JP5951245B2 - 応力発光表示媒体 - Google Patents

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Description

本発明は応力発光表示媒体にかかるもので、とくにラベル(たとえば、セキュリティラベル)や熱転写インキリボン、さらには、メンブレンスイッチや圧力偏り評価シートなどに発生する応力を発光表示可能な応力発光表示媒体に関するものである。
従来から、製品や部品その他各種の被貼付け体の機密保持や安全管理のために用いられているセキュリティラベルは、被貼付け体に貼り付けている状態からこれをはがすと、はがした跡がはっきり残ったり、隠蔽されていた文字記号などが現れるなどの構成が採用されている。
このようなセキュリティラベルの偽造防止のために、紫外線、赤外線あるいは電子線などに反応するインキを用いて所定の管理情報を印刷することが行われている。
図14にもとづき概説する。
図14は、従来のセキュリティラベルの説明図であって、図14(1)は、セキュリティラベル1を部品Pに貼り付けた状態の平面図、図14(2)は、別のタイプのセキュリティラベル2を部品Pに貼り付けた状態の平面図である。
セキュリティラベル1は、セキュリティラベル1の製造過程においてその表面に、紫外線、赤外線あるいは電子線などに反応するインキを塗工しておくとともに、その表面に管理情報3(たとえば「検査済」)を印字しておき、たとえば紫外線発生照射装置UDなどからの紫外線UVの照射による反応によって、セキュリティラベル1の表面が各種の色に発色可能としてあり、この発色状態の確認によりセキュリティラベル1の真贋を判定することができる。
セキュリティラベル2は、その表面に、紫外線、赤外線あるいは電子線などに反応するインキにより管理情報4(たとえば「開封禁止」)を印字しており、上記紫外線UVなどを照射することにより、この管理情報4の文字自体が各種の色に発色可能として、セキュリティラベル1と同様に、この発色状態の確認により、セキュリティラベル2の真贋を判定可能である。
図15は、セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2に印字するためのサーマルプリンター5の概略側面図であって、サーマルプリンター5は、セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2のラベル連続体6の供給部7と、位置検出部8と、印字部9と、を有する。
ラベル連続体6は、図15にその一部を拡大断面図により示しているように、帯状の台紙10(剥離紙)と、ラベル基材11と、ラベル基材11の裏面側の粘着剤層12と、を有する。
ラベル基材11および粘着剤層12を所定ラベルピッチで切断分割して、単葉のラベル片13(セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2)を複数枚形成し、台紙10上に仮着している。
供給部7は、帯状のラベル連続体6をロール状に保持可能であって、位置検出部8および印字部9方向にラベル連続体6を帯状に繰り出し可能である。
位置検出部8は、光学的な位置検出センサー14を有し、台紙10の裏面側にあらかじめ印刷してある位置検出用マーク15を検出する。
印字部9は、サーマルヘッド16およびプラテンローラー17と、熱転写インキリボン18のリボン供給軸19およびリボン巻取り軸20と、を有する。
こうした構成のサーマルプリンター5により、ラベル連続体6(ラベル片13)上に所望の情報を印字可能である。
すなわち、図14に示すように、ラベル連続体6(ラベル片13)上に管理情報3あるいは管理情報4を印字するものである。もちろん、その他の情報として、ロット番号、固有識別番号、必要な文字記号などを印字することができる。
しかしながら、上述のようなセキュリティラベル1およびセキュリティラベル2は、反応を確認するために紫外線発生照射装置UDその他の器具を必要とするため、そのコストも考慮に入れなければならないという問題がある。
また、ホログラフィなどによるセキュリティラベルもあるが、ホログラフィは、図柄を構成するために高度な製版技術を必要とするため、コストが高いという問題がある。
図16は、従来のメンブレンシートスイッチ30の概略断面図であり、メンブレンシートスイッチ30は、表面シート31および裏面粘着シート32と、上部電極シート33および下部電極シート34と、スペーサー35と、上部電極シート33および下部電極シート34それぞれに互いに対向して設けた一対の上部電極36および下部電極37と、を有するとともに、LEDライト38を設けている。
このような構成のメンブレンシートスイッチ30において、表面シート31の上部表面側からスイッチ押圧力として外力(図16中、矢印)を作用させると、表面シート31および上部電極シート33がたわむ結果、上部電極36および下部電極37の導通によってスイッチが入るとともに、LEDライト38が点灯して、スイッチ入力の表示が可能である。
