JP2020007870A - 構造物 - Google Patents

構造物 Download PDF

Info

Publication number
JP2020007870A
JP2020007870A JP2018132237A JP2018132237A JP2020007870A JP 2020007870 A JP2020007870 A JP 2020007870A JP 2018132237 A JP2018132237 A JP 2018132237A JP 2018132237 A JP2018132237 A JP 2018132237A JP 2020007870 A JP2020007870 A JP 2020007870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
truss
horizontal
wall frame
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018132237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7000657B2 (ja
Inventor
勇太 浅井
Yuta Asai
勇太 浅井
慶一 平井
Keiichi Hirai
慶一 平井
啓祐 鈴木
Keisuke Suzuki
啓祐 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP2018132237A priority Critical patent/JP7000657B2/ja
Publication of JP2020007870A publication Critical patent/JP2020007870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7000657B2 publication Critical patent/JP7000657B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】強風等による外壁架構の揺れを抑制することができる構造物を得る。【解決手段】構造物15は、構造体から外側へ向かって張り出した屋根と、屋根の外周部から下方へ延びた複数の鉛直トラス40と、水平方向に延在されて鉛直トラス40を繋ぐ水平トラス38とを含んで構成された外壁架構36と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、屋根と外壁架構とを備える構造物に関する。
特許文献1には、免震装置を介して柱で支持された屋根の先端から下方へ壁状のプレートが張り出した構造が開示されており、プレートは、屋根に対して回転可能に取り付けられている。また、プレートと柱とがブレースに回転可能に連結されている。これにより、屋根と柱との間に相対的な変位が生じても、プレートを追随させることができるようになっている。
特開2015−158086号公報
しかしながら、強風等による揺れを抑制することについては考慮されておらず、特許文献1の構造を、構造体から張り出してアトリウム等の空間を形成する構造物に適用した際に、この構造物の外壁架構の強風等による揺れを抑制するには改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、強風等による外壁架構の揺れを抑制することができる構造物を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係るアトリウム構造物は、構造体から外側へ向かって張り出した屋根と、前記屋根の外周部から下方へ延びた複数の鉛直トラスと、水平方向に延在されて前記鉛直トラスを繋ぐ水平トラスとを含んで構成された外壁架構と、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る構造物によれば、構造体から外側へ屋根が張り出している。また、屋根の外周部には外壁架構が設けられており、この外壁架構は、鉛直方向に延在された鉛直トラスと、鉛直トラスを繋ぐ水平トラスとを含んで構成されている。これにより、強風等によって外壁架構へ水平力が作用した際に、水平トラスから鉛直トラスへ水平力が伝達され、さらに鉛直トラスから屋根を介して構造体へ水平力を伝達させることができる。
請求項2に記載の本発明に係る構造物は、請求項1に記載の構造物であって、前記水平トラスは、前記屋根の外周部に沿って連続して形成されている。
請求項2に記載の本発明に係る構造物によれば、水平トラスが屋根の外周部に沿って連続して形成されているため、外壁架構に作用する水平力を確実に屋根から構造体へ伝達させることができる。
請求項3に記載の本発明に係る構造物は、請求項1又は2に記載の構造物であって、前記外壁架構における前記構造体との接続部分には、前記水平トラスに連結された端部トラスが設けられている。
請求項3に記載の本発明に係る構造物によれば、水平トラスへ入力された水平力を端部トラスから構造体へ伝達させることができる。これにより、強風等によって外壁架構へ作用した水平力を屋根から構造体へ伝達させるルートと、端部トラスから構造体へ伝達させるルートとに分散させることができる。
以上説明したように、本発明に係る構造物によれば、強風等による外壁架構の揺れを抑制することができる。
実施形態に係る免震建物の概略立面図である。 地震時における、図1に対応する概略立面図である。 屋根及び外壁架構を示す斜視図である。 外壁架構を示す斜視図である。 支柱の下端部を拡大して示す拡大図である。 (A)は、屋根架構と上部構造体との接合部分を拡大した拡大図であり、(B)は、図6(A)の6B−6B線で切断した状態を示す断面図である。 実施形態に係る免震建物の変形例を示す概略立面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る免震建物について説明する。なお、各図において適宜示される矢印Zは、垂直方向(上下方向)を示しており、各図において適宜示される矢印X、Yは、互いに直交する水平二方向を示している。
図1に示されるように、本実施形態に係る免震建物10は、下部構造体12と上部構造体14とアトリウム16とを含んで構成されている。上部構造体14は、免震装置18を介して下部構造体12に支持されており、これによって免震建物10は、中間層免震建物を構成している。また、構造物としてのアトリウム構造物15は、屋根17、外壁架構36及び外壁下部架構43を有して構成されている。
下部構造体12と上部構造体14とは、一例として鉄筋コンクリート造とされており、地盤20に設けられた支持構造体としての基礎21の上に構築されている。また、下部構造体12の上面には複数の免震装置18が設けられている(図1では2つの免震装置18が図示されている)。本実施形態では一例として、免震装置18を鉛入り積層ゴム支承と弾性すべり支承とによって構成している。なお、下部構造体12及び上部構造体14としては、鉄筋コンクリート造に限らず、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT(Concrete−Filled Steel Tube:充填形鋼管コンクリート)造などの他の構造であってもよい。
下部構造体12と上部構造体14との間に免震装置18を設けているため、地震時には、図2に示されるように、免震装置18がせん断変形することで、上部構造体14と下部構造体12とが水平方向に相対変位する。これにより、上部構造体14へ地震力が作用するのを抑制している。
図1に示されるように、アトリウム16は、上部構造体14から張り出した屋根17に覆われるようにして屋根17の下方に形成され、下部構造体12の隣に配置されている。
屋根17は、上部構造体14からY方向(図1の右方向)に張り出しており、この屋根17のY方向の一端部が上部構造体14に接合されている。また、屋根17は、上弦材22Aと、下弦材22Bと、上弦材22Aと下弦材22Bとを連結する斜材22Cとで構成された立体屋根トラス22を備えている。
図3に示されるように、本実施形態では一例として、X方向に間隔をあけて10本の立体屋根トラス22が配置されており、これらの立体屋根トラス22同士が小梁材24によって連結されることで屋根17が構成されている。なお、図3では、説明の便宜上、立体屋根トラス22を簡略化して図示しており、斜材22Cなどの図示を省略している。
図1に示されるように、屋根17の張り出し方向(図1の右方向)の端部には支柱連結部26が形成されており、この支柱連結部26の先端(下端)には支柱28が取り付けられている。図3に示されるように、支柱28は、一例として、屋根17の張り出し方向の端部に沿って10本設けられている。また、屋根17のX方向の一端にも支柱28が1本設けられている。それぞれの支柱28は、本体部28Aと、この本体部28Aの上端部及び下端部にそれぞれ設けられたボールジョイント28Bとを含んで構成されている。
本体部28Aは、略筒状の鋼管によって形成されており、通常状態で上下方向(Z方向)に直線状に延びている。そして、この本体部28Aの上端部は、ボールジョイント28Bを介して支柱連結部26に接続されている。また、本体部28Aの下端部は、ボールジョイント28Bを介して基礎21に連結されている。ここで、本体部28Aの上端側のボールジョイント28Bと下端側のボールジョイント28Bとは同様の構造であり、一般的なボールジョイントであるため、下端側のボールジョイント28Bについてのみ図示して簡単に説明する。
図5に示されるように、ボールジョイント28Bは、接続部30と球状部32とを含んで構成されている。接続部30は、略円錐状に形成されており、この接続部30の上端部が支柱28の本体部28Aに固定されている。
球状部32は、接続部30の下端部に接続部30と一体に形成されており、この球状部32が基礎21側に固定された受け部材34に対して回転可能に連結されている。受け部材34は、ボルトなどによって基礎21に固定されており、この受け部材34の上面には球状の凹部34Aが形成されている。そして、この凹部34Aに球状部32が嵌め込まれている。なお、受け部材34は、上下に分割できるように構成されており、分割した状態で下側の部材に球状部32を取り付けた後、下側の部材と上側の部材とを結合することで球状部32の抜けを防止する構造である。
このように、支柱28の下端部がボールジョイント28Bによって基礎21に回転可能に連結されており、支柱28の上端部は、ボールジョイント28Bによって屋根17に回転可能に連結されている。このため、屋根17は、支柱28によって水平移動可能に支持されている。
図3に示されるように、屋根17の周縁部には、外壁架構36が吊り下げられている。図4に示されるように、外壁架構36は、鉛直方向に延びている鉛直トラス40と、水平方向に延びている水平トラス38とを含んで構成されている。なお、図3では、説明の便宜上、外壁架構36を簡略化して描いており、斜材などの部材の一部を省略している。
水平トラス38は、外壁架構36の上下方向の中間部分と、外壁架構36の下端部との二カ所に設けられている。また、それぞれの水平トラス38は、屋根17の外周部に沿って外壁架構36の水平方向の一端部から他端部に亘って連続して形成されている。そして、この水平トラス38によって5面の鉛直トラス40が水平方向に繋がれている。
鉛直トラス40は、屋根17から下方へ延びており、外壁架構36において屋根17の張り出し方向の端部の下方の領域に設けられている。また、本実施形態では5面の鉛直トラス40が設けられており、5面の鉛直トラス40はそれぞれ、2つの水平トラス38に連結されている。そして、これらの5面の鉛直トラス40が上端部でX方向に連結されて鉛直トラスフレーム41を構成している。
また、外壁架構36における下部構造体12側の端部には、水平トラス38と連結された端部トラス42が設けられている。端部トラス42は、外壁架構36の一端部と他端部にそれぞれ設けられており、それぞれ立体トラス架構とされている。
図1に示されるように、外壁架構36の下方には、外壁下部架構43が設けられている。外壁下部架構43は、外壁架構36と対応する形状であり、基礎21の上に構築されている。また、外壁下部架構43の上面には、止水ゴム46が設けられており、外壁架構36の外面に設けられた仕上げパネル(不図示)と外壁下部架構43との隙間が止水ゴム46によって塞がれて止水された状態となっている。
なお、本実施形態では一例として、外壁下部架構43の高さを歩行者よりも高い、外壁下部架構43の風除室の高さとしている。換言すれば、外壁架構36の下端部は、歩行者よりも上方に位置しており、4.5m程度の高さとしている。
外壁架構36と下部構造体12とは、エキスパンションジョイント44によって連結されている。このため、図2に示されるように、地震時に、外壁架構36と外壁下部架構43とが相対移動したときに、エキスパンションジョイント44によって外壁架構36と下部構造体12との水平方向の相対変位を吸収できるように構成されている。また、止水ゴム46が変形することで、外壁下部架構43の上面と外壁架構36の下面との間の止水状態が維持されている。
次に、図6(A)及び図6(B)を参照して屋根17と上部構造体14との接続部分について説明する。図6(A)及び図6(B)に示されるように、上部構造体14を構成する大梁48の上には、束材50が設けられている。束材50は、閉断面(ボックス断面)とされており、上方へ向かうにつれて幅(X方向の長さ)が短くなるように形成されている。そして、この束材50の上に屋根17の上弦材22Aが接合されている。また、大梁48における束材50と対応する位置には、上下のフランジを繋ぐ一対のスチフナ51が設けられている。
一方、大梁48の下には、束材52が設けられている。束材52は、上側の束材50を挟んで両側に配置されており、それぞれ閉断面(ボックス断面)とされている。そして、この束材52の下に屋根17の下弦材22Bが接合されている。また、大梁48における束材52と対応する位置には、上下のフランジを繋ぐ一対のスチフナ53が設けられている。
また、束材52には、ブレース54の一端部(下端部)が接合されている。ブレース54の他端部(上端部)は、上部構造体14の床スラブ56に接合されており、このブレース54によって下弦材22Bの応力をスムーズに上部構造体14へ伝達させることができるように構成されている。
さらに、屋根17の基端部には、上弦材22Aと下弦材22Bとを鉛直に繋ぐ補強材55が接合されている。
(作用)
次に、本実施形態に係る免震建物の作用について説明する。
本実施形態に係る免震建物10では、図1に示されるように、免震装置18を介して下部構造体12に上部構造体14が免震支持されており、この上部構造体14から屋根17が張り出している。このように、屋根17が免震装置18に支持された上部構造体14から張り出しているため、地震時には、屋根17が上部構造体14と一体に免震支持される。この結果、下部構造体12へ入力された地震力が屋根17に伝達されるのを抑制することができる。
また、屋根17は、複数の支柱28によって水平移動可能に支持されている。そして、この支柱28は、上端部及び下端部の両方がボールジョイント28Bによって回転可能に連結されている。これにより、図2に示されるように、地震時に屋根17が上部構造体14と共に水平移動した場合であっても、屋根17の水平方向の移動に追随して支柱28が傾倒されるため、支柱28の損傷を抑制することができ、屋根17を良好に支持することができる。これにより、アトリウム等の大空間を形成する大規模の屋根に作用する地震力を低減することができる。
さらに、屋根17の周縁部には外壁架構36が吊り下げられているため、屋根17と共に外壁架構36を免震支持することができる。この結果、地震時において、外壁架構36及び外壁仕上げの損傷を抑制することができる。このとき、図2において、外壁架構36の下端部が歩行者よりも上方に位置している。これにより、地震時に外壁架構36と屋根17とが相対移動した場合であっても、アトリウム16周辺の歩行者等に外壁架構36が接触するのを防いでいる。
さらにまた、本実施形態では、図3及び図4に示されるように、外壁架構36は、鉛直方向に延びた鉛直トラス40と、鉛直トラスを繋ぐ水平トラス38とを含んで構成されている。これにより、強風等によって外壁架構36へ水平力が作用した際に、水平トラス38から鉛直トラス40へ水平力が伝達され、さらに鉛直トラス40から屋根17を介して上部構造体14へ水平力を伝達させることができる。
特に、本実施形態では、水平トラス38が屋根17の外周部に沿って連続して形成されているため、外壁架構36に作用する水平力を鉛直トラス40を介して確実に屋根17から上部構造体14へ伝達させることができる。
また、外壁架構36における免震建物10との接続部分には端部トラス42が設けられており、この端部トラス42は、外壁架構36の一端部と他端部にそれぞれ設けられている。これにより、水平トラス38へ入力された水平力を端部トラス42から構造体へ伝達させることができる。この結果、強風等によって外壁架構36へ作用した水平力を屋根17から上部構造体14へ伝達させるルートと、端部トラス42から上部構造体14へ伝達させるルートとに分散させることができる。
特に、図4に示されるように、屋根17の張り出し方向(Y方向)に作用する水平力は、水平トラス38から端部トラス42へ伝達され、この端部トラス42から上部構造体14へ伝達される。一方、屋根17の張り出し方向と交差する方向(X方向)に作用する水平力のうち、鉛直トラス40側に作用する力は、水平トラス38から鉛直トラス40へ伝達され、この鉛直トラス40から屋根17を介して上部構造体14へ伝達される。また、屋根17の張り出し方向と交差する方向(X方向)に作用する水平力のうち、端部トラス42側に作用する力は、端部トラス42から上部構造体14へ伝達される。このようにして、外壁架構36が強風等で揺れるのを低減することができる。
(変形例)
次に、図7を参照して免震建物の変形例について説明する。
図7に示されるように、本変形例では、上部構造体14を免震支持する構造物60の下部が地盤20中に埋設されて地下構造体61を構成しており、構造物60の上部分が下部構造体12となっている。また、地下構造体61が支持構造体となっている。下部構造体12には、免震装置18を介して上部構造体14が支持されている。
上部構造体14からY方向に屋根17が張り出しており、この屋根17の張り出し方向(図1の右方向)の端部には支柱28が取り付けられている。支柱28は、本体部28Aと、この本体部28Aの上端部及び下端部にそれぞれ設けられたボールジョイント28Bとを含んで構成されている。
本体部28Aは、略筒状に形成されており、通常状態で上下方向(Z方向)に直線状に延びている。そして、この本体部28Aの上端部は、ボールジョイント28Bを介して支柱連結部26に接続されている。また、本体部28Aの下端部は、ボールジョイント28Bを介して地下構造体61の天井部上面62に連結されている。
変形例では、実施形態と同様に大空間を形成する大規模の屋根に作用する地震力を低減することができる。
以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明はこうした実施形態及び変形例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施形態では、図3に示されるように、アトリウム16の屋根17を支持する支柱28を11本設けたが、これに限定されず、屋根17の大きさ等によって適宜変更してもよい。また、支柱28の配置についても適宜変更してもよい。
さらに、本実施形態では、支柱28の上端部及び下端部にボールジョイント28Bを設けたが、これに限定されず、屋根17を水平方向に移動可能に支持できれば、他の構造を採用してもよい。例えば、支柱28の上端部及び下端部に滑り機構等を設けて屋根17を支持する構造としてもよく、ボールジョイント28Bと滑り機構とを組み合わせてもよい。
さらにまた、本実施形態では、免震装置18を介して下部構造体12に上部構造体14が支持された所謂中間免震構造に適用したアトリウム構造物について説明したが、これに限定されない。例えば、下部構造体12と上部構造体14との間に免震装置18が設けられていない構造に適用してもよい。
また、本実施形態では、支持構造体を基礎21とし、変形例では支持構造体を地下構造体61としたが、これに限定されない。すなわち、下部構造体12を支持し得る構造体であれは、他の構造体を支持構造体として採用してもよい。
さらに、図1において、下部構造体12を支持する基礎21と、支柱28の下端が連結された基礎21とが別体とされた構造としてもよい。例えば、下部構造体12が基礎21に支持されており、支柱28の下端が地下構造体の天井部に連結された構造としてもよい。
さらにまた、図7において、下部構造体12を支持する地下構造体61とは別の地下構造体に支柱28の下端が連結された構造としてもよい。
また、アトリウム構造物15は、大規模なアトリウムな空間に適用されるものに限定されず、どのような規模の空間に適用されてもよい。
14 上部構造体(構造体)
15 アトリウム構造物(構造物)
17 屋根
36 外壁架構
38 水平トラス
40 鉛直トラス
42 端部トラス

Claims (3)

  1. 構造体から外側へ向かって張り出した屋根と、
    前記屋根の外周部から下方へ延びた複数の鉛直トラスと、水平方向に延在されて前記鉛直トラスを繋ぐ水平トラスとを含んで構成された外壁架構と、
    を有する構造物。
  2. 前記水平トラスは、前記屋根の外周部に沿って連続して形成されている請求項1に記載の構造物。
  3. 前記外壁架構における前記構造体との接続部分には、前記水平トラスに連結された端部トラスが設けられている請求項1又は2に記載の構造物。
