JP6782883B2 - 搬送装置および検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器等の物品を搬送する搬送装置および該搬送装置を備えた検査装置に関するものである。
従来から、コンベヤによって搬送される容器等の複数の物品の間に間隔を形成した後に、物品の外観を撮像により検査することが行われている。物品を撮像する方法として、複数の物品の間に間隔を形成した後にコンベヤ上で物品を撮像する方法が知られている。
スクリューにより複数の物品の間の間隔を一定の間隔に変更しつつ、これら複数の物品を搬送する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、スクリューにより物品の間の間隔を徐々に変更するため、間隔を変更する区画が長くなってしまう。
また、スクリューを用いずに、複数の物品の間に間隔を形成しつつ、これら複数の物品を搬送する装置として、直列に配列された低速コンベヤおよび高速コンベヤと、これらコンベヤの連結部に配置されたベルトコンベヤとを備える搬送装置が知られている。ベルトコンベヤは、低速コンベヤと高速コンベヤとの連結部の両側に配置された一対の無端ベルトを備えており、これら無端ベルトによって物品の胴部を挟んだ状態で物品を高速コンベヤと同じ速度で搬送するように構成されている。
低速コンベヤで搬送された物品は、その胴部がベルトコンベヤに挟まれた状態で、低速コンベヤから高速コンベヤに乗り移る。低速コンベヤと、ベルトコンベヤおよび高速コンベヤとの間の速度差によって、先行する物品と後続の物品との間に間隔が形成される。複数の物品は、それらの間に間隔が形成された状態で、高速コンベヤによって検査装置に搬送される。
特開2009−280366号公報
しかしながら、近年、より多くの物品を短時間で検査するために、物品の搬送速度が高速化している。このため、低速コンベヤからベルトコンベヤに物品が渡されるときに、ベルトコンベヤが物品を保持するタイミングにばらつきが生じることがある。同様に、物品をベルトコンベヤから高速コンベヤに渡すタイミングにばらつきが生じることがある。これが原因となって、物品の間に一定の間隔が形成されず、物品の間の間隔にばらつきが生じることがある。このように、物品の間に一定の間隔が形成されないと、物品の外観を精度よく撮像することができない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、物品の間に一定の間隔を精度よく形成することができる搬送装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、このような搬送装置を備えた検査装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、物品の底部を支持しつつ、前記物品を第1の速度で搬送する上流コンベヤと、前記物品の底部を支持しつつ、前記物品を前記第1の速度よりも高い第2の速度で搬送する下流コンベヤと、前記上流コンベヤから前記物品を受け取り、該物品を前記第2の速度で搬送しながら前記下流コンベヤに渡すベルトコンベヤとを備え、前記ベルトコンベヤは、前記物品の被挟持部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトと、前記第1ベルトが掛け渡された上流側第1プーリおよび下流側第1プーリと、前記第2ベルトが掛け渡された上流側第2プーリおよび下流側第2プーリと、前記下流側第2プーリと前記上流側第2プーリとの間に配置された中間プーリと、を備え、前記上流側第2プーリは、物品の搬送方向において、前記上流側第1プーリよりも下流側に配置されており、前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトは、前記上流コンベヤ上の前記物品の進路内に位置しており、前記上流側第2プーリと前記中間プーリとの間に形成された前記第2ベルトの物品保持面は、前記下流側第1プーリと前記上流側第1プーリとの間に形成される前記第1ベルトの物品保持面と平行であり、前記第1ベルトと、前記中間プーリよりも下流側における前記第2ベルトとの間の距離は、前記物品の搬送方向の下流側に向かって徐々に大きくなっており、前記物品の搬送方向に対して垂直な方向における前記上流側第1プーリと前記上流側第2プーリとの間の距離が前記物品の搬送方向に対して垂直な方向における前記下流側第1プーリと前記下流側第2プーリとの間の距離よりも小さくなるように、前記下流側第2プーリは前記中間プーリよりも前記第1ベルトから離れていることを特徴とする搬送装置である。
本発明の好ましい態様は、前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトと前記第1ベルトとの間の距離は、前記物品の被挟持部の幅よりも小さいことを特徴とする。
本発明の態様は、物品の底部を支持しつつ、前記物品を第1の速度で搬送する上流コンベヤと、前記物品の底部を支持しつつ、前記物品を前記第1の速度よりも高い第2の速度で搬送する下流コンベヤと、前記上流コンベヤから前記物品を受け取り、該物品を前記第2の速度で搬送しながら前記下流コンベヤに渡すベルトコンベヤとを備え、前記ベルトコンベヤは、前記物品の被挟持部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトと、前記第1ベルトが掛け渡された上流側第1プーリおよび下流側第1プーリと、前記第2ベルトが掛け渡された上流側第2プーリおよび下流側第2プーリとを備え、前記上流側第2プーリは、物品の搬送方向において、前記上流側第1プーリよりも下流側に配置されており、前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトは、前記上流コンベヤ上の前記物品の進路内に位置しており、前記下流コンベヤの物品支持面の位置は、前記上流コンベヤの物品支持面の位置よりも高いことを特徴とする搬送装置である
本発明の好ましい態様は、前記第2ベルトの物品保持面は、前記下流側第1プーリと前記上流側第1プーリとの間に形成される前記第1ベルトの物品保持面と平行であり、前記第1ベルトと前記第2ベルトとの間の距離は、前記物品の搬送方向の下流側に向かって徐々に大きくなっていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下流側第2プーリと前記上流側第2プーリとの間に配置された中間プーリをさらに備え、前記第2ベルトの物品保持面は、前記上流側第2プーリと前記中間プーリとの間に形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第2ベルトには、前記中間プーリから前記下流側第2プーリまで延びる傾斜部が形成されていることを特徴とする。
本発明の他の態様は、上記搬送装置と、前記搬送装置によって一定の間隔で搬送されている物品を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって生成された物品の画像に基づいて該物品を検査する画像処理手段とを備えたことを特徴とする検査装置である。
上流側第2プーリ上の第2ベルトは上流コンベヤ上の物品の進路内に位置しているため、上流コンベヤによって搬送される物品の被挟持部は、第2ベルトに衝突し、その直後に瞬間的に第1ベルトおよび第2ベルトに挟まれる。したがって、物品を挟むタイミングが一定となり、物品の間に一定の間隔を精度よく形成することができる。
搬送装置の一実施形態を示す平面図である。 図1の搬送装置の側面図である。 上流コンベヤの上面から構成される容器支持面および下流コンベヤの上面から構成される容器支持面を示す図である。 本実施形態に係る搬送装置を備えた検査装置を示す図である。
以下、本発明に係る搬送装置1の実施形態について図面を参照して説明する。搬送装置1は、物品を搬送する装置である。物品の一例として、ペットボトルやガラス瓶等の容器を挙げることができる。以下、搬送対象物としての容器を搬送する搬送装置1について説明する。
