JP5422212B2 - 電流検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源等の回路に流れる電流を検出する電流検出回路に関する。
従来の電流検出回路について、図9及び図10を参照して説明する。図9は、電源回路とその電源回路に流れる電流を検出する電流検出回路との構成を示す図である。図10は、図9の電流検出回路に用いられる差動電圧回路の回路構成を示す図である。
図9において、電源回路100は、スイッチSWと、ダイオードDと、抵抗器Rと、コイルLと、コンデンサCとから構成される。スイッチSWは、一方の端部が直流電源Vccに接続され、他方の端部がダイオードDのカソード端子に接続されている。ダイオードDのアノード端子は抵抗器Rの一方の端部に接続されている。抵抗器Rの他方の端部は接地されている。ダイオードDと抵抗器Rとの接続点は、ノードAと接続されている。なお、抵抗器Rの抵抗値はrであるものとする。ノードAは、電流検出回路300に接続されている。コイルLは、一方の端部がダイオードDのカソード端子に接続され、他方の端部が出力端子OUTとコンデンサCの一方の端部に接続されている。コンデンサCの他方の端部は接地されている。
電源回路100は、スイッチSWがオンされると、直流電源Vccから供給される直流電圧をコイルLとコンデンサCとを介して出力端子OUTに接続される電気機器(負荷)に対して所定の電源電圧を供給する。また、電源回路100において、ダイオードDと抵抗器Rは、スイッチSWがオンされた際に急激に印加される過電圧(過電流)が負荷側に流れることを防止する過電流保護回路101Aを構成する。例えば、出力端子OUTに接続される負荷側で短絡等が発生すると、図9に示すように過電流保護回路に過電流(マイナス電流)Iが流れる。この時、その過電流量に応じたマイナス電圧がノードAに接続された電流検出回路300に入力される。
電流検出回路300は、差動電圧回路301を備える。差動電圧回路301は、非反転入力端(+)がノードAに接続され、反転入力端子(−)が接地され、出力端子がノードBに接続されている。差動電圧回路301は、非反転入力端子に入力される電圧と、反転入力端子(−)の接地電位との電位差が所定レベルを超えた時に電流検出信号をノードBに対して出力する。すなわち、差動電圧回路301は、比較回路として用いられる。
差動電圧回路301の回路構成を図10に示す。図10において、差動電圧回路301は、第1電流源I1と、第2電流源I2と、PMOSトランジスタTR1〜TR3と、NMOSトランジスタTR4,TR5とから構成される。第1電流源I1は、PMOSトランジスタTR1のソース端子に接続されるとともに、PMOSトランジスタTR2のゲート端子に接続されている。PMOSトランジスタTR1は、ゲート端子が非反転入力端子(+)に接続され、ドレイン端子が接地されている。第2電流源I2は、PMOSトランジスタTR2,TR3の各ソース端子に共通接続されている。PMOSトランジスタTR2のドレイン端子は、NMOSトランジスタTR4のソース端子に接続されている。PMOSトランジスタTR3は、ゲート端子が反転入力端子(−)に接続され、ドレイン端子がNMOSトランジスタTR5のソース端子と出力端子OUTに接続されている。NMOSトランジスタTR4は、ゲート端子がNMOSトランジスタTR5のゲート端子に接続され、ドレイン端子が接地されている。NMOSトランジスタTR5のドレイン端子は接地されている。
PMOSトランジスタTR1は、非反転入力端子(+)に入力される上記過電流量に応じたマイナス電圧によりオンし、第1電流源I1から供給される定電流に応じた分圧電圧(プラス電圧)をPMOSトランジスタTR2のゲート端子に入力する。PMOSトランジスタTR1と第1電流源I1は、非反転入力端子(+)に入力されるマイナス電圧をプラス電圧としてPMOSトランジスタTR2のゲート端子に入力するプラス電圧入力回路301Aを構成する。
PMOSトランジスタTR2,TR3とNMOSトランジスタTR4,TR5は、差動電圧回路部301Bを構成する。この差動電圧回路部301Bは、上記プラス電圧入力回路301Aから入力されるプラス電圧と反転入力端子(−)の接地電位との差分電圧に応じて動作し、出力端子OUTから電圧信号として電流検出信号を出力する。すなわち、差動電圧回路部301Bは、プラス電圧入力回路301Aに入力されるマイナス電圧によりPMOSトランジスタTR1がオンし、プラス電圧が閾値Vthを越えてPMOSトランジスタTR2がオンし、プラス電圧と反転入力端子(−)の接地電位との差分電圧が所定範囲より拡大すると動作して、出力端子OUTから電圧信号として電流検出信号Idを出力する。
また、従来の電源等の回路における動作を検出するものとしては、例えば、特許文献1に記載されたものもある。この電源電圧監視回路では、パワーアンプへの電源オン時及びオフ時に供給される正・負電源電圧を監視し、異常検出時にはスイッチ回路を強制的にオフにし、異常な印加電圧下での動作を防止するようにしている。
特開2005−229563号公報
図9に示した電流検出回路200では、負荷電流として過電流(マイナス電流)Iが流れた際に、ノードAにはマイナス電圧が発生するため、図10に示した差動電圧回路300のように、過電流量に応じたプラス電圧を入力するプラス電圧入力回路が必要になる。例えば、電源回路100内の抵抗器Rの抵抗値rが10mΩであり、過電流(マイナス電流)Iとして−10Aが流れたとすると、ノードAの電位は−100mVになる。すなわち、電源回路100内で過電流(マイナス電流)Iが流れた際に、抵抗器Rに依存したマイナス電圧が発生し、このマイナス電圧がノードAから差動電圧回路300の非反転入力端(+)に入力される回路構成になっていた。このため、差動電圧回路300を正常に動作させるため、図10に示したような回路構成のプラス電圧入力回路301Aが必要であった。この回路構成は、差動電圧回路300内部の回路構成を複雑化して、電流検出回路のコストを上昇させる。また、プラス電圧入力回路301Aは、差動電圧回路部301Bに入力するプラス電圧の範囲を拡大するため、差動電圧回路部301Bを構成するMOSトランジスタTR2〜TR5の動作電圧も拡大させる。このため、差動電圧回路部301Bに用いるMOSトランジスタTR2〜TR5は、動作電圧の拡大に対応して回路パターンの拡大等が必要になり、回路面積も増大させる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、差動電圧回路内の回路構成を複雑化せず、かつ、回路面積を拡大することなく、負荷に流れる過電流を確実に検出する電流検出回路を提供することを目的とする。
本発明の一実施の形態に係る電流検出回路は、電流検出対象となる回路の電流検出ノードに接続され、前記回路に流れるマイナス電流をプラス電圧として出力する入力回路と、前記入力回路から出力されるプラス電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果を電流検出信号として出力する差動電圧回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、差動電圧回路内の回路構成を複雑化せず、かつ、回路面積を拡大することなく、負荷に流れる過電流を確実に検出する電流検出回路を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電流検出回路の概略構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る電流検出回路の回路構成を示す図である。 図2の差動電圧回路の回路構成を示す図である。 図2の入力回路における各部の電圧と電流の関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る入力回路の回路構成を示す図である。 図5の入力回路に抵抗値調整部を接続した構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る抵抗値切替部を接続した入力回路の回路構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る入力回路を外部に接続した電流検出回路の概略構成を示す図である。 従来の電流検出回路の回路構成を示す図である。 図9の差動電圧回路の回路構成を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る電流検出回路について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施の形態では、負荷として電源回路に流れる過電流を検出する電流検出回路の例を示しているが、電流検出回路が適用可能な負荷は電源回路に限定されるわけではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本第1の実施の形態に係る電源回路(負荷回路)100に接続された電流検出回路200の概略構成を示す図である。なお、図1に示す電源回路100は、図9に示した電源回路100と同一の回路構成であるため、同一符号を付して構成説明を省略する。
図1において、電流検出回路200は、入力回路201と差動電圧回路202により構成される。入力回路201は、入力部が電源回路100の電流検出ノードAに接続され、出力部がノードCを介して差動電圧回路202に接続されている。入力回路201は、電流検出ノードAに流れるマイナス電流Iをプラス電圧としてノードCに出力する。差動電圧回路202は、入力回路201から出力されるプラス電圧と、後述する基準電圧とを比較し、その比較結果を電流検出信号IdとしてノードBから出力する。
図2は、図1に示した入力回路201と差動電圧回路202の回路構成例を示す図である。図2において、電流検出回路200は、第1定電圧源V1と、第2定電圧源V2と、入力回路201と、差動電圧回路202とにより構成される。第1定電圧源V1は第1基準電圧VR1を発生し、第2定電圧源V2は第2基準電圧VR2を発生する。
図2において、入力回路201は、抵抗器R1,R2により構成されている。抵抗器R1(第1抵抗器)は、一端部が電流検出ノードAに接続され、他端部が抵抗器R2の一端部と差動電圧回路202の非反転入力端子(+)(第1入力端子)に接続されている。抵抗器R2(第2抵抗器)は、一端部が抵抗器R1の他端部と非反転入力端子(+)(第1入力端子)に接続され、他端部が第2定電圧源V2に接続されている。なお、抵抗器R1の抵抗値はr1、抵抗器R2の抵抗値はr2であるものとする。図2では、抵抗器R1,R2の接続点をノードCとしている。この入力回路202は、上記過電流保護回路101Aに流れるマイナス電流Iと抵抗器Rにより電流検出ノードAに発生するマイナス電圧rIと、第2定電圧源V2の第2基準電圧VR2との差分電圧を分圧して、プラス電圧として出力する分圧回路を構成する。
図2において、差動電圧回路202は、オペアンプにより構成されている。このオペアンプの反転入力端子(−)(第2入力端子)は、第1定電圧源V1に接続されている。この差動電圧回路202は、入力回路202から非反転入力端子(+)に入力されるプラス電圧と、第1定電圧源V1から反転入力端子(−)に入力される第1基準電圧VR1とを比較し、その比較結果を電流検出信号IdとしてノードBから出力する。
図3は、図2に示した差動電圧回路202内の回路構成を示す図である。図3において、図9に示した差動電圧回路部301B内の構成部分と同一の構成部分には同一符号を付している。図3において、差動電圧回路202は、第2電流源I2と、PMOSトランジスタTR2,TR2と、NMOSトランジスタTR4,TR5とにより構成されている。
第2電流源I2は、PMOSトランジスタTR2,TR3の各ソース端子に共通接続されている。PMOSトランジスタTR2は、ゲート端子が非反転入力端子(+)(ノードC)に接続され、ドレイン端子がNMOSトランジスタTR4のソース端子に接続されている。PMOSトランジスタTR3は、ゲート端子が反転入力端子(−)に接続され、ドレイン端子がNMOSトランジスタTR5のソース端子と出力端子OUTPUTに接続されている。NMOSトランジスタTR4は、ゲート端子がNMOSトランジスタTR5のゲート端子に接続され、ドレイン端子が接地されている。NMOSトランジスタTR5のドレイン端子は接地されている。
次に、図2に示した入力回路201において、ノードCからプラス電圧を発生する条件について、図4を参照して説明する。図4は、入力回路201内の各部に流れる電流I〜Iとし、入力回路201の両端部に印加される電圧rI−VR2として示した図である。この図に基づいてノードCにおける電圧Vcをプラス電圧にする条件を以下に説明する。
図4に示すように、抵抗器R1に流れる電流をI,抵抗器R2に流れる電流をI,ノードCに流れる電流をIとすると、ノードCの電圧Vcは以下の数式(1)により表される。
Vc=VR2−I・r2・・・(1)
また、電流Iは以下の数式(2)により表される。
=(Vc−r・I)/r1・・・(2)
また、電流Iは以下の数式(3)により表される。
=I+I・・・(3)
この時、I=0であるためI=Iとなり、
=I=(VR2−Vc)/r2・・・(4)
これを数式(2)に適用すると、電圧Vcは以下に示す数式(5)により表される。
Vc={r1(VR2−Vc)/r2}+r・I・・・(5)
この数式(5)は以下に示す数式(6)により表される。
r2・Vc=r1・VR2−r1・Vc+r・r2・I・・・(6)
この数式(6)は更に以下に示すように数式(7)により表される。
(r1+r2)Vc=r1・VR2+r・r2・I・・・(7)
この数式(7)から電圧Vcを求めると以下に示す数式(8)になる。
Vc=(r1・VR2+r・r2・I)/(r1+r2)・・・(8)
このようにノードCの電圧Vcは、抵抗器R1,R2の各抵抗値r1,r2と第2定電圧源V2の第2基準電圧VR2とで表すことが可能である。
本第1の実施の形態では、数式(8)で示した電圧Vcがプラス電圧(Vc>0)になるように抵抗器R1,R2の抵抗値r1,r2と第2定電圧源V2の第2基準電圧VR2とを設定する。なお、本第1の実施の形態では、第1定電圧源V1の第1基準電圧VR1と第2定電圧源V2の第2基準電圧VR2との関係を、VR1<VR2に設定する。
図2において、第1定電圧源V1の第1基準電圧VR1を0.65V、第2定電圧源V2の第2基準電圧VR2を1.2V、入力回路202の抵抗器R1,R2の各抵抗値r1,r2を10kΩ、電源回路100の抵抗器Rの抵抗値rを10mΩ、過電流保護回路101Aに流れる過電流(マイナス電流)Iを−10Aとする。この場合、ノードAの電圧は、I・r=10−2×(−10)=−100mVとなり、ノードCの電圧は上記数式(8)により求められる。また、この場合、r1=r2となる。
Vc=(r1・VR2+r・r2・I)/(r1+r2)
=(1.1×10)/(2×10
=1.1/2=0.55V
上記のように、入力回路202を接続したことにより、ノードCには過電流Iに応じたプラス電圧が発生し、差動電圧回路201の非反転入力端子(+)には過電流Iに応じたプラス電圧が入力される。このため、図2に示す差動電圧回路201では、プラス電圧入力回路301Aが不要になり、回路構成を簡略化でき、設計が容易になる。また、入力回路202を接続したことにより、過電流量に応じて差動電圧回路201に入力される負荷電圧の電圧範囲が縮小される。このため、差動電圧回路201を構成するMOSトランジスタTR2〜TR5の動作電圧を拡大させる必要がなくなり、回路パターンの拡大も不要になる。その結果、電流検出回路200のコスト上昇を抑制できる。
また、本第1の実施の形態の差動電圧回路201は、図4に示した差動電圧回路300に比べて動作電圧を低減できるため、回路パターンの縮小が可能になり、電流検出回路200のコスト低減を図ることが可能になる。さらに、本第1の実施の形態の差動電圧回路201は、入力回路202として抵抗器R1,R2を追加するだけであるため、プラス電圧入力回路301Aに比べて回路構成を単純化でき、電流検出回路200のコストの上昇を抑制できる。また、本実施の形態の差動電圧回路201では、第1定電圧源V1と第2定電圧源V2を接続しているが、これらの定電圧源は差動電圧回路201に接続される電源(図示せず)を利用することが可能であるため、コストの上昇は抑制可能である。
したがって、本第1の実施の形態の電流検出回路200を電源回路100等の負荷に適用することにより、負荷内に流れる過電流を確実に検出することが可能になり、過電流による異常事態の発生を未然に防止することが可能になる。その結果、電流検出回路200を接続する電源回路100等の負荷の信頼性を向上できる。
(第2の実施の形態)
本第2の実施の形態では、図2に示した入力回路201内の抵抗器R1,R2を可変抵抗器で構成した例を示す。図5は第2の実施の形態に係る入力回路201の回路構成を示す図である。図5において、入力回路201は、可変抵抗器R11(第1抵抗器)と可変抵抗器R12(第2抵抗器)により構成されている。
図5に示すように、入力回路201は、可変抵抗器R11,R12で構成することにより、差動電圧回路202や負荷側機器の仕様変更等に応じて各抵抗値を任意に調整することが可能になる。すなわち、上述したように、電流検出ノードAに発生するマイナス電圧と第2基準電圧VR2との差分電圧がプラス電圧になるように可変抵抗器R11,R12の各抵抗値を調整することが可能になる。
また、図6に示すように抵抗値調整部203を設けて、可変抵抗器R11,R12の各抵抗値を外部から調整するようにしてもよい。この抵抗値調整部203は、外部から抵抗値の調整を可能にする操作部(図示せず)を設けることにより、接続される負荷装置の仕様等に応じて可変抵抗器R11,R12の各抵抗値を調整することが容易になる。
なお、図5では、入力回路201を可変抵抗器R11,R12で構成する例を示したが、どちらか一方を固定抵抗器により構成するようにしてもよい。この場合、上記抵抗値調整部203は、一方の可変抵抗器の抵抗値を調整する構成とすればよい。
(第3の実施の形態)
本第3の実施の形態では、図2に示した入力回路201内の抵抗器R1,R2を複数の抵抗器で構成し、この複数の抵抗器の接続を外部に設けた抵抗値切替部で切り替える例を示す。図7は第3の実施の形態に係る入力回路201と抵抗値切替部204の回路構成を示す図である。図7において、入力回路201は、抵抗器R1(第1抵抗器)を複数の抵抗器R21A,R21Bで構成し、抵抗器R2(第2抵抗器)を複数の抵抗器R22A,R22Bで構成した場合を示している。
抵抗器R21A,R21Bの各接続ノードと抵抗器R22A,R22Bの各接続ノードは、抵抗値切替部204に接続されている。抵抗値切替部204は、接続ノード間を短絡又は開放することにより、抵抗器R21A,R21Bの一方又は双方を有効とし、抵抗器R22A,R22Bの一方又は双方を有効として、抵抗値を切り替える機能を有する。この抵抗値切替部204は、外部から抵抗値の切り替えを可能にする操作部(図示せず)を設けることにより、接続される負荷装置の仕様等に応じて抵抗器R21A,R21B及び抵抗器R22A,R22Bの各抵抗値を切り替えることが容易になる。
図7に示すように、入力回路201は、抵抗器R1(第1抵抗器)を複数の抵抗器R21A,R21Bで構成し、抵抗器R2(第2抵抗器)を複数の抵抗器R22A,R22Bで構成し、この複数の抵抗器R21A,R21B,R22A,R22Bの接続を外部に設けた抵抗値切替部204で切り替える構成とすることにより、差動電圧回路202や負荷側機器の仕様変更等に応じて各抵抗値を任意に調整することが可能になる。すなわち、上述したように、電流検出ノードAに発生するマイナス電圧と第2基準電圧VR2との差分電圧がプラス電圧になるように複数の抵抗器R21A,R21B,R22A,R22Bの抵抗値を切り替えることが可能になる。
(第4の実施の形態)
本第4の実施の形態では、電流検出回路200の外部に入力回路201を接続する例を示す。図8は、本第3の実施の形態に係る電源回路(負荷回路)100に接続された入力回路201と電流検出回路200の概略構成を示す図である。なお、図8に示す電源回路100は、図9に示した電源回路100と同一の回路構成であるため、同一符号を付して構成説明を省略する。
図8において、電流検出回路200は、図3に示した差動電圧回路202を備える。入力回路201は、負荷側の電流検出ノードAと電流検出回路200側のノードCとの間に接続される。この場合、入力回路201としては、図2又は図5に示した入力回路201を適用可能である。また、入力回路201として、図6に示した抵抗値調整部203を接続した入力回路201、又は、図7に示した抵抗値切替部204を接続した入力回路201を適用してもよい。
本第4の実施の形態では、入力回路201を電流検出回路200の外部に接続する構成とすることにより、差動電圧回路202のみから構成される電流検出回路200に対して上記第1の実施の形態に示した電流検出回路200の過電流検出機能を追加することが可能になる。したがって、既存の差動電圧回路202から構成される電流検出回路200に対して入力回路201を接続し、抵抗値を調整することにより、負荷側の過電流を検出する機能を容易に付加することが可能になる。その結果、差動電圧回路202から構成される電流検出回路200をチップ化した際に、負荷に対する適用範囲を拡大することが可能になる。
100…電源回路、200…電流検出回路、201…差動電圧回路、202…入力回路、203…抵抗値調整部、204…抵抗値切替部、R1,R2,R21A,R21B,R22A,R22B…抵抗器、R11,R12…可変抵抗器、V1…第1定電圧源、V2…第2定電圧源、VR1…第1基準電圧、VR2…第2基準電圧。

Claims (5)

  1. 電流検出対象となる回路の電流検出ノードに接続され、前記回路に流れるマイナス電流をプラス電圧として出力する入力回路と、
    前記入力回路から出力されるプラス電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果を電流検出信号として出力する差動電圧回路と、
    前記基準電圧である第1基準電圧を出力する第1定電圧源と、
    第2基準電圧を出力する第2定電圧源と、を備え、
    前記入力回路は、第1の端部が前記電流検出ノードに接続され、第2の端部が前記第2定電圧源に接続され、前記回路に流れる前記マイナス電流量に応じた前記プラス電圧を第3の端部から出力し、
    前記差動電圧回路は、前記第3の端部に接続される第1入力端子と、前記第1定電圧源に接続された第2入力端子とを有し、前記第1入力端子に入力される前記プラス電圧と、前記第2入力端子に入力される前記第1基準電圧とを比較し、その比較結果を電流検出信号として出力する
    ことを特徴とする電流検出回路。
  2. 前記差動電圧回路は、前記プラス電圧が前記第1基準電圧より高い場合に過電流検出信号を出力することを特徴とする請求項記載の電流検出回路。
  3. 前記入力回路は、前記マイナス電流の量に応じて前記電流検出ノードに発生するマイナス電圧と前記第2基準電圧との差分電圧を前記プラス電圧として出力する分圧回路を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電流検出回路。
  4. 前記分圧回路は、一方の端部が前記第1の端部に接続され、他方の端部が前記第3の端部に接続された第1抵抗器と、一方の端部が前記第3の端部に接続され、他方の端部が前記第2の端部に接続された第2抵抗器と、を有することを特徴とする請求項記載の電流検出回路。
  5. 前記分圧回路は、前記第1抵抗器及び前記第2抵抗器のうち少なくとも一方が可変抵抗器であることを特徴とする請求項記載の電流検出回路。
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