JP2005153677A - 車両ステアリング用伸縮軸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スライド部のガタの発生を長期に渡って抑制すると共に、スティックスリップを発生させずにスムーズなスライドを長期に渡って維持して、安定した操舵性能を長期に渡って実現すること。
【解決手段】 雌軸2の樹脂コーティング層5をコーティングしていない側の噛合歯4の表面に、ショットピーニング加工が施してある。噛合歯4の表面に、残留歪みが生じ、素材(母材)内部より硬くなった硬化層6が形成される。この硬化層6は、微小な凹凸6aのある表面になっており、その厚さが1μm〜100μmである硬化層を構成している。この微小な凹凸6aのある硬化層6は、グリース溜りの役割を果たし、潤滑性を良好にすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両のステアリングシャフトに組込み、雄軸と雌軸を相互に回転不能に且つ摺動自在に嵌合した車両ステアリング用伸縮軸に関する。
自動車の操舵機構部の伸縮軸には、自動車が走行する際に発生する軸方向の変位を吸収し、ステアリングホイール上にその変位や振動を伝えない性能が要求される。さらに、運転者が自動車を運転するのに最適なポジションを得るためにステアリングホイールの位置を軸方向に移動し、その位置を調整する機能が要求される。
これら何れの場合にも、伸縮軸は、ガタ音を低減することと、ステアリングホイール上のガタ感を低減することと、軸方向の摺動動作時における摺動抵抗を低減することとが要求される。
このようなことから、従来、伸縮軸の雄軸に、ナイロン膜をコーティングし、摺動部にグリースを塗布し、金属騒音、金属打音等を吸収または緩和するとともに、摺動抵抗の低減と回転方向ガタの低減を行ってきた。
しかし、使用経過によりナイロン膜の摩耗が進展して回転方向ガタが大きくなるといったことがある。また、エンジンルーム内の高温にさらされる条件下では、ナイロン膜は、体積変化し、摺動抵抗が著しく大きくなったり、摩耗が著しく促進されたりするため、回転方向ガタが大きくなるといったことがある。
このようなことから、特許文献1では、スプラインの歯面に、二硫化モリブデンを含む皮膜を形成しており、この皮膜は、潤滑性を持っているため、スムーズな軸方向スライド実現するとしている。
特開2000−9148号公報
しかしながら、摺動面で起きている現象を考察すると、次のようなことが言える。
二硫化モリブデンは、それ自体が摩耗しながら、母体となる素材の摩擦抵抗を減らす働きをしているので、使用しているうちに、二硫化モリブデン皮膜が磨り減ってきてしまう。
そうすると、雄軸と雌軸の間には、隙間が出来てくるため、ガタ感として、ドライバーが感じるようになる。
これは、不快な異音の発生原因ともなる。また、ガタ付きが発生しない場合であっても、グリース等の潤滑が不足すると、スティックスリップが発生し、ステアリングホイール上に不快な振動が発生するといった虞れがある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、スライド部のガタの発生を長期に渡って抑制すると共に、スティックスリップを発生させずにスムーズなスライドを長期に渡って維持して、安定した操舵性能を長期に渡って実現することができる車両ステアリング用伸縮軸を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る車両ステアリング用伸縮軸は、車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸を回転不能に且つ摺動自在に嵌合した車両ステアリング用伸縮軸において、
前記雄軸又は雌軸の少なくとも一方の嵌合歯の表面に、微小な凹凸が形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る車両ステアリング用伸縮軸は、前記凹凸のある表面は、素材内部より、硬くなっており、その厚さが1μm〜100μmである硬化層を構成していることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る車両ステアリング用伸縮軸は、前記凹凸のある表面硬化層は、ショットピーニング加工によって形成してあることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る車両ステアリング用伸縮軸は、前記ショットピーニング加工用メディアの表面に、二硫化モリブデンを含む樹脂が被覆してあり、
ショットピーニング加工処理をする際に、二硫化モリブデンを含む樹脂は、前記雄軸又は雌軸の嵌合歯の表面に転写されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、伸縮軸の雄軸又は雌軸の嵌合歯の表面に、ショットピーニング加工を施すことで、下記の効果をを発揮させることができる。
表面に硬化層ができ、耐摩耗性が向上する。よって、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
表面に微細な凹凸ができるため、グリース等の潤滑剤が凹部に入り込みスライド時にグリースを供給する役割を持つ。よって、スムーズなスライドができ、更に、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
加工直後の鋭利なバリ等が無くなり、表面粗さが整うため、滑りスライドする際の抵抗が減少する。よって、スムーズなスライドができ、更に、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
このように、本発明によれば、スライド部のガタの発生を長期に渡って抑制すると共に、スティックスリップを発生させずにスムーズなスライドを長期に渡って維持して、安定した操舵性能を長期に渡って実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸を図面を参照しつつ説明する。
(車両用ステアリングシャフトの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。
図1において、車体側のメンバ100にアッパブラケット101とロアブラケット102とを介して取り付けられたアッパステアリングシャフト部120(ステアリングコラム103と、ステアリングコラム103に回転自在に保持されたスアリングシャフト104を含む)と、ステアリングシャフト104の上端に装着されたステアリングホイール105と、ステアリングシャフト104の下端にユニバーサルジョイント106を介して連結されたロアステアリングシャフト部107と、ロアステアリングシャフト部107に操舵軸継手108を介して連結されたピニオンシャフト109と、ピニオンシャフト109に連結したステアリングラック軸112と、このステアリングラック軸112を支持して車体の別のフレーム110に弾性体111を介して固定されたステアリングラック支持部材113とから操舵機構部が構成されている。
ここで、アッパステアリングシャフト部120とロアステアリングシャフト部107が本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸(以後、伸縮軸と記す)を用いている。ロアステアリングシャフト部107は、雄軸と雌軸とを嵌合したものであるが、このようなロアステアリングシャフト部107には自動車が走行する際に発生する軸方向の変位を吸収し、ステアリングホイール105上にその変位や振動を伝えない性能が要求される。このような性能は、車体がサブフレーム構造となっていて、操舵機構上部を固定するメンバ100とステアリングラック支持部材113が固定されているフレーム110が別体となっておりステアリングラック支持部材113がゴムなどの弾性体111を介してフレーム110に締結固定されている構造の場合に要求される。また、その他のケースとして操舵軸継手108をピニオンシャフト109に締結する際に作業者が、伸縮軸をいったん縮めてからピニオンシャフト109に嵌合させ締結させるため伸縮機能が必要とされる場合がある。さらに、操舵機構の上部にあるアッパステアリングシャフト部120も、雄軸と雌軸とを嵌合したものであるが、このようなアッパステアリングシャフト部120には、運転者が自動車を運転するのに最適なポジションを得るためにステアリングホイール105の位置を軸方向に移動し、その位置を調整する機能が要求されるため、軸方向に伸縮する機能が要求される。前述のすべての場合において、伸縮軸には嵌合部のガタ音を低減することと、ステアリングホイール105上のガタ感を低減することと、軸方向摺動時における摺動抵抗を低減することが要求される。
(第1実施の形態)
図2(a)は、本発明の第1実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。
図3(a)は、図2に示した伸縮軸の一例の断面図であり、(b)は、図2に示した伸縮軸の他例の断面図である。
図4(a)は、図2及び図3(a)に示した伸縮軸の一例の雌軸の部分的斜視図であり、(b)は、(a)の丸印の部分を拡大した図である。
図5(a)は、ショットピーニング加工状態を示す模式図であり、(b)は、(a)に示した治具の部分的斜視図である。
図2に示すように、車両ステアリング用伸縮軸(以後、伸縮軸と記す)は、相互に回転不能に且つ摺動自在に嵌合した雄軸1と雌軸2とからなる。
具体的には、雄軸1と雌軸2とには、それぞれ、雄スプラインの噛合歯3と雌スプラインの噛合歯4とが形成してあり、これにより、雄軸1と雌軸2とは、スプライン嵌合してある。なお、スプライン嵌合は、セレーション嵌合等であってもよい。
雄軸1と雌軸2との間には、樹脂コーティング層5が設けてある。即ち、図3(a)に示すように、樹脂コーティング層5は、雄軸1の噛合歯3の表面に形成してあってもよく、また、これに代えて、図3(b)に示すように、樹脂コーティング層5は、雌軸2の噛合歯4の表面に形成してあってもよい。
尚、樹脂コーティングに使用される樹脂は、耐摩耗性に優れたポリアミド系のものが好ましい。
本実施の形態では、図4に示すように、雌軸2に於いて、スプライン歯(噛合歯4)の表面に、ショットピーニング加工が施してある。尚、ショットピーニング加工は、雄軸1の樹脂コーティング層5の表面に施してもよい。この場合、硬化層の形成は期待できないが、表面には微小な凹凸ができる為、摺動性が向上し、潤滑性も良くなるので、雌軸2のみにショットピーニングを施す場合より更に摺動荷重を低減することができる。
図4(b)に示すように、非コーティングの噛合歯3(又は4)の表面には、このショットピーニング加工により、残留歪みが生じ、素材(母材)内部より硬くなった硬化層6が形成される。
後述するショットピーニング加工用メディア14が当たることにより、この硬化層6は、微小な凹凸6aのある表面になっており、その厚さが1μm〜100μmである硬化層を構成している。
また、この微小な凹凸6aのある硬化層6は、グリース溜りの役割を果たし、潤滑性を良好にすることができる。
以上から、本実施の形態によれば、伸縮軸の雄軸1又は雌軸2の嵌合歯3,4の表面に、ショットピーニング加工を施すことで、下記の効果を発揮させることができる。
表面に硬化層6ができ、耐摩耗性が向上する。よって、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
表面に微細な凹凸6aができるため、グリース等の潤滑剤が凹部6aに入り込みスライド時にグリースを供給する役割を持つ。よって、スムーズなスライドができ、更に、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
加工直後の鋭利なバリ等が無くなり、表面粗さが整うため、滑りスライドする際の抵抗が減少する。よって、スムーズなスライドができ、更に、ガタ付きの発生を長期に渡って抑えられる。
このように、スライド部のガタの発生を長期に渡って抑制すると共に、スティックスリップを発生させずにスムーズなスライドを長期に渡って維持して、安定した操舵性能を長期に渡って実現することができる。
次に、上記のショットピーニング加工は、図5(a)(b)に示すようにして行う。ショットピーニング加工用メディア14を発射するためのメディア発射装置10には、筒状の治具11が連結してあり、この筒状の治具11は、その内部に、メディアの流通路12を有し、その先端部には、メディア14を発射するための複数個の発射孔13を有している。これらの発射孔13は、図5(b)に示すように、略楕円又は長孔状に形成してある。従って、メディア発射装置10から射出されたメディア14は、メディア流通路12と発射孔13とを介して、例えば雌軸2の噛合歯4の表面に向けて発射され、これにより、上記のように、噛合歯3(又は4)の表面に、微小な凹凸6aのある硬化層6が形成される、なお、メディア14は、例えば直径0.02〜2mmの鋼球であり、この鋼球を高速で打ち出し、目的とする噛合歯3(又は4)の表面に当てている。
(第2実施の形態)
図5(c)は、本発明の第2実施の形態に係り、ショットピーニング加工用メディアの断面図である。
本実施の形態は、上述した第1実施の形態と基本的構造が同じであり、異なる点についてのみ説明する。
本実施の形態では、大略的には、ショットピーニング加工用メディア14の表面に、二硫化モリブデンを含む樹脂15が被覆してあり、ショットピーニング加工処理をする際に、二硫化モリブデンを含む樹脂15は、雄軸1又は雌軸2の嵌合歯3,4の表面に転写されるようになっている。
すなわち、ショットピーニング加工用メディア14(鋼球)の表面に、二硫化モリブデンを含む樹脂15がコーティングしてある。
このメディア14を目的とする噛合歯3,4の表面に当てることにより、表面の硬化層6を形成すると同時に、二硫化モリブデンを含む樹脂15は、噛合歯3,4の表面側に転写される。
この方法によって、噛合歯3,4の表面には、1〜10μmの薄い固体潤滑皮膜が形成され、スライド時の摩擦抵抗を最小限に抑えることができる。
なお、特許文献1に関する前述の説明で、二硫化モリブデン皮膜が磨耗してしまうと、ガタ付きが発生すると述べている。しかしながら、本実施の形態の場合は、ショットピーニング加工による硬化層6の効果に加えて、必要最小限の固体潤滑皮膜を形成することにより、プラスアルファの効果を狙っていものである。特許文献1に関して引き合いに出している二硫化モリブデン皮膜の厚さは、20〜30μmと厚いため、この厚さ分が磨耗してなくなってしまうと、ガタ付きが非常に大きい状態となる。
(第3実施の形態)
図6は、本発明の第3実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図である。図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。
図6に示すように、車両ステアリング用伸縮軸(以後、伸縮軸と記す)は、相互に回転不能に且つ摺動自在に嵌合した雄軸21と雌軸22とからなる。
図7に示すように、雄軸21の外周面には、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝23が延在して形成してある。これに対応して、雌軸22の内周面にも、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝25が延在して形成してある。
雄軸21の軸方向溝23と、雌軸22の軸方向溝25との間に、両軸21,22の軸方向相対移動の際に転動する複数の剛体の球状体27(転動体、ボール)が転動自在に介装してある。なお、雌軸22の軸方向溝25は、断面略円弧状若しくはゴシックアーチ状である。
雄軸21の軸方向溝23は、傾斜した一対の平面状側面23aと、これら一対の平面状側面23aの間に平坦に形成した底面23bとから構成してある。
雄軸21の軸方向溝23と、球状体27との間には、球状体27に接触して予圧するための板バネ29が介装してある。
この板バネ29は、球状体27に2点で接触する球状体側接触部29aと、球状体側接触部29aに対して略周方向に所定間隔をおいて離間してあると共に雄軸21の軸方向溝23の平面状側面23aに接触する溝面側接触部29bと、球状体側接触部29aと溝面側接触部29bを相互に離間する方向に弾性的に付勢する付勢部29cと、軸方向溝23の底面23bに対向した底部29dと、を有している。
この付勢部29cは、略U字形状で略円弧状に折曲した折曲形状であり、この折曲形状の付勢部29cによって、球状体側接触部29aと溝面側接触部29bを相互に離間するように弾性的に付勢することができる。
図7に示すように、雄軸21の外周面には、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝24が延在して形成してある。これに対応して、雌軸22の内周面にも、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝26が延在して形成してある。
雄軸21の軸方向溝24と、雌軸22の軸方向溝26との間に、両軸21,22の軸方向相対移動の際に滑り摺動する複数の剛体の円柱体28(摺動体、ニードルローラ)が微小隙間をもって介装してある。なお、これら軸方向溝24,26は、断面略円弧状若しくはゴシックアーチ状である。
また、図6に示すように、雄軸21の端部には、小径部21aが形成してある。この小径部21aには、ニードルローラ28の軸方向の移動を規制するストッパープレート30が設けてある。このストッパープレート30は、軸方向予圧用弾性体31(皿バネ)と、この軸方向予圧用弾性体31を挟持する1組の平板32,33とからなる。
すなわち、本実施の形態では、ストッパープレート30は、小径部21aに、平板33、軸方向予圧用弾性体31、平板32の順に嵌合し、小径部21aに加締めにより堅固に固定してある。
これにより、ストッパープレート30が軸方向に固定してある。なお、ストッパープレート30の固定方法は、加締めに限らず、止め輪、螺合手段、プッシュナット等であってもよい。また、ストッパープレート30は、平板33をニードルローラ28に当接させて、軸方向予圧用弾性体31(皿バネ)により、ニードルローラ28を軸方向に動かないように適度に予圧できるようになっている。
また、本実施の形態では、雌軸22の6個の軸方向溝25,26に、径方向に隙間を介して、雄軸21の外周面に6個の軸方向溝23,24と軸方向に同軸に形成した6個の略円弧状の突起部34が嵌合してある。
従って、球状体27,円柱体28が何らかの原因によって雄軸21から脱落し又は破損した場合等には、雌軸22の軸方向溝25,26に、雄軸21の突起部44が嵌合し、これにより、雄軸21と雌軸22とは、トルクを伝達することができ、フェイルセーフ機能の役割を果たすことができる。
また、この際、軸方向溝25,26と、突起部34との間には、隙間が設けてあるため、運転者は、ステアリングホイール上に大きなガタ付きを感じることができ、ステアリング系の故障等を察知することができる。
さらに、雄軸21の突起部34は、球状体27,円柱体28と軸方向に同軸であることから、球状体27,円柱体28の軸方向の移動を規制するストッパーの役割も果たし、球状体27,円柱体28の抜けの可能性を減少して、フェイルセーフ機能をより一層向上することができる。
さらに、雄軸21の突起部34は、球状体27,円柱体28と軸方向に同軸であることから、雄軸21と雌軸22の径方向寸法を小さくして、コンパクト化を図ることができる。
さらに、雄軸21の軸方向溝23、雌軸22の軸方向溝25、板バネ29、及び球状体27の間には、潤滑剤が塗布してあってもよい。また、雄軸21の軸方向溝24、円柱体28、及び雌軸22の軸方向溝26の間にも、潤滑剤が塗布してあってもよい。
以上のように構成した伸縮軸では、雄軸21と雌軸22の間に球状体27を介装し、板バネ29により、球状体27を雌軸22に対してガタ付きのない程度に予圧してあるため、トルク非伝達時は、雄軸21と雌軸22の間のガタ付きを確実に防止することができると共に、雄軸21と雌軸22は軸方向に相対移動する際には、ガタ付きのない安定した摺動荷重で摺動することができる。
トルク伝達時には、板バネ29が弾性変形して球状体27を周方向に拘束すると共に、雄軸21と雌軸22の間に介装した3列の円柱体28が主なトルク伝達の役割を果たす。
例えば、雄軸21からトルクが入力された場合、初期の段階では、板バネ29の予圧がかかっているため、ガタ付きはなく、板バネ29がトルクに対する反力を発生させてトルクを伝達する。この時は、雄軸21・板バネ29・球状体27・雌軸22間の伝達トルクと入力トルクがつりあった状態で全体的なトルク伝達がなされる。
さらにトルクが増大していくと、円柱体28を介した雄軸21、雌軸22の回転方向のすきまがなくなり、以後のトルク増加分を、雄軸21、雌軸22を介して、円柱体28が伝達する。そのため、雄軸21と雌軸22の回転方向ガタを確実に防止するとともに、高剛性の状態でトルクを伝達することができる。
以上から、本実施の形態によれば、球状体27以外に、円柱体28を設けているため、大トルク入力時、負荷量の大部分を円柱体28で支持することができる。従って、雌軸22の軸方向溝25と球状体27との接触圧力を低下して、耐久性を向上することができると共に、大トルク負荷時には、高剛性の状態でトルクを伝達することができる。
また、円柱体28が雄軸21及び雌軸22に接触していることから、球状体27への捩りトルクを低減し、板バネ29の横滑りを抑えて、その結果、ヒステリシスが過大となることを抑えることができる。
このように、本実施の形態によれば、安定した摺動荷重を実現すると共に、回転方向ガタ付きを確実に防止して、高剛性の状態でトルクを伝達することができる。
なお、球状体27は、剛体のボールが好ましい。また剛体の円柱体28は、ニードルローラが好ましい。
円柱体(以後、ニードルローラと記す)28は、線接触でその荷重を受けるため、点接触で荷重を受けるボールよりも接触圧を低く抑えることができるなど、さまざまな効果がある。したがって、全列をボール転がり構造とした場合よりも下記の項目が優れている。摺動部での減衰能効果が、ボール転がり構造に比べて大きい。よって振動吸収性能が高い。ニードルローラが雄軸と雌軸に微小に接触していることにより、摺動荷重変動幅を低く抑えることができ、その変動による振動がステアリングまで伝わらない。同じトルクを伝達するならば、ニードルローラの方が接触圧を低く抑えることができるため、軸方向の長さを短くできスペースを有効に使うことができる。同じトルクを伝達するならば、ニードルローラの方が接触圧を低く抑えることができるため、熱処理等によって雌軸の軸方向溝表面を硬化させるための追加工程が不要である。部品点数を少なくすることができる。組立性をよくすることができる。組立コストを抑えることができる。
このようにニードルローラは、雄軸21と雌軸22の間のトルク伝達のためのキーの役割をするとともに、雌軸22の内周面とすべり接触する。ニードルローラの使用が従来のスプライン嵌合と比較して、優れている点は下記のとおりである。ニードルローラは大量生産品であり、非常に低コストである。ニードルローラは熱処理後、研磨されているので、表面硬度が高く、耐摩耗性に優れている。ニードルローラは研磨されているので、表面粗さがきめ細かく摺動時の摩擦係数が低いため、摺動荷重を低く抑えることができる。使用条件に応じて、ニードルローラの長さや配置を変えることができるため、設計思想を変えること無く、さまざまなアプリケーションに対応することができる。使用条件によっては、摺動時の摩擦係数をさらに下げなければならない場合がある、この時ニードルローラだけに表面処理をすればその摺動特性を変えることができるため、設計思想を変えること無く、さまざまなアプリケーションに対応することができる。ニードルローラの外径違い品を安価に数ミクロン単位で製造することができるため、ニードルローラ径を選択することによって雄軸・ニードルローラ・雌軸間のすきまを最小限に抑えることができる。よって軸の捩り方向の剛性を向上させることが容易である。
また、板バネ29は、球状体27に2点で接触する球状体側接触部29aと、球状体側接触部29aに対して略周方向に所定間隔をおいて離間してあると共に雄軸21の軸方向溝23の平面状側面23aに接触する溝面側接触部29bと、球状体側接触部29aと溝面側接触部29bを相互に離間する方向に弾性的に付勢する付勢部29cと、軸方向溝23の底面23bに対向した底部29dと、を左右に対で有している。
この付勢部29cは、略U字形状で略円弧状に折曲した折曲形状であり、この折曲形状の付勢部29cによって、球状体側接触部29aと溝面側接触部29bを相互に離間するように弾性的に付勢することができる。従って、板バネ29は、その球状体側接触部29aが付勢部29bを介して十分に撓むことができ、撓み量を十分に確保することができる。
さて、本実施の形態では、図6及び図7に示すように、雌軸22のスプライン歯面(即ち、軸方向溝25,26)に、上述した実施の形態と同様のショットピーニング加工が施してある。
なお、ショットピーニング加工を施すのは、雌軸22に限らず、ニードルローラ28であってもよい。
ショットピーニング加工を施した軸方向溝25の歯面は、ボール27が接触する転がり面であり、このボール27との接触面は、ボール27との点接触で発生する面圧に十分耐える表面硬さを得ることができ、しかも、耐摩耗性を向上することができる。
また、ショットピーニング加工を施した軸方向溝26の歯面は、ニードルローラ28と滑りスライドする面である。この滑りスライドする面は、上記の第1実施の形態で示されたスプライン嵌合と同様の効果があり、特に、相手側のニードルローラ28との接触においては、グリース潤滑切れを起こしにくい状態となる為、耐摩耗性を飛躍的に向上することができる。
その他の構成、作用、及び効果は、上述した第1及び第2実施の形態と同様である。
(第4実施の形態)
本実施の形態は、特に図示しないが、上述した第3実施の形態に係る伸縮軸(即ち、雄軸と雌軸の間にボールとローラとを介在させた伸縮軸)に、上述した第2実施の形態に係る伸縮軸(即ち、ショットピーニング加工の際に、二硫化モリブデンを含む樹脂15(図5(c))が雄軸又は雌軸の嵌合歯の表面に転写された伸縮軸)を組み合わせたものである。
すなわち、本実施の形態では、ショットピーニング加工用メディア14(図5(c))の表面に、二硫化モリブデンを含む樹脂15(図5(c))が被覆してあり、ショットピーニング加工する際に、二硫化モリブデンを含む樹脂15(図5(c))は、図6及び図7で示したニードルローラ28又は雌軸22の噛合歯(軸方向溝25,26)の表面に転写されるようになっている。
このメディア14(図5(c))を目的とする噛合歯(軸方向溝25,26)の表面に当てることにより、表面の硬化層を形成すると同時に、二硫化モリブデンを含む樹脂15(図5(c))は、噛合歯(軸方向溝25,26)の表面側に転写される。
これにより、噛合歯(軸方向溝25,26)の表面には、1〜10μmの薄い固体潤滑皮膜が形成され、スライド時の摩擦抵抗を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
本発明の実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。 (a)は、本発明の第1実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図であり、(b)は、(a)のb−b線に沿った断面図である。 (a)は、図2に示した伸縮軸の一例の断面図であり、(b)は、図2に示した伸縮軸の他例の断面図である。 (a)は、図2及び図3(a)に示した伸縮軸の一例の雌軸の部分的斜視図であり、(b)は、(a)の丸印の部分を拡大した図である。 (a)は、ショットピーニング加工状態を示す模式図であり、(b)は、治具の部分的斜視図である。(c)は、本発明の第2実施の形態に係り、ショットピーニング加工用メディアの断面図である。 本発明の第3実施の形態に係る車両ステアリング用伸縮軸の縦断面図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。
符号の説明
1 雄軸
2 雌軸
3,4 噛合歯
5 樹脂コーティング層
6 硬化層
6a 凹凸
10 メディア発射装置
11 治具
12 メディアの流通路
13 発射孔
14 メディア
15 二硫化モリブデンを含む樹脂
21 雄軸
22 雌軸
23 軸方向溝
23a 平面状側面
23b 底面
24 軸方向溝
25 軸方向溝
25a 平面状側面
25b 底面
26 軸方向溝
27 球状体(ボール、転動体)
28 円柱体(ニードルローラ、摺動体)
29 板バネ(弾性体)
29a 球状体側接触部(伝達部材側接触部)
29b 溝面側接触部
29c 付勢部
29d 底部
30 ストッパープレート
31 軸方向予圧用弾性体
32,33 平板
34 突起部
100 メンバ
101 アッパブラケット
102 ロアブラケット
103 ステアリングコラム
104 ステアリングシャフト
105 ステアリングホイール
106 ユニバーサルジョイント
107 ロアステアリングシャフト部
108 操舵軸継手
109 ピニオンシャフト
110 フレーム
111 弾性体
112 ステアリングラック軸
113 ステアリングラック支持部材
120 アッパステアリングシャフト部

Claims (4)

  1. 車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸を回転不能に且つ摺動自在に嵌合した車両ステアリング用伸縮軸において、
    前記雄軸又は雌軸の少なくとも一方の嵌合歯の表面に、微小な凹凸が形成してあることを特徴とする車両ステアリング用伸縮軸。
  2. 前記凹凸のある表面は、素材内部より、硬くなっており、その厚さが1μm〜100μmである硬化層を構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリング用伸縮軸。
  3. 前記凹凸のある表面硬化層は、ショットピーニング加工によって形成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両ステアリング用伸縮軸。
  4. 前記ショットピーニング加工用メディアの表面に、二硫化モリブデンを含む樹脂が被覆してあり、
    ショットピーニング加工処理をする際に、二硫化モリブデンを含む樹脂は、前記雄軸又は雌軸の嵌合歯の表面に転写されることを特徴とする請求項3に記載の車両ステアリング用伸縮軸。
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