JP5427676B2 - 液晶除去用洗浄剤組成物及び液晶パネルの洗浄方法 - Google Patents
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Description
R21−C6H4−CxH2x−O−(CyH2yO)z−H
[式中、R21は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基または炭素数2もしくは3のアルケニル基、xは0または1〜2の整数、yは2〜4の整数、zは0または1〜4の整数を示し、z個のCyH2yOはそれぞれ同一であってもよくまたは異なっていてもよい]
で表される芳香族単環化合物とを含有してなる洗浄剤組成物、及び汚れ物質が充填されたセルをこの洗浄剤組成物中に浸漬して超音波洗浄を行う洗浄方法が開示されている(特許文献1参照)。
R22O(AO)kR23
[式中、R22は炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基もしくはベンジル基、R23は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基、kは1〜5の数、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示す]
で表されるアルキレンオキシド付加体と、所定量の水とを含む液晶パネル用水系液体洗浄剤組成物、及び液晶パネルの空隙部位に液晶材料が注入された被洗浄サンプルをこの水系液体洗浄剤組成物の原液中に浸漬して超音波洗浄を行う洗浄方法が開示されている(特許文献2参照)。
(A)成分:下記一般式(1)で表される芳香族化合物。
(C)成分:下記一般式(2)で表される化合物、置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するHLBが11以上のノニオン界面活性剤及び炭素数1〜3の1価アルコールからなる群から選択される少なくとも一種。
本発明の液晶パネルの洗浄方法は、前記(A)〜(D)成分を特定の割合で含有する前記の本発明の液晶除去用洗浄剤組成物を水に分散させて洗浄液を調製し、当該洗浄液を用いて液晶パネルの洗浄を行うことを特徴とする。
また、本発明の液晶パネルの洗浄方法によれば、液晶パネルのギャップ(狭部)に付着した液晶汚れを充分に除去することができ、かつ、環境への排水負荷を低減できる。
本発明の液晶除去用洗浄剤組成物は、下記の(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有する。
(A)成分:前記一般式(1)で表される芳香族化合物。
(B)成分:水。
(C)成分:前記一般式(2)で表される化合物、置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するHLBが11以上のノニオン界面活性剤及び炭素数1〜3の1価アルコールからなる群から選択される少なくとも一種。
(D)成分:置換基を有していてもよい炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する、アミン化合物、アミンオキサイド及び第四級アンモニウム化合物からなる群から選択される少なくとも一種の窒素誘導体化合物。
本発明の液晶除去用洗浄剤組成物は、(A)〜(D)成分を含有することにより、均一な液状組成物として調製できる。
(A)成分は、下記一般式(1)で表される芳香族化合物である。(A)成分を含有することにより、液晶汚れに対して洗浄効果が発揮される。
(A)成分としては、ベンゼン環に前記R1と前記R2の2つの置換基を有するものであればよく、液晶汚れに対する洗浄力がより向上することから、水への溶解度(25℃)が0.1〜1g/100g水溶液であるものが好ましく、0.1〜0.5g/100g水溶液であるものがより好ましい。具体的には、o−メトキシトルエン、m−メトキシトルエン、p−メトキシトルエン、1,2−ジメトキシベンゼン、1,3−ジメトキシベンゼン、1,4−ジメトキシベンゼン、o−メトキシ−α−メトキシトルエン、m−メトキシ−α−メトキシトルエン、p−メトキシ−α−メトキシトルエン、α−メトキシ−o−キシレン、α−メトキシ−m−キシレン、α−メトキシ−p−キシレン、o−キシレングリコールジメチルエーテル、m−キシレングリコールジメチルエーテル、p−キシレングリコールジメチルエーテルが挙げられる。
液晶除去用洗浄剤組成物における(B)成分の含有量は5〜40質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。(B)成分の含有量が下限値以上であると、環境への排水負荷をより低減でき、また、当該液晶除去用洗浄剤組成物を非危険物化できる。一方、上限値以下であると、(A)、(C)及び(D)成分の配合バランスをとるのが容易となり、液晶汚れに対する洗浄力がより向上する。水は、特に制限されず、たとえば蒸留水、イオン交換水、市水を使用できる。
(C)成分は、下記一般式(2)で表される化合物、置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するHLBが11以上のノニオン界面活性剤及び炭素数1〜3の1価アルコールからなる群から選択される少なくとも一種である。(C)成分を含有することにより、(A)成分の(B)成分への分散性が高まり、有機性を有する(A)成分と(B)成分とが分離せずに均一な液状組成物を調製でき、また、液安定性(均一性、透明性)に優れた洗浄剤組成物とすることができる。
前記式(2)で表される化合物は、(A)成分の(B)成分への分散性が高まり、特に当該洗浄剤組成物の液安定性(均一性、透明性)が向上することから、プロトン性極性有機溶媒のなかで特に好適なものである。なお、一般式(2)で表される化合物は、下記で定義される界面活性剤には含まれないものである。
AOとしては、オキシエチレン基単独からなるもの、オキシエチレン基とオキシプロピレン基とが混合してなるもの、オキシエチレン基とオキシブチレン基とが混合してなるもの、及びオキシエチレン基とオキシプロピレン基とオキシブチレン基とが混合してなるものから選ぶことができる。2種以上の基が混合してなるものである場合、これらの基はランダム付加していてもよく、ブロック付加していてもよい。なかでも、AOは、(A)成分の(B)成分への分散性がより高まることから、オキシエチレン基であること、すなわち−(AO)q−はオキシエチレン基のみの繰返し構造であることが好ましい。qは、液安定性(均一性、透明性)がより向上することから、1〜30が好ましく、1〜10がより好ましい。
「置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい」とは、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の少なくとも一つがアルコール性水酸基で置換されていてもよいことを意味する。
HLBが11以上の特定のノニオン界面活性剤におけるアルキル基又はアルケニル基は、直鎖状、分岐鎖状、環状(単環式基若しくは多環式基)又はこれらの組合せのいずれであってもよい。HLBが11以上の特定のノニオン界面活性剤におけるアルキル基又はアルケニル基の炭素数は7〜22であり、7〜18であることが好ましく、8〜16であることがより好ましい。
前記例示の化合物中、ポリオキシアルキレン基は、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブチレン基であることが好ましく、ポリオキシエチレン基であることが特に好ましい。これらのポリオキシアルキレン基は、1種類のものが単独で付加していてもよく、2種以上が混合して付加していてもよい。混合して付加している場合、ブロック体でもランダム体でもよい。
炭素数1〜3の1価アルコールとしては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールが挙げられ、エタノールが好ましい。
上記のなかでも、(C)成分としては、液安定性(均一性、透明性)がより向上することから、前記の一般式(2)で表される化合物と、HLBが11以上の特定のノニオン界面活性剤とを併用することが特に好ましい。前記併用する場合、一般式(2)で表される化合物としては、式(2)中のR3が炭素数1〜6の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基であるものが好ましく、その炭素数4〜6のものがより好ましい。また、qは1〜8が好ましく、2〜6がより好ましく、2〜4がさらに好ましい。具体的には、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(C4H9O(EO)2H)、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(C4H9O(EO)3H)、エチレングリコールモノヘキシルエーテル(C6H13O(EO)1H)、ジエチレグリコールモノヘキシルエーテル(C6H13O(EO)2H)、ポリオキシエチレンモノヘキシルエーテル(C6H13O(EO)8H)等のグリコールエーテル類が好ましい。
HLBが11以上の特定のノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキル脂肪酸エステルが好ましい。
(D)成分は、置換基を有していてもよい炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する、アミン化合物、アミンオキサイド及び第四級アンモニウム化合物からなる群から選択される少なくとも一種の窒素誘導体化合物である。
「置換基を有していてもよい」とは、アルキル基又はアルケニル基における水素原子の少なくとも一つが置換基で置換されていてもよいことを意味する。
この置換基としては、ヒドロキシ基、−(CH2CH2O)n’−H[n’はオキシエチレン基の平均繰返し数を示し、0以上の数である。]等が挙げられる。
アミン化合物は、たとえば、脂肪族1級アミン、脂肪族2級アミン、脂肪族3級アミン、脂肪族ジアミン、アルキルアミンエチレンオキサイド(EO)付加体、アルキルジアミンEO付加体、オキシプロピルアミン、アミドアミン、ポリエチレンイミン、又はこれらのアミン類の塩が挙げられる。
アミンオキサイドは、たとえば、シアルキルジメチルアミンオキサイド、ドデシルジメチルアミンオキサイド、ミリスチルジメチルアミンオキサイド、デシルジメチルアミンオキサイド等のアルキルアミンオキサイドが挙げられる(特開2008−156589号公報参照)。アルキルアミンオキサイドとして具体的には、アロモックスDMC−W(C)、アロモックスDM12D−W(C)、アロモックスDM14D−N、アロモックスDM10D−W(以上、商品名;全てライオンアクゾ製)等の市販品を用いることができる。
第四級アンモニウム化合物は、たとえば、第四級アンモニウム塩、EO付加型アンモニウム塩、エーテル型第四級アンモニウム塩(特開2007−186474号公報参照)、エステル型第四級アンモニウム塩が挙げられる。
第四級アンモニウム塩として具体的には、アーカードC−50、アーカードT−28、アーカードT−50、アーカードT−800、アーカード16−29、アーカード16−50、アーカード18−63、アーカード210−50、アーカード、210−80E、アーカード2HP−75、アーカード2C−75、アーカード2HT−75、アーカード2O−75I(以上、商品名;全てライオンアクゾ製)等の市販品を用いることができる。
エステル型第四級アンモニウム塩として具体的には、ライオンソフターEQ(商品名、ライオンアクゾ製)等の市販品を用いることができる。
前記式(3)中、R4のアルキル基又はアルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
XがOである場合、R4は、炭素数8〜12のアルキル基、又は炭素数8〜12のアルケニル基であり、前記式(3)で表される化合物はアルキルエーテルアミンとなる。R4におけるアルキル基の炭素数は9〜12が好ましく、アルケニル基の炭素数は9〜12が好ましい。
XがNHである場合、R4は、炭素数8〜22のアルキル基、又は炭素数8〜22のアルケニル基であり、前記式(3)で表される化合物はアルキルジアミンとなる。R4におけるアルキル基の炭素数は9〜18が好ましく、アルケニル基の炭素数は9〜18が好ましい。
XがCH2である場合、R4は、炭素数4〜14のアルキル基、又は炭素数4〜14のアルケニル基であり、前記式(3)で表される化合物は第一級アルキルアミンとなる。R4におけるアルキル基の炭素数は8〜14が好ましく、アルケニル基の炭素数は8〜14が好ましい。
前記式(3)で表される化合物として具体的には、3−(炭素数9〜11のアルキルオキシ)プロピルアミン、N−アルキル(ヤシ)−1,3−ジアミノプロパン、3−(ラウリルオキシ)プロピルアミン、1−アミノドデカン等が挙げられる。
前記式(4)中、R5のアルキル基又はアルケニル基は、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよい。
YがNである場合、R5は、炭素数12〜22のアルキル基、又は炭素数12〜22のアルケニル基であり、前記式(4)で表される化合物はアルキルジアミンEO付加体となる。このアルキル基の炭素数は13〜18が好ましく、このアルケニル基の炭素数は13〜18が好ましい。なお、本明細書において「EO」は、オキシエチレン基又はエチレンオキサイドを示し、「PO」は、オキシプロピレン基又はプロピレンオキサイドを示す。l+m+nは3〜15であり、3〜8が好ましい。l、mは、いずれも0以上の数であり、それぞれ0〜8が好ましく、0〜7がより好ましい。nは0以上の数であり、0〜8が好ましく、0〜5がより好ましい。
YがCHである場合、R5は、炭素数4〜18のアルキル基、又は炭素数4〜18のアルケニル基であり、前記式(4)で表される化合物はアルキルアミンEO付加体となる。このアルキル基の炭素数は8〜18が好ましく、このアルケニル基の炭素数は8〜18が好ましい。l+m+nは2〜20であり、2〜15が好ましい。l、mは、いずれも0以上の数であり、それぞれ0〜15が好ましく、0〜7がより好ましい。nは0以上の数であり、0〜15が好ましく、0〜7がより好ましい。
前記式(4)で表される化合物として具体的には、ポリオキシエチレン牛脂アルキルアミン(EO平均付加モル数3)、ポリオキシエチレン牛脂アルキルジアミン(EO平均付加モル数3)等が挙げられる。
前記式(5)中、R6aは、炭素数8〜20のアルキル基、又は炭素数8〜20のアルケニル基であり、このアルキル基の炭素数は10〜18が好ましく、このアルケニル基の炭素数は10〜18が好ましい。R6b及びR6cは、それぞれ独立に炭素数1〜5のアルキル基であり、炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましく、R6b及びR6cのいずれもメチル基であることが特に好ましい。
前記式(5)で表される化合物として具体的には、ミリスチルジメチルアミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
前記式(6)中、R7及びR8は、それぞれ独立に、炭素数8〜22のアルキル基、又は炭素数8〜22のアルケニル基であり、このアルキル基の炭素数は8〜18が好ましく、このアルケニル基の炭素数は8〜18が好ましい。前記式(6)で表される化合物として具体的には、ジ(2−エチルヘキシル)アミン等が挙げられる。
前記式(7)中、R9〜R11は、炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であることがより好ましい。ただし、R9〜R11のうち、少なくとも1つは炭素数8以上のアルキル基又はアルケニル基である。残りのR9〜R11は、炭素数5以下のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、炭素数5以下のアルキル基であることがより好ましく、炭素数1〜3のアルキル基であることがさらに好ましい。前記式(7)で表される化合物として具体的には、N,N−ジメチルドデシルアミン等が挙げられる。
前記式(8)中、R12〜R15は、それぞれ独立に、エステル結合(−C(=O)−O−)若しくはヒドロキシ基を有していてもよい炭素数1〜22のアルキル基、又はエステル結合(−C(=O)−O−)若しくはヒドロキシ基を有していてもよい炭素数2〜22のアルケニル基である。なお、エステル結合中の炭素原子は、アルキル基又はアルケニル基中の炭素数には含まれないものとする。R12〜R15のうち、少なくとも1つは、炭素数8〜22であり、炭素数12〜22であることが好ましく、残りのR12〜R15は、炭素数18以下であることが好ましく、炭素数1〜4のヒドロキシ基を有していてもよいアルキル基又はヒドロキシ基を有していてもよい炭素数2〜4のアルケニル基であることがより好ましい。R12〜R15においてヒドロキシ基を有する場合、アルキル基にヒドロキシ基を有するもの(ヒドロキシアルキル基)が好ましく、そのヒドロキシアルキル基におけるアルキル基は、炭素数2〜4が好ましく、2がより好ましい。1つのヒドロキシアルキル基に存在するヒドロキシ基の数は1〜2個が好ましく、1個がより好ましい。R12〜R15のうち、ヒドロキシアルキル基であるのは、0〜2つであることが好ましく、0又は1つであることがより好ましい。
Z−は対アニオンであり、具体的には、ハロゲンイオン、アルキル硫酸イオンが好適なものとして挙げられる。ハロゲンイオンを構成するZ(ハロゲン)としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられ、なかでも塩素原子が好ましい。アルキル硫酸イオンを構成するZ(アルキル硫酸)としては、炭素数1〜3のアルキル基を有するものが好ましく、たとえばメチル硫酸が挙げられる。
前記式(8)で表される化合物として具体的には、モノヤシアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、N,N−ジステアロイルオキシエチル−N−メチル, N−ヒドロキシエチルアンモニウム メチルサルフェート等が挙げられる。
R16及びR17のうち、少なくとも1つは、炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基であり、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、さらに、残りの一方は、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数2〜4のアルケニル基であることが好ましい。アルキル基、アルケニル基は、直鎖状でも分岐鎖状でもよい。o+pは2〜20であり、2〜15が好ましい。o、pは、いずれも0以上の数であり、それぞれ1〜8が好ましい。
M−は対アニオンであり、上記式(8)におけるZ−の対アニオンと同様のものが挙げられる。
前記式(9)で表される化合物として具体的には、ポリオキシエチレンヤシアルキルメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。
液晶除去用洗浄剤組成物における(D)成分の含有量は0.005〜10であることが好ましく、0.01〜8質量%であることがより好ましく、0.01質量%以上、1質量%未満であることがさらに好ましく、0.01〜0.5質量%未満であることが特に好ましく、0.01〜0.1質量%未満であることが最も好ましい。(D)成分の含有量が下限値以上であると、液晶汚れに対する洗浄力がより向上する。一方、上限値未満であれば、液晶汚れに対して充分な洗浄力向上の効果が得られる。
本発明の液晶除去用洗浄剤組成物は、上記(A)〜(D)成分以外のその他成分を含有してもよい。その他成分としては、たとえば、炭化水素溶剤、プロトン性極性有機溶媒(ただし、前記式(2)で表される化合物を除く)、非プロトン性極性有機溶媒、炭素数4以上のアルコール、酸化防止剤、防錆剤、消泡剤、pH調整剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
グリコールエーテルとしては、たとえば、一方の末端が脂肪族炭化水素基若しくは芳香族炭化水素基で、かつ、他方の末端が水素原子であるプロピレングリコール系エーテル;両方の末端がアルキル基であるジアルキルグリコールエーテルが挙げられる。グリコールエーテルとして具体的には、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル(C3H7O(PO)2H)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル(C4H9O(PO)2H)等のオキシエチレン基を含まないグリコールモノエーテル類;トリエチレングリコールジメチルエーテル(CH3O(EO)3CH3)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(C2H5O(EO)2C2H5)、トリエチレングリコールジエチルエーテル(C2H5O(EO)3C2H5)、ジエチレングリコールジプロピルエーテル (C3H7O(EO)2C3H7)、ジエチレングリコールジブチルエーテル(C4H9O(EO)2C4H9)、トリエチレングリコールジヘキシルエーテル(C6H13O(EO)3C6H13)等のグリコールジエーテル類; エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル(C8H17O(EO)H)、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル(C8H17O(EO)2H)等の長鎖のグリコールエーテルが挙げられる。
pH調整剤としては、リン酸、カルボン酸などが挙げられる。カルボン酸は、たとえば、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸などの脂肪族カルボン酸類;安息香酸、パラターシャリーブチル安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香族カルボン酸類が好ましい。
加えて、本発明の液晶除去用洗浄剤組成物は、(A)成分と(B)成分とを単に混合しただけでは二層に油水分離した状態となり、例えば容器から分取する際、分取前に予め均一な液とするための撹拌が必要となる等の利便性に欠けたものとなるところを、前記(C)成分を含有することにより均一透明な液状組成物として調製されるため、利便性の高いものである。しかし、本発明者等の検討により、(C)成分の配合は、均一透明な外観が得られるものの、液晶汚れに対する洗浄力を低下させる傾向にあることが判明した。本発明においては(D)成分の配合により、このような(C)成分の配合による洗浄力の低下を補い、液晶汚れに対する洗浄力が向上する。その結果、特に当該洗浄剤組成物を水に分散した洗浄液を用いても、液晶汚れに対して良好な洗浄効果を得ることができる。(D)成分の配合によりこのように洗浄力が向上する効果が得られる作用機序は定かではないが、水中に分散した(A)成分と水との界面に(D)成分が適度に吸着し、(A)成分と液晶汚れとの親和性を高め、両者の相溶性を向上させているものと推測している。
本発明の液晶パネルの洗浄方法は、前記(A)〜(D)成分を下記の割合で含有する前記本発明の液晶除去用洗浄剤組成物を水に分散させて洗浄液を調製し、当該洗浄液を用いて液晶パネルの洗浄を行う方法である。
前記(A)成分の含有量が30〜70質量%であり、前記(B)成分の含有量が5〜40質量%であり、前記(C)成分の含有量が15〜50質量%であり、かつ、前記(D)成分の含有量が0.005〜10質量%である。
かかる洗浄方法によれば、高い液晶汚れに対する洗浄力と環境への排水負荷低減とが両立するという、特に優れた効果が発揮される。
本発明においては、液晶汚れに対する洗浄力がより向上することから、洗浄液中の(A)成分の濃度が0.7〜35質量%となるように当該洗浄剤組成物を水に分散させることが好ましく、1.4〜18質量%となるように当該洗浄剤組成物を水に分散させることがより好ましく、1.8〜14質量%となるように当該洗浄剤組成物を水に分散させることが特に好ましい。
次いで、当該洗浄液から液晶パネルを取り出し、当該液晶パネルに残存する当該洗浄液を水で洗い落とす(リンス工程)。洗い落とす方法は、たとえば、液晶パネルの両面を流水により洗浄する方法、水中に液晶パネルを浸漬する方法又はこれらを組み合わせた方法などが挙げられる。
その後、リンス処理された液晶パネルを、乾燥機などを用いて乾燥する(乾燥工程)。
なお、本発明の液晶パネルの洗浄方法によれば、超音波処理を行わなくても、液晶パネルのギャップ(狭部)に付着した液晶汚れ等を高い清浄度で速やかに除去できる。
(実施例1〜18、比較例1〜8)
表1〜3に示す組成に従って、各成分を常法に準じて混合することにより、各例の洗浄剤組成物(原液)をそれぞれ調製した。実施例1〜18、比較例1〜5においては、有機性成分と水とが分離せずに均一透明な液状組成物がそれぞれ調製された。比較例6〜8においては、撹拌により白濁し、撹拌後の静置により二層に分離した。表中の配合量の単位は、洗浄剤組成物の全質量を基準とする質量%であり、各成分の純分換算量を示す。表における「バランス」とは、洗浄剤組成物に含まれる各成分の総量が100質量%になるように配合した、洗浄剤組成物中の水の配合量を意味する。
以下に、表中に示した成分について説明する。
・一般式(1)で表される芳香族化合物(A)
PXDM:一般式(1)におけるR1がCH2OCH3、R2がCH2OCH3である、p−キシレングリコールジメチルエーテル。商品名「PXDM」、イハラニッケイ化学工業製。
PMMM:一般式(1)におけるR1がCH2OCH3、R2がCH3である、α−メトキシ−p−キシレン。商品名「PMMM」イハラニッケイ化学工業製。
1,2−ジメトキシベンゼン:一般式(1)におけるR1がOCH3、R2がOCH3である芳香族化合物、東京化成工業製。
(A’)成分としてドデカンを用いた。
水:イオン交換水。
C4E3:一般式(2)におけるR3がブチル基、qが3である、トリエチレングリコールモノブチルエーテル。商品名「ブチセノール30」、協和発酵ケミカル製。
C8E20:HLBが17.4のノニオン界面活性剤。アルキル基の炭素数が8で、かつ、オキシエチレン基の繰返し数(エチレンオキサイドの平均付加モル数)が20である、ポリオキシエチレンアルキル(2−エチルヘキシル)エーテル。商品名「ニューコール1020」、日本乳化剤製。
D−1:3−(アルキルオキシ)プロピルアミン。一般式(3)におけるXがO、R4が炭素数9〜11のアルキル基(直鎖と分岐鎖が混合)である化合物。商品名「アミンM−14」、日油製。
D−2:N−ヤシアルキル−1,3−ジアミノプロパン。一般式(3)におけるXがNH、R4が炭素数8〜18のアルキル基及びアルケニル基(ヤシ由来)である化合物。商品名「デュオミンCD」、ライオンアクゾ製。
D−3:アルキルアミン(第一級アミン)。一般式(3)におけるXがCH2、R4が炭素数8のアルキル基である化合物(1−アミノドデカン)。商品名「アーミン12D」、ライオンアクゾ製。
D−5:ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数15)ヤシアルキルアミン。一般式(4)におけるYがCH、R5が炭素数8〜18のアルキル基及びアルケニル基(ヤシ由来)、l+m+nが15である化合物。商品名「エソミンC/25」、ライオンアクゾ製。
D−6:ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数3)牛脂アルキルジアミン。一般式(4)におけるYがN、R5が炭素数14〜18のアルキル基及びアルケニル基(牛脂由来)、l+m+nが3である化合物。商品名「エソディオミンT/13」、ライオンアクゾ製。
D−7:ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数15)牛脂アルキルジアミン。一般式(4)におけるYがN、R5が炭素数14〜18のアルキル基及びアルケニル基(牛脂由来)、l+m+nが15である化合物。商品名「エソディオミンT/25」、ライオンアクゾ製。
D−9:ジ硬化牛脂アルキルアミン(第二級アミン)。一般式(6)におけるR7が炭素数14〜18のアルキル基及びアルケニル基(牛脂由来)、R8が炭素数14〜18のアルキル基及びアルケニル基(牛脂由来)である化合物。商品名「アーミン2HT」、ライオンアクゾ製。
D−10:N−メチルジオレイルアミン(第三級アミン)。一般式(7)におけるR9がメチル基、R10が炭素数18のアルケニル基(オレイル基)、R11が炭素数18のアルケニル基(オレイル基)である化合物。商品名「アーミンM2O」、ライオンアクゾ製。
D−12:ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(第四級アンモニウム塩)。一般式(8)におけるR12が炭素数10のアルキル基、R13が炭素数10のアルキル基、R14がメチル基、R15がメチル基、Z−が塩素イオンである化合物。商品名「アーカード210−50」、ライオンアクゾ製、有効成分50質量%の(IPA+水)の溶液。
D−13:N,N−ジステアロイルオキシエチル−N−メチル, N−ヒドロキシエチルアンモニウム メチルサルフェート。一般式(8)におけるR12、R13がいずれもエステル結合(−C(=O)−O−)を有する炭素数19の直鎖状のアルキル基[CH3(CH2)16−C(=O)−O−CH2CH2−]、R14がメチル基、R15がヒドロキシエチル基、Z−がメチル硫酸イオンである化合物。商品名「ライオンソフターEQ」、ライオンアクゾ製。
D−14:ポリオキシエチレン(EO平均付加モル数15)ヤシアルキルアンモニウムクロライド。一般式(9)におけるR16がメチル基、R17が炭素数8〜18のアルキル基及びアルケニル基(ヤシ由来)、M−が塩素イオン、o+pが15である化合物。商品名「エソカードC/25」、ライオンアクゾ製。
D’−1:トリエタノールアミン。関東化学製。
D’−2:ジエタノールアミン。関東化学製。
D’−3:エチレンジアミン。関東化学製。
以下に示す1)〜7)の手順に従って、液晶汚れに対する洗浄力の評価を行った。
1)液晶パネルを作製し、当該液晶パネルのギャップ(狭部)に、TFT液晶パネル用の液晶材料を、シリンジを用いて注入した。本実施例で用いた、液晶材料が注入される前の空の液晶パネルを図1に示す。
4)前記液晶パネルをビーカーから取り出し、それぞれの面を、イオン交換水を用いて片面5秒間ずつ流水により洗浄した。
5)別のビーカーにイオン交換水1100gを入れ、40℃で10分間、前記液晶パネルを浸漬した(リンス工程)。
6)前記液晶パネルをビーカーから取り出し、100℃の乾燥機内で10分間乾燥した。
7)偏光顕微鏡により、前記液晶パネルの所定の領域(図1中のX)におけるギャップ(狭部)内の液晶材料残りの状態を目視で観察し、下記評価基準(合格:4点以上)に基づいて、液晶汚れに対する洗浄力を評価した。その結果を表1〜3に示す。
(評価基準)
5点:液晶材料が完全に洗浄・除去されていた。
4点:液晶材料が極わずかに残っていた。
3点:液晶材料がところどころに残っていた。
2点:液晶材料が塊状となって残っていた。
1点:液晶材料の半分以上が残っていた。
当該評価基準に対応する、液晶パネルの所定の領域(図1中のX)におけるギャップ(狭部)内の液晶材料残りの状態を図2に示す。図2中、符号5は液晶材料、符号1aと1bはガラス基板、符号2は接着部をそれぞれ示す。
Claims (6)
- 下記の(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有することを特徴とする液晶除去用洗浄剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で表される芳香族化合物。
(B)成分:水。
(C)成分:下記一般式(2)で表される化合物、置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するHLBが11以上のノニオン界面活性剤及び炭素数1〜3の1価アルコールからなる群から選択される少なくとも一種。
(D)成分:置換基を有していてもよい炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する、アミン化合物、アミンオキサイド及び第四級アンモニウム化合物からなる群から選択される少なくとも一種の窒素誘導体化合物。 - 前記(D)成分が、下記一般式(3)〜(9)で表される化合物からなる群から選択される少なくとも一種の窒素誘導体化合物である請求項1記載の液晶除去用洗浄剤組成物。
- 前記(C)成分として、前記一般式(2)で表される化合物と、置換基としてアルコール性水酸基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するHLBが11以上のノニオン界面活性剤とを併用する請求項1又は請求項2記載の液晶除去用洗浄剤組成物。
- 前記一般式(2)におけるAOがオキシエチレン基である請求項1〜3のいずれかに記載の液晶除去用洗浄剤組成物。
- 前記(A)成分の含有量が30〜70質量%であり、
前記(B)成分の含有量が5〜40質量%であり、
前記(C)成分の含有量が15〜50質量%であり、かつ、
前記(D)成分の含有量が0.005〜10質量%である請求項1〜4のいずれかに記載の液晶除去用洗浄剤組成物。 - 請求項5記載の液晶除去用洗浄剤組成物を水に分散させて洗浄液を調製し、当該洗浄液を用いて液晶パネルの洗浄を行うことを特徴とする液晶パネルの洗浄方法。
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