JP5419747B2 - スプライン伸縮軸の製造方法、スプライン伸縮軸及び車両操舵用伸縮軸 - Google Patents

スプライン伸縮軸の製造方法、スプライン伸縮軸及び車両操舵用伸縮軸 Download PDF

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Description

本発明は、スプライン伸縮軸の製造方法、上記製造方法を用いて製造されたスプライン伸縮軸及び車両操舵用伸縮軸に関する。
例えば、車両用操舵装置の中間軸(インターミディエイトシャフト)では、路面からの振動をステアリングホイールに伝達しないように、軸方向の変位を吸収する機能が要求される。また、ステアリングホイールを一端に連結するステアリングシャフトでは、ステアリングホイールの位置調整のために、軸方向に伸縮する機能を要求される場合がある。このため、車両操舵用の中間軸やステアリングシャフトとして、スプライン伸縮軸が用いられる。
この種のスプライン伸縮軸としては、スムーズに摺動し、ガタつきを生じないことが必要である。
そこで、スプラインの歯面にナイロンを含む樹脂の被膜を形成した車両操舵用伸縮軸が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2005−153677号公報
しかしながら、各スプラインの両側に配置される一対の歯面の一方と他方とで、樹脂のの被膜の膜厚が不均一になるという問題があった。
このため、膜厚の薄い側の被膜が早期に摩耗して消滅し、金属の地肌が露出する。その結果、伸縮軸の内軸と外軸とがスムーズに摺動できなくなるため、耐久性が悪くなる。また、伸縮軸が車両操舵用伸縮軸である場合には、操舵フィーリングが悪くなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、長期にわたってスムーズに伸縮することができ耐久性に優れたスプライン伸縮軸の製造方法およびスプライン伸縮軸を提供することを目的とする。また、本発明は、耐久性に優れ、且つ長期にわたって良好な操舵フィーンリグを維持することができる車両操舵用伸縮軸を提供することを目的とする。
本願発明者は、金属スプラインの少なくとも歯面に樹脂層が被覆された製造用中間体およびブローチの一方を他方に所定の嵌合方向に沿ってプレスフィットで嵌合させることにより、上記樹脂層を削って樹脂被膜を成形する手法を採用するに際して、製造用中間体およびブローチ間の回転方向の中心位置および位相のずれが、成形される樹脂被膜の膜厚が不均一となる原因であると考えた。そこで、金属スプラインにおいて樹脂被膜を設けない部分を位相合わせの基準とすることも考えられるが、製造用中間体とこれを保持する保持治具との位相ずれや、保持治具とブローチとの間の位相ずれが生じていると、上記膜厚を精度良く均等にすることは困難である。
本発明はかかる知見に基づいてなされたものであり、上記目的を達成するため、本発明は、金属スプライン(41;410)の少なくとも歯面に被覆された樹脂層(42;420)によってスプライン(44;440)の歯面が形成された製造用中間体(43;430)およびブローチ(45;450)の一方を他方に所定の嵌合方向(Y1;Y2)に沿ってプレスフィットで嵌合させることにより、上記樹脂層を削って樹脂被膜(39;139)を成形する被膜成形工程を備え、上記製造用中間体の上記樹脂層が被覆された上記スプラインの嵌合方向側の端部(44a;440a)の歯厚(t2;T2)が、上記嵌合方向に向かうにしたがって漸減されており、上記製造用中間体および型の少なくとも一方が、保持治具(47)によって、上記製造用中間体およびブローチの中心軸線が一致するように、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の中心軸線(49;480)の回りに回転可能に支持されており、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の端面に設けられた円孔(53)に、上記保持治具の治具本体に設けられた円錐状凸部(51)が線接触し、上記円孔および上記円錐状凸部は、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の中心軸線に一致する中心軸線(51a)を有し、上記保持治具の治具本体に回転可能に支持された複数の弾性ローラ(52)が、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の外周(43c)に弾性接触していることを特徴とする(請求項1)。
