JP4405274B2 - 開封性及び分別廃棄性に優れたプラスチックキャップ - Google Patents

開封性及び分別廃棄性に優れたプラスチックキャップ Download PDF

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本発明は、開封性及び分別廃棄性に優れたプラスチックキャップに関し、より詳細には、キャップのグリップ性に優れ、キャップの開封や内容物使用後キャップ全体を容器口部から取外す際の操作性に顕著に優れたプラスチックキャップに関する。
容器口部に打栓により嵌合固定されるプラスチックキャップにおいては、打栓の際キャップに形成された弱化部等が破損されないことが必要であり、一方ガラス等のキャップとは異素材の容器に適用された場合には、内容物使用後にキャップを容器口部から取外して分別廃棄することが求められている。このような観点から、容器口部に嵌合により固定されるキャップにおいて、打栓の際のキャップの破損を防止しつつ、分別廃棄のためにキャップの容器口部からの取り外しを容易にしたキャップが種々提案されている。
例えば、下記特許文献1においては、開口予定部が形成された仕切り壁と外側装着壁を含む本体と、天壁部とスカート部を含む上蓋とから成るキャップにおいて、外側装着壁の下部外周面には係止凹部が形成され、スカート部の下端部は弱化部を介して連結された拘束リングを有し、この拘束リングの内周面には被係止フラップが形成され、上蓋が本体に嵌合された後に弱化部が破断された状態で、被係止フラップは係止凹部に対し、拘束リングの下方への自由移動を阻止するが強制移動は許容されるように係止するキャップが記載されており、このキャップにおいては、キャップ本体の取り外しに際しては拘束リングを下方に下げた後、上蓋と共にキャップをひねりながら上方に引き離すことにより、キャップ本体を上蓋と共に容器口部から取外すことが可能となる。
また下記特許文献2には、下端部内周面に壜口筒の開口部外周面に設けられた係止周条に係止する係止突条を周設した組付き筒を有するキャップ本体と、キャップ本体に着脱自在に螺合組付きして、注出口を開閉し、閉状態で、組付き筒に当接外装する外装筒を有する有頂筒形状の外キャップ体から成り、キャップ本体の組付き強度を、内溶液のウォーターハンマー状の力で外れることがない範囲で、外装筒の最下端部が、少なくとも係止突条の位置よりも上の高さ位置になり、且つ外キャップ体を掴みながら人手による、もぎ取り状の取り外しを可能にしたキャップが記載されている。
特開平11−255251号公報 特開2003−2351号公報
上記特許文献1記載されたキャップは、キャップ本体の取り外しに際しては拘束リングを下方に下げた後、上蓋と共にキャップをひねりながら上方に引き離すことにより、キャップ本体を上蓋と共に容器口部から取外すものであるが、容器口部から取外す際、指で把持したキャップに効率よく力を作用させることができない場合があり、力が弱い高齢者等でも容易且つ確実に取り外し可能であることが望ましい。特にキャップの口径が小さい場合にその傾向が顕著になる。
また上記特許文献2に記載されたキャップでは、キャップ本体の容器口部への固定が、ウォーターハンマー状の力やプルリングの破断除去操作によりかかる力では外れることがなく、且つもぎ取り可能な程度であるため、キャップ本体の容器口部への嵌合固定の程度が弱く、しかも外キャップ体を上方に上げるだけでキャップ本体及び外キャップ体が一緒に容器口部から外れるので、タンパーエビデント性が充分でないという問題がある。また上記特許文献1と同様に、もぎ取りの際に指で把持したキャップに効率よく力を作用させることができない場合があり、誰にでも容易且つ確実に取外しできるキャップであることが望まれている。
従って本発明の目的は、キャップの密封性及びタンパーエビデント性を有すると共に、キャップが把持しやすく効率よくキャップに力を作用することが可能で、年齢、能力等にかかわりなくすべての人にとって開封性及び分別廃棄性に優れたプラスチックキャップを提供することである。
