JP5409491B2 - 移動式防音塀 - Google Patents
移動式防音塀 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5409491B2 JP5409491B2 JP2010087478A JP2010087478A JP5409491B2 JP 5409491 B2 JP5409491 B2 JP 5409491B2 JP 2010087478 A JP2010087478 A JP 2010087478A JP 2010087478 A JP2010087478 A JP 2010087478A JP 5409491 B2 JP5409491 B2 JP 5409491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attachment
- leg
- end portion
- sound insulation
- insulation member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Description
(b)特に部品点数が少ないテント型の移動式防音塀を提案することができる。付言すると、部品点数を極力少なくし、かつ軽量化を図ったので、運搬、組立て、設置が容易である。つまり、支持体の支持脚本体から上方の部材は、いわばテント型フレーム構造体なので、工事現場で、各部材を極めて簡単に組み合わせることができる。
(c)さらに、上方が開口しているので、埃が騒音発生場所Yに留まらない。
(d)請求項2に記載の発明は、脚部の取り付け部が筒状嵌合部であるか、それとも逆に、前記上部支持腕の下端部に前記脚部の取り付け部に外嵌合する取付け部が設けられているので、上部支持腕の脱着が容易である。
(e)請求項3に記載の発明は、遮音部材の上端縁部が、請求項1及び請求項4に記載の各発明よりも外方向へ広がらないので、乱反射した音(回折音)を、極力遮音部材の外側に逃げないようにすることができる。
(f)請求項5に記載の発明は、連結腕杆の連結部分は、アーチ状、或いは山形状、或いはまた水平状のいずれかであるから、作業の邪魔に成らない。
(g)請求項6に記載の発明は、連結腕杆の結腕杆部分は、左右方向に伸縮可能であるから、移動する騒音発生箇所に応じて防音範囲(位置や形状)を容易に変化できるができる。
図1で示すように、移動式防音塀Xは、支持体1が、少なくとも下端部にキャスター2b、3bを有する前後の脚部2、3と、該前後の脚部にそれぞれ連結された伸縮部材5、5とから成り、該支持体1の外側に一部又は全部が位置するように設けられかつ伸縮可能な単数又は複数枚の遮音部材12を備え、騒音発生場所Yの少なくとも片側に移動可能に配設される移動式防音塀Xであって、前記前後の脚部2、3の上方の端部に円筒或いは角筒状の取り付け部6をそれぞれ設け、該前後の取り付け部6、6に対して、その先端部に相当する上端部が前記騒音発生場所Y側に延在する前後の上部支持腕7、8、9の下端部をそれぞれ取り外し可能に取り付け、前記遮音部材12は、前記上部支持腕7、8の各上端部に一体的に設けられかつ連結手段11の一方を構成する係合部或いは被係合部11a、11bと、該遮音部材12の上端部に相当する吊り下げ部分12aに設けられかつ前記連結手段11の他方を構成する被係合部或いは係合部11cを介して取り外し可能に吊り下げられることを特徴とする。なお、前記遮音部材12の下端部は、本実施例では脚部の下端部或いはキャスター2bまで垂れ下がっていが、もちろん、中途まで垂れ下がるようにしても良い。この場合には、図示しない下部防音カバーを前後の脚部2、3の上部にそれぞれ設けた掛け止め具2e、2eに吊り下げる。以下、各構成部材を詳細に説明する。
図3は、図1に於いて、支持体1から遮音部材を取り外した状態の斜視図である。この図3を基準にすると、手前に位置するのが前脚部2である。この前脚部2は、主として、水平ベース板2aと、該水平ベース板の下面に設けられた2個の自在キャスター2bと、前記水平ベース板2aの上面に固定的に立設された支持脚本体2cと、該支持脚本体の内外側壁の中央部にそれぞれ突出状態に設けられた把手2d、2dと、支持脚本体2cの外側側壁の上端部に取付けられた掛け止め具2eとから成る。
取り付け部6は、支持穴で良いし、又は支持柱でも良い。本実施例では、例えば図5で示すように支持筒或いは嵌合筒状の取り付け部6を採用している。すなわち、6は前記前後の脚部2、3(本実施例では第2後脚部4も含む)の上端部の水平板に支持柱6、6、6をそれぞれ固定的に垂設している。支持柱6の長さは、図2で示す不番の作業員が作業現場(騒音発生場所Y)に於いて、上部支持腕7を差し込むので、望ましくは、支持体1の長さ、作業員の普通一般の身長等を考慮して適宜に設定される。取り付け部6の形状や構造は、上部支持腕7、8、9が脱着可能の範囲内で任意に設計変更が可能である。
