JP5434652B2 - シール - Google Patents

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Description

本発明は、被着体が真正なものであることを確認するためのシールに関し、詳しくは、封緘された袋や箱が不正な第三者によって開封された場合にその痕跡が残り、正当な開封者によって開封された場合は開封者が最初の開封者であることが明確に認識できるシールに関する。
封緘シールには、封緘対象物に接着させるための感圧接着剤や再湿糊が形成されていて、感圧接着剤が形成されている場合は、感圧接着剤を保護している剥離シートを剥がして使用する。再湿糊が形成されている場合は、水で糊面を再活性させて使用する。
封緘シールの中には、開封された場合の痕跡を残すための特殊な構造が施されているものも使用されている。例えば、基材の片側に剥離層、金属蒸着層、感圧接着剤層を順次形成し、感圧接着剤層を剥離シートで保護し、使用の際は、剥離シートを剥がし、被着体に貼付し、被着体から封緘シールを剥がすと、剥離層と金属蒸着層の境界で剥離する構造になっている。
一度剥離層と金属蒸着層の境界で剥離した封緘シールは、再度貼り付けることができないため、開封された場合の痕跡を残す機能を果たしている。
また、易破壊構造を利用した封緘シールがある(例えば、特許文献1参照)。これは、封緘シールの剥離層をパターン状にし、封緘シールの基材を剥がしたときに、被着体に固有の形状の残留物を残すことで不正が行われたことを知らしめている。
このような封緘シールは、食品,化粧品,パーソナルコンピュータ用ソフト,輸出用純正部品などの封緘に使用されている。
封緘シールは、上述のように不正な第三者によって開封された場合にその痕跡が残り、正当な開封者によって開封された場合は開封者が最初の開封者であることが明確に認識できることも重要な要素である。
特開昭61−226783号公報
前述のシールや特許文献に開示された封緘シールでは、単に封緘対象物に封緘する機能のみで、遊び心が盛り込まれていない上に、表出した残留物から封緘シールが真正なものか否か容易に判定できないという題もある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、開封された状態で封緘されたシール部分が真正なものであることを確認するためのシールを提供することを目的とするものである。
発明の封緘シールの第一の態様は、被着体が真正なものであることを確認するためのシールにおいて、前記シールは、基材と、前記基材の片面の少なくとも一部に感圧接着剤層が形成され、前記感圧接着剤層は応力発光材料が練り込まれており、前記感圧接着剤層の層間強度は、前記感圧接着剤層の層間強度<前記感圧接着剤層と前記基材との接着強度となるように設定され、かつ、前記シールが当該被着体に貼付されたときに、前記感圧接着剤層の層間強度<前記感圧接着剤層と当該被着体との接着強度、となるように設定されていることを特徴とするものである。
また、第二の態様は、第一の態様において、基材は透明な材質で構成されたことを特徴とするものである。
第二の態様によれば、基材は透明な材質で構成されたことによって、被着体からシールの基材を剥がす瞬間から応力発光材料が発光する状態を視認させることができる。
また、第三の態様は、第一又は第二の態様において、基材には文字および/または図柄が
印刷されたことを特徴とするものである。
第三の態様によれば、第一又は第二の態様において、基材には文字および/または図柄が印刷されたことによって、シールの使用方法や確認事項などを告知することができる。
また、警告文を印刷しておくことによって、第三者を牽制することもできる。
本発明によれば、シールの基材をつまんで被着体から当該シールを剥がす際に、感圧接着剤層の層間で破壊し、この破壊応力によって感圧接着剤層の破壊部分で発光させることができる。その結果、当該シール部分が真正なものであることが明確に確認できる
本実施形態の封緘シールが貼付された封緘対象物の斜視図の一例である。 本実施形態の封緘シールの断面の一例について説明するための図である。 本実施形態の封緘シールの使用方法の一例について説明するための図である。
本実施形態の封緘シールが貼付された封緘対象物の斜視図(図1)を参照して、本実施の形態の封緘シールについて説明する。
封緘シール1は、封緘対象物(以下、被着体ともいう)3の包装紙の閉じ部などに貼付されて使用される。
図示しないが、封緘シールの基材と、基材の片面の少なくとも一部には、感圧接着剤層が形成されており、封緘シールが被着体に接着される前は、感圧接着剤層の表面に剥離シートが貼付されている。また、感圧接着剤には応力発光材料が含有されている。
基材、感圧接着剤、被着体、それぞれの接着強度は、剥離シートと感圧接着剤層との接着強度<感圧接着剤層の層間強度<感圧接着剤層と基材との接着強度≦感圧接着剤層と被着体との接着強度となるように設定され、開封時には、感圧接着剤層の層間で剥がれるように設定されている。
また、封緘シール1の基材には、透明な基材が使用されることもある。透明な基材が使用された場合は、被着体から封緘シールの基材を剥がす瞬間から応力発光材料が発光する状態を開封者に視認させることができる。
また、封緘シール1には図柄2が印刷され、文字なども印刷される。そのことによって、封緘シールの使用方法や、開封時の確認事項などを開封者に告知することができる。
また、警告文を印刷しておくことによって、不正に開封しようとする第三者を牽制することもできる。
図2を参照して、本実施形態の封緘シールの断面の一例について説明する。
本実施形態の封緘シール1は、被着体に貼付される前は、図に示すように、基材11、感圧接着剤層12、剥離シート13の順に積層されている。図では、基材11の裏側全面に感圧接着剤層12が形成されているが、部分的に形成される場合もある。
基材11の表出面には、印刷による図柄2が形成されている。図柄2は、文字などで構成されている場合もある。
また、基材11が透明な場合は、図柄2や文字は基材11の表出面ではなく感圧接着剤層12の側に印刷されていてもよい。
感圧接着剤層12には、応力発光材料(図示せず)が練り込まれており、発光の強さによって練り込み量が調整されている。
また、感圧接着剤層12には、前述のように、剥離シートと感圧接着剤層との接着強度<感圧接着剤層の層間強度<感圧接着剤層と基材との接着強度≦感圧接着剤層と被着体との接着強度、となるように接着力調整剤が練り込まれている。
基材11としては紙、合成紙、透明又は不透明フィルムから適宜選択して使用する。
封緘シールは、封緘シール1から剥離シール13が剥がされて、被着体に貼付されて使用されるが、被着体の表面強度を特定することができないために、少なくとも、基材11として紙などを使用する際には、基材11の層間強度を少なくとも感圧接着剤層12の層間強度より大きく(強く)設定する。
また、被着体のシール部と感圧接着剤層の接着力が極端に弱い場合は、本実施形態の封緘シールを使用しない。
前述の感圧接着剤に接着力調整剤を練り込む場合は、アクリルを主成分としたUV硬化型の樹脂等を使用することができる。また、必要に応じてシリコーンやワックスなどの離型成分を、前記アクリルを主成分としたUV硬化型の樹脂等に適量添加して接着強度を調整する。
応力発光材料としては、例えば、特開2000−63824号公報、特開2000−119647号公報、特開2001−49251号公報、特開2001−64638号公報等に開示されている材料を使用することができる。
また、感圧接着剤層12の形成に際しては、コーティング方式、グラビアコーティング方式、スクリーン印刷方式、他、により形成する。
また、基材11に図柄2や文字等を印刷する場合は、市販のオフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷用のインキを使用する。
感圧接着剤12としては、市販のゴム系、アクリル系の粘着剤から適宜選択し、ロールコート、グラビアコート、スクリーン印刷方式などによって形成する。
また、感圧接着剤12を保護する剥離シート13には、前述の紙又はプラスチックフィルムに剥離処理を施したものを使用する。
図3を参照して、本実施形態の封緘シールの使用方法の一例について説明する。
まず、a図に示すように封緘シール1から剥離シート13が剥がされ、b図に示すよう感圧接着剤層12面で被着体3の封緘部に貼付される。
c図に示すように封緘シール1の基材11をつまんで被着体3から剥がすときに、それぞれ設定された接着強度の関連で、感圧接着剤層12の層間で剥がれる。
感圧接着剤層12の層間で剥がれる場合は、感圧接着剤層12の中間ではなく基材11寄りの部分、または、被着体3寄りの部分、または、凸凹状態で剥がれる。
開封時、基材11が除去されると、図3のd図の状態になり、感圧接着剤層12に練り込まれた応力発光材料が発光する。
基材11が透明の場合は、c図の状態で、基材11の表面から発光状態を確認することができる。
前述の説明では、言及していないが、被着体の層間強度は感圧接着剤の層間強度を含む感圧接着剤と被着物の接着強度より大であることを前提としている。
本発明のシールは、被着体が真正なものであることを証明する必要がある食品、化粧品、および、海賊版などが流通しやすいパソコンソフト、CD、DVDなどに利用可能である。
その他、開封の痕跡を残す必要がある用途にも好適に利用できる。
1 封緘シール
2 図柄、文字
3 封緘対象物、被着体
11 基材
12 感圧接着剤層
13 剥離シート

Claims (3)

  1. 被着体が真正なものであることを確認するためのシールにおいて、
    前記シールは、基材と、前記基材の片面の少なくとも一部に感圧接着剤層が形成され、
    前記感圧接着剤層は応力発光材料が練り込まれており
    前記感圧接着剤層の層間強度は、前記感圧接着剤層の層間強度<前記感圧接着剤層と前記基材との接着強度となるように設定され、
    かつ、前記シールが当該被着体に貼付されたときに、前記感圧接着剤層の層間強度<前記感圧接着剤層と当該被着体との接着強度、となるように設定されていること
    を特徴とするシール。
  2. 前記基材は透明な材質で構成されたことを特徴とする請求項1記載のシール。
  3. 前記基材には文字および/または図柄が印刷されたことを特徴とする請求項1または2記載のシール。
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