JP5431719B2 - ロール製品の搬送装置 - Google Patents

ロール製品の搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5431719B2
JP5431719B2 JP2008329363A JP2008329363A JP5431719B2 JP 5431719 B2 JP5431719 B2 JP 5431719B2 JP 2008329363 A JP2008329363 A JP 2008329363A JP 2008329363 A JP2008329363 A JP 2008329363A JP 5431719 B2 JP5431719 B2 JP 5431719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll product
belt
conveyor
vacuum belt
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008329363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010149981A (ja
Inventor
慎 福島
滋 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2008329363A priority Critical patent/JP5431719B2/ja
Publication of JP2010149981A publication Critical patent/JP2010149981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5431719B2 publication Critical patent/JP5431719B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Belt Conveyors (AREA)

Description

本発明は、ロール製品の搬送装置に関するものであり、より詳細には、ロール製品のテールが搬送装置に巻き込まれることを防止可能とされたロール製品の搬送装置に関するものである。
ベルトコンベアなどの搬送装置間で物品の受け渡しを行う際に、物品の向きが搬送方向に対して変化しないよう工夫された搬送装置が、従来より種々提案されている(例えば下記特許文献1)。
このような搬送装置のうち、トイレットロールやキッチンロールなどの重量の軽いロール製品を搬送するタイプのものとしては、図4乃至図6に示すタイプのものが従来より提案されている。
図4に示すように、本従来例に係るロール製品の搬送装置101は、符号140、141で示される一対のベルトコンベア間に設置されて用いられる。これらのベルトコンベア140、141は、その端部が相互に離間するように配置されており、載置されたロール製品Rを、矢印D方向に従って搬送するようになっている。
図4に示すように、本従来例に係るロール製品の搬送装置101は、4つのコンベアローラ110と、これらのコンベアローラ110に張設されたバキュームベルト120と、ロール製品の搬送装置101内部に設置された吸引手段130とから構成されている。
4つのコンベアローラ110は、軸心方向に回動可能とされた円筒から構成されており、その周壁には、軸心方向と平行を成して延在する溝(図示しない)が連続して切られている。無端ベルトであるバキュームベルト120は、4つのコンベアローラ110によって張設される形で配置されている。
バキュームベルト120のコンベアローラ110に接触する側の面(内面)には、図示しないタイミングベルトが固着設置されている。このタイミングベルトには、バキュームベルト120の幅方向と平行を成して延在する溝が連続して切られている。タイミングベルトに切られた溝は、4つのコンベアローラ110の周壁に切られた溝に対して歯車状に噛合うようになっており、このことによって、4つのコンベアローラ110が回動すると、それに従ってタイミングベルトと共にバキュームベルト120が、矢印Fによって示される方向に向かって回転走行するようになっている。
図4に示すように、ロール製品の搬送装置101は、ベルトコンベア140とロール製品Rの直径とほぼ同距離だけ離間して配置されている。この一方、ロール製品の搬送装置101とベルトコンベア141とは、ロール製品Rの直径よりも若干長い距離だけ離間するよう相互に配置されている。
図4のY−Y矢視に対応する図である図5に示すように、バキュームベルト120には、バキュームベルト20を貫通する複数の吸引口122(貫通孔)が、バキュームベルト120の内面側に設けられたタイミングベルトと重ならないよう設けられている。これらの吸引口122は、円状に形成されており、バキュームベルト120の幅方向と垂直に交わる方向に沿って間欠的に2列に亘って配置されている。
図4に示すように、ロール製品の搬送装置101の内側におけるベルトコンベア140、141と対向する部分には、所定領域において負圧を発生可能とされた吸引手段130が設置されており、この吸引手段130は、バキュームベルト120のすぐ内側に配置されている。この吸引手段130は、負圧を発生させることで、前述のバキュームベルト120に設けられた吸引口122を通じて物体を吸引可能となっており、このことによって、バキュームベルト120は、吸引手段130の設置部分において、図4及び図6に示される矢印Eによって示される方向に向かって吸引動作を行えるようになっている。なお、ベルトコンベア141に近接するコンベアローラ110近傍には、吸引口122からの吸引を阻害する吸引阻害手段(図示しない)が設けられており、この吸引阻害手段によってバキュームベルト120に搬送される物体はベルトコンベア141上に落下されるようになっている。
図5、及び図5に示されるZ−Z矢視断面図である図6に示すように、バキュームベルト120の外面(ロール製品の搬送装置101の外側に面する側の面)における両側には、ロール製品Rのガイドである一対のガイド部材124が、吸引口122を挟むようにしてバキュームベルト120の延在方向全体に亘って固定設置されている。これらのガイド部材124は、図6に示すように、断面が台形状となるよう形成されており、そのうちの一辺がそれぞれバキュームベルト120の中央に向かって下り傾斜するようになっている。また、これらのガイド部材124は、軟質なゴムまたはスポンジによって形成されている。
図4及び図6(B)に示すように、以上のように構成されたロール製品の搬送装置101では、矢印D方向に沿ってベルトコンベア140上を流れてきてロール製品の搬送装置101の下方に位置したロール製品Rを、吸引手段130の吸引によってバキュームベルト120に持ち上げ保持すると共にベルトコンベア141側に搬送し、ベルトコンベア141上にロール製品Rが位置した時点で吸引阻害手段によって吸引動作を阻害してベルトコンベア141上に落下されるようになっている。
以上のように構成されたロール製品の搬送装置101では、バキュームベルト120の下方に位置するロール製品Rを吸引手段130による吸引によってバキュームベルト120に持ち上げ保持するようになっており、搬送時にロール製品Rを機械的に挟持しないことからロール製品Rを傷つけることがないため、トイレットロールやキッチンロールなどの柔らかいロール製品の搬送に適している。
また、バキュームベルト120の中央に向かって下り傾斜するよう形成された一対のガイド部材124が、バキュームベルト120の外面に設けられているため、図6の(B)に示すように、バキュームベルト120に対するロール製品Rの位置決めを確実に行えることから、ロール製品Rの向きがバラバラになってしまうことがない。さらに、ガイド部材124がゴムやスポンジなどの軟質な材料から形成されているため、ガイド部材124の角によってロール製品Rを傷つけてしまうことがない。
特開平9−267915号公報
しかしながら、以上に示した従来型のロール製品の搬送装置101では、図6の(B)に示すように、バキュームベルト120に持ち上げ保持されたロール製品Rの巻き終わりの端部であるテールTが、バキュームベルト120のロール製品Rの保持面と逆の面(内面)側に巻き込まれてしまい、テールシールが剥がれてしまうという問題があった。
また、以上に示した従来型のロール製品の搬送装置101では、図6の(A)における矢印Gに示されるような、吸引手段による負圧を原因とする気流が発生するため、この気流によってロール製品RのテールTが、バキュームベルト120のロール製品Rの保持面と逆の面(内面)側に移動してしまいがちになり、テールTの巻き込みの一因となっていた。
このような問題は、操業異常や、製造効率の悪化に繋がるものであった。
そこで、本発明の主たる課題は、バキュームベルトに持ち上げ保持されたロール製品のテールが、バキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に巻き込まれてしまうことのないロール製品の搬送装置を提供することにある。
以下に、上記課題を解決するための手段とそれらの作用効果を示す。
〔請求項1に係る発明〕
軸心回りに回転可能な円筒状の複数のコンベアローラと、
これらのコンベアローラ間に張設され、コンベアローラの回転によって走行する搬送ベルトとを備え、
前記搬送ベルト上にロール製品を保持しつつ搬送するロール製品の搬送装置であって、
このロール製品の搬送装置は、
前記搬送ベルトが、多数の貫通孔を有する無端のバキュームベルトであり、
所定領域に負圧を発生させる吸引手段を備え、
その吸引手段によって、バキュームベルトの貫通孔を介して下方に位置するロール製品を吸引し、持ち上げ保持しつつ搬送するものであり、
その搬送ベルトの両側部に搬送ベルトの延在方向に沿って一対のガイド部材が、設置され、かつ、前記ガイド部材が、前記搬送ベルト両側縁よりも外方側に向かって突出して、ロール製品のテールが前記搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動することを妨げるガード部分を有しているとともに、通気性を有する軟質材により形成されている、
ことを特徴とするロール製品の搬送装置。
〔作用効果〕
本請求項に係る発明では、ロール製品は、搬送ベルト上に保持され、この搬送ベルトをコンベアローラの回転と共に回転走行させることによって搬送されるようになっている。本請求項に係る発明のように、搬送ベルト両側縁よりも外方側に向かって突出するガード部分を有する一対のガイド部材が、搬送ベルトの両側部に、搬送ベルトの延在方向に沿って設置されていると、ロール製品のテールが、ガード部分の存在によって搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動することができなくなるため、テールが、搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に巻き込まれてしまうことを防止することができる。
また、本請求項に係る発明では、ロール製品は、吸引手段によって、バキュームベルトの貫通孔を介して持ち上げ保持され、このバキュームベルトをコンベアローラの回転と共に回転走行させることによって搬送されるようになっている。本請求項に係る発明のように、バキュームベルト両側縁よりも外方側に向かって突出するガード部分を有する一対のガイド部材が、バキュームベルトの両側部に、バキュームベルトの延在方向に沿って設置されていると、ロール製品のテールが、ガード部分の存在によってバキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動することができなくなるため、テールが、吸引手段から生じる負圧によって、バキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に巻き込まれてしまうことを防止することができる。
そして、吸引手段によって負圧が発生されると、バキュームベルトの両側部分に一定の気流が生じ、ロール製品のテールが、バキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動しやすくなる。そこで、本請求項に係る発明のように、ガイド部材が、通気性を有する軟質材により形成されていると、ガイド部材内を空気が通過するため、バキュームベルトの両側部分における気流の発生を抑えることが可能となる。その結果、ロール製品のテールがバキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動し難くなる。
以上のように、本発明によれば、バキュームベルトに持ち上げ保持されたロール製品のテールが、バキュームベルトのロール製品の保持面と逆の面側に巻き込まれてしまうことのないロール製品の搬送装置を提供することができる。
〔第1実施形態〕
以下に、本発明に係るロール製品の搬送装置の第1実施形態を、添付図面である図1乃至図3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るロール製品の搬送装置1は、符号40、41で示される一対のベルトコンベア間に設置されて用いられる。これらのベルトコンベア40、41は、その端部が相互に離間するように配置されており、載置されたロール製品Rを、矢印A方向に従って搬送するようになっている。
図1に示すように、本従来例に係るロール製品の搬送装置1は、4つのコンベアローラ10と、これらのコンベアローラ10に張設されたバキュームベルト20と、ロール製品の搬送装置1内部に設置された吸引手段30とから構成されている。
4つのコンベアローラ10は、軸心方向に回動可能とされた円筒から構成されており、その周壁には、軸心方向と平行を成して延在する溝(図示しない)が連続して切られている。無端ベルトであるバキュームベルト20は、4つのコンベアローラ10によって張設される形で配置されている。
バキュームベルト20のコンベアローラ10に接触する側の面(内面)には、図示しないタイミングベルトが固着設置されている。このタイミングベルトには、バキュームベルト20の幅方向と平行を成して延在する溝が連続して切られている。タイミングベルトに切られた溝は、4つのコンベアローラ10の周壁に切られた溝に対して歯車状に噛合うようになっており、このことによって、4つのコンベアローラ10が回動すると、それに従ってタイミングベルトと共にバキュームベルト20が、矢印Cによって示される方向に向かって随時回転走行するようになっている。
図1に示すように、ロール製品の搬送装置1は、ベルトコンベア40とロール製品Rの直径とほぼ同距離だけ離間して配置されている。この一方、ロール製品の搬送装置1とベルトコンベア41とは、ロール製品Rの直径よりも若干長い距離だけ離間するよう相互に配置されている。
図1のW−W矢視に対応する図である図2に示すように、バキュームベルト20には、バキュームベルト20を貫通する複数の複数の吸引口22(貫通孔)が、バキュームベルト20の内面側に設けられたタイミングベルトと重ならないよう設けられている。これらの吸引口22は、円状に形成されており、バキュームベルト20の幅方向と垂直に交わる方向に沿って間欠的に2列に亘って配置されている。