本発明によれば、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体及びキャップ本体に螺子係合により着脱自在に装着される外蓋とから成り、該キャップ本体は、開口部又は開口予定部が形成され、開口部又は開口予定部を取り囲むように形成される注出用筒が形成される頂板部、頂板部から垂下し容器口部外周面と密着し、容器口部に設けられた係合用突条と係合する係合用突起が内面下部に形成された外側壁、及び頂板部から垂下し容器口部内周面と密着する内側壁から成り、該外蓋は、頂板部及び頂板部から垂下するスカート部から成り、スカート部の下端には、キャップ本体外側壁の外周面に形成された係止部に係止する複数個の係止突起が形成されているタンパーエビデントバンドが弱化部を介して形成されているプラスチックキャップにおいて、前記外蓋は、頂板部が多角形状であり、スカート部が、上部が径内方且つ下方に傾斜する上方傾斜部、下部が径外方に且つ下方に傾斜する下方傾斜部と該下方傾斜部下端から若干下方に延びる垂直部から成ると共に、上部と下部が凹部で連結されており、且つ前記下方傾斜部の下端が外蓋の装着状態におけるキャップ本体頂板部内面よりも下方の位置に形成されていることを特徴とするプラスチックキャップが提供される。
本発明のプラスチックキャップによれば、
1.外蓋の頂板部の径とタンパーエビデントバンドの外径がほぼ同じ大きさであること、
2.キャップ本体の外側壁下端に複数個の切欠き又は弱化部が間隔をおいて形成されていること、
3.外蓋の頂板部の形状が、4乃至12角形であること、
4.外蓋のタンパーエビデントバンドに形成される係止突起が、可撓性片であること、
5.キャップ本体外側壁に形成される係合用突起の位置が、タンパーエビデントバンドに対応する位置に形成されていること、
が好適である。
本発明のプラスチックキャップにおいては、キャップ本体に着脱自在に装着される外蓋の頂板部が多角形状であり、且つスカート部が、上部が径内方且つ下方に傾斜する上方傾斜部、下部が径外方に且つ下方に傾斜する下方傾斜部と該下方傾斜部下端から若干下方に延びる垂直部から成ると共に、上部と下部が凹部で連結された形状にすることにより、誰にでも把持しやすく、しかも開封或いは分別廃棄の際に効率よくキャップに力を作用させることが可能となり、キャップの口径の大小にかかわらず、小さい力で容易且つ確実に開封或いは容器口部からのキャップの取り外しが可能になる。
しかも前記下方傾斜部の下端が外蓋の装着状態におけるキャップ本体頂板部内面よりも下方の位置に形成されていると共に、垂直部が形成されていることにより、キャップ本体の容器口部への固定が確実で密封性が確保されていると共に、分別廃棄の際キャップを引き上げやすいという利点も有している。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のキャップの一例を示す側断面図であり、図2は、図1に示すキャップの(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図をそれぞれ示すものであり、また図3は、図1に示すキャップを容器口部に適用された状態を示す側断面図である。
図4は、本発明のキャップの他の一例が容器口部に適用された状態を示す側断面図であり、図5は、図4に示すキャップの(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図をそれぞれ示すものである。
図1乃至図3に示すように、全体を1で表す本発明のキャップは、概略的に言って、容器口部40に嵌合固定されるキャップ本体2及びキャップ本体2に螺合により着脱自在に装着可能な外蓋20から成っている。
キャップ本体2は、頂板部3、頂板部3の周縁から垂下し容器口部40の外周面41と密着する外側壁4、頂板部内面5から垂下し容器口部40の内周面42と密着する内側壁6から成り、頂板部3のほぼ中央にはスコア7で区画された開口予定部8が形成され、開口予定部8にはスコア7を破断するための把持部9が形成されている。頂板部3には、開口予定部8を取り囲むように注出用筒10が形成されており、この注出用筒10の外周面には、外蓋20に形成される螺子部と螺合する螺子部12が形成されている。
外側壁4の下端には間隔を置いて複数個の切り欠き13が形成されており、キャップ本体の打栓による嵌合を容易にすると共に、分別廃棄の際のキャップの容器口部からの取り除きを容易にしている。外側壁4下端の切り欠き13が形成されていない箇所14においては、内面側には容器口部に形成された係合用突条43と係合してキャップ本体を容器口部に固定するための係合用突起15、外面側には後述するタンパーエビデントバンド内面に形成されるフラップ片27と係合するための係止部16が、それぞれ形成されている。
外蓋20は、頂板部21及び頂板部21から垂下するスカート部22、スカート部22の下端に弱化部23を介して一体的に成形されているタンパーエビデントバンド(以下、TEバンドという)24から成っている。
外蓋の頂板部21の内面には、キャップ本体の注出用筒10の内面と密接して、開口形成後の液密性を確保するためのインナーリング25が形成されている。また外蓋のスカート部22の内面はストレートであり、キャップ本体の螺子部12と螺合する螺子部26が形成されている。
またTEバンド24の内面には、TEバンドの下端から上方に向かって延びる可撓性を有するフラップ片27が間隔をおいて設けられ、キャップを最初に開封する際に前述したキャップ本体外側壁下端に形成された係止部16と係合することにより弱化部23が破断され、一旦開封されたものであることが明らかになる。
尚、このTEバンド24は、容器口部からキャップを取外す際に下方に移動させない限り、通常の使用状態においてはキャップ本体の外側壁4を外側から拘束するようにタガ締めしている。このため、通常の使用状態でキャップ本体が容器口部から抜けてしまうようなことが有効に防止されている。
本発明においては、外蓋の頂板部21は多角形であることが第一の重要な特徴であり、図1乃至3に示す具体例では、図2(A)から明らかなように8角形になっている。このように頂板部の形状が多角形状になっていることにより、開封の際に指が頂板部の辺に当接するため安定性がよく、外蓋の回転が容易になる。
また本発明のキャップにおいては、外蓋のスカート部22の外面が、上部が下方に行くに従って径内方に傾斜する上方傾斜部28、下部が下方に行くに従って径外方に傾斜する下方傾斜部29を有し、この上方傾斜部28と下方傾斜部29の間が凹部30で連結されていると共に、下方傾斜部29の下端31からは若干下方に延びる垂直部32が形成されていること、及び下方傾斜部29の下端31が外蓋の装着状態におけるキャップ本体頂板部内面5よりも下方の位置に形成されていることが第二の重要な特徴である。
このように、外蓋のスカート部外面が頂板部から上方傾斜部28から滑らかに中央の凹部30につながっていることにより、上記頂板部の形状と相俟ってキャップを開封する際のキャップのグリップ性を顕著に向上することが可能となる。
また分別廃棄する際には、TEバンドを下方に移動し、キャップ本体から外した後に、外蓋をキャップ本体に螺合した状態で、外蓋を指先で固定して斜め上方に引き上げるという操作によってキャップを容器口部から取外すが、この場合においても凹部30に指が位置することにより、上方傾斜部28に指を当接させながら引き上げることができ、キャップに効率よく力をかけることができる。
更に下方傾斜部29の下端31からは若干下方に延びる垂直部32が形成され、下方傾斜部29の下端31が、外蓋の完全な装着状態におけるキャップ本体頂板部内面5よりも下方の位置に形成され、キャップ本体の外側壁4を外側からタガ締めするように密着しているため、外蓋を斜め上方に引き上げる力が容器口部との嵌合箇所である外側壁4に伝わりやすく、上述したグリップ性の向上やキャップに効率よく力をかけることができることと相俟って、一層効率よくキャップを取り除くことが可能になるのである。
図1乃至3に示すキャップにおいては、外蓋スカート部中央の凹部30から下方傾斜部29につながって、スカート部下方の径の大きさが頂板部とほぼ同じ大きさになっていることが好ましい。これにより、キャップの搬送性や取り扱い性が向上するという利点もある。
また図2(B)から明らかなように、外蓋の頂板部21の周縁から上方傾斜部28への連結部分33において、外蓋頂板部21の多角形状の辺に合わせた面取りがなされており、これにより、キャップを開封する際又は容器口部からのキャップの取り外しの際、特にキャップを開封する際の指の当接が更に安定化され、キャップのグリップ性を更に向上できる。
更に図1乃至図3に示すように、キャップ本体外側壁4の内面に形成される容器口部に形成された係合用突条43と係合する係合用突起15が、TEバンド24に対応する位置に形成されていることが望ましい。これにより、容器口部とキャップ本体の係合部分をTEバンドで外側から拘束するようにタガ締めするため係合を強固にすることができ、TEバンドを下方に移動させて意図的にキャップを容器口部から取外すとき以外に、キャップ本体が容器口部から抜けてしまうことが有効に防止できる。
更にまた、図1乃至図3に示す具体例においては、図2(C)から明らかなように、キャップ本体頂板部内面5には、ラチェット17が内側壁6と開口予定部8の間に環状に形成されている。一般に外蓋をキャップ本体に螺子係合により装着するキャップにおいては、容器口部にキャップを打栓する前に予め外蓋をキャップ本体に装着しておくが、かかるラチェット17がキャップ本体に形成されていることにより、外蓋をキャップ本体に装着させる際このラチェットに治具に形成された突起等を係合させてキャップ本体を固定することができ、キャップ本体が外蓋の回転と一緒に共回りしてしまうことを防止することができる
図4及び図5に示すキャップは、外蓋スカート部22の外面に形成される凹部30に複数個の突起34が形成されている以外は、図1乃至図3に示すキャップとほぼ同じ構成である。
すなわち、図4及び図5に示すキャップにおいては、外蓋スカート部22の外面に形成された凹部30の外蓋頂板部21の多角形状の各頂点に対応した箇所、図4及び図5では計8箇所に、突起34が形成されている。この突起34の存在により、キャップを開封する際或いは容器口部からの取り外しの際、凹部30に位置した指が突起34に係止するため、指が滑ってしまうことなどが有効に防止でき、グリップ性を更に向上することが可能になる。
本発明のキャップにおいて、分別廃棄する際に、キャップを容器口部から取り除くには、先ずTEバンドを下方に移動してキャップ本体から取り外し、その後外蓋をキャップ本体に装着して、外蓋の凹部及び頂板部外周縁等に指をかけて外蓋を握り、斜め上方に引き上げることにより、外蓋及びキャップ本体を一体的に容器口部から取り除くことができる。尚、キャップを取り除いた後にTEバンドは容器口部に残っているが、キャップ本体が取外されることにより、TEバンドは容易に容器口部から除去することができる。
本発明のキャップにおいては、種々の変更を行うことができる。
例えば、図1乃至図5に示したキャップにおいては、外蓋の頂板部の形状は8角形であったが、勿論これに限定されるものでなく、キャップの口径などにもよるが、4乃至12角形の範囲にあることが好適である。
また図1乃至図5に示したキャップでは、キャップ本体の外側壁下端に間隔を置いて複数個の切り欠きが形成されて、キャップ本体の容器口部からの取り外しを容易にしているが、勿論切り欠きに限定されず、外側壁下端から上方に延びるスコアのような弱化部を、間隔をおいて複数個形成し、キャップの容器口部からの取り外しの際に弱化部が破断されるようにしたものでもよい。
また図1乃至図5に示したキャップでは、TEバンド内面に形成する係止突起として、TEバンド下端から上方に突出した可撓性のフラップ片を設けているがこれに限定されるものではなく、TEバンド内面からキャップの開栓方向と反対方向に突出したラチェットや或いは上下方向に係止する突部であってもよい。
更に、図1乃至図5に示したキャップでは、キャップ本体頂板部のほぼ中央にスコアで区画された開口予定部を形成していたが、勿論、最初から開口が形成されていてもよく、この場合外蓋に形成されたインナーリングや更にアウターリングなどを設けて液密性を確保することもできるし、別途シール部材などで開口を覆うこともできる。
本発明のキャップは、ポリエチレン、ポリプロピレン等従来より樹脂製キャップに用いられている公知の樹脂を用いて、外蓋及びキャップ本体をそれぞれ射出成形、圧縮成形等の従来公知の製法により成形した後、これらを組付けることにより製造することができる。
本発明のキャップの一例を示す側断面図である。 図1に示すキャップの(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図をそれぞれ示す。 図1に示すキャップを容器口部に適用された状態を示す側断面図である。 本発明のキャップの他の一例が容器口部に適用された状態を示す側断面図である。 図4に示すキャップの(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図をそれぞれ示すものである。
符号の説明
1 キャップ、2 キャップ本体、3 キャップ本体頂板部、4 外側壁、
5 キャップ本体頂板部内面、6 内側壁、7 スコア、8 開口予定部、
9 把持部、10 注出用筒、12 螺子部、13 切り欠き、15 係合用突起、
16 係止部、17 ラチェット、20 外蓋、21 外蓋頂板部、
22 外蓋スカート部、23 弱化部、24 タンパーエビデントバンド、
25 インナーリング、26 螺子部、27 フラップ片、28 上方傾斜部、
29 下方傾斜部、30 凹部、31 下方傾斜部下端、32 垂直部、
40 容器口部、41 容器口部外周面、42 容器口部内周面、43 係合用突条。

Claims (6)

  1. 容器口部に嵌合固定されるキャップ本体及びキャップ本体に螺子係合により着脱自在に装着される外蓋とから成り、該キャップ本体は、開口部又は開口予定部が形成され、開口部又は開口予定部を取り囲むように形成される注出用筒が形成される頂板部、頂板部から垂下し容器口部外周面と密着し、容器口部に設けられた係合用突条と係合する係合用突起が内面下部に形成された外側壁、及び頂板部から垂下し容器口部内周面と密着する内側壁から成り、該外蓋は、頂板部及び頂板部から垂下するスカート部から成り、スカート部の下端には、キャップ本体外側壁の外周面に形成された係止部に係止する複数個の係止突起が形成されているタンパーエビデントバンドが弱化部を介して形成されているプラスチックキャップにおいて、
    前記外蓋は、頂板部が多角形状であり、スカート部が、上部が径内方且つ下方に傾斜する上方傾斜部、下部が径外方且つ下方に傾斜する下方傾斜部と該下方傾斜部下端から若干下方に延びる垂直部から成ると共に、上部と下部が凹部で連結されており、且つ前記下方傾斜部の下端が外蓋の装着状態におけるキャップ本体頂板部内面よりも下方の位置に形成されていることを特徴とするプラスチックキャップ。
  2. 前記外蓋の頂板部の径とタンパーエビデントバンドの外径がほぼ同じ大きさである請求項1記載のキャップ。
  3. 前記キャップ本体の外側壁下端に複数個の切欠き又は弱化部が間隔をおいて形成されている請求項1又は2記載のキャップ。
  4. 前記外蓋の頂板部の形状が、4乃至12角形である請求項1乃至3の何れかに記載のキャップ。
  5. 前記外蓋のタンパーエビデントバンドに形成される係止突起が、可撓性片である請求項1乃至4の何れかに記載のキャップ。
  6. 前記キャップ本体外側壁内面に形成される係合用突起の位置が、タンパーエビデントバンドに対応する位置に形成されている請求項1乃至5の何れかに記載のキャップ。
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