JP5411751B2 - キャップの脱着構造 - Google Patents
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Description
即ち、本発明のキャップの脱着構造は、容器の容器口部と、この容器口部に脱着可能に装着されたキャップとを備えるキャップの脱着構造であって、前記容器口部は、容器ねじ部の軸方向下側で拡径された環状のビード部を有し、前記キャップは、前記容器ねじ部に螺合するキャップねじ部が内側に設けられたキャップ本体と、このキャップ本体の端縁に破断可能なブリッジを介して連結され、前記容器口部のビード部に係止する係止部が内側に設けられたタンパーエビデンスバンドとを有し、前記キャップが前記容器口部に装着された状態からの開栓操作によって前記係止部が前記ビード部に係止されて前記ブリッジが破断され、前記キャップ本体と前記タンパーエビデンスバンドとが互いに分離されるキャップの脱着構造において、前記タンパーエビデンスバンドの係止部は、周方向に向かって連続状に形成されていると共に内方へ突出する複数の内突部を有しており、前記容器口部のビード部には、開栓操作の際に前記複数の内突部のうち少なくとも1つの内突部が当接することによって、前記係止部の係止を一部解除させ、前記タンパーエビデンスバンドの一部分を前記ビード部の軸方向上側へ誘導する誘導部が設けられていることを特徴とするものである。
キャップ2が閉栓方向に回されると、双方のねじ部6、33によって当該キャップ2が沈み込んでいき、それと共に係止部9がその下側から上側へと弾性的に変形しながら容器口部31の雄ねじ部33及びビード部34を乗り越える。係止部9がビード部34を乗り越える際には、当該係止部9は当該ビード部34の縮径部分37に案内されて、当該ビード部34をスムーズに乗り越える。係止部9は、ビード部34を乗り越えた段階で弾性的に元の形状に復帰する。キャップ2が閉栓方向にさらに回され、係止部9がビード部34の下側に嵌り込んでいくとき、係止部9の内突部11が突起部材41に周方向から当接される。その際、内突部11は、案内部43の傾斜面44に沿って閉栓方向へ案内され、突起体42を乗り越える。これにより、閉栓操作をスムーズに行うことができる。そして、キャップ2が閉栓方向にさらに回され、双方のねじ部6、33が互いに螺合されると、キャップ2の装着が完了する。
図6は、開栓操作を行っている際の主要部面図と、内突部11の移動する方向を説明する矢視Cからみた説明図であり、図7は、図6に示す状態から、さらに開栓操作を進めた状態での主要部断面図であり、図8は、タンパーエビデンスバンド5の一部分5bがビード部34の上側へ誘導された状態を示す側面図である。キャップ2が開栓方向に回され始めると、当該キャップ2が上方へ上がり始め、係止部9に設けられた複数の内突部11のうち突起部材41の近傍に位置する内突部11Eが、周方向から突起部材41の突起体42に当接する。その内突部11Eの傾斜した三角片11aが、突起体42の端面42aに当接すると、キャップ2が上方へ上げられる力によって、当該内突部11Eが突起体42に乗り上がり、当該内突部11Eが係止面36aから外れ始める(図6参照)。その際、内突部11Eが移動する方向は、容器口部31に対してキャップ本体15が進む方向と同じ斜め方向Nである。さらに、キャップ2が開栓方向に回されていくと、その内突部11Eが、突起体42の外周面42bに乗り上がり(図7の内突部11Eの想像線参照)、続いて、ビード体36の外周面36bにまで乗り上がる(図7参照)。外周面36bまで乗り上がった内突部11Eはさらに上方へ上がり、開栓終了時までにはビード部34を超えたところまで引き上げられる。
2 キャップ
3 天板
4 側壁部
5 タンパーエビデンスバンド
5b タンパーエビデンスバンドの一部分
8 ブリッジ
9 係止部
10 壁面部
11 内突部
11E 近傍の内突部
15 キャップ本体
30 容器
31 容器口部
34 ビード部
36 ビード体
36a 係止面
40 誘導部
41 突起部材
42 突起体
43 案内部
44 傾斜面
45 突起部材
60 係止部
70 係止部
Claims (8)
- 容器の容器口部と、この容器口部に脱着可能に装着されたキャップとを備えるキャップの脱着構造であって、
前記容器口部は、容器ねじ部の軸方向下側で拡径された環状のビード部を有し、
前記キャップは、前記容器ねじ部に螺合するキャップねじ部が内側に設けられたキャップ本体と、このキャップ本体の端縁に破断可能なブリッジを介して連結され、前記容器口部のビード部に係止する係止部が内側に設けられたタンパーエビデンスバンドとを有し、
前記キャップが前記容器口部に装着された状態からの開栓操作によって、前記係止部が前記ビード部に係止されて前記ブリッジが破断され、前記キャップ本体と前記タンパーエビデンスバンドとが互いに分離されるキャップの脱着構造において、
前記タンパーエビデンスバンドの係止部は、周方向に向かって連続状に形成されていると共に内方へ突出する複数の内突部を有しており、
前記容器口部のビード部には、開栓操作の際に前記複数の内突部のうち少なくとも1つの内突部が当接することによって、前記係止部の係止を一部解除させ、前記タンパーエビデンスバンドの一部分を前記ビード部の軸方向上側へ誘導する誘導部が設けられていることを特徴とするキャップの脱着構造。 - 前記誘導部は、前記ビード部における前記係止部が係止される係止面から軸方向下側へ向かって突出する突起部材よりなることを特徴とする請求項1に記載のキャップの脱着構造。
- 前記突起部材は、周方向に沿って形成された突起体と、閉栓操作の際に当該突起体を前記係止部の内突部に乗り越えさせる案内部と、を有することを特徴とする請求項2に記載のキャップの脱着構造。
- 前記案内部は、内側から外側に向かうに従って閉栓方向へ傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする請求項3に記載のキャップの脱着構造。
- 前記突起体における前記内突部が当接する側の端部は、周方向に対して略直交する平面状に形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のキャップの脱着構造。
- 前記突起体の周方向寸法が、前記係止部の内突部の周方向寸法よりも小さいことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のキャップの脱着構造。
- 前記突起部材は、前記タンパーエビデンスバンドの一部分を前記ビード部の軸方向上側へ誘導可能な周方向小範囲に複数設けられていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のキャップの着脱構造。
- 前記係止部の内突部が内方へ向けて断面くの字状に折り込まれるように形成されて、当該係止部が周方向に連続した蛇腹状に構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のキャップの脱着構造。
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