JP5996447B2 - X線検査装置 - Google Patents
X線検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5996447B2 JP5996447B2 JP2013015777A JP2013015777A JP5996447B2 JP 5996447 B2 JP5996447 B2 JP 5996447B2 JP 2013015777 A JP2013015777 A JP 2013015777A JP 2013015777 A JP2013015777 A JP 2013015777A JP 5996447 B2 JP5996447 B2 JP 5996447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- ray
- inspection object
- conveying
- inspected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
本発明に係る請求項1記載のX線検査装置は、連続帯状の被検査物Wを、所定間隔をあけて配置された一対の搬送用ローラ3,3の間で張力を付与しながら搬送する搬送手段2と、
前記一対の搬送用ローラ3,3の間に配置され、該搬送用ローラ3,3の間の前記被検査物Wに向けてX線を照射するX線照射手段5と、
前記一対の搬送用ローラ3,3の間に配置されるとともに該搬送用ローラ3,3の間の前記被検査物Wを挟んで前記X線照射手段5と対向配置され、前記被検査物Wを透過した透過X線を検出するX線検出手段6と、
を備え、前記X線照射手段5と前記X線検出手段6の間に形成された検査部7にて前記被検査物Wの所定の検査領域8を検査するX線検査装置1において、
前記検査部7における前記X線検出手段6と搬送される前記被検査物Wの距離が一定となるように、該被検査物Wを支持する支持手段10を備えており、
前記支持手段10は、
前記被検査物Wの一方の面側に設けられ、該被検査物Wの前記検査領域8外において吸着口13aを前記一方の面に当接させて該被検査物Wのその厚さ方向の変位を規制するとともに、該被検査物Wの搬送速度と略等速で前記搬送方向Yへと移動する吸着手段13を備えたことを特徴としている。
請求項3記載のX線検査装置は、連続帯状の被検査物Wを、所定間隔をあけて配置された一対の搬送用ローラ3の間で張力を付与しながら搬送する搬送手段2と、
前記一対の搬送用ローラ3の間に配置され、該搬送用ローラ3の間の前記被検査物Wに向けてX線を照射するX線照射手段5と、
前記一対の搬送用ローラ3の間に配置されるとともに該搬送用ローラ3の間の前記被検査物Wを挟んで前記X線照射手段5と対向配置され、前記被検査物Wを透過した透過X線を検出するX線検出手段6と、
を備え、前記X線照射手段5と前記X線検出手段6の間に形成された検査部7にて前記被検査物Wの所定の検査領域8を検査するX線検査装置1において、
複数の円筒部の吸着口41aが前記被検査物Wの一方の面側において前記検査領域8外に位置するように前記被検査物Wの搬送方向Yに沿って列をなして設けられ、前記被検査物Wが前記搬送方向Yに進行可能となるような吸着力で前記被検査物Wを前記吸着口41aに吸着して当接させることで、搬送される前記被検査物Wと前記X線検出手段6の前記検査部7における距離が一定となるように前記被検査物Wを支持する吸着手段41を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、被検査物Wは、吸着手段41によって吸着されて一方の面側へと変位しようとするが、吸着手段41の吸着口41aに当接していることで厚さ方向の変位が規制されるため、その位置、すなわち、吸着口41aに当接した位置で安定してX線検出器6との距離が一定に保持されるようになる。このとき、上述したように、吸着手段41の吸着力が好適に制御されているため、被検査物Wの搬送に支障が生じることはない。
各実施形態(X線検査装置1)は、連続帯状の被検査物WにX線を照射して、被検査物Wを透過した透過X線のX線透過量に基づいてこの被検査物の品質(外観、割れ欠け、異物混入の有無など)を検査するものである。また、これらは、主にPTP包装機に組み込まれて、PTP包装機における検査工程に使用されるものである。したがって、連続帯状の被検査物Wとしては、従来のX線検査装置100(図7参照)と同様に、図8に示すようなPTPシート110の各ポケット部113に錠剤114などが充填されたものである。
図1に示すように、連続帯状の被検査物Wの品質検査に特化したこのX線検査装置1は、搬送手段2と、X線検査手段4とを主な構成要件として備えている。
「第1実施形態」
図1に示すように、X線検査装置1(1A)は、検査部7の近傍における被検査物Wの一方の面側に支持手段10を備えている。すなわち、支持手段10は、被検査物WのX線発生器5と対向する面側に、このX線発生器5と被検査物Wの間に介在するように設けられている。
