 | 1981-07-24 | Bristol Myers Co | Compositions aqueuses renfermant des enzymes stabilisees |
GB8900496D0 (en) * | 1989-01-10 | 1989-03-08 | Procter & Gamble | Liquid detergent composition containing enzyme and enzyme stabilization system |
CA2589346A1 (en) * | 2004-12-09 | 2006-06-15 | Dow Global Technologies Inc. | Enzyme stabilization |
JP2009007451A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Lion Corp | 液体洗浄剤組成物 |
-
2009
- 2009-12-28 JP JP2009297225A patent/JP5436199B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011137074A (ja) | 2011-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5902622B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP5743899B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物およびその製造方法 | |
JP5436199B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物の製造方法 | |
JP2018188542A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JPWO2018056197A1 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP6184031B2 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP5953297B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP2009007451A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP5736131B2 (ja) | 衣料用液体洗浄剤組成物 | |
JP2017071723A (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP5793335B2 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP2009155594A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP6188239B2 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP2011137112A (ja) | 衣料用液体洗浄剤組成物 | |
JP5677083B2 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP5244382B2 (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP6468738B2 (ja) | 液体洗浄剤 | |
JP7138552B2 (ja) | 繊維製品用の液体洗浄剤組成物 | |
KR102522293B1 (ko) | 의료용 액체 세정제 조성물 | |
JP2011168654A (ja) | 液体洗浄剤組成物及びその製造方法 | |
JP2015021107A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP2014012785A (ja) | 液体洗浄剤組成物およびその製造方法 | |
JP4991199B2 (ja) | 衣料用液体洗浄剤組成物 | |
JP2010189611A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
JP2015000894A (ja) | 液体洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120718 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5436199 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |