JP5422041B2 - タイヤの製造方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの製造方法およびシステムに関する。
本発明を、以下の説明で単に例として述べるトラック用タイヤの製造において利益をもたらすために用いることができる。
摩耗したトラック用タイヤは通常リトレッドされ、即ち摩耗したトレッドが除去されて新しいものと交換される。トラック用タイヤのリトレッドは、摩耗したトレッドをタイヤから除去してタイヤのケーシングを露出させる工程と、新しいプレキュアトレッド(PCT)の帯状体をケーシングに取り付ける工程とを含む。新しいPCTの帯状体をケーシングに取り付けるためには、未加硫ゴムの中間帯状体またはクッションと、PCTの帯状体とをケーシングに巻きつけ;オートクレーブにおいてケーシングをさらに硬化させ、こうしてクッションの接着作用によりトレッドがケーシングにしっかりとグリップする。
タイヤのリトレッドシステムの例は、米国特許第6368439B1号および米国特許出願公開第2005194077A1号にある。特に、米国特許出願公開第2005194077A1号では、どの摩耗タイヤがリトレッドに適しているかを選択する工程と;摩耗タイヤのトレッドを除去する工程と;正しい寸法、形状および質感にするためタイヤ表面に対して機械的にバフ加工を行う工程と;ケーシングをゴム配合物で固定する工程と;かかるケーシングに適した新しいトレッドを準備する工程と;バフ加工手段を用いて新しいトレッドを機械的にバフ加工する工程と;タイヤの組み立て手段を用いて、バフ加工をしたトレッドをケーシングに取り付ける工程と;リトレッドしたタイヤを硬化チャンバーに設置する工程とを含む、タイヤのリトレッドのプロセスを開示している。
使用済みタイヤの多くはケーシングが損傷しているため、トラック用タイヤのリトレッドの実施者は、リトレッド可能なケーシングが不足する事態に直面し、しばしばリトレッドの注文を処理することができない。更に、ある市場においては、リトレッドタイヤの需要がリトレッド可能な(即ち、あまり摩耗または損傷していない)タイヤの供給を上回り、従って需要を満たせないことにより利益の損失がもたらされる。リトレッド可能なケーシングの不足を解消するため、一定数の新しいケーシングを用いることが提案されているが、それは、トレッドなしで硬化され、その後に新しいPCTの帯状体を取り付けることにより「リトレッド」されるものである。
新しいケーシングおよびPCTの帯状体を「リトレッド」に先立って硬化するので、硬化プロセスの間に硬化用モールドの壁面に接触していたケーシングおよび帯状体の表面には、モールドから容易に離型させる(即ち、硬化物をモールドから容易に除去する)目的で硬化用モールドの内部に噴霧される離型剤(通常はシリコーン溶液)の膜が残っている。離型剤は、硬化プロセス中にゴムが硬化用モールドにくっつくのを明瞭に防止または少なくとも部分的に防止する機能を果たし、従って、「リトレッド」プロセスの間に最終的にクッションに固着する新しいケーシングおよび/またはPCTの帯状体の表面からは除去されなければならない。言い換えれば、「リトレッド」に先立ち、新しいケーシングの外側表面および/またはPCTの帯状体の内表面をきれいにして離型剤の膜を除去しなければならない。
これについては現在、通常はワイヤブラシを用い、機械的なバフ加工によって行われるが、この方法は、離型剤の除去と、表面を粗面化して比表面積を増やすことによるグリップ性の改善との両方の機能を果たす。
しかしながら、ワイヤブラシによる機械的なバフ加工には様々な欠点がある。何よりも第一に、この方法は、ゴムダストを形成するゴムの小粒子を機械的に除去するものであり、作業場が汚染されること、およびタイヤと機械装置が汚れることを避けるために特別な換気装置を用いて除去しなければならないことがある。
さらに、機械的なバフ加工では、まさにその性質上、正確で一定量のゴムの除去または均一なゴムの除去さえもできず、その結果、離型剤がいくらか残るか、穴があくかのどちらかが頻繁に起こる。同じ理由で、機械的なバフ加工は均一なケーシングまたはPCTの帯状体をもたらすことができず、つまりタイヤの回転時に悩ましい上下振動をもたらすことになる膨らみまたはくぼみがリトレッドタイヤに発生する。新しいケーシングの外側表面および/またはPCTの帯状体の内表面は縦溝を有することがあり、これは硬化用モールドを適切に成形することにより形成され、かかる新しいケーシングまたはPCTの帯状体のクッションに対するグリップ性を改善する機能を果たし、従ってリトレッドタイヤの性能を向上させる(これは、比表面積が増えることと、ケーシングおよびPCTの帯状体が中間のクッションとの「相互浸透」を生み出して機械的接合が形成されることとの両方によって達成される)が、平面とは対照的にこの縦溝を有する場合に、機械的なバフ加工によるムラは特にはっきり見える。
また、ワイヤブラシによる機械的なバフ加工の際には、いくつかのワイヤーがブラシから緩んでケーシングの外側表面またはPCTの帯状体の内表面に埋め込まれることがあり、従ってケーシングに対するPCTの帯状体のグリップ性が局部的に悪くなり、リトレッドタイヤの性能が低下することがある。
また、ワイヤブラシによる機械的なバフ加工は、あらかじめ決めた所望のパターンとは対照的に、一様でない全くランダムなスコアパターンをもった粗面をもたらす。
最後に、ワイヤブラシは厳しい摩耗にさらされるために頻繁に交換しなければならず、従ってメンテナンスのためにリトレッドシステムの頻繁な中断をもたらす。
米国特許出願公開第2005194077A1号は、独立請求項の前置き部分に列挙されるような摩耗タイヤをリトレッドするためのプロセスについて開示しており、かかるプロセスは、リトレッドに適した摩耗タイヤを選択する工程と;摩耗タイヤのトレッドを除去する工程と;正しい寸法、形状および質感にするためタイヤ表面をバフ加工する工程と;ケーシングをゴム配合物で固定する工程と;各ケーシングの寸法に適合した新しいトレッドを準備する工程と;バフ加工手段を用いて新しいトレッドをバフ加工する工程と;タイヤの組み立て手段を用い、バフ加工をしたトレッドをケーシングに取り付ける工程と;リトレッドしたタイヤを硬化チャンバーに設置する工程とを含む。
英国特許出願公開第2435231A号は、タイヤのリサイクルプロセスにおける、車両用タイヤからゴム材料を除去するための除去装置について開示しており;一旦ゴムを除去すれば(このゴムは再利用として売ることができる)、残ったタイヤのケーシングを簡単にホイールから取り外すことができ、また圧壊することができるので、使用済みタイヤからゴムを除去することによって、それらをはるかに効率的に車庫およびタイヤ庫で保管することができる。現在、ほとんどの車庫またはタイヤ庫では使用済みタイヤを積み重ねているが、これらタイヤの積み重ねが占める容積の大部分は空きスペースであるので、ゴムを除去してケーシングを圧壊することにより、倉庫のかなり狭いスペースにかなり多くの使用済みタイヤを格納することができる。英国特許出願公開第2435231A号の除去装置は、使用済みタイヤを支えるための支持装置と、タイヤからゴムを切り取る任意のタイプ(レーザー装置がなお好適である)の切削手段とを含む。
欧州特許出願公開第0654658A2号は、タイヤの偏心補正の手段について開示しており;ビード材料を除去するために考案されたレーザービームを使用することにより、発明に関する方法の特に好適なバリエーションを提供している。
独国特許出願公開第19642283A1号は、タイヤのトレッドを切断して未加硫ブランクにするための改良された方法について開示しており;かかる新規の方法では、コンピュータ制御の機械のレーザービームを使用し、自動車用タイヤのトレッドを切断して平滑な未加硫タイヤのワークピースにする。
米国特許出願公開第5478426A1号は、タイヤをレーザーシステムの下に配置してレーザービームをタイヤの側壁上に投じ、タイヤの選択された表面を切除する方法について開示している。表面にレーザービームを作用させて様々な情報的および/または装飾的なデザインおよび形態に切除することができるよう、マイクロプロセッサがレーザービームの方向およびタイヤの位置を制御する。
米国特許第6368439B1号 米国特許出願公開第2005194077A1号 英国特許出願公開第2435231A号 欧州特許出願公開第0654658A2号 独国特許出願公開第19642283A1号 米国特許出願公開第5478426A1号
本発明の目的は、上記の欠点を解消するように考案した、とりわけ安価で容易に実施できるタイヤの製造方法およびシステムを提供するものである。
本発明により、添付の請求の範囲で主張するタイヤの製造方法およびシステムを提供する。
本発明の限定されない実施形態を、以下の添付図面に関連する実例として説明する。
本発明によるタイヤの製造システムの概要を示す。 摩耗したトラック用タイヤのケーシングを示す。 新しいケーシングを示す。 図1の製造システムの組み立て装置の概略図を、明確化のために部品を除いて遠近法によって示す。 図1の製造システムの第一のバフ加工装置の概略正面図を、明確化のために部品を除いて示す。 図1の製造システムの第二のバフ加工装置の概略正面図を、明確化のために部品を除いて示す。
図1中の番号1は、摩耗タイヤ2(図2に示す)をリトレッドするための製造システムを示し、準備ステーション3、巻きつけステーション4、および硬化ステーション5を具える。
準備ステーション3では、摩耗したトレッド(図示せず)をカッター等でタイヤ2から機械的に除去し、タイヤ2の古いケーシング6a(図2に示す)、即ちトレッドを除去したときにタイヤ2に残ったものを露出させる。もし、摩耗タイヤ2の古いケーシング6a(図2)があまりにも摩耗(または損傷)していれば、新しいケーシング6b(図3)を代用する。つまり、トレッドがないことを除けば通常のタイヤと同様の方法で(言い換えれば、新しいケーシング6bはトレッドのないタイヤに実質的に相当する)、組み立てステーション7で新しいケーシング6bを製造する(従って、対応する硬化用モールド8で硬化についても行う)。
新しいケーシング6bを「リトレッド」に先立って硬化するので、硬化プロセスの間に硬化用モールド8の壁面に接触していた新しいケーシングの表面には、硬化物をモールドから容易に除去する目的で硬化用モールド8の内部に噴霧される離型剤9(通常はシリコーン溶液であり、図5に概略的に示す)の膜が残っている点に留意することが重要である。離型剤9は、硬化プロセス中にゴムが硬化用モールドの壁面にくっつくのを明瞭に防止または少なくとも部分的に防止する機能を果たし、従って、「リトレッド」プロセス中に他の構成部品に固着しなければならない新しいケーシング6bの外側表面10からは除去されなければならない。言い換えれば、「リトレッド」に先立ち、新しいケーシング6bの外側表面10をきれいにして離型剤9の膜を除去しなければならない。
準備ステーション3では、古いケーシング6aの外側表面10をバフ加工することで、古いトレッドの全ての痕跡を(下部のベルトを損傷することなく)除去し、比表面積を増やし、従ってグリップ性が向上し;新しいケーシング6bの外側表面10も同様にバフ加工することで、離型剤9およびその他の何れの外部物質(ダスト、汚れ等)も表面10から実質的に除去し、また、外側表面10を粗面化して比表面積を増やすことによりグリップ性を改善する。
古いケーシング6aまたは新しいケーシング6bの外側表面10をバフ加工するため、準備ステーション3は、以下に詳述するバフ加工装置11を具える。
準備ステーション3では、その後、バフ加工した古いケーシング6aの外側表面10を手作業で削り、前から存在する何れの局部的損傷も除去し、最後に、古いケーシング6aの外側表面10にある何れの穴も未加硫ゴムを用いて手作業で塞ぐ。新しいケーシング6bの外側表面10は明らかに局所的損傷がなく、削り作業または未加硫ゴムで塞ぐ作業は必要ない。
その後、選択したケーシング6(即ち、古いケーシング6aまたは新しいケーシング6b)を準備ステーション3から巻きつけステーション4へと移し、そこで未加硫ゴムの中間帯状体またはクッション12と、プレキュアトレッド(PCT)の帯状体13とをケーシング6に巻きつける。
図4に示すように、巻きつけステーション4は組み立て装置14を具え、同様にタイヤ2のケーシング6を支持する回転ドラム15、PCTの帯状体13を回転ドラム15に供給するための供給コンベア16、ドラム15と供給コンベア16との間のPCTの帯状体13に接触して配置された加圧ローラ17、および加圧ローラ17をPCTの帯状体13に対して調整可能な力で押し付けるための作動装置(図示せず)を具える。また、組み立て装置14は、ケーシング6に手動で巻きつけられた未加硫ゴムのクッション12のロールを回転式で支持するためのサポート18を具えてもよい。言い換えれば、供給コンベア16およびサポート18は、未加硫ゴムのクッション12をケーシング6に巻きつけ、並びにPCTの帯状体13をケーシング6に、および未加硫ゴムのクッション12の上部に巻きつけるための巻きつけ手段を画定する。
「リトレッド」に先立ってPCTの帯状体13を硬化用モールド(図示せず)で硬化するので、硬化プロセスの間に硬化用モールドの壁面に接触していたこの帯状体の表面には、硬化したPCTの帯状体13をモールドから容易に除去する目的で硬化用モールドの内部に噴霧される離型剤9(通常はシリコーン溶液であり、図6に示す)の膜が残っている。離型剤9は、硬化プロセス中にゴムが硬化用モールドの壁面にくっつくのを明瞭に防止または少なくとも部分的に防止する機能を果たし、従って、「リトレッド」プロセス中にクッション12に固着しなければならないPCTの帯状体13の内表面19からは除去されなければならない。言い換えれば、「リトレッド」に先立ち、PCTの帯状体13の内表面19をきれいにして離型剤9の膜を除去しなければならない。
また、巻きつけステーション4はバフ加工装置20を具えるが、これは供給コンベア16より上流か、供給コンベア16より下流(図4に示す)か、供給コンベア16の内部に配置され、PCTの帯状体13の内表面19をバフ加工する機能を果たし、離型剤9およびその他の何れの外部物質(ダスト、汚れ等)も内表面19から実質的に除去し、また、内表面19を粗面化して比表面積を増やすことによりグリップ性を改善する。
記載はしないがやはり重要である別の実施形態においては、PCTの帯状体13の内表面19をバフ加工するためのバフ加工装置20を、PCTの帯状体13を作製する作業ステーション(製造システム1と完全に分離および独立さえし得る)に配置する;この場合、PCTの帯状体13の製造と同時にPCTの帯状体13の内表面19をバフ加工し、従ってPCTの帯状体13をケーシング6に巻きつける前に数日から数週間かけてバフ加工を行ってもよい。
実際の使用においては、巻きつけステーション4でタイヤ2のケーシング6をドラム15に取り付け、その後回転させて未加硫ゴムのクッション12およびPCTの帯状体13をケーシング6に巻きつける。
好適な実施形態においては、組み立て装置14を作動させて、PCTの帯状体13とは独立に未加硫ゴムのクッション12をケーシング6に手動で巻きつけ、その後、PCTの帯状体13をケーシング6の周りであってすでに巻きつけた未加硫ゴムのクッション12の上部に独立して巻きつける。この場合、PCTの帯状体13をケーシング6の周りであってすでに巻きつけた未加硫ゴムのクッション12の上部に巻きつける前に、バフ加工装置20がPCTの帯状体13の内表面19をバフ加工する。
それほど使用されない別の実施形態においては、組み立て装置14から離れた、相互に協調する2つの周知の加圧ローラ(図示せず)を用いて未加硫ゴムのクッション12をPCTの帯状体13に重ね合わせ、その後、組み立て装置14を用いて未加硫ゴムのクッション12およびPCTの帯状体13をケーシング6に一緒に巻きつける。この場合、未加硫ゴムのクッション12をPCTの帯状体13に連結する前に、バフ加工装置20がPCTの帯状体13の内表面19をバフ加工する。
未加硫ゴムのクッション12およびPCTの帯状体13をケーシング6に巻きつけることによりリトレッドタイヤ2が作製されるが、使用するためにはこれを硬化しなければならない。従って、未加硫ゴムのクッション12およびPCTの帯状体13を巻きつけた後、リトレッドタイヤ2を硬化ステーション5(図1に概略的に示す)に移し、そこでリトレッドタイヤ2は硬化処理を受ける。クッション12の接着作用によりPCTの帯状体13をタイヤ2のケーシング6にしっかりと確実にグリップさせるために未加硫ゴムのクッション12のみを硬化させる必要がある点から、これは、オートクレーブにおいてリトレッドタイヤ2を短時間で硬化する冷温硬化プロセスである。
図3および図5に示す好適な実施形態においては、特定のパターンを新しいケーシング6bの外側表面10に形作り、その後のPCTの帯状体13のグリップ性を(再度、中間のクッション12で)増進させるように硬化用モールド8を設計する。新しいケーシング6bの外側表面10に形作るパターンは、多数の環状溝21(即ち、新しいケーシング6bの中心軸に対して垂直)および/または横溝21(即ち、新しいケーシング6bの中心軸に並行)を含む。好適な実施形態においては、溝21は環状溝のみである。PCTの帯状体13のグリップ性を最大限にするため、溝21は深さが1〜3mm(通常は約2mm)であり、おおよそ四角形の断面を有する(即ち、溝21は幅と深さが同じである)。溝21は、(中間のクッション12とともに)ケーシング6に対するPCTの帯状体13のグリップ性を改善する機能を果たし;これは、新しいケーシング6bの外側表面10の比表面積(つまり、中間のクッション12により、新しいケーシング6bとPCTの帯状体13との間の接合が形成される部分の接触面積)が増えることと、新しいケーシング6bおよびPCTの帯状体13が中間のクッション12との「相互浸透」を生み出して機械的接合が形成されることとの両方によって達成される。
図6に示す好適な実施形態においては、新しいケーシング6bに関して、特定のパターンをPCTの帯状体13の内表面19に形作り、新しいケーシング6bのグリップ性を(再度、中間のクッション12で)増進させるようにPCTの帯状体13の硬化用モールド8を設計する。PCTの帯状体13の内表面19に形作るパターンは、多数の縦溝および/または横溝22を含む。好適な実施形態においては、溝22は縦溝のみであり、相当の深さを有し(標準的な深さが約0.2mmであるのに対して、少なくとも0.5mmおよび好ましくは約0.8mmである);驚くことに、試験によれば、縦溝22の深さを実質的に大きくすると(0.5mm以上)、PCTの帯状体13と未加硫ゴムのクッション12とのグリップ性が著しく改善され、従ってリトレッドタイヤ2の性能が改善される。溝22は、(中間のクッション12とともに)新しいケーシング6に対するPCTの帯状体13のグリップ性を改善する機能を果たし;これは、PCTの帯状体13の内表面19の比表面積(つまり、中間のクッション12により、新しいケーシング6bとPCTの帯状体13との間の接合が形成される部分の接触面積)が増えることと、新しいケーシング6bおよびPCTの帯状体13が中間のクッション12との「相互浸透」を生み出して機械的接合が形成されることとの両方によって達成される。
図5および6に示すように、バフ加工装置11、20はそれぞれ、ゴムを昇華させるほどに十分強力なレーザービームBを放射するためのエミッタ23を具える。
また、バフ加工装置11、20はそれぞれ、レーザービームBの放出方向を変えるための電子制御式の偏向装置を具えるが、これはエミッタ23に接続され、通常レーザービームBの放射方向を、ケーシング6の外側表面10またはPCTの帯状体13の内表面19の縦の進行方向D2(図5)に垂直な偏向方向D1(図6)に変えることだけを行う。従って、D1の偏向方向のレーザービームBを放射することと、ケーシング6の外側表面10およびPCTの帯状体13の内表面19を進行方向D2に動かすことの両方を用いることにより、ケーシング6の外側表面10またはPCTの帯状体13の内表面19全体がレーザービームで掃射される。
任意の量のゴムを昇華させる(即ち、固体から直接気体状態に変える)ためには、その昇華潜熱に依存する所定量のエネルギーをゴムに与えなければならない。ケーシング6の外側表面10またはPCTの帯状体13の内表面19の任意の点に供給するエネルギーの量は、かかる点をレーザービームBにさらす時間の長さを単純に調節する(増加または減少させる)こと、および/またはレーザービームBの出力を調節することにより制御することができる。従って、レーザービームBの露光時間をあるポイントから別のポイントに調節すること、および/またはレーザービームBの出力を調節することにより、昇華させるゴムの量をある量から別の量へと正確に調節することができる。
実際の使用においては、ケーシング6を回転させ、またはPCTの帯状体13がそれぞれのエミッタ23を通過することにより、エミッタ23からのレーザービームBでケーシング6の外側表面10およびPCTの帯状体13の内表面19のゴム表面層を(離型剤9およびその他の何れの外部物質とともに)昇華させることができる。ゴム表面層を昇華させる本除去プロセスは、滑らかな最終表面を得るための均一除去と、二次元(即ち、溝が一定の深さである)または三次元(即ち、溝が様々な深さである)とし得る所定のパターンを有するまだらの最終表面を得るための特異的除去との両方を提供する。
ケーシング6の外側表面10における溝21および/またはPCTの帯状体13の内表面における溝22を予備形成する場合(即ち、硬化用モールドを適切に形作ることによりケーシング6および/またはPCTの帯状体13を硬化する場合)には、レーザービームBは、ただケーシング6の外側表面10およびPCTの帯状体13の内表面19をきれいにする機能を果たすにすぎない。この場合、バフ加工装置11および/またはバフ加工装置20のエミッタ23は、(数ミクロンまたは数十ミクロンの)ゴムの薄膜を簡単に除去するために、例えばエキシマレーザー等のゴム昇華率が低い低出力のレーザーを備えていてもよい。
図5および図6の拡大図に示すように、レーザービームBはケーシング6の外側表面10およびPCTの帯状体13の内表面19に垂直であり、従ってレーザービームB1は、外側表面10および内表面19の「水平」部分から(即ち、溝21および22の背部および底部から)離型剤9の薄膜を除去しなければならず、一方、レーザービームB2は、外側表面10および内表面19の「垂直」部分から(即ち、溝21および22の傾斜部から)離型剤9の薄膜を除去しなければならない。従って、離型剤9を均一に除去するのに、レーザービームBは溝21および22の傾斜面にはより多くのエネルギーを供給し、溝21および22の背面および底面にはより少なめのエネルギーを供給する。
しかしながら、特に、製作公差のために溝21および22の傾斜部の水平方向の伸びが非常に小さく、位置が不明確である(ケーシング6およびPCTの帯状体13はゴムでできており、溝21および22を極めて正確な位置に設けることができない)という理由から、溝21および22の傾斜部、背部および底部に対して異なった量のエネルギーを供給することでさえ、離型剤9の除去としては決して完全ではない。この欠点を解消するため、溝21および/または22の形成を、ケーシング6およびPCTの帯状体13の硬化時ではなく、レーザービームBを用いてバフ加工プロセスの間に行うことが提案されている。言い換えれば、硬化後のケーシング6の外側表面10および/またはPCTの帯状体13の内表面19は滑らかであり、その後、バフ加工プロセスの間にレーザービームBによって溝21および/または22を「エッチング処理する」。或いは、硬化時に溝21および/または22を部分的に形成し、その後のバフ加工プロセスの間にレーザービームBによる「エッチング」によって仕上げるという中間的な解決法を採用してもよい。こうして、離型剤9をケーシング6の外側表面10および/またはPCTの帯状体13の内表面19から均一に完全除去することができる。
ケーシング6の外側表面10および/またはPCTの帯状体13の内表面19にエッチング処理されたパターンは、単に偏向装置24のソフトウエアの電子制御を変更することにより、必要であればケーシング6ごと、および/またはPCTの帯状体13ごとに迅速に変えることができる点に留意することが重要である。
言うまでもなく、エキシマレーザー等のゴム昇華率が低い低出力のレーザーとは対照的に、溝21および/22の「エッチング」には、ケーシング6の外側表面10および/またはPCTの帯状体13の内表面20から除去するためのゴム層が厚い(約1ミリメートルまたはそれ以上)という理由から、ゴム昇華率が高い高出力のCOレーザーを必要とする。
ゴム除去用のレーザービームBを用い、機械的な除去とは対照的にゴム(並びに言うまでもなく離型剤9およびその他の何れの外部物質)を昇華させる(即ち、固体から直接気体状態に移させる)と、記載したバフ加工装置11,20はゴムダストを発生させずに蒸気と煙のみを発生するが、言うまでもなくこれは上昇する傾向にあるので、換気装置でこれを完全かつ容易に吸引することができる(あらゆる方向に放出する傾向があり、重力によって沈降し、取り出すことが困難であるゴムダストとは異なる)。更に、バフ加工装置11,20で発生するこの蒸気と煙は、タイヤ2のケーシング6、PCTの帯状体13または機械装置を全く汚さない。
バフ加工装置11,20は、使用時に摩耗または材料を廃棄することもなく、タイヤ2のケーシング6またはPCTの帯状体13を全く汚染せず、メンテナンスも(製造システム1の生産量に対する大きな悪影響のない、極端に長期の休止期間時ではない限り)必要でない。
試験によれば、記載したバフ加工装置11,20はバフ加工時間の低減をもたらし、従って製造システム1の生産量の増加をもたらす。
上述した実施形態においては、バフ加工装置11,20は両方ともゴム除去用のレーザービームBを使用する。記載はしていない別のバリエーションにおいては、バフ加工装置11,20のうちの1つだけがゴム除去用のレーザービームBを使用し、もう1つは従来のワイヤブラシタイプである。

Claims (5)

  1. タイヤ(2)のケーシング(6)の外側表面(10)をバフ加工するステップと、
    トレッドの帯状体(13)の内表面(19)をバフ加工するステップと、
    未加硫ゴムのクッション(12)および該トレッドの帯状体(13)を、該ケーシング(6)の外側表面(10)に巻きつけて該タイヤ(2)を組み立てるステップと、
    該タイヤ(2)を硬化するステップと
    を含むタイヤ(2)の製造方法であって、
    トレッドの帯状体(13)の内表面(19)をバフ加工するステップは、
    多数の溝(22)を含む該トレッドの帯状体(13)の内表面(19)に形成する所望のエッチングパターンを決定するステップと、
    レーザービーム(B)をトレッドの帯状体(13)の内表面(19)に方向づけるステップと、
    該レーザービーム(B)とトレッドの帯状体(13)の内表面(19)との間で相対運動を生じさせ、該レーザービーム(B)を該内表面(19)にわたって掃射するステップと
    ゴムの一部を昇華させる該レーザービーム(B)を用いて該内表面(19)をエッチングすることにより、該トレッドの帯状体(13)の内表面(19)にエッチングパターンを形成するステップと
    を更に含む、ことを特徴とする製造方法。
  2. 前記トレッドの帯状体(13)の内表面(19)のエッチングパターンは、深さが少なくとも0.5mmである多数の平行な縦溝(22)を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記レーザービーム(B)と前記ケーシング(6)の外側表面(10)および/またはトレッドの帯状体(13)の内表面(19)との間で相対運動を生じさせるステップが、
    前記レーザービーム(B)の放射方向を、偏向方向(D1)にのみ変化させるステップと、
    前記ケーシング(6)の外側表面(10)および/またはトレッドの帯状体(13)の内表面(19)を、該偏向方向(D1)に垂直な縦の進行方向(D2)に動かすステップと
    を更に含む、請求項2または3に記載の製造方法。
  4. 前記ケーシング(6)の外側表面(10)および/またはトレッドの帯状体(13)の内表面(19)の任意の点において昇華させるゴムの量を変化させるため、かかる点を前記レーザービーム(B)にさらす時間の長さを変化させることおよび/または該レーザービーム(B)の出力を変化させることによってかかる点に供給するエネルギーを変化させるステップを更に含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
  5. タイヤ(2)のケーシング(6)の外側表面(10)をバフ加工するための第一のバフ加工装置(11)と、
    トレッドの帯状体(13)の内表面(19)をバフ加工するための第二のバフ加工装置(20)と、
    未加硫ゴムのクッション(12)および該トレッドの帯状体(13)を、該ケーシング(6)の外側表面(10)に巻きつけて該タイヤ(2)を組み立てるための巻きつけステーション(4)と、
    該タイヤ(2)を硬化するための硬化ステーション(5)と
    を具えるタイヤ(2)の製造システム(1)であって、
    該第一のバフ加工装置(11)
    レーザービーム(B)をトレッドの帯状体(13)の内表面(19)に方向づけるためのエミッタ(23)と、
    該レーザービーム(B)とトレッドの帯状体(13)の内表面(19)との間で相対運動を生じさせ、該レーザービーム(B)を該表面(19)にわたって掃射するための移動手段と
    を更に具え
    該レーザービーム(B)は、ゴムの一部を昇華させることにより該トレッドの帯状体(13)の内表面(19)にエッチング処理し、多数の溝(22)を含む所望のエッチングパターンを該内表面(19)に形成する、
    ことを特徴とする製造システム。
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