JP5419903B2 - グリル - Google Patents

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本発明は、魚などの被調理物を加熱調理するグリルに関する。
従来、魚等の被調理物Faから発生した油煙を煙焼用熱源で焼くことにより外部に油煙や臭気の放出を抑えるようにしたグリルが知られている(例えば、特許文献1)。このものでは、図5に示すように、ガスコンロ1に組み込まれた後方排気式のグリル502として、グリル庫520の後側に被調理物Faから発生した油煙を導入させる煙道505と、煙道505の下流位置に立設して外部に排気を行なう排気筒550とが設けられ、煙道505の下面552に煙焼用熱源としてのアフターバーナ503が配設されている。そして、このアフターバーナ503の熱気によるドラフト力によって排気を円滑に行うようにし、グリル庫520から煙道505へと流れ込む油煙をアフターバーナ503の燃焼面により焼き切る構成としている。
また、排気筒550には、油煙をさらに脱煙、脱臭化処理するための触媒フィルタ540が設けられてあり、これにより、外部に放出されるグリル502の排気中の臭気が除去される。
特開2008−301979号公報
しかしながら、グリル庫520内で発生した油煙が煙道505に導入された場合、煙道505の下面552に設けられたアフターバーナ503の燃焼面530近傍を通過する油煙を焼くことはできるものの、煙道505の上面近傍を通過する油煙を十分に焼き切ることができないという問題がある。特に、上記のような煙道505の下面にアフターバーナ503が設けられている場合、ドラフト力により煙道505の上方を流れる油煙が多くなるだけでなく、脂分の多い魚の調理時には、腹の一部が破れて大量の焼き汁がまとまって滴下して、瞬間的に高濃度の油煙が発生し、アフターバーナ503の燃焼能力を超え、一時的に多量の油煙が焼き切られずに煙道5の上面51(図5参照)を伝って、排気口12からグリル庫20外へ排出されてしまう不都合がある。
また、特許文献1のグリル502では、触媒フィルタ544を搭載させているため、その分、コストアップにつながり、又、上記のような油煙を十分に焼き切ることができない場合に、フィルタの目詰まりなどを引き起こす不都合がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、コストアップや目詰まりの危険性を回避しながら、被調理物から瞬間的に大量の油煙が発生しても、器具外への油煙や臭気の排出を低減させるようにした脱煙、脱臭効果の高いグリルを提供することを課題とする。
本発明によれば、
調理用熱源を有し、被調理物を加熱調理するグリル庫と、
前記グリル庫の後方に設けられ、前記グリル庫内の被調理物から発生する油煙が導入される煙道と、
前記煙道の下面に、燃焼面が上向きになるように設けられ、前記油煙を焼くための煙焼用熱源と、
前記煙道の下流位置に立設されて外部へ排気を行う排気筒とを備えるグリルであって、
前記煙道の入口付近で、前記煙焼用熱源よりも前方に、前記煙道の上面から下方に向かって延在する第1遮蔽板、または、前記煙道の下流で、前記煙焼用熱源よりも後方に、前記煙道の上面から下方に向かって延在する第2遮蔽板のいずれかが設けられ、
前記煙焼用熱源の燃焼面と対向する前記煙道の上面は、表面積を増加させた加工面を有するグリルが提供される。
本発明のグリルによれば、煙道の入口付近で、煙焼用熱源よりも前方に、煙道の上面から下方に向かって延在する第1遮蔽板か、または、前記煙道の下流で、前記煙焼用熱源よりも後方に、前記煙道の上面から下方に向かって延在する第2遮蔽板のいずれかが設けられているから、グリル庫内の被調理物から発生した油煙はグリル庫から煙道に流れ込む際、煙道の下面に設けられている煙焼用熱源の燃焼面上で滞留し易くなる。このため、油煙の一部は煙焼用熱源によって直接焼き切られて脱煙、脱臭化される。また、煙焼用熱源で焼き切れなかった残りの油煙は、燃焼面に対向する煙道の上面側へ上昇するが、煙焼用熱源の燃焼面と対向する前記煙道の上面は表面積を増加させた加工面を有するから、油煙が接触する接触面積も多くなっており、多量の油煙を加工面に付着させることができる。このため、調理中に多量の油煙が発生しても、焼き切られずに外部に流れ出る油煙を低減することができる。そして、多量の油煙が発生するのは、被調理物から焼き汁が落ちた後の短時間内であるため、加工面に付着した油煙を油煙の少ない調理中に煙焼用熱源により加熱分解することができる。
上記表面積を増加させた加工面としては、複数の凹部または凸部が形成された加工面や、油煙の流れる方向に対して交差する複数の凹溝または凸条が形成された加工面を用いることができる。これらの加工面であれば、効率的に油煙を付着させることができると共に、煙焼用熱源により付着した油煙を効率的に焼くことができる。
又、上記グリルは、前記第1遮蔽板及び前記第2遮蔽板の両方を有していてもよい。上記グリルによれば、煙道の上面に付着せずに前記上面に沿って下流側へ流れていく油煙が第2遮蔽板によって適度に堰き止められ、煙道内での油煙の滞留時間を一層長くすることができる。それゆえ、焼き切られずに排出される油煙をより低減することができる。
さらに、上記グリルにおいて、前記第2遮蔽板の上下方向の長さは、前記第1遮蔽板のそれよりも短い方が好ましい。第2遮蔽板の長さが短ければ、排気抵抗が過度に増加せず、効率的に燃焼排気を外部に排出させることができる。
上記グリルにおいて、前記加工面には、触媒コーティングが施されていてもよい。上記グリルによれば、煙道の上面に沿って流れる油煙が、多孔質な触媒コーティングの気孔内に浸透し、触媒作用によって油煙を酸化分解することができる。
以上のように、本発明によれば、グリル庫で発生した油煙は、煙道の入口付近に設けられている第1遮蔽板、或いは、前記煙道の下流付近に設けられている第2遮蔽板により、煙焼用熱源の燃焼面上で滞留し易くなる。そして、煙道に流れ込んだ油煙のうち煙道の下面側に流れた油煙は、煙焼用熱源によって直接焼き切られる。一方、煙道の上面側に流れて焼き切れなかった油煙は、表面積を増加させた加工面に付着するから、焼き切られずに外部に流れ出る油煙を低減することができる。また、加工面に付着した油煙は、油煙の発生の少ない調理中に煙焼用熱源によって加熱分解することができる。このため、排気筒内に触媒フィルタを設けなくても、油煙や臭気の外部への排出量を大幅に低減させることができる。よって、触媒フィルタによるコストアップや目詰まりの問題が解消できると共に、被調理物から瞬間的に発生する大量の油煙にも対応でき、排気筒から外部へ排出される燃焼排気の脱煙、脱臭化を促進することができる。
本発明の実施の形態におけるグリルの構成を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態におけるグリルに採用した第1遮蔽板の概略斜視図である。 本発明の実施の形態におけるグリルに採用した加工面の一例を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態におけるグリルに採用した加工面の他の例を示す概略斜視図である。 従来のグリルの構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すものは、ガスコンロ1に組み込まれた後方排気式のグリル2であり、魚等の被調理物Fを加熱調理するための略矩形状のグリル庫20がコンロ本体内に配置されている。このグリル庫20の前面開口部には、開閉自在なグリル扉4が取り付けられている。グリル庫20内には、被調理物Fを載せる焼網31を配置したグリル皿32が収容され、被調理物Fを加熱調理する際にはグリル扉4を開いてグリル皿32を引き出し、焼網31に被調理物Fを載せ、再びグリル皿32をグリル庫20内に戻し入れるようにする。
また、調理用熱源として、焼網31の上方におけるグリル庫20の上部には上火バーナ21が設けられ、焼網31の下方におけるグリル庫20の左右の側壁には前後方向に沿って下火バーナ22が設けられている。上火バーナ21は、多数の炎孔を形成したセラミック製の燃焼板を有する表面燃焼式バーナで構成され、燃焼板を下方に向けた姿勢でグリル庫20の上部に配置されている。下火バーナ22は、ブンゼン式バーナで構成され、複数の炎孔をグリル庫20の中央に向けた姿勢で左右の側壁に配置されている。そして、上火バーナ21を燃焼させると、燃焼板が赤熱し、燃焼板からの輻射熱で焼網31に載せた被調理物Fが上方から加熱され、下火バーナ22を燃焼させると、炎がグリル庫20内の中央に延び、この炎と炎の熱気とで焼網31に載せた被調理物Fが下方から加熱される。
グリル庫20の後方には、調理中の被調理物Fから発生した油煙や上火バーナ21及び下火バーナ22の排ガスなどを導入させる煙道5が設けられ、この煙道5の奥側(下流側)には、ガスコンロ1の天板11に設けた排気口12に至る排気筒50が立設されている。この実施の形態のものでは、煙道5の上下幅は、その上面51の高さをグリル庫20の上部と同じ位置にし、下面52の高さは、グリル庫20に配置する焼網31よりも上方に位置するように設けられている。尚、煙道5の下面52は、焼網31よりも下方に位置するように設けられてもよい。又、煙道5の横壁は、グリル庫20の左右壁より内側に位置するように設けられてもよいし、グリル庫20の左右壁に合致するように設けられてもよい。
