JP5419265B2 - 熱圧着用シリコーンゴムシート及びその製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、離型層にシリコーンパウダーを充填して熱圧着用シリコーンゴムシートの表面に滑り性を持たせた場合には、シリコーンパウダー自体にシリコーン特有の粘着性が若干残っているため、形成された離型層の滑り性が十分でない場合があった。また、シリコーンパウダーは、ほぼ100%がシリコーンポリマーからなるため、その熱伝導率は低い。したがって、シリコーンパウダーを離型層に充填した場合には、離型層の異方導電性接着剤に対する離型性が非常に良好である一方、ヒートツールから異方導電性接着剤に対する熱伝導性が十分でないという欠点があった。
本発明の第2の目的は、一定の組成を有する従来の熱圧着用シリコーンゴムシートの欠点を改善し、表面離型性に優れるのみならず、装置部品や被圧着物への貼り付きがない上異方導電性接着剤に接着せず、耐久性及び熱伝導性能に優れると共に均一に加圧力を伝えることができ、しかも柔軟性を兼ね備えた熱圧着用シリコーンゴムシートとすることのできる、安価な熱圧着用シリコーンゴムシートの製造方法を提供することにある。
第一のシリコーンゴム層:
(A):平均重合度が200以上のオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(C):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(B),(C)成分の合計配合量は0〜150質量部である。)
(D):金属、前記(C)成分以外の無機酸化物、無機窒化物、無機炭化物から選択される少なくとも一種の粒子を0〜1,600質量部、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量が0〜30質量部の場合、(D)成分の配合量は100超〜1600質量部であり、(B)及び(C)成分の合計配合量が30超〜150質量部の場合の(D)成分の配合量は0〜500質量部である。)
(E):硬化有効量の硬化剤。
第二のシリコーンゴム層:
(F):オルガノポリシロキサン 100質量部、
(G):球状粒子又は涙滴形状の粒子である、下記(H)及び(I)成分以外の無機熱伝導性粉末:10〜80質量部、
(H):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(I):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(H)及び(I)成分の合計配合量は0〜30質量部である。)
(J):硬化有効量の硬化剤。
(A):平均重合度が200以上のオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(C):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(B),(C)成分の合計配合量は0〜150質量部である。)
(D):金属、前記(C)成分以外の無機酸化物、無機窒化物、無機炭化物から選択される少なくとも一種を0〜1,600質量部、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量が0〜30質量部の場合には、(D)成分の配合量が100超〜1600質量部であり、(B)及び(C)成分の合計配合量が30超〜150質量部の場合には、(D)成分の配合量が0〜500質量部である。)
(E):硬化有効量の硬化剤
本発明で使用する(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0〜1,600質量部であり、特に0〜1,000質量部の範囲で使用することが好ましい。1,600質量部より多くすると配合が困難になる上、成形加工性が悪くなる。
このような構成をとることにより、シリコーンゴムが本来持っている異方導電性接着剤に対する非接着性を維持し、本発明の熱圧着用シリコーンゴムシートに熱伝導性を付与することができる。
(F):オルガノポリシロキサン 100質量部、
(G):球状粒子又は涙滴形状の粒子である、下記(H)及び(I)成分以外の無機熱伝導性粉末:10〜80質量部、
(H):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(I):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(H)及び(I)成分の合計配合量は0〜30質量部である。)
(J):硬化有効量の硬化剤
勿論、無機熱伝導性粉末を充填せずに、第二のシリコーンゴム層表面を粗面化する方法もあるが、無機熱伝導性粉末を充填した場合には、一般的なナイフコート、コンマコート、バーコート、ディップコートなどの簡便なコーティングによる積層方法によって、容易に粗面化することが可能となるので、これによって製品コストを下げることができる。
ただし、前記(G)成分である無機熱伝導性粉末と(H)成分であるカーボンブラック及び(I)成分である微粉末シリカを含めた無機充填材の配合量は、離型性の面からは添加量を少なくした方がよく、第二のシリコーンゴム層を形成する組成物全体の50質量%以下、特に10〜40質量%とすることが好ましい。
第二のシリコーンゴム層の厚さが1μm未満であると、十分な離型性が発現されない場合があり、また離型耐久性も十分に得られない。一方、50μmを超えると熱伝導性が悪くなる場合がある。また、シリコーンゴムシート全体の厚さが0.1mm未満では、被圧着体に十分追従できないので圧力のかかり方が不均一になる場合があり、10mmを超えると熱伝導性が悪くなる場合がある。
0 <(Y-X)≦(2Y/3) ・・・(1)
第二のシリコーンゴム層の厚さが最大粒径以上になると、シリコーンゴム層表面が平滑面に近くなるので密着の問題を引き起こす。一方、第二のシリコーンゴム層の厚さが最大粒径の3分の1より薄くなると、無機熱伝導性粉末がゴム層から脱落し易くなり、離型耐久性が十分でなくなる。
(1)第一のシリコーンゴム組成物を、中心線平均粗さ:Raが0.4μm≦Ra≦5.0μm、最大高さ:RmaxがRmax≦50μmであるようにエンボス加工されたキャリアフィルム上にカレンダー成形又は押し出し成形し、次いで加熱硬化させた後、その上に、第二のシリコーンゴム組成物をトルエン等の溶剤に溶解して液状化した塗工液を、ナイフコート、コンマコート、バーコート、ディップコートなどの方法でコーティング成形し、そのまま大気中で溶剤を除去し、加熱硬化する方法。この場合、第二のシリコーンゴム組成物の粘度が低い場合には、トルエン等の溶剤に溶解せずに、そのままコーティングし成形してもよい。
この組成物を150℃で5分間加熱・硬化させ、更に200℃で4時間ポストキュアーさせた。硬化後の組成物のJIS K 6253に基づくデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は48であり、熱伝導率は0.28W/mKであった。
得られた熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第二のシリコーンゴム層の厚さは25μm、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さは0.225mmであった。
この2層構造のシリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは3.5μm、Rmaxが35μmであった。
また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.08質量%であった。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は40であり、熱伝導率は0.22W/mKであった。
この2層構造のシリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは2.8μm、Rmaxが33μmであった。
また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.09質量%であった。
次に、ジメチルシロキサン単位99.85モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.15モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン75質量部;ジメチルシロキサン単位99.5モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.5モル%からなる平均重合度8,000のメチルビニルポリシロキサン20質量部;ジメチルシロキサン単位90.25モル%及びメチルビニルシロキサン単位9.75モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン5質量部の混合物に、比表面積が300m2/gであるシリカ微粉末(アエロジル300:日本アエロジル(株)製の商品名)5質量部、並びに前記式(2)で示されるα,ω−ジヒドロキシメチルポリシロキサン2質量部を、ニーダーを用いて均一に混練りし、150℃で2時間熱処理した。
このコンパウンドに、コンパウンド中のメチルビニルポリシロキサンの合計量に対して塩化白金酸を白金質量で30ppm、反応抑制剤としてエチニルシクロヘキサノールをメチルビニルポリシロキサン100質量部に対して0.1質量部、最後に前記式(3)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン5質量部を、順次二本ロールで混合しながら加え、均一組成の第二のシリコーンゴム組成物を作製した。
この第二のシリコーンゴム組成物を実施例1と同様にして成形し、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さが0.225mmである、本発明の熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。
得られた2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは3.0μm、Rmaxが35μmであった。
また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.08質量%であった。
得られた熱圧着用シリコーンゴムシート全体の厚さは0.220mmであった。
また、第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は44であり、熱伝導率は0.23W/mKであった。
この2層構造の圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは3.2μm、Rmaxが36μmであった。
また、圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.12質量%であった。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は47であり、熱伝導率は 0.27W/mKであった。
この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは2.7μm、Rmaxが41μmであった。
また、この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.10質量%であった。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は48であり、熱伝導率は0.31W/mKであった。
この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは2.5μm、Rmaxが28μmであった。
また、この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.10質量%であった。
実施例1と同様にして、厚さ0.2mmの第一のシリコーンゴム層を作製した。
次に、分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封鎖され、平均重合度が180のジメチルポリシロキサン85質量部;分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封鎖され、平均重合度が510のジメチルポリシロキサン10質量部;並びに、ジメチルシロキサン単位が90.25モル%及びメチルビニルシロキサン単位が9.75モル%からなる平均重合度が8,000のメチルビニルポシロキサン5質量部に、BET比表面積が約300m2/gの親水性シリカ(アエロジル300:日本アエロジル(株)製商品名)5質量部を加え、更にヘキサメチルジシラザン1質量部と水0.5質量部を加えたものを、プラネタリーミキサーを用いて1時間室温にて混合した。
得られた混合物を、160℃で4時間加熱処理した。
更に、上記シリコーンパウダー以外のジメチルポリシロキサンに対して塩化白金酸を白金質量で50ppm、反応抑制剤であるエチニルシクロヘキサノールを前記シリコーンパウダー以外のジメチルポリシロキサン100質量部に対して0.2質量部、最後に前記式(3)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサンを前記ジメチルポリシロキサン100質量部に対して8質量部を順次混合しながら加え、均一組成の第二のシリコーンゴム組成物を作製した。
得られた組成物を150℃で5分間加熱して硬化させ、更に200℃で4時間ポストキュアーした。ポストキュアー後のJIS K 6253に基づくデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は40であり、熱伝導率は0.18W/mKであった。
次いで2層構造のシリコーンゴムシートをPETフィルムから剥離し、200℃で4時間ポストキュアーして熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。得られた第二のシリコーンゴム層は、厚さが15μmであって、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さは0.215mmであった。
この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.9μm、Rmaxが7.2μmであった。
また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.12質量%であった。
第二のシリコーンゴム層で使用した球状溶融シリカを、平均粒径が4μmで最大粒径が20μmの球状溶融シリカとしたこと以外は、実施例1と全く同様にして、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さが0.225mmである、熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は49であり、熱伝導率は0.27W/mKであった。
この2層構造のシリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは1.5μm、Rmaxが12μmであった。また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.09質量%であった。
第二のシリコーンゴム層の球状溶融シリカを、平均粒径が30μm、最大粒径が100μmの球状溶融シリカとしたこと以外は、実施例1と全く同様にして、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さが0.225mmの熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は46であり、熱伝導率は 0.30W/mKであった。
この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは5.8μm、Rmaxが78μmであった。
また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.09質量%であった。
第二のシリコーンゴム層の球状溶融シリカ添加量を5質量部としたこと以外は、実施例1と全く同様にして、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さが0.225mmの熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。
第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は40であり、熱伝導率は0.19W/mKであった。
この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.9μm、Rmaxが23μmであった。また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.08質量%であった。
実施例1で使用した第二のシリコーンゴム層の原料となるコンパウンドに用いたポリシロキサンである、ジメチルシロキサン単位99.85モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.15モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン75質量部;ジメチルシロキサン単位99.5モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.5モル%からなる平均重合度8,000のメチルビニルポリシロキサン20質量部;ジメチルシロキサン単位90.25モル%及びメチルビニルシロキサン単位9.75モル%からなる平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン5質量部の混合物に代えて、ジメチルシロキサン単位99.85モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.15モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン100質量部を使用すると共に、(3)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサンの使用量を1質量部としたこと以外は実施例1と同様にして、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせたシリコーンゴムシート全体の厚さが0.225mmの熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。
また、この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.9μm、Rmaxが23μmであった。また、この2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.08質量%であった。
実施例1と同様にして、厚さ0.2mmの第一のシリコーンゴム層を作製した。
次に、分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封鎖され、平均重合度が180のジメチルポリシロキサン85質量部;分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封鎖され、平均重合度が510のジメチルポリシロキサン10質量部;及び、ジメチルシロキサン単位が90.25モル%でメチルビニルシロキサン単位が9.75モル%からなる平均重合度が8,000のメチルビニルポシロキサン5質量部の混合物に、BET比表面積が約300m2/gの親水性シリカ(アエロジル300:日本アエロジル(株)製商品名)10質量部を加え、更にヘキサメチルジシラザン1質量部と水0.5質量部を加えた混合物を、プラネタリーミキサーを用いて1時間室温にて混合した。
第二のシリコーンゴム層で使用した球状溶融シリカを、平均粒径が30μm、最大粒径が75μmのものに変更すると共にその添加量を120質量部と増量し、水分を除いた揮発分が0.10質量%でBET比表面積が130m2/gのアセチレンブラック20質量部を添加したこと以外は実施例1と全く同様にして、第一のシリコーンゴム層と第二のシリコーンゴム層を合わせた、2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートを作製した。得られた熱圧着用シリコーンゴムシート全体の厚さは0.225mmであった。
また、第二のシリコーンゴム層のデュロメーター硬さ試験によるタイプA硬度は56であり、熱伝導率は0.37W/mKであった。
実施例1と同様にして、厚さが0.2mmの第一のシリコーンゴム層を作製した。
次に、ジメチルシロキサン単位99.85モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.15モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン75質量部;ジメチルシロキサン単位99.5モル%及びメチルビニルシロキサン単位0.5モル%からなる平均重合度8,000のメチルビニルポリシロキサン20質量部;ジメチルシロキサン単位90.25モル%及びメチルビニルシロキサン単位9.75モル%からなる、平均重合度が8,000のメチルビニルポリシロキサン5質量部の混合物に、比表面積が300m2/gであるシリカ微粉末(アエロジル300:日本アエロジル(株)製の商品名)20質量部、及び前記式(2)で示されるα,ω−ジヒドロキシメチルポリシロキサン2質量部を、ニーダーを用いて均一に混練りし、150℃で2時間熱処理した。
得られた2層構造の熱圧着用シリコーンゴムシートにおける、第一のシリコーンゴム層の表面粗さRaは0.8μm、Rmaxが5.8μmであり、第二のシリコーンゴム層の表面粗さRaは3.8μm、Rmaxは39μmであった。また、この熱圧着用シリコーンゴムシートを150℃で3時間加熱したときの揮発分は0.08質量%であった。
1.圧着装置によるフィード性評価
実施例1〜6及び比較例1〜8で作製された熱圧着用シリコーンゴムシートを圧着装置に装着し、実際の熱圧着工程と同様の操作により熱圧着用シリコーンゴムシートの位置を移動させてフィードを行い、フィード用のガイドバーに引っかかるかどうかを確認し、フィード性を評価した。
即ち、熱圧着用シリコーンゴムシートは、異方導電性接着剤を使用した圧着工程において、圧着装置の中に長尺の巻物として装着され、毎回、又はある程度の回数毎にシートの位置をずらして供給される。このシートの位置をずらす場合、シートは、ステンレスなどでできた何本かのガイドバーを擦りながら移動することになる。このとき、シート表面に粘着性があると、ガイドバーに引っかかって移動できないという問題が起こるかどうかを評価した。
フィード性評価の仕方は以下の通りである。
〇:問題なし
×:ガイドバーに引っかかってフィードできず
熱圧着用シートは、熱圧着時に、はみ出した異方導電性接着剤に直接接触することがあるので、以下の方法により、異方導電性接着剤に対する非接着性を評価した。
実施例1〜6及び比較例1〜8で作製した熱圧着用シリコーンゴムシートの下に、異方導電性接着剤からなる厚さ22μmの異方導電膜を直接配し、その下に100μm厚のポリイミドフィルムをはさむように圧着機に設置した。その際、熱圧着用シリコーンゴムシートは、第一のシリコーンゴム層が加熱・加圧ツール側を向き、第二のシリコーンゴム層が異方導電性接着剤側を向くように配置した。設置後、240℃に加熱した加圧ツールを用い、6MPaの押し圧力で20秒間圧着した。
1回の圧着毎に、異方導電性膜を新しいものに替える一方、熱圧着用シリコーンゴムシートの方はそのまま同じ物を使用してこの圧着を繰り返し、異方導電性接着剤が熱圧着用シリコーンゴムシートに接着するまでの回数を測定した。
実施例1〜6、比較例1〜8で作製した熱圧着用シリコーンゴムシートの下に、50μmピッチの銅電極を設けた2枚のFPCで、厚さが22μmの異方導電性膜を、圧着時に2枚のFPCの間からがはみ出さないようにはさんだものを、上下の銅電極の位置を合わせて置いてから圧着機に設置し、340℃に加熱した加圧ツールを用い、4MPaの押し圧力で20秒間圧着した。本試験では、異方導電性接着剤と熱圧着シートとの接着評価を前記したように別に評価するため、圧着時に2枚のFPCの間から異方導電性接着剤がはみ出さないような構造とした。また、熱圧着用シリコーンゴムシートは、2層構造のシートの場合、加圧ツール側に第一のシリコーンゴム層が、FPC側に第二のシリコーンゴム層が配置するようにセットした。この圧着を繰り返し、FPCへのシートの密着状態、及び均一な圧力で異方導電性接着剤を加熱硬化できなくなるまでの回数を測定した。この回数は、上下のFPCにそれぞれ設けられた銅電極同士の導通により確認した。
実施例1〜6、比較例1〜8で作製した熱圧着用シリコーンゴムシートの下に、25μmのポリイミドフィルム2枚の間に異方導電性接着剤で直径50μmの熱電対を固定したものを設置し、圧着機にて300℃に加熱した加圧ツールで、4MPaの押し圧力で20秒間圧着した。20秒間圧着後の温度を測定し、熱圧着用シリコーンゴムシートの熱伝導性能を評価した。温度が高いほど熱伝導性能が良好であることを意味する。
Claims (10)
- 熱伝導性を有する硬化した第一のシリコーンゴム層の少なくとも一方の表面に、無機熱伝導性粉末を含有し前記第一のシリコーンゴム層の配合組成とは異なる第二のシリコーンゴム層の硬化物を積層してなり、前記第一のシリコーンゴム層が、下記(A)〜(E)の成分を含有してなるシリコーンゴム組成物を成形・硬化させた層、前記第二のシリコーンゴム層が、下記(F)〜(J)の成分を含有してなるシリコーンゴム組成物を成形・硬化させた層であり、全体の厚みが0.1〜10mmである熱圧着用シリコーンゴムシートであって、前記第二のシリコーンゴム硬化物層の熱伝導率が0.20W/mK以上、JIS K 6253 デュロメーター硬さ試験 タイプA硬度が20以上、表面の中心線平均粗さRaが0.4〜10.0μmであると共に、その厚さをXμm、該層に含有される前記無機熱伝導性粉末の最大粒径をYμmとしたとき、Xが1以上50以下で有ると共に、X及びYの間に、0 <(Y-X)≦(2Y/3) の関係が成立することを特徴とする熱圧着用シリコーンゴムシート;
前記第一のシリコーンゴム層:
(A):平均重合度が200以上のオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(C):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量は0〜150質量部である。)
(D):金属、前記(C)成分以外の無機酸化物、無機窒化物、無機炭化物から選択される少なくとも一種の粒子:0〜1,600質量部、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量が0〜30質量部の場合、(D)成分の配合量は100超〜1600質量部であり、(B)及び(C)成分の合計配合量が30超〜150質量部の場合、(D)成分の配合量は0〜500質量部である。)
(E):硬化有効量の硬化剤。
前記第二のシリコーンゴム層:
(F):オルガノポリシロキサン:100質量部、
(G):球状粒子又は涙滴形状の粒子である、下記(H)及び(I)成分以外の無機熱伝導性粉末:10〜80質量部、
(H):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(I):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(H)及び(I)成分の合計配合量は0〜30質量部である。)
(J):硬化有効量の硬化剤。 - 前記(G)成分である無機熱伝導性粉末のモース硬度が5以下である請求項1に記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記(G)成分である無機熱伝導性粉末が、球状溶融シリカ、球状アルミナ、球状ガラス、球状アルミニウムの中から選択される少なくとも一種である、請求項1に記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記(G)成分である無機熱伝導性粉末の平均粒子径が0.5〜30μmであると共に最大粒径が70μm以下である、請求項1〜3の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記第二のシリコーンゴム層の厚さが1〜50μmであり、前記(G)成分である無機熱伝導性粉末の最大粒径が70μm以下である、請求項1〜4の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記第二のシリコーンゴム層の厚さが5〜40μmであり、前記(G)成分である無機熱伝導性粉末の最大粒径が50μm以下である、請求項1〜5の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記第二のシリコーンゴム層を形成する組成物中の、(G)、(H)及び(I)成分の合計含有量が組成物全体の50質量%以下である、請求項1〜6の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 前記第二のシリコーンゴム層の表面における中心線平均粗さRaが関係式0.4μm≦Ra≦10.0μmを満たすと共に、最大高さRmaxが50μm以下である、請求項1〜7の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 全体を150℃で3時間加熱した時の揮発分が0.2質量%以下である、請求項1〜8の何れかに記載された熱圧着用シリコーンゴムシート。
- 第一のシリコーンゴム組成物をシート状に成形し、この成形物を硬化させる前又は硬化させてなるシート体の片面又は両面に、前記第一のシリコーンゴム組成物とは組成が異なると共に無機熱伝導性粉末が組成物中に分散されてなる、硬化後の熱伝導率が0.20W/mK以上の第二のシリコーンゴム組成物を、硬化後の厚さをXμm、無機熱伝導性粉末の最大粒径をYμmとしたとき、下記(1)式の関係が成り立つと共に、表面の中心線平均粗さRaが関係式0.5μm≦Ra≦10.0μmを満足し、最大高さRmaxが50μm以下の凹凸形状を有するように様に形成する熱圧着用シリコーンゴムシートの製造方法であって、前記第一のシリコーンゴム組成物のシート体が既に硬化している場合には前記第二のシリコーンゴム組成物を単独で硬化させ、前記第一のシリコーンゴム組成物が未硬化の場合には第一及び第二のシリコーンゴム組成物を同時に加熱・硬化させることを特徴とする熱圧着用シリコーンゴムシートの製造方法;
(1)式:
0 <(Y-X)≦(2Y/3);
但し、前記第一のシリコーンゴム組成物が、
(A):平均重合度が200以上のオルガノポリシロキサン100質量部、
(B):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(C):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量は0〜150質量部である。)
(D):金属、前記(C)成分以外の無機酸化物、無機窒化物、無機炭化物から選択される少なくとも一種:0〜1,600質量部、
(但し、(B)及び(C)成分の合計配合量が0〜30質量部の場合、(D)成分の配合量が100超〜1600質量部であり、(B)及び(C)成分の合計配合量が30超〜150質量部の場合、(D)成分の配合量が0〜500質量部である。)
及び
(E):硬化有効量の硬化剤
とからなり、
第二のシリコーンゴム組成物が、
(F):オルガノポリシロキサン100質量部、
(G):球状粒子又は涙滴形状の粒子である、下記(H)及び(I)成分以外の無機熱伝導性粉末:10〜80質量部、
(H):水分を除いた揮発分が0.5質量%以下であるカーボンブラック、
(I):BET比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ、
(但し、(H)及び(I)成分の合計配合量は0〜30質量部である。)
及び
(J):硬化有効量の硬化剤
とからなる。
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