JP7169583B2 - 卵パック搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、卵パック搬送装置に関する。
特許文献1に記載のように、上流側コンベヤと下流側コンベヤ間の所定間隙を通過する卵パックの底面側から卵を検査する装置は公知であり、前記所定間隙には、落下防止用の透明ガイド板が設けられていた。
特許文献2には、コンベヤ間の隙間において、瓶容器の側面をタイミングベルトで挟持して搬送し、瓶容器の底面を検査する装置が開示されている。
特開2014-47号公報 特開2014-84224号公報
特許文献1に記載のものは、一の光源を用いた検査であったので、検査空間であるコンベヤ間の所定間隙は狭いもので足りた。複数の光源や複数の受光装置を用いて各種の検査を同時に行いたい場合等、コンベヤ間の所定間隙を広くして、広い検査空間を確保する必要がある。コンベヤ間の所定間隙を広くした場合、この間隙において卵パックを搬送する装置が必要になる。
特許文献2に記載のものは、対をなすタイミングベルトの離間距離が、挟持される対象である瓶容器の胴部分の直径とほぼ同一に設定されており、同じ形態の瓶容器が連続して流れてくることしか想定されていない。
卵パックを搬送するために特許文献2に記載のものを適用しようとすると、卵パックの特有の形状であったり、複数種類の大きさの卵パックが混在して搬送される状況があったりして、そのままの適用は難しい。
そこで、本発明は、卵パックを下面側から観察可能に搬送することができる卵パック搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の卵パック搬送装置は、軟質プラスチック製卵パックの凹部の外面に形成された下向き傾斜面に接触する一対のベルト部を備え、一対のベルト部は、複数の凹部に卵を収納した状態で卵パックを下方から支持して卵パックを横向きに送り出す。
本発明によれば、卵パックを下面側から観測可能に搬送することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の実施の形態を示す卵パック搬送装置の平面図。 図1のX-Xから見た卵パック搬送装置を概略的に示す正面図。 図1のY-Yから見た卵パック搬送装置を概略的に示す断面図。 同実施形態の卵パック搬送装置の要部を示す平面図。 同実施形態の搬送方向に沿って見た卵パック搬送装置を概略的に示す説明図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態に係る卵パック搬送装置10は、卵パックPを搬送するコンベヤ装置51、52に接続されるものである。この実施の形態では、卵パック搬送装置10は、上流側コンベヤ装置51と下流側コンベヤ装置52の所定間隙53において設けられているが、本発明はこのような配置のものに限定されるものではない。
卵パックPは、軟質プラスチック製であり、卵を複数の行列に収納する凹部P31が形成されている。卵パックPは、凹部P31が形成された収容部P3と、収容部P3に被せられる蓋部P4とを有する。この実施の形態では、収容部P3に卵を収納して蓋部P4を開いた状態で搬送される。なお、蓋部P4を閉じた状態で搬送されるものであってもよい。この実施の形態では、2行5列の凹部P31が形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。卵パックPは、厚みの薄いもので、外力を与えると変形しやすいが、復元力も備えている。卵パックPは、収容部P3の左右側面P2が上方に行くにしたがって広がっている。卵パックPは、凹部P31の外面P32に下向き傾斜面P33が形成されている。なお、下向き傾斜面P33とは、凹部底面P34以外の外面P32を意味する。下向き傾斜面P33には、複数のリブ(図示しない)が形成されている。各リブは、上下方向に伸びている。
コンベヤ装置51、52は、ベルトコンベヤからなり、卵パックPの凹部底面P34を支持して搬送するものである。コンベヤ装置51、52に卵パック搬送装置10が接続される。
卵パック搬送装置10は、一対のベルト部1A、1Bを備える。一対のベルト部1A、1Bは、卵パックPの凹部底面P34が下方から観察できる状態に設けられている。一対のベルト部1A、1Bの間の下方に卵パックPの底面を検査する検査装置61、62が配置されている。