図1に示すように、ロール製品の搬送装置1の内側におけるベルトコンベア40、41と対向する部分には、所定領域において負圧を発生可能とされた吸引手段30が設置されており、この吸引手段30は、バキュームベルト20すぐ内側に配置されている。この吸引手段30は、負圧を発生させることで、前述のバキュームベルト20に設けられた吸引口22を通じて物体を吸引可能となっており、このことによって、バキュームベルト20は、吸引手段30の設置部分において、図1及び図3に示される矢印Bによって示される方向に向かって吸引動作を行えるようになっている。なお、ベルトコンベア41に近接するコンベアローラ10近傍には、吸引口22からの吸引を阻害する吸引阻害手段(図示しない)が設けられており、この吸引阻害手段によってバキュームベルト20に搬送される物体はベルトコンベア41上に落下されるようになっている。
図2、及び図2に示されるX−X矢視断面図である図3に示すように、バキュームベルト20の外面(ロール製品の搬送装置1の外側に面する側の面)における両側には、ロール製品Rのガイドである一対のガイド部材24が、吸引口22を挟むようにしてバキュームベルト20の延在方向全体に亘って固定設置されている。これらのガイド部材24は、図3に示すように、断面が角形状に形成されており、そのうちの一辺がそれぞれバキュームベルト20の中央に向かって下り傾斜するようになっている。また、これらのガイド部材24は、ゴムやスポンジなどの軟質材によって形成することが可能であるが、その中でも特に、通気性を有する軟質材から形成されていることが好ましい。通気性を有する軟質材としては、有孔性のスポンジや繊維の集合体などを挙げることができる。
図2及び図3に示すように、ガイド部材24のバキュームベルト20の両側端縁よりも外側の部分は、断面が矩形状とされたガード部分24aとされている。このガード部分24は、バキュームベルト20の両側端縁から外方側に向かって突出するようにして構成されており、図3の(A)に示すように、この突出距離L1は3〜10cm程度とされている。なお、この突出距離L1は、搬送されるロール製品RのテールTの長さによって適宜変更することができる。
この一方、ガイド部分24aとバキュームベルト20の外側の面を含む面とは、距離L2だけ離間するようにしてガイド部材24aは構成されており、この離間距離L2は1〜5cm程度とされている。このように、ガイド部分24aとバキュームベルト20の外側の面を含む面とが、離間距離L2をもって離間していることによって、ガイド部材24aが、回転移動するバキュームベルト20の周辺に設けられた装置などに干渉することがない。
図1及び図3(B)に示すように、以上のように構成されたロール製品の搬送装置1では、矢印A方向に沿ってベルトコンベア40上を流れてきてロール製品の搬送装置101の下方に位置したロール製品Rを、吸引手段30の吸引によってバキュームベルト20に持ち上げ保持すると共にベルトコンベア41側に搬送し、ベルトコンベア41上にロール製品Rが位置した時点で吸引阻害手段によって吸引動作を阻害してベルトコンベア41上に落下されるようになっている。
以上のように構成されたロール製品の搬送装置1では、バキュームベルト20の下方に位置するロール製品Rを吸引手段30による吸引によってバキュームベルト20に持ち上げ保持するようになっており、搬送時にロール製品Rを機械的に挟持しないことからロール製品Rを傷つけることがないため、トイレットロールやキッチンロールなどの柔らかいロール製品の搬送に適している。
また、バキュームベルト20の中央に向かって下り傾斜するよう形成された一対のガイド部材24が、バキュームベルト20の外面に設けられているため、図3の(B)に示すように、バキュームベルト20に対するロール製品Rの位置決めを確実に行えることから、ロール製品Rの向きがバラバラになってしまうことがない。さらに、ガイド部材24がゴムやスポンジなどの軟質な材料から形成されているため、ガイド部材24の角によってロール製品Rを傷つけてしまうことがない。
本実施形態に係るロール製品の搬送装置1では、ロール製品Rは、バキュームベルト20に吸引されることで持ち上げ保持され、このバキュームベルト20をコンベアローラ10の回転と共に回転走行させることによって搬送されるようになっている。図3の(B)に示すように、本実施形態に係るロール製品の搬送装置1のように、バキュームベルト20の両側に向かって突出するガード部分24aを有することで、ロール製品RのテールTがバキュームベルト20の両側へ移動することを防止可能とされたガイド部材24が、バキュームベルト20に対して設置されていることによって、バキュームベルト20に持ち上げ保持されたロール製品RのテールTが、バキュームベルト20のロール製品Rの保持面と逆側の面に巻き込まれてしまうことがなくなり、その結果、バキュームベルト20に持ち上げ保持されたロール製品RのテールTが、ロール製品の搬送装置1内部に巻き込まれてしまうことがない。