しかしながら、このメンブレンシートスイッチ30においては、スイッチが入ったことを表示するためにLEDライト38あるいはその他の照明電球が必要であるという問題がある。
図17は、印刷装置ないしプリンター40の圧力測定シート、より詳細には、圧力偏り評価シート41ならびに版胴42および圧胴43の斜視図であって、圧力偏り評価シート41は、圧力偏り評価シート基材44内に、多数のマイクロカプセル45を均等に混入してある。
このような構成の印刷装置ないしプリンター40において、圧力偏り評価シート41を版胴42および圧胴43の間に挟持し、版胴42および圧胴43を回転駆動して、その間の幅方向における圧力が均等か否かを評価可能である。
すなわち、版胴42および圧胴43からかかる圧力により圧力偏り評価シート41内のマイクロカプセル45がつぶれてその内部の染料が発色する。
したがって、幅方向(版胴42および圧胴43の軸方向)における発色の濃淡を判定するとともに、版胴42の左右一対の支持調整機構46を操作することにより、版胴42および圧胴43の間の印刷圧力を一定に調整可能である。
しかしながら、この圧力偏り評価シート41は、マイクロカプセル45がつぶれて発色するため、一回しか使うことができないとともに、版胴42および圧胴43の間の圧力評価自体しか見ることができず、圧力偏り評価シート41の状態を見ながら圧力の調整操作は不可能であり、再度の調整のためにはさらに別の圧力偏り評価シート41を用いる必要があるという問題がある。
特開2001−232955号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、特別の装置ないし器具などを用いることなく、指先で押すだけで、内部の応力の状態を応力発色により表示可能な応力発光表示媒体を提供することを課題とする。
また本発明は、セキュリティラベルなどのラベルとして利用する場合に、指先で触るだけでその真贋を判定可能な応力発光表示媒体を提供することを課題とする。
また本発明は、セキュリティラベルなどのラベルを印字するための熱転写インキリボンとして利用する場合に、これを用いた印字情報(管理情報)に指先で触るだけでその真贋を判定可能な応力発光表示媒体を提供することを課題とする。
また本発明は、メンブレンシートスイッチとして利用する場合に、指先でスイッチ動作として押すだけで、スイッチ入力の確認用として発色することができる応力発光表示媒体を提供することを課題とする。
また本発明は、圧力偏り評価シートとして利用する場合に、各種印刷装置ないしプリンターの印刷部に通すだけで、その圧力分布を発色状態により表示可能であるとともに、複数回にわたって使用可能な応力発光表示媒体を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、弾性変形領域内で可逆的に発光可能な応力発光性無機材料を添加した応力発光層を設けることに着目したもので、第一の発明は、媒体基材を有し、当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、応力発光性無機材料を添加した応力発光層を上記媒体基材に積層していることを特徴とする応力発光表示媒体である。
上記媒体基材は、ラベル基材であって、上記応力発光層をこのラベル基材に積層していることができる。
上記媒体基材は、ラベル基材であって、このラベル基材に積層している粘着剤層に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光粘着剤層(応力発光層)としていることができる。
上記媒体基材は、熱転写インキリボンのフィルム基材であって、このフィルム基材に上記応力発光層を積層していることができる。
上記媒体基材は、熱転写インキリボンのフィルム基材であって、このフィルム基材に積層しているリボンインキ層に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光リボンインキ層(応力発光層)としていることができる。
上記媒体基材は、熱転写インキリボンのフィルム基材であって、このフィルム基材に積層している剥離インキ層に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光剥離インキ層(応力発光層)としていることができる。
上記媒体基材は、メンブレンシートスイッチの表面シートであって、この表面シートに積層しているシートインキ層に上記応力発光層を積層していることができる。
上記媒体基材は、メンブレンシートスイッチの表面シートであって、この表面シートに積層しているシートインキ層に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光シートインキ層(応力発光層)としていることができる。
上記媒体基材は、プリンターの圧力偏り評価シート基材であって、この圧力偏り評価シート基材に上記応力発光層を積層していることができる。
第二の発明は、媒体基材を有し、当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、上記媒体基材に応力発光性無機材料を添加していることを特徴とする応力発光表示媒体である。すなわち、媒体基材自体を応力発光層とすることができる。
上記媒体基材は、ラベル基材であって、このラベル基材に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光ラベル基材としていることができる。すなわち、ラベル基材自体を応力発光層とすることができる。
上記媒体基材は、メンブレンシートスイッチの表面シートであって、この表面シートに上記応力発光性無機材料を添加して応力発光表面シートとしていることができる。すなわち、表面シート自体を応力発光層とすることができる。
上記媒体基材は、プリンターの圧力偏り評価シート基材であって、この圧力偏り評価シート基材に上記応力発光性無機材料を添加して応力発光評価シート基材としていることができる。すなわち、応力発光評価シート基材自体を応力発光層とすることができる。
上記応力発光性無機材料は、ユーロピウムを発光中心として添加したアルミン酸ストロンチウム、あるいはマンガンを発光中心として添加した硫化亜鉛のいずれか一方であることができる。
応力発光とは、外部から加えられた機械的な力(力学エネルギー)により材料が発光する現象であり、本発明では、とくに弾性変形領域における応力発光を利用しようとするものである。
上記応力発光性無機材料は、粉末微粒子状に得ることができるセラミックスであり、各種の材料に混練することが可能で、無機材料や発光中心の種類を選択することにより、紫外線、可視光線および赤外線の各種の波長による応力発光が可能である。
たとえば、上記ユーロピウムを発光中心として添加したアルミン酸ストロンチウムは、人間の肉眼でも確認しやすい緑色に応力発光する。また、マンガンを発光中心として添加した硫化亜鉛は、黄橙色に応力発光する。
本発明による応力発光表示媒体においては、応力発光性無機材料を添加して応力発光を可能としたので、指先で触れるか、押圧ないし加圧するだけで、内部に発生する応力により発光させることができ、特別の装置や器具を必要とせずに各種の表示用途に利用可能である。
たとえば、セキュリティラベルあるいは熱転写インキリボンなどの印字用媒体とすれば、偽造防止が可能な管理情報を表示しておくことができる。
また、メンブレンシートスイッチとすれば、LEDや各種の電球を用いずにスイッチ入力(スイッチのオンオフ)の表示が可能である。
また、圧力偏り評価シートとすれば、圧力の偏りを表示するとともに、その圧力調整操作も同時に実行可能とすることができる。
とくに第一の発明の応力発光表示媒体によれば、応力発光性無機材料を添加した応力発光層を媒体基材に積層しているので、指先で接触ないし押圧、加圧することによりその応力発光層を発光させることができる。
とくに第二の発明の応力発光表示媒体によれば、媒体基材に応力発光性無機材料を添加しているので、媒体基材自体を応力発光層として応力発光させることができる。
本発明の第1の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をセキュリティラベル50として応用した場合の、セキュリティラベル50を複数枚連ねて構成したラベル連続体50Aの平面図である。 同、図2(1)は、図1のII−II線断面図、図2(2)は、セキュリティラベル50を部品Pに貼り付けた状態の平面図である。 本発明の第2の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をセキュリティラベル53として応用した場合の、セキュリティラベル53の縦断面図である。 本発明の第3の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をセキュリティラベル55として応用した場合の、セキュリティラベル55の縦断面図である。 本発明の第4の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン60として応用した場合の、熱転写インキリボン60をロール状に巻いた形態の斜視図である。 同、熱転写インキリボン60の縦断面図および一般的なラベル片13(図15)の縦断面図である。 本発明の第5の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン65として応用した場合の、熱転写インキリボン65の縦断面図である。 本発明の第6の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン67として応用した場合の、熱転写インキリボン67の縦断面図である。 本発明の第7の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ70として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ70の縦断面図である。 本発明の第8の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ73として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ73の縦断面図である。 本発明の第9の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ75として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ75の縦断面図である。 本発明の第10の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をプリンターの圧力偏り評価シート80として応用した場合の、圧力偏り評価シート80の縦断面図である。 本発明の第11の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をプリンターの圧力偏り評価シート82として応用した場合の、圧力偏り評価シート82の縦断面図である。 従来のセキュリティラベルの説明図であって、図14(1)は、セキュリティラベル1を部品Pに貼り付けた状態の平面図、図14(2)は、別のタイプのセキュリティラベル2を部品Pに貼り付けた状態の平面図である。 同、セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2に印字するためのサーマルプリンター5の概略側面図である。 従来のメンブレンシートスイッチ30の概略断面図である。 従来の、印刷装置ないしプリンター40の圧力測定シート、より詳細には、圧力偏り評価シート41ならびに版胴42および圧胴43の斜視図である。
本発明は、応力発光性無機材料を添加した応力発光層を設けたので、指先での接触、押圧あるいは加圧などの操作だけで、内部に発生する応力により発光させることができる応力発光表示媒体を実現した。
つぎに本発明の第1の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を図1および図2にもとづき説明する。ただし、図14ないし図17と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、応力発光表示媒体をセキュリティラベル50として応用した場合の、セキュリティラベル50を複数枚連ねて構成したラベル連続体50Aの平面図、図2(1)は、図1のII−II線断面図である。
セキュリティラベル50は、媒体基材としてラベル基材を採用し、図15において要部を拡大して示した前記台紙10、ラベル基材11および粘着剤層12を有するとともに、ラベル基材11の表面側に積層した応力発光層51を有する。
また、単葉のラベル片であるセキュリティラベル50を仮着している台紙10の裏面側に、前記位置検出用マーク15をあらかじめ印刷し、前述したサーマルプリンター5(図15)における位置検出部8(位置検出センサー14)による位置検出を可能としている。
すなわち、サーマルプリンター5により、応力発光層51の表面側に前記管理情報3(たとえば「検査済」、図14(1))を可変的に印字することができる。
応力発光層51は、透明なインキ材料であるメジウムに応力発光性無機材料52を添加して、これを構成したものである。
なお、応力発光層51の厚さは、3〜30μmが好ましい。
応力発光性無機材料52は、ユーロピウムを発光中心として添加したアルミン酸ストロンチウム(緑色に発光)、あるいはマンガンを発光中心として添加した硫化亜鉛(黄橙色に発光)などを採用可能であり、たとえば、独立行政法人産業技術総合研究所が開発し、大光炉材(株)が商品化した応力発光性無機材料52が望ましい。
応力発光性無機材料52の添加割合は、5〜30重量%が好ましい。
なお、セキュリティラベル50の製造時に、印刷インキに応力発光性無機材料52を添加し、フレキソ、凸版、シルク、グラビアその他各種の印刷方式により固定情報として上記管理情報3を応力発光層として印刷しておくこともできる。そのなかでも、凸版印刷、シルク印刷が好ましい。
こうした構成のセキュリティラベル50(応力発光表示媒体)によれば、セキュリティラベル50の表面(あるいは管理情報3自体)に指先で軽く触れるだけで、セキュリティラベル50(具体的には、応力発光層51)に発生する応力を表示可能である。
すなわち、図2(2)は、セキュリティラベル50を部品Pに貼り付けた状態の平面図であって、セキュリティラベル50の上面側から指先で触れる程度の押圧力で、その押圧部位が緑色あるいは黄橙色に発光して、セキュリティラベル50が正規のラベルであることを確認ないし判定することができる。
もちろん、押して発色しなければセキュリティラベル50が偽造されたものと推定することができる。
押圧操作を解除すれば、応力発光層51の発光が消失するので、何度でも確認操作を繰り返すことができる。
さらに、従来のセキュリティラベル1、2(図15)のように、紫外線発生照射装置UDその他の装置や器具が不要であり、低コストである。