一対のベルト部1A、1Bは、軟質プラスチック製卵パックPの凹部P31の外面P32に形成された下向き傾斜面P33に接触する。一対のベルト部1A、1Bは、複数の凹部P31に卵を収納した状態で卵パックPを下方から支持して卵パックPを横向きに送り出す。一対のベルト部1A、1Bは、卵パックPの対向する両縁部P1を内方に向けて挟み、卵パックPをわずかに変形させながら送り出す。一対のベルト部1A、1Bは、同期して駆動されている。
各ベルト部1A、1Bは、無端ベルト11を主体に構成されている。無端ベルト11は、卵パックPの左右側面P2の両側に配置されている。無端ベルト11は、ウレタンベルト等で形成され、柔軟性と粘着性を有し、卵パックPの外面P32に接触することにより、卵パックPを変形させながら卵パックPに搬送力を付与する。なお、卵パックPは、ベルト部1A、1Bとの接触がなくなると、復元力により元の形状に戻る。無端ベルト11の断面形状は円形であるが、丸ベルトに限定されるものではない。無端ベルト11は、駆動プーリー2と従動プーリー3との間にかけ渡されている。
各ベルト部1A、1Bは、ベルト部1A、1Bのたわみを防ぐためのベルト受け4を備えている。ベルト受け4は、ベルト部1A、1Bの搬送方向に沿って回転可能なものである。無端ベルト11がかけ渡されている従動プーリー3のうち、搬送方向に沿って並んでいる複数のプーリーがベルト受け4に対応する。ベルト受け4とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗は、ベルト部1A、1Bに駆動を伝えるプーリー2とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗よりも小さく設定されている。
上流側コンベヤ装置51から搬送されてきた卵パックPは、一対のベルト部材1A、1Bに上方から置かれる。ベルト部1A、1B間の幅と対をなす下向き傾斜面P33の幅とが一致する上下方向高さに卵パックPが位置付けられる。卵パックPは、ベルト部1A、1Bに上方からの荷重がかかった状態で搬送される。
検査装置は、少なくとも2種類のものが配置されている。本実施形態では、糞汚れ検査装置61と、黄身汚れ検査装置62とが、卵パックPの搬送方向に沿って配置されたものを示す。
糞汚れ検査装置61は、卵パックPに入った卵の卵殻に糞汚れが付着しているか否かを卵パック越しに検査するものである。卵パックPの下方に配置される照明部63および撮像部64を備える。照明部63は、卵パックPの底面に向けて光を照射する。撮像部64は、卵パックPの下方から卵パックPを撮影する。撮像部64で撮影された画像は、制御部(図示しない)に送られる。制御部は、撮像部64で撮影された画像に基づいて、卵の卵殻表面に糞汚れが付着しているか否かを判断する。照明部63と撮像部64は、このような配置のものに限定されるものではない。
黄身汚れ検査装置62は、卵パックPに入った卵の卵殻に卵黄が付着しているか否かを卵パック越しに検査するものである。卵パックPの下方に配置される照明部65および撮像部66を備える。照明部65は、卵パックPの底面に向けて光を照射する。撮像部66は、卵パックPの下方から卵パックPを撮影する。撮像部66で撮影された画像は、制御部(図示しない)に送られる。制御部は、撮像部66で撮影された画像に基づいて、卵の卵殻表面に卵黄が付着しているか否かを判断する。照明部65と撮像部66は、このような配置のものに限定されるものではない。
本実施形態の卵パック搬送装置10は、軟質プラスチック製卵パックPの凹部P31の外面P32に形成された下向き傾斜面P33に接触する一対のベルト部1A、1Bを備える。一対のベルト部1A、1Bは、複数の凹部P31に卵を収納した状態で卵パックPを下方から支持して卵パックPを横向きに送り出す。そのため、上流側コンベヤ装置51により搬送されてきた卵パックPは、一対のベルト部1A、1Bにより、上流側コンベヤ装置51から落下することなく下流側コンベヤ装置52に搬送され、その搬送途中に配置された検査装置61、62により、卵パックPの底面側が検査される。
すなわち、上流側コンベヤ装置51により搬送されてきた卵パックPの左右側面P2が、左右方向に離間した一対のベルト部1A、1Bにより卵パックPの重さを支えるため、凹部底面P34が下方から観察可能となる。