ガイド部材24が、通気性を有する軟質材により形成されていると、ガイド部材24内を空気が通過するため、バキュームベルト20の両側部分における気流の発生を抑えることが可能となる。その結果、ロール製品RのテールTがバキュームベルト20の両側へ移動し難くなる。
参考実施形態
次に、本発明に係るロール製品の搬送装置の参考実施形態を説明する。
本実施形態に係るロール製品の搬送装置は、第1実施形態に係るロール製品の搬送装置1とは、吸引手段30を備えず、バキュームベルト20の代わりに吸引口22を有しない搬送ベルトを備えており、ロール製品が搬送ベルト上に載置されて保持されるようになっている点で異なる。
本実施形態に係るロール製品の搬送装置では、第1実施形態に係るロール製品の搬送装置1と同様に、搬送ベルトの両側に、ガード部分を有するガイド部材が、搬送ベルトの延在方向全体に亘って固定設置されている。
本実施形態に係るロール製品の搬送装置では、ロール製品は、搬送ベルト上に載置されて保持され、この搬送ベルトをコンベアローラの回転と共に回転走行させることによって搬送されるようになっている。本実施形態に係るロール製品の搬送装置のように、搬送ベルト両側縁よりも外方側に向かって突出するガード部分を有する一対のガイド部材が、搬送ベルトの両側部に、搬送ベルトの延在方向に沿って設置されていると、ロール製品のテールが、ガード部分の存在によって搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動することができなくなるため、テールが、搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に巻き込まれてしまうことを防止することができる。
本発明に係るロール製品の搬送装置を模式的に示した図である。 図1のW−W矢視に対応する一部拡大図である。 (A)、(B)共に図2のX−X矢視に対応する断面図であり、特に(B)は、ロール製品をバキュームベルトに持ち上げ保持した状態を示す図である。 従来のロール製品の搬送装置を模式的に示した図である。 図3のY−Y矢視に対応する一部拡大図である。 (A)、(B)共に図5のZ−Z矢視に対応する断面図であり、特に(B)は、ロール製品をバキュームベルトに持ち上げ保持した状態を示す図である。
1・・・ロール製品の搬送装置
10・・・コンベアローラ
20・・・バキュームベルト
22・・・吸引口(貫通孔)
24・・・ガイド部材
24a・・・ガード部分
30・・・吸引手段
R・・・ロール製品
T・・・テール

Claims (1)

  1. 軸心回りに回転可能な円筒状の複数のコンベアローラと、
    これらのコンベアローラ間に張設され、コンベアローラの回転によって走行する搬送ベルトとを備え、
    前記搬送ベルト上にロール製品を保持しつつ搬送するロール製品の搬送装置であって、
    このロール製品の搬送装置は、
    前記搬送ベルトが、多数の貫通孔を有する無端のバキュームベルトであり、
    所定領域に負圧を発生させる吸引手段を備え、
    その吸引手段によって、バキュームベルトの貫通孔を介して下方に位置するロール製品を吸引し、持ち上げ保持しつつ搬送するものであり、
    その搬送ベルトの両側部に搬送ベルトの延在方向に沿って一対のガイド部材が、設置され、かつ、前記ガイド部材が、前記搬送ベルト両側縁よりも外方側に向かって突出して、ロール製品のテールが前記搬送ベルトのロール製品の保持面と逆の面側に移動することを妨げるガード部分を有しているとともに、通気性を有する軟質材により形成されている、
    ことを特徴とするロール製品の搬送装置。
JP2008329363A 2008-12-25 2008-12-25 ロール製品の搬送装置 Expired - Fee Related JP5431719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329363A JP5431719B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ロール製品の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329363A JP5431719B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ロール製品の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010149981A JP2010149981A (ja) 2010-07-08