JP2018132237A 2018-07-12 2018-07-12 構造物 Active JP7000657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132237A JP7000657B2 (ja) 2018-07-12 2018-07-12 構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132237A JP7000657B2 (ja) 2018-07-12 2018-07-12 構造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020007870A true JP2020007870A (ja) 2020-01-16
JP7000657B2 JP7000657B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=69150846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018132237A Active JP7000657B2 (ja) 2018-07-12 2018-07-12 構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7000657B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449143B2 (ja) 2020-04-03 2024-03-13 株式会社竹中工務店 建物の架構構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08333896A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Ohbayashi Corp ケーブルトラスの張力導入方法
JP2004324214A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Shimizu Corp 構造物の屋根架構の構築方法
JP2015158086A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社竹中工務店 免震構造物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08333896A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Ohbayashi Corp ケーブルトラスの張力導入方法
JP2004324214A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Shimizu Corp 構造物の屋根架構の構築方法
JP2015158086A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 株式会社竹中工務店 免震構造物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7449143B2 (ja) 2020-04-03 2024-03-13 株式会社竹中工務店 建物の架構構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP7000657B2 (ja) 2022-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH102018A (ja) 建物ユニットとユニット建物とその構築方法
JP7000657B2 (ja) 構造物
JP2013032696A (ja) ラーメン構造体の補強構造
JP7052950B2 (ja) 免震建物
JP5940416B2 (ja) 建物
JP5059687B2 (ja) 建物の連結制震構造
JP2010018951A (ja) 粘弾性ダンパーと座屈拘束ブレースを併用した制振間柱
JP4837145B1 (ja) 制震補強架構付き構造物
JP6383533B2 (ja) 既存建物の耐震改修方法
JP2004353351A (ja) 既存建物の上部増築工法
JP2015143463A (ja) 建物と補強構造と支持構造とを有する建造物
JPH10280725A (ja) 制振躯体構造
JP6712858B2 (ja) 建物
JP5808570B2 (ja) 建物
JP5096979B2 (ja) ラーメン構造体の補強構造
JP4722560B2 (ja) 補強鋼材の耐力を有効利用した建築部材
JP6451383B2 (ja) 横架構造体
KR20150017009A (ko) 하중 분산형 방음벽 구조
JP2015105478A (ja) 耐震補強構造
JP5060842B2 (ja) 制振構造物
JP2018123636A (ja) 建物構造
JP5069713B2 (ja) 線路上空建築物の基礎構造
JP6951851B2 (ja) 高層耐震建物
JP6486592B2 (ja) 構造体の架設構造、及び架設構造の補強方法
JP2004143694A (ja) ねじれ防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7000657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150