JP5419421B2 - 光学デバイス用加飾成形品およびその製造方法 - Google Patents
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Description
この発明は、携帯電話やPDA、PCなどのポータブル情報機器やTVなどの映像機器の座標入力装置に用いられるデバイス用加飾成形品に関し、とくに全反射型の光学式座標入力装置に適する光学デバイス用加飾成形品およびその製造方法に関するものである。
従来、入力媒体の接触位置が検出可能であり、入力媒体が手指の座標入力装置(特許文献1参照)があった。
この座標入力装置は、上面に入力媒体(305)が接触される透明平板(301)と、該透明平板(301)を透過し該上面と該媒体との接触部に照射する光を発生する光源(303)と、該透明平板(301)の異なる方向の2側に設け、該接触部に照射し全反射で該透明平板(301)内を伝播した反射光をそれぞれ該透明平板(301)外に導出させる光学素子(302)と、該2側から導出された光をそれぞれ検知する光検出器(304)とを具えてなることを特徴とする。
しかし、この座標入力装置は、光源(303)が入力媒体(305)の下方にあり、反射光を透明平板(301)外に導出させる光学素子(302)が必要となるため、かさばりやすく背面に液晶パネルなどの映像画面を設けるようなこともできないため、携帯電話やPDAなどのように小さく軽量で厚みの薄い形状の入力デバイスには用いることができない問題があった。
そこで、本発明の光学式デバイス用加飾成形品は、上記の問題を解決できる座標入力装置を得るために、以下のように構成した。
本発明の光学デバイス用加飾成形品は、透明成形樹脂層の上面中央部が透明な窓部からなり、該透明成形樹脂層の上面外枠部に光源の光を遮光するための加飾層が形成され、該透明成形樹脂層の加飾層下部に光源を設置できるスペースが備えられた光学式デバイス用加飾成形品であって、
該光源から発生した光が前記透明成形樹脂層内を全反射で伝播するよう形成された構成を備える。
該光源から発生した光が前記透明成形樹脂層内を全反射で伝播するよう形成された構成を備える。
また、上記の発明において、成形樹脂層の加飾層が、鏡面反射率80〜99%の反射層を含んでもよい。
また、上記の発明において、透明成形樹脂層の上面が、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmの平滑面に形成されていてもよい。
また、上記の発明において、透明成形樹脂層の上面に、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmのハードコート層が形成されていてもよい。
本発明の光学デバイス用加飾成形品の製造方法は、基体シート上に加飾層を形成した転写シートを作成し、該転写シートを射出成形金型内にセットして型締めし、該転写シートの加飾層形成面から溶融した透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填し、冷却後、前記射出成形金型を開いて基体シートを剥離することにより、透明成形樹脂層の上面に加飾層を形成して、上記のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品を形成する工程をとる。
本発明の光学デバイス用加飾成形品の製造方法は、基体シート上にハードコート層および加飾層を順次形成した転写シートを作成し、該転写シートを射出成形金型内にセットして型締めし、該転写シートの加飾層形成面から溶融した透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填し、冷却後、前記射出成形金型を開いて基体シートを剥離することにより、透明成形樹脂層の上面にハードコート層および加飾層を形成して、上記に記載の光学デバイス用加飾成形品を形成する工程をとる。
本発明の座標入力装置は、上記いずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品の透明な窓部の裏面側に、透明成形樹脂層から導出する光を検知できる光検出器が設置された構成を備える。
本発明の座標入力位置決定方法は、上記いずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品の透明成形樹脂層の上面中央部において、該透明成形樹脂層内を全反射で伝播している光を入力媒体との接触により散乱させた後、該散乱した光の一部を該透明成形樹脂層外に導出させ、該導出した光を光検出器にて検知することにより、前記透明成形樹脂層の透明な窓部における入力媒体が接触した座標入力位置を決定する。
本発明の光学式デバイス用加飾成形品は、透明成形樹脂層の上面中央部が透明な窓部からなり、該透明成形樹脂層の上面外枠部に光源の光を遮光するための加飾層が形成され、該透明成形樹脂層の加飾層下部に光源を設置できるスペースが備えられたことを特徴とする。したがって、軽量で厚みの薄い省スペースの光学式デバイス用加飾成形品にできる効果がある。また、加飾層が意匠的な効果と光源の光を遮光する効果とを呈する光学式デバイス用加飾成形品にできる効果がある。
また、本発明の光学式デバイス用加飾成形品は、前記透明成形樹脂層の上面が、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmの平滑面に形成されていることを特徴とする。あるいは、前記透明成形樹脂層の上面に、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmのハードコート層が形成されていることを特徴とする。したがって、表面の平滑性が優れているので、入力媒体の接触がない限り光源から発せられた光を全反射させ外部に導出しない光学式デバイス用加飾成形品にできる効果がある。また、ハードコート層が形成された場合、入力媒体の接触による磨耗に対して耐性のある光学式デバイス用加飾成形品にできる効果がある。
また、本発明の光学式デバイス用加飾成形品は、前記成形樹脂層の加飾層が鏡面反射率が80〜99%の反射層を含むことを特徴とする。したがって、光源の光を有効に反射させて透明成形樹脂層内へ伝播させる光学式デバイス用加飾成形品にできる効果がある。また、本発明の光学式デバイス用加飾成形品の製造方法は、基体シート上に加飾層やハードコート層を形成した転写シートを作成し、該転写シートを射出成形金型内にセットして型締めし、該転写シートの加飾層形成面から溶融した透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填し、冷却後、前記射出成形金型を開いて基体シートを剥離することにより、透明成形樹脂層の上面にハードコート層や加飾層を形成することを特徴とする。したがって、生産性がよく、かつ表面が面一な光学式デバイス用加飾成形品を製造できる効果がある。
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。
図1は本発明に係る光学式デバイス用加飾成形品の一実施例を示す模式断面図、図2は本発明に係る光学式デバイス用加飾成形品を用いた座標入力装置の一実施例を示す模式断面図、図3は本発明に係る光学式デバイス用加飾成形品の製造方法の一実施例を示す模式断面図、図4は従来の座標入力装置を示す模式斜視図である。図中、1は透明無機光導電膜層、2は透明平行電極、3は透明平行電極2と交差する透明平行電極、5は光検出器、7は透明成形樹脂層、10は入力媒体、12は透明成形樹脂層7の上面と入力媒体10との接触部、14は全反射光、15は散乱光、16は光源、17は透明成形樹脂層7の下方に導出した散乱光、20は座標入力装置、70は溶融した透明射出成形樹脂、80は射出成形金型、100は光学式デバイス用加飾成形品、110は加飾層、120はハードコート層、130は反射層、140は絵柄層、150は基体シート、160は転写シート、200は光源16を設置するためのスペース、301は透明平板、302は光学素子、303は光源、304は光検出器、305は入力媒体、311は入力領域である。
である。
である。
光学式デバイス用加飾成形品100は、上面中央部に入力媒体10が接触される透明成形樹脂層7と、透明成形樹脂層7の側面付近に位置し透明成形樹脂層7内を全反射で伝播する全反射光14を発生させる光源16を設置するためのスペース200とが形成される。そして入力媒体10が接触される上面中央部は透明な窓部になっており、その上面外枠部に加飾層110が形成され、加飾層110は光源16の光を遮光する(図1参照)。
加飾層110は、光源16の光を遮光し外観意匠としての役割を果たす絵柄層140の他に、光源16から発生した光を反射させて透明成形樹脂層7内を有効に伝播させるための反射層130を設けてもよい。絵柄層140は、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキッド樹脂などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。また、着色剤としてアルミニウム、チタン、ブロンズ等の金属粒子やマイカに酸化チタンをコーティングしたパール顔料等を用いることもできる。
絵柄層140の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラビア印刷法が適している。また、単色の場合には、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法を採用することもできる。絵柄層140は、厚さ0.2〜50μmに形成するとよい。絵柄層140の厚さが0.2μm未満になると遮光性が不足しがちになり、また絵柄層140の厚さが50μmを超えると生産性が低下するからである。
反射層130としては、金属薄膜からなる層が挙げられ、真空蒸着法、スパッターリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成する。金属薄膜の材質としては、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合金または化合物を使用できる。反射層130の表面は反射光が有効に反射・伝播できるよう、JIS−Z−8741で準拠する鏡面反射率が80〜99%になるよう鏡面光沢のある表面状態にすることが好ましい。反射層130の鏡面反射率が80%未満になると散乱光が多くなって透明成形樹脂層7から導出する光が多くなりがちになり、また反射層130の鏡面反射率が99%を超えるのは安定して生産できないからである。
透明成形樹脂層7の材質は、ポリスチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂のほか、各種エンジニアリング樹脂を使用することができる。さらに、ガラス繊維や無機フィラーなどの補強材を添加した複合樹脂であってもよい。また、多少着色されていてもよい。ただ、その中でも光線が伝播しやすく光線透過率の高いアクリル系樹脂などの成形樹脂が好ましい。透明成形樹脂層7の形状や厚みは光線伝播できる形状で、できるだけ薄い厚みに設定することが好ましい。そして、透明成形樹脂層7の上面および下面の表面の凹凸は光が全反射しやすくなるよう算術平均粗さRa値が1〜20nmの平滑面にすることが好ましい。透明成形樹脂層7の表面を平滑面にする方法としては、射出成形金型80の表面を鏡面になるよう磨いて成形する方法や、成形後に透明成形樹脂層7の表面を鏡面の金型でプレスする方法が挙げられる。
また、透明成形樹脂層7が入力媒体10のたび重なる接触によって傷つくのを保護するために、透明成形樹脂層7の上面にハードコート層120を形成してもよい。ハードコート層120も表面の凹凸は、光が全反射しやすくなるよう算術平均粗さRa値が1〜20nmの平滑性に富む表面状態であることが好ましい。ハードコート層120の表面を平滑面にする方法としては、ハードコート層120の表面を鏡面の金型でプレスする方法が挙げられる。
ハードコート層120の材質は、アクリル系やウレタン系の樹脂ポリマーと多官能イソシアネート、またはアクリレート系の活性エネルギー線硬化型樹脂と光開始重合剤の混合物、グリシジル(メタ)アクリレート系重合体などが挙げられるが、透明成形樹脂層7との界面での屈折を防ぐため、できるだけ透明成形樹脂層7の屈折率と同じものを選定する。例えば、透明成形樹脂層7の材質がアクリル系樹脂ならば、ハードコート層120の材質もアクリル系樹脂を選定するのが好ましい。ハードコート層120の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法がある。ハードコート層120の膜厚は、0.5〜50μmの厚さに形成するが好ましい。ハードコート層120の厚さが0.5μm未満になるとハードコート性・耐薬品性が不足しがちになり、またハードコート層120の厚さが50μmを超えると生産性が低下するからである。
光学式デバイス用加飾成形品100の製造方法としては、例えば次のような成形同時転写法が挙げられる(図3参照)。すなわち、まず基体シート150上に加飾層110やハードコート層120を形成した転写シート160を作成し、該転写シート160を可動型と固定型とからなる射出成形金型80内に転写層を内側にして、つまり、基体シート150が金型キャビティ面に接するようにセットして型締めする。その際、枚葉の転写シート160を1枚ずつ送り込んでもよいし、長尺の転写シート160の必要部分を間欠的に送り込んでもよい。長尺の転写シート160を使用する場合、位置決め機構を有する送り装置を使用して、転写シート160の絵柄層140と射出成形金型80との見当が一致するようにするとよい。また、転写シート160を間欠的に送り込む際に、転写シート160の位置をセンサーで検出した後に転写シート160を可動型と固定型とで固定するようにすれば、常に同じ位置で転写シート160を固定することができ、絵柄層140の位置ずれが生じないので便利である。
型締め後は、該転写シート160の加飾層110の形成面から溶融した透明射出成形樹脂70を射出成形金型80内に充填し、冷却後、前記射出成形金型80を開いて樹脂成形品である透明樹脂成形層7を取り出し、基体シート150を剥離すれば基体シート150と加飾層110またはハードコート層120との境界面で剥離が起こり、透明成形樹脂層7の上面にハードコート層120や加飾層110が形成され、光学式デバイス用加飾成形品100が得られる。
基体シート150としては、ポリカーボネート系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などの樹脂シートのほか、セルロース系シートや各種シートの複合体などを使用することができる。
なお、転写シート160は、基体シート150上に加飾層110やハードコート層120との界面から離型し基体シート150上に残る離型層を設けてもよい。離型層は、加飾層110やハードコート層120の表面の平滑性に影響を与えるため、算術平均粗さRa値が1〜20nmの平滑性に富む表面状態にすることが好ましい。離型層の材質は、ポリカーボネート系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、ビニル系樹脂、アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、メラミン系樹脂、セルロース系樹脂、アルキド系樹脂などの樹脂が挙げられ、必要に応じて各種添加剤などを含有させてもよい。離型層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法のほか、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、リップコート法などのコート法を採用することもできる。
また、転写シート160上に、アンカー層を設けてもよい。アンカー層は、各層間の密着性を高めたりするための樹脂層であり、二液硬化性ウレタン樹脂、メラミン系やエポキシ系などの熱硬化性樹脂のほか、絵柄層と同種のビニル系樹脂やアクリル系樹脂を用いることができる。アンカー層の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法やスクリーン印刷法などの印刷法がある。
また、転写シート160上に、接着層を設けてもよい。接着層は、透明成形樹脂層7表面に上記の各層を接着するものである。接着層は、剥離層または絵柄層上の、接着させたい部分に形成する。すなわち、接着させたい部分が全面的なら、接着層を全面的に形成する。また、接着させたい部分が部分的なら、接着層を部分的に形成する。接着層としては、透明成形樹脂層7の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、透明成形樹脂層7の材質がアクリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。また、透明成形樹脂層7の材質がポリカーボネート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。さらに、透明成形樹脂層7の材質がポリプロピレン樹脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が使用可能である。接着層の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
転写シート160の構成は、上記した態様に限定されるものではなく、たとえば、反射層130の地模様を生かした転写シート160を用いる場合には、絵柄層140を省略してもよいし、絵柄層140のみで透明成形樹脂層7内を全反射光14が伝播できる場合には、反射層130を省略してもよい。
なお、光学式デバイス用加飾成形品100の製造方法は上記の成形同時転写法に限定されるわけではない。例えば、転写シート160を加飾層110側が接するよう透明成形樹脂層7の上面にセットし、シリコンラバーからなる熱ロールを備えた転写機を用いて基体シート150の背面から温度80〜260℃程度、圧力50〜200kg/m2程度の条件で押圧する方法により、加飾層110やハードコート層120を透明成形樹脂層7の表面に形成してもよい。あるいは、基体シート150を剥離せずハードコートフィルムとして透明成形樹脂層7の上面に残すようにしてもよい。あるいは、転写シート160等を一切作製せず、汎用の印刷方法やインクジェットなどの方法によって透明成形樹脂層7の表面に直接、加飾層110やハードコート層120を形成してもよい。
つぎに、上記光学式デバイス用加飾成形品100を用いた座標入力装置20について説明する。座標入力装置20は、上記光学式デバイス用加飾成形品100と光源16と光検出器5とからなり、光学式デバイス用加飾成形品100の透明成形樹脂層7の上面中央部において、透明成形樹脂層7内を全反射で伝播している全反射光14を入力媒体10との接触により散乱させた後、その散乱光15の一部を透明成形樹脂層7外に導出させ、導出した光17を光検出器5にて検知することにより、透明成形樹脂層7の透明な窓部における入力媒体10が接触した座標入力位置を決定するしくみになっている(図2参照)。
すなわち、光源16から発せられた光は透明成形樹脂層7の内部で全反射光14として通常は閉じ込められて外部に導出しない状態になっている。ところが、透明成形樹脂層7の上面のある座標を入力媒体10でタッチすると、それまで全反射していて透明成形樹脂層7に閉じ込められていた反射光14が散乱し、その一部は透明成形樹脂層7の下方に導出する。導出する光のうち透明成形樹脂層7の下面とほぼ垂直に導出する散乱光17は、透明成形樹脂層7の下面の界面によって再反射することも屈折することもなく、直進的に光検出器5に達し検知され、透明成形樹脂層7の透明な窓部における入力媒体10が接触した座標入力位置が決定できる。
光検出器5の例としては、赤外線検知カメラ、電荷結合素子(CCD)カメラ、ストリークカメラ、光電子倍増管、フォトダイオードアレイ検出器などが挙げられる。とくに携帯電話やPDAなどの小型の座標入力装置では背面に液晶パネルなどの映像画面を設ける場合が多いので透明な光検出器が有用である。透明な光検出器の例としては、透明な無機光導電膜層1を、多数の平行電極2と、該平行電極2と交差する多数の透明な平行電極3とで挟まれた構造のものが挙げられる(図2参照)。透明な無機光導電膜層1は、散乱光17の光エネルギーを吸収して励起し、電流を発生する層である。すなわち、多数の平行電極2と該平行電極と交差する別の多数の透明な平行電極3との間に電界が印加されている場合、それらの交差部の透明な無機光導電膜層1に散乱光17が照射されると、散乱光17が照射された箇所の平行電極2と平行電極3との間に電流が流れ導通することになる。そして、それによって生じた電流を信号検出回路等で読み取り、散乱光17が発せられた座標位置、すなわち入力媒体10が透明成形樹脂層7に接触した座標位置を検知するしくみになっている。
光源16としては、透明成形樹脂層7の側面に設置できるよう小型で省スペースの発光ダイオード、レーザーダイオード、ファイバ光源などが挙げられる。光源16の光としては、可視光線、紫外線、赤外線などが挙げられる。電荷結合素子(CCD)カメラなどの場合には可視光線がよく用いられるが、上記の透明な光検出器の例では無機光導電膜層1を励起させやすく、安価で入手のしやすい波長330nm〜370nmの紫外線の光源が好ましい。
入力媒体10としては、人の指やタッチペンなどが挙げられるが、散乱を起こすことができるものあればいずれの媒体であっても構わない。
<転写シートの作製>
基体シートとして厚さ38μmのポリエステル樹脂フィルムを用い、基体シート上に、メラミン樹脂系離型剤をグラビア印刷法にて1μmの厚さに塗布し離型層を形成した。離型層の表面は、塗布後に100℃、圧力9MPa、1m/分の速度で移動する鏡面ロールにより熱プレスされ、算術平均粗さRa値2.5nmの非常に平滑性に優れた面になっていた。その上に剥離層としてアクリル系樹脂からなるUV硬化型ハードコート材をリバースコート法にて全面ベタ厚さ6μmで形成した。紫外線を照射して剥離層を架橋硬化し(紫外線照射条件は、120W/cm、6灯、ランプ高さ10cm、ベルトスピード15m/分)、該剥離層上に、絵柄層としてビニル系樹脂、接着層としてアクリル系インキをグラビア印刷法にて形成し転写シートを得た。
基体シートとして厚さ38μmのポリエステル樹脂フィルムを用い、基体シート上に、メラミン樹脂系離型剤をグラビア印刷法にて1μmの厚さに塗布し離型層を形成した。離型層の表面は、塗布後に100℃、圧力9MPa、1m/分の速度で移動する鏡面ロールにより熱プレスされ、算術平均粗さRa値2.5nmの非常に平滑性に優れた面になっていた。その上に剥離層としてアクリル系樹脂からなるUV硬化型ハードコート材をリバースコート法にて全面ベタ厚さ6μmで形成した。紫外線を照射して剥離層を架橋硬化し(紫外線照射条件は、120W/cm、6灯、ランプ高さ10cm、ベルトスピード15m/分)、該剥離層上に、絵柄層としてビニル系樹脂、接着層としてアクリル系インキをグラビア印刷法にて形成し転写シートを得た。
<光学式デバイス用加飾成形品の作製>
上記転写シートを用い、位置決め機構を有する送り装置を使用して、可動型と固定型とからなる射出成形金型内に転写層が内側になるようにセットして型締めした。型締め後、溶融したアクリル系樹脂からなる透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填した。成形条件は、樹脂温度240℃、金型温度55℃、樹脂圧力約300kg/cm2とした。冷却後、前記射出成形金型を開いて樹脂成形品を取り出し、基体シートを剥離したところ、基体シートと剥離層(ハードコート層)との境界面で剥離が起こり、得られた光学式デバイス用加飾成形品は透明成形樹脂層の上面にハードコート層や絵柄層が形成されていた。
上記転写シートを用い、位置決め機構を有する送り装置を使用して、可動型と固定型とからなる射出成形金型内に転写層が内側になるようにセットして型締めした。型締め後、溶融したアクリル系樹脂からなる透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填した。成形条件は、樹脂温度240℃、金型温度55℃、樹脂圧力約300kg/cm2とした。冷却後、前記射出成形金型を開いて樹脂成形品を取り出し、基体シートを剥離したところ、基体シートと剥離層(ハードコート層)との境界面で剥離が起こり、得られた光学式デバイス用加飾成形品は透明成形樹脂層の上面にハードコート層や絵柄層が形成されていた。
<光源を設置しての光学式デバイス用加飾成形品の評価結果>
上記の構成で得た光学式デバイス用加飾成形品の光源設置用スペースに波長370nmの紫外線を発生でき、光源の強度として5mW/cm2の発光ダイオードを設置した。そして光源の下部(絵柄層とは透明成形樹脂層のある方向)を反射板で囲み、光源から発生した光が反射光として透明成形樹脂層内に導かれ、透明成形樹脂層内で全反射光としての挙動を示すかテストした。その結果、光源の光量の約80%が透明成形樹脂層内で全反射光として伝播しており、残りのほとんどの光は吸収され、透明成形樹脂層外へ漏れる光は1%未満であった。
上記の構成で得た光学式デバイス用加飾成形品の光源設置用スペースに波長370nmの紫外線を発生でき、光源の強度として5mW/cm2の発光ダイオードを設置した。そして光源の下部(絵柄層とは透明成形樹脂層のある方向)を反射板で囲み、光源から発生した光が反射光として透明成形樹脂層内に導かれ、透明成形樹脂層内で全反射光としての挙動を示すかテストした。その結果、光源の光量の約80%が透明成形樹脂層内で全反射光として伝播しており、残りのほとんどの光は吸収され、透明成形樹脂層外へ漏れる光は1%未満であった。
<光検出器の製作>
厚さ100μmの二軸延伸ポリエステルフィルム上にレジストをスクリーン印刷で形成し、その上からインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜を厚さ100nmでスパッタリング法にて形成後、有機溶剤でもってエッチングレジストを剥離し、多数の平行電極をパターニング形成した後、ターゲット材料としてInGaO3(ZnO)4組成を有する多結晶焼結体を用いスッパリング加工により膜厚150nm程度の無機光導電膜層を形成した。その後、無機光導電膜層上にレジストをスクリーン印刷で形成し、その上からインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜を厚さ100nmでスパッタリング法にて形成後、有機溶剤でもってレジストを剥離し、前記平行電極と交差する別の多数の透明な平行電極をパターニング形成した。後者平行電極上にはアクリル系の透明保護膜を貼合し、両平行電極は信号検出回路を介して光電流検出、信号処理、送信等の回路を持つ汎用チップを使用したコントローラと接続させ、光検出器を作製した。
厚さ100μmの二軸延伸ポリエステルフィルム上にレジストをスクリーン印刷で形成し、その上からインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜を厚さ100nmでスパッタリング法にて形成後、有機溶剤でもってエッチングレジストを剥離し、多数の平行電極をパターニング形成した後、ターゲット材料としてInGaO3(ZnO)4組成を有する多結晶焼結体を用いスッパリング加工により膜厚150nm程度の無機光導電膜層を形成した。その後、無機光導電膜層上にレジストをスクリーン印刷で形成し、その上からインジウムスズ酸化物からなる透明導電膜を厚さ100nmでスパッタリング法にて形成後、有機溶剤でもってレジストを剥離し、前記平行電極と交差する別の多数の透明な平行電極をパターニング形成した。後者平行電極上にはアクリル系の透明保護膜を貼合し、両平行電極は信号検出回路を介して光電流検出、信号処理、送信等の回路を持つ汎用チップを使用したコントローラと接続させ、光検出器を作製した。
<座標入力装置としての評価結果>
(1)入力検知評価
上記光源がセットされた光学式デバイス用加飾成形品の中央部(窓部)の裏面に上記光検出器を配置して組み立てし座標入力装置を得た。この得られた座標入力装置の透明成形樹脂層上面に、人指し指およびタッチペンをタッチし、座標入力が検知可能か否かテストした。テスト箇所は任意の20箇所を選び各3回ずつタッチし、導通の有無を測定した。その結果、すべての箇所で導通の有無を確認できた。
(1)入力検知評価
上記光源がセットされた光学式デバイス用加飾成形品の中央部(窓部)の裏面に上記光検出器を配置して組み立てし座標入力装置を得た。この得られた座標入力装置の透明成形樹脂層上面に、人指し指およびタッチペンをタッチし、座標入力が検知可能か否かテストした。テスト箇所は任意の20箇所を選び各3回ずつタッチし、導通の有無を測定した。その結果、すべての箇所で導通の有無を確認できた。
(2)高温環境下での耐久性評価
上記の構成で得た座標入力装置を85℃の高温環境下に16時間置いた後、座標入力装置の透明成形樹脂層上面に人指し指およびタッチペンをタッチし、座標入力検知の動作確認を行った。その結果、高温環境下に置いた前後でほとんど動作特性に変化が見られなかった。
上記の構成で得た座標入力装置を85℃の高温環境下に16時間置いた後、座標入力装置の透明成形樹脂層上面に人指し指およびタッチペンをタッチし、座標入力検知の動作確認を行った。その結果、高温環境下に置いた前後でほとんど動作特性に変化が見られなかった。
以上、上記の構成で得た座標入力装置では、人指し指およびタッチペンをタッチする場合、タッチされたことにより生じた散乱光が直下の光検出器に達し、電気信号として検出できたものと考えられる。その結果、この座標入力装置は指およびタッチペンのいずれでも入力可能な装置であることが確認された。また、この座標入力装置はタッチする箇所が透明で光検出器の背面に液晶パネルを置いても、液晶パネルの映像がくっきりと認識できるものであった。
転写シートを一切作製せず、汎用のインクジェット装置を用いて予め成形された透明成形樹脂層の表面に直接、加飾層を形成し、ハードコート層を形成せず、加飾層表面を110℃、圧力12MPa、1m/分の速度で移動する鏡面ロールにより熱プレスした他は、実施例1と同様にして光学式デバイス用加飾成形品を作製した。また、光検出器を赤外線検知カメラにし、光源として波長800nmの近赤外線を発生できる発光ダイオードを設置した他は、実施例1と同様にして座標入力装置を作製した。この構成で得た光学式デバイス用加飾成形品でも光源の光量の約70%が透明成形樹脂層内で全反射光として伝播しており、透明成形樹脂層外へ漏れる光は2%未満であった。また、この光学式デバイス用加飾成形品を用いた座標入力装置は、指およびタッチペンのいずれでも入力可能な装置であることが確認できた。
本願発明は、背面に液晶パネルなどの映像画面を設けるような携帯電話やPDA、PC、TVなどの入力デバイスにも適用できる座標入力装置に適した光学式デバイス用加飾成形品の発明である。
1 透明無機光導電膜層
2 透明平行電極
3 透明平行電極2と交差する透明平行電極
5 光検出器
7 透明成形樹脂層
10 入力媒体
12 透明成形樹脂層7の上面と入力媒体10との接触部
14 全反射光
15 散乱光
16 光源
17 透明成形樹脂層7の下方に導出した散乱光
20 座標入力装置
70 溶融した透明射出成形樹脂
80 射出成形金型
100 光学式デバイス用加飾成形品
110 加飾層
120 ハードコート層
130 反射層
140 絵柄層
150 基体シート
160 転写シート
200 光源16を設置するためのスペース
301 透明平板
302 光学素子
303 光源
304 光検出器
305 入力媒体
311 入力領域
2 透明平行電極
3 透明平行電極2と交差する透明平行電極
5 光検出器
7 透明成形樹脂層
10 入力媒体
12 透明成形樹脂層7の上面と入力媒体10との接触部
14 全反射光
15 散乱光
16 光源
17 透明成形樹脂層7の下方に導出した散乱光
20 座標入力装置
70 溶融した透明射出成形樹脂
80 射出成形金型
100 光学式デバイス用加飾成形品
110 加飾層
120 ハードコート層
130 反射層
140 絵柄層
150 基体シート
160 転写シート
200 光源16を設置するためのスペース
301 透明平板
302 光学素子
303 光源
304 光検出器
305 入力媒体
311 入力領域
Claims (8)
- 透明成形樹脂層の上面中央部が透明な窓部からなり、該透明成形樹脂層の上面外枠部に光源の光を遮光するための加飾層が形成され、該透明成形樹脂層の加飾層下部に光源を設置できるスペースが備えられた光学式デバイス用加飾成形品であって、
該光源から発生した光が前記透明成形樹脂層内を全反射で伝播するよう形成されたことを特徴とする光学デバイス用加飾成形品。 - 前記成形樹脂層の加飾層が、鏡面反射率80〜99%の反射層を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス用加飾成形品。
- 前記透明成形樹脂層の上面が、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmの平滑面に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品。
- 前記透明成形樹脂層の上面に、算術平均粗さRa値が0.05〜1μmのハードコート層が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品。
- 基体シート上に加飾層を形成した転写シートを作成し、該転写シートを射出成形金型内にセットして型締めし、該転写シートの加飾層形成面から溶融した透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填し、冷却後、前記射出成形金型を開いて基体シートを剥離することにより、透明成形樹脂層の上面に加飾層を形成して、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品を形成することを特徴とする光学デバイス用加飾成形品の製造方法。
- 基体シート上にハードコート層および加飾層を順次形成した転写シートを作成し、該転写シートを射出成形金型内にセットして型締めし、該転写シートの加飾層形成面から溶融した透明射出成形樹脂を射出成形金型内に充填し、冷却後、前記射出成形金型を開いて基体シートを剥離することにより、透明成形樹脂層の上面にハードコート層および加飾層を形成して、請求項4に記載の光学デバイス用加飾成形品を形成することを特徴とする光学デバイス用加飾成形品の製造方法。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品の透明な窓部の裏面側に、透明成形樹脂層から導出する光を検知できる光検出器が設置されたことを特徴とする座標入力装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学デバイス用加飾成形品の透明成形樹脂層の上面中央部において、該透明成形樹脂層内を全反射で伝播している光を入力媒体との接触により散乱させた後、該散乱した光の一部を該透明成形樹脂層外に導出させ、該導出した光を光検出器にて検知することにより、前記透明成形樹脂層の透明な窓部における入力媒体が接触した座標入力位置を決定することを特徴とする座標入力位置決定方法。
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