図3は、本発明の第2の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をセキュリティラベル53として応用した場合の、セキュリティラベル53の縦断面図であって、セキュリティラベル53は、ラベル基材11に応力発光性無機材料52を添加して応力発光ラベル基材54(応力発光層)としている。
すなわち、ラベル基材11の材料を選択することにより、媒体基材(ラベル基材11)に応力発光性無機材料52を添加し、ラベル基材11自体を応力発光層としている。
こうした構成のセキュリティラベル53においても、セキュリティラベル50(図2)と同様に、管理情報3を印字可能であるとともに、指先で触れるだけで、応力発光ラベル基材54の応力発光にもとづき、セキュリティラベル53の真贋を判定可能である。
図4は、本発明の第3の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をセキュリティラベル55として応用した場合の、セキュリティラベル55の縦断面図であって、セキュリティラベル55は、ラベル基材11に積層している粘着剤層12に応力発光性無機材料52を添加して応力発光粘着剤層56(応力発光層)としている。
ただし、ラベル基材11を透明ないし透明に近い素材とすることが望ましい。
こうした構成のセキュリティラベル55においても、セキュリティラベル50(図2)およびセキュリティラベル53(図3)と同様に、管理情報3を印字可能であるとともに、指先で触れるだけで、応力発光粘着剤層56の応力発光にもとづいて、透明なラベル基材11を通して発光を確認することにより、セキュリティラベル53の真贋を判定可能である。
図5は、本発明の第4の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン60として応用した場合の、熱転写インキリボン60をロール状に巻いた形態の斜視図、図6は、熱転写インキリボン60の縦断面図および一般的なラベル片13(図15)の縦断面図である。
熱転写インキリボン60は、媒体基材として、熱転写インキリボン60のフィルム基材61を採用し、このフィルム基材61に応力発光層63を積層している。
具体的には、熱転写インキリボン60は、フィルム基材61と、剥離インキ層62と、上記応力発光層63と、リボンインキ層64と、を有する。
剥離インキ層62は、フィルム基材61に直接積層しているもので、熱転写インキリボン60への印字パターンによる加熱により、その加熱された剥離インキ層62、応力発光層63およびリボンインキ層64部分をフィルム基材61から分離可能とするとともに、被印字媒体(ラベル片13)への印字後は、印字部分の表面を保護する層となる。
応力発光層63は、透明なインキ材料であるメジウムに応力発光性無機材料52を添加して、これを構成したものである。
なお、応力発光層63の厚さは、3〜30μmが好ましい。
リボンインキ層64は、熱転写インキリボン60による印字のための各種の色を有する色素(たとえば、黒、赤、その他の色素)を有している。
こうした構成の熱転写インキリボン60において、図6に仮想線で示すように、剥離インキ層62、応力発光層63およびリボンインキ層64の積層物からなる管理情報4(たとえば前記「開封禁止」、図14(2))がラベル片13上に印字積層され、表示されている状態で、指先でこの管理情報4部分に触れれば、応力発光するので、ラベル片13の真贋を判定することができる。
図7は、本発明の第5の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン65として応用した場合の、熱転写インキリボン65の縦断面図であって、熱転写インキリボン65は、フィルム基材61に積層しているリボンインキ層64に応力発光性無機材料52を添加して応力発光リボンインキ層66(応力発光層)としている。
もちろん、リボンインキ層64の色に対応して応力発光性無機材料52の発光色を選択することが望ましい。
こうした構成の熱転写インキリボン65においても、熱転写インキリボン60(図6)と同様に、ラベル片13(図6)上に管理情報4などを印字可能であり、この管理情報4に指先で触れるだけで、応力発光リボンインキ層66の応力発光にもとづき、リボンインキ層64の色と混じった発光を確認することにより、ラベル片13の真贋を判定可能である。
図8は、本発明の第6の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体を熱転写インキリボン67として応用した場合の、熱転写インキリボン67の縦断面図であって、熱転写インキリボン67は、フィルム基材61に積層している剥離インキ層62に応力発光性無機材料52を添加して応力発光剥離インキ層68(応力発光層)としている。
こうした構成の熱転写インキリボン67においても、熱転写インキリボン60(図6)および熱転写インキリボン65(図7)と同様に、ラベル片13(図6)上に管理情報4などを印字可能であり、管理情報4に指先で触れるだけで、応力発光剥離インキ層68の応力発光にもとづき、ラベル片13の真贋を判定可能である。