卵パック搬送装置10によれば、コンベヤ装置51、52の間隙53を広く取ることができる。
また、下向き傾斜面P33に一対のベルト部1A、1Bを接触させているため、複数種類の卵パックPを同時に搬送することができる。図5に実線で示すように、幅寸法の比較的大きい卵パックPは、下向き傾斜面P33の下の方でベルト部1A、1Bが接触する。一方、図5に二点鎖線で示すように、幅寸法の比較的小さい卵パックPは、下向き傾斜面P33の上の方でベルト部1A、1Bが接触する。
一対のベルト部1A、1Bは、卵パックPの対向する両縁部P1を内方に向けて挟み、卵パックPをわずかに変形させながら送り出す。そのため、ベルト部1A、1Bの駆動を確実に卵パックPに伝えることができる。卵パックPは、搬送方向に直交する方向に沿って形成されたリブを凹部P31に多数備えており、卵パックP内で卵が上方に移動することもできるため、卵が割れることもない。
各ベルト部1A、1Bは、ベルト部1A、1Bのたわみを防ぐためのベルト受け4を備えている。ベルト受け4とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗が、ベルト部1A、1Bに駆動を伝えるプーリー2とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗よりも小さく設定されている。そのため、卵パックPを確実に搬送できる。
ベルト受け4は、ベルト部1A、1Bの搬送方向に沿って回転可能なものであるので、一対の無端ベルト11で複数個の卵パックPを確実に支えながら搬送することが可能である。
なお、本発明は、前記実施の形態に示したものに限定されない。
ベルト部1A、1Bは、無端丸ベルトに限定されるものではない。ベルト部1A、1Bは、卵パックPの凹部P31の外面P32に形成された下向き傾斜面P33に接触することが可能であればどのようなものであってもよく、Vベルトやタイミングベルトであってもよい。
ベルト受け4とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗が、ベルト部1A、1Bに駆動を伝えるプーリー2とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗よりも小さく設定されていればよく、例えば、ベルト受け4は、回転しない直線状のガイドであってもよい。駆動プーリー2とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗が、ベルト受け4とベルト部1A、1Bとの摩擦抵抗よりも大きくなるように、ベルト部1A、1Bを駆動プーリー2とともに挟むニップローラを配置してもよい。
検査装置は、2種類の検査装置が配置されているものには限定されず、例えば、検査装置が1つであっても、光源や受光装置の配置によっては、コンベヤ間の所定間隙を広くしたい場合がある。このような場合にも本発明は好適である。
今回開示された実施例の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10…卵パック搬送装置
1A、1B…ベルト部
4…ベルト受け
P…卵パック
P1…縁部
P31…凹部
P32…外面
P33…下向き傾斜面

Claims (4)

  1. 軟質プラスチック製卵パックの凹部の外面に形成された下向き傾斜面に接触する一対のベルト部を備え、
    一対のベルト部は、複数の凹部に卵を収納した状態で卵パックを下方から支持して卵パックを横向きに送り出す卵パック搬送装置。
  2. 一対のベルト部は、卵パックの対向する両縁部を内方に向けて挟み、卵パックを変形させながら送り出す請求項1記載の卵パック搬送装置。
  3. 各ベルト部は、ベルト部のたわみを防ぐためのベルト受けを備えており、ベルト受けとベルト部との摩擦抵抗が、ベルト部に駆動を伝えるプーリーとベルト部との摩擦抵抗よりも小さく設定されている請求項1または2記載の卵パック搬送装置。
  4. ベルト受けは、ベルト部の搬送方向に沿って回転可能なものである請求項3記載の卵パック搬送装置。
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