例えば図7及び図8を参照にして連結手段11の一例を説明する。連結手段11は、上部支持腕7、8、9の各上端部に一体的に設けられかつ連結手段11の一方を構成する係合部或いは被係合部11a、11bと、該遮音部材12の上端部に相当する吊り下げ部分12aに設けられかつ前記連結手段11の他方を構成する被係合部或いは係合部11cとから成る。したがって、遮音部材12は、連結手段11を介して取り外し可能に吊り下げられる。
上記構成の移動式防音塀Xは、該移動式防音塀を構成する各部材を分解した状態で車両に搭載し、図2で示す騒音発生場所Y、すなわち、工事現場まで運搬する。騒音発生場所Yは、例えば水道管の交換や修理に関する工事であれば、水道管が埋設されている地盤Gの工事箇所を特定し、そこを騒音発生場所Yとする。そして、例えば道路と平行になるように騒音発生場所Yの少なくとも片側に配設するために各部材を車両から降ろし、かつ、その場で組み立てる。
Claims (6)
- 支持体が、少なくとも下端部にキャスターを有する前後の脚部と、該前後の脚部にそれぞれ連結された伸縮部材とから成り、該支持体の外側に一部又は全部が位置するように設けられかつ伸縮可能な遮音部材を備え、騒音発生場所の少なくとも片側に配設される移動式防音塀であって、前記前後の脚部の上方の端部に取り付け部をそれぞれ設け、該前後の取り付け部に対して、その先端部に相当する上端部が前記騒音発生場所側に延在する前後の上部支持腕の下端部をそれぞれ取り外し可能に取り付け、前記遮音部材は、前記上部支持腕の上端部に一体的に設けられかつ連結手段の一方を構成する係合部或いは被係合部と、該遮音部材の上端部に相当する吊り下げ部分に設けられかつ前記連結手段の他方を構成する被係合部或いは係合部を介して取り外し可能に吊り下げられていることを特徴とする移動式防音塀。
- 請求項1に於いて、前記脚部の取り付け部が筒状嵌合部であるか、それとも逆に、前記上部支持腕の下端部に前記脚部の上方の端部に外嵌合する取付け部が設けられていることを特徴とする移動式防音塀。
- 請求項1に於いて、前記前後の脚部の間には、伸縮部材を介してキャスターを有しない中間脚部が設けられ、該中間脚部にも取り付け部が設けられ、かつ連結手段の一方を構成する係合部或いは被係合部を有する前後の上部支持腕の下端部をそれぞれ取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする移動式防音塀。
- 騒音発生場所の左右を囲むように対向配設され左右一対の支持体が、それぞれ下端部にキャスターを有する前後の脚部と、該前後の脚部にそれぞれ連結された伸縮部材とから成り、各左右の支持体の外側に一部又は全部が位置するように設けられかつ伸縮可能な遮音部材をそれぞれ備える移動式防音塀であって、前記前後の脚部の上方の端部に取り付け部をそれぞれ設け、該前後の取り付け部に対して、左右の垂直杆部分と、該左右の垂直杆部分に連設する横方向の連結部分を有する連結腕杆をそれぞれ取り外し可能に取り付け、前記遮音部材は、前記連結腕杆の横方向の連結部分に一体的に設けられかつ連結手段の一方を構成する係合部或いは被係合部と、該遮音部材の上端部に相当する吊り下げ部分に設けられかつ前記連結手段の他方を構成する被係合部或いは係合部を介して取り外し可能に吊り下げられていることを特徴とする移動式防音塀。
- 請求項4に於いて、連結腕杆の連結部分は、アーチ状或いは山形状或いはまた水平状のいずれかであることを特徴とする移動式防音塀。
- 請求項4に於いて、連結腕杆は、左右方向に伸縮可能であることを特徴とする移動式防音塀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010087478A JP5409491B2 (ja) | 2010-04-06 | 2010-04-06 | 移動式防音塀 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010087478A JP5409491B2 (ja) | 2010-04-06 | 2010-04-06 | 移動式防音塀 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011219930A JP2011219930A (ja) | 2011-11-04 |
JP5409491B2 true JP5409491B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=45037247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010087478A Active JP5409491B2 (ja) | 2010-04-06 | 2010-04-06 | 移動式防音塀 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5409491B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021055382A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 明治商工株式会社 | 歩行者保護用の移動式防護塀 |
