JP5408803B2 - Midi技術を用いた打奏的ハーモニック音楽合成装置(aphams) - Google Patents

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Description

本発明は、テノールスチールパン楽器の物理的レイアウトおよび感覚を模倣することによって、あるレンジの音楽的な音(sound)生成統合するためMIDI技術を使用する、演奏の打奏的メロディモードを目標とする打奏的ハーモニック音楽合成装置(APHAMS)である電子楽器の分野に関するものである。
本発明の装置の発展を担って影響与えることに関して、内部電子機器を使用する内部合成および/またはMIDIプロトコルを使用する外部合成を提供するドラム、スチールパンおよび一般的な打奏装置が、従来技術において知られている。
本発明の装置は新規で魅力があるが、伝統的なアコースティックスチールパン楽器は幾つかの欠点を有し、不利である。
最初に、多重ドラムで多くのレンジを実現する必要があることによって証明されているように、1個のドラムでバスレンジからソプラノレンジまでの広範囲の音楽的レンジをカバーすることができるスチールパン製造することは、現在では事実上不可能である。この制限は使用されるノートの物理的なサイズとドラムのサイズに起因する。特に、音階の低いノートのサイズが大幅に増大し、四度圏と五度圏によるノートの配置がテノールスチールパンでしか実現できないという事実に基づいている。このテノールスチールパンは最も高い音楽レンジを実現するために1個のドラムを使用する。
この制限の直接的な結果は、2個または3個までのドラムを使用する高いレンジを除いて、楽器を容易に持ち運ぶことができないという事実である。
他の重要な欠点は、一般的にューニング熟練者によって行われるため、楽器を再チューニングすることが困難であることに起因する。長時間の使用、楽器演奏中の過大な力の使用あるいは温度変化の後で、チューニングをする必要がある。広い音楽的レンジにわたって正しくかつ自然な音(sound)生成することができ、かつ最適の音(sound)にチューニングされた楽器を連続的に維持するために、チューニングの熟練者を必要としないスチールパンの製造が非常に望まれている。
最後に、新しい演奏モードが楽器により導入され、それによって演奏者は単一金属面上のノートを打撃することによってメロディ音(melodic sound)を生じることができるが、ノートを打撃するやり方や、たたいた場所の振動によって生じる音質(timbre)のわずかな変化は別として、伝統的な楽器は、音質(timbre)旋律(voice)を迅速に変化させることができるフレキシビリティを有していない。
本発明の装置の積極的な発展を担うかまたは影響を与えるものとして、世界共通のMIDI規格を使用する電子ドラムを含むいろいろな楽器がある。特許文献1の電子キーボード型打楽器は、標準的キーボードに類似して配置された板の配列を用いる。前記楽器は木琴のように演奏される。板に取り付けられたセンサの出力は、所定のノートに対応する合成楽音(synthesized tone)生成トリガーするために使用される。その設計また、アクセス可能な旋律(voice)域を拡張するためのMIDIネットワークへの有線接続を容易にする。
しかしながら、上述の電子キーボード型打楽器は四度圏と五度圏のノート配列をサポートしておらず、移調は別として、ノート配列の他の変更が不可能である。更に、10ノートポリフォニーを有しておらず、プレートの物理的な配列は指による演奏を容易にしない。最後に、前記楽器は外部装置無しでは無線で使用を容易にしない
特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6に記載されているような電子ドラム楽器は、楽音(tone)生成するためあるいは直接的な内部音(sound)合成のためMIDI出力を生じるため、圧力感知パッド列と子装置とを使用する。
上述の電子ドラム楽器の設計の主たる目的はアコースティックドラムを合成することであった。従って使用可能なパッドの数は通常は12個以下、すなわち1オクターブ以下に制限される。更に、ドラム合成するという当初の設計意図の更なる結果として、そのパッドのサイズ、配列および他の物理的特性は、メロディ音楽を演奏するための人間工学的で音楽的に直観的なノート配列を促進しない
本発明の対象である装置のような電子ドラムの使用は従来技術においてよく知られている。特許文献7は多重の音源(sound sources)を有しかつ打撃要素と圧電変換器を手早く取り外すことができる電子ドラムを開示している。しかしながら、前記特許文献の発明はスチールパンの自然の音(sound)を供給するために電子式シンセサイザを使用しない。更に、前記特許文献はスチールパンの音(sound)と他の楽器とのミキシングを開示していない。
特許文献8は単一検出要素を使用する電子ドラムを開示している。この単一検出要素はドラム面の打撃を検出するために、ドラムの基層に取り付けられている。しかしながら、この特許文献の発明はスチールパンの自然の音(sound)を供給するために電子式シンセサイザを使用しない。更に、上記特許文献はスチールパンの音(sound)と他の楽器とのミキシングを開示していない。
特許文献9は電子ドラムのデザインを開示している。しかしながら、この特許文献に開示された発明は、単一打撃面を有し、スチールパンの自然の音(sound)を供給するための電子式シンセサイザを使用しない。更に、上記特許文献はスチールパンの音(sound)と他の楽器とのミキシングを開示していない。
特許文献10、特許文献11、特許文献12はすべて、本発明の装置の構造および設計に対して一般的関係および関連のある楽器を開示している。
特許文献10は予め記録された音楽と一緒に演奏するための電子楽器を開示している。しかしながら、この楽器はスチールパンの正しい自然な音(sound)生成に注力していない。
特許文献11はカリブのスチールパンを開示している。しかしながら、この楽器は伝統的なスチールパンを模倣するために電子装置を使用する装置を開示していない。
特許文献12は持ち運び可能なスチールドラムとキャリアを開示している。この楽器も、伝統的なアコースティックスチールパンを模倣するための電子装置使用する装置を開示していない。
特許文献13は、今や一般的な慣用アコースティックスチールパンに従ってモデル化された人間工学的なフレームワークの圧力感知パッドマトリックスを使用している。この特許文献の発明はバスからハイテノールまでの既存のアコースティックスチールパンのすべてのレンジの電子的シミュレーションを提供しているがしかし、圧力感知パッドマトリックスの任意の設定が不可能である。
前記設計は、アコースティックスチールパンの物理的形状を模造することによって、バスからハイテノールまでの既存のアコースティックスチールパンのすべてのレンジの電子的シミュレーションを提供しているがしかし、この特許文献13の発明は、2個、3個または6個の別個の演奏面の使用を必要とし、また圧力感知パッドの異なる部分をたたいたときに、音質(timbre)が変化することによ、スチールパン完全模倣を促進しない
特に、上記特許文献13の発明は、四度圏と五度圏のノート配列をサポートしているが、ノート配列の任意の変更を促進せず、10ノートのポリフォニーをサポートしていないし、またパッドの物理的デザインは指による演奏を容易にはしない。更に、上記特許文献13の発明は外部装置使用なしで無線MIDI使用する能力を促進せず、またはMIDIネットワークで装置の制御を行うことができない。上記特許文献13の発明は、ろいろなレンジのスチールパンの統合だけしかできず、多様な旋律(voice)の合成には注力せず、28個だけのノートをサポートしている
従って結論として、上記特許文献13の発明は、多重旋律(multiple voices)の同時合成をサポートせず、そして圧力感知パッドの異なる部分をたたいたときに、音質(timbre)が変化することによ、スチールパン楽器完全模倣を促進しない
公知の種類の伝統的な一般的アコースティックスチールドラム、電子合成スチールパン、電子キーボード型打楽器または他の類似の楽器が伝統的に有する前述の欠点を鑑みて、本発明の装置は、従来技術の上述の不都合と前述の所定の欠点を克服する、新しい適切なメロディ装置を提供する。
次に詳細に説明する本発明の全体的な目的は、前述の従来技術の利点をすべて有し、かつメロディ装置に結実する多くの他の新規な特徴を有する、改良された新規なメロディ装置を提供することである。このメロディ装置は、従来技術によって、その単独で組み合わせによっても、予想されず、自明でなく、暗示されず、又は示唆されない。
米国特許第4,892,023号明細書 米国特許第3,956,959号明細書 米国特許第4,781,097号明細書 米国特許第4,479,412号明細書 米国特許第5,434,350号明細書 米国特許第5,076,131号明細書 米国特許第4,700,602号明細書 米国特許第4,694,479号明細書 米国意匠登録第D319,650号明細書 米国特許第5,502,274号明細書 米国特許第6,212,772号明細書 米国特許第5,973,247号明細書 米国特許第7,030,305号明細書
本発明の装置は、あるレンジの音楽的旋律(voice)のための確立されたMIDI技術の使用を通じて、外部と内部のMIDI音源モジュールを用いて、打奏時の楽音(tone)生成を容易にする
本発明の装置は所定の3つの主構成要素を有する。すなわち、(a)主アンセンブリ、(b)制御およびディスプレイ卓そして(c)取付けスタンドである。
本発明の前記装置の主アセンブリは上記装置の機能性を提供する電子回路を統合し支持する密閉された囲壁である。
主アセンブリの上部には、ムジパッドアレイを支持する演奏面がある。前記ムジパッドは子センサを有する特別に設計された面である。この電子センサは、各ムジパッドが軽いスティックまたはマレットまたは指でたたかれたときに、音(sound)生成を惹起する。
前記音(sound)は実際には、内部または外部の増幅システムによって生成される。この増幅システムは内部または外部のシンセサイザモジュールによって生成された入力を受ける。このシンセサイザモジュールはMIDIネットワークを介して本発明の装置に接続されている。上記音(sound)はMIDIソフトウェアによって提供されるカスタマイズ機能を使用することにより演奏者が決定可能な、音楽ノート打楽器の音(sound)、または特別な効果音(sound)でもよい。
前記ムジパッドは同心リングの配列の中に配置されている。各リングに12個のムジパッドが配置され、一般的に1音楽オクターブ内12個のノートに想到する。前記配列は3個または4個のこのようなリングから構成される。従って、4音楽オクターブまでカバーする。
本発明により、ユーザは各ムジパッドによって生成され音(sound)をカスタマイズすることができる。本発明の装置はデフォルトのノート割り当てを使用する。それによって、上述のムジパッドは同心リング内に配置され、リング当たり12個のノートを有する。音楽的な四度圏と五度圏に従うノート音高(pitch)は各リングに沿って配置される。ノート音高(note pitch)は、半径方向線に沿って演奏面の中心の方に移動するにつれて、リング当たり1オクターブだけ増大する。このフォーマットは、熟達したミュージシャンに公知の単一インターフェースをユーザに提供し、そして容易に学べる。
前記ムジパッドの物理的特性は、ノートを迅速かつ容易に識別できるようにするため変更される。
前記ムジパッドは発光装置を備える。この発光装置はムジパッドの近くに固定されるかまたはムジパッド上に直接固定され、ムジパッド当たり1個設けられている。この発光装置は、所定のMIDIシーケンスによって定されるように、楽曲に従って打撃するべきムジパッドを表示するための視覚的な手がかりを提供する。演奏面上に配置された前記すべての発光装置の全体の集まりは、発光装置アレイ(LEDA)を形成する。このアレイはその上記の機能によって個人指導を容易にする。
前記の演奏面は一般的に凹形の円形をしているので、打奏モードにおいて容易に演奏することができる。演奏面と前記ムジパッドの形状は、異なるスタイルの、性能および人間工学的考察を包含するために変更可能である。接触感度の変更は、前記楽器の指による演奏を可能にする。
制御およびディスプレイ卓は、人と機械の双方向のインターフェースを提供する。このインターフェースによって、ユーザは所望1つ以上の機能を選択することができる。制御およびディスプレイ卓は演奏中のアクセスを容易にするために演奏面のリム上に取り付けられている。
音(sound)生成は増幅システムに接続された内部と外部の音(sound)合成モジュールを介して行われる。すべてのモジュールに対する通信はMIDIプロトコルによって行われる。内部合成はセキュアデジタル(SD)カードまたはスマートメディア(SM)カードのような取り外し可能な標準記憶装置またはUSBメモリキー上に楽音バンク(tone bank)実装することによって促進される。
前記内部合成は、外部のモジュール(sound module)を必要としない、スタンドアロンモードでの作動を容易にする。内部合成、本発明の装置からアクセス可能な旋律(voice)におけるあるレベルのカスタマイズを演奏者に許容する。演奏者が既存の楽器をサンプリングすることによって演奏者独自楽音バンク(tone bank)を作るために、あるいは完全に新しい音(sound)を作るために、別個の設備が設けられている。
本発明装置のカスタマイズ可能な楽音(tone)機能は、べてのニュアンスを含めて、物理的モデル合成またはウェイブテーブル合成のいずれかを介したスチールパンの正確な合成を提供する。
本発明は、カスタマイズ可能な既製の伴奏のために演奏者によって生成された、MIDIシーケンスの捕捉、記憶および再生を容易にする再生および記録機構を含んでいる。この機構は可変のテンポとメトロノームをサポートする。更に、本発明によって、旅回りの演奏者は、歌曲バンク記憶のためI/Oポートを介してMIDIファイルをダウンロードすることができる。
本発明の装置のロジック構成は、10ノートポリフォニーをサポートし、パン奏者は望めば、演奏のために指を使うことができる。
本発明装置の主目的は、旅回りの演奏者または所定のユーザの能力を最適化することと、音(sound)生成、記憶および外部ソースに伝送するための装置のビルトインされた能力を介して演奏者の演奏能力を高めるために、最新のデンジタル電子通信およびコンピュータ技術の全部の利益にアクセスすることと、そしてMIDIシーケンスおよび新しい楽音(tone)を含む音楽生成材料のための遠隔ソースにアクセスすることである。
従って、本発明の目的は、演奏中の本発明装置の迅速な再設定のために、いろいろな機能が事前設定可能大幅に改良された装置を提供することである。これはユーザプログラミング可能な入力制御によって促進され、この入力制御には所望な設定を割り当てることができる。
本発明装置の他の目的は、四度圏と五度圏のノート配列のサポートと、ノート配列の任意の変更を容易にすることと、そしてさらに、演奏中の10ノートポリフォニーをサポートすることであり、また選択肢として容易になった指演奏を含む
本発明装置の他の目的は、MIDIネットワーク上での装置の制御を可能にすることと、外部装置を用いない無線MIDI能力の促進であり、多様な旋律(voice)の合成を容易にすることを含む
本発明装置の他の目的は、少36個のノート、すなわち完全な3オクターブをサポートし、4オクターブに拡張する拡張性を有し、多重旋律(multiple voice)を同時に合成することであこれにより個々のノートまたはノートのグループに任意の旋律(voice)を割り当てることができる。
本発明装置の他の目的は、べての合成された楽器および旋律(voice)に対し単一のユーザインターフェースを使用することである。それによって、伝統的なスチールパン演奏環境での混乱の一つ、すなわち異なる楽器レンジに対する過剰なノートレイアウトとドラム設定が不要となる
本発明の他の目的は、演奏中にいろいろな制御機能アクセスできるようにするために、制御及びディスプレイ卓を人間工学的に設計した装置を提供することである。
本発明の他の目的は、演奏者から最適に届く範囲内の任意の位置に制御およびディスプレイ卓を配置できる能力により、装置へのアクセスが更に容易になる装置を提供することである。
本発明の他の目的は、前記ムジパッドに似た構造の事前設定接触パッドを提供することである。前期接触パッドは演奏スティックで打撃することによって事前プログラミングされた機能の選択を容易にする。従って、演奏中、事前プログラミングされた機能に迅速にアクセスすることができる。
本発明の他の目的は、幾つかの機能の任意の一つを実行するようにユーザが指定可能制御ペダルを提供することである。前記機能は、押し下げられたペダルが現在のノートをいつまでも保持する保持効果と、押し下げられたペダルがノートをすぐに減衰させる減衰ペダルと、ペダルが押し下げられたときの楽器のユーザ定義による再構成と、そして音量制御を含んでいる。
本発明装置の他の目的は、奏を容易にする高さと配置で主アセンブリと制御およびディスプレイ卓を支持するために使用される取付けスタンドを提供することである。前記取付けスタンドは、外観、形状またはサイズを変更することができる最適な構成要素である。
本発明の他の目的は、幾つかの現場での用途において、演奏者がスタンドを完全に除去したいと思い、そのため、演奏中、本発明の装置を持ち運ぶという選択肢としてのフレキシビリティを有し、そして従って、主アセンブリと制御およびディスプレイ卓がこのモードの演奏を容易にするのに充分なほど軽く、例えば体感する不快感が最小又はないように、ストラップによって演奏者の首に吊り下げることができる。
最後に、本発明装置の付加的な目的は、本発明装置が再充電可能なバッテリ装置を備えているので、携帯を更に促進することである。このバッテリ装置は、本発明装置が取付けスタンドにドッキングされるときに自動的に満タンにされる。
本発明の装置を特徴づけるこれらのおよび他のいろいろな利点および新しい特徴は、この開示にわたって提供されている。しかしなら、業者本発明と、その利点と、本発明の使用によって得られる目的を一層良好に理解するために、本発明の一部を形成する図面と、付随する説明と、特許請求の範囲が参照される。
本発明の機能要素を示す最上位概念スキーマである。 本発明の装置の好ましい構成を示す等角図である。 本発明の上記装置の主アセンブリの平面図と正面図と側面図である。 本発明の上記装置の平面図と側面断面図と等角図である。 制御およびディスプレイ卓を備えた主アセンブリの分解図である。 本発明の装置の演奏面上のノート構成の好ましい実施の形態を示す図である。 本発明の装置のムジパッドの好ましい実施の形態の平面図、正面図おび底面図である。 本発明の装置の主アセンブリ電子回路のブロック図である。 の装置のピーク検出およびトリガー回路の好ましい実施の形態を示す図である。 本発明の装置の主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアデータフローダイヤグラム(DD)の好ましい実施の形態である。
好ましい実施形態では、本発明の装置は、最新技術の新規な電子楽器からな一方で現在一般的である慣用のアコースティックスチールパンを含む既存の打楽器の望ましい特性を集合的に吹き込まれており、そしてこのプロセスにおいて、上記のアコースティック楽器を他のレベルに進化させる触媒となる
本発明の装置は、慣用のアコースティックスチールパンを含む既存の打楽器の特性を取り入れた明らかに革新的電子音楽コンセプトである。詳細には、楽器の外観は同様の全体的に凹形半球体の形を有する伝統的なテノールスチールパンに非常に類似している。この半球体上には、最少で36個または3オクターブのノート支持面が設けられている。楽器は、ムジ(muzi)パッドと呼ばれる前記ノート支持面を打撃することによって音楽的な音(sound)生成すので、打奏モードで演奏される。このノート支持面は、ノートが打撃された場所に依存して音質(timbre)が変化する伝統的なスチールパンのノート生成特性を模倣するように設計されている。音(sound)標準MIDI、イーサネット(登録商標)、ファイアワイヤまたはUSB物理層上でMIDIプロトコルを使用する内部シンセサイザまたは外部シンセサイザによって生成される。
本発明の装置は楽器特性、ジパッドに割り当てられるノートの配置であるノートレイアウト、及び旋律(voice)の模倣の再設定を容易にする、広範な制御を提供するために最新式の電子機器を使用している。電子機器はまた「個人指導モード」を提供するために使用される。この個人指導モードでは、演奏すべき次のノートまたはノート組み合わせを示すための、ムジパッド上またはムジパッドの近くに設けられた照明要素を点灯するために、内部ソースまたは外部ソースからのMIDIストリームが使用される。
本発明の装置の最上位スキーマを示す図1を参照する。
図1の最上位スキーマ1は本発明の装置の実現可能な設計のためのテンプレートを提供する本発明の装置の概念モデルである。最上位スキーマとして、ハードウェアまたはソフトウェアのサブシステムが具現化されたものに対して特別な参照をせず、本発明の機能のために必要な概念プロセスに限定している。
スキーマはガーネ−サーゾン(Gane−Sason)規約を用いる。このガーネ−サーゾン規約では、データ変換プロセスが横長形状によって表され、データ記憶領域が側方を開放した長方形によって表され、そして入力と出力インターフェースが閉じた長方形によって表されている。データ移動は矢印で示してある。
スキーマ1は3つの主、すなわち演奏面入力2と主演算プロセス3と追加インターフェース部4に分割されている。演奏面入力2は演奏必要な音楽的ノート生成および変調するために演奏者によって使用されるすべてのインターフェースを含んでおり、最も目立つ本発明のユーザインターフェース機器である。追加インターフェース4はユーザおよび外部環境との更なる相互作用のために必要な他のすべてのインターフェースを含んでいる。主演算プロセス3は演奏面入力2を追加インターフェース4に接続しており、従って力データを変化させて必要なすべての出力を生成するために必要なすべてのプロセスを含んでいる。
本発明の装置のいろいろな実施の形態がこのスキーマの主演算プロセス3をハードウェアだけであるいはソフトウェアだけであるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現可能であることに留意すべきである。従って、同じ実体のハードウェアまたはソフトウェア鳥瞰図を参照する本書類の他の図において、同じ参照番号が繰り返して使用される。
演奏面入力2に包括された入力は、演奏曲を構成する音楽的ノート生成するために演奏者によってたたかれるムジパッド18と、楽器の事前設定プログラムを迅速に選択するために設定可能な事前設定パッド19と、現在演奏されている任意のノートの変調を容易にするフットペダル20,21とを含んでいる。
更に、本発明は、制御およびディスプレイ卓23及び、追加インターフェース内のI/Oポートインターフェース5として図1にまとめて示されるいろいろなソースからのユーザ選択設定データおよび命令を入力する。
I/Oポートインターフェース5は遠隔ソースからのMIDI入力、設定データおよび命令の入力を容易にする。これらの遠隔ソースはMIDIコントローラのような有線または無線のMIDIネットワーク機器と、有線または無線の市販コンピュータネットワークを含んでいる。MIDIと無線MIDIポートはすべての実施形態に含まれる。
本発明の装置において、各ムジパッド18は、ムジパッド18に近接してたはムジパッド上に直接固定される発光装置を備えている。この発光装置は所定のムジパッド18当たり1個設けられている。発光装置のキットは以下において手短に、発光装置列(Light Emitting Device Array)の略語であるLEDA22と呼ばれる。すべての図をお互いに参照できるように、LEDA22と発光装置には以下において同じ参照文字が付けてある。
ユーザ選択MIDIコマンドストリームにおいてノートを表示するために、LEDA22が使用される。このコマンドストリームはムジパッド18から直接的に、あるいは外部のMIDIソースから、あるいは本発明の装置に記憶されたMIDI歌曲ファイルからもたらされる。従って、LEDA22は本発明の装置を使用する音楽教育を容易にする。
本発明のシステムインターフェース出力は図1において全体としてI/Oポートインターフェース5と呼ばれ、システム状態と設定データを表示するための制御およびディスプレイ卓23と、LEDA22と、内部音源モジュール7を備えている。本発明の外部システム出力はI/Oポートインターフェース5を介して遠隔ソースに接続されるように操作される。この遠隔ソースは例えばMIDI音源モジュールのような有線または無線のMIDIネットワーク機器や有線または無線の市販コンピュータネットワークである。
いろいろなI/Oポート規格がサポートされる。本発明のすべての楽器は標準MIDIシリアル伝送プロトコルに対応するためにDIN標準MIDIポートを備えている。しかしながら、好ましい実施の形態はMIDIと汎用インターフェース要件のためのUSBおよびイーサネット(登録商標)ポート備えている。
主要な機能モードでは、演奏面入力2からデータが生成され、主演算プロセス3に伝送される。この主演算プロセスにおいて、データは標準MIDI仕様に適合するようにパッケージされる。その後この情報は出力のため、追加インターフェース4の構成要素であるI/Oポート5、LEDA22または内部音源モジュール7の少なくとも1つに伝送される。
ムジパッド18からの入力は起動済みムジパッド確認、IDおよびレベル検出プロセス9に向けられる。このプロセスはユーザによってたたかれた現在のムジパッドを検出、識別および確認する専用プロセスである。ムジパッド2の識別は、例えば表1に示すような一意の割り当てID番号によって行われる。しきい値検出および非バウンド化を含む確認は、システムが偽入力および誤入力への応答を強制されないことを確実にする。レベル検出は上記ムジパッド18をたたいた強さを、力感知または速度感知によって反映するために設けられている。
ペダル20,21と事前設定接触パッド19からの入力はそれぞれ、起動済みペダル確認およびIDプロセス8と、起動済み事前設定確認およびIDプロセス10に向けられる。これらのプロセスはユーザによって起動した実際のペダルまたは事前設定入力を検出、識別および確認する専用プロセスである。ペダルまたは事前設定入力の識別は、ペダルまたは事前設定に割り当てられた固有のID番号によって行われる。特にしきい値検出および非バウンド化を含む確認は、システムが偽入力および誤入力への応答を強制されないことを確実にする。
起動済みペダル確認およびIDプロセス8と、起動済み事前設定確認およびIDプロセス10と、起動済みムジパッド確認、IDおよびレベル検出プロセス9の出力は、MIDIストリング構築プロセス11に伝送される。このプロセスは受け取ったデータを、たかれたノートの値および属性を反映する、標準MIDIプロトコルに適合するデータストリームにパッケージする役目を担っている。
MIDIデータストリームはその後、システムコントロールおよび設定プロセス12に伝送される。このプロセスはI/Oポートモジュール5の出力ポートまたは内部合成プロセス13または記録および再生プロセス14にストリームを送る。ユーザは、識別された任意のパスまたは全てのパスにデータストリームを送るように、システム制御および設定プロセス12を設定することができる。
内部合成プロセス13はシステム制御および設定プロセス12と内部音源モジュール7との間でインターフェースを提供する。内部合成プロセスは楽音バンク(tone bank)17に集められた音(sound)を管理およびアクセスするために使用される。
MIDIデータ記憶および再生プロセス14は、演奏者によって生成されたMIDIシーケンスの捕捉、記録および再生を容易にする。MIDIデータ記憶および再生プロセス14は歌曲バンク15の歌曲にアクセスし、演奏タイミングを容易にするためにメトロノームを備えている。に、本発明は、演奏者が歌曲バンク15内に記憶するため、I/Oポートインターフェース5を介してMIDIファイルをダウンロードすることを許容する。
歌曲バンク15と楽音バンク(tone bank)17は内部固定メモリと外部の取り外し可能メモリに仕切られている。外部取り外し可能メモリはセキュアデジタル、スマートメディアまたはUSBメモリキーを備えた標準フォーマットのどれでも実現可能である。本発明とパッケージされたコンピュータソフトウェアによって、演奏者はコンピュータでMIDIファイルと楽音バンク17の音(sound)ファイルを取り外し可能メモリに記憶させることができる。
システム制御および設定プロセス12は、制御およびディスプレイ卓23とのユーザ相互作用によって、あるいはI/Oポートインターフェース5を介してコンピュータネットワークを含む遠隔ソースによって、本発明のための他の設定パラメータをセットアップするために使用される。システム制御および設定プロセス12は本発明の設定記憶装置16にこのパラメータを記憶する。
設定パラメータは、特に、演奏面25上のノートの物理的レイアウト、ムジパッド18のノート割り当て、ノート旋律(note voice)、APHAMS MIDIアドレス、外部装置MIDIチャンネルおよびパッチ数、I/Oポート選択、内部合成13の起動、MIDIデータ記録および再生プロセス14の起動、歌曲バンク15での現在の歌曲の選択、内部合成楽音バンク17での楽音(tone)の選択および制御およびディスプレイ卓23の機能のような音楽演奏パラメータを含んでいる。
単一のムジパッド18の打撃に応答してMIDIストリング構築プロセス11によって生成させられたMIDI出力命令ストリームは一般的に、MIDIノートオン命令からなっている。このMIDIノートオン命令にはMIDIノートオフ命令が直ちに続いている。MIDIノートオン命令に含めるべきMIDIノート速度データは、多数の方法の1つによって決定される。好ましい方法は、速度の参照表へのポインタとして測定されたムジパッド18のトリガーレベルを使用する。
図1の構造の大部分を実現するソフトウェアは、MIDIストリングビルダー11によって使用されるある範囲のアルゴリズムを提供することによって、広大な範囲の音(sound)作成能力を可能にする
例えば、標準MIDIプロトコルに記載された残触覚機能を実現するために、MIDI命令ストリームはMIDIノートオン命令からなり、それにMIDI残触覚命令が続き、それが、ムジパッド18上のマレット押圧力またはスティック押圧力が取り除かれるまで、規則正しいインターバルで、一般的には100ms毎に繰り返される。その後、MIDIノートオフ命令が送られる。MIDI残触覚命令は、ノートが演奏される間、ノートとノート速度を連続的に伝える。従って、この能力は、打撃中のムジパッド18上のスティック押圧力を変えることで演奏者がノート強度を変更することを許容することによって、音楽的なパフォーマンスを高める。
更に、本発明の装置は、図1の構造の大部分を可能にするソフトウェアを介して、単一スティック和音機能を容易に実現することができる。それによって、選択されたムジパッド18は、同一旋律(voice)たは多重旋律(multiple voice)の多重ノートからなる選定された和音生成トリガーする。それによって、選択されたムジパッド18は、同じノートの多重旋律(multiple voice)生成トリガーする。
ムジパッド18の設計は楽音(tone)のわずかな変化の生成を容易にする。それによって、当該のムジパッド18の異なる部分を打撃することによって、第二高調波または第三高調波を高めることができる。この設計は和声的にチューニングされた伝統的なスチールパン楽器の類似の特徴の模倣を容易にする。それによって、演奏者はノート領域の縁辺打撃することによって第二と第三の倍音を強調することができる。各ムジパッド18は3個の独立したセンサを備える必要がある。このセンサは、ムジパッド18を打撃するたびに、MIDIストリングビルダー11を介して、各ノートおよびその第一高調波および第二高調波に対応する3つの別個のMIDI命令をトリガーするために使用される。この設計については後で詳しく説明する。
上記の設計の好ましい実施形態は、1つの主要な演奏目標を満たさなければならない。それは最短の演奏待ち時間を持たなければならない。この演奏待ち時間は、ムジパッド18を打撃することによって生成されるトリガーに応答し、選択されたI/Oポートでの出力MIDIストリームの生成の開始という主要機能の最大遅延として定義される。このことは、内部音源モジュール7と本発明装置が接続する任意の外部装置に存在する遅延に加算することによっては発明の装置がリアルタイム演奏の機能の低下に有意に貢献しないことを保証する
上記の本発明の装置の好ましい実施の形態は、図1で特定したプロセスをハードウェアまたはソフトウェアで実現される部分に分割し、そして2つのプロセスを割り込み駆動プロセス相互接続することによって、一方で最大の設計柔軟性およびユーザ機能を得ると同時に、も短い演奏待ち時間を獲得する
詳細には起動済み事前設定確認およびIDプロセス10、起動済みムジパッド確認、IDおよびレベル検出プロセス9および起動済みペダル確認およびIDプロセス8は、ムジパッド18の打撃動作リアルタイム検出、確認および測定を必要とする主要な演奏機能に関して演奏者とのインターフェースを提供するので、その大部分がアナログおよびデジタルハードウェアで実現される。MIDIデータストリームを生成するために必要な他のすべてのプロセスはソフトウェアで実現される。
一般的に、演奏者がムジパッド18を打撃するときに、上記のハードウェア構成要素はムジパッド18を識別し、偽入力によるエラーの可能性をなくすために信号を確認し、そして打撃強度を測定する。ソフトウェア構成要素はソフトウェアを実行するために使用される処理装置での割り込み機能の使用によって、打撃の存在を警告する。その後、これらのソフトウェア構成要素は打撃されたパッドと打撃強度を識別するため、ハードウェアモジュールからのデータを入力する。本発明の装置で使用される処理装置の暗黙の要求されたタイミング機能とは別に、ムジパッド18と事前設定パッド19の割り込みは最も高い優先度を与えられ従って打撃イベントに対して最速可能応答を保証されている。
すべてのソフトウェアプロセスを実現するために必要なコンピュータ演算能力は、埋め込みプロセッサまたはこのようなプロセッサの1つの配列から、別個のハードウェアとしてまたはFPGAまたはASICコアの一部として実現可能である。デジタルハードウェア構成要素はFPGAまたはASICコアで実現可能である。
XILINX Spartan 3 FPGAおよびPICI8F6520埋め込みプロセッサを用いて構成された試作品は、500μsよりも小さな待ち時間を達成した。MIDI製造業者協会によって発行された完全MIDI1.0仕様(Complete MIDI 1.0 Specification)によれば、MIDIシステムは3ms以下の全体的なMIDI待ち時間を達成可能である。一般的な市販MIDIコントローラと合成装置が約5msに過ぎない待ち時間を有し、そして上記の市販装置と共に使用されるときに、パッドをたたいてから対応す音(sound)を実際に聞くまでの間の遅れである、本発明の装置の全体的な待ち時間は、5.5msに過ぎず、完全MIDI1.0仕様によって推奨される最大限度の10msよりもかなり短い。
本発明の好ましい実施の形態の物理的形状を示す図2,3,4,5を参照する。
特に最上位の図解である図2を参照すると、本発明の装置の好ましい実施形態は3個の主要な物理的構成要素、すなわち
(a)主アセンブリ24、
(b)制御およびディスプレイ卓23および
(c)取付けスタンド27
からなっている。
上記装置の主アセンブリ24はシャーシ、主アセンブリシャーシ26上に取り付けられた演奏面25を備えている。演奏面25は同心リング内に物理的に配置されたムジパッド18の1つの配列からなっている。1つのリング当たり12個のムジパッド18を有し、そして1つの配列当たり3本または4本のリングを有する。
各ムジパッド18は図2に示すようにムジパッド18に近接して固定されたまたはムジパッド上に直接固定された発光装置22を備えている。1つのムジパッド18当たり1個の発光装置22が設けられている。従って、これら発光装置はLEDA22を形成している。
主アセンブリ24は更に、電子回路を収容するために使用される。この電子回路はムジパッド18の配列、フットペダル20,21、外部入力、及び制御およびディスプレイ卓23から入力を受け、そしてこれらの入力を、MIDIアウト信号、LEDA22の制御信号、及び制御およびディスプレイ卓23のディスプレイ信号を出力するために使用する。主アセンブリ24は更に、本発明の完全な携帯性を容易にする再充電可能なバッテリを収容している。
再び図2を参照すると、本発明のビギン(BEGIN)ペダルは、生成され音(sound)変調させるために使用可能なフットペダル20,21を備えている。ペダル位置の連続可変電圧出力を提供するポテンショメータまたは任意の他の技術を使用する市販のペダルが使用可能であり、従って音量調節器としてあるいはピッチベンドホイールとしてのそれら使用を容易にする。前記フットペダルは更に、ペダルが予め定めた個所を押されて通過した時点を示すしきい値電圧を設定することによって、スイッチとして使用可能である。好ましい実施の形態では、しきい値レベルがペダルのストロークの半分の位置に一致している。
ユーザは、本発明の装置を作動さるソフトウェアに設けられたオプションによって、任意のフットペダル20,21をいろいろな効果を生じるように設定することができる。設定されたペダルを押すときに、本発明の装置は現在のノート無期限に保持され持続効果、現在の音(sound)が直ちに減衰され減衰効果、記憶されたリズム列の最初最後を同期させるためのスイッチ、またはユーザが設定可能な事前設定スイッチのいずれか一つを生成することができる。更に、フットペダルは音量制御やピッチベンド制御に用いることもできる。
一度ペダルが押されると、MIDIノートオン命令とMIDIノートオフ命令の間でMIDIホールドペダル命令を送信することによって、持続効果が実現される。減衰効果は、前記ペダルが押されるときにすぐにMIDIノートフを送信することによって実現される。同様に音量効果は、MIDI音量命令とそれに続くペダル位置によって決定されるデータバイト値を送信することによって実現され、そしてピッチベンド制御は、MIDIピッチホイール命令とそれに続くエンド(END)ペダルのペダル位置によって決定されるピッチ(音高)偏移のレベルを示すデータバイトよって実現される。
BEGIN演奏面25は一般的に凹形の半球形である。演奏面25の他の形状も必要な変更を加えて可能であるがしかし、伝統的な楽器の場合のように凹形の形状が好ましい。というのは、その面が平均身長の人の最大リーチによって決定される包絡線内にあり、それによってすべてのムジパッド18に容易に到達することができるからである。従って、前記面は、演奏者がストレス障害を繰り返し易い音楽的環境内で円滑な演奏を容易にする人間工学的特徴において望ましい。
好ましい実施の形態は7.5インチ/19.1cmから10インチ/25.4cmまでの範囲の最大深さと18インチ/45.72cmから26インチ/66.04cmまでの範囲の幅を有する演奏面25を備えている。この寸法は、装置が演奏者の前に配置される通常の演奏モードにおいて、身長が最低と最高の演奏者を除くすべての演奏者にとって、ムジパッドへの快適なアクセスを促進する。演奏面25は木材、プラスチック、繊維ガラス、複合材料および金属を含むいろいろな材料によって形成可能であり、そして強度や剛性を高めるためにリブや当て木からなる構造的な支持機構によって増強することができる。
ムジパッド凹部33は、前記ムジパッド18の面が継目なく演奏面25に移行、それによって、上記の面の外観が滑らかになるようにムジパッド18を配置することを容易にする。これは伝統的なスチールパンの面の優れた模倣を生じるだけでなく、ジパッド18がエンド(END)演奏面25に滑らかに移行していない場合に生じる演奏者が妨害されリスクを最小限に抑えることによって演奏を容易にする。
図2と5を参照すると、演奏面25は事前設定接触パッド19を備えている。この事前設定接触パッド19は、起動させられたときに、操作ソフトウェアが演奏者によって事前選択され事前設定パッド19に割り当てられた一組の特徴を本発明に設定する、ようにトリガーする。
好ましい実施の形態は4個の事前設定接触パッド19を備えている。図1に示す物理的なパッドは、接触あるいは演奏使用されるものと同じマレットで打撃することによって起動させることが可能であり、構造および動作がムジパッド18と類似している。しかしながら、このパッドは純粋にスイッチとして使用されるので、事前設定パッド19の入力の力感知および速度感知はムジパッド18のように必要ではない。
本発明の好ましい実施の形態は仮想事前設定パッドを提供する。このパッドは制御およびディスプレイ卓23のタッチスクリーン上に配置された特別な領域であり、そして起動するときに、演奏者によって事前選択されかつ仮想事前設定パッドに割り当てられた一組の機能を、操作ソフトウェア本発明設定するように、トリガーする。
操作ソフトウェアは演奏者による、任意の事前設定パッド、物理的又は仮想パッドのプログラミングを可能にする。このプログラミングは本発明の所望なセットアップを手動で設定し、続いて制御およびディスプレイ卓23に表示されたユーザカスタマイズメニューの「事前設定のための設定保存」オプションを選択することによって行われる。
更に、事前設定グループを用いることによって、本発明の操作ソフトウェアは、物理的または仮想事前設定パッドが有る場合よりも多くの数の設定セッティングを節約することができる。それぞれの事前設定グループは、すべての物理的事前設定パッド19と仮想事前設定パッド割り当てられたセッティングの、一意で別個の完全な集合である。この機能によって、物理的事前設定パッド19と仮想事前設定パッドの任意の一つは、これまでのような1つの設定セッティングに代わって、グループの数設定セッティングにアクセスするために使用可能である。
事前設定グループによって、予めプログラミングされたセッティングの選択が行われる。このセッティングは最初に関連する事前設定グループを選択し、続いて所望の物理的事前設定パッド19を演奏スティックたたいて、あるいは指で軽くたたいて必要な事前設定パッド19を起動させることによって、もしくはこの目的に割り当てられたタッチスクリーンの一部に触れることによって、必要な仮想事前設定パッドを起動させることによって行われる。
本発明の好ましい実施の形態は全部で少なくとも12個の事前設定パッドを備えている。このパッドは4個の物理的事前設定パッド19と少なくとも8個の仮想事前設定パッドからなり、そのすべてが少なくとも2つのグループに分けられている。従って、12個の事前設定それぞれ2つの事前構成されたセッティングの一つにアクセスできるので、演奏中に、全部で少なくとも24個の事前プログラミングされた本発明の設定に迅速にアクセスすることができる。
図2と図5を参照して、発光装置22はネオン管、白熱電球、発光ダイオード(LED)または他の発光装置あるいはこれらの技術の組み合わせからなってよい。LEDは低コストで電力効率が高いので、好ましい実行モードである。
好ましい実施形態では、LED22は、本発明の操作ソフトウェアをユーザ設定することによって起動または停止可能である。停止時には、LED22内のすべての発光装置のスイッチが切られる。起動時には、LED22はユーザの選択によって、診断モードまたは個人指導モードで作動する。
診断モードでは、各発光装置22は、発光装置が付属するムジパッド18の衝撃の度にピカッと光る。個人指導モードでは、LED22の発光装置は、MIDIストリームに応答してどのムジパッド18を打撃するべきであるかを示すために点灯する。このMIDIストリームは、本発明装置が接続されたMIDIネットワーク経由の外部装置からの入力、もしくは内部記憶装置からの入力である。
上記のLED22を備えていることにより、音楽の練習をいろいろな方法で容易に行うことができる。本発明の装置または外部MIDI装置は、1つのMIDIトラック、例えば記録された演奏のリードトラックまたはメロディトラックを、LEDA22に送信するように設定可能である。一方、バックグラウンドトラックは所定のサウンドシステムで演奏される。これにより、学習者はMIDI生成伴奏を用いて本発明の装置で音楽を演奏することができる。最もきびしい学習環境では、要求される様々なEND LEDAドリルおよび練習を容易にするために、MIDIを使用可能なコンピュータで実行される好ましい練習ソフトウェアが使用される。
図1〜4に示すような本発明のBEGIN制御卓は、制御およびディスプレイ卓23を特徴として有しそれは、本発明の装置が接続された任意のMIDIネットワーク上の機器および楽器のユーザ設定の入力を受け入れ、そしてユーザにとって使いやすい広範囲の機能を提供する。これらの機能は、パッドのカスタマイズ、旋律(voice)の選択、キーパッドマッピング、移調、多重旋律(muliple voice)の同時合成、MIDIチャンネル、MIDIバンク、ノート番号、ノートオクターブ番号、テンポ情報を含んでいる。入力は物理的な接触センサ、ボタン、スイッチ、またはタッチスクリーンに表示されるような仮想ボタンまたは仮想スイッチの形態をとることができる。
制御およびディスプレイ卓23はまた、本発明の装置のメニューオプション、状況、及び設定セッティングの画像表示を提供する
本発明の装置は更に、前記制御およびディスプレイ卓23の分散設置を可能にする。それによって、容易なアクセスを促進するために、前記制御およびディスプレイ卓23のいろいろな機能を、演奏面25の周りに配置することができる。例えば物理的なボタンとスイッチは演奏面25内または演奏面の周りに配置可能であるが、ディスプレイスクリーンは図1〜3に示すような位置に配置される。好ましい実施形態では、前記制御およびディスプレイ卓23は必要とされるすべての機能が、図1〜3に示すような1個の接触感知式ディスプレイモジュールに統合されている。制御卓の物理的な形状は図に示したものに限定されない。
本発明の好ましい実施の形態では更に、制御およびディスプレイ卓23を折り畳んで、主アセンブリ24の後部に位置する凹部、すなわち制御およびディスプレイ卓凹部32に収納することができる。
前記制御およびディスプレイ卓23メニューナビゲーション機能、END制御およびディスプレイ卓の必要なオプションを選択するための電子画像表示に表示されたメニューを介して、ユーザナビゲーションすることを可能にする
予想される普通の用途において、本発明装置はBEGIN取付けスタンド上で立った状態のユーザによって演奏される。そのために、図2に示した寸法は、人間工学的考慮において、ユーザの身長、リーチおよびムジパッド18や制御およびディスプレイ卓23のような本発明の制御手段へのアクセスを考慮している。
更に、主アセンブリ24に取り付けられた演奏面25の高さは、取付けスタンドロックヒンジ30上で主アセンブリを回転させることによって容易に調節可能である。
更に、所定の高さ調節位置で、主アセンブリ24の姿勢を調節可能である。これは図に詳細に示したロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ29を用いて行われる。前記ロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ29は、それに収容されたロッカーアーム45を介して姿勢ロック36を主アセンブリ24に取り付けるために使用されるロッカーアーム支持体34を備えている。ロッカーアーム45は姿勢ロック本体42に取り付けられたロッカーアームベアリング35に装着されている。従って、ロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ29がロック解除位置にあると、主アセンブリ24を自由に回転することができる。
姿勢ロック36はラチェット37と爪38を備えている。この爪はばね39によってロック位置に保持される。ばね39をロッカーアーム41の回転中心と姿勢ロックハンドル43に取り付けるために、控えピン40が使用される。前記ハンドルは姿勢ロックハンドルピボット44にヒンジ止めされ、爪38をラチェット37にロックするためおよびラチェット37からロック解除するために使用される。全体のロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ29は姿勢ロック本体42を取付けスタンド27に固定することによって回転を防止されている。
前記ハンドルを上方に引っ張ることにより、前記爪38が上記ラチェット37から係合解除され、ロッカーアーム41に固定された主アセンブリ24の自由回転を可能にする。そして、前記主アセンブリ24の姿勢は、姿勢ハンドルロック43を離すだけで、選択された位置にロックされる。これにより、ばね39は爪38をラチェット37に押し付けてそのロック位置に引き戻す。この構造はユーザが演奏中に誤ってロック機構を解除する危険を最小限に抑える。なぜなら、姿勢ロックハンドル43に力を加えて上方に動かすことによってしか、上記機構をロック解除できないからである。
ロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ29がロック解除されているときに、何もしないで主アセンブリが演奏者の方へ回転するようにするために、カウンタウェイト41が演奏者に近い位置で主アセンブリシャーシ26上に配置されている。これは、ばね39に加えて、機構がロック位置にあるときに、前記ラチェット37と爪38を完全に係合させるようにする。従って、主アセンブリが演奏者の方へ不意に回転しなくなる。
更に、主アセンブリ24は演奏者から最も離れた主アセンブリ24の部分を押すだけで演奏者から離れるように回転可能であるが、カウンタウェイト41は、普通の演奏中に演奏者から最も離れた位置にあるムジパッド18を打撃するときの力よりも大きな力を回転に必要となることを確実にさせることにより、不意に生成する前記回転のリスクを低減する。
取付けスタンド27の湾曲したデザインは審美性を提供し、かつ激しい演奏中に本発明装置の必要な動きを促進する。これは伝統的なスチールパンの演奏環境を見習ったものである。伝統的なスチールパンでは、通常は自由に懸吊されている楽器の自然の動きが、演奏のダイナミックな魅力を高める。
主アセンブリ24と制御およびディスプレイ卓23を物理的に支持するという役目は別として、取付けスタンド27は、取り外し可能なコネクタポッド28を介して本発明装置に対して、駆動電力、MIDIおよび一般的なネットワークを接続するためのドッキングステーションの機能を提供する。コネクタポッド28を経て供給される電力は、楽器の主アセンブリのバッテリに再充電するために使用される。
本発明の装置はコネクタポッド28と主アセンブリ24を取り外すことによって、取付けスタンド5なしに使用可能である。これにより、パン奏者はユーザ提供の他のスタンドおよび支持体の上で本発明装置を使用することができ、そして伝統的なスチールパンの場合のように、本発明の装置をストラップを用いて首からり下げ、あるいは適当なデザインの装具を用いて胴から吊り下げて、動きながら完全な携帯モードで演奏することができる。装具を用いて胴部から吊り下げる場合には、MIDI信号は、統合無線MIDI END取付けスタンドによってMIDIサウンドモジュールとサウンドシステムに伝送される。
ムジパッド2は所望なノート生成するための、トリガー機構を有する特別に設計された面なわちBEGINムジパッドである。トリガー機構は、適当な大きさのマレット、スティックまたは他の類似の演奏器具によってムジパッド18演奏されるときに信号を生成する電子センサである。ムジパッドセンサ59は手や指からの衝撃を検出する。ムジパッド18のデザインおよびレイアウトは図6,7に示してある。
便宜のためおよび意志の疎通を明確にするために、ムジパッド18のリングが配置され、図6に示すような0からN−1まで番号をつけられている。ここで、Nはリングのである。好ましい実施の形態では、N=3であり、最も外側のリングがリング#0 46で、それより内側のリングがリング#1 47で、そして最も内側のリングがリング#2 48で示してある。
更に、ムジパッド18は形式Rxxの識別子を有する。ここで、Rはリング番号であり、xxは、(00)から(11)の範囲の10進法の整数の2桁の番号コードである。本発明の好ましい実施の形態では、番号コードの番号は反時計回りに連続して増加する。しかしながら、コード番号が反時計回りに増加するように、順序を逆にすることができる。従って、識別子番号はリング#0 46で000〜011、リング#1 47で100〜111そしてリング#2 48で200〜211である。
次に示す表1は、それぞれ四度圏と五度圏のノートレイアウトと半音階の音楽的ノートレイアウトに対応するムジパッド18の2つの音楽的ノートレイアウトをリストアップしている。デフォルトレイアウトは四度圏と五度圏のサイクルに従う。これらの任意のレイアウトにおいて、各リングはユーザによって選択された1つのオクターブに割り当てられている。本発明の好ましい実施の形態は、科学的音名における標準オクターブ番号で示されるオクターブ範囲、即ち、オクターブ0,Cy〜Bからオクターブ7,C〜B提供する。Cノートは選択されたオクターブ範囲内の最も低いノートとして自動的に設定され、従って各リングのR00ムジパッド18に割り当てられる。
ノートの割り当てはノート配分表のRAMに記憶されている。ユーザは制御およびディスプレイ卓23上に存在するユーザインターフェースオプションを介してノート配分表にアクセス可能である。従って、演奏者はノートレイアウトを任意の構成に変更することができる。
Figure 0005408803
図7は本発明の装置の前記ムジパッド18の好ましい実施形態を示す図である。ムジパッド18は多種多様の形状および輪郭を有することができる。図7aは湾曲面輪郭を有するムジパッド18の好ましい実施形態の平面図49である。図7bと図7cは前記好ましい実施の形態の分解正面図50と底面図51である。
前記ムジパッド18は、輪郭に合わせたシェル、すなわちムジパッドシェル53に取り付けられたムジパッドセンサ59と呼ばれる電子センサ59を備えている。このシェルは金属、プラスチック、他の合成物質、ガラス、木または他のすべての固体材料からなるシート、パネル、板または薄いブロックによって作られている。ムジパッドシェル53は衝撃フィルタパッド54によって上側を覆われ、そして底がフレーム、すなわちムジパッドフレーム52に取り付けられている。
前記ムジパッドシェル53はムジパッドセンサ59に充分なエネルギーを与えるように充分に薄くかつ充分な剛性がある。このムジパッドセンサは後述のように本発明の処理回路によって使用されるトリガー信号を生成する。前記ムジパッドセンサ59の適切で確実なトリガーを生じる多種多様のムジパッドシェル53材料、形状およびセンサ技術が存在する。前記ムジパッドシェル53に0.63インチ/0.25cmのPVC材料と、前記ムジパッドセンサ59にセラミック圧電変換器を使用する試作器具は大きな成功を収めた。
上記ムジパッド18の上面は発泡体またはゴムまたは他の適切な対応する材料で作られた衝撃フィルタパッド54によって被覆されている。好ましい実施形態では、材料は70〜90の範囲のショアA硬さを有し、0.63インチ/0.25cm以下の厚さである必要がある。前記上面は固体のマレットでたたかれて音楽的音(musical sound)生成する上記ムジパッド18の一部である。
衝撃フィルタパッド54は所望の場合省略可能である。省略されるときには、前記ムジパッド18の表面の損傷と衝撃騒音を最小限に抑えるために、演奏スティックまたはマレットの尖端を適当な対応する材料によって被覆すべきである。好ましい実施形態では、上記の対応する材料は70〜90の範囲のショアA硬さを有する。衝撃フィルタパッド54の省略は、必ずしも必要ではないが、本発明の装置の感度を一層良好にし、そして演奏者が手または指で本発明の装置を演奏したいときに特に有益である。
本発明の好ましい実施形態では、前記ムジパッドシェル53はフレーム、すなわちムジパッドフレーム52に固定されている。前記フレームは前記ムジパッド18を補強し、従って音響刺激に対する抗撓み性を増大し、よって、センサがきわめて高い音圧レベルで間違ってトリガーされる可能性が減少する。前記ムジパッド18の構造と、その形成のために使用される材料は、装置の上側リムのところで、平均的な人が受忍可能な最大音圧レベルとして一般的に受け入れられている、120dBSPLまでの音(sound)レベル、音楽演奏の場合に一般的な範囲である15〜15,000ヘルツの周波数範囲にさらされるときに、ムジパッド18が外部の音(sound)によってトリガーされないようでなければならない。
ムジパッドフレーム52はさらに、演奏面25の構造体によって生成される振動に対するムジパッド18の耐性を増大する。これは他のムジパッド18が打撃されたとき、または演奏面25が意図せず打撃されたときに、ムジパッド18が意図せずトリガーされる、クロストークの可能性を減少させる。演奏面25の構造的振動に対するムジパッド18の耐性は、前記ムジパッドフレーム52を前記ムジパッド凹部33内に取り付けるための振動吸収マウント55を使用することによって更に増大する。
図7cは前記ムジパッド18の下側に取り付けられた前記ムジパッドセンサ59を示している。各ムジパッド18は1個以上のセンサを備えることができる。パッドで使用される前記ムジパッドセンサ59は、衝撃の速度と力の測定を可能にする様々な形に形成可能である。この目的のために使用可能なセンサの種類は、中でも、圧電センサ、ホールセンサ、ストレンゲージセンサおよび抵抗型センサを含
0ヘルツ(DC)に至るまでの周波数応答を有するセンサは、ムジパッド18で一定の静圧が維持されるときに、ノート維持現象を助長する。これは、ホール効果センサ、ストレンゲージセンサおよびフレキシブル抵抗器センサのようなセンサを含これらのセンサはその作動のために直流電力を必要とするという欠点を有し、その結果電力消費と配線が増大する。圧電センサはゼロヘルツに至るまで応答しないが、高い出力レベルを生成することができるという利点を有し、それらの作動のために直流電力を必要としない。これらはまた、急速な過渡的現象に応答しやすいという利点があり、従って一般的に打楽器演奏の衝撃特性を検出するのにより適している。
図7cは更に、前記ムジパッドインターフェース電子回路基板60を示している。この回路基板は好ましい実施形態では前記ムジパッドフレーム52に取り付けられている。前記電子回路の機能は前記ムジパッドセンサ59を本発明のその他の電子機器にインターフェースすることである。本発明のその他の電子機器はインピーダンス緩衝作用、フィルタリング作用および必要であれば増幅作用を有するものである。前記ムジパッドインターフェース電子回路基板60上のムジパッド18の任意選択な電子回路の設計および複雑さは、使用されるセンサの種類に応じて変化する。しかしながら、このようなインターフェース回路の設計および製造は、電子システム設計技術の当業者によく知られている。
本発明の好ましい実施形態は例えば、ムジパッドインターフェース電子回路60と共に圧電センサを使用する。この電子回路はそれぞれ、前記センサの非常に高いインピーダンス、一般的には100メガオーム以上を、後述する本発明の処理回路の低いインピーダンス入力にインピーダンス整合させるための電界効果トランジスタ(FET)のソースフォロワ回路を備えている。ソースフォロワ設計は電子システム設計の当業者によく知られているので、進歩性がない。しかしながら、完璧を期すために、図7dに示したサンプル回路について説明する。
図7dはムジパッドインターフェース電子回路60の一部の実施を示している。この電子回路の入力部60a,60bには、バッファ付き出力を端子60f,60gで生成するために、ムジパッドセンサ59が接続されている。回路はソースフォロワ構成の4117JFETのような単一低漏洩FET60cを使用している。ゲート抵抗60dは大地電位でゲートにバイアスをかけている。一方ソース抵抗60cを通る零入力電流は大地電位よりも上の電位でソースにバイアスをかけている。従って、線形作動のために必要とされる逆ゲートソースバイアスを生じる。入力端子60a,60bでの電圧変動は、出力端子60f,60gでも同じレベルで生成するので、1の回路利得を生じる。しかしながら、ソース抵抗60eが一般的に数キロオームにすぎない値を有し、一般的に20〜100メガオームの範囲にあるゲート抵抗60dの抵抗よりも非常に小さいので、出力インピーダンスは圧電変換器について指定された一般的な値よりも非常に小さい。端子60hへの正のDC供給によって前記回路に電力が供給される。
再び図7aを参照する。図7aは演奏者から見たときの前記ムジパッド18の好ましい実施形態の平面図49である。
ムジパッド18は一層実際的な効果をもたらすために、1配列の打撃領域を備えている。それによって、前記ムジパッド18の異なる部分をたたいたときに、前記ムジパッド18によって生成されノート音質(timbre)が少しだけ変化する。本発明の好ましい実施形態では、この可変の音質(timbre)という特徴は3つの打撃領域を用いて実現される。
図7aはムジパッド18の好ましい実施形態における打撃領域56,57,58の配置を示している。本発明の装置では、打撃領域が見た目にはっきりしてないことと、図7aの領域は説明するために印を付けただけであることに留意すべきである。
一次打撃領域56のセンサは前記ムジパッド18の中央に配置されている。残りの打撃領域は二次打撃領域57,58と呼ばれ、周方向打撃領域57と半径方向打撃領域58とからなっている。周方向打撃領域57のセンサは、前記ムジパッド18が配置される環状部を画成する同心円に近接する前記ムジパッド18の端に沿って配置されている。半径方向打撃領域58のセンサは、前記ムジパッド18配置される環状部を画成する半径方向線に近接する前記ムジパッド18の端に沿って配置されている。
本発明は、前記ムジパッド18を打撃するときに、一次打撃領域56、周方向打撃領域57および半径方向打撃領域58を、3ノートのポリフォニーで演奏される別個のムジパッドとして扱うことによって、可変の音質(timbre)という特徴を実現する。伝統的なスチールパンの殆どで体験される音質(timbre)の変化を模倣するために、一次打撃領域56のセンサは前記ムジパッド18に割り当てられたノートトリガーするために使用され、一方、周方向打撃領域57のセンサは前記ムジパッド18に割り当てられたノートよりも1オクターブ高いノートトリガーするために使用され、そして半径方向打撃領域58のセンサは前記ムジパッド18に割り当てられたノートよりも1オクターブと5度高いノートトリガーするために使用される。前記ムジパッド18割り当てられたノートよりも1オクターブと5度高いノートの基本周波数は、前記ムジパッド18割り当てられたノートの第三高調波に一致している。
可変音質(variable timbre)オプションは前記のムジパッドインターフェース電子回路60の設計に影響を与える。詳細には、前記ムジパッドインターフェース電子回路60は図7dに示すような3個の別個のサブ回路を有していなければならない。打撃領域56,57,58の各々のために独立したサブ回路が1個設けられている。図7dに示す回路は前記ムジパッドインターフェース電子回路60の一つの部分を形成している。端子60f,60gに対応する3つの独立したバッファ付き出力を生成するために、一打撃領域56,57,581つのムジパッドセンサ59または複数のムジパッドセンサ59の1つの並列組合せが、入力部60a,60bに接続されている。
上記の構成および機器により、周方向打撃領域57のセンサと半径方向打撃領域58のセンサとによって結果的にトリガーされた各ノートのレベルは、当該ムジパッド18上の実際の打撃位置に依存して変化する。しかしながら、一次打撃領域56のセンによってトリガーされた音(sound)が二次打撃領域57,58のセンによってトリガーされた音(sound)よりも常に優勢であることが重要である。
必要とされる、一次打撃領域56のセン優勢を達成するためには多数の方法がある。例えば、当なインストールによる二次打撃領域57,58のセンの感度の物理的な低下、またはこれらのセンサによって生成された電子信号の減衰である。一層進化した実施では、前記ムジパッド18上のいろいろなセンサの出力から実際の打撃位置を推定し、この情報を、前記ムジパッド18によってトリガーされた多音成分の相対レベルを決定するために使用することができる。この方法の実施を容易にするためにファジー論理アルゴリズムを使用することができる。
本発明装置の好ましい実施形態では、一次センサによってトリガーされた音(sound)の優勢は、ユーザによって調節可能な2つのパラメータを操作ソフトウェア与えることによって達成される。第1のパラメータは、二次打撃領域57,58のセンサによって測定されたトリガーレベルに適用されるグローバル変数である二次センサ減衰定数(SSAF)である。第2のパラメータは、二次打撃領域57,58のセンサによってトリガーされたオクターブおよび第3高調波ノートのMIDIノート最高速度を、一次打撃領域56によってトリガーされノートのMIDIノート速度の何分の一として規定する二次センサ高速度(MSSV)である。
本発明の前記装置の前記動作ソフトウェアは、二次打撃領域57,58の2のセンサの出力を測定する。これらの2つの領域からのセンサ出力レベルが互いの10〜30%内にあると、これらのセンサの出力値の各々に対応する記憶された変数はゼロになり、従って可変音質(variable timbre)現象を効果的に抑制する。あるいは、小さい方の出力値を有するセンサに対応する記憶された変数がゼロになる。この方法により、二次センサがスティック衝撃からほぼ同じ量のエネルギーを受取ると組のセンサによってトリガーされたノートのどれも演奏され従って二次打撃領域57,58のすぐ近くに可変音質現象が限定されることが保証される。更に、それは二次打撃領域57,58内の組のセンサによってトリガーされたノート内の1つしか生成されないことを保証する
その後、二次センサ出力値に、SSAFと、測定された対応するMIDI速度とが乗ぜられる。同時に、一次打撃領域56のセンサによって生成されノートのMIDI速度が測定される。二次打撃領域57,58のセンサによってトリガーされた任意のノートのMIDI速度が、一次打撃領域56によってトリガーされたノートの速度を乗じたMSSVよりも大きいと、MIDI速度は一次打撃領域56のセンサの速度をMSSVに乗じることによって得られる値に自動的に制限される。
可変音質(variable timbre)の特性は、ドラム、シンバルのような打楽器旋律(voice)及び特殊効果に割り当てられたすべてのムジパッドについて、自動的に無効にされる。
可変音質の特性はより上級のユーザを対象としているが、伝統的なアコースティックスチールパンの感覚より近似的に模倣することによって、楽音(tone)の変化が一層自然な環境を作るため、すべての演奏者にとって有益である。いろいろな打撃領域56,57,58を備えていることは、スチールパン以外の旋律(voice)が選択される場合でも、演奏の自然な特性を改善する。
前記のムジパッド18は任意の大きさ、形状または色であってもよい。しかし、後述の理由から、本発明の好ましい実施形態は、演奏者演奏面25上のノート区別するのを補助するために、大きさ、形状および色の物理的特性を割り当てる。
これに関して、ピアノのような音楽キーボード上でのノートの線形配置はノートの区別および識別を容易にする、ノートが本発明の装置のように同心円に沿って配列されているときにはそうではないことに留意すべきである。円形配列は、特定のリングの始まりと終わりを瞬時に区別できない場合には、ノートの瞬時の識別を困難にする。更に、図6に示すように、演奏面25の中心の方へ移動するときに、リングの円周が小さくなり、その結果リング#0 46からリング#1 47を経てリング#2 48に進むときに、上記ムジパッド18のサイズが必然的に小さくなる。
本発明の装置で使用されるすべてのムジパッド18は同じ大きさであってもよい。しかしながら、好ましい実施形態では、パン奏者が円形に配列されたノートを瞬時に識別しなければならないときに混乱を生じないようにするために視覚的なヒントを提供するように、前記ムジパッド18の形状、色および大きさのいろいろな組み合わせを用いる。
伝統的なアコースティックスチールパンで行われているように、ノート音高(note pitch)に従ってムジパッド18の表面積の変化が、割り当てられたノートの視覚的なヒントを演奏者に提供するために使用される。従って、い周波数のノートに割り当てられた前記ムジパッド18のサイズは、高い周波数のノートに割り当てられたサイズよりも大きい。本発明の電子的な特徴により、前記ムジパッド18のノートのサイズは、伝統的なスチールパンの場合のように正確に計算する必要はない。更に、1オクターブを整数の識別可能な半音集合体に分割することにより、サイズ変化の数が大幅に減少し、従って製造コストが低下する。この明細書では、前記の半音集合体は半音階の連続したサブセットを形成するノートのグループであると定義される。単一ノートサイズがその後各半音集合体に割り当て可能である。
ノート識別のための視覚的なヒントの提供に関する効果的な適用のために必要な半音集合体の数は、使用される実際のノート配列に依存する。半音ノート配列の場合、各リングの始まりと終わり番号コードゼロ(00)と(11)を有する前記ムジパッド18を除いて、半音的に隣接するノートに割り当てられた前記ムジパッド18が物理的に隣接することが必要である。従って、ムジパッド18の最少で12個の異なるサイズが、前記半音配列にとって不可欠である。実際には、3オクターブすべてを実現するためには、最多で36個の異なるサイズが必要である。
他方では、試験の結果、四度圏と五度圏を使用するレイアウト、すなわち本発明のデフォルトレイアウトが、4つのノートの3つの半音集合体に基づいてムジパッド18のわずか3サイズで有効であることが分かった。この方法の有効性は、物理的に隣接する2つのムジパッド18が同じサイズではないという事実に起因している。これに関して、所定のリングで、ノートC,C,DおよびEに割り当てられたすべてのムジパッド18には最も大きなサイズがあてがわれ、そしてノートE,F,FおよびGに割り当てられたムジパッド18は共通のより小さなサイズを有し、そしてノートG#,A,BおよびBに割り当てられたムジパッド18は共通の最も小さなサイズを有する。
前記ムジパッド18の物理的な形状は、ノートの識別を補助するために、サイズ変化策を更に強化して変更可能である。これに関連して、方策の成功裏の適用には、同じリングの隣接する2個のムジパッド18が同じ形をしていないことを必要とする。そのために最大12個の異なる形状を使用することができる。しかしながら、小さな数のはっきりした形状によって、同じ程度のノート区別を行うことができ、従って少ないコストで製造が可能である。例えば2つの異なる形状は、所定のリングの周りを進行するに従って交代可能である。あるいは、サイズ変化策について説明したように、各半音集合体に対して一意の形状を割り当て可能でありその結果、図6に示すように各リングで3つの別個の形状が使用され
更に、ノートを区別するためにサイズ形状を変更する方策は、色/影スキームを変更することによって強化できる。最も論理的な色スキームは、ノート当たり1つの一意の色/影組み合わせによって、ノート音高(note pitch)が高くなるにつれて明るくなる色を使用する。この方法はAPHAMSのすべてのノートに適用可能であり、その場合最少で36個の色/影の組み合わせを必要とする。あるいは、単一のリングに適用可能であり、その色パターンがすべてのリングで繰り返され、その場合、12個の色/影の組み合わせしか必要としない。
代替的なスキーマは、個々のノートの代わりに、所定の半音集合体のすべてのノートに1つの一意の色を割り当てることを必要とし、好ましい実施形態ではその結果、すべてのリングで同じ色スキームが繰り返される場合に最少で3つの色、そして異なる色スキーマが3つのリングの各々に適用される場合に最大で9つの異なるが必要となる
本発明の好ましい実施形態は、図6と表2に示すように、ノート区別のための視覚的なヒントを提供するために、ムジパッド18の物理的特性を下記のように利用する。
ノートは四度圏及び五度圏使用して前記ムジパッド18に割り当てられている。ノートは便宜上CC0,CC1,CC2と呼ぶ3つの半音集合体にグループ分けされている。各リングにおいて、4つのノートC,C,D,EがCC0に割り当てられ、次の4つのノートE,F,F,GがCC1に割り当てられ、そしてオクターブ内の最後の4つのノートG#,A,B,BがCC2に割り当てられている。これらのノートは表2に詳細に示すようにムジパッド18に割り当てられている。同じ半音集合体のラベル付けがすべてのリングに適用される。
形状と色の同じ一意の物理的特性が、実際のリング位置に関係なく、所定の半音集合体CC0,CC1またはCC2に適用される。更に、所定の半音集合体内のノートに付随する総ての4個のムジパッド18は、その半音集合体に割り当てられた形状、サイズおよび色の同じ一意の物理的特性を有する。しかしながら、所定のリングでは、各半音集合体はその一意の異なるサイズ特性を有し、そのサイズはCC0からCC1を経てCC2まで単調に縮小している。更に、所定の半音集合体に対して、サイズはリング#0 46からリング#2 48まで単調に縮小している。
Figure 0005408803
図6を再び特別に参照する。
好ましい実施形態では、前記ムジパッド18は、これらムジパッド次式を用いて決定したサイズを有する環状部の一意のセクタを割り当てることによって、サイズが定められている
α+α+α=90°
および
ρ+ρ+ρ=D/2
ここで、ρ,ρ,ρは、リング#0 46,リング#1 47,リング#2 48によってムジパッド18が占有される環状部の半径方向長さを画定する、各々の半径方向長さである。αはCC0のノートに割り当てられたムジパッド18が占める環状部のセクタに対する中央角であり、αはCC1のノートに割り当てられたムジパッド18に対する中央角であり、αはCC2のノートに割り当てられたムジパッド18に対する中央角である。これらのパラメータは図に示してある。
α,α,αの間の関係はα=r10αα =r20αによって定義される。ここで、r10とr20はノート周波数に基づいて選択された比である。ρ,ρ,ρの間の関係はρ=q10ρρ =q20ρによって定義される。ここで、q10とq20はノート周波数に基づいて選択された比である。
本発明の好ましい実施形態の場合、比r10,r20はr10=r20=21/3およびq10=q20=2として決定される。このr10=r20=21/3はCC0とCC1またはCC1とCC2のような隣接する任意の半音集合体の対に割り当てられたノートの平均周波数の比に一致している。q10=q20=2はリング#0 46リング#1 47又はリング#1 47とリング#2 48隣接するリングの対に割り当てられたノートの平均周波数の比に一致している。
えばゴング、手拍子、ドラムセットを含むリズミカルな打楽器及び特殊効果のような絶対的音楽的音高(musical pitch)を有しない合成旋律(synthesized voice)、のための視覚的ヒントは、関連する上記ムジパッド18に近接して、これらの旋律(voice)を表す適当なアイコンを取り付けることによって提供される。例えば手拍子の特殊効果のアイコンとして、一対の手の絵柄を使用することができる。これらのアイコンは移動可能であり、それによりユーザ前記ムジパッド18に対して打楽器を割り当てる柔軟性を促進する
本発明の装置の主アセンブリの電子回路31の好ましい実施の形態のブロック図である図8を参照する。このブロック図はガーネ−サーゾン(Gane−Sason)規約を用いる。それによって、データ変換プロセスが横長の長方形によって表され、データ記憶領域が側方を開放した長方形によって表され、そして入力と出力インターフェースが閉じた長方形によって表されている。データ移動は矢印で示してある。図8は電子回路のハイレベルの表示であるので、重要な制御情報が表示されている。これに関して、図はガーネ−サーゾン規約から少し変化している。
図8は電子回路の図示が慣例と幾分異なっているが、慣用の電子回路図よりも、本発明の電子ハードウェアの混乱遥かに少ない開示である。図8のいろいろなブロックは進歩性を示しているのではなく、電子技術の当業者に公知である
主アセンブリの電子回路31は次の機能を提供する。(1)上記ムジパッド18の配列とフットペダル20,21からの誤出力を除去するためのパッド信号の濾波。(2)打撃された上記ムジパッド18のパッド番号のリアルタイム識別。(3)識別されたパッドを打撃した力のリアルタイム測定。(4)識別されたパッドに付随するユーザプログラミング可能特性リストに対する、起動されたムジパッド18番号のリアルタイマッピング。(5)出力のために必要なMIDIストリームの合成。(6)MIDIストリームの伝送。(7)LEDA22の起動。(8)制御およびディスプレイ卓23とのインターフェース。(9)本発明の装置の正常作動のためのシステム全体の管理機能。
本発明の主アセンブリ電子回路31は主アセンブリインターフェース回路63と、主アンセンブリ埋め込みプロセッサ68と、楽音バンク(tone bank)メモリ70を除く、システム作動のために必要なすべての記憶要素を含むシステムメモリ71と、内部シンセサイザ69と、上位スキーマ1楽音バンクメモリモジュール17を完全に認識する楽音バンクメモリ70と、外部インターフェースモジュール72とからなっている。
主アセンブリインターフェース回路63は、演奏面25上の前記ムジパッド18、事前設定パッド19およびペダル20,21からの入力のための信号処理機能を提供し、そして結果として生じる処理された信号を主アセンブリ埋め込みプロセッサ68に入力として提供する。上述の信号処理機能をより詳細に説明する。主アセンブリ埋め込みプロセッサ68は、MIDI無線および有線出力信号と、LEDA22への視覚的なフィードバックシステム信号と、制御およびディスプレイ卓23のディスプレイ信号を生成するために、MIDI無線および有線ポートと制御およびディスプレイ卓23から入力を受ける。
各ムジパッド18上に配置された前記ムジパッドインターフェース電子回路60の出力部は、取り外し可能なコネクタを使用して主アセンブリ電子回路31に直接接続されている。従って、個々のムジパッド18の交換および修理が容易である。接続は主アセンブリ電子回路31のピーク検出器およびトリガーモジュール33に対して直接行われている。
ピーク検出器およびトリガー回路61はムジパッド18上のセンサから入力を受け、そしてトリガーパルスとピーク信号レベルを出力する。このトリガーパルスは関連するパッドが打撃されたことを示すために、デバウンスおよびブランキングロジックモジュール62に供給される。ピークの信号レベルは前記関連するムジパッド18上の打撃力を示すために、アナログおよびデジタルコンバータアレイ(ADCアレイ)64に入力される。
ムジパッド18 1個当たり3個のピーク検出器およびトリガー回路61が設けられている。一次打撃領域56、周方向打撃領域57および半径方向打撃領域58の各々の領域のセンサのグループ1つに対してこの回路が1個設けられている。
図9は、電子技術の当業者に既知のピーク検出器およびトリガー回路61を設計および作動させるために使用可能な基本的な回路を示す配線図である。
各ムジパッド18に配置された前記ムジパッドインターフェース電子回路60の3つの出力のうちの1つは、入力端子61a,61bに接続されている。前記ムジパッドインターフェース電子回路60で生成された正の電圧は、ダイオード61gを経てコンデンサー61iを充電する。ダイオード61gを設けたことにより、入力源の電圧がコンデンサー61iの電圧よりも低下するときに、コンデンサー61iに蓄えられた電荷が反対方向に、すなわち入力源の方へ流れて戻ることがない。更に、前記ムジパッドによって生成した負の電圧がコンデンサー61iを放電することはない。従って、ダイオード61gとコンデンサー61iの直列組み合わせにより、コンデンサーはピーク入力電圧まで充電される。
抵抗61hコンデンサーが前記ムジパッド18の次の打撃で放電されることを保証する。この抵抗の値は、コンデンサーが50ms内に充分に放電されるように選定されている。この放電により、検出器は1秒当たり20回までの速度で生成される打撃のピーク値を検出することができる。この速度は普通のドラマーが打ち鳴らすことができる最も速い速度よりも速いことが知られている。50msの周期は、アナログデジタル変換器(ADC)に対しアナログピーク値をそのデジタルピーク値に変換するに充分な時間を提供する。ピーク値は端子61c,61dを経て出力される。
前記ムジパッド18を打撃するために使用される器具が打撃の後ですぐに持ち上げられる普通の演奏モードでは、前記ムジパッド18は、単一の打撃に対する減衰された振動レスポンスを生成してもよい。このような出力は最初の打撃のすぐ後で器具が前記ムジパッド18の面で跳ね返る自然の傾向によって生成されてもよい。更に、ユーザが最初の打撃時にすぐに前記ムジパッド18に対して演奏器具を保持しようと試みる演奏モードが幾つか存在することが知られている。この場合、出力レスポンスは単一の過渡的パルスである。
最初の打撃と、ピーク検出およびトリガー回路61の出力部でピーク打撃力を表す電圧の生成との間の遅延最小限であることを保証するために、出力レスポンスの最初のピークが常に正になるように、前記ムジパッド18上のセンサ59がピーク検出およびトリガー回路61に接続されている。好ましい実施形態では、このレスポンスがスティック打撃の後の25msを超えない時間で著しく減衰されるように、前記ムジパッド18の材料と構造が選定されている。更に、単一の打撃に対する出力レスポンスの連続するピークは、20msを超えて離れない。この特定された時間は、演奏者がムジパッド18上で演奏器具を1秒当たり20回の打撃速度でまたはそれ以下で打ち鳴らすに、各打撃が検出されることを保証するように選択される。この1秒当たり20回の打撃は、プロのドラマーによるロール打ちの測定された最高速度を超えることが知られている。
コンデンサー61fと直列の抵抗61iは、前記ムジパッド18上での打撃による入力信号の鋭い過渡変化を強調する高域フィルタを形成する。濾波された信号はコンパレータ61mの一方のアームに入力される。抵抗61L,61kによって形成された分圧器チェーンによって生成された基準電圧がコンパレータの他の入力部に入力される。従って、濾波された入力値が基準値を超えるときに、コンパレータの出力は正のパルスを生成する。トリガーパルスは端子61e,61dを経て出力される。
ピーク検出器およびトリガー回路61のトリガーとピーク検出の両サブ回路は、一次打撃領域56内のセンサのために使用される。ピーク検出器およびトリガー回路61のトリガー回路は二次打撃領域57,58のセンサのために使用されない。しかしながら、ピーク検出器およびトリガー回路61のピーク検出器回路は、前記ムジパッド18が打撃されるときにこれらのセンサによって出力される励起レベルを示すために使用される。
デバウンスおよびブランキングロジックモジュール62は、単一打撃に応答してセンサによって生成された多重パルスの上述の寄生現象を除去することによって、打撃生成を確認するために使用される。デバウンスおよびブランキングロジック62がないと、この多重パルスは、主アセンブリ電子回路31の高速処電子機器よって多重打撃として簡単に誤解釈されるであろう。このモジュールは、デバウンス能力を本質的に特徴としているが、しかしそれにもかかわらずこのスイッチ技術が使用されると機能を発揮する、ホール効果センサのようなセンサには必要ではない。デバウンスおよびブランキングロジック62の出力は、主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68に入力するための関連するパッド番号を符号化するエンコーダロジックモジュール66に供給される。
パッド番号符号化と同時に、トリガー起動信号がデバウンスおよびブランキングロジック62からADC選択およびトリガーロジックモジュール65に出力される。このモジュールは信号を出力し、ADCアレイ64でデータ変換プロセスを開始す。このアレイは、バウンスおよびブランキングロジック62によって選択される、ピーク高さのアナログ値をデジタル語に変換するDCを備えている。この情報は主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68への入力に、ADCアレイ64のADCのデータ出力部で符号化される。
割り込みジェネレータロジック67は、ADCアレイ64のすべてのアナログ−デジタル変換器それぞれのデータ変換サイクルを完成するのを監視し、そしてエンコーダロジックモジュール66の出力から、打撃されたムジパッド18の識別にアクセス、ADCアレイ64の関連するアナログ−デジタル変換器から打撃力の大きさを示すデジタル語を読み取るために主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68に信号を送る。
割り込みジェネレータロジック67は、ADCアレイ64のアナログ−デジタル変換器から変換終了出力フラグ入力を受け、主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68に対する割り込み要求を生成する。前記プロセッサは起動されている前記ムジパッド18、事前設定パッド19またはペダル20,21を識別し、そして必要な場合、前記ムジパッド18の出力ピーク値またはペダル20,21の出力に対応するデータ値を読み取るようにプログラミングされている。
主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68は、ADCアレイ64の選択されたアナログ−デジタル変換器の出力を読み取った後で、受領確認を割り込みジェネレータロジック67に送る。そして、この割り込みジェネレータロジックはADCアレイ64のアナログ−デジタル変換器の変換終了出力フラグを消去する。その後、主アセンブリ埋め込み型プロセッサは外部インターフェースモジュール72を経て、I/Oポートインターフェース5に接続され適切に構成されたMIDI装置にMIDI命令を伝送する。本発明の装置の好ましい実施形態では、I/Oポートインターフェース5が有線MIDI OUTポートとMIDI無線ポートを提供する。
生成されたMIDIストリームは、部合成モジュール69に向けることでき、それは、セキュアデジタル(SD)カードまたはスマートメディア(SM)カードのような取り外し可能な標準記憶装置またはUSBメモリキー上に楽音バンクメモリ70を提供することによって促進される。
本発明のI/Oポート5は、標準MIDI、USB、ファイアワイヤおよびイーサネット(登録商標)プロトコルを用いる外部装置への接続をサポートする。更に、無線MIDI機能を有する。これら本来の特性は、MIDI通信において最適なフレキシビリティを可能にするだけでなく、MIDIシーケンスと楽音バンクを含む演奏材料のダウンロード及び、移動演奏者のためのソフトウェアおよびファームウェアのアップグレードを容易にする。後者の機能は特に、MIDI製造者協会によって発行されているような新しいMIDIプロトコルに対して本発明装置を適応させることを可能にする。
多少の違いはあるが、主アンセブリ埋め込み型プロセッサ68は、ペダル20,21からの入力に対して、前記のムジパッド18に対するのと同じように動作する。特に、連続的なアナログ出力を有するペダル20,21に対しては、その出力はADCアレイ64のアナログ−デジタル変換器に直接供給される。これは例えば、このような出力能力を有し、かつ音量調節器として構成されているペダル20,21に適用される。
更に、ピーク検出器およびトリガーモジュール61のピーク検出器回路は、非反転ユニティーゲインバッファによって置換えられる。このバッファの設計は電子機器設計の当業者に知られている。ペダル20,21が音量調節器としてまたは音高(pitch)ホイールとして使用されるときに、ペダル起動の表示提供するために、このバッファの出力部はADCアレイ64に接続されている。ピーク検出器およびトリガーモジュール61のトリガー回路は、ペダルがそのストロークに沿った基準点を通過したときにそれを信号で知らせるトリガー出力を提供する。この基準点は図9の抵抗61k,61lによって形成される分圧回路網によって設定された基準値により決定される。
多少の違いはあるが、主アンセブリ埋め込み型プロセッサ68は、前記のムジパッド18に対するのと同じように、事前設定(プリセット)パッド19に対して動作する。ムジパッドとの相違点は、ADCアレイ対して接続されておらず、そしてーク検出器およびトリガーモジュール61のピーク検出器回路が使用されないことである。ーク検出器およびトリガーモジュール61のトリガー回路だけが、事前設定ペダル19の打撃の発生を示すために使用される。
LEDA22は主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68によって伝送されたMIDIデータストリームを入力として受けるLEDA制御モジュール73によって駆動される。起動されるべきLEDA22内の特定の発光装置の選択は、MIDIストリームに埋め込まれたノート情報とユーザがプログラミングした前記ムジパッドの設定とによって決定される。この設定は前記ムジパッド18をノートにマッピングする。MIDIストリームソースは、診断モードのときに前記ムジパッド18によって生成されるような内部のソースであってもよく、または個人指導モードのときに有線または無線MIDIネットワークの他のMIDI装置によって生成されるような外部のソースであってもよい
主アセンブリインターフェース回路63のロジックモジュールは、現場でプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)または任意の埋め込み型プロセッサのアレイを含む、入手可能なデジタル電子技術を用いて実施可能である。好ましい実施形態は、ーク検出器およびトリガーモジュール61とADCアレイ64を除く、主アセンブリインターフェース回路63および主アセンブリプロセッサ68のすべての側面を実現するため、埋め込み型プロセッサコアを有するFPGAを使用する。これは当なコストで処理速度速め、従って待ち時間を短縮する
図10の主アセンブリ埋め込み型プロセッサ68のソフトウェアデータフロー図74(DFD)は、ガーネ−サーゾン規約を用いる。このガーネ−サーゾン規約では、データ変換プロセスが横長の長方形によって表され、データ記憶領域が側方を開放した長方形によって表され、そして入力と出力インターフェースが閉じた長方形によって表されている。データ移動は矢印で示してある。
図3の最上位スキーマ1に示した起動済みペダル確認およびIDプロセッサ8と、起動済みムジパッド確認、IDおよびレベル検出器9と、起動済み事前設定確認およびID10は、図10の主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアDFD74の演奏面割り込みハンドラープロセス75で実現される。
最上位スキーマ1のMIDIストリングビルダープロセス11は図10の主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアDFD74ではMIDI命令ジェネレータ79として直接的に実現される。
最上位スキーマ1の内部合成プロセス13のソフトウェア構成要素は、図10の内部合成プロセス88で具体化されている。
図7の最上位スキーマ1に示したシステム制御および設定プロセス12のいろいろなタスクは、図10の主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアDFD46のシステムコントロールプロセス86とI/Oインターフェースプロセス87と事前設定ローダープロセス77とLEDAコントローラプロセス84に分配されている。
図1のMIDIデータ記録および再生プロセス14のいろいろなタスクは、図10の記録および再生プロセス81とMIDIタイマープロセス80で実現されている。
図1の最上位スキーマ1に示した本発明のための設定16のデータ記憶は、図10の主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアDFD46のシステムセッティングメモリ85と事前設定メモリ76とムジパッド設定メモリ78とI/Oポート設定メモリ83の構成要素に分配されている。図1の最上位スキーマ1に示した楽音バンク(tone bank)メモリ17と歌曲バンクメモリ15は、図10主アセンブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアDFD46の楽音バンクメモリ70と歌曲バンクメモリ82として直接実現されている。
演奏面割り込みハンドラープロセス75は主アセンブリ電子回路31の割り込みジェネレータロジック67によって起動される。これは演奏面25上の前記ムジパッド18または事前設定パッド19から新しいデータを入手可能であることを信号で知らせる。割り込みを受領すると、演奏面割り込みハンドラープロセス75はエンコーダロジック66によって提供されたデータを用いて、割り込みのソースを事前設定パッド19あるいは前記ムジパッド18として識別する。割り込みの使用はパッド打撃イベントの迅速で信頼できる捕捉および処理を促進する。
割り込みのソースが事前設定パッド19であると確認されると、エンコーダ38からの事前設定数データ出力から、起動済みパッドのが得られる。
割り込みのソースがムジパッド18であると識別されると、演奏面割り込みハンドラー75は、主アセンブリ電子回路31のエンコーダロジック66からの上記ムジパッド番号データ出力を読み取ることによって、打撃されたノートを識別する。そして、演奏面割り込みハンドラーはADCアレイ64の出力を読み取ることによってノートレベルをサンプリングする。演奏面割り込みハンドラー75は更に、主アセンブリ電子回路31のエンコーダ38からのペダル20,21の番号データ出力を読み取ることによって、押し下げられるペダル20,21の番号を取得する。演奏面割り込みハンドラーは最後に、周方向打撃領域57と半径方向打撃領域58に対応する上記の関連ムジパッド18の2次センサの出力を読み取る。
このすべてのデータはその、MIDI命令ジェネレータプロセス79に伝えられる。
MIDI命令ジェネレータプロセス79はムジパッド設定メモリ78の現在の設定データを用いて、演奏面割り込みハンドラー75から受け取った情報に基づいてMIDI命令データストリームを構成する。この領域のデータはプログラミング可能なマトリックスとして配列される。このマトリックスは特に、ノート、旋律(voice)、MIDIチャンネル、SSAFおよびMSSVを含むノート特性のユーザが特定した割り当てに対して各ムジパッド18をマッピングする。可変の音質(timbre)和音および多重旋律(multiple voice)の設定のような能力は、MIDI命令ジェネレータ79に含まれている。
ムジパッド設定記憶装置78は、事前設定ローダープロセス77またはシステム制御プロセス86からデータを受け取る。システム制御プロセス86は制御およびディスプレイ卓からのユーザ入力に基づいてムジパッド設定記憶装置78内にデータを記憶させる。システム制御プロセスは更に、ユーザによって決定された番号付きの各事前設定に対する事前設定データを事前設定メモリ76にポピュレートする。事前設定ローダープロセス77は、演奏面割り込みハンドラー75から伝送された事前設定番号情報に対応する、事前設定メモリ76に記憶されたムジパッド18のデータを取り出す責任を負っており、そしてデータをムジパッド設定メモリ78に書き込む。これはシステムの自動的でダイナミックな再設定を容易にする。
MIDI命令データストリームはその後I/Oインターフェースプロセス87に送られる。I/Oインターフェースプロセスは/Oポートインターフェース5内の1つ以上のチャンネルを介してこれらのMIDI命令を伝送する。I/Oインターフェースプロセス87の役目は、たとえユーザがどんな出力チャンネルを選択していても、この出力チャンネルを介した伝送にMIDIストリームをフォーマットすることである。I/Oインターフェースプロセス87からのMIDI出力は、内部合成プロセス88またはLEDAコントローラプロス84に向けることができる。I/Oインターフェースプロセス87はユーザによって選択されたMIDI IN チャンネル番号とMIDI OUT チャンネル番号を識別するために、および内部シンセサイザ69および/またはLEDA22を無効にすべきであるかどうかを決定するために、I/Oポート設定メモリ83の情報を使用する。
LEDAコントローラプロセス84は、演奏面25上の各発光装置22のオン/オフ状態を制御する責任を負っている。LEDAコントローラのプロセスは演奏面25からあるいはI/Oインターフェースプロセス87を介した現在のMIDI IN ポートから入力を受ける。LEDAコントローラはシステムセッティングメモリ85からその動作状態を得る。この状態はその活動状態、オンまたはオフ、個人指導モードであるか診断モードであるかどうか、そして内部のMIDIデータストリームソースであるか起動済みMIDIポートを介しての外部IDIデータストリームソースであるかどうかを含んでいる。
システム制御プロセス86は本発明の現在の構成設定を入力および表示するために、制御卓メニューマネージャを使用する。制御卓メニューマネージャプロセス89は双方向ディスプレイと御およびディスプレイ卓23上のユーザ入力を制御する。本発明の好ましい実施形態では、ユーザインターフェースは後述のようなページに基づくメニュー構成を実現している。
記録および再生プロセス81は、ユーザによって起動されると、歌曲バンクメモリ82のMIDIタイマープロセス80からのタイムスタンプ情報に沿ってMIDIストリームデータを記憶する。歌曲バンク82に記憶された歌曲は、I/Oインターフェースプロセス87を介した再生のために記録および再生プロス81によって取り出し可能である。I/Oインターフェースプロセス87は記録および再生プロス81からの再生MIDIストリームを、演奏面25のムジパッド18からのユーザによって生成された新しいMIDIストリームデータと混合せることできる。これによって、演奏者は例えばビートトラック録音することができる。その後このビートトラックは伴奏として再生することが可能である。MIDIタイマープロセス80は内部合成プロセス88を介してメトロノーム特性を実現するために使用される。
記録および再生プロセス81は更に、歌曲バンク82からリズムMIDIシーケンスを取り出すために使用される。これに関連して、歌曲バンク82は4つのに区画されている。すなわち、(a)ユーザが生成しまたはウンロードしたシーケンスの記憶を容易にする、ユーザプログラミング可能な歌曲ストレージ、(b)ユーザプログラミング可能な歌曲ストレージと類似するように作動するが、特にリズムパターンについて識別される、ユーザプログラミング可能なリズムストレージ、(c)事前設定されたシーケンスを記憶し、かつユーザによって消去できないAPHAMS歌曲ストレージ、(d)事前設定されたリズムシーケンスを記憶し、かつユーザによって消去できないAPHAMSリズムストレージ、に区画されている。
本発明の装置のための上記電子ハードウェアおよびソフトウェアサブシステムは、制御およびディスプレイ卓23に示されるようなシステムメニューを介してアクセス可能多数の方法を実行する権限を有する。
本発明で使用可能なユーザ選択可能なオプションの代表的なリストを提供する表3、表4および表5を参照する。好ましい実施形態は,れらのオプションを、制御およびディスプレイ卓23上に表示された、ページベースのメニューとして実現する。
上記メニューは入れ子構造の形式を用いて表される:
項目1{項目a{項目I,項目II},項目b}
それによって、階層内の階層の高いメニュー項目のサブメニューが中括弧内に入れられる。太字で示したメニュー項目はメニュー構成の他の場所で最上位メニュー項目として実行され、従って独立してアクセス可能である。このでは、項目aと項目bは項目1のサブメニューであり、項目aはサブメニュー項目Iおよび項目IIを含んでいる。
所定のユーザがメニューに新しいカテゴリを入れる場合、現在の設定がスタートポイントとして表示される。行われた選択を保存またはキャンセルするために、終了(EXIT)プロンプトが使用可能である。キャンセル(CANCEL)が選択されると、元の値が復元される。これらはすべてのメニュー項目にとって共通であり、表3,4,5には示されていない。オプションが用意され、それによってユーザ決定した時間内に入力がないと、メニューが終了する。この時間のデフォルトは10秒にセットされる。すべてのメニュー設定は、停電の場合不揮発性メモリに保存される。
更に、リング選択(RING SELECT)サブメニュー項目がある。この項目は構造の至る所で発現し、そして発現するレベルでリストアップされたすべての適当なセッティングを、リング#0 46,リング#1 47またはリング#2 48を選択することによって特定のリングに適用、または全部(ALL)のシステムデフォルトを選択することによってすべてのリングに適用する、ことを容易にする。これはリングがそれ自身の音楽領域または旋律(voice)を有することができるスプリット機能の実現を容易にする。
メニュー構造の最上位は、オプションの4つの主グループを提供する。すなわち、(a)演奏面(PLAING SURFACE)、(b)楽音(TONES)、(c)システム設定(SYSTEM CONFIGURATION)および(d)記録/再生(RECORD/PLAYBACK)。
演奏面メニュー項目は4つのサブメニュー、すなわちリング選択(RING SELECT)、領域(RANGE)、レイアウト(LAYOUT)および事前設定への保存(SAVE TO PRESET)を備えている。
リング選択(RING SELECT)サブメニューにおいてALLが選択されると、領域(RANGE)サブメニューによってユーザは装置全体について最も低いノートをセットすることができる。これはムジパッド18 000に割り当てられる。側のリングのノートは、リング#1 46について1オクターブ高いところに、そしてリング#2 48について2オクターブ高いところに自動的にセットされる。サブメニューはC0,C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7のいずれか一つに対応する全部で8つのオクターブを供する。個々のリングがリング選択(RING SELECT)サブメニューで選択されると、領域(RANGE)メニューは選択されたリングに最も低いノートを設定する。本発明に関して、これは常に、ムジパッド18 R00に対応するCノートである。ここで、Rはリング番号である。
レイアウト(LAYOUT)サブメニューはノートレイアウトスタイルの選択を容易にする。提供される選択は四度圏および五度圏、半音階およびカスタムである。カスタムの選択は、個々の各ムジパッド18に対する、0〜8オクーブに亘るオクターブ番号およびC〜Bに亘るノートによって特定される一意のノートの任意の割り当てを容易にする。
ユーザは事前設定への保存(SAVE TO PRESET)サブメニューによって、演奏面(PLAING SURFACE)メニュー内の現在の設定複数の物理的および仮想的事前設定の一つに保存することができる。ユーザは、仮想的または物理的な事前設定ボタン、パッドまたはペダルのいずれ1つに対応する1つの事前設定グループと1つの事前設定番号を選択しなければならない。
楽音(tone)(TONES)メニュー項目は、合成された旋律(voice)と、本発明装置の和音、多重旋律(multiple voice)および音質(timbre)生成能力への迅速かつ直接的なアクセスを可能にする。楽音(TONES)メニューのリング選択(RING SELECT)サブメニューは選択された楽音(TONES)メニューオプションをリングのどれか一つまたは全部に容易に適用させることができる。
旋律(VOICE)サブメニューはゼネラルMIDI呼称および表4にリストップされるようなMIDIパッチ名およびコードへのアクセスを提供する。ての新しい旋律(voice)の選択、動作ソフトウェアに対し、MIDIパッチ変更(MIDI Patch Change)命令を関連するリングに割り当てられたチャンネルのMIDI装置に送らせるゼネラルMIDI名とコードの両方が表示される。このサブメニューは指定された標準ゼネラルMIDIグループ毎に標準ゼネラルMIDI(GM)旋律(voice)セレクションをリストアップしているピアノ、半音階パーカッション、オルガン、ギター、ベース、ストリングス、アンサンブル、ブラス、リード、パイプ、シンセサイザリード、シンセサイザパッド、シンセサイザエフェクト、エスニック、パーカッシブ、サウンドエフェクト。
更に、ユーザはスチールパン(STEELPAN)サブメニュー選択のもとにある標準スチールパンレンジのどれか一つを選択することができる。本発明の最も簡単な実施では、この項目の下にリストアップされたオプションの任意の選択は、旋律(voice)をゼネラルMIDIスチールドラムに、MIDIコード115レイアウトを四度圏及び五度圏に、そして最も低いノートを以下に設定する:テノールC4、ダブルテノール−C3、ダブルセカンド−C3、ギター−C2、チェロ−C2、4チャンネル−C2、テノールバス−C1、6−バス−C1。最も低いノートはCであり、ムジパッド000に配置される。これはアコースティックスチールパン模倣および合成のための本発明の迅速な設定を可能にする。
類似のレンジアコースティックスチールパンは、生成され音質(timbre)において幾分異なっている。例えば、テノールバスは両方の楽器に共通するノートに対し、6ベースほど低い倍音を強調しない。従って、同一のMIDI旋律(voice)がすべてのレンジに対し使用されると、伝統的な楽器の合成が幾分損なわれることが知られている。好ましい実施形態では、この問題はそれぞれのスチールパン楽器のより正確な内部合成、るいは多くの市販のMIDIシンセサイザで利用可能なサンプリング機能の使用によって解決される。
ドラム(DRUM)サブメニューの選択は、ゼネラルMIDIドラムに割り当てられたチャンネル10命令を送るように本発明を設定する。ジパッドをドラム/パーカッションに割り当てる好ましい実施形態は、表5に示される
ユーザは旋律(VOICE)メニューを用いてMIDIコードを直接入力することができ、それによりユーザはGMパッチマップと異なるマッピングを有するMIDI装置を使用することができる。多くのMIDIサウンドモジュールは、それらが関連するMIDIバンク番号を特定することによりアクセスされること要求する。ユーザは、システム設定(SYSTEM CONFIGURATION)メニュー下のMIDIサブメニュー項目を介してこのアクセスを実行することができる。
Figure 0005408803
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ヤマハXG型のみ
ユーザは和音(CHORDS)サブメニューによって、和音オプションオフまたはオン切り替えることができる。オンのときには、選択されたリングが単一スティック和音演奏に設定される。それによって、関連するリングの各ムジパッドは打撃されるときに指定された和音を演奏する。
ユーザは、単一ムジパッドを打撃するときに、多重旋律(MULTI−VOICE)サブメニューによって2つ以上の旋律(voice)を同時に演奏することができる。機能が有効ときに、ユーザは旋律(VOICE)サブメニューから要求され旋律(voice)を選択することを要求される。
音質(TIMBRE)サブメニュー項目は、ユーザ本発明の可変音質(timbre)機能を有効または無効にすることを許容し、また、二次打撃領域28,29のセンサによってトリガーされるノートのレベルを決定するSSAFとMSSVパラメータの調整を提供する
ユーザは事前設定への保存(SAVE TO PRESET)サブメニューによって、現在の関連する設定を幾つかの物理的および仮想的事前設定の一つに保存することができる。ユーザは仮想的または物理的事前設定ボタン、パッドまたはペダルのいずれか一つに対応する1つの事前設定グループと1つの事前設定番号を選択しなければならない。
ーザはシステム設定(SYSTEM CONFIGURATION)メニューによって本発明の一般的機能を設定することができる。これは、フットペダル20,21、LEDA22、合成装置、MIDI、制御およびディスプレイ卓23およびメニューの設定を含んでいる。
ユーザはペダル(PEDALS)サブメニューによって、音量、減衰効果、保持効果、ピッチベンドの制御、歌曲のスタートまたは終了時にリズムシーケンスを変えるためのリズム制御、または事前設定スイッチとして機能するように、フットペダル20,21を選定することができる。
MIDIセット(MIDI_SET)サブメニューはMIDIポートとチャンネル番号の設定を容易にする。チャンネル番号は、MIDI命令を送ることができる外部のMIDI装置に対して特定可能である。リング選択(RING SELECT)サブメニューは、選択されたMIDIセット(MIDI_SET)サブメニューオプション項目のリングのいずれか一つまたは全部に対する適用を容易にする
インチャネル(IN_CHANNEL)サブメニューは本発明の装置に対するチャンネル番号を設定するために使用される。このチャンネル番号は、発光装置のアレイのための入力MIDI命令を聞くチェンネル番号である。
アウトチャネル(OUT_CHANNEL)サブメニューは本発明の装置がMIDI情報を伝送するチャンネル番号の選択を容易にする。
バンク(BANK)サブメニューによって、ユーザは現在アクセスされているMIDI装置内でMIDIバンクを特定することができる。これは外部MIDI装置におけるメーカーに特異の楽音(tone)および機能へのアクセスを容易にする。
ポート(PORT)サブメニューはMIDI通信に使用されるべき物理的ポートの選択を容易にする。好ましい実施の形態は標準MIDI、イーサネット(登録商標)、ファイアワイヤまたはUSBを介して通信を容易にし、ーザに対し1つの外部MIDI装置に実際に接続されているすべてのポートを識別する。
LEDAサブメニューによって、ユーザはLEDA22の機能を有効または無効にし、その動作モードを個人指導モードまたは診断モードとして選択し、そして発光装置のアレイに対するMIDI入力のソースチャンネルを選択することができる。後者は本発明の装置または外部MIDI装置でありうる
合成(SYNTHESIS)サブメニューは外部MIDIシンセサイザまたは本発明の装置の内部シンセサイザの選択を容易にする。更に、シンセサイザ楽音バンク(tone bank)の選択とアップデートを容易にする。アップデートはメモリーカードまたMIDIを介して外部ソースから得ることができる。
ディスプレイ(DISPLAY)サブメニューは制御およびディスプレイ卓23のバックライトおよびコントラストレベルの調節を可能にする。
メニュータイムアウト(MENU TIMEOUT)サブメニューによって、ユーザはメニューディスプレイのタイムアウト期間を設定することができる。最上位メニュースクリーンはこの期間が経過した後で表示される。
ソフトウェアアップデート(SOFTWARE UPDATE)サブメニューは本発明の装置用のアップグレードされたファームウェアとーザのコンピュータからソフトウェアダウンロード容易にする。
記録/再生(RECORD/PLAYBACK)メニューは本発明の装置上に記憶されたMIDIシーケンスの記録および再生を容易にする。
状況(STATUS)サブメニューは他のサブメニューで選択された任意の項目の記録および再生を開始する。必要なアクションの始まりにきっかけを与えるため、選択されたテンポの4ビートが与えられる。
歌曲(SONG)サブメニューは記憶されたMIDI歌曲へのアクセスを許容する。各歌曲はグループ名またはグループ番号と歌曲名または歌曲番号によって識別される。このサブメニューでリストアップされた歌曲は、本発明の装置の歌曲メモリに永久的に記憶される。
ユーザ歌曲(USER SONG)サブメニューは、ユーザによって本発明の装置の歌曲メモリまたは外部メモリーカードに記録および記憶されたMIDI歌曲へのアクセスを可能にする。
記録(RECORD)サブメニューは、本発明装置を演奏するときにユーザによって生成されたMIDIシーケンスまたは遠隔ソースからのMIDIシーケンスの記憶を容易にする。ソース(SOURCE)サブメニューによって、ユーザはAPHAMS、外部カード記憶たは外部ソースから記録するためのMIDIソースを選択することができる。この外部ソースのアドレスはMIDI SETメニュー項目のIN CHANNELセッティングによって特定されなければならない。宛先(DESTINATION)サブメニューによって、ユーザはユーザ歌曲(USER SONG)サブメニューから後でアクセスされるために記録が記憶されるユーザメモリ内の位置を選択することができる。
リズム(RHYTHM)サブメニューはMIDI歌曲として記憶されかつ便利なグループに編成された幾つかのリズムの内の一つ便利に選定することを容易にする。
テンポ(TEMPO)サブメニューによって、ユーザは記録および再生のためのテンポを特定することができる。
メトロノーム(METRONOME)サブメニューはメトロノームオフまたはオンを切り替えるために使用可能である。
本発明を好ましい実施形態に関連して説明したが、本発明に含まれる内容はこれらの特別な実施形態に限定されない。当業者にとって明白な他の変形および変更を含む特別な動作要件および環境に適合させるための変更は開示のためにのみ選択された本発明の実施形態に限定されないことを理解すべきである。
それとは反対に、本発明の内容は、その真の精神および範囲から逸脱しないすべての変化および変更を含んでいる。この真の精神および範囲は次の特許請求の範囲とその精神に含めることができる。
1 最上位スキーマ
2 演奏面入力
3 主動作プロセス
4 追加インターフェース
5 I/Oポートインターフェース
7 音源モジュール出力インターフェース
起動済みペダル確認およびIDプロセス
起動済みムジパッド確認、IDおよびレベル検出プロセス
10 起動済み事前設定確認およびIDプロセス
11 MIDIストリングコンパイラプロセス
12 システムコントロールおよび設定プロセス
13 内部合成プロセス
14 MIDIデータ記録および再生プロセス
15 歌曲バンクメモリ
16 APHAMS設定メモリ
17 楽音バンク(tone bank)メモリ
18 ムジパッド
19 事前設定パッド
20 保持ペダル
21 減衰ペダル
22 発光装置/LEDA
23 制御およびディスプレイ卓
24 主アセンブリ
25 演奏面
26 主アンセンブリシャーシ
27 取付けスタンド
28 コネクタポッド
29 ロッカーアーム/姿勢ロックアセンブリ
30 取付けスタンドロックヒンジ
31 主アセンブリ電子回路
32 制御およびディスプレイ卓の凹部
33 ムジパッドの凹部
34 ロッカーアームサポート
35 ロッカーアームベアリング
36 姿勢ロック
37 ラチェット
38 爪
39 ばね
40 控えピン
41 カウンタウェイト
42 姿勢ロック本体
43 姿勢ロックハンドル
44 姿勢ロックハンドルピボット
45 ロッカーアーム
46 リング#0
47 リング#1
48 リング#2
49 平面図
50 分解正面図
51 底面図
52 ムジパッドフレーム
53 ムジパッドシェル
54 衝撃フィルタパッド
55 振動吸収マウント
56 一次打撃領域
57 周方向打撃領域
58 半径方向打撃領域
59 ムジパッドセンサ
60 ムジパッドインターフェース電子回路基板
60a ムジパッドインターフェース電子回路入力信号端子
60b ムジパッドインターフェース電子回路入力アース端子
60c ムジパッドインターフェース電子回路FET
60d ムジパッドインターフェース電子回路ゲート抵抗
60e ムジパッドインターフェース電子回路ソース抵抗
60f ムジパッドインターフェース電子回路出力信号端子
60g ムジパッドインターフェース電子回路出力アース端子
60h ムジパッドインターフェース電子回路電力供給端子
61 ピーク検出器およびトリガー回路
61a ピーク検出器およびトリガー入力信号端子
61b ピーク検出器およびトリガー入力信号アース端子
61c ピーク検出器出力信号端子
61d ピーク検出器およびトリガー出力信号アース端子
61e トリガー回路出力信号端子
61f トリガー回路高域フィルタコンデンサー
61g ピーク検出器ダイオード
61h ピーク検出器放電抵抗
61i ピーク検出器充電コンデンサー
61j トリガー高域フィルタ抵抗
61k トリガー回路低電位分割抵抗
61l トリガー回路高電位分割抵抗
61m トリガー回路コンパレータ
62 デバウンスおよびブランキングロジック
64 主アセンブリインターフェース回路/ADCアレイ
65 ADC選択およびトリガーロジック
66 エンコーダロジック
67 割り込みジェネレータロジック
68 主アセンブリ埋め込み型プロセッサ
69 内部シンセサイザ
70 楽音バンク(tone bank)メモリ
71 システムメモリ
72 外部インターフェースモジュール
73 LEDA制御
74 主アンセブリ埋め込み型プロセッサソフトウェアデータ流れ図
75 演奏面割り込みハンドラー
76 事前設定メモリ
77 事前設定ローダープロセス
78 ムジパッド設定メモリ
79 MIDI命令ジェネレータプロセス
80 MIDIタイマープロセス
81 記録および再生プロセス
82 歌曲バンク
83 I/Oポート設定メモリ
84 LEDAコントローラプロセス
85 システムセッティングメモリ
86 システム制御プロセス
87 I/Oインターフェースプロセス
88 内部合成プロセス
89 制御卓メニューマネージャプロセス

Claims (7)

  1. 打奏的ハーモニック音楽合成装置(APHAMS)において、
    前記装置が、所定のMIDI機器によって所望の音楽的ノートを生成するために、複数のノート保持面を打撃することによって、楽音(tone)音高(pitch)を有するメロディ音を生成するために電子機器を使用し、前記装置が伝統的なアコースティックスチールパンの強化された物理的模倣を提供し、
    前記装置が凹形の半球形演奏面からなる主アセンブリを具備し、前記主アセンブリが主アンセンブリシャーシ上に取り付けられ、前記演奏面が複数の同心リング内に物理的に配置された複数のノート保持面からなり、1つのリング当たり複数のノート保持面を有し、
    前記装置が更に、主アセンブリ電子回路を具備し、前記電子回路が主アセンブリインターフェース回路、主アセンブリ埋め込み型プロセッサ、及びシステムメモリを備え、
    前記装置が更に、複数のノート保持面からなる発光装置(LEDA)を備え、それぞれの前記ノート保持面はノート保持面に付随する1つの発光装置を備え、
    前記装置が更に、電子回路を具備し、ここに前記電子回路は前記複数のノート保持面、複数の外部コネクタ及び少なくとも1個の制御およびディスプレイ卓より入力を受け、前記外部コネクタは、MIDIアウト信号、前記LEDA用制御信号及び前記制御およびディスプレイ卓用の信号を入出力するように構成されかつ設置され、
    前記ノート保持面がノートの生成をトリガーするための集積電子機器を備え、かつ少なくとも1個のノート保持面フレームと、少なくとも1個のノート保持面シェルと、複数の振動吸収マウントを備え、前記複数の振動吸収マウントが空気伝搬ソースと固体伝搬ソースから音響絶縁し、それによって前記ノート保持面電子機器を誤って作動開始させる危険を減らし、前記ノート保持面が少なくとも3つの同心リングの中に配置され、リング当たり少なくとも12のノート保持面が設けられ、
    前記装置が少なくとも7.5インチから10インチまでの最大深さと、少なくとも18インチから26インチまでの幅を有する演奏面を備え、
    演奏者が前記ノート保持面によって生成されるノートの配置を変更でき、それによって演奏者がそれぞれのノート保持面に前記ノートを割り当てることにより前記ノートのレイアウトを独自にカスタマイズすることができ、
    所定の演奏者が別個の旋律(voice)を1つ以上の前記同心リングに割り当てることができ、それによって前記演奏者が少なくとも2個の旋律(voice)に同時にアクセスし、リードとバックグランドを同時に演奏することができ、
    前記電子回路は、複数のノート保持面の感度を変えることができ、それによって所定の演奏者が高感度設定において複数の指で演奏することができるか、または低い感度レベルにおいて所定の複数のパンスティックで一層攻撃的に演奏することができ、
    前記装置は少なくとも10ノートのポリフォニーを生成することができ、それにより複数の前記ノートが同時に演奏可能である、
    前記ノート保持面は、大きさ、色又は形状を有し、前記大きさ、色又は形状は、前記演奏者により変更可能であり、打撃により複数の所望のノートを生じることが可能な前記複数のノート保持面に割り当てられたノートの視覚的な手がかりを提供し、前記複数のノートが同心円内に配置され、
    それぞれの前記ノート保持面が、前記ノート保持面に割り当てられたノート音高(note pitch)で旋律(voice)の組み合わせをすべてトリガーすることができ、
    それぞれの前記ノート保持面は多重のノートまたは和音能力を有し、それによって少なくとも1個の前記ノート保持面が、それに割り当てられた旋律(voice)においてノートの組み合わせをすべてトリガーすることができ、
    複数の仮想プリセット接触パッドおよび物理的プリセットボタンをさらに備え、前記仮想プリセットパッドおよび物理的プリセットボタンが、それが起動させられるときに、動作ソフトウェアをトリガーして、前記複数の仮想プリセットパッドおよび物理的プリセットボタンに対し事前選択され割り当てられた一組の特性を有するように前記装置を設定させ、
    前記装置が1つの演奏面からなる主アセンブリを具備し、前記演奏面が複数のノート保持面を有し、それぞれの前記ノート保持面は1つの音楽的ノートを割り当てられ、そして前記ノート保持面は1つの1次打撃領域と1つ以上の2次打撃領域を備え、
    それぞれの1次打撃領域は前記1次打撃領域が打撃された時に第1の電気信号を発信するように構成され、そしてそれぞれの2次打撃領域は前記2次打撃領域が打撃された時に第2の電気信号を発信するように構成され、それぞれの電気信号のレベルは打撃の速度とそれぞれの対応する打撃領域内の打撃の場所に対応しており、
    前記装置が前記第1と第2の電気信号を受信するための電子回路を具備し、前記電子回路は前記第1と第2の電気信号を識別し、そして電気信号を発信するノート保持面に付随する音楽的ノートに調和に関して関係する1つのノート値とそれぞれの電気信号のレベルに対応する1つの速度値を有するMIDIメッセージを送信し、
    前記1次打撃領域の打撃の結果として送信される前記MIDIメッセージの前記ノート値は前記ノート保持面に割り当てられた音楽的ノートであり、前記2次打撃領域の打撃の結果として送信される前記MIDIメッセージの前記ノート値は前記ノート保持面に付随する前記ノートの第2又は第3の倍音であり、
    前記電子回路は前記1次打撃領域の打撃の結果として送信される前記MIDIメッセージの速度値に比較して、前記2次打撃領域の打撃の結果として送信される前記MIDIメッセージの速度値を測定することができる、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記演奏面が木材、プラスチック、繊維ガラス、複合材料および金属を含むグループから選択される1つの材料から形成される、ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. マレットまたはスティックを前記ノート保持面に押し付け又は打撃する時にMIDI制御メッセージを生成する圧力センサをさらに備える、ことを特徴とする請求項記載の装置。
  4. 外部ソース由来の流れの中のMIDIシーケンスによって決定されるように、前記各ノート保持面が打撃されべきときに、それぞれのノート保持面上の前記発光装置が点灯し、それにより音楽の教授が促進され、
    ここに前記MIDIシーケンス前記装置に記憶されているか、または装置が演奏されるときに生成されるMIDIシーケンスである、ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 切り離し可能なコネクタポッドを介して、主駆動電力、MIDIおよび前記装置の総合ネットワーク接続性を提供するためのドッキングステーションを含む少なくとも1個の取付けスタンドを備え、前記コネクタポッドを介して供給される電力は、前記装置の前記主アセンブリ内の少なくとも1つのバッテリユニットを充電するのにも使用される、ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記ノート保持面の感度の変更は、複数の前記ノート保持面上の複数の衝撃フィルタパッドの取り外しまたは保持により促進され、それによって前記複数の衝撃フィルタパッドが取り外されているときに、所定の演奏者が高感度設定において複数の指で演奏することができるか、または前記複数の衝撃フィルタパッドがそのまま設けられているときに、低い感度レベルにおいて所定の複数のパンスティックで一層攻撃的に演奏することができる、ことを特徴とする請求項記載の装置。
  7. 前記取付けスタンドが少なくとも1個の再充電可能なバッテリユニットと無線MIDI通信ユニットを備え、前記バッテリユニットと前記通信ユニットの両方が、移動中において前記装置がストラップを用いて首から吊り下げられるかまたは適当なデザインのサスペンダーを用いて胴部に支持される時に、完全携帯モードでの演奏を促進する、ことを特徴とする請求項記載の装置。
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