JP5765815B2 - 搬送システム - Google Patents

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本発明は、搬送システムに関する。詳しくは、第1室からこの第1室よりも室圧が低い第2室に搬送対象物を搬送する搬送システムに関する。
従来より、医薬品や食品の製造工場では、空気清浄度の高いクリーンルームにて、製品の製造や加工を行う場合がある。この場合、クリーンルームは高い陽圧に保たれており、このクリーンルーム内には、製品を搬送する搬送装置が設けられる。
このような搬送装置としては、例えば、ローラーコンベヤやベルトコンベヤなどが挙げられるが、特にクリーンルーム内での使用を目的として、塵埃の発生を抑えたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−263421号公報
ところで、上述のクリーンルームにて製品の製造や加工を行った後、この製品を空気清浄度の低い別の室に搬送して、製品の包装や梱包などの作業を行う場合がある。この場合、2つの室を仕切壁で仕切り、この仕切壁に開口を設けて、搬送装置を一方の室から開口を通って他方の室まで延びるように設置する。
しかしながら、上述の空気清浄度の高いクリーンルームは、空気清浄度の低い別の室よりも、室圧が高くなっている。この室間の差圧により、仕切壁の開口から別の室内に向かう吹き出し気流が発生し、搬送対象物がクリーンルームから別の部屋に搬送される際、この吹き出し気流によって製品が飛ばされてしまうおそれがあった。その結果、製品がコンベヤ上から落下したり製品の姿勢が変化したりして、作業効率が低下する、という問題があった。
そこで、開口からの吹出し気流の風速を抑えることが考えられるが、これはすなわち、室圧差を小さくすることであり、クリーンルームを陽圧に維持することが難しくなってしまう。
本発明は、搬送対象物が空気清浄度の高い室から低い部屋に搬送される際、室間の差圧により発生する吹き出し気流によって製品が飛ばされるのを防止できる搬送システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の搬送システムは、第1室と、当該第1室と仕切壁で仕切られてかつ前記第1室よりも室圧が低い第2室について、前記第1室から前記第2室に搬送対象物を搬送する搬送システムであって、前記仕切壁には、開口が設けられ、前記第1室から前記開口を通って第2室まで延びてかつ搬送面に載置された搬送対象物を搬送する搬送装置と、当該搬送装置の前記開口から前記第2室側の部分の搬送面を覆うカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記搬送装置に沿って延びて下面が開放された筒状のカバー部材本体と、当該カバー部材本体の上面に設けられて前記開口から前記第2室側に吹き出す気流を前記カバー部材本体の内部に導入するガイド部と、を備えることを特徴とする。
搬送装置としては、例えば、ベルトコンベヤやローラーコンベヤが挙げられる。
この発明によれば、搬送装置により、第1室から開口を通って第2室まで搬送対象物を搬送する。すると、ガイド部により、開口から第2室側に吹き出す気流がカバー部材本体の内部に導入される。したがって、搬送対象物が第1室から開口を通って第2室に移動しても、ガイド部により導入された気流によって、搬送対象物が搬送面に押し付けられるので、搬送対象物が吹き飛ばされるのを防止でき、作業効率が低下するのを防止できる。
請求項2に記載の搬送システムは、前記ガイド部は、前記カバー部材本体の長さ方向に沿って複数設けられることを特徴とする。
この発明によれば、ガイド部をカバー部材本体の長さ方向に沿って複数設けたので、各ガイド部を調整することにより、カバー部材本体の内部の気流をできる限り均等にすることができる。
請求項3に記載の搬送システムは、前記ガイド部は、前記カバー部材本体の上面に、前記開口の搬送方向側の辺を回転軸として開閉可能に設けられた蓋を備え、当該ガイド部の蓋の開き角度は、調整可能であることを特徴とする。
この発明によれば、蓋の開き角度を適宜調整するだけで、ガイド部で導入する気流の強さを容易に調整できる。
請求項4に記載の搬送システムは、前記カバー部材本体の下端縁と前記搬送装置の搬送面との間には、隙間が形成されることを特徴とする。
この発明によれば、カバー部材本体の下端縁と搬送装置の搬送面との間に隙間を形成したので、ガイド部により導入された気流は、搬送対象物を搬送面に押し付けた後、この隙間およびカバー部材本体の先端の開口から外部に抜ける。よって、ガイド部により導入した気流を円滑に排出できる。
本発明によれば、搬送装置により、第1室から開口を通って第2室まで搬送対象物を搬送する。すると、ガイド部により、開口から第2室側に吹き出す気流がカバー部材本体の内部に導入される。したがって、搬送対象物が第1室から開口を通って第2室に移動しても、ガイド部により導入された気流によって、搬送対象物が搬送面に押し付けられるので、搬送対象物が吹き飛ばされるのを防止でき、作業効率が低下するのを防止できる。
本発明の一実施形態に係る搬送システムの断面図である。 前記実施形態に係る搬送システムのカバー部材の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る搬送システム1の断面図である。
搬送システム1は、第1室10と第2室11とに跨って設置され、第1室10から第2室11に搬送対象物Wを搬送するものである。
第1室10と第2室11とは、仕切壁12で仕切られており、第2室11の室圧は、第1室10の室圧よりも低くなっている。
仕切壁12には、第1室10から第2室11まで貫通する開口13が設けられている。
搬送システム1は、第1室10から開口13を通って第2室11まで延びる搬送装置20と、この搬送装置20の開口13から第2室11側の部分の搬送面21Aを覆うカバー部材30と、を備える。
搬送装置20は、ここではベルトコンベヤであり、上面が搬送面21Aである搬送ベルト21と、この搬送ベルト21を支承する複数のローラ22と、を備える。
搬送ベルト21の搬送面21Aに搬送対象物Wを載置し、ローラ22を図1中時計回りに回転させることにより、搬送ベルト21が図1中右側(図2中では白抜き矢印方向)に向かって移動して、搬送対象物Wが図1中右側に搬送される。
図2は、搬送システム1のカバー部材30の斜視図である。
カバー部材30は、搬送装置20に沿って延びて下面が開放された四角筒状のカバー部材本体31と、このカバー部材本体31の上面に長さ方向に沿って設けられた4つのガイド部32と、を備える。
ガイド部32は、開口13から第2室11側に吹き出す気流をカバー部材本体31の内部に導入するものであり、カバー部材本体31の上面に形成された矩形状の開口321と、カバー部材本体31の上面に開口321を開閉可能に設けられた蓋322と、を備える。
この蓋322は、開口321の搬送方向側の辺を回転軸として開閉可能であり、この蓋322の開き角度は、適宜調整可能となっている。ガイド部32の蓋322の開き角度は、開口13から離れるに従って大きくなっている。
カバー部材本体31の下端縁と搬送装置20の搬送面21Aとの間には、隙間211(図2中破線で示す)が形成されている。つまり、この隙間211は、カバー部材本体31の両側壁の下端縁に沿って形成されることになる。
以上の搬送システム1によれば、搬送装置20により、第1室10から開口13を通って第2室11に搬送対象物Wを搬送する。すると、図1中および図2中矢印で示すように、各ガイド部32により、開口13から第2室11側に吹き出す気流がカバー部材本体31の内部に導入される。この導入された気流は、搬送対象物Wを搬送面21Aに押し付けた後、隙間211およびカバー部材本体31の先端の開口から外部に抜ける。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)搬送対象物Wが第1室10から開口13を通って第2室11に移動しても、ガイド部32により導入された気流によって、搬送対象物Wが搬送面21Aに押し付けられるので、搬送対象物Wが吹き飛ばされるのを防止でき、作業効率が低下するのを防止できる。
(2)ガイド部32をカバー部材本体31の長さ方向に沿って4つ設けて、各ガイド部32の蓋322の開き角度を、開口13から離れるに従って大きくした。開口13からの吹出し気流は、開口13から離れるに従って弱まるため、蓋322の開き角度をこのように設定することで、各ガイド部32で導入する気流の強さを均一化して、カバー部材本体31の内部の気流をできる限り均等にすることができる。
(3)蓋322の開き角度を適宜調整するだけで、ガイド部32で導入する気流の強さを容易に調整できる。
(4)カバー部材本体31の下端縁と搬送装置20の搬送面21Aとの間に隙間211を形成したので、ガイド部32により導入された気流は、搬送対象物Wを搬送面21Aに押し付けた後、この隙間211およびカバー部材本体31の先端の開口から外部に抜ける。よって、ガイド部32により導入した気流を円滑に排出できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1…搬送システム
10…第1室
11…第2室
12…仕切壁
13…開口
20…搬送装置
21…搬送ベルト
21A…搬送面
22…ローラ
30…カバー部材
31…カバー部材本体
32…ガイド部
211…隙間
321…開口
322…蓋
W…搬送対象物

Claims (4)

  1. 第1室と、当該第1室と仕切壁で仕切られてかつ前記第1室よりも室圧が低い第2室について、前記第1室から前記第2室に搬送対象物を搬送する搬送システムであって、
    前記仕切壁には、開口が設けられ、
    前記第1室から前記開口を通って第2室まで延びてかつ搬送面に載置された搬送対象物を搬送する搬送装置と、当該搬送装置の前記開口から前記第2室側の部分の搬送面を覆うカバー部材と、を備え、
    前記カバー部材は、前記搬送装置に沿って延びて下面が開放された筒状のカバー部材本体と、当該カバー部材本体の上面に設けられて前記開口から前記第2室側に吹き出す気流を前記カバー部材本体の内部に導入するガイド部と、を備えることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記ガイド部は、前記カバー部材本体の長さ方向に沿って複数設けられることを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記ガイド部は、前記カバー部材本体の上面に、前記開口の搬送方向側の辺を回転軸として開閉可能に設けられた蓋を備え、
    当該ガイド部の蓋の開き角度は、調整可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の搬送システム。
  4. 前記カバー部材本体の下端縁と前記搬送装置の搬送面との間には、隙間が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の搬送システム。
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