JP3239855U - セキュリティラベル - Google Patents

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純士 疋田
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株式会社セイホウ
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Abstract

【課題】非転写型のセキュリティラベルが容易に剥がれない十分な接着力を持つセキュリティラベルを提供する。【解決手段】非転写型のセキュリティラベル本体10と、セキュリティラベル本体10の表面側に接着された、セキュリティラベル本体10よりも高い接着力を持ち、セキュリティラベル本体10の全域を覆いかつセキュリティラベル本体10の縁よりはみ出した外周縁部15を有する透明な保護シート14とを有する積層型セキュリティラベル20を用いる。【選択図】図1

Description

この考案は、一度剥がすと剥がしたことが目視で確認できるセキュリティラベルに関する。
偽造品や改変品が流通することを防ぎ、自社の販売製品が真正品であり未開封であることを証明するために、製品の口や蓋を封印するラベルを工夫することが一般に行われている。一度貼り付けると剥がした際にラベルの一部が貼り付けていた箇所に残り、剥がしたラベルにも不可逆の変化をもたらし、貼り直しても一旦開封したことが明白となるものが提案されている(例えば特許文献1)。
ただし、貼り付けていた箇所にラベルの一部が残るラベルは、開封後の対象物に残り続けるため、外観上好ましくない場合がある。これに対して、一旦剥がすとラベル自体は変化するものの貼り付けた対象には残らない、非転写型のセキュリティラベルが実用化されている。
特開2018-4723号公報
しかしながら、非転写型のセキュリティラベルは、糊残りなく剥がせるようにするため、接着力をある程度低下させなければならず、状況次第では意図せずに剥がれてしまう可能性があった。
そこでこの考案は、非転写型のセキュリティラベルであっても、十分な接着強度を確保できるようにし、セキュリティを高めることを目的とする。
この考案は、
非転写型のセキュリティラベル本体と、
前記セキュリティラベル本体の表面側に接着された、前記セキュリティラベル本体よりも高い接着力を持ち、前記セキュリティラベル本体の全域を覆いかつ前記セキュリティラベル本体の縁よりはみ出した外周縁部を有する透明な保護シートとを有する
積層型セキュリティラベルにより上記の課題を解決したのである。
この考案にかかる積層型セキュリティラベルを用いると、非転写型のセキュリティラベル本体の接着力を、周囲を覆う保護シートの接着力で補うことができ、全体として強固な接着力を発揮して、意図せず剥がれてしまう事態を防止できる。
(a)この考案にかかる積層型セキュリティラベルの実施形態を示す平面図、(b)(a)の断面図、(c)貼り付けた積層型セキュリティラベルを剥がした際に変性層に文字が現れた際の斜視図 (a)この考案にかかる積層型セキュリティラベルを貼り付けて容器を封じた実施形態例図、(b)(a)から積層型セキュリティラベルを剥がした際の状況を示す実施形態例図 この考案にかかる積層型セキュリティラベルを別形態で剥がした状況を示す例図
以下、この考案について実施形態を挙げながら詳細に説明する。この考案は、一旦貼り付けた後に剥がすと、剥がしたことが目視で確認できるセキュリティラベルを積層した積層型セキュリティラベルである。
この考案にかかる積層型セキュリティラベル20の実施形態例を図1に示す。図1(a)は剥離紙1に貼り付けている状況での平面図であり、図1(b)はその断面図である。この積層型セキュリティラベルは、セキュリティラベル本体10と、保護シート14とを有する。
上記セキュリティラベル本体10は非転写型のセキュリティラベルからなる。非転写型とは、貼り付けた対象から剥がした際に、シートや接着剤等の一部が残ることで形状を目視できる転写型ではないことをいう。具体的には、剥がした際にラベルの表面の一部が変性、あるいは変形することで、ラベル側の変化を視認できるが、貼り付けた対象には糊残り等が見られないものである。この考案で用いる上記セキュリティラベル本体10としては、このような一般的な非転写型のセキュリティラベルをそのまま採用することができる。
図1の例では、非転写型のセキュリティラベルとして、三層からなる矩形状のセキュリティラベル本体10を示す。この実施形態でのセキュリティラベル本体10は、剥離紙1側から順に、変性層11、基材層12、印刷層13とを有する。