図3に示すように、X線検査装置1(1B)は、検査部7の近傍における被検査物Wの一方の面側に支持手段20を備えている。すなわち、上述した第1実施形態と同様、支持手段20は、被検査物WのX線発生器5と対向する面側に、このX線発生器5と被検査物Wの間に介在するように設けられている。なお、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同等又は同一の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、X線検査装置1(1C)は、検査部7の近傍における被検査物Wの一方の面側に支持手段30を構成するブロー手段31を備え、他方の面側に支持手段30を構成する支持部材33を備えている。すなわち、支持手段30は、被検査物WのX線発生器5と対向する面側に、このX線発生器5と被検査物Wの間に介在するようにブロー手段31が設けられ、また、被検査物WのX線検出器6と対向する面側に、このX線検出器6と被検査物Wの間に介在するように支持部材33が設けられている。なお、図5には検査部7近傍の構成だけを示しているが、X線検査装置1Cにおけるその他の構成は図1又は図3に示した構成と同じである。また、第3実施形態においても、上述した第1及び第2実施形態と同等又は同一の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、X線検査装置1(1D)は、検査部7の近傍における被検査物Wの一方の面側に支持手段40を備えている。すなわち、支持手段40は、被検査物WのX線発生器5と対向する面側に、このX線発生器5と被検査物Wの間に介在するように設けられている。なお、図6には検査部7近傍の構成だけを示しているが、X線検査装置1Dにおけるその他の構成は図1又は図3に示した構成と同じである。また、第4実施形態においても、上述した第1、第2及び第3実施形態と同等又は同一の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
2…搬送手段
3…搬送用ローラ
5…X線照射手段(X線発生器)
6…X線検出手段(X線検出器)
7…検査部
8…検査領域
10,20,30…支持手段
13…吸着手段
13a…吸着口
21…吸引手段
21a…吸引口
23…支持部材
31…ブロー手段
31a…吹出口
33…支持部材
W…連続帯状の被検査物
Y…搬送方向
Claims (3)
- 連続帯状の被検査物(W)を、所定間隔をあけて配置された一対の搬送用ローラ(3)の間で張力を付与しながら搬送する搬送手段(2)と、
前記一対の搬送用ローラの間に配置され、該搬送用ローラの間の前記被検査物に向けてX線を照射するX線照射手段(5)と、
前記一対の搬送用ローラの間に配置されるとともに該搬送用ローラの間の前記被検査物を挟んで前記X線照射手段と対向配置され、前記被検査物を透過した透過X線を検出するX線検出手段(6)と、
を備え、前記X線照射手段と前記X線検出手段の間に形成された検査部(7)にて前記被検査物の所定の検査領域(8)を検査するX線検査装置(1)において、
前記検査部における前記X線検出手段と搬送される前記被検査物Wの距離が一定となるように、該被検査物を支持する支持手段(10)を備えており、
前記支持手段(10)は、
前記被検査物(W)の一方の面側に設けられ、該被検査物の前記検査領域(8)外において吸着口(13a)を前記一方の面に当接させて該被検査物のその厚さ方向の変位を規制するとともに、該被検査物の搬送速度と略等速で前記搬送方向(Y)へと移動する吸着手段(13)を備えたことを特徴とするX線検査装置。 - 前記被検査物(W)の前記一方の面が前記X線照射手段(5)と対向する側の面であることを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
- 連続帯状の被検査物(W)を、所定間隔をあけて配置された一対の搬送用ローラ(3)の間で張力を付与しながら搬送する搬送手段(2)と、
前記一対の搬送用ローラの間に配置され、該搬送用ローラの間の前記被検査物に向けてX線を照射するX線照射手段(5)と、
前記一対の搬送用ローラの間に配置されるとともに該搬送用ローラの間の前記被検査物を挟んで前記X線照射手段と対向配置され、前記被検査物を透過した透過X線を検出するX線検出手段(6)と、
を備え、前記X線照射手段と前記X線検出手段の間に形成された検査部(7)にて前記被検査物の所定の検査領域(8)を検査するX線検査装置(1)において、
複数の円筒部の吸着口(41a)が前記被検査物の一方の面側において前記検査領域外に位置するように前記被検査物の搬送方向(Y)に沿って列をなして設けられ、前記被検査物が前記搬送方向に進行可能となるような吸着力で前記被検査物を前記吸着口に吸着して当接させることで、搬送される前記被検査物と前記X線検出手段の前記検査部における距離が一定となるように前記被検査物を支持する吸着手段(41)を備えたことを特徴とするX線検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015777A JP5996447B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | X線検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015777A JP5996447B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | X線検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014145733A JP2014145733A (ja) | 2014-08-14 |
JP5996447B2 true JP5996447B2 (ja) | 2016-09-21 |
Family
ID=51426088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013015777A Active JP5996447B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | X線検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5996447B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6852991B2 (ja) * | 2016-07-04 | 2021-03-31 | アンリツインフィビス株式会社 | X線検査装置 |
JP6766216B1 (ja) * | 2019-04-24 | 2020-10-07 | Ckd株式会社 | 検査装置、包装シート製造装置及び包装シート製造方法 |
JP6763064B1 (ja) * | 2019-06-11 | 2020-09-30 | Ckd株式会社 | 検査装置及び包装体製造装置 |
JP6752941B1 (ja) * | 2019-06-17 | 2020-09-09 | Ckd株式会社 | 検査装置、包装体製造装置及び包装体製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516504Y2 (ja) * | 1987-06-17 | 1993-04-30 | ||
JP2003121382A (ja) * | 2001-10-17 | 2003-04-23 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 検査装置 |
TWI222423B (en) * | 2001-12-27 | 2004-10-21 | Orbotech Ltd | System and methods for conveying and transporting levitated articles |
JP2006250882A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Dac Engineering Co Ltd | 品質検査装置 |
JP2010129844A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Nippon Avionics Co Ltd | パターン自動検査装置 |
JP4919115B2 (ja) * | 2009-09-24 | 2012-04-18 | 横河電機株式会社 | 放射線検査装置 |
-
2013
- 2013-01-30 JP JP2013015777A patent/JP5996447B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014145733A (ja) | 2014-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5996447B2 (ja) | X線検査装置 | |
JP4990095B2 (ja) | X線異物検出装置 | |
EP2500301A3 (en) | Paper sheet handling apparatus | |
CN108283010B (zh) | 一种无损x射线检测机器,用于这种机器的装置及操作方法 | |
JP2019058220A (ja) | 錠剤印刷装置 | |
JP2009236633A (ja) | X線異物検査装置 | |
JP6332727B2 (ja) | 透過式内部検査装置の被検査物搬送方法 | |
KR102623714B1 (ko) | 유리판의 제조 방법 | |
JP2015141096A (ja) | 検査装置、検査方法及びガラス基板の製造方法 | |
JP6282468B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP4690095B2 (ja) | X線検査装置 | |
JP2014215070A (ja) | 密封包装袋気密漏れ検査装置 | |
JP5388807B2 (ja) | X線遮蔽装置及びそれを用いたx線異物検出システム | |
JP7169583B2 (ja) | 卵パック搬送装置 | |
JP2005212908A (ja) | 搬送用ベルト | |
JP6782883B2 (ja) | 搬送装置および検査装置 | |
JP2006143231A (ja) | シュリンクフィルム及び物品、並びに、それらに関連する処理装置、検査方法及び製造方法、 | |
JP2014084224A (ja) | 容器搬送装置 | |
JP2014210638A (ja) | カード搬送装置 | |
JP5776940B2 (ja) | ガラス板の端部検査装置 | |
JP7466298B2 (ja) | X線検査装置 | |
JP2005104568A (ja) | 箱の封緘不良検査装置 | |
JP2011119635A (ja) | ウェハのコンベヤ台 | |
JP2011158301A (ja) | 外部検査装置 | |
JP6889053B2 (ja) | 製剤搬送装置および製剤印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160824 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5996447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |