JP5409172B2 - 塗布容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る塗布容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部に接続部材を介して配設され内容物を被塗布面に塗布可能な塗布具と、を備える塗布容器であって、前記接続部材は、内部が前記容器本体内と連通可能な連通筒と、該連通筒をその外周側から囲繞する囲繞筒と、を備え、前記塗布具は、前記連通筒に装着される連結筒、および前記連通筒の内部と連通する注出孔が形成された天壁部を有する有頂筒状の内筒体と、該内筒体をその外周側から囲繞し前記囲繞筒に装着される外筒と、これらの内筒体と外筒とを連結するとともに上面にその全周にわたって多数本の刷毛が立設された環板部と、を備え、前記塗布具を前記接続部材に装着したときに、前記内筒体が前記外筒よりも下側に陥没変位され、かつ前記環板部が、外筒側から内筒体側に向かうに従い漸次、下側に向けて傾斜させられて、前記多数本の刷毛が基端側から先端側に向かうに従い漸次、注出孔側に向かって傾斜され、前記連通筒の上端は、前記囲繞筒の上端よりも下側に位置し、陥没変位させられる前の前記内筒体の下端は、前記外筒の下端よりも上側に位置し、前記内筒体の容器軸方向の大きさは、前記外筒の容器軸方向の大きさよりも小さくなっていることを特徴とする。
また、塗布具における内筒体および外筒がそれぞれ、接続部材における連通筒および囲繞筒に各別に装着されるので、塗布具および接続部材の相対的な位置が高精度に決められて、多数本の刷毛の先端側の密度が毛先面内でばらつくのを抑えることが可能になり、毛先面の全域にわたって均等に内容物を保持させることができるとともに、塗布具の前述の変形状態を安定して維持することができる。
図1に示すように、塗布容器1は、内容物が収容される容器本体2と、容器本体2の口部3に接続部材4を介して配設され内容物を被塗布面に塗布可能な塗布具5と、接続部材4に装着されて塗布具5を覆うオーバーキャップ6と、を備えている。
なお、容器本体2およびオーバーキャップ6それぞれの中心軸は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、この容器軸Oに沿ってオーバーキャップ6側を上側、容器本体2側を下側といい、また容器軸Oに直交する方向を径方向といい、さらに容器軸Oを中心に周回する方向を周方向という。
接続部材4は、内部が容器本体2内と連通可能な連通筒17と、該連通筒17をその外周側から囲繞する囲繞筒18と、を備えている。図示の例では、連通筒17および囲繞筒18は、いずれも容器軸Oと同軸に配設されている。
また本実施形態では、接続部材4は、口部3に装着された周壁部9、および容器本体2内に向けて開口する貫通開口30が形成された天壁部12を有する有頂筒状の装着キャップ7と、連通筒17および囲繞筒18を有するとともに装着キャップ7に容器軸O回りに回転自在に装着された中間部材8と、を備えている。
さらに図示の例では、装着キャップ7の天壁部12の上面には、容器軸Oと同軸に配置された嵌合筒部16が突設されている。嵌合筒部16は、外環部13の内周縁部に突設され、その上端および軸体15の上端それぞれの上下方向位置は互いに同等となっている。
図示の例では、注出孔22は、内筒体21の天壁部21aの中央部に容器軸Oと同軸に形成されている。また、外筒23の上端縁、環板部25の上面、および内筒体21の天壁部21aの上面は面一となっている。また、内筒体21の容器軸O方向の大きさは、外筒23の容器軸O方向の大きさよりも小さくなっている。
図示の例では、環板部25の内側部分27が、内筒体21との連結部および中間筒部26との連結部を起点として、外筒23側から内筒体21側、図示の例では径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、下側に向けて傾斜させられる。また、多数本の刷毛24がなす毛先面24aは、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、下側に向かって傾斜している。なお、内筒体21の連結筒21bは、連通筒17において本体筒部19から上側に向けて突出する上端部に外嵌されている。
さらに、連通筒17には、この連通筒17を容器軸O回りに回転させることで連通筒17の内部と貫通開口30とを連通させる連通路32が形成されている。連通路32は、連通筒17の内周面に容器軸O方向に沿って延在し下側に向けて開口する凹溝であり、その上端は、軸体15に形成された凹溝部31の下端よりも上側に位置している。
なお図示の例では、連通筒17の下端縁と装着キャップ7の内皿部14の上面との間には隙間があいており、連通路32と貫通開口30とは、装着キャップ7および中間部材8の相対的な周方向の位置によらず常に連通している。
まず、オーバーキャップ6を外す。
次いで図4に示すように、前記第1特定頂部と前記第2特定頂部とが容器軸O方向に対向するまで装着キャップ7と中間部材8とを容器軸O回りに相対的に回転させ、連通路32を通して連通筒17の内部と貫通開口30とを連通させる。これにより、注出孔22と容器本体2内とが連通される。
また、塗布具5における内筒体21および外筒23がそれぞれ、接続部材4における連通筒17および囲繞筒18に各別に装着されるので、塗布具5および接続部材4の相対的な位置が高精度に決められて、多数本の刷毛24の先端側の密度が毛先面24a内でばらつくのを抑えることが可能になり、毛先面24aの全域にわたって均等に内容物を保持させることができるとともに、塗布具5の前述の変形状態を安定して維持することができる。
例えば、前記実施形態では、オーバーキャップ6を備えるものとしたが、オーバーキャップ6はなくても良い。
また、前記実施形態では、連通筒17および囲繞筒18が容器軸Oと同軸に配設されているものとしたが、例えば、連通筒17の中心軸と囲繞筒18の中心軸と容器軸Oとは、互いにずらされていても良い。
例えば、前記凹溝部31を形成せずに、中間部材8の連通筒17の下端部を装着キャップ7の内皿部14内に隙間なく嵌合させることで貫通開口30と連通路32との連通を遮断した上で、連通路32の上端を軸体15の上端よりも上側にして、連通筒17の内部と連通路32とを装着キャップ7と中間部材8との周方向の位置によらず常に連通させることで、連通筒17を容器軸O回りに回転させて連通路32と貫通開口30とが連通したときに連通筒17の内部と貫通開口30とが連通する構成としても良い。
2 容器本体
3 口部
4 接続部材
5 塗布具
7 装着キャップ
8 中間部材
9 装着キャップの周壁部
12 装着キャップの天壁部
17 連通筒
18 囲繞筒
21 内筒体
21a 内筒体の天壁部
21b 内筒体の連結筒
22 注出孔
23 外筒
24 刷毛
25 環板部
30 貫通開口
O 容器軸
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体の口部に接続部材を介して配設され内容物を被塗布面に塗布可能な塗布具と、を備える塗布容器であって、
前記接続部材は、内部が前記容器本体内と連通可能な連通筒と、該連通筒をその外周側から囲繞する囲繞筒と、を備え、
前記塗布具は、前記連通筒に装着される連結筒、および前記連通筒の内部と連通する注出孔が形成された天壁部を有する有頂筒状の内筒体と、該内筒体をその外周側から囲繞し前記囲繞筒に装着される外筒と、これらの内筒体と外筒とを連結するとともに上面にその全周にわたって多数本の刷毛が立設された環板部と、を備え、
前記塗布具を前記接続部材に装着したときに、前記内筒体が前記外筒よりも下側に陥没変位され、かつ前記環板部が、外筒側から内筒体側に向かうに従い漸次、下側に向けて傾斜させられて、前記多数本の刷毛が基端側から先端側に向かうに従い漸次、注出孔側に向かって傾斜され、
前記連通筒の上端は、前記囲繞筒の上端よりも下側に位置し、
陥没変位させられる前の前記内筒体の下端は、前記外筒の下端よりも上側に位置し、
前記内筒体の容器軸方向の大きさは、前記外筒の容器軸方向の大きさよりも小さくなっていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1記載の塗布容器であって、
前記接続部材は、前記口部に装着された周壁部、および前記容器本体内に向けて開口する貫通開口が形成された天壁部を有する有頂筒状の装着キャップと、前記連通筒および前記囲繞筒を有するとともに前記装着キャップに回転自在に装着された中間部材と、を備え、
前記中間部材を前記装着キャップに対して前記連通筒の軸回りに回転させることにより、前記連通筒がその内部と前記貫通開口とを連通もしくは遮断することを特徴とする塗布容器。
Priority Applications (1)
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JP2009179124A JP5409172B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 塗布容器 |
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JP2009179124A JP5409172B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 塗布容器 |
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ID=43761396
Family Applications (1)
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2009
- 2009-07-31 JP JP2009179124A patent/JP5409172B2/ja active Active
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