変性層11は、接着力を有し、剥離紙1以外に貼り付けられた後に剥がすと表面の一部が変性して文字や模様などが視認できるものである。接着剤の種類は特に限定されない。例えば表面の一部のみ接着剤の種類を変えて文字などを表示できるようにしておく。ただし、この考案にかかる積層型セキュリティラベルでは、貼り付ける対象に接着剤の一部が少なくとも見た目では残存していない程度に剥がせるものである必要がある。それが実現できる範囲であれば、接着剤の種類は特に限定されない。
基材層12は、上記変性層11となる接着剤を塗布可能なプラスチック又は紙、またはその複合からなるシートである。この中でも、透明なプラスチックシートであると、一旦剥がした場合にそのことが視認しやすくなるので好ましい。プラスチックの種類は特に限定されない。
印刷層13は基材層12の上に有色のインクで印刷して形成される。変性層11の変性を判別させやすくするためセキュリティラベル本体10に色付けしたり、ラベル自体の外観表示となるような情報を記載されているとよい。印刷層13は基本的に基材層12に印刷することで形成されるが、後述する保護シート14がセキュリティラベル本体10から剥がされた際には、一部が基材層12から剥がれて保護シート14側に付随すると好ましい。
これらが積層したセキュリティラベル本体10の表面側に、保護シート14が接着される。保護シートは透明のプラスチックシートからなると、セキュリティラベル本体10を視認しやすいため好ましい。保護シート14はセキュリティラベル本体10側の面に、セキュリティラベル本体10よりも高い接着力を有する。ここで、接着力が高いとは、単位面積あたりの接着強度が高いことをいう。保護シート14はセキュリティラベル本体10よりも大きく、セキュリティラベル本体10の全域を覆いかつ、セキュリティラベル本体10の縁よりはみ出した外周縁部15を有する。
この考案にかかる積層型セキュリティラベル20を対象に貼り付けると、セキュリティラベル本体10の変性層11による接着力だけでなく、外周縁部15の接着力によっても接着される。変性層11により剥がれやすいセキュリティラベル本体10の全体を保護シート14が覆って保護しているので、外から掛かる力によって意図せず剥がれてしまうような事態が起こりにくい。
貼り付けた後に剥がした際に起こる変化を図1(c)に示す。剥がす際にはセキュリティラベル本体10(ここでは印刷層13及び変性層11とまとまった基材層12)が、保護シート14とともに剥がされる。保護シート14の接着力は十分に強力であり、通常の条件ではセキュリティラベル本体10と一体化して剥がされる。剥がされると、表面である印刷層13に描かれた情報(図中アルファベットで表示)に加えて、裏面である剥がされた変性層11の一部が変性を起こして「開封済」との文字が生じている。なお、生じる情報はこのような文字に限定されず、英文字やピクトグラムなどでもよい。この剥がした際に、変性層11の接着剤は貼り付けた対象には糊残りしておらず、変性層11の表面でのみ変化が起きることで、開封済みであることが判別可能となっている。
この考案にかかる積層型セキュリティラベル20を対象に貼り付けて封をした実施形態例を図2(a)に示す。商品である紙箱の蓋と本体とに亘ってセキュリティラベル本体10と保護シート14との両方が接着されるようにして封をする。蓋を開けるためには、積層型セキュリティラベル20を剥がすか切断するかする必要がある。切断した場合は一目瞭然であるので特に問題とはならない。剥がした場合の状態例を図2(b)に示す。この場合、セキュリティラベル本体10の変性層11が、一旦剥がしたことを明示するように変性する。これにより、剥がした部分を再び貼り直しても、一旦剥がしたことが目視で確認できるため、商品が開封済みであることが確認できる。
保護シート14は変性層11よりも高い接着力を有するため、通常の使用では保護シート14とセキュリティラベル本体10とを剥がすことは容易ではない。ただし、状況によっては剥がれることもある。この状況の例を図3に示す。保護シート14の接着力が高いため、セキュリティラベル本体10と剥がれるとしても、印刷層13の一部が基材層12から剥がれて保護シート14に付属するようになる。これにより、保護シート14のみが剥がれたような場合でも、剥がれた事実を目視で確認することができる。
1 剥離紙
10 セキュリティラベル本体
11 変性層
12 基材層
13 印刷層
14 保護シート
15 外周縁部
20 積層型セキュリティラベル

Claims (1)

  1. 非転写型のセキュリティラベル本体と、
    前記セキュリティラベル本体の表面側に接着された、前記セキュリティラベル本体よりも高い接着力を持ち、前記セキュリティラベル本体の全域を覆いかつ前記セキュリティラベル本体の縁よりはみ出した外周縁部を有する透明な保護シートとを有する
    積層型セキュリティラベル。
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