JP5430265B2 - アイドルストップ車の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車載のバッテリの蓄積エネルギでアイドルストップのエンジンの再始動を行なうアイドルストップ車の制御装置に関し、詳しくは、給電の制御および異常監視に関する。
一般に、アイドルストップ車は、赤信号等でブレーキペダルが踏まれて走行が停止すると、ブレーキペダルが踏み続けられている等の所定のアイドルストップ条件を満足することにより、エンジンを自動停止してアイドルストップ状態になり、つぎに、信号が赤から青に変わる等したときにドライバの解除操作によってエンジンを再始動してアイドルストップ状態を解除する。その際、坂道等でずり下がるのを防止するため、VSC(Vehicle Stability Control)−ECU(ectronic control unit)のブレーキ圧制御手段により、アイドルストップのエンジンの再始動時(とくにクランキング期間)に適当なブレーキ圧(液圧)を維持する。
そして、エンジンの始動(再始動)は鉛バッテリに代表される車載の二次電池構成のバッテリの蓄積エネルギによりスタータを駆動して行なわれるため、バッテリの充電量が少ない状態でアイドルストップの制御を実行すると、極端な場合、エンジンの再始動が行なえなくなる。この問題は、とくに、比較的小容量の単一のバッテリでアイドルストップを実施している場合に重要である。
一方、この種のアイドルストップ車が車両走行にそれ程重要ではない一般負荷としてオーディオ機器やナビゲーション機器等を備える場合、エンジンが停止するアイドルストップ中やエンジン始動時の電源電圧の低下を防止してオーディオ機器やナビゲーション機器等が不用意にリセットされたりしないようにするため、車両に補助電源としての補助バッテリやキャパシタを搭載することが行なわれているが、コスト低減等との兼ね合いからは、前記補助バッテリやキャパシタの容量をあまり大きくできない。そのため、アイドルストップ中にオーディオ機器等を大きな音量で使用したり、電力消費が大きいディスクのイジェクト動作をくり返したりすると、補助バッテリやキャパシタを備えたとしても、それらの蓄積エネルギが不足して一般負荷にリセットが発生する可能性がある。
ところで、一般負荷に前記リセットが発生しても、エンジンが始動すれば電源電圧が回復して動作を再開することができ、ドライバ等に多少の不便をかけるに止まる。
しかしながら、前記の補助バッテリやキャパシタを搭載しないで、比較的小さな容量の1個のバッテリの蓄積エネルギにより、アイドルストップのエンジン再始動だけでなく、アイドルストップ中のオーディオ機器やナビゲーション機器等の一般負荷の給電も賄うと、アイドルストップにおけるエンジンの再始動が困難になる事態に陥る可能性が高くなる。そして、エンジン再始動時にVSC−ECUのブレーキ圧制御手段等の車両走行の重要負荷の給電が行なえなくなると、エンジン再始動時の車両のずり下がり等の走行機能上の重大な問題が生じる可能性がある。
そこで、この種のアイドルストップ車において、補助バッテリやキャパシタは搭載しない代わりにバッテリの電源電圧を昇圧する昇圧コンバータ等の昇圧手段を備え、オーディオ機器やナビゲーション機器等の一般負荷にはバッテリの電源をそのまま給電し、車両の走行(運行)に重要なVSC−ECUのブレーキ圧制御手段等の重要負荷には前記昇圧手段の昇圧電源を給電し、エンジンの再始動等が確実に行なえるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1(段落[0078]−[0100]、図1、図3、図6等)参照)。
特開2005−218159号公報
前記特許文献1に記載の構成の場合、アイドルストップの全期間にわたって重要負荷に昇圧電源を給電し続けるため、バッテリや昇圧手段が大きくなる。なお、アイドルストップ中のエンジン再始動時(とくにクランキング期間)には、バッテリの電圧が大きく低下するため、バッテリの電源がそのまま給電されるオーディオ機器やナビゲーション機器等の一般負荷はリセットが発生し易い不都合もある。
そこで、VSC−ECU等の車両走行の重要負荷の電源をバッテリと昇圧手段の2系続とし、バッテリの電圧が大きく低下するアイドルストップのエンジン再始動時に昇圧手段を動作して重要負荷を昇圧手段の昇圧電源で駆動し、それ以外のときは重要負荷をバッテリの電源で駆動してバッテリや昇圧手段を小型化することが考えられる。このように構成しても、前記エンジン再始動時には、例えばVSC−ECUのブレーキ圧制御手段が昇圧電源のバックアップ給電によって確実に動作し、適当なブレーキ圧を確実に維持することができる。その他の重要負荷についても、バッテリの電圧が低下する前記エンジン再始動時には昇圧電源のバックアップ給電によって確実に動作する。そのため、車両走行上の問題は生じない。
しかしながら、重要負荷に前記した2系統の給電を行なう場合、アイドルストップの制御タイミングに応じて昇圧手段の動作のオン、オフを行なうだけでは、バッテリ側(主給電路側)のヒューズの溶断や、昇圧電源側の断線等の給電異常が発生し、例えばエンジンの再始動時に重要負荷に昇圧電源が給電されない事態(本来はアイドルストップを禁止すべき事態)が発生していたり、エンジンの再始動後に重要負荷への給電が途絶えたりしても、それらの給電異常を把握できない。そこで、前記2系統それぞれの電圧を個別の電圧検出回路等で常時監視して前記のヒューズの溶断や断線の給電異常の発生を検出することが考えられるが、この場合、前記電圧検出回路等を2組備える必要があり、コストアップを招来する。
すなわち、この種のアイドルストップ車において、補助バッテリやキャパシタを搭載しないで、車載の1個のバッテリにより、アイドルストップのエンジン再始動時のヒルスタートアシスト制御に必要なVSC−ECUのブレーキ圧制御手段等の車両走行に重要な重要負荷および、車両走行にそれ程重要でないオーディオ機器やナビゲーション機器等の一般負荷の給電を賄い、かつ、少なくとも重要負荷の電源をバッテリと昇圧手段の2系統にして、アイドルストップのエンジン再始動時に昇圧手段の昇圧電源を重要負荷にバックアップ給電するように構成した場合、バッテリ側、昇圧電源側の給電異常の発生それぞれを監視する構成等が必要になってコストアップを招来する問題がある。なお、アイドルストップのエンジン再始動時、バッテリの電源がそのまま給電される一般負荷にリセットが発生する可能性もある。そして、車両走行の重要負荷が、少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なうECU等であって、前記のようにアイドルストップのエンジン再始動時に昇圧手段の昇圧電源がバックアップ給電される構成の場合には、同様の問題が生じる。
本発明は、アイドルストップのエンジン再始動時のヒルスタートアシスト制御に必要なブレーキ圧制御手段等の少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なう車両走行の重要負荷の電源をバッテリと昇圧手段の2系統にして、アイドルストップのエンジン再始動時に昇圧電源を重要負荷にバックアップ給電するように構成した場合に、簡単な構成でバッテリ側および昇圧電源側の給電異常の発生の監視が行なえるようにして信頼性を向上することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のアイドルストップ車の制御装置は、少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なう車両走行の重要負荷および一般負荷と、バッテリの電源を前記重要負荷に給電する主給電路と、前記バッテリの電源を昇圧して昇圧電源を形成する昇圧手段と、前記昇圧電源の前記重要負荷および前記一般負荷それぞれへの給電をオンオフする2つのスイッチ手段と、前記重要負荷側の前記スイッチ手段をアイドルストップのエンジンの再始動前にオンしてエンジンの再始動後にオフし、アイドルストップのエンジンの再始動中に前記昇圧電源を前記重要負荷にバックアップ給電するとともに、アイドルストップのエンジンの再始動時に前記昇圧電源の電圧と予め設定された所定電圧とを比較し、前記昇圧電源の電圧が前記所定電圧よりも低下しているときには、前記一般負荷側の前記スイッチ手段をオフして前記一般負荷を切り離すスイッチ制御手段と、前記重要負荷における、前記主給電路からの前記バッテリの電源および前記重要負荷側の前記スイッチ手段を介した前記昇圧電源の共通の受電端の電圧を検出する電圧検出手段と、前記重要負荷側の前記スイッチ手段がオンしたときおよびオフしたときの前記電圧検出手段の検出電圧から、前記