JP5719615B2 - 吐出部材 - Google Patents

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本発明は、吐出部材に関するものである。
この種の吐出部材として、容器の口部に装着されると共に容器の内部に連通する連通開口を通して内容物を吐出する吐出体と、吐出体を開閉するキャップ体と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この吐出体は、連通開口が形成されると共に上下動可能な可動体と、可動体の上下動に伴って連通開口と容器の内部との連通及びその遮断を切り替える吐出弁体と、を有しており、キャップ体を引き上げる動作に伴って可動体を上下動させることにより、連通開口と容器の内部との連通及びその遮断を切り替えている。
特開2002−337910号公報
しかしながら、このような吐出部材においても、吐出体に対してキャップ体を離脱させる際の操作性を向上させることに改善の余地があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、キャップ体の離脱操作性を向上させた吐出部材を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の吐出部材は、内容物が収容される容器の口部に装着され、前記容器の内部に連通する連通開口を通して前記内容物を吐出する吐出体と、前記吐出体を開閉するキャップ体と、を備え、前記吐出体は、前記容器本体の口部に装着される外装体と、前記連通開口が形成されると共に、前記キャップ体と同軸に配置され、且つ前記キャップ体の開閉動作に伴って上下動される可動体と、前記可動体の上下動に伴って前記連通開口と前記容器の内部との連通及びその遮断を切り替える吐出弁体と、を備え、前記外装体は、前記容器本体の口部に装着されると共に前記キャップ体が着脱自在に装着される装着筒部と、該装着筒部の上端部から径方向内方に向けて突設され、前記容器本体の口部上に配設された円環状の頂壁部と、該頂壁部の内周縁部から上方に向けて突設された取付筒部と、を備え、前記可動体は、前記取付筒部の内部に上下動可能に配置され、内側が前記連通開口に連通した吐出筒部と、前記取付筒部を径方向外方から囲繞すると共に前記取付筒部に上下動可能に外嵌された嵌合筒部と、該嵌合筒部から径方向外方に向けて円柱状に突設されると共に、中心軸を径方向で挟んで両側に位置する一対の第1係合部と、を備え、前記キャップ体の天壁部には、下方に向けて突設されると共に、前記中心軸を径方向で挟んで両側に位置し、且つ互いに平行な板片部と、該板片部の下端部から径方向内方に突設されると共に、前記第1係合部に対して下方から係合する第2係合部と、を有する一対の係合部が形成され、前記キャップ体の周壁部には、径方向内方に向けて陥没するくびれ部が全周にわたって形成されていることを特徴とする。
この発明では、キャップ体を吐出体から離脱させる際に、指をくびれ部に掛けることで、キャップ体を吐出体から引き上げやすくなり、キャップ体の操作性が向上する。このため、キャップ体の開操作に伴う可動体の上昇移動が容易になり、吐出弁体による連通開口と容器の内部との連通及びその遮断の切り替えをより確実に行える。また、指を掛けるくびれ部が径方向内方に向けて陥没しているため、キャップ体の占有スペースを増大させることなくキャップ体の操作性を向上させることができる。
また、本発明の吐出部材では、前記周壁部が、中心軸を径方向で挟んで両側に位置すると共に前記くびれ部から下方に向けて延在する一対の平面部を有していてもよい。
この場合では、キャップ体を吐出体に対して引き上げる際に、キャップ体に添えた指をこの平面部に沿ってくびれ部まで案内し、指をくびれ部に掛けることができるので、キャップ体の操作性がさらに向上し、上記開操作に伴う吐出弁体による連通開口と容器の内部との連通及びその遮断の切り替えをより確実に行える。
また、本発明の吐出部材では、前記装着筒部が、前記一対の平面部内に嵌合されて前記吐出体に対する前記キャップ体の周方向の回転を防止する一対の平坦部を有してもよい。
この発明では、キャップ体が吐出体に対して周方向に回転することを防止しながら吐出体に対してキャップ体を着脱できるため、吐出体に対するキャップ体の開閉操作がより容易になる。
また、本発明の吐出部材では、前記吐出体のうち前記キャップ体から下方に露出する部分には、前記平面部を周方向で位置合わせしたときに前記第1係合部と前記第2係合部とが上下方向に係合する印部が形成されてもよい。
この発明では、吐出体の上記露出する部分に形成された印部に基づいてキャップ体を吐出体に対して周方向で位置合わせすることにより、可動体の第1係合部とキャップ体の第2係合部とを係合させることが容易になるので、吐出体に対するキャップ体の開閉操作がさらに容易になる。
この発明にかかる吐出部材によれば、指などをくびれ部に引っ掛けることで、吐出体に対するキャップ体の離脱操作性が向上し、キャップ体の離脱に伴う吐出弁体による連通開口と容器の内部との連通及びその遮断の切り替えをより確実に行える。また、くびれ部が径方向内方に窪んでいるので、キャップ体の占有スペースを増大させることなくキャップ体の操作性を向上させることができる。
本発明の一実施形態における吐出部材を装着した吐出容器を示す軸方向断面図である。 図1の吐出容器を示す他の軸方向断面図である。 図1の吐出容器を示す側面図である。 図2の吐出容器を示す側面図である。 キャップ体を取り外した状態における図1の吐出容器を示す上面図である。 図3のキャップ体を示すA−A線に沿う断面矢視図である。 図3のキャップ体を示す下面図である。 図1の吐出容器による内容物の吐出方法を示す軸方向断面図である。
以下、本発明における吐出部材の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態における吐出部材1は、有頂円筒状をなしており、図1及び図2に示すように、液状の内容物が収容される有底円筒状の二重容器(容器)2の口部2Aに装着されることによって、吐出容器3を構成する。
これら吐出部材1及び二重容器2は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置した状態で配設されている。本実施形態では、この共通軸を軸線Oとし、吐出容器3の正立姿勢においてこの軸線Oに沿う吐出部材1側を上方、その反対側を下方とし、軸線Oに直交する方向を径方向、軸線O回りの方向を周方向とする。また、図1において軸線Oに対して左側の方向を前方とし、軸線Oに対して右側の方向を後方とし、軸線O及びこの前後方向に直交する方向を左右方向とする。
二重容器2は、内容物が収容されると共に可撓性を有する内容器11と、内容器11を収容すると共に弾性変形可能な外容器12と、を有しており、図示の例では、外容器12に対して内容器11が剥離可能に積層されたデラミボトル(積層剥離型容器)となっている。そして、二重容器2の口部2Aは、内容器11の口部11Aと外容器12の口部12Aとを積層した構成となっている。
外容器12の口部12Aは、上端部に位置する上筒部15と、上筒部15の下側に位置し、内径及び外径が上筒部15よりも大きく形成された下筒部16と、を有する二段筒状に形成されている。
上筒部15の外周面には、吐出部材1が着脱自在に螺着される雄ネジ部が形成されている。また、上筒部15のこの雄ネジ部の下側には、外容器12と内容器11との間に外気を吸入させる吸気孔15aが周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では対向するように2つ)形成されている。さらに、この雄ネジ部において吸気孔15aと周方向の位置が一致する部分には、上下方向に延びる第1縦溝部15bがこの雄ネジ部を縦断するように形成されている。なお、第1縦溝部15bは、吸気孔15aと周方向の位置が一致しない部分に形成されてもよい。
吐出部材1は、二重容器2の口部2Aに装着され、内容器11の内部に連通する連通開口21aを通して内容物を吐出する吐出体21と、吐出体21を開閉するキャップ体22と、を備える。
吐出体21は、二重容器2の口部2Aに装着され、この口部2Aを径方向外側から囲繞する外装体25と、キャップ体22の開閉動作に伴って上下動される吐出ヘッド(可動体)26と、吐出ヘッド26の上下動に伴って連通開口21aと内容器11の内部との連通及びその遮断を切り替える吐出弁体27と、内容器11の内圧に応じて外部と内容器11及び外容器12間の空間との連通及びその遮断を切り替える外気導入弁体28と、を有する。
外装体25は、二重容器2の口部2Aに装着される円筒状の装着筒部31と、装着筒部31の上端部から径方向内方に向けて突設され、二重容器2の口部2A上に配設された平面視円環状の頂壁部32と、頂壁部32の内周縁部から上方に向けて突設された円筒状の取付筒部33と、を有する。
装着筒部31は、図1から図4に示すように、キャップ体22の後述する一対の曲面部87及び一対の平面部88それぞれと周方向で位置合わせした一対の湾曲部31A及び一対の平坦部31Bで構成されている。
一対の湾曲部31Aは、断面円弧状の湾曲板状をなすと共に軸線Oに沿って上下方向に延在しており、軸線Oを前後方向で挟んで両側に位置している。一対の平坦部31Bは、平板状をなすと共に軸線Oに沿って上下方向に延在しており、一対の湾曲部31Aと同様に、軸線Oを左右方向で挟んで両側に位置している。そして、平坦部31Bは、一対の湾曲部31Aそれぞれの周方向端部同士を接続しており、湾曲部31A及び平坦部31Bは、周方向で互いに連接している。
また、装着筒部31の内周面には、二重容器2の口部2Aの雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が形成されている。また、装着筒部31の雌ネジ部よりも下方に位置する下端部は、外容器12の下筒部16に気密状態で外嵌しており、吸気孔15aと吐出容器3の外部との装着筒部31の下方からの連通を遮断している。さらに、装着筒部31の下端部は、その外径がこの下端部よりも上側の部分よりも大きくなっており、湾曲部31Aに対応する段部(印部)31C及び平坦部31Bに対応する段部(印部)31Dを形成している。段部31Cの外周面形状は、湾曲部31Aの外周面形状と同様に湾曲しており、段部31Dの外周面形状は、平坦部31Bの外周面形状と同様の平坦面となっている。
取付筒部33の高さは、図1に示すように、周方向で異なっており、図示の例では後方側に位置する部分が最も低く、他の部分が後方側に位置するこの部分よりも上方に突出している。そして、取付筒部33のうち上記後方側に位置する部分の内周面には、上下方向にわたって凹リブ状の第2縦溝部33aが形成されている。また、取付筒部33のうち上記後方側に位置するこの部分以外の他の部分には、径方向外方に向けて第1係合突出部33bが突設されている。
吐出ヘッド26は、図1、図2及び図5に示すように、軸線Oに沿って上下動可能な円筒状の吐出筒部41と、吐出筒部41の上端部に連接された天板部42と、吐出筒部41から径方向外方に向けて突設された平面視円環状をなす傾斜フランジ部43と、傾斜フランジ部43の外周縁部から下方に向けて延設された円環状の嵌合筒部44と、天板部42の上面を被覆する可撓性の被覆体45と、を有する。
吐出筒部41の内側には、連通開口21aに連通する連通路41aが形成されている。また、吐出筒部41の内周面において前方側に位置する部分には、図1及び図5に示すように、連通開口21aから流出した内容物を内容器11内に戻すことや内容物の流出を促進する第3縦溝部41bが連通開口21aから上下方向の中間部分まで形成されている。
天板部42は、吐出筒部41の全周にわたって径方向外方に突出している。そして、天板部42は、平面視D字状かつ凹曲面状をなしており、左右方向に沿って中央から外側に向かうにしたがって漸次せりあがる断面視弓形状に湾曲している。
また、天板部42は、後方側よりも前方側が上方に位置するように軸線Oに対して上向きに傾斜している。そして、天板部42の前方部42Aは、左右方向に沿ってほぼ平行に延びる外形をなしており、天板部42の後方部42Bは、平面視半円状に形成されている。
さらに、天板部42には、吐出筒部41の連通路41aを通して内容器11の内部に連通する連通開口21aが形成されている。なお、図示の例では、連通開口21aが吐出筒部41の内径と同等となっているが、吐出筒部41の内径よりも小さくてもよい。
嵌合筒部44は、外装体25の取付筒部33を径方向外方から囲繞すると共に、この取付筒部33に上下摺動可能に外嵌されている。また、嵌合筒部44には、径方向外方に向けて一対の被係合突起部(第1係合部)46が突設されている。これら被係合突起部46は、軸線Oを左右方向で挟んで両側に配設されており、天板部42よりも径方向外方に突出するように形成されている。さらに、嵌合筒部44の下端部には、第1係合突出部33bと係合する第2係合突出部44aが径方向内方に向けて突設されている。
被覆体45は、図5に示すように、天板部42の外周縁に沿った形状に形成されており、連通開口21aを覆っている。そして、被覆体45は、天板部42の上面に対して固着部45Aを介して固着されている。固着部45Aは、U字状をなすように連通開口21aの周囲に形成されており、天板部42の前方部42A側の中央において開口している。
これにより、天板部42の前方部42A側には、固着部45Aが開口して被覆体45と天板部42とが固着されていない部分が形成され、この部分(固着部45Aの開口部分)は、吐出口42cとなる。
また、被覆体45は、天板部42の湾曲形状にならって湾曲されており、この被覆体45のうち固着部45Aの内側に位置する部分が非固着部45Bとされ、天板部42の上面に密接されている。これにより、連通開口21aが非固着部45Bによってシールされ、内容器11の密閉性が確保される。被覆体45の非固着部45Bは、天板部42の上面から離間する方向に例えば弾性的に膨出変形(反転変形)することで、天板部42の上面から離間可能とされている。これにより、被覆体45の非固着部45Bは、連通開口21aを開閉自在にシールする。
なお、被覆体45は、天板部42の上面に対して、例えば接着用シーラントや接着剤などによる接着や、熱溶着などの溶着によって固着されている。また、被覆体45としては、破れにくい一般的なフィルム(伸縮性の有無に関係なく適用可能である)や、可撓性を有する樹脂性シートまたは金属箔などが挙げられ、その層構成としては、単層や積層が挙げられる。
吐出弁体27は、図1及び図2に示すように、二重容器2の口部2Aに装着されると共にこの口部2A上に配設される内装部51と、連通開口21aと内容器11の内部との連通及びその遮断を切り替える弁体部52と、を有する。
内装部51は、二重容器2の口部2Aの内側に嵌合された円筒状の第1シール筒部61と、第1シール筒部61の上端部から径方向外方に向けて突設された円環状の外フランジ部62と、外フランジ部62の外周縁部から下方に向けて延設され、二重容器2の口部2Aの外側に嵌合された第2シール筒部63と、第1シール筒部61の下端部から径方向内方に向けて突設された円環状の内フランジ部64と、内フランジ部64の内周縁部から上方に向けて延設されたガイド筒部65と、を備える。
これら第1シール筒部61、外フランジ部62、第2シール筒部63、内フランジ部64及びガイド筒部65は、軸線Oと同軸に配置されている。
第1及び第2シール筒部61、63は、二重容器2の口部2Aを挟み込んでいる。
外フランジ部62及び第2シール筒部63には、吸気孔15aと第1縦溝部15bとに連通する連通溝部51aが形成されている。なお、連通溝部51aは、吸気孔15aと周方向の位置が一致する部分に形成されているが、一致しない部分に形成されてもよい。
ガイド筒部65は、外周面が取付筒部33の内周面と摺接すると共に、内周面が吐出筒部41の外周面と摺接している。なお、ガイド筒部65の高さは、例えば第1シール筒部61のほぼ2倍となっている。
さらに、内装部51は、外装体25の頂壁部32などと共に連通溝部51aに連通する環状の内部空間51Bを画成する。
弁体部52は、軸線Oと同軸に配設された有頂筒状をなしており、下端部を内装部51の内フランジ部64の高さとほぼ一致させた状態でガイド筒部65の径方向内方に配設されている。そして、弁体部52は、円筒状をなす筒体部66と、筒体部66の上端部に連設され、内径及び外径が上方に向かうにしたがって縮径する垂体部67と、を有している。筒体部66の下端部は、径方向外方に延びると共に、周方向に間隔をあけて複数配設されたブリッジ部68を介して内装部51の内フランジ部64の内周縁部に連結されている。なお、周方向で隣り合うブリッジ部68間は、流通開口68aとされている。
吐出ヘッド26が下降端位置にあるとき、筒体部66と内装部51のガイド筒部65との間には、吐出ヘッド26の吐出筒部41の下端部が液密にかつ着脱自在に嵌め込まれている。そのため、流通開口68aを通した連通路41aと内容器11の内部との連通は、この状態で遮断されている一方、吐出ヘッド26が上昇移動した際には、吐出筒部41の下端部が弁体部52から離間するため、流通開口68aを通して連通路41aと内容器11の内部とが連通する。
外気導入弁体28は、内部空間51B内に配設されており、内装部51のガイド筒部65に外嵌された円筒状の弁筒部71と、弁筒部71から径方向外方に向けて突設された円環状の弁板部72と、を有する。
弁筒部71は、内装部51の内フランジ部64と外装体25の頂壁部32とに接しており、この上端部には、外装体25の取付筒部33の第2縦溝部33aと連通する横溝部71aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。これにより、横溝部71aを通して第2縦溝部33aと内部空間51Bとが連通する。
弁板部72は、径方向外方に向かうにしたがって上方に向かうように形成されており、外縁部が外装体25の頂壁部32に対して全周にわたって当接している。そして、弁板部72は、自身の弾性変形によって頂壁部32に対して当接、離間可能となっている。これにより、弁板部72は、横溝部71aを通した第2縦溝部33aと内部空間51Bとの連通及びその遮断を切り替えている。
キャップ体22は、図1から図4、図6及び図7に示すように、有頂円筒状をなしており、平面視円状をなす天壁部81と、天壁部81の外周縁部から下方に延設された周壁部82と、を有する。
天壁部81において軸線Oを左右方向で挟む両側には、径方向外方から嵌合筒部44に形成された被係合突起部46と係合する一対の係合部83が形成されている。係合部83は、天壁部81から下方に向けて突設されており、前後方向に平行な板片部84と、板片部84の下端部から径方向内方に突設されると共に、被係合突起部46に対して下方から係脱自在に係合する係合突起部(第2係合部)85と、を有する。
周壁部82は、天壁部81に接続されると共に全周にわたって延在すると共に径方向内方に向けて窪むくびれ部86と、くびれ部86の下端部から下方に延在する一対の曲面部87及び一対の平面部88と、を有する。
本実施形態におけるくびれ部86は、天壁部81の下面に隣接して径方向内方に突出する曲面状(縦断面)に形成されており、この天壁部81の外周縁部がフランジ状になっている。
一対の曲面部87は、装着筒部31の湾曲部31Aと同様に、断面円弧状をなす湾曲板状をなすと共に軸線Oに沿って上下方向に延在しており、軸線Oを前後方向で挟んで両側に位置している。そして、曲面部87は、内周面が湾曲部31Aの外周面の形状と同様の曲面形状を有しており、湾曲部31Aの外側に嵌合されている。
一対の平面部88は、装着筒部31の平坦部31Bと同様に、平面視平板状をなして軸線Oに沿って上下方向に延在しており、軸線Oを左右方向で挟んで両側に位置している。そして、平面部88は、平坦部31Bの外側に嵌合されている。また、一対の平面部88は、一対の係合部83と周方向で位置合わせされた状態で配設されている。そして、平面部88は、一対の曲面部87それぞれに周方向端部同士を接続しており、これら曲面部87及び平面部88は、周方向で互いに連接している。
このように、キャップ体22は、曲面部87及び平面部88それぞれが湾曲部31A及び平坦部31Bそれぞれに対して外側から嵌合していることにより、外装体25に対して周方向に回転することが防止されている。
次に、以上のような構成の吐出部材1を用いた内容物の吐出方法について説明する。
まず、図1及び図2に示すように、キャップ体22が吐出体21の外装体25に装着された未使用状態では、吐出弁体27によって内容器の内部と連通開口21aとの連通が遮断されており、天板部42の上面に被覆された被覆体45の非固着部45Bが連通開口21aをシールしている。そのため、この未使用状態において、内容器11の密閉性が確保されるので、内容物は、連通開口21aから不意に流出して外部に漏出しない。
使用する際には、キャップ体22を吐出体21の外装体25から離脱させる。ここでは、周壁部82のくびれ部86に指などを掛けた状態で吐出体21に対してキャップ体22を軸線Oに沿って上方に引き上げる。なお、指を周壁部82の曲面部87または平面部88に添えた状態でも、添えた指が引き上げ操作に伴ってこの曲面部87または平面部88に沿って上方に案内され、くびれ部86に掛けられる。このとき、キャップ体22が外装体25に対して周方向で回転することが防止されているので、周壁部82の曲面部87及び平面部88それぞれは、装着筒部31の湾曲部31A及び平坦部31Bそれぞれに沿って軸線Oに沿って案内される。
この開操作に伴って、天板部42に設けられた係合部83の係合突起部85が吐出ヘッド26の被係合突起部46に対して下方から係合しながら係合部83が上昇移動する。このため、図8に示すように、吐出ヘッド26を構成する吐出筒部41の下端部は、弁体部52の筒体部66と内装部51のガイド筒部65との間から上方に抜け出して吐出弁体27から離間する。これにより、内容器11の内部と連通開口21aとは連通する。
そして、嵌合筒部44の第2係合突出部44aが取付筒部33の第1係合突出部33bと係合すると、嵌合筒部44は、第1及び第2係合突出部33b、44aによって上昇移動が規制される。この状態で、キャップ体22をさらに引き上げると、係合部83の係合突起部85は、吐出ヘッド26の被係合突起部46を下方から上方に乗り越え、係合部83と吐出ヘッド26との係合を解除する。これにより、キャップ体22を離脱する。
このとき、上述のようにキャップ体22が外装体25に対して周方向で回転しないので、さらに、吐出筒部41と内装部51のガイド筒部65とが互いに摺接しており、ガイド筒部65が吐出ヘッド26を案内するので、吐出ヘッド26は、安定して上昇移動する。
このようにキャップ体22を離脱させた後、二重容器2を径方向内方に向けて押し込んでスクイズ変形(圧搾変形)させ、内容器11の内圧を上昇させる。内容器11の内圧が上昇すると、内容物は、流通開口68a及び連通路41aを通って連通開口21aから流出する。なお、二重容器2を前方に傾けて吐出口42cを下方に向けた吐出姿勢とし、内容物の自重により内容物を連通開口21aから流出させてもよい。このとき、二重容器2を吐出姿勢とした状態で二重容器2をスクイズ変形させてもよい。
連通開口21aから流出する内容物によって被覆体45が押圧されるので、被覆体45の非固着部45Bは、天板部42の上面から離間する上方に例えば反転変形し、上側に凸となるドーム状に膨出する。このため、被覆体45と天板部42の上面との間には、連通開口21aに連通する流路21bが画成されると共に、固着部45Aの開口部分には、外側に向けて開口する吐出口42cが画成される。
これにより、連通開口21aから流出した内容物は、流路21bを通って吐出口42cから吐出される。
内容物の吐出を停止させる際には、二重容器2の押圧を停止、解除する。なお、二重容器2を上記吐出姿勢として内容物を吐出させている場合には、二重容器2を元の正立姿勢に戻す。これにより、被覆体45に付与されていた内容物からの押圧力が解除され、図1及び図2に示すように、天板部42の上面から離間していた被覆体45の非固着部45Bは、例えば被覆体45の弾性や内容器11の内圧(負圧)によって元の状態に復元変形され、天板部42の上面に密接する。このため、吐出口42c及び流路21bが閉鎖されると共に、連通開口21aがシールされ、内容器11の密閉性が再び確保される。このとき、天板部42が前方に向かうにしたがって上方に傾斜しており、前方部42Aが後方部42Bよりも上方に位置しているので、流路21b内の内容物は、天板部42に沿って連通開口21aに戻りやすくなり、吐出後の内容物の液ダレを抑制できる。
なお、本実施形態の二重容器2は、デラミボトルであるため、内容物の吐出によって内容器11が減容変形してその状態を維持するため、内容器11と外容器12との間に負圧が発生する。そのため、この負圧が吸気孔15aを通して外気導入弁体28の弁板部72に作用することにより、弁板部72の外周縁部が頂壁部32から離間し、第2縦溝部33a、内部空間51B、連通溝部51a及び第1縦溝部15bからなる外気流入路を通って外部と吸気孔15aとが連通する。そのため、外部から上記外気流入路に外気が流入し、この外気が吸気孔15aから内容器11と外容器12との間に吸入される.
したがって、吐出容器3から内容物を吐出した後は、内容器11が外容器12から剥離して両者の間に間隙が形成される。そのため、外容器12は、内容器11を減容変形させたままスムーズに復元変形される。
内容物の吐出終了後は、キャップ体22を吐出体21の外装体25に再度装着させる。ここでは、周壁部82の曲面部87及び平面部88と外装体25の湾曲部31A及び平坦部31Bとの周方向の位置をそれぞれ合わせた状態で、キャップ体22を吐出体21の外装体25に装着する。このとき、段部31C、31Dの外周面形状を異ならせることにより、段部31C、31Dを基準とした吐出体21とキャップ体22との周方向における位置合わせが容易となる。なお、周壁部82の外面と段部31C、31Dの外面とは、径方向において等しくなっている。また、周壁部82の曲面部87及び平面部88は、周壁部82が外装体25の装着筒部31に対して周方向に回転することを防止しながら、外装体25の湾曲部31A及び平坦部31Bの外周面に沿って軸線Oに沿って下方に案内される。
この閉操作に伴って、係合部83の係合突起部85が吐出ヘッド26の被係合突起部46に対して上側から当接しながら係合部83が下降移動することにより、吐出ヘッド26が下降移動する。そして、吐出ヘッド26の下降移動に伴って、吐出筒部41の下端部が弁体部52の筒体部66と内装部51のガイド筒部65との間に再び嵌まり込み、流通開口68aを通した内容器11の内部と連通路41aとの連通を遮断する。吐出ヘッド26の吐出筒部41の下端部が流通開口68aの連通を遮断した際に、係合部83の係合突起部85が吐出ヘッド26の被係合突起部46を上方から下方に乗り越える。これにより、内容器11の密閉性がよりいっそう確保され、被覆体45による連通開口21aのシールと合わせて内容物が連通開口21aから不意に漏出して不意に漏出することを効果的に抑制する。
以上のようにして、吐出容器3内の内容物を吐出する。
以上のような構成の吐出部材1によれば、指などをくびれ部86に掛けることでキャップ体22を吐出体21に対して離脱させる際のキャップ体22の操作性が向上し、さらにキャップ体22を把持する指が平面部88に沿ってくびれ部86まで案内されるので、キャップ体22の開操作に伴う吐出弁体27による連通開口21aと内容器11の内部との連通及びその遮断をより確実に行える。また、くびれ部86が径方向内方に陥没しているので、キャップ体22の占有スペースを増大させることなくキャップ体22の操作性を向上させることができる。
また、段部31C、31Dの外周面形状を異ならせることにより、段部31C、31Dを基準とした吐出体21とキャップ体22との周方向の位置合わせが容易になる。さらに、装着筒部31の平坦部31Bが周壁部82の平面部88の内側に嵌合しており、キャップ体22が吐出体21に対して周方向に回転することを防止しながら吐出体21に対してキャップ体22を着脱できる。これにより、吐出ヘッド26の被係合突起部46とキャップ体22の係合突起部85とを係合させることが容易になる。
さらに、キャップ体22が吐出体21を覆っている未使用状態では、吐出弁体27が内容器11の内部と連通開口21aとの連通を遮断しており、被覆体45の固着部45Aが連通開口21aをシールしているので、内容器11の密閉性を確保し、内容物が連通開口21aから不意に流出して外部に漏出することを防止できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、容器は、内容器と外容器とを有する二重容器となっているが、二重容器に限られない。
吐出体は、フィルム状の被覆体を用いて吐出口の開閉を行う構成となっているが、可動体及び吐出弁体を有していれば、他の構成であってもよい。
くびれ部は、周壁部の上端部に形成されているが、周壁部において全周にわたって形成されていれば、他の部分に形成されてもよい。
周壁部には、一対の平面部が形成されているが、平面部を1つまたは3つ以上形成してもよく、少なくともくびれ部が形成されていれば、平面部が形成されていなくてもよい。
装着筒部には、周壁部の平面部が外側から嵌合する平坦部が形成されているが、平坦部が形成されていなくてもよい。
印部の形状は、装着筒部の段部の外周面形状を湾曲部及び平坦部に対応して異ならせた形状となっているが、キャップ体と装着体とを周方向で位置合わせすることが容易になれば、他の形状であってもよく、印部を形成しなくてもよい。
この発明によれば、キャップ体の離脱操作性を向上させた吐出部材に関して、産業上の利用可能性が認められる。
1 吐出部材、2 二重容器(容器)、2A 口部、3 吐出容器、21 吐出体、21a 連通開口、22 キャップ体、26 吐出ヘッド(可動体)、27 吐出弁体、31 装着筒部、31B 平坦部、31C,31D 段部(印部)、46 被係合突起部(第1係合部)、82 周壁部、85 係合突起部(第2係合部)、86 くびれ部、87 曲面部、88 平面部、O 軸線(中心軸)

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器の口部に装着され、前記容器の内部に連通する連通開口を通して前記内容物を吐出する吐出体と、
    前記吐出体を開閉するキャップ体と、を備え、
    前記吐出体は、前記容器本体の口部に装着される外装体と、前記連通開口が形成されると共に、前記キャップ体と同軸に配置され、且つ前記キャップ体の開閉動作に伴って上下動される可動体と、前記可動体の上下動に伴って前記連通開口と前記容器の内部との連通及びその遮断を切り替える吐出弁体と、を備え、
    前記外装体は、前記容器本体の口部に装着されると共に前記キャップ体が着脱自在に装着される装着筒部と、該装着筒部の上端部から径方向内方に向けて突設され、前記容器本体の口部上に配設された円環状の頂壁部と、該頂壁部の内周縁部から上方に向けて突設された取付筒部と、を備え、
    前記可動体は、前記取付筒部の内部に上下動可能に配置され、内側が前記連通開口に連通した吐出筒部と、前記取付筒部を径方向外方から囲繞すると共に前記取付筒部に上下動可能に外嵌された嵌合筒部と、該嵌合筒部から径方向外方に向けて円柱状に突設されると共に、中心軸を径方向で挟んで両側に位置する一対の第1係合部と、を備え、
    前記キャップ体の天壁部には、下方に向けて突設されると共に、前記中心軸を径方向で挟んで両側に位置し、且つ互いに平行な板片部と、該板片部の下端部から径方向内方に突設されると共に、前記第1係合部に対して下方から係合する第2係合部と、を有する一対の係合部が形成され、
    前記キャップ体の周壁部には、径方向内方に向けて陥没するくびれ部が全周にわたって形成されていることを特徴とする吐出部材。
  2. 前記周壁部は、中心軸を径方向で挟んで両側に位置すると共に前記くびれ部から下方に向けて延在する一対の平面部を有することを特徴とする請求項1に記載の吐出部材。
  3. 前記装着筒部は、前記一対の平面部内に嵌合されて前記吐出体に対する前記キャップ体の周方向の回転を防止する一対の平坦部を有することを特徴とする請求項2に記載の吐出部材。
  4. 前記吐出体のうち前記キャップ体から下方に露出する部分には、前記平面部を周方向で位置合わせしたときに前記第1係合部と前記第2係合部とが上下方向に係合する印部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の吐出部材。
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