ブローチとしては、製造用中間体が内軸製造用中間体である場合には、内軸製造用中間体の外面(外表面)を仕上げる表面ブローチが用いられ、製造用中間体が外軸製造用中間体である場合には、外軸製造用中間体の内面を仕上げる内面ブローチが用いられる。
本発明では、製造用中間体の樹脂層が被覆されたスプラインの嵌合方向側の端部の歯厚が嵌合方向に向かうにしたがって漸減されており、例えば製造用中間体が周方向に浮動支持されているので、製造用中間体およびブローチの嵌合の開始に伴って、製造用中間体およびブローチのスプラインが自動的に最適な位相に調整される。その結果、製造用中間体の各スプラインにおいて周方向に対向する一対の歯面の樹脂被膜の膜厚を互いに等しくすることができる。すなわち、偏りのない均一な膜厚の樹脂被膜を有する軸を得ることができる。したがって、当該軸を用いたスプライン伸縮軸として、長寿命を達成することができる。
また、上記金属スプラインの軸方向(X1;X2)の端部(41a;410a)の歯厚(t1;T1)が、軸方向の先端に向かうにしたがって漸減されている場合がある(請求項2)。この場合、金属スプラインに樹脂層を被覆することにより、製造用中間体において、嵌合方向側の端部の歯厚が嵌合方向に向かうにしたがって漸減されたスプラインを容易に得ることができる。
上記スプライン伸縮軸の製造方法を用いて製造されたスプライン伸縮軸(5;5A)であれば(請求項3)、耐久性に優れている点で、好ましい。スプライン伸縮軸としては、操舵軸、中間軸、プロペラシャフトを例示することができる。
上記スプライン伸縮軸の製造方法を用いて製造された車両操舵用伸縮軸であれば(請求項4)、操舵フィーリングが良く、耐久性に優れている。車両操舵用伸縮軸としては、操舵軸、中間軸を例示することができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態のスプライン伸縮軸としての中間軸を有する車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。 中間軸の一部破断側面図である。 図2のIII −III 線に沿う断面図である。 (a)〜(e)は中間軸の製造工程を順次に示す概略図である。 (a)は芯金の外スプラインの軸方向端部の斜視図であり、(b)は上記芯金の外スプラインに樹脂を被覆して形成された、内軸製造用中間体の外スプラインの挿入側端部の斜視図である。 樹脂層が被覆された内軸製造用中間体の断面図である。 (a)は樹脂層が被覆された内軸製造用中間体の外スプラインの挿入側端部の斜視図であり、(b)は内軸製造用中間体の外スプラインと表面ブローチのスプライン溝との位相が一致した状態で、圧入開始直前の内軸製造用中間体の外スプラインの挿入側端部の先端と表面ブローチのスプライン溝との位置関係を示す概略図である。 内軸製造用中間体を浮動支持する保持治具の概略図である。 表面ブローチおよび表面ブローチの加工孔への圧入により成形された樹脂被膜を有する内軸の断面図である。 本発明の別の実施の形態のスプライン伸縮軸としての中間軸の断面図である。 (a)〜(e)は図10の中間軸の製造工程を順次に示す概略図である。 (a)は金属スリーブの外スプライン(金属スプライン)の軸方向端部の斜視図であり、(b)は上記金属スリーブの外スプライン(金属スプライン)に樹脂を被覆して形成された、外軸製造用中間体の内スプラインの嵌合方向側の端部の斜視図である。 外軸製造用中間体の内スプライン溝と内面ブローチの外スプラインとの位相が一致した状態で、圧入開始直前の内面ブローチの外スプラインの嵌合方向側の端部の先端と外軸製造用中間体の内スプライン溝との位置関係を示す概略図である。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態のスプライン伸縮軸が適用された中間軸を有する車両用操舵装置の概略構成図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結された操舵軸3と、操舵軸3に自在継手4を介して連結されたスプライン伸縮軸としての中間軸5と、中間軸5に自在継手6を介して連結されたピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有する転舵軸としてのラック軸8とを備えている。
ピニオン軸7およびラック軸8を含むラックアンドピニオン機構によって、転舵機構A1が構成されている。ラック軸8は、車体側部材9に固定されたハウジング10によって、車両の左右方向に沿う軸方向(紙面とは直交する方向)に移動可能に、支持されている。ラック軸8の各端部は、図示していないが、対応するタイロッドおよび対応するナックルアームを介して対応する転舵輪に連結されている。
操舵軸3は、同軸上に連結された第1操舵軸11と第2操舵軸12とを備えている。第1操舵軸11は、スプライン結合を用いて、同伴回転可能に且つ軸方向に相対摺動可能に嵌合されたアッパーシャフト13およびロアーシャフト14を有している。アッパーシャフト13およびロアーシャフト14の何れか一方が内軸を構成し、他方が筒状の外軸を構成している。
また、第2操舵軸12は、ロアーシャフト14と同伴回転可能に連結された入力軸15と、自在継手4を介して中間軸5に連結された出力軸16と、入力軸15および出力軸16を相対回転可能に連結するトーションバー17とを有している。
操舵軸3は、車体側部材18,19に固定されたステアリングコラム20によって、図示しない軸受を介して回転可能に支持されている。
ステアリングコラム20は、軸方向に相対移動可能に嵌め合わされた筒状のアッパージャケット21および筒状のロアージャケット22と、ロアージャケット22の軸方向下端に連結されたハウジング23とを備えている。ハウジング23内には、操舵補助用の電動モータ24の動力を減速して出力軸16に伝達する減速機構25が収容されている。
減速機構25は、電動モータ24の回転軸(図示せず)と同行回転可能に連結された駆動ギヤ26と、駆動ギヤ26に噛み合い出力軸16と同伴回転する被動ギヤ27とを有している。駆動ギヤ26は例えばウォーム軸からなり、従動ギヤ27は例えばウォームホイールからなる。
ステアリングコラム20には、車両後方側のアッパーブラケット28および車両前方側のロアーブラケット29を介して車体側部材18,19に固定されている。アッパーブラケット28は、後述するコラムブラケットを介してステアリングコラム20のアッパージャケット21に固定可能とされている。アッパーブラケット28は、車体側部材18から下方に突出する固定ボルト(スタッドボルト)30と、当該固定ボルト30に螺合するナット31と、アッパーブラケット28に離脱可能に保持されたカプセル32とを用いて、車体側部材18に固定されている。
ロアーブラケット29は、ステアリングコラム20のロアージャケット22に固定されいる。また、ロアーブラケット29は、車体側部材19から突出する固定ボルト(スタッドボルト)33と当該固定ボルト33に螺合するナット34とを用いて、車体側部材19に固定されている。
図1および図2を参照して、スプライン伸縮軸としての中間軸5は、内軸35と筒状の外軸36とを軸方向X1に沿って摺動可能に且つトルク伝達可能にスプライン嵌合させて形成されている。内軸35および外軸36の何れか一方がアッパーシャフトを構成し、他方がロアーシャフトを構成する。本実施の形態では、外軸36がアッパーシャフトとして自在継手4に連結されており、内軸35がロアーシャフトとして自在継手6に連結されている。
本実施の形態では、スプライン伸縮軸を車両操舵用伸縮軸としての中間軸5に適用した場合に則して説明するが、本発明のスプライン伸縮軸を車両操舵用伸縮軸としての第1操舵軸11に適用し、第1操舵軸11にテレスコピック調整機能や衝撃吸収機能を果たさせるようにしてもよい。また、本実施の形態では、車両用操舵装置1が電動パワーステアリング装置である場合に則して説明するが、本発明のスプライン伸縮軸をマニュアルステアリングの車両用操舵装置に適用するようにしてもよい。
図2および図3を参照して、内軸35の外周35aに設けられた外スプライン37と、外軸36の内周36aに設けられた内スプライン38とが互いに嵌合している。図3に示すように、外スプライン37の少なくとも歯面37aに、樹脂被膜39が形成されている。具体的には、内軸35の芯金40の周囲に被覆された樹脂被膜39の少なくとも一部によって、外スプライン37の少なくとも歯面37aが形成されている。
上記の中間軸5を製造する工程の要部について、概略図である図4に基づいて説明する。
まず、図4(a)に示す鍛造工程では、素材を鍛造することにより、金属スプラインとしての外スプライン41が形成された軸状の芯金40を得る。
図5(a)に示すように、芯金40の外スプライン41の軸方向X1の端部41a(外スプライン41の先端41bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯厚t1(芯金40の所定の径方向位置での歯厚であり、例えば、図5(a)では歯先41cに対応する歯厚として示してある)が、軸方向X1の先端41bに向かうにしたがって漸減されている。
また、芯金40の外スプライン41の軸方向X1の端部41a(先端41bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯たけh1が、軸方向X1の先端41bに向かうにしたがって漸減されている。
図4(a)および図5(a)に示す芯金40に外スプライン41の少なくとも歯面に樹脂コーティングのための前処理を施した後、前処理が施された芯金40の外スプライン41の少なくとも歯面に、図4(b)に示す被覆工程において、樹脂層42をコーティングすることにより、内軸製造用中間体43を得る。樹脂層42の表面によって内軸製造用中間体43の外スプライン44の表面が形成されている。
上記の前処理としては、例えば、芯金40の外スプライン41の歯面を平滑化するため、グリッドブラスト、プライマー塗布等の下地処理がある。
また、図4(b)に示す被覆工程では、具体的には、前処理が施された芯金40を加熱した後、樹脂粉末が流動状態にされた流動浸漬槽内に所定時間浸漬する。これにより、樹脂粉末が芯金40に付着して熱で溶融することにより、芯金40の外スプライン41を覆うように樹脂層42が、流動浸漬法により形成される。図6に示すように、内軸製造用中間体43において、樹脂層42の表面(内軸製造用中間体43の外スプライン44の表面に相当)の形状は、芯金40の外スプライン41の形状と略相似形をなしている。
また、図5(b)に示すように、内軸製造用中間体43の外スプライン44の嵌合方向側の端部としての挿入側端部44a(外スプライン44の先端44bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯厚t2(内軸製造用中間体43の所定の径方向位置での歯厚であり、例えば、図5(b)に示すように歯先44cに対応する歯厚)が、嵌合方向としての挿入方向Y1の先端44bに向かうにしたがって漸減されている。図7(a)に示すように、外スプライン44の挿入側端部44aの最小歯厚t2’は、外スプライン44の先端44bにおいて歯先44cの位置に対応する歯厚である。
また、図5(b)を参照して、内軸製造用中間体43の外スプライン44の挿入側端部44a(先端44bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯たけh2が、挿入方向Y1の先端44bに向かうにしたがって漸減されている。
すなわち、図5(b)の内軸製造用中間体43の外スプライン44の挿入側端部44aが、図5(a)の芯金40の外スプライン41の軸方向X1の端部41aを樹脂層42で被覆して構成されるので、内軸製造用中間体43の外スプライン44の挿入側端部44aが、芯金40の外スプライン41の軸方向X1の端部41aと相似形に形成されることになる。
上記樹脂層42を形成する樹脂としては、ポリアミド、ポリアセタールなどの熱可塑性樹脂を用いることができる。上記の流動浸漬法に代えて、樹脂層42を射出成形するようにしてもよい。
次いで、図4(c)に示す被膜成形工程では、樹脂層42が形成された内軸製造用中間体43を表面ブローチ45の加工孔46内に圧入する。
内軸製造用中間体43および表面ブローチ45の少なくとも一方が、周方向に浮動支持されている。例えば表面ブローチ45が固定されており、内軸製造用中間体43は、保持治具47によって内軸製造用中間体43の中心軸線48の回りに回転可能に支持されている。すなわち、内軸製造用中間体43は周方向R1に浮動支持されている。また、保持治具47は、内軸製造用中間体43の中心軸線48と表面ブローチ45の中心軸線49(加工孔46の中心軸線)とが一致するように、内軸製造用中間体43を支持している。
保持治具47としては、図8に示すように、治具本体50と、その治具本体50に設けられた円錐状凸部51と、治具本体50によって回転可能に支持された複数の弾性ローラ52とを備えている。
円錐状凸部51の中心軸線51aは、表面ブローチ45の中心軸線49とは同一軸線上にある。一方、内軸製造用中間体43の端面43aには、内軸製造用中間体43の中心軸線48を中心とする円孔53が設けられており、その円孔53に、保持治具47の円錐状凸部51が挿入され、円錐状凸部51が円孔53の周縁に線接触している。その結果、保持治具47が、内軸製造用中間体43の中心軸線48と表面ブローチ45の中心軸線49とが一致するように、内軸製造用中間体43を支持している。上記複数の弾性ローラ52は、内軸製造用中間体43の端部43bの外周43cに弾性的に接触し、内軸製造用中間体43を回転可能に保持している。
保持治具47を図示しない加圧部材で、表面ブローチ45側へ押圧することにより、内軸製造用中間体43を表面ブローチ45の加工孔46内に圧入する。
また、図7(b)に示すように、表面ブローチ45の加工孔46の内スプライン溝54は、内軸製造用中間体43の最小歯厚t2’の存在する径方向位置と同じ径方向位置において、溝幅w1を有している。最小歯厚t2’が溝幅w1よりも小さくされている(すなわち、t2’<w1)。その一方で、上述したように、内軸製造用中間体43は周方向R1に浮動支持されている。
したがって、図4(c)の被膜成形工程において、表面ブローチ45に対して内軸製造用中間体43の圧入の開始に伴って、内軸製造用中間体43の外スプライン44が、加工孔46の内スプライン溝54に対して自動的に最適な位置および位相に調整される。
このように最適な位置および位相に調整された状態で、図9に示すように、破線で示す樹脂層42の余剰部分42aが削り取られ、図4(c)に示すように、余剰部分42aが、かんな屑のようにして、表面ブローチ45外に排出される。
外スプライン44および内スプライン溝54が最適な位相に調整されているので、図9に示すように、表面ブローチ45内で成形された樹脂被膜39に関して、内軸35の外スプライン37の周方向R1に対向する一対の歯面37a,37aの樹脂被膜39の膜厚P1,P2を互いに等しくすることができる(P1=P2)。すなわち、偏りのない均一な膜厚の樹脂被膜39を有する内軸35を得ることができる。
次いで、表面ブローチ45から内軸35を取り出し、図4(d)に示すグリース塗布工程で、内軸35の樹脂被膜39の表面にグリース55を塗布する。グリース55が塗布された内軸35を図4(e)に示すように外軸36に組み入れ、スプライン伸縮軸としての中間軸5が完成する。
本実施の形態によれば、図5(b)に示すように、内軸製造用中間体43の樹脂層42が被覆された外スプライン44の挿入側端部44a(嵌合方向側の端部)の歯厚t2が挿入方向Y1(嵌合方向)に向かうにしたがって漸減されており、且つ図4(c)に示すように、内軸製造用中間体43が周方向R1に浮動支持されている。
したがって、表面ブローチ45への内軸製造用中間体43の圧入の開始に伴って、内軸製造用中間体43の外スプライン44が、表面ブローチ45の加工孔46の内スプライン溝54に対して自動的に最適な中心位置および位相に調整される。その結果、図9に示すように、表面ブローチ45内で形成された内軸35の各外スプライン44において周方向R1に対向する一対の歯面37a,37aの樹脂被膜39の膜厚P1,P2を互いに等しくすることができる。すなわち、偏りのない均一な膜厚の樹脂被膜39を有する内軸35を得ることができる。したがって、当該内軸35を用いたスプライン伸縮軸である中間軸5として、長寿命を達成することができる。
また、図5(a)に示すように、芯金40の外スプライン41(金属スプライン)の軸方向X1の端部41aの歯厚t1が、軸方向X1の先端41b側に向かうにしたがって漸減されているので、芯金40の外スプライン41(金属スプライン)に樹脂層42を被覆することにより、図5(b)に示すように、内軸製造用中間体43において、挿入側端部44aの歯厚t2が挿入方向Y1に向かうにしたがって漸減された外スプライン44を容易に得ることができる。
図3の実施のスプライン伸縮軸としての中間軸5では、内軸35の外スプライン37に樹脂被膜39が形成されていたが、これに限らず、図10の実施の形態のスプライン伸縮軸としての中間軸5Aのように、外軸136の内スプライン138に樹脂被膜139が形成されてもよい。すなわち、外軸136では、金属スリーブ400の金属スプラインとしての内スプライン410の少なくとも歯面に樹脂被膜139が形成されている。具体的には、外軸136の金属スリーブ400の内周に被覆された樹脂被膜139の表面139aの少なくとも一部によって、内スプライン138の少なくとも歯面138aが形成されている。
上記の中間軸5Aを製造する工程の要部について、概略図である図11に基づいて説明する。
まず、図11(a)に示すブローチ加工工程では、筒状素材の内周にブローチ加工を施すことにより、金属スプラインとしての内スプライン410が形成された筒状の金属スリーブ400を得る。
図12(a)に示すように、金属スリーブ400の金属スプラインとしての内スプライン410の軸方向X2の端部41a(内スプライン410の先端410bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯厚T1(金属スリーブ400の所定の径方向位置での歯厚であり、例えば、図12(a)では歯先410cに対応する歯厚として示してある)が、軸方向X1の先端410bに向かうにしたがって漸減されている。
また、金属スリーブ400の内スプライン410の軸方向X1の端部410a(先端410bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯たけH1が、軸方向X1の先端410bに向かうにしたがって漸減されている。
図11(a)および図12(a)に示す金属スリーブ400に内スプライン410の少なくとも歯面に樹脂コーティングのための前処理を施した後、前処理が施された金属スリーブ400の内スプライン410の少なくもと歯面に、図11(b)に示す被覆工程において、樹脂層420をコーティングすることにより、外軸製造用中間体430を得る。樹脂層420の表面によって外軸製造用中間体430の内スプライン440の表面が形成されている。
上記の前処理としては、例えば、金属スリーブ400の内スプライン410の歯面を平滑化するため、ショットブラスト、プライマー塗布等の下地処理がある。
また、図11(b)に示す被覆工程では、具体的には、前処理が施された金属スリーブ400を加熱した後、流動浸漬槽内で浸漬し、金属スリーブ400の内スプライン410を覆うように樹脂層420が、流動浸漬法により形成される。外軸製造用中間体430において、樹脂層420の表面(外軸製造用中間体430の内スプライン440の表面に相当)の形状は、金属スリーブ400の金属スプラインとしての内スプライン410の形状と略相似形をなしている。
また、図12(b)に示すように、外軸製造用中間体430の内スプライン440の嵌合方向Y2側の端部440a(内スプライン440の先端440bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯厚T2(外軸製造用中間体430の所定の径方向位置での歯厚であり、例えば、図12(b)に示すように歯先440cに対応する歯厚)が、嵌合方向Y2の先端440bに向かうにしたがって漸減されている。
また、図12(b)を参照して、外軸製造用中間体430の内スプライン440の嵌合側方向Y2側の端部440a(先端440bから所定距離離隔するまでの部分に相当)の歯たけH2が、嵌合方向Y2の先端440bに向かうにしたがって漸減されている。
すなわち、図12(b)の外軸製造用中間体430の内スプライン440の嵌合方向側Y2の端部440aが、図12(a)の金属スリーブ400の内スプライン410の軸方向X1の端部410aを樹脂層420で被覆して構成されるので、外軸製造用中間体430の内スプライン440の嵌合方向Y2側の端部440aが、金属スーリブ400の内スプライン410の軸方向X1の端部410aと相似形に形成されることになる。
上記樹脂層420を形成する樹脂としては、ポリアミド、ポリアセタールなどの熱可塑性樹脂を用いることができる。上記の流動浸漬法に代えて、樹脂層420を射出成形するようにしてもよい。
次いで、図11(c)に示す被膜成形工程では、軸状の内面ブローチ450が、樹脂層420が形成された外軸製造用中間体430内に圧入される。
外軸製造用中間体430および内面ブローチ450の少なくとも一方が、周方向に浮動支持されている。例えば外軸製造用中間体430を回転不能に支持し、内面ブローチ450が保持治具47によって周方向R1に浮動支持されている。また、保持治具47は、内面ブローチ450の中心軸線480と外軸製造用中間体430の中心軸線490とが一致するように、内面ブローチ450を支持している。
また、図13に示すように、外軸製造用中間体430の内スプライン溝540は、内面ブローチ450の外周の外スプライン451の軸方向の先端の最小歯厚t20の存在する径方向位置と同じ径方向位置において、溝幅W2を有している。最小歯厚t20が溝幅W2よりも小さくされている(すなわち、t20<W2)。その一方で、上述したように、内面ブローチ450は周方向R1に浮動支持されている。
したがって、図11(c)の被膜成形工程において、外軸製造用中間体430内への内面ブローチ450の圧入の開始に伴って、内面ブローチ450の外スプライン451が、外軸製造用中間体430の内スプライン440に対して自動的に最適な位置および位相に調整される。このように最適な位置および位相に調整された状態で、樹脂層420の余剰部分が削り取られる。
内スプライン440および外スプライン451が最適な位置および位相に調整されているので、樹脂被膜139に関して、外軸136の内スプライン138の周方向R1に対向する一対の歯面138a,138aの樹脂被膜139の膜厚を互いに等しくすることができる。すなわち、偏りのない均一な膜厚の樹脂被膜139を有する外軸136を得ることができる。
次いで、図4(d)に示すように自在継手6を結合した外軸136内に、グリースが塗布された内軸35を図4(e)に示すように組み入れ、スプライン伸縮軸としての中間軸5Aが完成する。
上記のように、偏りのない均一な膜厚の樹脂被膜139を有する外軸136を得ることができるので、当該外軸136を用いたスプライン伸縮軸である中間軸5Aとして、長寿命を達成することができる。
また、図12(a)に示すように、金属スリーブ400の内スプライン410(金属スプライン)の軸方向X2の端部410aの歯厚T1が、軸方向X2の先端410b側に向かうにしたがって漸減されているので、金属スリーブ400の内スプライン410(金属スプライン)に樹脂層420を被覆することにより、図12(b)に示すように、外軸製造用中間体430において、嵌合方向Y2側の端部440aの歯厚T2が嵌合方向Y2に向かうにしたがって漸減された内スプライン440を容易に得ることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば本発明のスプライン伸縮軸を駆動力を伝達するプロペラシャフトに適用してもよい。
また、上記の実施の形態では、車両用操舵装置1が、操舵軸3に操舵補助力を付与する、いわゆるコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置である場合に則して説明したが、ピニオン軸7に操舵補助力を付与する、いわゆるピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置であってもよいし、ラック軸8に操舵補助力を付与する、いわゆるラックアシスト式の電動パワーステアリング装置であってもよい。また、マニュアルステアリングの車両用操舵装置に適用するようにしてもよい。
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、3…操舵軸、5,5A…中間軸(スプライン伸縮軸)、11…第1操舵軸、12…第2操舵軸、13…アッパーシャフト、14…ロアーシャフト、20…ステアリングコラム、35…内軸、35a…外周、36,136…外軸、37…外スプライン、37a…歯面、38,138…内スプライン、38a,138a…歯面、39,139…樹脂被膜、40…芯金、41…外スプライン(金属スプライン)、41a…軸方向の端部、41b…先端、42…樹脂層、43…内軸製造用中間体、44…外スプライン、44a…挿入側端部(嵌合方向側の端部)、44b…先端、45…表面ブローチ、46…加工孔、47…保持治具、48…(製造用中間体の)中心軸線、49…(表面ブローチの)中心軸線、54…内スプライン溝、400…金属スリーブ、410…内スプライン(金属スプライン)、420…樹脂層、430…外軸製造用中間体、440…内スプライン、440a…(嵌合方向側の)端部、440b…先端、450…内面ブローチ、451…外スプライン、A1…転舵機構、X1,X2…軸方向、Y1…挿入方向(嵌合方向)、Y2…嵌合方向、R1…周方向、t1,T1…(金属スプラインの)歯厚、t2…(内軸製造用中間体の外スプラインの)歯厚、T2…(外軸製造用中間体の内スプラインの)歯厚

Claims (4)

  1. 金属スプラインの少なくとも歯面に被覆された樹脂層によってスプラインの歯面が形成された製造用中間体およびブローチの一方を他方に所定の嵌合方向に沿ってプレスフィットで嵌合させることにより、上記樹脂層を削って樹脂被膜を成形する被膜成形工程を備え、
    上記製造用中間体の上記樹脂層が被覆された上記スプラインの嵌合方向側の端部の歯厚が、上記嵌合方向に向かうにしたがって漸減されており、
    上記製造用中間体およびブローチの少なくとも一方が、保持治具によって、上記製造用中間体およびブローチの中心軸線が一致するように、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の中心軸線の回りに回転可能に支持されており、
    上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の端面に設けられた円孔に、上記保持治具の治具本体に設けられた円錐状凸部が線接触し、上記円孔および上記円錐状凸部は、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の中心軸線に一致する中心軸線を有し、
    上記保持治具の治具本体に回転可能に支持された複数の弾性ローラが、上記製造用中間体およびブローチの上記少なくとも一方の外周に弾性接触していることを特徴とするスプライン伸縮軸の製造方法。
  2. 請求項1において、上記金属スプラインの軸方向の端部の歯厚が、軸方向の先端に向かうにしたがって漸減されていることを特徴とするスプライン伸縮軸の製造方法。
  3. 請求項1または2記載のスプライン伸縮軸の製造方法を用いて製造されたスプライン伸縮軸。
  4. 請求項1または2記載のスプライン伸縮軸の製造方法を用いて製造された車両操舵用伸縮軸。
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