昇圧手段側および前記主給電路側の給電異常を監視する異常監視手段とを備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1の発明の場合、車両走行の重要負荷を、例えばアイドルストップのエンジンの再始動時にブレーキ圧を維持するヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段とすると、このヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段は、主給電路を通ったバッテリの電源が給電されるとともに、スイッチ制御手段によるスイッチ手段のオン、オフに基づき、バッテリの電源電圧が低下するアイドルストップのエンジン再始動時に、昇圧手段の昇圧電源がバックアップ給電され、2系統給電で動作する。このとき、前記エンジン再始動時に昇圧電源のバックアップ給電を行なう構成であるので、バッテリの容量が小さくても、バッテリの電圧が低下する前記エンジン再始動時に前記ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段が確実に動作し、ヒルスタートアシスト制御が確実に行なえる。
つぎに、昇圧電源側に断線等の給電異常が発生していると、スイッチ手段がオンするエンジンの再始動前に、前記ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段の前記共通の受電端の電圧がバッテリの電源の電圧から昇圧電源の一定電圧に上昇しないため、電圧検出手段による、エンジンの再始動前の前記共通の受電端の電圧の検出に基づき、異常監視手段が昇圧手段側の給電異常を監視して検出できる。また、バッテリ側にヒューズ溶断等の給電異常が発生していると、エンジンの再始動後、スイッチ手段がオフして昇圧電源のバックアップ給電を終了したときに、前記ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段の前記共通の受電端の電圧が消失することから、異常監視手段がバッテリ側の給電異常を監視して検出できる。
そして、昇圧手段側の給電異常およびバッテリ側(主給電路側)の給電異常が、前記ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段の前記共通の受電端の電圧の検出に基づいて行なえるため、電圧検出手段等を1組だけ備えた安価な構成でバッテリ側(主給電路側)の給電異常と昇圧手段側の給電異常の監視が行なえ、監視結果に基づき、給電異常が発生したときにアイドルストップの制御を中止する等して信頼性を向上することができる。
したがって、アイドルストップのエンジン再始動時に、重要負荷の給電を優先しつつ、昇圧手段の昇圧電源をオーディオ機器等の一般負荷にもバックアップ給電し、一般負荷のエンジン再始動に伴うリセットの発生等を防止することができる。また、ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段等の少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なう車両走行の重要負荷の電源を、バッテリと昇圧手段の2系統にしてアイドルストップのエンジン再始動時に昇圧手段の昇圧電源を重要負荷にバックアップ給電するように構成した場合に、簡単な構成でバッテリ側および昇圧電源側の給電異常の発生の監視が行なえ、安価な構成で信頼性を向上することができる。
本発明の一実施形態のブロック図である。 図1の一部の詳細な結線図である。 図1の一部の動作説明用のフローチャートである。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、一実施形態について、図1〜図3を参照して詳述する。
図1はアイドルストップ車1の制御装置のブロック構成を示し、アイドルストップ車1は軽量化、小型化等を図るため、電源として12Vの比較的小容量の1個の鉛バッテリ2を備える。鉛バッテリ2が本発明のバッテリである。
図1において、3はアイドルストップ車1のエンジン、4はエンジン3のトランスミッション側の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)である。5はエンジン3を始動するスタータであり、鉛バッテリ2から給電される。6はエンジン3の回転力がベルト7を介して伝達されるオルタネータであり、走行中等に発電出力で鉛バッテリ2を充電する。