JP7181374B1 (ja) | 2021-12-27 | 2022-11-30 | ゲート工業株式会社 | 安全通路 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6390995B2 (ja) * | 2014-02-26 | 2018-09-19 | 清水建設株式会社 | 防音壁 |
JP6853633B2 (ja) * | 2016-08-29 | 2021-03-31 | 清水建設株式会社 | 防音壁 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3141597U (ja) * | 2008-02-28 | 2008-05-08 | 日本セイフティー株式会社 | 建設現場等の仮囲いの出入り口用ゲート |
-
2010
- 2010-04-06 JP JP2010087478A patent/JP5409491B2/ja active Active
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021055382A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 明治商工株式会社 | 歩行者保護用の移動式防護塀 |
JP7318923B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-08-01 | 明治商工株式会社 | 歩行者保護用の移動式防護塀 |
JP7181374B1 (ja) | 2021-12-27 | 2022-11-30 | ゲート工業株式会社 | 安全通路 |
JP2023096500A (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-07 | ゲート工業株式会社 | 安全通路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011219930A (ja) | 2011-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4517948B2 (ja) | 移動式防音システム及び移動式防音塀 | |
JP5409491B2 (ja) | 移動式防音塀 | |
JP6368522B2 (ja) | 建物 | |
KR20110018282A (ko) | 이중 철골프레임 내진보강장치 | |
JP2011214337A (ja) | 移動式防音塀 | |
JP2007270476A (ja) | 木造建築の振動エネルギー吸収装置取付け用構造体 | |
JP5405062B2 (ja) | 粘弾性ダンパーと座屈拘束ブレースを併用した制振間柱 | |
CN109537783A (zh) | 一种安全可靠的用于建筑幕墙的支撑结构 | |
JP6383533B2 (ja) | 既存建物の耐震改修方法 | |
JP2018199958A (ja) | 制震構造 | |
JP2011137311A (ja) | 木造建築物の補強金具及び木造建築物の補強方法 | |
JP5574335B2 (ja) | 屋根の耐震補強方法 | |
JP6925114B2 (ja) | 接続構造 | |
JP7022015B2 (ja) | 建物補強方法 | |
CN218176212U (zh) | 一种土建工程用钢结构滑移支座 | |
JP2015098725A (ja) | 太陽光発電パネル架台とその据付工法 | |
JP3907511B2 (ja) | 耐震補強構造物及び耐震補強方法 | |
JP6568430B2 (ja) | 防音ハウス | |
JP2020007870A (ja) | 構造物 | |
JP3903315B2 (ja) | 既存外壁構造体の保存方法 | |
KR101028301B1 (ko) | 연결브라켓이 필요없는 지주 일체형 방음벽 | |
JP2012237130A (ja) | 建物 | |
JP2012057321A (ja) | 走行車両の建屋の支持フレーム | |
JP6948697B2 (ja) | 型枠用の手摺支持具 | |
JP2021021267A (ja) | 法枠部材の接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121106 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20121107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131010 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5409491 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |