JP2014055995A - 積層ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の紙をラベルの基材として使用しつつ、不正開封を防止できるようにする。
【解決手段】下基材2と上基材5とが積層された構造の積層ラベルLにおいて、下基材2には、裏面にラベル貼付面へ貼り付けられる貼付粘着層1を形成し、表面に複数の分離した閉領域から成る下図柄の印刷層3を形成すると共に、その印刷層3に、離型剤による離型加工を施し、下図柄の印刷層3の輪郭に沿って下基材2及び貼付粘着層1を貫通する切込7を入れ、下基材2と上基材5とを下図柄の印刷層3に被さる中間粘着層4を介して貼り合わせ、下図柄の印刷層3を上基材5で覆い、上基材5の表面に、上図柄の印刷層6を形成したものとする。封緘対象物から引き剥がそうとすると、下図柄の印刷層3の部分が離型加工及び輪郭の切込7により、中間粘着層4から分離し、貼付粘着層1及び下基材2と共にラベル貼付面に残り、それ以外の部分が全て除去される。
【選択図】図5

Description

この発明は、封緘ラベル等として使用される積層ラベルに関するものである。
封筒や箱を封緘する封緘ラベルとして、下記特許文献1には、図7に示すように、貼付粘着層51が裏面に設けられた脆弱フィルム52の表面に、中間粘着層53を介して透明な保護フィルム54が積層されたものが記載されている。この封緘ラベルには、未使用状態において、貼付粘着層51の裏面に離型紙55が貼り付けられている。
脆弱フィルム52は、断片的に散在する合成樹脂フィルム52aの表面にデザイン表示部52bを設けたものとされ、中間粘着層53は、保護フィルム54と脆弱フィルム52とを接着力に差をつけて接着する強接着領域53a及び弱接着領域53bを不規則に配置したものとされている。
この封緘ラベルの製造に際しては、離型紙55の表面に、貼付粘着層51を介してシート状の合成樹脂フィルム52aを貼着し、合成樹脂フィルム52aの表面にデザイン表示部52bを印刷する。
その後、貼付粘着層51及び合成樹脂フィルム52aが溶解し、かつ、デザイン表示部52bのインキが溶解しない薬品を投与し、デザイン表示部52b以外の部分の貼付粘着層51及び合成樹脂フィルム52aを消失させ、デザイン表示部52bに保護フィルム54を被せて貼着する。
上記封緘ラベルにより、箱等の封緘対象物を封緘する際には、離型紙55から剥がした封緘ラベルを、封緘部分に貼付粘着層51の接着力で貼り付ける。
そして、封緘対象物の開封に際して、この封緘ラベルを封緘対象物から引き剥がすと、脆弱フィルム52の強接着領域53aに対面する部分は、保護フィルム54と共に封緘対象物から引き剥がされ、脆弱フィルム52の弱接着領域53bに対面する部分は、保護フィルム54と離れて、封緘対象物の表面に貼り付いたままとなる。
このため、封緘対象物の表面に、脆弱フィルム52が無秩序に分断された状態で残存することとなり、脆弱フィルム52を再度貼り付けても、外見上、元の状態に戻すことができず、封緘ラベルが剥がされた履歴を判別することができる。
特開2006−301236号公報
しかしながら、上記のような封緘ラベルでは、貼付粘着層51、脆弱フィルム52、中間粘着層53及び保護フィルム54の材質に制約があるほか、製造時に大量の薬品を必要とし、使用後の薬品や溶解物が廃棄物として発生する問題がある。
そこで、この発明は、通常の紙をラベルの基材として使用しつつ、不正開封を防止できるようにすることを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、下基材と上基材とが積層された構造の積層ラベルにおいて、下基材には、裏面にラベル貼付面へ貼り付けられる貼付粘着層を形成し、表面に複数の分離した閉領域から成る下図柄の印刷層を形成すると共に、その印刷層に、離型剤による離型加工を施し、下図柄の印刷層の輪郭に沿って下基材及び貼付粘着層を貫通する切込を入れ、下基材と上基材とを下図柄の印刷層に被さる中間粘着層を介して貼り合わせ、下図柄の印刷層を上基材で覆い、上基材の表面に、上図柄の印刷層を形成したのである。
この発明に係る積層ラベルは、封緘部分のラベル貼付面に貼付粘着層の接着力で貼り付けた封緘状態で、封緘対象物から引き剥がそうとすると、下図柄の印刷層の部分が離型加工及び輪郭の切込により、中間粘着層から分離し、下図柄に対応する貼付粘着層及び下基材と共にラベル貼付面に残り、それ以外の部分が全て除去される。
そして、ラベル貼付面に残存した下図柄の部分は、一度捲ると、元の配置に戻すことができず、不正開封した場合、証拠が残り、本証として機能する。
このように、下図柄の印刷層の離型加工及び輪郭に沿った切込により、不正開封防止機能を実現するので、基材の材料として紙を使用でき、製造工程で樹脂フィルムを薬品で溶解させる等の必要がなく、使用後の薬品や溶解物が廃棄物として発生することもない。
この発明に係る積層ラベルの使用前の状態を示す斜視図 同上の製造工程において、(a)離型紙に下基材を貼り付けた状態、(b)下基材に下図柄印刷及び離型加工を施して切込を入れた状態、(c)下基材に上基材を積層した状態、(d)上基材に上図柄を印刷した状態をそれぞれ示す断面図 同上の積層ラベルを離型紙から剥がす過程を示す断面図 同上の積層ラベルによる封筒の封緘状態を示す図 同上の下図柄が残る開封過程を示す斜視図 同上の下図柄が残った状態を示す断面図 従来の封緘ラベルの使用前の状態を示す断面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す積層ラベルLは、封筒の封緘に使用されるものであり、紙製の下基材2と上基材5とが積層された構造とされている。使用前の積層ラベルLには、裏面に離型紙8が貼り付けられている。
下基材2の裏面には、離型紙8に付着する接着剤の貼付粘着層1が形成され、下基材2の表面には、複数の分離した閉領域の抽象図形から成る下図柄の印刷層3が形成されている。印刷層3には、シリコンニス等の離型剤による離型加工が施され、印刷層3の輪郭に沿って、下基材2及び貼付粘着層1を貫通する切込7が入れられている。
下基材2と上基材5とは、下図柄の印刷層3に被さる接着剤の中間粘着層4を介して貼り合わされ、下図柄の印刷層3が上基材5で覆われている。上基材5の表面には、一例として挙げたものでは、銀色の背景色に「緘」の文字を配した上図柄の印刷層6が形成されている。
この積層ラベルLの製造に際しては、図2(a)に示すように、下基材2を裏面の貼付粘着層1の接着力により離型紙8に貼り付けた状態で、図2(b)に示すように、下基材2の表面に下図柄の印刷層3を形成し、印刷層3に、離型剤による離型加工を施した後、下図柄の印刷層3の輪郭に沿って、切込7を離型紙8に達しないように入れる。
次に、図2(c)に示すように、下図柄の印刷層3に被さる中間粘着層4を介して、下基材2に上基材5を貼り合わせ、図2(d)に示すように、上基材5の表面に、上図柄の印刷層6を形成し、所定の寸法に抜き加工して、不要部分を離型紙8から除去する。
上記のように製造した積層ラベルLを使用して封筒を封緘する際には、図3に示すように、離型紙8から積層ラベルLを捲るように剥がす。
このとき、貼付粘着層1の離型紙8に対する接着力は、貼付粘着層1の下基材2に対する接着力よりも弱く、また、中間粘着層4の下基材2(印刷層3の部分を含む)及び上基材5に対する接着力よりも弱いので、積層ラベルLの全体が離型紙8から剥がれる。
そして、露出した貼付粘着層1の接着力により、図4に示すように、封筒Eの本体部11とフラップ部12に跨って積層ラベルLを貼り付けると、通常の封緘ラベルと同様、積層ラベルLの表面に、上図柄の印刷層6のみが見えた状態となる。
このような封緘状態で、封筒Eから積層ラベルLを引き剥がそうとすると、図5及び図6に示すように、下図柄の印刷層3の部分が離型加工及び輪郭の切込7により、中間粘着層4から分離し、下図柄に対応する貼付粘着層1及び下基材2と共に封筒Eに残り、それ以外の部分が全て除去される。
そして、封筒Eに残存した下図柄の印刷層3に対応する部分は、一度捲ると、元の配置に戻すことができず、不正開封した場合、証拠が残り、本証として機能する。
このように、上記積層ラベルLでは、下図柄の印刷層3の離型加工及び輪郭に沿った切込7により、不正開封防止機能を実現するので、下基材2及び上基材5の材料として紙を使用でき、従来例として示した封緘ラベルのように、製造工程で樹脂フィルムを薬品で溶解させる等の必要がなく、使用後の薬品や溶解物が廃棄物として発生することもない。
なお、上記実施形態では、積層ラベルLとして、封筒の封緘に使用するものを例示したが、この発明に係る積層ラベルは、箱の封緘に使用する封緘ラベルのほか、販売促進キャンペーン用等、種々のラベルとして使用することができる。
また、積層ラベルLの外形は、図示のような楕円状のもののほか、種々の形状とすることができ、下図柄の印刷層3及び上図柄の印刷層6のデザインも、様々なものとすることができる。
L 積層ラベル
1 貼付粘着層
2 下基材
3 印刷層(下図柄)
4 中間粘着層
5 上基材
6 印刷層(上図柄)
7 切込
8 離型紙
E 封筒
11 本体部
12 フラップ部

Claims (1)

  1. 下基材(2)と上基材(5)とが積層された構造の積層ラベル(L)において、下基材(2)には、裏面にラベル貼付面へ貼り付けられる貼付粘着層(1)を形成し、表面に複数の分離した閉領域から成る下図柄の印刷層(3)を形成すると共に、その印刷層(3)に、離型剤による離型加工を施し、下図柄の印刷層(3)の輪郭に沿って下基材(2)及び貼付粘着層(1)を貫通する切込(7)を入れ、下基材(2)と上基材(5)とを下図柄の印刷層(3)に被さる中間粘着層(4)を介して貼り合わせ、下図柄の印刷層(3)を上基材(5)で覆い、上基材(5)の表面に、上図柄の印刷層(6)を形成したことを特徴とする積層ラベル。
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