JP4259356B2 - 駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、および駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、および駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、および駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、電源電圧が一時的に大きく低下したときに電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、および駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
燃料消費の節減およびエミッションの低減を目的として、信号待ちなどで車両が停車しているときにエンジンを一時的に自動停止させるアイドルストップ車両が実用化されている。このアイドルストップ車両においては、予め定められたエンジン停止条件が成立して車両が停車中であると判断されるとエンジンを自動停止させ、その後、運転者の発進意思を示すエンジン始動条件が成立するとスタータによってエンジンを自動始動させる。
ここで、エンジンを始動させるためのスタータは、一般に相当の電力を消費するため、特に停車および発進を頻繁に繰返す市街地走行などでは、エンジンの始動頻度の増加とともに電源であるバッテリの消耗が甚だしくなる。
このため、エンジンのクランキング時にバッテリ電圧が一時的に大きく低下する現象が発生し、その結果、たとえばオーディオの音飛びが発生したり、ナビゲーションシステムがリセットされるなど、車両の品質感が大きく損なわれるといった問題が従来発生していた。
このような問題に対して、特開2002−38984号公報では、エンジン始動条件が成立し、スタータの作動に伴なってバッテリ電圧が所定の設定値以下に低下したとき、電気負荷に供給する駆動電圧を補償する電圧補償手段を備えたアイドルストップ車両が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−38984号公報
しかしながら、上述した特開2002−38984号公報では、電圧補償手段の動作に伴なう電圧補償手段の発熱については、何ら考慮されていない。電圧補償手段の動作に伴なってその発熱が大きくなると、電圧補償手段に含まれるパワー半導体素子の破壊や制御性の劣化という問題が発生する。
これに対して、温度計測を行なうことにより電圧補償手段の温度監視を行なうということが考えられるが、温度計測を行なうことによって以下の問題が新たに発生する。
すなわち、実用時の様々な条件下では、各条件ごとに各部位の温度上昇の程度が異なるため、多くの部位で温度計測が必要となり、コストが増加する。これに対して温度計測箇所を削減すると、最悪条件下でも正常に動作するように部品の体格を大きくしたり、熱マスを増大させるなど、温度上昇に対して必要以上に余裕度を持たせた設計となり、車両の小型化が阻害される。さらに、回路変更や部品の位置変更、形状変更などの各種設計変更に伴なって最適な温度計測位置が変化するため、温度計測位置の変更に伴なう回路修正の規模が大きくなる。その結果、全体として設計コストが増加する。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電源電圧が一時的に大きく低下したときに、装置の発熱に配慮しつつ、電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、電源電圧が一時的に大きく低下したときに、装置の発熱に配慮しつつ、電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給方法を提供することである。
また、この発明の別の目的は、電源電圧が一時的に大きく低下したときに、装置の発熱に配慮しつつ、電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
この発明によれば、駆動電圧供給装置は、電源から電源電圧を受け、電源電圧が所定値よりも低下しているとき、受けた電源電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を電気負荷に供給する電圧供給回路と、電圧供給回路による電源電圧の昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、電源電圧の昇圧動作を停止するように電圧供給回路を制御する制御装置とを備える。
好ましくは、制御装置は、前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて所定時間を決定する。
好ましくは、制御装置は、電圧供給回路が昇圧動作を停止したとき、電圧供給回路の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで昇圧動作を停止するように電圧供給回路を制御する。
好ましくは、駆動電圧供給装置は、電源から電源電圧を受けて動作するエンジン始動用モータと、車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止およびエンジン始動用モータによるエンジンの再始動を行なうアイドルストップ動作を制御するアイドルストップ制御手段とをさらに備え、制御装置は、アイドルストップ動作におけるエンジンの再始動時において、電圧供給回路による電源電圧の昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、電源電圧の昇圧動作を停止するように電圧供給回路を制御する。
好ましくは、制御装置は、電圧供給回路が昇圧動作を停止したとき、電圧供給回路の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで昇圧動作を停止するように電圧供給回路を制御し、アイドルストップ制御手段は、アイドルストップ動作の制御開始時にもう1つの所定時間が経過していないとき、アイドルストップ動作を中止するように制御する。
また、この発明によれば、駆動電圧供給方法は、電源から受ける電源電圧が所定値よりも低下しているとき、受けた電源電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を電気負荷に供給する第1のステップと、第1のステップにおける昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、電源電圧の昇圧動作を停止する第2のステップとを備える。
好ましくは、駆動電圧供給方法は、前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて、第2のステップにおける所定時間を決定する第3のステップをさらに備える。
好ましくは、駆動電圧供給方法は、第2のステップにおいて昇圧動作が停止されたとき、装置の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで昇圧動作を停止する第4のステップをさらに備える。
好ましくは、駆動電圧供給方法は、車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止および電源から電源電圧を受けて動作するエンジン始動用モータによるエンジンの再始動を行なうアイドルストップ動作を実行する第4のステップをさらに備え、第1のステップは、エンジン始動用モータが駆動されるアイドルストップ動作時に実行される。
好ましくは、駆動電圧供給方法は、第2のステップにおいて昇圧動作が停止されたとき、装置の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで昇圧動作を停止する第5のステップをさらに備え、第4のステップにおいて、アイドルストップ動作の制御開始時にもう1つの所定時間が経過していないとき、アイドルストップ動作が中止される。
また、この発明によれば、コンピュータ読取可能な記録媒体は、上述したいずれかの駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
この発明においては、電源から受ける電源電圧が所定値よりも低下しているとき、受けた電源電圧を昇圧して電気負荷に供給し、さらに、昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、昇圧動作を停止するようにしたので、昇圧動作時間が所定時間内に限定される。
したがって、この発明によれば、昇圧動作に伴なう装置の過熱が防止される。その結果、温度計測が不要になり、コストが低減される。また、装置の温度上昇が制限されるため、部品の体格を大きくしたり熱マスを増大させるなど、温度上昇を考慮した設計が不要となるので、装置を小型化できる。さらに、温度計測が不要になるので、仕様変更に対する融通性が増し、全体としてコストを低減できる。
また、この発明においては、前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて上記の所定時間を決定するようにしたので、装置の放熱状態をより正確に把握したうえで昇圧動作可能時間が決定される。
したがって、この発明によれば、装置の冷却状態に応じた適切かつ効率的な昇圧動作を行なうことができる。
また、この発明においては、電源からの電源電圧の低下に行なう昇圧動作を、その電源から電源電圧を受けて動作するエンジン始動用モータが駆動されるアイドルストップ動作時に限定したので、その他の負荷の動作に伴なう昇圧動作が排除され、装置の放熱時間が確保される。
したがって、この発明によれば、アイドルストップ動作におけるエンジン始動用モータによる電源電圧の大幅な低下に対しても、動作時間を十分に確保して昇圧動作を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による駆動電圧供給装置が含まれる電気システムの制御ブロック図である。
図1を参照して、電気システム100は、直流電源Bと、電源ラインBLと、駆動電圧供給装置10と、電気負荷20,30とを備える。駆動電圧供給装置10および電気負荷30は、直流電源Bの電源ラインBLに接続される。また、電気負荷20は、駆動電圧供給装置10に接続される。
直流電源Bは、たとえば、鉛バッテリからなる。駆動電圧供給装置10は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVに基づいて負荷駆動電圧VDLを生成する。そして、駆動電圧供給装置10は、生成した負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
ここで、駆動電圧供給装置10は、電気負荷20に負荷駆動電圧VDLを供給可能な最小電圧Vminよりも直流電源Bの電源電圧BVが低下したとき、直流電源Bから受けた電源電圧BVを内部に含まれる昇圧回路16(後述)によって昇圧し、その昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。一方、駆動電圧供給装置10は、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vmin以上のときは、その受けた電源電圧BVからなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
電気負荷20は、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下したときに駆動電圧供給装置10によってバックアップされる負荷からなる。電気負荷20は、駆動電圧供給装置10から負荷駆動電圧VDLを受け、その受けた負荷駆動電圧VDLによって駆動される。
電気負荷30は、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下してもバックアップの不要な負荷からなる。電気負荷30は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVによって駆動される。
この電気システム100においては、電気負荷20,30は、直流電源Bから出力される電力によって駆動されるところ、直流電源Bの電源電圧BVが所定の最小電圧Vminよりも低下したときは、駆動電圧供給装置10が電源電圧BVを昇圧し、その昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLをバックアップが必要な電気負荷20に供給する。
駆動電圧供給装置10は、さらに、昇圧回路16と、制御装置18とからなる。
昇圧回路16は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、負荷駆動電圧VDLを生成して電気負荷20に供給する。ここで、昇圧回路16は、電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いか否かを判定し、電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いと判定したとき、受けた電源電圧BVを昇圧し、その昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。一方、昇圧回路16は、電源電圧BVが最小電圧Vmin以上であると判定したときは、昇圧動作を行なわず、電源電圧BVからなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
また、昇圧回路16は、電源電圧BVの昇圧動作を行なっているか否かを通知する状態信号UPを制御装置18へ出力する。すなわち、昇圧回路16は、電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いと判定し、かつ、電源電圧BVを昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給しているときは、状態信号UPをH(論理ハイ)レベルで制御装置18へ出力する。一方、昇圧回路16は、電源電圧BVの昇圧動作を行なっていないときは、状態信号UPをL(論理ロー)レベルで制御装置18へ出力する。
さらに、昇圧回路16は、制御装置18から昇圧動作禁止信号INHを受け、昇圧動作禁止信号INHがHレベルのときは、昇圧動作を停止する。このとき、昇圧回路16は、電源ラインBLから受けた電源電圧BVからなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
制御装置18は、昇圧回路16から状態信号UPを受け、その受けた状態信号UPに基づいて昇圧回路16の昇圧動作状態を監視する。そして、制御装置18は、状態信号UPが継続してHレベルとなっている時間を計時することによって昇圧回路16の昇圧動作時間を監視し、昇圧回路16の昇圧動作時間が第1の所定時間を超えると、昇圧回路16の温度が高くなっていると判断し、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力する。
また、制御装置18は、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力すると、その出力開始から第2の所定時間を経過するまで昇圧動作禁止信号INHをHレベルに保持し、昇圧回路16の昇圧動作を第2の所定時間禁止する。そして、制御装置18は、第2の所定時間が経過すると、昇圧回路16からの放熱がなされたものと判断し、昇圧回路16へ出力している昇圧動作禁止信号INHをHレベルからLレベルにする。これによって、昇圧回路16は、昇圧動作可能状態となる。
この駆動電圧供給装置10においては、昇圧回路16から制御装置18へ出力される状態信号UPに基づいて制御装置18により昇圧回路16の昇圧動作状態が監視され、昇圧回路16が電源電圧BVの昇圧動作を開始すると、制御装置18は、その昇圧動作時間を計時する。そして、制御装置18は、第1の所定時間を超えて昇圧回路16が昇圧動作を行なっていると判断すると、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力し、昇圧回路16による昇圧動作を停止させる。
その後、制御装置18は、昇圧動作によって発熱した昇圧回路16が安定動作可能なレベルに冷却されるまで、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで継続して出力する。そして、制御装置18は、昇圧回路16の冷却に必要な第2の所定時間が経過すると、昇圧動作禁止信号INHをLレベルにして昇圧回路16の昇圧動作禁止状態を解除する。
なお、上記においては、電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いか否かを昇圧回路16が判定して昇圧動作を開始するものとしたが、制御装置18が電圧判定を行ない、その判定結果に基づいて制御装置18から昇圧回路16へ昇圧動作指令を出力するようにしてもよい。
図2は、この発明の実施の形態1による駆動電圧供給装置10の動作を説明するためのフローチャートである。ここで、図2では、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下した場合についての動作が示される。
図2を参照して、昇圧回路16は、まず直流電源Bからの電源電圧BVを検出し(ステップS10)、その検出した電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20において、電源電圧BVが最小電圧Vmin以上であると判定されると、ステップS10に戻る。
ステップS20において、電源電圧BVが最小電圧Vminよりも小さいと判定されると、昇圧回路16は、直流電源Bから電源ラインBLを介して受ける電源電圧BVの昇圧動作を開始する(ステップS30)。昇圧回路16は、電源電圧BVの昇圧動作中、状態信号UPをHレベルで制御装置18へ出力する。
制御装置18は、昇圧回路16から状態信号UPをHレベルで受けると、内部に有するタイマーの加算を開始し(ステップS40)、昇圧回路16による昇圧動作時間を計時する。そして、制御装置18は、タイマー値に基づいて昇圧回路16の昇圧動作時間が第1の所定時間を経過したと判定すると(ステップS50)、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力する。昇圧回路16は、制御装置18からHレベルの昇圧動作禁止信号INHを受けると、電源電圧BVの昇圧動作を停止する(ステップS60)。
制御装置18は、昇圧動作によって発熱した昇圧回路16の冷却時間を確保するため、後述する第2の所定時間が経過するまで、昇圧回路16へ出力している昇圧動作禁止信号INHをHレベルに保持し、昇圧回路16による電源電圧BVの昇圧動作を禁止する(ステップS60)。一方、制御装置18は、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力すると、上記タイマーの減算を開始する(ステップS70)。
そして、制御装置18は、タイマー値に基づいて昇圧回路16の昇圧動作停止時間が第2の所定時間を経過したと判定すると(ステップS80)、昇圧動作禁止信号INHをHレベルからLレベルにし、昇圧回路16による電源電圧BVの昇圧動作の禁止を解除する(ステップS90)。これによって、昇圧回路16は、昇圧動作可能状態となる。
なお、上記第1および第2の所定時間は、同じであっても異なっていてもよく、昇圧回路の発熱量や冷却能力に応じて適宜設定すればよい。
以上のように、この実施の形態1においては、直流電源Bから受ける電源電圧BVが一時的に大きく低下し、所定の最小電圧Vminよりも低下しているとき、受けた電源電圧BVを昇圧して電気負荷20に供給する。そして、その昇圧動作が第1の所定時間を経過したとき、昇圧回路16による昇圧動作を停止するようにしたので、昇圧動作時間が第1の所定時間内に限定される。
したがって、この実施の形態1によれば、昇圧回路16の昇圧動作に伴なう駆動電圧供給装置10の過熱が防止される。その結果、温度計測が不要になり、コストが低減される。また、駆動電圧供給装置10の温度上昇が制限されるため、駆動電圧供給装置10に用いられる部品の体格を大きくしたり熱マスを増大させるなど、温度上昇を考慮した設計が不要となるので、昇圧回路16および駆動電圧供給装置10を小型化できる。さらに、温度計測が不要になるので、仕様変更に対する融通性が増し、全体としてコストを低減できる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、昇圧回路16の昇圧動作時間は、第1の所定時間によって固定されている。これに対して、実施の形態2では、昇圧回路16の前回昇圧動作終了時からの経過時間に応じて昇圧回路16の昇圧動作可能時間が決定される。すなわち、この実施の形態2では、昇圧回路16の冷却状態を前回昇圧動作終了時からの経過時間によって推定し、その推定状態に応じて昇圧回路16の次回の昇圧動作可能時間が決定される。
実施の形態2による駆動電圧供給装置が含まれる電気システム100Aの構成は、図1に示すように、実施の形態1による電気システム100の構成において、駆動電圧供給装置10に代えて駆動電圧供給装置10Aを備える。駆動電圧供給装置10Aは、駆動電圧供給装置10の構成において、制御装置18に代えて制御装置18Aを含む。
制御装置18Aは、昇圧回路16から状態信号UPを受け、その受けた状態信号UPに基づいて昇圧回路16の昇圧動作状態を監視する。ここで、制御装置18Aは、昇圧回路16の過去の昇圧動作履歴を考慮しつつ昇圧回路16の状態を監視する。具体的には、制御装置18Aは、状態信号UPがHレベルになると、内部に有するタイマー値の加算をそのときの値から開始し、一方、状態信号UPがLレベルになると、タイマー値の減算をそのときの値から開始する。そして、制御装置18Aは、累積的に加減算がなされるこのタイマー値が予め定められた規定作動時間を超えると、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力する。
すなわち、実施の形態1における制御装置18においては、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力するタイミングは、昇圧回路16の昇圧動作開始タイミングから第1の所定時間経過時に固定されているところ、この実施の形態2における制御装置18Aにおいては、昇圧動作禁止信号INHをHレベルで昇圧回路16へ出力するタイミングは、昇圧回路16の昇圧動作開始前の前回昇圧動作終了時からの経過時間に応じて決定される。言い換えると、直流電源Bの電源電圧BVが一時的に低下したときに昇圧動作を行なう昇圧回路16の昇圧動作可能時間は、昇圧動作開始前の前回昇圧動作終了時からの経過時間に応じて決定される。
なお、その他の昇圧回路16および電気負荷20,30については、既に説明したので、その説明は繰返さない。
図3は、この発明の実施の形態2による駆動電圧供給装置10Aの動作を説明するためのフローチャートである。ここで、図3では、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下した場合についての動作が示される。
図3を参照して、ステップS10〜S30までは、実施の形態1における駆動電圧供給装置10の動作フローと同じである。ステップS30の後、タイマーの加算が開始されるが(ステップS40)、このときにタイマーの減算が行なわれていれば、そのときのタイマー値から加算が開始される。そして、ステップS40の後、制御装置18Aは、昇圧回路16による電源電圧BVの昇圧動作が規定作動時間を超えたか否かを判定する(ステップS51)。ここで、規定作動時間とは、昇圧回路16の前回昇圧動作終了時から十分に時間が経過しているときに昇圧回路16が昇圧動作可能な時間であって、より具体的には、タイマー値が0のときの昇圧動作可能時間である。
ステップS51において、昇圧回路16の昇圧動作が規定作動時間を超えたと判定されると、ステップS60へ進む。一方、ステップS51において、昇圧回路16の昇圧動作が規定作動時間を超えていないと判定されると、制御装置18Aは、状態信号UPに基づいて昇圧回路16による昇圧動作が終了したか否かを判定する(ステップS52)。
ステップS52において、昇圧回路16の昇圧動作が終了していないと判定されると、ステップS51に戻る。一方、ステップS52において、昇圧回路16の昇圧動作が終了したと判定されると、ステップS70へ進む。
ステップS60,S70は、実施の形態1における駆動電圧供給装置10の動作フローと同じであるが、ステップS70において、そのときにタイマーの加算が行なわれていれば、そのときのタイマー値から減算が開始される。そして、ステップS70の後、制御装置18Aは、タイマー値が規定停止時間を下回ったか否かを判定する(ステップS81)。ここで、規定停止時間とは、タイマーによる計時時間がこの規定停止時間を超えているときに昇圧回路16の再昇圧動作を禁止するための時間である。この規定停止時間を設けることによって、昇圧回路16からの放熱が十分になされていない状態での再昇圧動作が禁止される。また、極端に動作時間の短い昇圧動作が禁止され、タイマー値が規定作動時間近傍時の昇圧動作のチャタリングも防止される。
そして、ステップS81において、昇圧回路16の昇圧動作が規定停止時間を下回ったと判定されると、ステップS90へ進み、制御装置18Aは、昇圧回路16に出力している昇圧動作禁止信号INHをHレベルからLレベルにする。これによって、昇圧回路16による電源電圧BVの昇圧動作の禁止が解除される。
ステップS90は、実施の形態1における駆動電圧供給装置10の動作フローと同じである。
上述した動作フローは、後述するように、各ステップを備えるプログラムをCPU(Central Processing Unit)により実行することによって実現できる。一方、上述した動作フローを実行可能な制御装置18Aは、回路(ハードウェア)によって構成することもできる。
図4は、この発明の実施の形態2による駆動電圧供給装置10Aにおける制御装置18Aをハードウェアで構成した場合の回路図である。
図4を参照して、制御装置18Aは、タイマー部60と、規定停止時間判定部70と、規定作動時間判定部80と、ラッチ回路90と、抵抗R12,R13とからなる。
タイマー部60は、NチャネルMOSトランジスタTr1,Tr3と、PチャネルMOSトランジスタTr2と、コンパレータIC1,IC2と、抵抗R1〜R6と、キャパシタCとからなる。NチャネルMOSトランジスタTr1は、抵抗R2と接地ノードGNDとの間に接続され、作動開始信号S1をゲートに受ける。ここで、作動開始信号S1は、後述する規定停止時間判定信号S3が活性化された状態で昇圧回路16が作動するとHレベルとなる信号である。すわなち、作動開始信号S1は、規定停止時間判定信号S3が活性化された状態で昇圧回路16から受ける状態信号UPがHレベルになるとHレベルとなる。抵抗R1,R2は、電源ノードVccとNチャネルMOSトランジスタTr1との間に直列に接続される。
コンパレータIC1は、抵抗R1,R2の接続点に+入力端子が接続され、抵抗R5とPチャネルMOSトランジスタTr2との接続点に−入力端子が接続される。PチャネルMOSトランジスタTr2は、抵抗R5とNチャネルMOSトランジスタTr3との間に接続され、コンパレータIC1からの出力信号をゲートに受ける。抵抗R5は、電源ノードVccとPチャネルMOSトランジスタTr2との間に接続される。
抵抗R3,R4は、電源ノードVccと接地ノードGNDとの間に直列に接続される。コンパレータIC2は、抵抗R3,R4の接続点に+入力端子が接続され、NチャネルMOSトランジスタTr3と抵抗R6との接続点に−入力端子が接続される。NチャネルMOSトランジスタTr3は、PチャネルMOSトランジスタTr2と抵抗R6との間に接続され、コンパレータIC2からの出力信号をゲートに受ける。抵抗R6は、NチャネルMOSトランジスタTr3と接地ノードGNDとの間に接続される。そして、キャパシタCは、PチャネルMOSトランジスタTr2とNチャネルMOSトランジスタTr3との接続点に一方が接続され、接地ノードGNDに他方が接続される。
このタイマー部60は、キャパシタCへの電荷の充放電によって計時動作を行なう。タイマー部60においては、作動開始信号S1がHレベルになると、NチャネルMOSトランジスタTr1がオンし、NチャネルMOSトランジスタTr1のドレイン電圧が低下する。そうすると、コンパレータIC1の+入力端子の電圧が低下し、コンパレータIC1の出力信号はLレベルとなる。これに応じてPチャネルMOSトランジスタTr2がオンし、抵抗R5およびPチャネルMOSトランジスタTr2を介して電源ノードVccからキャパシタCに電荷が供給される。このキャパシタCへの電荷の供給が、タイマーの加算に相当する。
一方、コンパレータIC2の出力信号は、抵抗R3,R4によって決まるコンパレータIC2の+入力端子の電圧に応じて決定され、NチャネルMOSトランジスタTr3がオンとなるように抵抗R3,R4の大きさが設定される。そして、作動開始信号S1がHレベルのときは、電源ノードVccからキャパシタCへの電荷供給量がキャパシタCからNチャネルMOSトランジスタTr3および抵抗R6を介して接地ノードGNDへ放電される電荷量を上回るため、キャパシタCには電荷が充電される。一方、作動開始信号S1がLレベルのときは、電源ノードVccからキャパシタCへの電荷の供給が止まり、キャパシタCから接地ノードGNDへの電荷の放電のみとなる。このキャパシタCからの電荷の放電が、タイマーの減算に相当する。
規定動作時間判定部70は、コンパレータIC3と、抵抗R7,R8とからなる。抵抗R7,R8は、電源ノードVccと接地ノードGNDとの間に直列に接続される。コンパレータIC3は、抵抗R7,R8の接続点に−入力端子が接続され、キャパシタCに+入力端子が接続される。
この規定動作時間判定部70は、昇圧回路16の昇圧動作時間が規定作動時間を超えたか否かを判定する。規定動作時間判定部70においては、コンパレータIC3の−入力端子に入力されるしきい値電圧Vth2が抵抗R7,R8によって設定され、キャパシタCに電荷が供給されることによってコンパレータIC3の+入力端子の電圧VTがしきい値電圧Vth2を超えると、コンパレータIC3の出力信号である規定作動時間判定信号S2がHレベルとなる。一方、キャパシタCから電荷が放電され、コンパレータIC3の+入力端子の電圧VTがしきい値電圧Vth2を下回ると、コンパレータIC3は、規定作動時間判定信号S2をLレベルで出力する。
規定停止時間判定部80は、コンパレータIC4と、抵抗R9〜R11とからなる。抵抗R9,R10は、電源ノードVccと接地ノードGNDとの間に直列に接続される。コンパレータIC4は、抵抗R9,R10の接続点に+入力端子が接続され、キャパシタCに−入力端子が接続される。抵抗R11は、コンパレータIC4の出力端子と+入力端子との間に接続される。
この規定停止時間判定部80は、昇圧回路16の昇圧動作時間が規定停止時間を超えているか否かを判定する。規定停止時間判定部80においては、コンパレータIC4の+入力端子に入力されるしきい値電圧Vth1が抵抗R9,R10によって設定され、キャパシタCに電荷が供給されることによってコンパレータIC3の−入力端子の電圧VTがしきい値電圧Vth1を超えると、コンパレータIC4の出力信号である規定停止時間判定信号S3がLレベルとなる。一方、キャパシタCから電荷が放電され、コンパレータIC4の−入力端子の電圧VTがしきい値電圧Vth1を下回ると、コンパレータIC4は、規定停止時間判定信号S3をHレベルで出力する。
ラッチ回路90は、NORゲートG1,G2とからなる。NORゲートG1は、コンパレータIC4からの出力信号およびNORゲートG2からの出力信号の論理和を演算し、その演算結果を反転した信号を作動停止信号S4として出力する。NORゲートG2は、コンパレータIC3からの出力信号およびNORゲートG1からの出力信号の論理和を演算し、その演算結果を反転した信号を出力する。
このラッチ回路90は、規定作動時間判定信号S2がHレベルになるとセット状態となり、作動停止信号S4をHレベルにラッチして出力する。また、ラッチ回路90は、規定作動時間判定信号S3がHレベルになるとリセット状態となり、作動停止信号S4をLレベルにラッチして出力する。
図5は、図4に示した制御装置18Aの回路動作波形図である。
図5を参照して、時刻t1以前においては、作動開始信号S1はLレベルであり、キャパシタCには電荷が充電されておらず、電圧VTは0Vである。時刻t1において、昇圧回路16が昇圧動作を開始し、作動開始信号S1がHレベルになると、キャパシタCへの電荷の供給が開始され、電圧VTが上昇し始める。
時刻t2において、電圧VTがしきい値電圧Vth1を超えると、規定停止時間判定信号S3がLレベルになり、以後、電圧VTがこのしきい値電圧Vth1を下回るまで、昇圧回路16の再昇圧動作が禁止される。
キャパシタCへの充電が進み、時刻t3において電圧VTがしきい値電圧Vth2を超えると、規定作動時間判定信号S2がHレベルとなる。そうすると、ラッチ回路90がセットされ、作動停止信号S4がHレベルとなる。そして、この作動停止信号S4は、昇圧動作禁止信号INHとして昇圧回路16へ出力され、昇圧回路16は、電源電圧BVの昇圧動作を停止する。また、規定作動時間判定信号S2がHレベルとなるのに応じて、作動開始信号S1はLレベルとなり、キャパシタCへの電荷の供給が停止される。したがって、キャパシタCからは電荷が放電され、電圧VTは低下し始める。
時刻t4において、電圧VTがしきい値電圧Vth2を下回ると、規定作動時間判定信号S2はLレベルとなる。しかしながら、ラッチ回路90はセット状態を維持し、作動停止信号S4はHレベルに保持され、昇圧回路16の昇圧動作禁止状態が継続する。
キャパシタCからの放電がさらに進み、時刻t5において電圧VTがしきい値電圧Vth1を下回ると、規定停止時間判定信号S3がHレベルとなる。そうすると、ラッチ回路90がリセットされ、作動停止信号S4がLレベルとなる。そして、昇圧回路16は、昇圧動作禁止状態が解除され、昇圧動作可能状態となる。
以上のように、この実施の形態2においては、昇圧回路16による前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて昇圧回路16の昇圧動作可能時間を決定するようにしたので、装置の放熱状態をより正確に把握したうえで昇圧回路16の昇圧動作可能時間が決定される。
したがって、この実施の形態2によれば、駆動電圧供給装置10Aの冷却状態に応じた適切かつ効率的な昇圧動作を行なうことができる。
[実施の形態3]
実施の形態3では、この発明による駆動電圧供給回路がアイドルストップ車に用いられる場合が示される。
図6は、この発明の実施の形態3によるアイドルストップ車に搭載される電気システムの制御ブロック図である。
図6を参照して、電気システム102は、直流電源Bと、電源ラインBLと、駆動電圧供給装置11と、電気負荷20,30と、スタータ40と、オルタネータ50とを備える。駆動電圧供給装置11、電気負荷30、スタータ40およびオルタネータ50は、直流電源Bの電源ラインBLに接続される。また、電気負荷20は、駆動電圧供給装置11に接続される。
駆動電圧供給装置11は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVに基づいて負荷駆動電圧VDLを生成する。そして、駆動電圧供給装置11は、生成した負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
ここで、駆動電圧供給装置11は、電気負荷20に負荷駆動電圧VDLを供給可能な最小電圧Vminよりも直流電源Bの電源電圧BVが低下したとき、直流電源Bから受けた電源電圧BVを内部に含まれる昇圧コンバータ12(後述)によって昇圧し、その昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。一方、駆動電圧供給装置11は、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vmin以上のときは、その受けた電源電圧BVからなる負荷駆動電圧VDLを電気負荷20に供給する。
電気負荷20は、たとえば、オーディオ/ナビゲーションシステムや、EPS−CPU、RSE(Rear Sheet Entertainment)、テレビチューナ、CVT(Continuously Variable Transmission)電動オイルポンプドライバ、VSC−ECU、メータなど、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下したときに駆動電圧供給装置11によるバックアップが必要な負荷を含む。そして、電気負荷20は、駆動電圧供給装置11から負荷駆動電圧VDLを受け、その受けた負荷駆動電圧VDLによって駆動される。
スタータ40は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVによって駆動される。そして、スタータ40は、駆動電圧供給装置11に含まれるECU14(後述)から受ける起動指令STATに応じてエンジン(図示せず、以下同じ。)を起動する。
オルタネータ50は、直流電源Bから電源ラインBLを介して電源電圧BVを受け、内蔵されたロータにその受けた電源電圧BVを供給して磁界を発生させる。そして、オルタネータ50は、エンジンによって発生された動力を受け、その動力によってロータを回転させ、ロータの周囲に設けられるステータに交流電力を誘起する。さらに、オルタネータ50は、誘起した交流電力を内蔵のダイオードにより整流して直流電力に変換し、その変換した直流電力を直流電源Bに供給して直流電源Bを充電する。
なお、電気負荷30については、既に説明したので、その説明は繰返さない。
このアイドルストップ車における電気システム102においては、電気負荷20,30は、直流電源Bから出力される電力によって駆動されるところ、直流電源Bの電源ラインBLには、大電力負荷であるスタータ40および発電機であるオルタネータ50が電気的に接続されている。そして、スタータ40の駆動時は、一時的に直流電源Bの電源電圧BVが大きく低下するため、スタータ40の駆動によって電源電圧BVが所定の最小電圧Vminよりも低下したときは、駆動電圧供給装置11が電源電圧BVを昇圧し、その昇圧した電圧からなる負荷駆動電圧VDLをバックアップが必要な電気負荷20に供給する。
駆動電圧供給装置11は、昇圧コンバータ12と、ECU14とを含む。また、昇圧コンバータ12は、昇圧回路17と、制御装置19とからなる。
昇圧回路17は、実施の形態1における昇圧回路16と基本的には同じであるが、ECU14から昇圧動作禁止信号INH2を受け、この昇圧動作禁止信号INH2がHレベルのときも昇圧動作を停止する点において昇圧回路16と異なる。
制御装置19は、実施の形態1における制御装置18と基本的には同じであるが、昇圧回路17の昇圧動作状態を通知する信号DIAGをECU14へ出力する点において制御装置18と異なる。より具体的には、昇圧回路17が昇圧動作禁止状態であるときは、制御装置19は、信号DIAGをHレベルでECU14へ出力し、昇圧回路17が昇圧動作可能状態であるときは、制御装置19は、信号DIAGをLレベルでECU14へ出力する。
ECU14は、電気システム102が搭載されるアイドルストップ車のアイドルストップ条件が満たされているか否かを判断するための信号CTNS1と、アイドルストップ後の再始動条件が満たされているか否かを判断するための信号CTNS2を受ける。そして、ECU14は、信号CTNS1に基づいてアイドルストップ条件が満たされていると判断したとき、エンジンを停止するための制御を行なう。
また、ECU14は、信号CTNS2に基づいてアイドルストップ車の再始動条件が満たされていると判断したとき、起動信号STATをHレベルでスタータ40へ出力する。スタータ40は、ECU14から受ける起動信号STATがHレベルになると、エンジンを起動する。
ここで、アイドルストップ車のアイドルストップ条件は、たとえば、直流電源Bの残存容量が所定値以上であること、アイドルストップ車が一定の距離を走行したことを示す車速履歴があること、およびアイドルストップ車が登坂を走行しているとき、その登坂が所定の角度以内であることを満たすことである。したがって、信号CTNS1は、直流電源Bの残存容量を示す信号、車速履歴を示す信号、および登坂の角度を示す信号からなる。
そして、この実施の形態3では、さらに、アイドルストップ条件として、ECU14が制御装置19から受ける信号DIAGがLレベルであることを満たすことを条件としてもよい。すなわち、アイドルストップ条件にこの条件を追加することによって、アイドルストップ制御の開始時に昇圧回路17が昇圧動作禁止状態(信号DIAGがHレベル)のとき、ECU14は、アイドルストップ制御を実行しない。これによって、エンジンの再始動時に昇圧回路17が昇圧動作不可能となる事態が未然に防止される。
また、アイドルストップ後の再始動条件は、たとえば、ブレーキペダルがオフされていることおよびアクセルペダルがオンされていることを満たすことである。したがって、信号CTNS2は、ブレーキペダルのオン/オフを示す信号およびアクセルペダルのオン/オフを示す信号などからなる。
なお、アイドルストップ条件およびアイドルストップ後の再始動条件は、上述した条件に限られることはなく、随時公知の条件が追加されてもよい。
さらに、ECU14は、アイドルストップ制御中は、昇圧動作禁止信号INH2をLレベルで昇圧回路17へ出力し、アイドルストップ制御中以外のときは、昇圧動作禁止信号INH2をHレベルで昇圧回路17へ出力する。すなわち、昇圧コンバータ12は、アイドルストップ制御時に限り、電源電圧BVの昇圧動作を行なうことができる。さらに言い換えれば、駆動電圧供給装置11は、アイドルストップ時におけるスタータ40の起動による電源電圧BVの一時的な低下を補償することを目的としている。