図9は、本発明の第7の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ70として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ70の縦断面図である。
メンブレンシートスイッチ70は、媒体基材として、メンブレンシートスイッチの前記表面シート31(図16)を採用し、この表面シート31に応力発光層72を積層している。
具体的には、メンブレンシートスイッチ70は、図16において前述したメンブレンシートスイッチ30の表面シート31に印刷したシートインキ層71に応力発光層72を積層している
シートインキ層71は、表面シート31に直接印刷積層しているもので、メンブレンシートスイッチ70としての表示を行う。
応力発光層72は、メジウムに応力発光性無機材料52を添加してこれを構成したものである。
なお、応力発光層72の厚さは、3〜30μmが好ましい。
こうした構成のメンブレンシートスイッチ70において、応力発光層72の上方から、スイッチ動作として図9中、下方に押し込めば、上部電極36および下部電極37の接触によりスイッチが入るとともに、応力発光層72中に応力が発生し、この応力に応じて応力発光層72が発光するので、スイッチが入ったことを確認することができる。
すなわち、従来のメンブレンシートスイッチ30(図16)のように前記LEDライト38(図16)を装備する必要がなく、省資源および省エネルギーにつながるとともに、コスト低減に寄与可能である。
図10は、本発明の第8の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ73として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ73の縦断面図であり、表面シート31に積層印刷したシートインキ層71に応力発光性無機材料52を添加して応力発光シートインキ層74(応力発光層)としている。
こうした構成のメンブレンシートスイッチ73においても、メンブレンシートスイッチ70(図9)と同様に、応力発光シートインキ層74へのスイッチ動作により、応力発光シートインキ層74が発光するので、スイッチが入ったことを確認可能である。
図11は、本発明の第9の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をメンブレンシートスイッチ75として応用した場合の、メンブレンシートスイッチ75の縦断面図であって、メンブレンシートスイッチ75は、表面シート31に応力発光性無機材料52を添加して応力発光表面シート76(応力発光層)としている。
すなわち、表面シート31の材料を選択することにより、媒体基材(表面シート31)に応力発光性無機材料52を添加し、表面シート31自体を応力発光層としている。
こうした構成のメンブレンシートスイッチ75においても、メンブレンシートスイッチ70(図9)およびメンブレンシートスイッチ73(図10)と同様に、応力発光表面シート76へのスイッチ動作により、応力発光表面シート76が発光するので、スイッチが入ったことを確認可能である。
図12は、本発明の第10の実施例(第一の発明)による応力発光表示媒体をプリンターの圧力偏り評価シート80として応用した場合の、圧力偏り評価シート80の縦断面図である。
圧力偏り評価シート80は、媒体基材として、プリンターの前記圧力偏り評価シート基材44(図17)を採用し、この圧力偏り評価シート基材44に応力発光層81を積層している。
具体的には、圧力偏り評価シート80は、図17において前述した印刷装置ないしプリンター40の圧力偏り評価シート基材44に応力発光層81を積層している。
応力発光層81は、メジウムに応力発光性無機材料52を添加してこれを構成している。
なお、応力発光層81の厚さは、3〜30μmが好ましい。
こうした構成の圧力偏り評価シート80において、図17に示した印刷装置ないしプリンター40における版胴42および圧胴43の間にこの圧力偏り評価シート80を通過させれば、版胴42および圧胴43の間の圧力に応じて応力発光層81の、版胴42および圧胴43の軸方向における発光程度が異なれば、圧力偏り評価シート80を版胴42および圧胴43の間に挟んだまま、左右一対の支持調整機構46を調整することにより版胴42および圧胴43の間の圧力を左右幅方向に均等なものとすることができる。
しかも、版胴42および圧胴43の間から取り出せば、発光現象は消失するので、圧力偏り評価シート80として何度でも使用可能であって、省資源かつ低コストである。
図13は、本発明の第11の実施例(第二の発明)による応力発光表示媒体をプリンターの圧力偏り評価シート82として応用した場合の、圧力偏り評価シート82の縦断面図である。
圧力偏り評価シート82は、圧力偏り評価シート基材44に応力発光性無機材料52を添加して応力発光評価シート基材83(応力発光層)としている。
すなわち、圧力偏り評価シート基材44の材料を選択することにより、媒体基材(圧力偏り評価シート基材44)に応力発光性無機材料52を添加し、圧力偏り評価シート基材44自体を応力発光層としている。