8はVSC−ECUが形成するVSC制御部であり、周知のABS(アンチロックブレーキシステム)、TCS(トラクションコントロールシステム)、横滑り防止の制御機能を備え、ブレーキ機構のマスタシリンダの液圧センサ9が検出するブレーキ液圧や舵角センサ、ヨーレートセンサが検出する舵角、ヨーレート等に基づき、ブレーキアクチュエータ10a、10b等を制御することにより、急ブレーキをかけたときに生じるタイヤのロックを防止し(ABS)、発進、加速時のタイヤのスリップをコントロールし(TCS)、コーナーリングの際にエンジン3の出力やブレーキの効きを調整する(横滑り防止)。そして、VSC制御部8のブレーキアクチュエータ10a、10bを含む一部の機能を使用して本発明の車両走行の重要負荷であるヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段が形成される。なお、図示はしていないが、アイドルストップ車1はトルクコンバータを備えており、変速機4が走行レンジである場合にはエンジン3の駆動力によってクリープ力が発生するようになっている。
11はECU構成のアイドルストップ制御部であり、制御処理部12aおよび昇圧給電部12bを内蔵し、昇圧給電部12bが本発明の昇圧手段を形成する。
そして、アイドルストップ制御部11はCAN(Controller Area Network)等の車内通信のバス13等を介してVSC制御部8等の車内の各種の制御部やセンサ等に接続され、VSC制御部8からバス13を介して得られる液圧センサ9のブレーキ液圧の情報、エンジン3の温度センサ14の冷却水の水温の情報、鉛バッテリ2の電流センサ15の充電電流の情報、車速の情報等を収集する。また、アイドルストップ制御部11には、IGキーの操作に基づくIGオン(IG ON)、アクセサリー電源オン(ACC ON)、IGオフ(IG OFF)の情報や、Gセンサ16の傾斜判定情報、エンジンフードスイッチ17の開閉情報、ドライバ席側のドアのカーテシスイッチ18の開閉情報、エコランキャンセルスイッチ19のオンオフ情報等も入力される。
制御処理部12aはアイドルストップ制御機能およびヒルスタートアシスト制御機能を有する。そして、アイドルストップ制御機能は、アイドルストップが許可されることを条件として、エコランキャンセルスイッチ19のオン操作でエコラン(経済走行)の運転モードがキャンセル(オフ)されない限りアイドルストップ制御を実行し、液圧センサ9のブレーキ液圧や車速等の情報に基づいて、エンジン3の自動停止、再始動を行なう。また、ヒルスタートアシスト制御機能は、坂路においてアイドルストップ車1を停止状態に維持する周知のヒルホールド機能と同様のブレーキ制御により、例えばドライバがブレーキペダル20からアクセルペダル(図示せず)に足を踏み替えた際に、VSC制御部8のブレーキアクチュエータ10a、10bを介してブレーキ液圧を保持し、アイドルストップ車1がずり下がるのを防止する。なお、ブレーキアクチュエータ10a、10bは、本来はVSCのアクチュエータとして設けられているものであり、ヒルスタートアシスト制御に兼用される。
一方、昇圧給電部12bはアイドルストップ制御が実行されるアイドルストップのエンジン再始動時、鉛バッテリ2の電源電圧を昇圧して形成した昇圧電源を、重要負荷側スイッチ手段(本発明のスイッチ手段)としての半導体スイッチ21aを介して、少なくともVSC制御部8を含む車両走行(運行)の一または複数の重要負荷に給電し、また、一般負荷側のスイッチ手段(本発明のスイッチ手段)としての半導体スイッチ21bを介してオーディオ機器22やナビゲーション機器等の一または複数の一般負荷(電源電圧の変動の影響を受け易いが車両の走行(運行)にはそれ程重要でない負荷)に給電する。すなわち、アイドルストップのエンジン再始動時、重要負荷のみに昇圧電源をバックアップ給電してもよいが、本実施形態の場合、アイドルストップのエンジン再始動時に可能な限りオーディオ機器22やナビゲーション機器等の一般負荷にも昇圧電源をバックアップ給電し、オーディオ機器22やナビゲーション機器等のリセットの発生を防止する。そのため、半導体スイッチ21aだけでなく、半導体スイッチ21bも備える。
つぎに、アイドルストップ制御部11はECU構成の昇圧給電制御部23を備える。そして、昇圧給電制御部23は、本発明のスイッチ制御手段を形成し、例えば、バス13を介した制御処理部12aのアイドルストップ制御の各種の指令やタイミングの情報および、バス13を介した昇圧給電部12bの後述する昇圧電源の電圧検出結果に基づき、半導体スイッチ21a、21bのオン(閉)オフ(開)を制御し、基本的に、アイドルストップによって停止したエンジン3の再始動時には半導体スイッチ21a、21bをオンして前記重要負荷および一般負荷に昇圧電源をバックアップ給電する。なお、アイドルストップ制御部11は、安全性を考慮して低い電源電圧でも動作するように形成され、エンジン再始動時にも鉛バッテリ2の電圧で確実に動作し、昇圧給電部12bの昇圧電源は給電されない。
つぎに、VSC制御部8等の重要負荷は、鉛バッテリ2の電源が主給電路24のヒューズ25、ダイオード26を介して、鉛バッテリ2の電源および前記昇圧電源の共通の受電端αに給電され、半導体スイッチ21aの昇圧電源がダイオード27を介して受電端αに給電される。
また、オーディオ機器22等の一般負荷は、鉛バッテリ2の電源が主給電路24のヒューズ28、ダイオード29を介して給電され、半導体スイッチ21bの昇圧電源がダイオード30を介して給電される。
つぎに、昇圧給電部12bの構成および、VSC制御部8等の重要負荷、オーディオ機器22等の一般負荷の給電の構成について、図2を参照してさらに説明する。
図2は昇圧給電部12bおよび重要負荷であるVSC制御部8、一般負荷であるオーディオ機器22の給電の詳細な構成を示し、図1のエンジン3の動作中やアイドルストップの停止中等の鉛バッテリ2の電圧Vaが十分に高いときには、鉛バッテリ2の電圧Vaの電源が、主給電路24のヒューズ25、ダイオード26を介してVSC制御部8等の重要負荷の受電端αに給電され、また、主給電路24のヒューズ28、ダイオード29を介してオーディオ機器22等の一般負荷に給電され、それらの負荷はリセットの発生等なく動作する。
鉛バッテリ2の電源が給電される昇圧給電部12bは、バス13を介した制御処理部12aのエンジン再始動に同期した駆動のオン/オフ指令等に基づき、エンジン3が停止しているアイドルストップのエンジン再始動時に動作状態になる。このとき、例えば出力電圧(昇圧電圧)Vbに基づくスイッチング制御部121のフィードバック制御により、FET122がスイッチングして昇圧コイル123のエネルギを断続し、この断続で生じたエネルギにより整流用のダイオード124を介して積分コンデンサ125を充電し、電圧VaをFET122のスイッチング周波数に応じて昇圧した電圧Vbの昇圧電源が形成される。なお、126はFET122のソースの抵抗である。また、電圧Vbは例えば鉛バッテリ2の定格の電圧(12V)に制御される。
電圧Vbの昇圧電源は、半導体スイッチ21a、ダイオード27を介してVSC制御部8等の重要負荷の受電端αに給電され、半導体スイッチ21a、ダイオード27を介してオーディオ機器22等の一般負荷に給電される。
半導体スイッチ21a、21bは昇圧給電制御部23により、つぎに説明するように制御される。
まず、昇圧給電制御部23は、例えば、スイッチング制御部121からの制御処理部12aの前記駆動のオン/オフ指令と、出力電圧(昇圧電圧)Vbの検出とに基づき、出力電圧Vbと設定された所定電圧Vrefとを比較する。所定電圧Vrefは、例えばオーディオ機器22等の一般負荷に電源電圧低下に伴うリセットが発生する電圧より若干高い電圧であって実験等によって設定される。
そして、エンジン3の再始動時(とくにクランキング期間)、Vb>Vrefの状態で昇圧給電部12bが動作すると、昇圧給電部12bの昇圧電源の電圧Vbが十分に高いので、昇圧給電制御部23によって半導体スイッチ21a、21bはともにオンに制御される。このとき、ダイオード27、30を介してVSC制御部8等の重要負荷およびオーディオ機器22等の一般負荷に電圧Vbの昇圧電源が給電され、Vb>Vaであるので両負荷は昇圧電源でリセットが発生することなく動作する。
つぎに、鉛バッテリ2が放電気味で、エンジン3の再始動時やその途中において、Vb<Vrefに低下すると、昇圧給電制御部23は半導体スイッチ21bをオフして一般負荷を昇圧給電部12bから切り離して昇圧電源の一般負荷への給電を中止し、VSC制御部8等の重要負荷にのみ昇圧電源を給電する。このようにすることにより、エンジン始動時に昇圧電源の電圧Vbの低下を極力防止して電圧Vref以上の昇圧電源をVSC制御部8等の重要負荷に給電し、VSC制御部8等の重要負荷を確実に動作することができ、少なくともVSC制御部8のヒルスタートアシストの制御を実施することで、エンジン3の再始動時のアイドルストップ車1のずり下がりを確実に防止できる。
ところで、昇圧給電制御部23の制御により、半導体スイッチ21a、21bは、アイドルストップのエンジン3の再始動前(好ましくは再始動直前)にオンしてエンジン3の再始動後(好ましくは再始動直後)にオフする。
また、重要負荷の給電における、バッテリ側のヒューズ25の溶断等の給電異常および、昇圧電源側の断線等の給電異常の発生の監視を行なうため、例えばVSC制御部8に、本発明の電圧検出手段および異常監視手段を形成するECU構成の検出監視部31が設けられる。
そして、検出監視部31の電圧検出手段は、主給電路24からのバッテリ2の電源および半導体スイッチ21aを介した昇圧電源の共通の受電端αの電圧Vαを常時検出する。また、検出監視部31の異常監視手段は、エンジン3の再始動直前の半導体スイッチ21aがオンしたときおよび、エンジン3の再始動直後の半導体スイッチ21aがオフしたときに、前記電圧検出手段が検出した電圧Vαから昇圧給電部12b側および主給電路24側の給電異常を監視する。
すなわち、検出監視部31の電圧検出手段は、バス13を介した制御処理部12aの前記駆動のオン/オフ指令等に基づき、エンジン3の再始動直前の半導体スイッチ21aがオンするときおよび、その後、エンジン3の再始動後の半導体スイッチ21aがオフするときに、つぎに説明するようにして受電端αの電圧Vαを検出する。
スイッチ21aがオンするときは、昇圧給電部12bが動作を開始している。このとき、昇圧給電部12bが断線等なく正常に動作していると、検出監視部31の電圧検出手段が検出する電圧Vαはバッテリ2の電圧Vaから昇圧電源の一定の電圧Vb(Vb>Va)に上昇する。一方、昇圧給電部12bに断線等の給電異常があると、検出監視部31の電圧検出手段が検出する電圧Vαはバッテリ2の電圧Vaに保持され、この電圧Vaは電圧Vbより低くなる。
また、スイッチ21aがオフするときは、エンジン3が再始動され、エンジン3の再始動で低下した鉛バッテリ2の電圧Vaは、オルタネータ6の発電によって回復する。このとき、ヒューズ25の溶断等の給電異常が発生していなければ、スイッチ21aのオフによって昇圧電源が消失することにより、検出監視部31の電圧検出手段が検出する電圧Vαは、直前の電圧Vbから回復した電圧Vaに変化し、実際には変化がほとんど生じない。一方、ヒューズ25の溶断等の給電異常が発生していると、受電端αには鉛バッテリ2の電源が給電されず、スイッチ21aのオフによって昇圧電源も消失するため、検出監視部31の電圧検出手段が検出する電圧Vαは直前の電圧Vbから0に減少する。
そこで、昇圧給電制御部23の異常監視手段は、スイッチ21aがオンするときには、電圧Vαが電圧Vbに上昇変化しないことから、昇圧給電部12b側の断線等の給電異常を監視して検出する。また、スイッチ21aがオフするときには、電圧Vαが電圧Vaから0に変化することから、主給電路24側(鉛バッテリ2側)のヒューズ25の溶断等の給電異常を監視して検出する。さらに、監視結果をバス13を介して制御処理部12a等に送る。
図3は検出監視部31の監視手順の一例を示し、エンジン3の再始動直前にスイッチ21aがオンすると(ステップS1)、そのときに検出した電圧Vαの変化方向と大きさとから、検出監視部31は昇圧給電部12b側の断線等の給電異常の有無を判定し、給電異常と判定すると(ステップS2)、監視結果をバス13を介して制御処理部12a等に送る(ステップS3)。また、エンジン3の再始動直後にスイッチ21aがオフすると(ステップS4)、そのときに検出した電圧Vαの変化方向と大きさとから、検出監視部31は主給電路24側のヒューズ25の溶断等の給電異常の有無を判定し、給電異常と判定すると(ステップS5)、監視結果をバス13を介して制御処理部12a等に送る(ステップS3)。
その結果、昇圧給電部12b側の断線等の給電異常が発生したときは、エンジン再始動時にずり下がりが発生する可能性があるので、制御処理部12aがアイドルストップの制御を中止してエンジンの再始動を行なわず、同時に、図示省略した報知手段により給電異常の発生を音や表示で報知する。また、主給電路24側の給電異常が発生したときにも、制御処理部12aがアイドルストップの制御を中止し、図示省略した報知手段により給電異常の発生を音や表示で報知する。
したがって、前記実施形態の場合、アイドルストップのエンジン再始動時のヒルスタートアシスト制御に必要なVSC制御部8等の重要負荷の電源を鉛バッテリ2と昇圧給電部12bの2系統とし、アイドルストップのエンジン再始動時に昇圧給電部12bの昇圧電源を重要負荷にバックアップ給電する場合に、重要負荷であるVSC制御部8に受電端αの電圧Vαの電圧検出手段等を1組だけ備えた検出監視部31を設ける安価な構成で、バッテリ側(主給電路24側)および昇圧電源側(昇圧給電部12b側)の給電異常の発生の監視が行なえ、安価な構成で信頼性を向上できる。
また、アイドルストップのエンジン再始動時に、重要負荷の給電を優先しつつ、昇圧給電部12bの昇圧電源をオーディオ機器22等の一般負荷にもバックアップ給電し、オーディオ機器22等の一般負荷のエンジン3の再始動に伴うリセットの発生を極力防止することができる利点もある。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、本発明の車両走行の重要負荷は、少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なう種々の一または複数の負荷であってよいのは勿論である。また、一般負荷の個数や種類等もどのようであってもよい。
さらに、鉛バッテリ2の容量や所定電圧Vrefの大きさ等は、設計仕様や実験等に基づいて適当に設定してよいのは勿論である。なお、本発明のバッテリは鉛バッテリ2以外の種々の二次電池であってよいのも勿論である。
また、ヒルスタートアシスト制御のブレーキ圧制御手段等の構成はどのようであってもよく、半導体スイッチ21a、21bに代えてリレースイッチ等を用いてもよいのも勿論である。
つぎに、検出監視部31をVSC制御部8以外の重要負荷に設け、その重要負荷の受電端αの電圧を監視するようにしてもよい。
そして、本発明は、エンジン3のみを駆動源とするアイドルストップ車1だけでなく、エンジン3と燃料電池等を駆動源とするハイブリッド車等のアイドルストップ車にも同様に適用することができる。
1 アイドルストップ車
2 鉛バッテリ
3 エンジン
8 VSC制御部
11 アイドルストップ制御部
12a 制御処理部
12b 昇圧給電部
21a 半導体スイッチ
23 昇圧給電制御部
24 主給電路
31 検出監視部
α 受電端

Claims (1)

  1. 少なくともアイドルストップのエンジンの再始動時に所定の制御を行なう車両走行の重要負荷および一般負荷と、
    バッテリの電源を前記重要負荷に給電する主給電路と、
    前記バッテリの電源を昇圧して昇圧電源を形成する昇圧手段と、
    前記昇圧電源の前記重要負荷および前記一般負荷それぞれへの給電をオンオフする2つのスイッチ手段と、
    前記重要負荷側の前記スイッチ手段をアイドルストップのエンジンの再始動前にオンしてエンジンの再始動後にオフし、アイドルストップのエンジンの再始動中に前記昇圧電源を前記重要負荷にバックアップ給電するとともに、アイドルストップのエンジンの再始動時に前記昇圧電源の電圧と予め設定された所定電圧とを比較し、前記昇圧電源の電圧が前記所定電圧よりも低下しているときには、前記一般負荷側の前記スイッチ手段をオフして前記一般負荷を切り離すスイッチ制御手段と、
    前記重要負荷における、前記主給電路からの前記バッテリの電源および前記重要負荷側の前記スイッチ手段を介した前記昇圧電源の共通の受電端の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記重要負荷側の前記スイッチ手段がオンしたときおよびオフしたときの前記電圧検出手段の検出電圧から、前記昇圧手段側および前記主給電路側の給電異常を監視する異常監視手段とを備えることを特徴とするアイドルストップ車の制御装置。
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