そして、この煙道5の下面52には、煙焼用熱源としてのアフターバーナ3が、燃焼状態となる燃焼面30を上に向けた姿勢で設置されている。このアフターバーナ3は、上火バーナ21と同様の表面燃焼式バーナからなる。尚、アフターバーナ3は、ブンゼン式バーナで構成することもできる。
煙道5の入口付近であって、アフターバーナ3の設置位置よりも前方には、煙道5の横幅方向全体に渡って、上面51から下方へ延びる平板状の第1遮蔽板41が設けられている。これにより、第1遮蔽板41の下端と煙道5の下面との間に煙道5の開口である隙間Sが形成される。尚、この隙間Sは、煮こぼれが通過する程度に小さく設定されている。
また、図2に示すように、第1遮蔽板41は、上下方向に高さHを有する左右両端部間に、左右両端部よりも上記隙間Sの開口面積が大きくなるように開口部40を有しており、正面視で台形状に切り欠かれた形状に形成されている。この開口部40の横幅は、アフターバーナ3の燃焼面30の横幅と略一致するように設定されていると共に、開口部40の両側辺には、開口部40を潜り抜けた油煙が即座に左右に広がるのを防ぐためのガイド片43を後方へ向って突設させている。
又、図1に示すように、アフターバーナ3の後方であって且つ煙道5の下流端には、煙道5の横幅方向全体に渡って、上面51から下方へ延びる平板状の第2遮蔽板42が設けられている。第2遮蔽板42は、第1遮蔽板41と略同様な形状の板状体であり、その横幅は、第1遮蔽板41と一致する長さに設定されていると共に、その中央には下方開放の開口部40bが設けられている。但し、第2遮蔽板42の両端部の上下方向の高さは、第1遮蔽板41の高さHよりも低く設定されている。
アフターバーナ3の燃焼面30に対向する煙道5の上面51は、図3に示すような、絞り加工により多数の凸部23,23を突設させた加工面33が形成されている。煙道5の上面51にこのような加工面33を形成することにより、煙道5の上面51の表面積を増加させることができる。加工面33の横幅方向の長さはアフターバーナ3の横幅に略一致するように設定されてあり、前記横幅方向の両側からは、煙道51の両側壁の所定箇所に固定するための脚片34が斜めに延長している。この脚片34によって、凸部23が下方(アフターバーナ3側)へ向って突出する姿勢で設置される。
尚、加工面33には、凸部23に代えて、図4に示すように、複数の凸条24,24が形成されてもよい。この場合、凸条24,24は、煙道5に流れ込む油煙の進行方向に交差するように、加工面33の横幅方向に沿って設けられていることが好ましい。また、図示しないが、表面積を増加させることができれば、上記のような上記凸部23や凸条24に代えて、凹部や、油煙の進行方向に交差する凹溝が形成された加工面、さらに油煙の流れに交差するように横幅方向に延びる複数の段部が階段状に形成された加工面を用いてもよい。ただし、油煙の焼失しやすさを考慮すれば、凸部や凸条が形成された加工面がより好ましい。
このグリル2によれば、焼網31上に魚等の被調理物Fを載置し、上火バーナ21及び下火バーナ22のいずれかまたは両方を燃焼させてグリル庫20内を加熱すると、排気筒50での自然ドラフトによって被調理物Fから発生する油煙は、第1遮断板41の下端と煙道5の下面52との間の隙間Sを通って煙道5へと流れ込む。このとき、油煙は、第1遮断板41によって、図1の実線矢印で示すように、煙道5のうち、アフターバーナ3が配設されている下部域中央へ集中して送り込まれる。そして、アフターバーナ3の燃焼面30近傍へ導入させられた油煙の多くは、同図の点線矢印で示すように、アフターバーナ3によって焼き切られる。
しかしながら、煙道5内では、煙道5の下面52にアフターバーナ3が設けられているグリル2では、アフターバーナ3のドラフト力により煙道5の上方を流れる油煙が多くなり、また、例えば、被調理物Fである魚の腹割れにより、大量の焼き汁がまとまってグリル皿32に滴下したときのように、瞬間的に高濃度の油煙が大量に発生してこれが煙道5に流れ込んだ場合には、アフターバーナ3の燃焼能力を超える場合がある。このため、焼き残された油煙は、図1の二点鎖線の矢印で示すように、煙道5の上面51側へ上昇するが、本実施の形態のグリル2では、アフターバーナ3の燃焼面30に対向する煙道5の上面51は複数の凸部23や凸条24が形成された加工面33を有しており、表面積を増加させているから、油煙の接触面積が増大されており、多くの油煙を凸部23や凸条24に付着させることができる。このため、調理中に多量の油煙が発生しても、焼き切られずに外部に流れ出る油煙を低減することができる。そして、多量の油煙が発生するのは、被調理物から焼き汁が落ちた後の短時間内であるため、加工面33に付着した油煙は、油煙の発生の少ない調理中に燃焼面30が加工面33と対向するように設けられているアフターバーナ3により加熱分解することができる。
さらに、この実施の形態のものでは、煙道5の下流端側に第2遮蔽板42が設けられているから、加工面33に付着することなく下流側へ流れていった油煙は、第2遮蔽板42で適度に堰き止められ、煙道5内に滞留させられる。このため、アフターバーナ3で焼き切られる油煙の量や加工面33に付着する油煙の量も増大する。
このように、被調理物Fから発生する油煙は、煙道5に流れ込んだ油煙は、煙道5の下面52に設けられているアフターバーナ3によって直接焼き切られると共に、煙道5の上面51側を流れて焼き切れなかった油煙は、表面積を増加させた加工面33に付着するから、焼き切られずに外部に流れ出る油煙を低減することができる。また、加工面33に付着した油煙は、油煙の発生の少ない調理中にアフターバーナ3によって加熱分解することができる。このため、排気筒50内に触媒フィルタを設けなくても、油煙や臭気の外部への排出量を大幅に低減させることができる。よって、触媒フィルタによるコストアップや目詰まりの問題が解消できると共に、被調理物から瞬間的に発生する大量の油煙にも対応でき、排気筒から外部へ排出される燃焼排気の脱煙、脱臭化を促進することができる。
また、第2遮蔽板42の高さは、第1遮蔽板41の高さHよりも低く設定されているから、第2遮蔽板42が燃焼排気の排気抵抗が過度に大きくなることはなく、排気筒50からスムーズな排気が期待できる。
尚、加工面33の表面積を増やすために、加工面33の表面には、触媒コーディングが施されてもよい。このような処理を行った加工面であれば、煙道5の上面51に沿って流れる油煙が、多孔質な触媒コーティングの気孔内に浸透し、触媒作用によって酸化分解することができる。また、加工面33の表面積を増やすために、ラス網(図示せず)を設けてもよい。
また、上記実施の形態のものでは、煙道5の上流端及び下流端の両方に、第1遮蔽板41及び第2遮蔽板42の両方を設ける構成としたが、加工面33がアフターバーナ3で焼き切れなかった油煙の殆どを付着させるのに十分な表面積を有する構成としておけば、必ずしも、第1遮蔽板41及び第2遮蔽板42の両方を設ける必要はなく、第1遮蔽板41または第2遮蔽板42のどちらか一方のみを設ける構成としても良い。
さらに、グリル2は、ガスコンロ1に組み込まれるものとしたが、IHコンロなどの各種の加熱調理器に組み込まれたグリルでも採用可能であり、また、独立に設置されるグリルに適用されてもよい。
2・・・・・・・グリル
20・・・・・・グリル庫
21・・・・・・上火バーナ(調理用熱源)
22・・・・・・下火バーナ(調理用熱源)
3・・・・・・・アフターバーナ(煙焼用熱源)
23・・・・・・凸部
24・・・・・・凸条
33・・・・・・加工面
41・・・・・・第1遮蔽板
5・・・・・・・煙道
50・・・・・・排気筒
51・・・・・・上面
52・・・・・・下面
F・・・・・・・被調理物

Claims (6)

  1. 調理用熱源を有し、被調理物を加熱調理するグリル庫と、
    前記グリル庫の後方に設けられ、前記グリル庫内の被調理物から発生する油煙が導入される煙道と、
    前記煙道の下面に、燃焼面が上向きになるように設けられ、前記油煙を焼くための煙焼用熱源と、
    前記煙道の下流位置に立設されて外部へ排気を行う排気筒とを備えるグリルであって、
    前記煙道の入口付近で、前記煙焼用熱源よりも前方に、前記煙道の上面から下方に向かって延在する第1遮蔽板、または、前記煙道の下流で、前記煙焼用熱源よりも後方に、前記煙道の上面から下方に向かって延在する第2遮蔽板のいずれかが設けられ、
    前記煙焼用熱源の燃焼面と対向する前記煙道の上面は、表面積を増加させた加工面を有するグリル。
  2. 請求項1に記載のグリルにおいて、
    前記煙道の上面は、複数の凹部または凸部が形成された加工面を有するグリル。
  3. 請求項1に記載のグリルにおいて、
    前記煙道の上面は、油煙の流れる方向に対して交差する複数の凹溝または凸条が形成された加工面を有するグリル。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のグリルであって、前記第1遮蔽板及び前記第2遮蔽板の両方を有するグリル。
  5. 請求項4に記載のグリルであって、
    前記第2遮蔽板の上下方向の長さが、前記第1遮蔽板のそれよりも短いグリル。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のグリルにおいて、
    前記加工面は、触媒コーティングが施されているグリル。
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