こうした構成の圧力偏り評価シート82においても、圧力偏り評価シート80(図12)と同様に、印刷装置ないしプリンター40における版胴42および圧胴43の間に圧力偏り評価シート82を挟んで、左右幅方向における応力発光の程度に応じてその間の圧力を評価調整することができる。
かくして、本発明による応力発光表示媒体として、たとえば、ラベル、リボン、シートスイッチ、圧力測定シートなどに応用して、特別な機械や器具を必要とせずに、指先での接触ないし押圧操作あるいは加圧操作により応力発光現象を利用することにより、低コスト、省資源かつ省エネルギーで、必要な表示機能を発揮可能である。
1 セキュリティラベル(従来、図14(1))
2 セキュリティラベル(従来、図14(2))
3 管理情報(たとえば、「検査済」)
4 管理情報(たとえば、「開封禁止」)
5 サーマルプリンター(図15)
6 セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2のラベル連続体
7 供給部
8 位置検出部
9 印字部
10 台紙
11 ラベル基材(媒体基材)
12 粘着剤層
13 ラベル片(セキュリティラベル1あるいはセキュリティラベル2)
14 位置検出センサー
15 位置検出用マーク
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラー
18 熱転写インキリボン
19 リボン供給軸
20 リボン巻取り軸
30 メンブレンシートスイッチ(従来、図16)
31 表面シート
32 裏面粘着シート
33 上部電極シート
34 下部電極シート
35 スペーサー
36 上部電極
37 下部電極
38 LEDライト
40 印刷装置ないしプリンター(従来、図17)
41 圧力偏り評価シート(従来、図17)
42 版胴
43 圧胴
44 圧力偏り評価シート基材
45 マイクロカプセル
46 左右一対の支持調整機構
50 セキュリティラベル(第1の実施例、応力発光表示媒体、図1、図2)
50A セキュリティラベル50のラベル連続体
51 応力発光層
52 応力発光性無機材料
53 セキュリティラベル(第2の実施例、応力発光表示媒体、図3)
54 応力発光ラベル基材(応力発光層)
55 セキュリティラベル(第3の実施例、応力発光表示媒体、図4)
56 応力発光粘着剤層(応力発光層)
60 熱転写インキリボン(第4の実施例、応力発光表示媒体、図5、図6)
61 フィルム基材(媒体基材)
62 剥離インキ層
63 応力発光層
64 リボンインキ層
65 熱転写インキリボン(第5の実施例、応力発光表示媒体、図7)
66 応力発光リボンインキ層(応力発光層)
67 熱転写インキリボン(第6の実施例、応力発光表示媒体、図8)
68 応力発光剥離インキ層(応力発光層)
70 メンブレンシートスイッチ(第7の実施例、応力発光表示媒体、図9)
71 シートインキ層
72 応力発光層
73 メンブレンシートスイッチ(第8の実施例、応力発光表示媒体、図10)
74 応力発光シートインキ層(応力発光層)
75 メンブレンシートスイッチ(第9の実施例、応力発光表示媒体、図11)
76 応力発光表面シート(応力発光層)
80 圧力偏り評価シート(第10の実施例、応力発光表示媒体、図12)
81 応力発光層
82 圧力偏り評価シート(第11の実施例、応力発光表示媒体、図13)
83 応力発光評価シート基材(応力発光層)
UD 紫外線発生照射装置(図14)
UV 紫外線
P 部品

Claims (4)

  1. 熱転写インキリボンのフィルム基材である媒体基材を有し、
    当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、
    前記媒体基材に積層している剥離インキ層に前記応力発光性無機材料を添加して応力
    発光剥離インキ層としていることを特徴とする応力発光表示媒体。
  2. プリンターの圧力偏り評価シート基材である媒体基材を有し、
    当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、
    応力発光性無機材料を添加した応力発光層を前記媒体基材に積層していることを特徴とす
    る応力発光表示媒体。
  3. ラベル基材である媒体基材を有し、
    当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、
    前記媒体基材に応力発光性無機材料を添加していることを特徴とする応力発光表示媒体。
  4. プリンターの圧力偏り評価シート基材である媒体基材を有し、
    当該応力発光表示媒体に発生する応力を表示可能な応力発光表示媒体であって、
    前記媒体基材に応力発光性無機材料を添加していることを特徴とする応力発光表示媒体。』
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