図1は搬送装置1の一実施形態を示す平面図である。図1に示すように、搬送装置1は、複数の容器2の底部を支持しつつ、これら容器2を第1の速度で搬送する上流コンベヤ4と、容器2の底部を支持しつつ、容器2を第2の速度で搬送する下流コンベヤ5とを備えている。上流コンベヤ4および下流コンベヤ5は直列に配列されている。第2の速度は第1の速度よりも高く、一例として、第1の速度は50[m/min]であり、第2の速度は80[m/min]である。
搬送装置1は、上流コンベヤ4から容器2を受け取り、容器2を第2の速度で搬送しながら下流コンベヤ5に渡すベルトコンベヤ9をさらに備えている。ベルトコンベヤ9は、上流コンベヤ4と下流コンベヤ5との連結部に配置されている。ベルトコンベヤ9は、容器2の被挟持部を両側から挟む第1ベルト7および第2ベルト8と、第1ベルト7が掛け渡された上流側第1プーリ11および下流側第1プーリ10と、第2ベルト8が掛け渡された上流側第2プーリ13および下流側第2プーリ12とを備えている。容器2の被挟持部は、例えば、容器2の口部や胴部である。以下、容器2の被挟持部として、容器2の胴部を例に説明する。
第1ベルト7および第2ベルト8は、無端ベルトであり、互いに対向する容器保持面(物品保持面)7a,8aをそれぞれ有している。下流側第1プーリ10は、第1ベルト7を駆動する駆動プーリである。すなわち、下流側第1プーリ10は、モータ等の駆動装置(図示しない)に連結されており、駆動装置によって回転駆動される。この下流側第1プーリ10は、容器2の搬送方向において上流側第1プーリ11の下流側に配置されている。下流側第1プーリ10に代えて、上流側第1プーリ11が駆動プーリとして構成されてもよい。プーリ10,11は鉛直方向に延びる軸心を中心として回転可能に構成されている。本実施形態では、下流側第1プーリ10および上流側第1プーリ11は同じ直径を有しているが、異なる直径を有していてもよい。
下流側第2プーリ12は第2ベルト8を駆動する駆動プーリである。すなわち、下流側第2プーリ12は、モータ等の駆動装置(図示しない)に連結されており、駆動装置によって回転駆動される。この下流側第2プーリ12は、容器2の搬送方向において上流側第2プーリ13の下流側に配置されている。下流側第2プーリ12に代えて、上流側第2プーリ13が駆動プーリとして構成されてもよい。プーリ12,13は鉛直方向に延びる軸心を中心として回転可能に構成されている。本実施形態では、下流側第2プーリ12および上流側第2プーリ13は同じ直径を有しているが、異なる直径を有していてもよい。
プーリ10,12は、容器2を第2の速度(例えば、80[m/min])で搬送するように、同一速度で反対方向に回転駆動する。つまり、下流コンベヤ5およびベルトコンベヤ9は容器2を同一速度(第2の速度)で搬送するように構成されている。
第1ベルト7および第2ベルト8は、上流コンベヤ4の下流部および下流コンベヤ5の上流部にある容器2の両側に配置されている。容器2は、その胴部が第1ベルト7の容器保持面7aおよび第2ベルト8の容器保持面8aに保持された状態で搬送される。第1ベルト7の容器保持面7aの背面側には、第1ベルト7を支えるための複数のフリーローラ(図示しない)が配列されている。同様に、第2ベルト8の容器保持面8aの背面側には、第2ベルト8を支えるための複数のフリーローラ(図示しない)が配列されている。第1ベルト7は、その容器保持面7aが上流コンベヤ4の下流部および下流コンベヤ5の上流部と平行に延びるように、上流コンベヤ4および下流コンベヤ5に沿って配置されている。
下流側第2プーリ12と上流側第2プーリ13との間の距離は、下流側第1プーリ10と上流側第1プーリ11との間の距離よりも小さい。より具体的には、容器2の搬送方向において、上流側第2プーリ13は上流側第1プーリ11よりも下流側に配置されており、下流側第2プーリ12は下流側第1プーリ10よりも上流側に配置されている。ただし、下流側第1プーリ10および下流側第2プーリ12は同じ位置に配置されてもよい。
容器2は上流コンベヤ4によって搬送され、ベルトコンベヤ9は上流コンベヤ4上の容器2を受け取る。容器2は、その胴部が第1ベルト7および第2ベルト8に保持された状態でベルトコンベヤ9によって搬送される。さらに、容器2は、ベルトコンベヤ9から下流コンベヤ5に渡される。上流コンベヤ4は容器2を第1の速度で搬送し、下流コンベヤ5およびベルトコンベヤ9は容器2を第2の速度で搬送する。第1の速度と第2の速度との速度差によって、先行する容器と後続の容器との間に間隔が形成される。この速度差を変更することにより、複数の容器2の間に形成される間隔を変更することができる。
図1に示すように、ベルトコンベヤ9は、下流側第2プーリ12と上流側第2プーリ13との間に配置された中間プーリ20をさらに備えてもよい。中間プーリ20は鉛直方向に延びる軸心を中心として回転可能に構成されている。第2ベルト8の容器保持面8aは、上流側第2プーリ13と中間プーリ20との間に形成されており、上流コンベヤ4の下流部および下流コンベヤ5の上流部と平行に延びている。したがって、第2ベルト8の容器保持面8aは、下流側第1プーリ10と上流側第1プーリ11との間に形成される第1ベルト7の容器保持面7aと平行である。
図1に示す実施形態では、下流側第2プーリ12は、中間プーリ20よりも第1ベルト8から離れている。したがって、第2ベルト8には、中間プーリ20から下流側第2プーリ12まで延びる傾斜部30が形成される。この傾斜部30は斜め方向外側に延びている。第1ベルト7と第2ベルト8との間の距離は、容器2の搬送方向の下流側に向かって徐々に大きくなっている。このように、傾斜部30を設けることにより、容器2をベルトコンベヤ9から下流コンベヤ5にスムーズに渡すことができる。
図1に示すように、上流側第2プーリ13上の第2ベルト8は、上流コンベヤ4上の容器2の進路内に位置している。さらに、上流側第2プーリ13上の第2ベルト8と第1ベルト7との間の距離は、容器2の被挟持部の幅、つまり、容器2の胴部の外径よりも小さい。被挟持部の幅とは、容器2の進行方向に対して垂直な方向における被挟持部の幅を意味する。
このような構成によれば、上流コンベヤ4上を搬送されている容器2は、上流側第2プーリ13上の第2ベルト8に衝突し、その直後に容器2は第1ベルト7と第2ベルト8との間に挟まれる。このように、容器2は、第1ベルト7および第2ベルト8に瞬間的に挟まれるので、上流コンベヤ4からベルトコンベヤ9へ容器2を受け渡すタイミングを一定に保つことができる。結果として、容器2の間に一定の間隔を形成することができる。
図2は図1の搬送装置1の側面図である。図2では、図面を見やすくするために、上流コンベヤ4、下流コンベヤ5、および第2ベルト8以外の搬送装置1の要素の図示は省略されている。容器2は、その胴部が第1ベルト7および第2ベルト8に保持された状態で、かつ、その底部が上流コンベヤ4および下流コンベヤ5に支持された状態で搬送される。
図2に示すように、上流コンベヤ4は複数のコンベヤプーリ21(図2では、1つのコンベヤプーリ21が図示されている)の間に掛け渡されている。同様に、下流コンベヤ5は複数のコンベヤプーリ22(図2では、1つのコンベヤプーリ22が図示されている)の間に掛け渡されている。これらコンベヤプーリ21,22は水平方向に延びる軸心を中心として回転可能に構成されている。上流コンベヤ4と下流コンベヤ5との間には、僅かな隙間が形成されている。
図3は上流コンベヤ4の上面から構成される容器支持面(物品支持面)4a、および下流コンベヤ5の上面から構成される容器支持面(物品支持面)5aを示す図である。図3に示すように、下流コンベヤ5の容器支持面5aの位置は上流コンベヤ4の容器支持面4aの位置よりも高い。つまり、容器支持面4aと容器支持面5aとの間には高低差DHが存在する。容器支持面5aの位置は容器支持面4aの位置よりも僅かに高く、高低差DHは数mm程度である。
このような高低差DHを設けることにより、容器2が上流コンベヤ4から下流コンベヤ5に乗り移るときに、容器2の底部は下流コンベヤ5の容器支持面5aに押し付けられる。つまり、容器2の胴部が第1ベルト7と第2ベルト8との間に挟まれた状態で、容器2の底部が下流コンベヤ5の容器支持面5aに保持される。
本実施形態に係る搬送装置1を使用して複数の容器を搬送したときの実験結果について説明する。本実験において、容器の間に容器1.6本分の間隔が形成されるように、1000本の容器を搬送した。本実験では、容器の間に容器1.5本分以上の間隔を形成することができれば、所定の基準を満たしていると判断される。
従来の搬送装置を使用した場合、すべての容器の間に形成された間隔のうち、10%の割合で容器1.5本分未満の間隔が形成された。これに対し、本実施形態に係る搬送装置を使用した場合、すべての容器の間に容器1.5本分以上の間隔を形成することができた。このように、本実施形態によれば、容器の間に一定の間隔を形成することができる。
図4は上述した実施形態に係る搬送装置1を備えた検査装置40を示す図である。検査装置40は、搬送装置1によって一定の間隔で搬送されている容器2を撮像するキャップ撮像手段45および胴部撮像手段46と、キャップ撮像手段45および胴部撮像手段46によって生成された容器2の画像に基づいて容器2を検査する画像処理手段42とをさらに備えている。
本実施形態では、容器2は、その内部に液体を保持しており、容器2の口部はキャップにより閉じられている。キャップ撮像手段45は、下流コンベヤ5によって一定の間隔で搬送される容器2のキャップを撮像するカメラなどの装置である。胴部撮像手段46は、下流コンベヤ5によって一定の間隔で搬送される容器2の胴部を撮像するカメラなどの装置である。撮像手段45,46は搬送装置1の下流コンベヤ5に沿って配置されている。
本実施形態において、検査装置40は、キャップ撮像手段45および胴部撮像手段46の両方を備えているが、キャップ撮像手段45および胴部撮像手段46のいずれか一方のみを備えてもよい。さらに、検査装置40は、容器2のキャップおよび胴部以外の容器2の部位を撮像する撮像手段を備えてもよい。
キャップ撮像手段45は、容器2の搬送方向において、胴部撮像手段46の上流側に配置されており、搬送される容器2を取り囲むように下流コンベヤ5の外側に配置されている。本実施形態において、キャップ撮像手段45の数は3個であるが、キャップ撮像手段45の数は本実施形態に限定されない。
各胴部撮像手段46の反対側には容器2を照明する照明装置47が配置されている。本実施形態において、胴部撮像手段46および照明装置47の数はそれぞれ4個であるが、胴部撮像手段46および照明装置47の数は本実施形態に限定されない。
画像処理手段42は複数のキャップ撮像手段45および複数の胴部撮像手段46に接続されている。画像処理手段42は、キャップ撮像手段45によって生成されたキャップの画像に基づいてキャップを検査する。同様に、画像処理手段42は、胴部撮像手段46によって生成された容器2の胴部の画像に基づいて容器2の胴部を検査する。
このように、搬送装置1によって一定の間隔が形成された容器2は、下流コンベヤ5によって検査装置40の撮像手段45,46まで搬送され、キャップおよび胴部が撮像手段45,56によって撮像される。このとき、容器2には一定の間隔が形成されているため、撮像手段45,46は、容器2の外観を正しい位置で撮像することができる。なお、図4に示す実施形態の容器2の検査区画は直線であるが、検査区画は湾曲していてもよい。
上述した実施形態では、ベルトコンベヤ9の特徴的な構造(上流側第2プーリ13を上流側第1プーリ11よりも下流側に配置し、上流側第2プーリ13上の第2ベルト8を上流コンベヤ4上の容器2の進路内に位置させた構造)と、上流コンベヤ4および下流コンベヤ5の特徴的な構造(下流コンベヤ5の容器支持面5aの位置を上流コンベヤ4の容器支持面4aの位置よりも高くした構造)の双方を採用したが、いずれか一方のみを採用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、容器を搬送する搬送装置について説明したが、本発明に係る搬送装置は容器以外の物品を搬送してもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 搬送装置
2 容器
4 上流コンベヤ
4a 容器支持面(物品支持面)
5 下流コンベヤ
5a 容器支持面(物品支持面)
7 第1ベルト
7a 容器保持面(物品保持面)
8 第2ベルト
8a 容器保持面(物品保持面)
9 ベルトコンベヤ
10 下流側第1プーリ
11 上流側第1プーリ
12 下流側第2プーリ
13 上流側第2プーリ
20 中間プーリ
21,22 コンベヤプーリ
30 傾斜部
40 検査装置
42 画像処理手段
45 キャップ撮像手段
46 胴部撮像手段
47 照明装置

Claims (5)

  1. 物品の底部を支持しつつ、前記物品を第1の速度で搬送する上流コンベヤと、
    前記物品の底部を支持しつつ、前記物品を前記第1の速度よりも高い第2の速度で搬送する下流コンベヤと、
    前記上流コンベヤから前記物品を受け取り、該物品を前記第2の速度で搬送しながら前記下流コンベヤに渡すベルトコンベヤとを備え、
    前記ベルトコンベヤは、
    前記物品の被挟持部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトと、
    前記第1ベルトが掛け渡された上流側第1プーリおよび下流側第1プーリと、
    前記第2ベルトが掛け渡された上流側第2プーリおよび下流側第2プーリと
    前記下流側第2プーリと前記上流側第2プーリとの間に配置された中間プーリと、を備え、
    前記上流側第2プーリは、物品の搬送方向において、前記上流側第1プーリよりも下流側に配置されており、
    前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトは、前記上流コンベヤ上の前記物品の進路内に位置しており、
    前記上流側第2プーリと前記中間プーリとの間に形成された前記第2ベルトの物品保持面は、前記下流側第1プーリと前記上流側第1プーリとの間に形成される前記第1ベルトの物品保持面と平行であり、
    前記第1ベルトと、前記中間プーリよりも下流側における前記第2ベルトとの間の距離は、前記物品の搬送方向の下流側に向かって徐々に大きくなっており、
    前記物品の搬送方向に対して垂直な方向における前記上流側第1プーリと前記上流側第2プーリとの間の距離が前記物品の搬送方向に対して垂直な方向における前記下流側第1プーリと前記下流側第2プーリとの間の距離よりも小さくなるように、前記下流側第2プーリは前記中間プーリよりも前記第1ベルトから離れていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトと前記第1ベルトとの間の距離は、前記物品の被挟持部の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 物品の底部を支持しつつ、前記物品を第1の速度で搬送する上流コンベヤと、
    前記物品の底部を支持しつつ、前記物品を前記第1の速度よりも高い第2の速度で搬送する下流コンベヤと、
    前記上流コンベヤから前記物品を受け取り、該物品を前記第2の速度で搬送しながら前記下流コンベヤに渡すベルトコンベヤとを備え、
    前記ベルトコンベヤは、
    前記物品の被挟持部を挟む第1ベルトおよび第2ベルトと、
    前記第1ベルトが掛け渡された上流側第1プーリおよび下流側第1プーリと、
    前記第2ベルトが掛け渡された上流側第2プーリおよび下流側第2プーリとを備え、
    前記上流側第2プーリは、物品の搬送方向において、前記上流側第1プーリよりも下流側に配置されており、
    前記上流側第2プーリ上の前記第2ベルトは、前記上流コンベヤ上の前記物品の進路内に位置しており、
    前記下流コンベヤの物品支持面の位置は、前記上流コンベヤの物品支持面の位置よりも高いことを特徴とする搬送装置。
  4. 前記第2ベルトには、前記中間プーリから前記下流側第2プーリまで延びる傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の搬送装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置によって一定の間隔で搬送されている物品を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって生成された物品の画像に基づいて該物品を検査する画像処理手段とを備えたことを特徴とする検査装置。
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