JP5421996B2 - 貫通孔を備える成形品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提項に係る貫通孔を備える成形品の製造方法、および独立請求項12の前提項に係る前記製造方法を実施するための装置に関する。
そのような方法として、例えば特許文献1に記載の方法が知られている。特許文献1の記載によれば、同一の環状金属品の大量生産にあたり、まず金属製の棒状ブランクを圧縮することから始まるが、その圧縮によって、ディスクを形成するブランクの端部領域に変形が生じる。次に、(非圧縮の)ブランクと同一の断面形状を有するパンチを用いてディスクに穴を開け、その次に、パンチによってディスクからくり貫かれたディスク中心部を離脱させる。非圧縮のブランク部分と一体となったディスク中心部は、ブランクの残りの部分がさらなる成形品の形成に十分でなくなり廃棄物として捨てられるまで、非圧縮のブランク部分とともにさらなる処理サイクルの出発点として用いられる。
ディスク中心部のくり抜き中に、せん断応力および引張応力の影響によって、ディスク中に発生した貫通孔の周端部に、割れ目やバリのある好ましくない破面が形成されるが、そのような破面は成形品の再加工を要する可能性がある。さらに、特許文献1には、低いパンチを用いたせん断加工で成形品の滑らかな表面を得るために、十分な強さの反力をブランクに付与すべきである、と記載されている。この点に関するさらなる詳細は記載されていない。特許文献2および特許文献3には、環状の成形品を製作するための同様の方法および装置が記載されている。両文献ともに、ブランクは、開閉可能な固定装置として設計されたガイドによってしっかりと固定され、また、ガイドからダイに向かって突出しているブランクの端部領域は、かしめ工具によって同軸方向に圧縮されてダイの中で変形し、ディスクを形成する。その次に、ディスクから中心部が取り出される。かしめ工具は、パンチと、パンチを取り囲むスリーブとを備え、スリーブの外形寸法はダイの形状に適合するので、かしめ工具はダイの中に移動可能である。スリーブに対して相対的に移動可能なパンチは、ディスク中心部を取り出すために用いられる。変形、バリの形成、若しくはその他の加工品に関するせん断応力および引張応力の問題は、これらの文献では取り扱われていない。
独国特許発明第3147897号明細書 特開昭58−070935号公報 特開昭62−084849号公報
この発明に潜在する課題は、製作される成形品が再加工を要しないか若しくは再加工にかかる作業を少なくとも大幅に低減するように、冒頭で説明した種類の方法を改善することにある。特に、成形品の貫通孔が発生する領域に、割れ目、バリその他の変形が生じるべきではない。
この課題は、本発明に係る方法および装置によって解決される。本発明に係る方法および装置は、独立請求項1および独立請求項11に定められている。本発明の特に効果的な発展形態および実施形態は、それぞれの独立請求項によって実現される。
この課題は、本発明に係る方法および装置によって解決される。本発明に係る方法および装置は、独立請求項1および独立請求項12に定められている。本発明の特に効果的な発展形態および実施形態は、それぞれの独立請求項によって実現される。
本発明の本質は、次に記載の事項に存在する。貫通孔を備える成形品の製造方法は、前進工程において、棒状のブランクを、ブランクと同一の断面形状を有するガイドを通って縦方向に所定の長さだけ前進させることでダイの中に入れ、そこで固定する。このことにより、ダイの内周壁が、製作すべき成形品の外周を確立することになる。少なくとも1つの再形成工程において、ガイド外部のダイ側に位置するブランクの端部領域を、かしめ工具を用いて軸方向に圧縮することにより、ダイによって外周の定められたディスクを再形成する。くり抜き工程において、ダイ中に存在するディスクが、ガイドと同軸上にあるとともにガイドと同一の断面形状を有するパンチによってくり抜かれることにより、変形していないブランク部分と同一の断面寸法を有するとともにそのブランク部分と一体となったディスク中心部がディスクから取り除かれる。さらに、取り除かれたディスク中心部は、ガイド中に存在する変形していないブランク部分とともに、ガイドの中へ押圧されブランクの前進方向と反対方向に戻される。離脱工程により、くり抜かれたディスクをディスク中心部と離脱させ、最後に、除去工程により、最終成形品をダイから除去する。本発明によれば、くり抜き工程において、パンチを取り囲むとともにパンチに対して相対的に移動可能なかしめ工具のスリーブ形の押し下げ要素によって、ダイ中に存在するディスクに対し、ディスク中心部の取り出し方向に向けて軸方向押圧力を付与し、さらに、ブランクに対し、ディスク中心部の取り出し方向の逆方向に向けて軸方向反力を付与する。ここで、押し下げ要素の外部輪郭は、ダイの内部輪郭と略一致する。
軸方向の押圧力および反力をそれらの割合が適切となるように、くり抜き工程において、ディスクの貫通孔の周端部に重大な割れ目、バリ、若しくはそのような変形が生じることを防止できるような応力速度を実現する。
離脱工程のとき、すなわち、ダイ中に存在するディスクから取り出されたディスク中心部がディスクから離脱するときも、ダイ中のディスクに対し、ディスク中心部の取り出し方向へ軸方向の押圧力を付与することが好ましい。
ブランクは、再形成工程、くり抜き工程、および離脱工程において、固定機器を用いて、ブランクの周端部が固定機器と係合するように固定されることが好ましい。
反力は、固定機器による補助を利用して、ブランクの外周が固定機器と係合するようにしながらブランクへ付与することが好ましい。こうすることにより、反力を固定機器に付与してブランクに伝えることができ、あるいは、固定機器からブランクへ付与される摩擦力から反力を発生させることもできる。
ブランクに付与される軸方向の押圧力および反力の割合は、適切に調節することが好ましい。適切な割合とは、圧縮応力がせん断応力および引張応力に重なる結果、それらを少なくとも相殺するようなディスクにおける負荷状態のことである。こうすることにより、発生する貫通孔の周端部に、割れ目、バリ、若しくはそのような変形が生じることを最適な方法で防止することができる。
本発明に係る方法にかかる特定の好ましい実施形態によれば、ディスク中心部はディスクから完全には取り出されない。このとき、ディスクの高さ若しくは厚さのうち約98−99%のみ取り出されることが好ましい。次に、ダイ中に存在するディスクに対して、前述の軸方向の押圧力を付与し続けることにより、一体となったディスク中心部を備えるブランクを軸方向に引き抜く。すなわち、一体となったディスク中心部を備えるブランクを、ディスク中心部が環状ディスクの残りの部分から離脱するまで軸方向に移動させる。この方法によれば、成形品の内端に好ましくない変形が発生することを防止し、さらには、パンチがダイの内端に当たることも防止できる。実施形態の別の変形例に係る同様の利点によれば、ブランクは固定され、また、内部にディスクを備えるダイはブランクから離れるように移動される。
前述の特許文献1に記載の方法によれば、ブランクは2つのかしめ工具の間に保持され、2つのかしめ工具は、ブランクを圧縮するとともに前進移動させる。したがって、ブランクの長さおよびブランクから製作可能な成形品の数が制限され、さらに、残りの未使用のブランクが無駄になる。このような課題は、本発明に係る方法のさらに有利な実施形態によって解決することが可能である。その解決手段とは、ブランクの周囲と係合する固定機器を用いて、再形成工程の間ブランクの縦方向位置が変わらないようにブランクを支持することであり、より好ましくは、さらにくり抜き工程および離脱工程の間も同様に支持することである。この固定機器は、例えば前進方向においてガイドの少し前に配置しても良い。このように、第2のかしめ工具によってブランクの長さが制限されないため、例えばリールへの巻きつけが可能な長いロッドや略無限の長さを有するブランク材料を処理することも可能となり、事実上、重大な無駄が生じなくなる。
本発明に係る方法のさらに有利な実施形態によれば、縮小工程において、ブランクが、ブランクよりも大きな断面を有する棒状部材の断面を縮小させることにより製作される。このことは、出発原料として、製作すべき成形品に必要なブランクよりも大きな断面寸法を有する棒状部材を用いること、および本棒状部材を、必要となるブランクの断面寸法まで、すなわち成形品を形成する元となるブランクの断面寸法まで縮小することを意味する。例えば、上流側にある周知の縮小ダイを用いることにより縮小を実施することが可能である。この場合、前進工程若しくはそれより前の再形成工程において、ブランクが前進移動するときに、棒状部材の押圧や延伸が行われる。したがって、棒状部材とブランクの寸法を一致させる必要がなくなり、また、同一の棒状部材から異なる寸法の成形品を製作することができる。特に、棒状部材の調達および保存を大幅に単純化することができる。
本発明に係る方法の実施に適切な装置は、ブランク用のガイドと、ダイと、ブランクの端部領域を軸方向に圧縮して再形成するパンチを備える移動可能なかしめ工具と、ブランク用の前進手段と、ブランク用の保持手段とを備える。本発明によれば、かしめ工具は、パンチを取り囲むとともにパンチに対して相対的に移動可能なスリーブ形の押し下げ要素を備え、押し下げ要素を用いることにより、ダイ中に存在するディスクに対し軸方向の押圧力を付与することが可能になる。ここで、押し下げ要素の外部輪郭は、ダイの内部輪郭と略一致する。また、保持手段は、ガイドおよびダイから分離するように設計されるとともにブランクの外周に係合してブランクに対し軸方向の反力をもたらす固定機器を備え、固定機器を用いることにより、非常に長いか若しくは略無限の長さを有する棒状部材を処理することができる。
有利な実施形態によれば、固定機器は、ブランクの縦方向に調整可能である。
さらに有利な実施形態によれば、装置は、ブランクより大きな断面寸法を有する棒状部材からブランクを再形成する断面縮小器具を備える。断面寸法の大きな棒状部材を用いることにより、限られた異なる棒状部材から、異なる寸法の成形品を製作することができる。
本発明に係る方法および装置は、冷間成形から加熱成形まで、全ての温度範囲にわたって実施することができる。
6つの典型的な処理段階の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階の次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 図4に示されるAの拡大図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態1の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階の次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図 図10に示されるBの拡大図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図 6つの典型的な処理段階のさらに次の1つにおける、本発明にかかる装置の実施形態2の主要部材を示す図
本発明に係る方法および装置は、以下にて添付の図面を参照しながら、2つの実施形態に基づいてより詳細に説明する。
以下の実施形態は、平坦かつ円形な成形品の製造方法を単に例示的に示し、ここでは、円形断面を有する棒状の部材若しくはブランクが用いられる。
(実施形態1)
図1−6は、本発明の実施形態1を示し、装置の部品のうち、本発明の理解に必要なもののみ示されている。本図には、ガイド1、ガイド1の上方に配置されたダイ2、かしめ工具3、固定機器4、および前進手段5、50が示される。単なる矢印で表される前進手段5、50は、円形断面を有する棒状ブランクRを前進させる。さらに、前進手段5は、固定機器4を前進させ、前進手段50は、かしめ工具3を前進させる。ガイド1、ダイ2、かしめ工具3、および固定機器4は、互いに同軸上に配置される。かしめ工具3は、パンチ31と、パンチ31の周囲に配置された実質的にスリーブ形状若しくは環状の押し下げ要素32とを備える。ガイド1およびダイ2は静止しているが、かしめ工具3および固定機器4は、軸方向に移動可能である。ガイド1、ダイ2、かしめ工具3、固定機器4、および前進手段5、50は、再形成機械のパーツであり、再形成機械は、前述の装置の移動シーケンスを実行するとともに所望の力を発生させる周知な駆動手段を備える。この点は当業者にとって自明な事項である。
静止しているガイド1は、通り抜けガイド開口11を備える。通り抜けガイド開口11は、ここでは例示的に円筒形であり、ブランクRと本質的に同一の断面形状を有する。ガイド1と同様に静止するダイ2は、円筒形内部空間21を有する。円筒形内部空間21の直径は、ブランクRおよびガイド開口11の直径よりも大きい。かしめ工具3のパンチ31は、円筒形状に構成され、ブランクRと本質的に同一の断面形状を有する。かしめ工具3の押し下げ要素32は、円筒パイプ形状を有し、また、その外径はダイ2の内周とほぼ一致する。ここでは、パンチ31および押し下げ要素32は、それぞれ平坦な端面31a、32aを有する。固定機器4は、例えば、ブランクRの外形に適合する2つの対向する締め付け顎部41、42を備える。
本発明に係る方法は繰り返しのサイクルで実施される。前進工程において、ブランクRは、前進手段5を備えた固定機器4によって、再形成に必要な体積が得られるまでガイド1およびダイ2を通りながら縦方向に進められる。このとき、パンチ31は、端面31aが図1の再形成開始位置にくるまで進められる。以降、ガイド1からかしめ工具3まで延びるブランク部分を末端領域と呼ぶ。
続く再形成工程において、固定力Fを受ける固定機器4は静止状態にて保持され、ブランクRも軸方向に動かないように固定されている。ここで、かしめ工具3全体をブランクRの末端領域に向かって軸方向に押し出すことにより、パンチ31および押し下げ要素32が、それぞれ押出力FStおよび押下力FNHを受ける。かしめ工具3が前進移動した結果、ブランクの末端領域が圧縮され、ダイへと再形成されることにより、最初に膨張型変形Wが発生する。特に、膨張型変形Wはまだ図2に示す隅部を埋めていない。かしめ工具3がさらに軸方向に前進すると、結果的に膨張型変形WはディスクSへと再形成される。ディスクSは、ダイ2を埋めるとともに製作すべき成形品の最終的な外形(図3)をとる。
これら2つの工程を終えると、製作すべき成形品の外形ができあがる。続くくり抜き工程では、製作すべき成形品の中央に環状開口を形成する。中央に環状開口を形成するため、かしめ工具3のパンチ31に対し軸方向の押出力FStを付与して、ディスクSをくり抜くように、パンチ31を軸方向に押し出す。固定機器4によって保持されたままのブランクRは、固定機器4の軸方向に作用する所定の反力Fに抗して、ガイド1から離れる方向へ動く。このようにして、ブランクと一体となったディスク中心部Kが、パンチ31によってディスクSから取り出されてガイド1の中に押し込まれる(図4)。本工程において、押し下げ要素32は、ダイ2の中に固定されたディスクSに対し軸方向の押圧力FNHを付与することによりこれを保持する。このとき同時に、ブランクおよびディスクSに対しては上述の軸方向の反力Fが付与される。軸方向の押圧力FNHおよび反力Fは、ディスクSに圧縮応力をもたらす。この圧縮応力は、ディスクくり抜き時に発生するせん断応力および引張応力に重なるとともに、それらを相殺するか若しくは相殺した上で超過する。上述のくり抜き工程は、ディスク中心部Kが完全に切り抜かれたときに終了する。実際には、このとき、ディスク中心部Kのうち、98−99%ほどが切り抜かれる。すなわち、ディスク中心部Kのうち1−2%ほどの高さ分がディスクSの中に残存することを意味し、この高さはディスクSの厚さに対応する。図4aはそのことを表す拡大詳細図である。
次のステップは離脱工程である。本工程においても、押し下げ要素32は、ダイ2中のディスクSを固定した状態で保持するとともに、軸方向の押圧力FNHをディスクSに対し付与する。また、本工程では、固定機器4に固定され続けているブランクRは、固定機器4とともに、解放力Fを受けながら、ブランクの前進方向とは逆方向へ短経路を通って進み、静止したガイド1およびダイ2から離れていく(すなわち、図5で下方向に進む)。このように、ブランクと一体となったディスク中心部KはディスクSから離脱する。その結果として、ディスクSの中心に貫通孔が形成され、最終成形品の所望の形状を得ることができる。押し下げ要素32を経由してディスクSに対し軸方向の押圧力FNHを付与しながら、押圧力FNHと反力Fの割合を適切に保った状態でディスクSをダイ中に固定する。そうすると、くり抜き工程および離脱工程において発生するせん断応力および引張応力は、圧縮応力によって相殺されるか、若しくは相殺された上で圧縮応力の方が超過する。したがって、ディスクに形成される貫通孔の周辺端部に、割れ目、バリその他の変形が生じることを防止することができる。
別の変形例に係る方法によれば、ブランクにかかる反力Fは摩擦によっても生じる。固定機器4は静止するように固定されるが、固定機器4にかかる固定力Fは、ブランクRが固定効果により生じた摩擦抵抗を受けながらも固定機器4の間を移動することができるほどに、ある程度低く調整される。摩擦抵抗は、前述の反力に対応する。
さらに別の変形例に係る方法によれば、離脱工程は、ブランクをダイから離れるように移動させるのではなく、むしろブランクRを固定機器4によって固定しながら、ディスクSを備えるダイ2をブランクから離れるように移動させることにより実施する。ダイ2およびガイド1にかかる所望の解放力は、図5で矢印FLaとして表されている。
これらの工程後、ダイ2中の最終成形品(FTとして図示)は、除去工程によって装置から除去される。本除去工程は、取り出し器具(図示せず)を用いて成形品FTを取り出すことにより、実施することが好ましい。そうするために、かしめ工具3を図6の位置まで移動させると同時に、パンチ31の端部表面が押し下げ要素32の平面にくるように、パンチ31を押し下げ要素32の中に引き戻す。図中にて単なる矢印で表される把持器具6は、最終成形品FTを把持し、さらにそれを例えば受け取り容器(図示せず)やさらなる処理ステーションへ運搬する。その後、かしめ工具3および固定機器4が図1の初期状態まで戻されて、さらなる処理サイクルを開始することができる。
(実施形態2)
図7−12は、本発明の実施形態2を示す。本実施形態2は、ブランクRの前進方向において固定機器4より前に、断面を縮小させる器具として縮小ダイ7を固定機器4と同軸となるように配置する、という点のみ実施形態1と本質的に相違する。縮小ダイ7は、固定機器4から一定の距離を置いて配置され、固定機器4とともに移動可能である。
本変形例に係る方法では、棒状部材Rは、出発物質として用いられるとともに、成形品の製作に実質的に必要なブランクRより大きな断面寸法を有する。また、ブランクRは、縮小工程を通じてより厚みのある棒状部材Rから形成される。言い換えれば、ブランクRの断面寸法は、ブランクRが固定機器4およびガイド1へ届く前に所望のサイズに縮小される。断面若しくは厚みの縮小は、前進工程の一部として効率的に行われるが、前進工程より前の工程にて実施しても良い。処理シーケンスの残りの過程で断面の縮小を行った場合、棒状部材の寸法をブランクの寸法と一致させる必要がなくなり、また、同一の棒状部材から異なる寸法の成形品を製作することが可能となる。
図7−12に示される装置の残りの部材は、全て図1−6の装置に完全に対応し、同じ部材は同じ参照番号で表される。付加的な縮小工程を例外として、全ての処理工程および移動シーケンスは図1−6の実施形態と同一であるため、より詳細な説明は不要である。さらに、実施形態1に関連して説明した方法に関する変形例は、図7−12の実施形態についても同様に適用される。

Claims (15)

  1. 貫通孔を備える成形品(FT)の製造方法であって、
    前進工程において、棒状のブランク(R)を、ブランク(R)と同一の断面形状を有するガイド(1)を通って縦方向に所定の長さだけ前進させることでダイ(2)の中に入れて固定することにより、ダイ(2)の内周壁が、製作される成形品(FT)の外周を確立し、
    少なくとも1つの再形成工程において、ガイド(1)外部のダイ側に位置するブランク(R)の端部領域を、かしめ工具(3)を用いて軸方向に圧縮することにより、ダイ(2)によって外周の定められたディスク(S)を再形成し、
    くり抜き工程において、ダイ(2)中に存在するディスク(S)が、ガイド(1)と同軸上にあるとともにガイド(1)と同一の断面形状を有するパンチ(31)によってくり抜かれることにより、変形していないブランク(R)の部分と同一の断面寸法を有するとともにそのブランク(R)の部分と一体となったディスク中心部(K)がディスク(S)から取り除かれて、ブランク(R)にもたらされる軸方向の反力(F)に抗して、ガイド(1)中に存在する変形していないブランク部分とともに、ブランク(R)の前進方向と反対方向に移動し、
    離脱工程において、くり抜かれたディスク(S)をディスク中心部(K)から離脱させ、
    除去工程において、最終成形品(FT)をダイ(2)から除去し、
    くり抜き工程の全体を通して、パンチ(31)を取り囲むとともにパンチ(31)に対して相対的に移動可能なかしめ工具(3)のスリーブ形の押し下げ要素(32)によって、ダイ(2)中に存在するディスク(S)に対してディスク中心部の取り出し方向に向けて軸方向押圧力(FNH)を付与する、製造方法。
  2. 離脱工程において、ダイ(2)中に存在するディスク(S)に対して、ディスク中心部の取り出し方向に向けて軸方向押圧力(FNH)が付与される、請求項1に記載の製造方法。
  3. ディスク(S)に発生するせん断応力および引張応力が少なくとも相殺されるようなディスク(S)の負荷状態となるように、ブランク(R)に付与される軸方向の押圧力(FNH)および反力(F)の割合が調整される、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. くり抜き工程において、ディスク中心部(K)は、ディスク(S)から完全には取り除かれずに、98−99%までの厚さ分のみ取り除かれる、請求項1から3のいずれか1つに記載の製造方法。
  5. 離脱工程において、一体となったディスク中心部(K)を備えるブランク(R)の残りの部分がダイ(2)中に固定されたディスク(S)から軸方向に移動されることにより、ディスク中心部(K)はディスク(S)から離脱する、請求項1から4のいずれか1つに記載の製造方法。
  6. 離脱工程において、内部にディスク(S)を備えるダイ(2)が、固定されているブランク(R)の残りの部分およびそれと一体となったディスク中心部(K)から離れるように軸方向に移動されることにより、ディスク中心部(K)はディスク(S)から離脱する、請求項1から4のいずれか1つに記載の製造方法。
  7. ブランク(R)は、再形成工程、くり抜き工程、および離脱工程において、固定機器(4)を用いて、ブランク(R)の周端部が固定機器(4)と係合するように固定される、請求項1から6のいずれか1つに記載の製造方法。
  8. 軸方向の反力(F)が、固定機器(4)に付与されて固定機器(4)を経由してブランク(R)へと付与されるか、若しくは、軸方向の反力(F)が、固定機器(4)からブランクへ付与される摩擦力によって生じる、請求項7に記載の製造方法。
  9. ブランク(R)が、ブランク(R)より大きな断面を有する棒状部材(R)の断面を縮小工程において縮小させることにより棒状部材(R)から製作される、請求項1から8のいずれか1つに記載の製造方法。
  10. 縮小工程を前進工程中に実施する、請求項9に記載の製造方法。
  11. 押し下げ要素(32)の外径は、ダイ(2)の内径と略一致する、請求項1から10のいずれか1つに記載の製造方法。
  12. 請求項1の方法を実施するための装置であって、
    ブランク(R)用のガイド(1)と、
    ダイ(2)と、
    ブランクの端部領域を軸方向に圧縮して再形成するパンチを備える移動可能なかしめ工具(3)と、
    ブランク用の保持手段(4)と、
    ブランク用の前進手段(5)とを備え、
    かしめ工具(3)は、パンチ(31)を取り囲むとともにパンチ(31)に対して相対的に移動可能なスリーブ形の押し下げ要素(32)を備え、
    押し下げ要素を用いることにより、ダイ(2)中に存在するディスク(S)に対し軸方向の押圧力(FNH)を付与することができ、
    保持手段は、ガイド(1)およびダイ(2)から分離するように設計されるとともにブランク(R)の外周に係合してブランク(R)に軸方向の反力(F)をもたらす固定機器(4)を備え
    押し下げ要素(32)は、くり抜き工程の全体を通して、ダイ(2)中に存在するディスク(S)に対し軸方向の押圧力(F NH )を付与する、装置。
  13. 固定機器(4)は、軸方向の反力(F)に抗してブランク(R)の縦方向に調整可能である、請求項12に記載の装置。
  14. ブランク(R)より大きな断面寸法を有する棒状部材(R)からブランク(R)を形成するための断面縮小機器(7)を備える、請求項12又は13に記載の装置。
  15. 押し下げ要素(32)の外径は、ダイ(2)の内径と略一致する、請求項12から14のいずれか1つに記載の装置。
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