JP5431719B2 true JP5431719B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=42569516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008329363A Expired - Fee Related JP5431719B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 ロール製品の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5431719B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX360265B (es) * 2012-07-18 2018-10-26 Laitram Llc Cinta transportadora que incluye un modulo de inmovilizacion.
CN110509061A (zh) * 2019-09-26 2019-11-29 莱纳斯工业设备(苏州)有限公司 送料装置、表面处理设备以及表面处理方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676127B2 (ja) * 1989-07-18 1994-09-28 株式会社エム・エンジニアリング 流体の流通方向制御用逆止弁とこれを用いた物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装置
JPH0749198B2 (ja) * 1992-07-04 1995-05-31 川之江造機株式会社 ロール紙のトリミング装置
IT1259683B (it) * 1992-09-28 1996-03-25 Perini Fabio Spa Congegno eliminatore di rifili, associato ad una macchina troncatrice per la formazione di rotolini di carta igienica o simili
IT1314572B1 (it) * 2000-02-23 2002-12-20 Perini Fabio Spa Dispositivo per eliminare i rifili di testa e di coda da serie dirotoli e per smistare i rotoli
ITFI20030318A1 (it) * 2003-12-12 2005-06-13 Perini Fabio Spa Dispositivo e metodo per l'eliminazione di rifili da

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010149981A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6749587B2 (ja) ガラス板の製造方法及び保護シートの分離装置
JP5404286B2 (ja) ウェブ搬送装置
JP6439931B2 (ja) 吸着搬送装置および吸着搬送方法
JP2011121680A (ja) 被搬送媒体搬送装置および画像形成装置
JP5431719B2 (ja) ロール製品の搬送装置
JP2011131962A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2007238308A (ja) 用紙反転搬送機構及び用紙反転搬送装置
KR101602136B1 (ko) 내통고정 외통회전식 원단피딩롤의 타공판
JP2016219329A (ja) 電極板製造用の搬送装置、及び電極板の製造方法
KR101073850B1 (ko) 내통고정 외통회전식 원단 피딩롤
KR101888614B1 (ko) 식품 포장용 필름 이물질 흡입장치
JP4143520B2 (ja) 無接触搬送装置
JP2017065685A (ja) 吸着ユニット及びラベル貼付装置
JP2006036451A (ja) サクションロール
JP6226470B2 (ja) 吸収性物品の搬送装置および搬送方法
JP4862157B2 (ja) 給紙装置
JP2005306549A (ja) 搬送ローラ
JP5765815B2 (ja) 搬送システム
JP2010105760A (ja) スチールコード入り帯状部材の搬送方法及びその装置
JP6468485B2 (ja) 吸着搬送装置および吸着搬送方法
JP2016150796A (ja) シート搬送装置およびプリント装置
JP6536081B2 (ja) 処理システムおよび処理方法
TWM444366U (zh) 輸送裝置
JP2019043684A (ja) 小型物品の回転搬送装置および該装置用のドラムユニット
JP2012071961A (ja) ウエブ搬送装置及びウエブ搬送方法、並びに光学フィルムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5431719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees