JP4666655B2 - エンジン始動制御装置 - Google Patents

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本発明は、エンジン始動制御装置に係り、特に、キックスタータによるエンジンの始動操作が連続して行われる際に、2回目以降の始動操作時には、制御部の起動時間を短縮して始動性を向上させるエンジン始動制御装置に関する。
従来から、自動二輪車のエンジンの始動方式として、車載バッテリの電力で駆動するモータでクランク軸を回転させるセルフ式、乗員がキックペダルを操作してクランク軸を回転させるキックスタータ式が知られており、小〜中排気量車においては両者を併用する車種も存在する。また、電子制御化が進む近年のエンジンには、各種センサ等の多数の電装品が取り付けられており、点火装置等を駆動制御するエンジン制御装置(ECU)は、主電源をオンにすることでバッテリから電力が供給されると、エンジン運転制御の準備として、前記したような電装品が正常に作動するか否かの機能確認を行うように構成されていることが多い。
前記キックスタータ式およびセルフ併用式を適用する車両では、バッテリ上がり等が発生してもキックスタータでエンジンを始動することができる。しかし、バッテリ残量がほぼゼロである等により、主電源をオンにしてもECUが起動できない場合には、クランク軸の回転によって発電する発電機からの供給電力、すなわち、キックスタータ操作時のわずかな時間で発電された電力によってECUを起動しなくてはならない。したがって、キックスタータの操作の仕方によっては、ECUの起動電力が得られずエンジンの始動が難しくなることがあった。
特許文献1には、キックスタータによるエンジン始動時には、発電機からの電力をECUおよび燃料ポンプに供給し、該燃料ポンプが一時的に駆動されることで発生する回転イナーシャによる起電力をECUの起動電力に加えることで、ECUが確実に起動されるようにした始動装置の構成が開示されている。
特開2002−332940号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、キックスタータによるエンジン始動時に発電機からの電力の供給先を切り替えることによってECUの起動に必要な電力を確保するものであり、ECUが起動する際の初期処理内容を変更し、極力短い時間で点火装置等の駆動制御が可能な状態にすることにより、キックスタータでの始動性を高める手法に関しては考慮されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、キックスタータによるエンジンの始動操作が連続して行われる際に、2回目以降の始動操作時には、制御部の起動時間を短縮して始動性を向上させるエンジン始動制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、エンジンを始動するためにクランク軸を回転させる始動手段と、前記クランク軸の回転によって発電する発電手段と、前記エンジンの点火を行う点火手段と、前記点火手段の駆動に必要な電装品とを有するエンジン始動制御装置において、前記電装品の機能確認処理を実行すると共に、前記電装品の状態に基づいて前記点火手段を作動させる制御部と、前記機能確認処理の実行履歴を記憶する記憶部とを具備し、前記制御部は、前記始動手段の駆動に伴って発電された電力で起動される際に、前記記憶部に実行履歴が記憶されていなければ前記機能確認処理を実行し、一方、前記記憶部に実行履歴が記憶されていれば前記機能確認処理を実行しないように構成されている点に第1の特徴がある。
また、前記始動手段は、人力で操作されるキック式スタータである点に第2の特徴がある。
また、前記制御部は、前記機能確認処理が完了すると前記記憶部に実行履歴を記憶させ、前記記憶部は、所定時間の経過によって前記実行履歴を消去するように構成されている点に第3の特徴がある。
さらに、前記記憶部は、蓄電器および抵抗器を有する充電回路で構成されており、前記制御部は、前記蓄電器に所定の電荷が蓄積されていることで前記実行履歴が記憶されていると判断する点に第4の特徴がある。
第1の発明によれば、電装品の機能確認処理を実行すると共に、電装品の状態に基づいて点火手段を作動させる制御部と、機能確認処理の実行履歴を記憶する記憶部とを具備し、制御部は、始動手段の駆動に伴って発電された電力で起動される際に、記憶部に実行履歴が記憶されていなければ機能確認処理を実行し、一方、記憶部に実行履歴が記憶されていれば機能確認処理を実行しないように構成されているので、エンジンの始動時に実行履歴が記憶されている場合には、電装品の機能確認処理にかかる時間だけ制御部の起動時間を短縮することが可能となる。これにより、点火手段の作動準備が短時間で完了することとなり、点火手段による着火機会が増大してエンジンの始動性を向上させることができる。
第2の発明によれば、始動手段は、人力で操作されるキック式スタータであるので、キックペダルを1回踏み下ろす操作によってクランク軸を数回転させる構成を有するキックスタータにおいて、わずかな操作時間内でのエンジン始動性を向上させることが可能となる。
第3の発明によれば、制御部は機能確認処理が完了すると記憶部に実行履歴を記憶させ、記憶部は所定時間の経過によって実行履歴を消去するように構成されているので、所定時間内に再度エンジン始動が試みられる場合には機能確認処理を省略してエンジンの始動性を向上させる一方、所定時間が経過した後にエンジン始動が試みられる場合には、機能確認処理を省略することなく実行するように設定することが可能となる。
第4の発明によれば、記憶部は、蓄電器および抵抗器を有する充電回路で構成されており、制御部は、蓄電器に所定の電荷が蓄積されていることで実行履歴が記憶されていると判断するので、簡単な構成で一時記憶装置が実現されて、ECUの生産工数の増加を防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン始動制御装置を適用したパワーユニット1の断面図である。単気筒のエンジン100と自動変速機37とを一体的に構成したユニットスイング式のパワーユニット1は、図示左右方向を車幅方向としてスクータ型自動二輪車の後方に設けられたピボット部に揺動可能に連結される。エンジン100のクランク軸13には、シリンダブロック10に設けられたシリンダ11内を摺動可能なピストン6がコンロッド12を介して連結されている。そして、シリンダブロック10の上端に固定されたシリンダヘッド7と、シリンダ11およびピストン6によって燃焼室8が形成されている。
シリンダヘッドカバー2で覆われたシリンダヘッド7には、混合気の吸気および排気を制御するバルブ(不図示)と、混合気に点火する点火プラグ5とが配設されている。バルブの開閉動作は、シリンダヘッド7に軸支されたカムシャフト3の回転によって制御される。カムシャフト3の右端部には従動側スプロケット4が備えられ、この従動側スプロケット4とクランク軸13に形成された駆動側スプロケット36との間に無端状のカムチェーン9が掛け渡されている。
クランクケース14の右端部には、発電手段としてのACGスタータモータ29が収納されている。ACGスタータモータ29は、エンジン100の始動時にはバッテリ(不図示)の電力でクランク軸13を回転させるセルモータとして機能し、エンジン100の始動後はクランク軸13の回転によって各種電装品に電力を供給する発電機として機能する電動発電機である。ACGスタータモータ29の近傍には、エンジン回転数を検出するNeセンサ30cが設けられている。
クランク軸13の左方には、その左端部に取り付けられた駆動側プーリ38と、伝動ケース15に軸支された駆動軸27に発進クラッチ26を介して取り付けられた従動側プーリ39との間に、無端状のVベルト19を巻き掛けて構成される、無段変速のベルトコンバータとしての自動変速機37が配設されている。この自動変速機37は、駆動側プーリ38の近傍に配設された変速比制御モータ22を駆動することで、変速比を任意に変更できる構成を有している。
駆動側プーリ38は、クランク軸13の左端部に固定された駆動側固定プーリ半体16と、クランク軸13の軸方向に摺動可能に装着された駆動側可動プーリ半体17とから構成されている。駆動側可動プーリ半体17の右方には送りねじが設けられており、駆動側可動プーリ半体17は、ピニオンギヤ23、第1伝達ギア24、第2伝達ギア25によって伝達される変速比制御モータ22の回転駆動力によって、軸方向の任意の位置に移動することができる。なお、駆動側可動プーリ半体17の近傍には、駆動側可動プーリ半体17の軸方向の位置に基づいて変速比を検知する変速比センサ31が設けられている。
他方、従動側プーリ39は、発進クラッチ26のクラッチシュー57を保持する回転体と一体的に回転するスリーブ55に固定された従動側固定プーリ半体20と、スリーブ55に対してその軸方向に摺動可能な従動側可動プーリ半体21とを備えている。Vベルト19は、駆動側固定プーリ半体16と駆動側可動プーリ半体17との間、および従動側固定プーリ半体20と従動側可動プーリ半体21との間にそれぞれ形成される略V字断面のベルト溝に巻き掛けられており、従動側可動プーリ半体21の背面側には、これを従動側固定プーリ半体20に向けて常時付勢するためのスプリング21aが配設されている。
発進クラッチ26は、従動側プーリ39の回転数が所定値に満たない場合は、従動側プーリ39と駆動軸27との間における駆動力の伝達を遮断している。そして、エンジン回転数が上昇し、従動側プーリ39の回転数が所定値以上となると、遠心力によってクラッチシュー57がアウタケース56の内周面に押しつけられて摩擦力を生じるように構成されている。これにより、従動側プーリ39の回転がスリーブ55およびクラッチシュー57を介してアウタケース56に伝達され、アウタケース56に固定された駆動軸27およびこれと噛合する伝達軸28、該伝達軸28と噛合する駆動輪の車軸(不図示)を回転させることになる。
この図では、駆動側可動プーリ半体17の位置として、ローレシオ位置17(L)とトップレシオ位置17(H)を示すと共に、従動側可動プーリ半体21の位置として、ローレシオ位置21(L)とトップレシオ位置21(H)を示しており、自動変速機37の変速比の変更は、この両可動プーリ半体の移動に伴ってVベルト19の巻き掛け径が連続的に変化することで実現されることとなる。
また、自動変速機37を車幅方向左側から覆う外側伝導ケース32には、エンジン100を人力で始動する始動手段としてのキックスタータ50が取り付けられている。キックスタータ50は、不図示のキックペダルを足で踏み下ろすことで、該キックペダルの支軸40およびこれに固定された半月型ギヤを有するキックスタータスピンドル41が回転し、この回転に伴ってキックスタータスピンドル41に噛合するドリブンギヤ42が回転する構成とされている。そして、ドリブンギヤ42の図示右端部にはラチェットギヤ43が設けられており、ドリブンギヤ42が駆動側プーリ38の方向に突出しながら回転することで、前記ラチェット部43と駆動側プーリ38の端部とが係合されてクランク軸13が回転されることとなる。なお、キックスタータスピンドル41には、これを初期位置に戻す方向の付勢力を与えるリターンスプリング44が係合されている。
図2は、本発明の一実施形態に係るエンジン始動制御装置の構成を示すブロック図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。制御部としてのECU60は、中央処理装置としてのCPU61と、ECU60の起動に必須なCPUのブート(boot)処理等を行うCPU初期設定処理部64と、各種の電装品が正常に機能するか否かを検証する機能確認処理を行う電装品機能確認処理部65と、点火装置70および燃料噴射装置71を駆動制御するエンジン運転制御部66と、前記機能確認処理の実行履歴を記憶する記憶部としての一時記憶メモリ62とを含む。なお、エンジン運転制御部66は、点火装置および燃料噴射装置に限られず、スロットルバルブや吸気口面積の調整バルブ、バルブタイミング調整機構等を駆動制御するように構成してもよい。
CPU61の入出力ポート63に接続される一時記憶メモリ62は、抵抗器R1と抵抗器R2とコンデンサC1とからなる充放電回路で構成されている。この構成によれば、CPU61は、入出力ポート63を出力ポートとして使ってコンデンサC1に蓄電できる一方、入出力ポート63を入力ポートとして使って端子電圧を確認することでコンデンサC1の蓄電状態を確認することが可能となる。すなわち、CPU61は、電装品の機能確認処理が完了するとコンデンサC1に蓄電してその実行履歴を記憶させ、コンデンサC1の蓄電電圧(電荷)が所定値以上であるか否かを確認することで実行履歴の有無を認識することができる。なお、コンデンサC1に蓄積された電荷は、抵抗器R2と電荷とで定まる時間をかけて放電されるので、その蓄電状態は所定時間の間だけ保持されることとなる。
電装品機能確認処理部65は、乗員によるスロットルの操作量を検知するスロットル開度センサ30a、エンジン冷却水の温度を検知する水温センサ30b、エンジン回転数を検知するNeセンサ30c、エンジン吸気管への吸入負圧を検知するPbセンサ30d等からなる電装品30が正常に機能するか否かの機能確認処理を実行する。この機能確認処理は、前記したCPU初期設定処理の後に実行され、これにより、エンジン運転制御部66は、電装品30からの各種情報に基づいて前記点火プラグ5に点火するための点火装置70および燃料噴射装置71を駆動制御できる状態となる。なお、機能確認処理を実行する電装品には、点火装置70や燃料噴射装置71等が含まれてもよい。
しかしながら、バッテリ上がり等によってACGスタータモータ29でクランク軸13を回転させることができず、キックスタータ50でエンジン始動を試みる際において、バッテリ残量がごく少ないと、メインスイッチをオンにしてもECU60が起動できない可能性がある。このような場合には、キックペダルでクランク軸13を数回転させるわずかな時間にACGスタータモータ29が発電する電力で、前記CPU初期設定処理と電装品機能確認処理とからなる初期処理を完了しなくてはならない。したがって、バッテリ72からECU60の起動電力が供給されない状態でのキックスタートにおいては、最初の操作でエンジンが始動しなければ、キックペダルを踏み下ろす度に再度CPU初期設定処理および電装品機能確認処理が行われることとなり、この初期処理の実行中に訪れる混合気への点火チャンスを逃すことでエンジンの始動性が低下することがあった。
そこで、本実施形態に係るエンジン始動制御装置においては、電装品30の機能確認処理は、最初のキックスタータ操作によって1度完了していれば、2回目以降の操作時にその確認結果が変わって不具合が生じる可能性が低い点に着目し、エンジンが始動するまでキックスタータ操作を連続して行う場合には、2回目以降の電装品機能確認処理を省略してECU61の起動時間を短縮し、これにより、キックスタータ操作時の始動性を高めるようにした点に特徴がある。
図3は、本発明に係るエンジン始動制御装置によって実行されるECU起動処理の手順を示すフローチャートである。このECU起動制御は、前記ECU60によって実行される。ステップS1において、キックスタータ50の操作で発電された電力がECU60に通電されると、ステップS2では、前記CPU初期設定処理部64が、ECU60の起動に必須なCPU61の初期設定処理を実行する。そして、続くステップS3において、一時記憶メモリ62に電装品30の機能確認処理が完了したことを示す実行履歴がある否かが判定される。前記したように、機能確認処理の実行履歴があるか否かは、入出力ポート63を入力ポートとして使用し、一時記憶メモリ62の蓄電状態を確認することで判定できる。
ステップS3において、一時記憶メモリ62に電装品の機能確認処理の実行履歴がある、すなわち、一時記憶メモリ62のコンデンサC1の電圧が所定値以上であると判定されると、2回目以降のキックスタータ操作であるとして電装品の機能確認処理を実行せずに、ステップS5に進んで機能確認処理の実行履歴を一時記憶メモリ62に書き込み、ECU60が起動状態に達する。このように、本実施形態に係るECU起動制御によれば、電装品の機能確認処理の実行履歴がある場合には、この処理を省略することでECU60を短時間で起動できるので、点火装置や燃料噴射装置の駆動制御の開始時期を早めることが可能となり、混合気への着火チャンスが拡大してエンジンの始動性が高められることとなる。
一方、ステップS3で否定判定されると、1回目のキックスタート操作であるとして、ステップS4で電装品の機能確認処理を実行する。そして、ステップS5では、2回目以降のキックスタータ操作に備えて、入出力ポート63を出力ポートとして使用して機能確認処理の実行履歴を一時記憶メモリ62に書き込み、一連の制御を終了する。なお、書き込まれた実行履歴は、所定時間(例えば、3分)の経過によって消えるので、例えば、キックスタータ操作を一時中断した後に再度エンジン始動を試みたり、走行後にエンジンを停止し、後日に再始動する場合等には、必要な機能確認処理を実行することが可能となる。
本発明に係るエンジン始動制御装置は、自動二輪車に限られず、種々の車両に適用することができ、例えば、車載バッテリや燃料噴射装置を装備しない鞍乗り型4輪車両等に適用してもよい。また、一時記憶メモリを構成する電気回路の構成や実行履歴を保持する所定時間、CPUが実行履歴を判定するための電圧の所定値、ECU起動制御の手順、電装品に含まれる各種センサの種類等は、上記した実施形態に限られず種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るエンジン始動制御装置を適用したパワーユニットの断面図である。 本発明の本実施形態に係るエンジン始動制御装置の構成を示すブロック図である。 エンジン始動制御装置によるECU起動制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
13…クランク軸、29…ACGスタータモータ(発電手段)、30…電装品、50…キックスタータ(始動手段)、60…ECU(制御部)、61…CPU、62…一時記憶メモリ、63…入出力ポート、64…CPU初期設定処理部、65…電装品機能確認処理部、66…エンジン運転制御部、70…点火装置(点火手段)、71…燃料噴射装置、72…バッテリ、100…エンジン、R1,R2…抵抗器、C1…コンデンサ(蓄電器)

Claims (4)

  1. エンジンを始動するためにクランク軸を回転させる始動手段と、前記クランク軸の回転によって発電する発電手段と、前記エンジンの点火を行う点火手段と、前記点火手段の駆動に必要な電装品とを有するエンジン始動制御装置において、
    前記電装品の機能確認処理を実行すると共に、前記電装品の状態に基づいて前記点火手段を作動させる制御部と、
    前記機能確認処理の実行履歴を記憶する記憶部とを具備し、
    前記制御部は、前記始動手段の駆動に伴って発電された電力で起動される際に、前記記憶部に実行履歴が記憶されていなければ前記機能確認処理を実行し、一方、前記記憶部に実行履歴が記憶されていれば前記機能確認処理を実行しないように構成されていることを特徴とするエンジン始動制御装置。
  2. 前記始動手段は、人力で操作されるキック式スタータであることを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動制御装置。
  3. 前記制御部は、前記機能確認処理が完了すると前記記憶部に実行履歴を記憶させ、
    前記記憶部は、所定時間の経過によって前記実行履歴を消去するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン始動制御装置。
  4. 前記記憶部は、蓄電器および抵抗器を有する充電回路で構成されており、
    前記制御部は、前記蓄電器に所定の電荷が蓄積されていることで前記実行履歴が記憶されていると判断することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエンジン始動制御装置。
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