JP3793217B1 - 画像解析検査用コンベヤ、製品検査用ベルト及び画像解析検査の検査精度向上方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ベルトコンベヤ12は、透明の製品検査用ベルト22を備える。包装体14を製品検査用ベルト22に載せて画像解析検査装置10に搬送する。照明装置30から製品検査用ベルト22に光32を投射すると、光32は製品検査用ベルト22を透過し包装体14に投射される。包装体14を透過した光32を受光部16で受光し、受光部16が撮影した包装体14の画像を画像分析部18で解析して包装体14の異常を検知する。
【選択図】 図1
Description
図5は、被包装物として4本の棒状菓子42が包装された包装体14を示す図である。しかし、この包装体14は、シール部14bをヒートシールする際に菓子の欠片44を噛み込んでいるので、シール不良が生じている。さらに、シール部14bをヒートシールする際にシワ46も生じているので、シール不良が生じている。シール不良がある場合、シール部14bの噛み込み44又はシワ46から包装体14の内部に外気などが入り込み、菓子42の品質が低下し、消費者に良質の菓子を提供できないという問題が起こる。従って、このようなシール不良の包装体14は、生産ラインから除去する必要があった。
上記問題を解決するために、従来、画像解析検査装置を用いて包装体14を検査する検査装置及び検査方法が提供されていた(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特許文献2の検査装置及び検査方法は、特許文献1と同様、海苔の包装体を検査するものであって、シール不良を検査する位置検査装置(噛み込み検査用コンベヤ)と、被包装物を検査する形状検査装置(被包装物検査用コンベヤ)とからなる検査装置であった。位置検査装置は、複数個の噛み込み検知用センサーを備え、シール部の噛み込みを検知する。形状検査装置は、CCDカメラを備えた画像解析検査装置を用いて包装体内の海苔の画像を検査し、海苔の外見異常を検知する。海苔に異常がある包装体はエアシューターによって生産ラインから除去される。
一方、CCDを利用した画像解析検査装置を用いて、シール部14b及び被包装物42の異常を同時に検査する場合(即ち、包装体14全体を検査する場合)、包装体14の中央部に比べシール部14bは光が透過し難くいためCCDによる撮影画像が暗く、画像解析検査装置がシール不良を検知することは困難であった。特に、色付きの包装体14は光が透過し難いので、小さな噛み込み44やシワ46を検知するためには、高度な画像解析技術とともに、透明性の高いコンベヤベルトが必要であった。さらに、高い透明性が要求されるコンベヤベルトに傷や汚れが生じた場合、この傷や汚れによっても高度な画像の解析が阻害されることから、コンベヤベルトの傷や汚れを防止し、常にベルトの透明度を維持する必要があった。
また、前記ベルト交換手段は、前記他の段付きローラーの軸の位置を前記1の駆動用段付きローラー方向に変化させることにより製品検査用ベルトの張りを低減してベルトの交換を容易にするものであって、前記他の段付きローラーを回転自在に支持する軸受と、前記軸受に一端が固定されている可動部材と、前記可動部材の開放端部を保持する保持部材と、前記保持部材と前記軸受間の可動部材の外周に設けられるバネ部材とからなるようにしたものである。
また、前記製品検査用ベルトが合成樹脂からなるようにしたものである。
本発明の画像分析検査用コンベヤは、画像分析により製品を検査する画像分析検査装置10に製品を供給するベルトコンベヤ12と、照明装置30とを有するものである。
画像解析検査装置10は、包装体14の画像を撮影する受光部16と、受光部16から伝送される製品の撮影画像を分析する画像分析部18とを備えるものである。受光部16は、CCD(又はCCDカメラ)により包装体14を透過した光を受光するとともに包装体14の画像を撮影する。そして、受光部16は、撮影した画像を電気信号に変換し、画像分析部18に伝送する。画像分析部18は、受光部16から伝送された撮影画像の濃度(CCDが受光した光の明暗)を解析して、包装体14の被包装物42やシール不良を検知する。例えば、図5の包装体14については、被包装物42の本数・形状やシール部14bの噛み込み44及びシワ46等のシール不良を検知する。また、画像分析部18は、被包装物42の異常やシール不良がある包装体14を検知した場合は、エアシューター部20を作動させ、その包装体14に圧縮空気を吹きかけて生産ラインから除去するようになっている。
製品検査用ベルト22と段付きローラー24,26とは、外れにくい構造をとることが好ましい。たとえば、特開2002−147536号のように製品検査用ベルト22に噛合孔を設け、段付きローラー24,26にピンを設けて嵌合させることが好ましい。これにより、製品検査用ベルト22が段付きローラー24,26から外れにくくなるだけでなく、製品検査用ベルト22の蛇行を防止することができると共に、段付きローラー24からの駆動を空回りすることなく製品検査用ベルト22に伝えることができる。
また、ベルトコンベヤ12には、照明装置30が備えられている。照明装置30は、製品検査用ベルト22が搬送する包装体14に製品検査用ベルト22の下方から光32を投射するものである。
製品検査用ベルト22の外側端部22aは段付きローラー24,26の胴の両端24a,26aと接し、製品検査用ベルト22の内側22bは段付きローラー24,26のくびれた胴の中央部24b,26bとは接触していない状態にある。包装体14は、製品検査用ベルト22の内側22bに載せられ、段付きローラー24から段付きローラー26に向けて搬送される。なお、段付きローラー24は、モーター34によって回転する。また、段付きローラー24の回転に伴って製品検査用ベルト22が移動し、段付きローラー26も回転する。
ベルトコンベヤ12の段付きローラー24側には製品供給コンベヤ36が配置され、製品供給コンベヤ36からベルトコンベヤ12に製品である包装体14が供給される。他方、段付きローラー26側には製品搬送コンベヤ38が配置され、検査された包装体14はベルトコンベヤ12から製品搬送コンベヤ38に搬送される。モーター34を用いて段付きローラー24を回転させると、包装体14は、製品検査用ベルト22の内側22bに載って受光部16の下方に搬送される。
画像解析検査の検査精度向上方法として、ガラスを利用することが考えられるが、ガラスは破損した場合に危険でありまた異物混入の原因となりやすいので、好ましい方法でない。
段付きローラー26は、ベルト交換手段40を備える。図4に示すベルト交換手段40は、段付きローラー26を回転自在に支持する軸受41と、軸受41に一端が固定されている可動部材40aと、可動部材40aの開放端部を保持する保持部材40bと、保持部材40bと軸受41間でかつ可動部材40aの外周に設けられるバネ部材40cとからなるものである。
段付きローラー26を段付きローラー24の方向に押すと(図4(a)の矢印Bの方向)、製品検査用ベルト22は、段付きローラー26から外れる(同図(b))。図4(b)の状態で、段付きローラー24,26に新しい製品検査用ベルト22を取り付ける。取り付けた後、段付きローラー26を元に戻すと(同図(a)の矢印Aの方向)、バネ部材40cの戻ろうとする力によって、製品検査用ベルト22が段付きローラー24,26に装着される。
なお、図4において、保持部材40bの固定端40dは、画像分析検査用コンベヤ本体に固定されている。
12 ベルトコンベヤ
14 包装体
22 製品検査用ベルト
24,26 段付きローラー
28 ガイド部材
40 ベルト交換手段
Claims (3)
- 包装体の異常を検知する画像解析検査装置に前記包装体を載せて搬送するものであって前記画像解析検査装置に包装体の異常部分を透過する光に生じる輝度変化を検知させるための透明の製品検査用ベルトと、前記製品検査用ベルトを掛け渡す2つの段付きローラーであって当該ベルトを回転させる1の駆動用段付きローラー及び当該ベルトに張りを与えるベルト交換手段を有する他の段付きローラーと、前記製品検査用ベルトを前記1の駆動用段付きローラーから前記他の段付きローラーに案内するガイド部材とを備えることを特徴とする画像解析検査用コンベヤ。
- 前記ベルト交換手段は、前記他の段付きローラーの軸の位置を前記1の駆動用段付きローラー方向に変化させることにより製品検査用ベルトの張りを低減してベルトの交換を容易にするものであって、前記他の段付きローラーを回転自在に支持する軸受と、前記軸受に一端が固定されている可動部材と、前記可動部材の開放端部を保持する保持部材と、前記保持部材と前記軸受間の可動部材の外周に設けられるバネ部材とからなることを特徴とする請求項1記載の画像解析検査用コンベヤ。
- 前記製品検査用ベルトが合成樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の画像解析検査用コンベヤ。
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