図7は、電源電圧BVおよびスタータ40に流れるスタータ電流のタイミングチャートである。
図7を参照して、曲線k1は、スタータ電流を表し、曲線k2は、電源電圧BVを表す。また、直線k3は、電気負荷20がリセットされる負荷リセット電圧である。ECU14が起動信号STATをHレベルでスタータ40へ出力すると、スタータ40は、エンジンを起動する。そうすると、大電流負荷であるスタータ40に大きな突入電流が流れ、電源電圧BVが8V程度(最低6V程度)まで低下する。その後、クランキングに応じて電圧変動を繰り返し、エンジンの完爆により電源電圧BVが元に復帰する。
このように、スタータ40によってエンジンを起動する時、電源電圧BVが負荷リセット電圧よりも低くなると、電気負荷20がリセットされる。エンジンの起動時毎に電気負荷20に含まれるオーディオ/ナビゲーション等の機器類がリセットされると、商品性が著しく悪化する。したがって、この商品性の悪化を防止するため、直流電源Bの電源電圧BVが大きく低下するスタータ40の起動時、昇圧コンバータ12によって直流電源Bから受ける電源電圧BVを昇圧し、その昇圧した電圧を負荷駆動電圧VDLとして電気負荷20へ供給する。
図8は、この発明の実施の形態3による駆動電圧供給装置11の動作を説明するためのフローチャートである。ここで、図8では、アイドルストップ時において、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下した場合についての動作が示される。
図8を参照して、ECU14は、まずアイドルストップ条件が満たされているか否かを信号CTNS1に基づいて確認し、エンジンを停止するための制御を行なう。そして、ECU14は、エンジンの停止を検出し(ステップS1)、昇圧回路17へ出力している昇圧動作禁止信号INH2をHレベルからLレベルにする。これによって、昇圧回路17は、昇圧動作可能状態となる。
その後、ECU14は、アイドルストップ車の再始動条件が満たされているか否かを信号CTNS2に基づいて確認し、再始動条件が満たされていると判断すると、起動信号STATをHレベルでスタータ40へ出力する。スタータ40は、ECU14から受ける起動信号STATがHレベルになると、エンジンを起動する。そして、エンジンが起動されると、ECU14は、エンジンの復帰を検出する(ステップS2)。
一方、昇圧回路17は、直流電源Bからの電源電圧BVを検出し(ステップS10)、その検出した電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低いか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20において、電源電圧BVが最小電圧Vmin以上であると判定されると、ステップS1,S2,S10,S20が繰返し実行される。
ステップS30〜S60までは、実施の形態1における駆動電圧供給装置10の動作フローと同じである。そして、ステップS60の後、制御装置19は、信号DIAGをHレベルでECU14へ出力し、昇圧回路17による電源電圧BVの昇圧動作が禁止状態であることをECU14に通知する(ステップS65)。
ステップS65に続くステップS70〜S90は、実施の形態1における駆動電圧供給装置10の動作フローと同じである。そして、ステップS90の後、制御装置19は、ECU14へ出力している信号DIAGをHレベルからLレベルにし、昇圧回路17が昇圧動作可能状態になったことをECU14に通知する(ステップS100)。
以上のように、この実施の形態3においては、直流電源Bからの電源電圧BVの低下に行なう昇圧動作を、その直流電源Bから電源電圧BVを受けて動作するスタータ40が駆動されるアイドルストップ動作時に限定したので、駆動電圧供給装置102の放熱時間が十分に確保される。
したがって、この実施の形態3によれば、アイドルストップ動作におけるスタータ40による電源電圧BVの大幅な低下に対しても、昇圧動作時間を十分に確保して昇圧コンバータ12による昇圧動作を行なうことができる。
[実施の形態4]
実施の形態4では、この発明による駆動電圧供給回路がアイドルストップ車に用いられる場合において、昇圧回路の前回昇圧動作終了時からの経過時間に応じて昇圧回路の昇圧動作可能時間が決定される。
実施の形態4によるアイドルストップ車に搭載される電気システム102Aの構成は、図6に示すように、図に示した実施の形態3による電気システム102の構成において、駆動電圧供給装置11に代えて駆動電圧供給装置11Aを備える。駆動電圧供給装置11Aは、駆動電圧供給装置11の構成において、昇圧コンバータ12に代えて昇圧コンバータ12Aを含み、昇圧コンバータ12Aは、実施の形態3における昇圧コンバータ12の構成において、制御装置19に代えて制御装置19Aからなる。
制御装置19Aは、図1に示した実施の形態2における制御装置18Aと基本的には同じであるが、昇圧回路17の昇圧動作状態を通知する信号DIAGをECU14へ出力する点において制御装置18Aと異なる。より具体的には、昇圧回路17が昇圧動作禁止状態であるときは、制御装置19Aは、信号DIAGをHレベルでECU14へ出力し、昇圧回路17が昇圧動作可能状態であるときは、制御装置19Aは、信号DIAGをLレベルでECU14へ出力する。
なお、その他の昇圧回路17、ECU14、電気負荷20,30、スタータ40およびオルタネータ50については、既に説明したので、その説明は繰返さない。
図9は、この発明の実施の形態4による駆動電圧供給装置11Aの動作を説明するためのフローチャートである。ここで、図9では、直流電源Bの電源電圧BVが最小電圧Vminよりも低下した場合についての動作が示される。
図9を参照して、ステップS1〜S40、ステップS60〜S70およびステップS90,S100は、実施の形態3における駆動電圧供給装置11の動作フローと同じである。なお、ステップS40において、そのときにタイマーの減算が行なわれていれば、そのときのタイマー値から加算が開始される。また、ステップS70において、そのときにタイマーの加算が行なわれていれば、そのときのタイマー値から減算が開始される。
ステップS51,S52およびステップS81は、実施の形態2における駆動電圧供給装置10Aの動作フローと同じである。
なお、この実施の形態4においても、上述した動作フローは、後述するように、各ステップを備えるプログラムをCPUにより実行することによって実現できるが、実施の形態2における制御装置18Aと同様に、上述した動作フローを実行可能な制御装置19Aは、図4に示した回路によって構成することもできる。この場合、制御装置19Aは、昇圧回路17の昇圧動作状態を通知する信号DIAGとして動作停止信号S4をECU14へ出力する。
以上のように、この実施の形態4によれば、実施の形態3と同様の効果を得つつ、実施の形態2と同様の効果、すなわち、駆動電圧供給装置11Aの冷却状態に応じた適切かつ効率的な昇圧動作を行なうことができる。
なお、上記の実施の形態1〜4において、対応する駆動電圧供給装置10,10A,11,11Aにおける電気負荷20への負荷駆動電圧VDLの供給は、CPUによって行なわれる。上記の実施の形態1〜4において、CPUは、対応する図2,図3,図8,図9に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出し、その読出したプログラムを実行して対応する図2,図3,図8,図9に示すフローチャートに従って電気負荷20に負荷駆動電圧を供給する。したがって、上記の実施の形態1〜4において、ROMは、対応する図2,図3,図8,図9に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に相当する。
また、上記の実施の形態1〜4において、昇圧回路16,17は、「電圧供給回路」を構成する。さらに、上記の実施の形態3,4において、スタータ40は、「エンジン始動用モータ」を構成し、ECU14は、「アイドルストップ制御手段」を構成する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による駆動電圧供給装置が含まれる電気システムの制御ブロック図である。 この発明の実施の形態1による駆動電圧供給装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2による駆動電圧供給装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2による駆動電圧供給装置における制御装置をハードウェアで構成した場合の回路図である。 図4に示す制御装置の回路動作波形図である。 この発明の実施の形態3によるアイドルストップ車に搭載される電気システムの制御ブロック図である。 電源電圧およびスタータに流れるスタータ電流のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3による駆動電圧供給装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態4による駆動電圧供給装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10,10A,11,11A 駆動電圧供給装置、12,12A 昇圧コンバータ、14 ECU、16,17 昇圧回路、18,18A,19,19A 制御装置、20,30 電気負荷、40 スタータ、50 オルタネータ、60 タイマー部、70 規定停止時間判定部、80 規定作動時間判定部、90 ラッチ回路、100,100A,102,102A 電気システム、B 直流電源、BL 電源ライン、Tr1,Tr3 NチャネルMOSトランジスタ、Tr2 PチャネルMOSトランジスタ、IC1〜IC4 コンパレータ、R1〜R13 抵抗、C キャパシタ、G1,G2 NORゲート。

Claims (9)

  1. 電源から電源電圧を受け、前記電源電圧が所定値よりも低下しているとき、前記受けた電源電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を電気負荷に供給する電圧供給回路と、
    前記電圧供給回路による前記電源電圧の昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、前記電源電圧の昇圧動作を停止するように前記電圧供給回路を制御する制御装置とを備え
    前記制御装置は、前記電圧供給回路が前記昇圧動作を停止したとき、前記電圧供給回路の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで前記昇圧動作を停止するように前記電圧供給回路を制御する、駆動電圧供給装置。
  2. 前記制御装置は、前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて前記所定時間を決定する、請求項1に記載の駆動電圧供給装置。
  3. 前記電源から前記電源電圧を受けて動作するエンジン始動用モータと、
    車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止および前記エンジン始動用モータによる前記エンジンの再始動を行なうアイドルストップ動作を制御するアイドルストップ制御手段とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記アイドルストップ動作における前記エンジンの再始動時において、前記電圧供給回路による前記電源電圧の昇圧動作時間が前記所定時間を経過したとき、前記電源電圧の昇圧動作を停止するように前記電圧供給回路を制御する、請求項1または請求項2に記載の駆動電圧供給装置。
  4. 記アイドルストップ制御手段は、前記アイドルストップ動作の制御開始時に前記もう1つの所定時間が経過していないとき、前記アイドルストップ動作を中止するように制御する、請求項3に記載の駆動電圧供給装置。
  5. 電源から受ける電源電圧が所定値よりも低下しているとき、前記受けた電源電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を電気負荷に供給する第1のステップと、
    前記第1のステップにおける昇圧動作時間が所定時間を経過したとき、前記電源電圧の昇圧動作を停止する第2のステップと
    前記第2のステップにおいて前記昇圧動作が停止されたとき、前記昇圧動作を行なう装置の放熱時間を確保するためのもう1つの所定時間が経過するまで前記昇圧動作を停止する第3のステップとを備える駆動電圧供給方法。
  6. 前回昇圧動作終了時からの経過時間に基づいて、前記第2のステップにおける前記所定時間を決定する第4のステップをさらに備える、請求項5に記載の駆動電圧供給方法。
  7. 車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止および前記電源から前記電源電圧を受けて動作するエンジン始動用モータによる前記エンジンの再始動を行なうアイドルストップ動作を実行する第5のステップをさらに備え、
    前記第1のステップは、前記エンジン始動用モータが駆動される前記アイドルストップ動作時に実行される、請求項5または請求項6に記載の駆動電圧供給方法。
  8. 第5のステップにおいて、前記アイドルストップ動作の制御開始時に前記もう1つの所定時間が経過していないとき、前記アイドルストップ動作が中止される、請求項7に記載の駆動電圧供給方法。
  9. 請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の駆動電圧供給方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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